Page 2672 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本という国 海幸彦 05/4/12(火) 13:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本という国 ■名前 : 海幸彦 ■日付 : 05/4/12(火) 13:21 -------------------------------------------------------------------------
日本の自然環境は、 1.地球生成以来のその内部と表面・プレートの動き、 2.それによる陸地と海の形成、 3.それと地球自転による大気の循環、 という大局的現象の中で、日本列島の地理的位置と形状(山)が、風を受け、雲をとらえ、程よい温度と豊富な水によって、 1.植物が繁栄し、 2.陸上生物が繁栄し、 3.魚介類が豊富になり、 豊かな生活を可能にし、古代人を日本列島に引きつけ、縄文時代には地球上稀にみる人口稠密地帯を形成した。これが有史以前の日本列島の姿である。 江戸は、当時世界有数の大都会であり、その伝統は明治・大正・昭和、そして平成の世の中に受け継がれている。戦後(現代)日本は「奇跡の復興」でもなんでもなく、本来の姿に戻っただけである。 日本の近代の蛮行は、第一に蝦夷・東北征伐であり、第二に戦国時代であり、第三に豊臣秀吉の朝鮮征伐・明征服の野望である。第四の蛮行は言うまでもなく、明治から昭和にかけての朝鮮半島及び中国大陸への侵略である。第一はさておき、また、第二の蛮行については「内政」問題であるから別としても、第三・第四のそれは明確に他民族・他国家に対する全くの冒険主義的侵略であり、近・現代日本民族の喉仏に刺さった、抜くことの出来ないトゲである。 この自覚なくして日本は将来とも(アジア)世界と真摯な付き合いはできないと肝に銘ずるべきである。 |