Page 424 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 流水 04/5/2(日) 14:41 ┣訂正 流水 04/5/2(日) 14:51 ┣Re(1):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 団塊党 04/5/2(日) 19:38 ┣Re(2):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 三十 04/5/2(日) 20:26 ┃ ┗Re(3):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 そよかぜ 04/5/2(日) 21:33 ┃ ┣Re(4):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 Gokai Sezutomo 04/5/3(月) 13:07 ┃ ┃ ┗Re(5):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 そよかぜ 04/5/3(月) 16:08 ┃ ┗Re(4):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 三十 04/5/3(月) 14:17 ┗Re(1):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 流水 04/5/3(月) 11:45 ┣Re(2):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 若年寄り 04/5/3(月) 15:55 ┗Re(2):政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 団塊党 04/5/3(月) 18:42 ┗Re;団塊党さん、若年寄さんへ 流水 04/5/3(月) 20:10 ┣悪魔とは呼びたくないが・・・ 団塊党 04/5/3(月) 22:04 ┗Re(1):Re;団塊党さん、若年寄さんへ そよかぜ 04/5/4(火) 11:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 政治に見る希望と絶望;EU拡大とイラク戦争の現実 ■名前 : 流水 ■日付 : 04/5/2(日) 14:41 -------------------------------------------------------------------------
昨日、中東欧など10ヶ国が正式加入し、EUの25ヶ国体制がスタートした。昨日の衛星第一でのEU特集は、日本ではあまり関心がないEUの歴史的意味を特集していた。 拡大EUは、人口約4億5000万、GDPも日本の約2倍、米国に匹敵する巨大経済圏であり、この影響はいずれ世界に広がることは間違いない。 かって、21世紀は米国・EU・日本と喧伝されたが、いつのまにか日本という言葉は消えつつある。 この原因は、様々考えられるが、一言で言えば、日本は近隣諸国に本当に信頼できる友人を持っていないところにある。 まして、昨今のように、反中国・反韓国を叫ぶ連中が目立つようでは、アジアに信頼できる友人などできるはずもない。 昨日の特集の中でわたしが注目したのは、ある大学の試みである。学生たちは、一年ごとに、例えば一年次にはチエコの大学で寄宿生活を送りながら学び、2年目はポーランドで、3年目はドイツでというように、3年間毎年違う国の違う大学でしかもその国の言語で寝食をともにしながら学ぶ、というシステムである。 一年目は日本で学び、2年目は韓国で、3年目は中国で学ぶというシステムなど、現在のアジア情勢の中では考えられない、という現実を考えれば、EU各国の試みの凄さが分かる。 【文化の多様性を尊重しながら、相互理解を含め、共存を目ざす】というEUの理念の具体的実践が見られる。 理念だけを唱えるのは簡単だが、それを具体化し、実践するのは想像以上に難しい。 【壮大な実験】と評されるEUだが、着実にその歩みを進めつつあるという印象である。 昨日の特集でも出ていたが、EU首脳の地道な外交努力には、正直頭が下がる。国益の違いを調整し、結論を出していく、レーニンの言葉ではないが、まさに【一歩前進、二歩後退】そのままの気の遠くなるような努力を積み重ねている。 もちろん、EUには多くの課題がある。EU憲法制定の難航に見られるように、主権国家の壁をどのように破るか、拡大ヨーロッパの将来の理念の違い、今後どこまでEUは拡大するのか、特にトルコの加盟問題をどうするのか、などの難問が待ち受けている。 また、旧ソ連との関係の深い国々の加盟問題は、覇権国家の野望を捨てていないロシアとの関係の調整が問題になる。 特に、トルコの加盟問題は、EUが宗教問題をどのようにクリアーするかという一つの試金石になる。EUが、キリスト教国家の仲良しクラブでないことをどのように証明するか、という根源的問題であるからである。 内部に様々問題を抱え込みながら、それでもEUの拡大は、加盟した国々の民衆におおむね歓迎されているようである。 昨日の特集でも、多くの人々が【これで戦争のない平和な生活が送れる】と語っていたが、何度も戦火に巻き込まれ多くの悲劇を体験した大陸国家ならではの感想であろう。 【戦争のない平和な生活】という理念が、EU域内の人々の血肉になりつつあるという感想を持った。 戦後日本人は、世界を米国のフィルターを通した景色として眺めていなかったため、西欧の変化に敏感でないが、西欧の変化は21世紀の世界に根源的な影響を与える可能性がある。 EUで具現化しつつある「国家」を乗り越えようとする理念は、二度の世界大戦の戦場となり、多くの悲劇を経験した西欧の人々が、自らの血塗られた歴史と真正面から向き合い、そこから学んだ教訓をもとに、新たな歴史を作ろうとする決意でもある。 わたしたちの前には、今二つの理念が提示されている。 イラクで行われている悲惨な戦争とそれを推進する米国の【一国主義的理念】(帝国主義的力の理念)=【パックス・アメリカーナ】とEUで具現化されようとしている多様性を認める【多国間主義的理念】の二つである。 家を壊され、家族を殺され、子供たちの表情を失った絶望的な目を生み出す理念と、喜びに溢れ、明日への希望を生み出している理念と、日本のわたしたちはどちらを選択するのかが問われていると思う。 |
●戦後日本人は、世界を米国のフィルターを通した景色として眺めていなかったため、 →戦後日本人は、世界を米国のフィルターを通した景色としてしか眺めていなかった、 に訂正します。 |
▼流水さん: >わたしたちの前には、今二つの理念が提示されている。 >イラクで行われている悲惨な戦争とそれを推進する米国の【一国主義的理念】(帝国主義的力の理念)=【パックス・アメリカーナ】とEUで具現化されようとしている多様性を認める【多国間主義的理念】の二つである。 > >家を壊され、家族を殺され、子供たちの表情を失った絶望的な目を生み出す理念と、喜びに溢れ、明日への希望を生み出している理念と、日本のわたしたちはどちらを選択するのかが問われていると思う。 これからの日本がどちらの方向に向かうべきかは、国の運命を決めるほどの大切な論点ですね。 イラクの情勢を見るとアメリカの力づくの一国主義が行き詰まっていることがはっきりしてきています。 小泉さんはいったいどこへ我々を連れて行こうとしているのか、 民主党はどこを目指しているのか、 時事的な問題だけでなく、こういう大局的なことがもっとこの掲示板でも議論されて欲しいと思います。 |
私もEUのニュースをTVで見ました。 そして、今の米によるイラクへの行動はEUに対する焦りからくるものか?。 などと、TVを見ながら考えてもいました。 経済の問題は常に戦争と何らかの関係があるのでしょうから。 誰もついて行きそうにない米の政策。その中の日本・・・。 日本の国連に対する幻想なども考えるとこの先、一筋縄でいかないような気がします。 |
イラク戦争は石油の利権とともにドル体制の維持を死守するという目的ももあると思います。アメリカは基軸通貨ドルを発行できる唯一の国であるため世界に君臨してきましたが、赤字の垂れ流しによるドルへの信任が揺らいでいます。そこで世界がEUの通貨であるユーロに注目しているのに相当焦りを見せています。アメリカとしては世界の石油取引はドルで決済して貰わなければならない。フセインは石油の取引をユーロで行おうとしいましたが、他の中東産油国もユーロ建てで石油取引を行う動きがある。このような流れを阻止することも戦争の一員といわれています。 ブッシュ政権になってアメリカの財政収支が大赤字に転落し、暴落が予想されるドルを買う人が減り、ドル安・ユーロ高が進行しています。日本はアメリカべったりで赤字をファイナンスし続ける(一年で35兆円も米国債を買っている。これによりアメリカは思う存分戦費を調達できる)とやがては何の罪もない日本国民を犠牲にしてアメリカのために心中することになります。 |
▼そよかぜさん:こんにちは、仰るとおりの可能性、十分ありだと思います。ひとつ、指摘させてください。 >イラク戦争は石油の利権とともにドル体制の維持を死守するという目的ももあると思います。アメリカは基軸通貨ドルを発行できる唯一の国であるため世界に君臨してきましたが、赤字の垂れ流しによるドルへの信任が揺らいでいます。そこで世界がEUの通貨であるユーロに注目しているのに相当焦りを見せています。アメリカとしては世界の石油取引はドルで決済して貰わなければならない。フセインは石油の取引をユーロで行おうとしいましたが、他の中東産油国もユーロ建てで石油取引を行う動きがある。このような流れを阻止することも戦争の一員といわれています。 > >ブッシュ政権になってアメリカの財政収支が大赤字に転落し、暴落が予想されるドルを買う人が減り、ドル安・ユーロ高が進行しています。日本はアメリカべったりで赤字をファイナンスし続ける(一年で35兆円も米国債を買っている。これによりアメリカは思う存分戦費を調達できる)とやがては何の罪もない日本国民を犠牲にしてアメリカのために心中することになります。 一年間で35兆円の米国債を買っている事実を私は知りませんでしたが、これは戦費調達や財政赤字の補填という意味合いに止まらず、同時に経常収支の赤字の補填にも貢献し、つまり、ドル暴落を水際で喰い止めているのだと言えます。 |
> 一年間で35兆円の米国債を買っている事実を私は知りませんでしたが、これは戦費調達や財政赤字の補填という意味合いに止まらず、同時に経常収支の赤字の補填にも貢献し、つまり、ドル暴落を水際で喰い止めているのだと言えます。 米国債は1月だけで7兆円で月間では過去最高だそうです。ちょうど円高が急激に進んだのでとめどもなく介入したんだとか。 確かにドルの暴落回避の目的は大きいですね。アメリカがめちゃくちゃ赤字を垂れ流してドルが暴落したら日本が困るだろうから支えろ、というのもむちゃくちゃ。 他の国にももっと負担して貰えないんですかね。でも日本は必要以上にやりたくて仕方がない首相がいます。そんなに金があるなら国内の景気対策にももっと使え! |
そよかぜさんの言う事に私も同意です。 そして、この現実の中で日本の国民はどのような選択をするのでしょうか?。 少しは期待もしたいのですが最近の色んな対外的な事件を見ていると不安にもなります。 色んな負の物(者)がすべて一つの所に流れ出そうとしている・・・。 そんな気もします。 |
アメリカは冷戦終了後,世界で唯一覇権国家(スーパーパワー)となった。(一極構造) もはや過去の外交戦略は完全に過去のものとなった。米国は新しい外交戦略に基づいて、新たな外交を行うべきである。 これが、米国の基本的認識である。 この基本的認識の上にたって作成されたのが、2002・9月に出された【米国の国家安全保障戦略】である。 アフガン戦争からイラク戦争に至るまでの米国政策は、基本的にはこの戦略に乗っ取って行われている。 日本でのイラク戦争論議には、基本的にこの視点が欠落している。特に、小泉首相の答弁には、欠落している。 なぜ、答えないか。この理由は、ある意味で、納得できる。米国が恐ろしいのである。なぜ恐ろしいか。 【米国の安全保障戦略】の基底に流れる思想は、以下の考え方だと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これから、アメリカに軍事的に、経済的に挑戦したり、越えようと思ういかなる対抗的な力の存在も絶対に許容しない(そのような野心すらもたせないようにする)。 経済的優越性を軍事力によって確保する。 米国の信奉する経済体制(新自由主義=新資本主義=自由貿易,市場原理,競争原理、規制緩和,民営化=弱肉強食の論理)を世界全体に徹底する。 この経済体制、価値体系の導入に抵抗するものは武力を使っても倒す。 米国に敵意を抱く国々やテロリストたち(特に大量殺傷兵器を持つ連中)を絶対にゆるさない。 問題が発生していなくても、先制攻撃によって,彼らを倒す。 経済的には、外国への資金援助という手段を使い、あるいは、IMF&世界銀行を駆使し,米国の信奉する価値(values)と思想(ideas)に対抗し,挑戦するものをゆるさない。 特に、回教徒の価値と思想は許容しない、必ず(軍事力を使ってでも)つぶす。 新自由主義,新資本主義を徹底するため、今後2ー3年以内に、海外援 助金を1.5倍に増やし、そのシステムが及んでいない国々で我々のいうことをきく国々をその方向で支援する。 潜在的な脅威は中国だけと認識。 米国は、こうした考えを「明確なアメリカ国際主義」 (Distinctly American Internationalism)と呼ぶ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わたしは、このペーパーの全文を読んだが、一言でいえば、世界に対する脅しである。 つまり、米国に挑む連中とは断固たたかうといっている。それをIMFや世銀を駆使してそうする、といっている。そして、ムスリム(回教圏)固有の価値や思想や経済制度は宣言している点である。アメリカが当面標的にしているのは、パレスチナ、アフガニスタン含め、全回教徒圏である、ということである。イラン、シリア、カタール(天然ガス)が次の順序だろう。 とにかく、米英の信奉する価値体系以外は世界に存在させない、といっているのである。 これからの世界は、米(英)が新自由主義経秩序を武断的につまり、巨大な軍事力によって、つくると宣言しているのである。 米(英)というが、基本的には米国の支配エリート層の理念であろう。米ソ対立時代は、オブラートに包まれた本音が、むき出しになっていると読むべきであろう。 一言でいえば、アングロサクソンによる世界の【一極支配】宣言であると読める。 小泉首相が、世界の【現実】【現実】とお念仏のように唱える背景は、ここにあると思う。 だから、「グローバル全体主義」とは、要するに米国の支配エリート層の思想による武力による世界支配(global management)であるということである。 したがって、文化の多様性、例えば、伝統文化に根ざした、独自の経済制度・経済文化などは許さない、と断言している。。 藤原帰一氏が【民主帝国】となずけた米国流ローマ帝国ないしアレキサンダー帝国設立宣言とでも読むべき【戦略】である。 わたしが、米国の戦争をイデオロギー的であるとするのは、今回のアフガン・イラクへと続く戦争が、明確な世界支配戦略の一環として行われており、このまま続けば世界を巻き込んだ「半永久戦争」になる可能性があると考えているからである。 後世の歴史家は、この【戦略】に忠実な米国を、世界の秩序の破壊者であると断ずる可能性が高い。 |
今まで感じてた、アメリカの姿そのもの。 どれも疑問に思えないのが怖い。 アメリカは本格的に、色んな面で中国をターゲットに戦略を練っている。 日本はこの先どうなるのか? |
▼流水さん: >【米国の安全保障戦略】の基底に流れる思想は、以下の考え方だと思う。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >米国の信奉する経済体制(新自由主義=新資本主義=自由貿易,市場原理,競争原理、規制緩和,民営化=弱肉強食の論理)を世界全体に徹底する。 >この経済体制、価値体系の導入に抵抗するものは武力を使っても倒す。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >一言でいえば、アングロサクソンによる世界の【一極支配】宣言であると読める。 >小泉首相が、世界の【現実】【現実】とお念仏のように唱える背景は、ここにあると思う。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >私が米国の戦争をイデオロギー的であるとするのは、今回のアフガン・イラクへと続く戦争が、明確な世界支配戦略の一環として行われており、このまま続けば世界を巻き込んだ「半永久戦争」になる可能性があると考えているからである。 >後世の歴史家は、この【戦略】に忠実な米国を、世界の秩序の破壊者であると断ずる可能性が高い。 ブッシュ政権が何をやろうとしているかよく分かりました。 今のイラクの状況を見れば、後世の歴史家が世界秩序の破壊者と断ずる可能性はますます高まっています。 イラクの小さい子供までがアメリカ人を撃ち殺すことを口癖のようにつぶやいています。 米英軍兵士のイラク人捕虜に対する卑劣な行為はさらに憎しみをかきたてています。 イラクの人達の憎しみは確実に全体に広がりつつあります。今後何十年もそれは消えることはないでしょう。 安全保障面でも経済面でもアメリカに依存している日本ですが、この世界支配戦略から一歩でも二歩でも距離を取る方策を模索しない限り将来は限りなく暗いものとなるでしょう。 |
米国の戦争は、常にある種の世界戦略に基づいています。 同時に、国内の支持勢力の要請にも基づいています。今回のイラク戦争は、ブッシュ政権を支える軍需産業の要請でもあるのです。 このレポートでも述べられていますが、経済を軍事で牽引するというのが、ネオコン派の戦略です。 このターゲットになっているのが、日本人の1400兆円にのぼる貯金です。このため、金融危機を演出し、低金利にし、円高を演出してきました。 小泉政権によって、日本はぺんぺん草も生えなくなる可能性が高まっています。 選挙以外にこの流れは止められないでしょうが、これだけ棄権票が増加すると、その可能性も少ないですね。 諦めずに、自民党以外に投票すること以外にできることはなさそうですね。 |
▼流水さん: >このレポートでも述べられていますが、経済を軍事で牽引するというのが、ネオコン派の戦略です。 >このターゲットになっているのが、日本人の1400兆円にのぼる貯金です。このため、金融危機を演出し、低金利にし、円高を演出してきました。 > >小泉政権によって、日本はぺんぺん草も生えなくなる可能性が高まっています。 >選挙以外にこの流れは止められないでしょうが、これだけ棄権票が増加すると、その可能性も少ないですね。 > >諦めずに、自民党以外に投票すること以外にできることはなさそうですね。 このままではアメリカによって骨までしゃぶり尽くされてしまいますね。 イラクは国土と人命をやられましたが、日本は1400兆円の金融資産をですか。 いずれは紛争に巻き込まれ人命も奪われるでしょうし・・・ ほんとうにぺんぺん草も生えなくなりそうですね。 恐ろしい国です。善良なアメリカ人もいることでしょうに、どこにそんな恐ろしい悪魔が潜んでいるのでしょうか・・・ |
私もそれを危惧しております。 戦争には金が要ります、どうしてもいります。ブッシュ政権を支える軍需産業の要請により戦争を起こしたい場合、資金の供給が保証されていなければできません。今のアメリカではこれはそのほとんどを国債で賄うのではないでしょうか。その国債を世界中で一番購入しているのは日本です。表面上は円高是正のためとか、経常収支の補填だとかもっともらしい理屈はつけますが、それにしても額が異常なのです。まるでイラク戦争の費用を補うかのように際限なく米国債を買っています。勿論過去最大規模です。 多くの日本人は自衛隊がイラクで平和活動して戦争には直接かかわってないと感じてるかもしれませんが、日本こそイラク戦争の最大の貢献者であることは知っておかなければなりません。これは小泉政権のゴマカシなのです。小泉は日本をテロ?の最大のターゲットになる国に変えました。 アメリカの金融戦略の手先となって働く竹中により日本は相当ひどい目にあっていますが、国の中にこのような者を置いておけば彼らのやりたい放題はとまらないでしょう。 気付いたときには正にはぺんぺん草も生えなくなる状態になる。 この内閣、経済だけでなく安全も崩壊させていることを知って投票に出かけてください。 |