Page 339 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼玉虫色の言葉。 猫猫(しがない庶民) 04/4/18(日) 11:26 ┣復興支援が上手な日本 猫猫(しがない庶民) 04/4/19(月) 0:31 ┗核兵器は、使われてます。 aube 04/4/19(月) 18:22 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 玉虫色の言葉。 ■名前 : 猫猫(しがない庶民) ■日付 : 04/4/18(日) 11:26 -------------------------------------------------------------------------
三人の行動を否定するべきじゃないと思います。 彼らの行動は、「停戦のきっかけ」になったのですから。 「あぶないから、やめろ」という言葉も、理解できます。 彼らは、イラクの人たちを信頼しているからこそ、武器なしで行ったのです。 自衛隊も、形式的には、軍隊のように武器を持たせていますが・・・ まるっきり、戦争する気持ちがないのです。 アメリカとの同盟のために、しかたがなく、軍隊のような姿で、 送り出したのです。 その軍隊の姿で、イラク人から信頼され、親しまれるかどうか、 考えてみてください。イラク人の気持ちを考えて、 行動することが大切だと思います。 「戦争支持します」「復興支援やります」 このふたつの言葉は、まるっきり正反対。 どちらの言葉を優先するかによって、今後の自衛隊の行動、姿が変化します。 今回の事件によって、日本の世論は分裂しました。 「撤退しない」→「戦争支持派」「派兵」「自己責任」 「撤退します」→「復興支援派」「派遣」「政府の責任」 もともと、あいまいな形であるがために分裂しました。 9.11から、「北朝鮮の平壌宣言」「サッカーワールドカップ」「アフガン復興支援」などの日本の良いイメージの流れは、日本の21世紀のためだったのです。その流れを「イラク戦争」で止めたくないと、僕は思っています。だから、「一時撤退」を、ひとつの外交戦略上の「選択肢」として考えたのです。 「核兵器があるからこそ、平和が保たれる」という言葉があります。 その反対語は、「核兵器があるからこそ、戦争が始まる」。 ほとんどのNGOの人たちは、 「核兵器があるからこそ、環境が破壊される」と言っているのです。 ここ数年、玉虫色の言葉を、僕は、ずっと考えていました。 二種類の世論をまとめるためには、玉虫色である必要があるからです。 「戦略的平和」「平和的戦略」 どちらの主義主張を持つ人たちも、汚染食品を食べたくないだろう? 昔は、戦争は、ただの人間のケンカだったわけですが、 強力な核兵器が作られてからは、環境破壊もするようになりました。 だから、もう、今の時代の戦争は、 「勝った」「負けた」というようなレベルじゃないと思います。 核兵器を使えば、敵も味方も関係なく、その土地に住みにくくなるのですから。 中国の歴史の「項羽と劉邦」を考えてみますと・・・。 項羽の軍隊は、圧倒的に強かったのですが、 民衆に愛されるように動いていた劉邦の軍隊が勝ちました。 日本政府は、もうちょっと、イラクの人たちから、 親しまれるように、自衛隊を動かすべきだと思います。 「チカラこそが、正義」と言っているだけじゃ、 項羽のように、滅びてしまいます。よく考えて欲しいもんです。 未熟な長文で、すみませんが・・・(笑。よろしくお願いします。 |
パウエル国務長官は、「復興支援が上手な日本」を期待していると思います。 アメリカ国民も、ブッシュ大統領も、「復興支援が下手な日本」を望まないと思います。 |
> 強力な核兵器が作られてからは、環境破壊もするようになりました。 > > だから、もう、今の時代の戦争は、 > 「勝った」「負けた」というようなレベルじゃないと思います。 > 核兵器を使えば、敵も味方も関係なく、その土地に住みにくくなるのですから。 「劣化ウラン弾」作為的な言い回しに騙されないでください。 「腐っても鯛」っていうじゃない、勢力が弱くなっても、台風は危険なのと同じ ウランは放射線を出している以上、立派な核兵器です。 でも、破壊力は原子爆弾から、比べればはるかに小さいけど、 アメリカは、世界で唯一、核兵器を実戦投入し続けている国です。 |