Page 297 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「イラク」の邦人拉致事件に付いて 杉浦 04/4/9(金) 17:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 「イラク」の邦人拉致事件に付いて ■名前 : 杉浦 ■日付 : 04/4/9(金) 17:27 -------------------------------------------------------------------------
戦争地帯へ己の安全を守る術も持たずに出かければ、拉致されたとしても当然の仕儀です。 如何なる理由があれ、自己の安全を確保するのは「自己責任」なのです。 自己保全は、「法」以前の「命有るもの」の固有の義務であり権利です。 「戦争」とは、この「命有るものの義務と権利」を破壊する「悪の行為」です。 戦争は「兵士」のみが行い、無辜の市民には関係が無いと言う理屈は有りませんよ。 無辜の市民の中から「兵士」が作られ、その兵士達が敵を倒す為に使う武器弾薬は、無辜の市民達が作り補給しているのですよ。 飛んで来る爆弾や弾丸には、標的を「当っても良いか、悪いか」を判断する能力は無い。 60年前、地響きを立てて落ちて来た焼夷弾は、寡婦と小学生しか住んでいない家を僅か数分で焼き払いました。 空襲警報のサイレンに追われ、学校から家に逃げ帰る小学校児童の列に、艦載機は機銃掃射をしましたよ。 その子供達が成長して「兵士」に成れない様に、己を殺す敵に成る事が無い様にね。 如何なる大義名分が有ったとしても、「戦争は悪」である事を信じて下さい。 極論ですけれど、政治屋の二枚舌に乗って「戦争地帯」へ「復興支援」「被災者救済」の為に出かけるのは辞めなさい。 戦争地帯へ出かけるのは「命を懸けた自己責任」です。 その結果発生した事態は、「出かけた本人のみ」が負うべき責任なのです。 |