Page 53 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼憲法改正について・2 Ray 04/2/4(水) 18:04 ┣まとめレスです Ray 04/2/4(水) 21:31 ┃ ┣Re(1):まとめレスです peace 04/2/4(水) 22:45 ┃ ┃ ┣考察。。 オルトン 04/2/4(水) 22:54 ┃ ┃ ┗日米安保 Black Joker 04/2/5(木) 16:36 ┃ ┃ ┗9条の存在 peace 04/2/6(金) 1:31 ┃ ┃ ┗9条を変えたい訳 海幸彦 04/2/6(金) 11:37 ┃ ┃ ┗Re(1):9条を変えたい訳 オルトン 04/2/6(金) 15:30 ┃ ┃ ┣まとめレス Black Joker 04/2/6(金) 17:29 ┃ ┃ ┃ ┣憲法9条を書き換えるのだ peace 04/2/6(金) 19:12 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):憲法9条を書き換えるのだ 元青年 04/2/11(水) 0:34 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):まとめレス 松 04/2/8(日) 3:11 ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):まとめレス 団塊党 04/2/8(日) 5:31 ┃ ┃ ┃ ┗何時の話ですか? Black Joker 04/2/9(月) 12:50 ┃ ┃ ┗Re(2):9条を変えたい訳 海幸彦 04/2/7(土) 8:29 ┃ ┣なおさん、Rayさんへ 曳馬野太郎 04/2/5(木) 16:21 ┃ ┃ ┗最高裁判決と自衛隊のイラク派遣について Ray 04/2/5(木) 21:59 ┃ ┗Re(1):まとめレスです しまったk 04/2/5(木) 20:27 ┃ ┣Re(2):まとめレスです プリーモ・レーヴィ 04/2/5(木) 21:25 ┃ ┃ ┗Re(3):まとめレスです オルトン 04/2/5(木) 21:49 ┃ ┃ ┗Re(4):まとめレスです しまったk 04/2/6(金) 19:24 ┃ ┗世論調査の結果? Ray 04/2/6(金) 19:12 ┃ ┣再びRayさんへ 曳馬野太郎 04/2/6(金) 20:23 ┃ ┗Re(1):世論調査の結果? しまったk 04/2/7(土) 21:13 ┣再びまとめレスです Ray 04/2/6(金) 21:43 ┃ ┣やっぱり変えるべきだと peace 04/2/6(金) 23:20 ┃ ┃ ┣今は時期ではない 珠 04/2/7(土) 0:02 ┃ ┃ ┃ ┣お二人の意見、共に共感してしまいます。 八五郎 04/2/7(土) 16:17 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗▼八五郎さんの意見に共感! 北の老兵 04/2/7(土) 17:00 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗心強いです。 八五郎 04/2/7(土) 17:43 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗憲法九条のボロを繕うには 珠 04/2/7(土) 22:42 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣長くなってしまいました。 peace 04/2/8(日) 0:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):憲法九条のボロを繕うには 八五郎 04/2/8(日) 12:31 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):憲法九条のボロを繕うには 団塊党 04/2/8(日) 14:29 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):憲法九条のボロを繕うには 団塊党 04/2/8(日) 14:49 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗遵守できる憲法? peace 04/2/8(日) 22:47 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):今は時期ではない しまったk 04/2/8(日) 17:32 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):今は時期ではない シルク フォークス 04/2/8(日) 22:27 ┃ ┃ ┃ ┣Re(3):今は時期ではない 海幸彦 04/2/8(日) 23:22 ┃ ┃ ┃ ┗クイズです peace 04/2/9(月) 14:19 ┃ ┃ ┣Re(1):やっぱり変えるべきだと 海幸彦 04/2/8(日) 22:40 ┃ ┃ ┗ボロは9条に非ず改憲派の言説に在り Black Joker 04/2/9(月) 16:18 ┃ ┗Re(1):再びまとめレスです しゃねる 04/2/7(土) 3:21 ┃ ┗アメリカの理念??? 珠 04/2/9(月) 0:37 ┃ ┣Re(1):アメリカの理念??? 北の老兵 04/2/9(月) 12:26 ┃ ┣アメリカと調和&対抗政策? シルク フォークス 04/2/9(月) 22:19 ┃ ┃ ┗Re(1):アメリカと調和&対抗政策? peace 04/2/10(火) 11:32 ┃ ┃ ┗Re(2):アメリカと調和&対抗政策? シルク フォークス 04/2/10(火) 22:07 ┃ ┃ ┗Re(3):アメリカと調和&対抗政策? peace 04/2/11(水) 0:13 ┃ ┗Re(1):アメリカの理念??? シルク フォークス 04/2/9(月) 22:29 ┗改悪のしかた ひろあき 04/2/9(月) 16:42 ┗Re(1):改悪のしかた ニック 04/2/10(火) 13:40 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 憲法改正について・2 ■名前 : Ray ■日付 : 04/2/4(水) 18:04 -------------------------------------------------------------------------
憲法改正スレッドが長くなってきたので新しくします。 引き続きこちらでご議論ください。 |
しゃねるさんの >改憲反対派の皆さんは自衛隊の存在が憲法違反と思わないのですか。 というご質問について(440)ですが、 (395)に書いた通り、私は自衛隊は憲法違反だと思います。 しかし、「憲法に違反するものがあるから 憲法を改正して現実と一致させなければならない(する必要がある)」 というしゃねるさん(を含めた改憲賛成派の方々)の論理は話が逆であり、 「憲法に違反しているものがある場合には 憲法に違反しているものを修正して合憲の状態にする」 のがすじだと思います。 しゃねるさんのおっしゃるその論理は、 「刑法で殺人や強盗を禁じているのに殺人事件も窃盗事件もなくならないから、 刑法を改正してこれらの行為を合法と認めるようにしよう」 ということと同じことだと思いますから。 自衛隊・安保については、 >いずれにせよ、今すぐ自衛隊を解散せよ、今すぐ日米安保を破棄せよとは言わない >までも、9条の理念を元に平和外交を行う出来る手腕・姿勢こそ、日本の政治家に >求められる という森下さんの意見(438)に賛成です。 (439のpeaceさんの分類だと私の意見は1になります) 「軍隊がなくなったら他国がよってたかって攻めてくるが、 どこの国も守ってくれないぞ、それでいいのか」 ということも改憲派(軍備賛成派)の方はよくおっしゃいますが、 その論理は、 「弱い国(あるいは軍隊を持たない国)は攻撃してもいい (攻撃されても仕方がない)」 というのと表裏一体の論理だと思います。 国連憲章はその考え方を否定したところから始まっており、 (それが第二次大戦の反省にもとづくものであることは周知の事実ですが) 今の世界はそんなに短絡的・暴力的な世界ではないというのが私の意見です。 さらに、日本国憲法は 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して戦争を放棄した」 と謳っているのですから、 「弱い国、軍隊のない国は攻撃されても仕方がない」 と考えるような改憲派の人たちの主張は これに真っ向から対立するものであると思います。 「弱い国は攻撃してもいい、軍隊を持たないから攻撃されても仕方がない」と 考える人たちが軍隊を持ったら(改憲を認めてしまったら)、 いくらでも理屈をつけて平気で他国を侵略するだろうという私の危惧は 決して杞憂ではないと思います。 以上の理由から、以前書いたように私は『改憲不要論』を主張します。 (前の書き込みでは「不用」になっていましたが誤変換ですので訂正します) また、 曳馬野太郎さん(463)の >自衛隊が違憲であると表明することは、日本の最高裁判決を否定することです。 >それは即ち日本国憲法を否定することであり、 >護憲とはほど遠い日本の国家そのものを否定することに繋がる暴論である というご意見についてですが、 ある時点(この場合は1959年)で最高裁が合憲と判断したからといって、 「その判決・判断が未来永劫絶対のものである」 ということにはならないのではないでしょうか。 現在自衛隊の持っている戦力は世界的に見ても決して弱いものではなく、 さらには「イラクの人道復興支援のため」として国外に派遣されるところまで 成長(?)してきています。 これは明らかに自衛権の範囲を逸脱した行為であり、 そのような行為が可能な組織を1959年当時の「自衛隊」と同じものである とみなすにはかなり無理があると思います。 長文になってしまいました。御容赦ください。 |
▼Rayさん: こんにちは、 Black Jokerさん久しぶりです。遅くなりましたが北の老兵さんこんにちは。 さて、改憲の賛成または反対で論議が進めれられていますが、僕は今まで自分自身護憲派であると強く思っていました、憲法9条を小学校の時に先生に聞いたときには日本国民であることに非常に誇りに感じました。 しかし、 まず、今回の自衛隊イラク派遣について、かねてから疑問に思っていた日米安保条約を破棄または大幅改正するべきだとおもいました。それは日米安保条約がある限りは自衛隊の派遣要請を断れないのと、アメリカに対してイラク戦争を強く非難できないとおもうからです。 Black Jokerさんの言うとおり軍事力を背景にした外交政策は現在の日本に必要ないのならば、今すぐにでも日米安保は破棄すべきだと思います、(でも国土の狭いスイスなど永世中立国として宣言しているにも関わらず徴兵制もある強力な軍隊を持っていることを見ると説得力に欠けるような気もします。) しかし森下さんやRayさんの言うとおり >いずれにせよ、今すぐ自衛隊を解散せよ、今すぐ日米安保を破棄せよとは言わない ならば、安全保障のどこかに軍事力に対する依存があるのではないですか? そう考えたときに米軍のいない日本には今の自衛隊で大丈夫だろうか?自衛隊に僕の家族を守る能力があるのだろうかと素朴に思いました。だから改憲して軍隊を作れと短絡的には思いませんが、もっとも現実的な選択肢の一つであると最近思ってきました。 このまま、自衛隊を強化するにも現行の憲法では限度があるような気がしますし。 できれば、みなさんに聞きたいのは日米安保についてです。まず、この条約の必要性如何で憲法改正論議の先が見えてくるような気がします。 いかがですか必要でしょうか? 臭い物に蓋の論議はしたくないので。 |
改憲問題に関して・・。 自分がリーダーであれば、模範的答えのない中からどう選択肢を導くかを論じるのも 有意義かと思います。 私なら・・、peaceさんのいうところの、4.の立場をとる。 あるいは、憲法9条の内容を・・ 恒久平和の実現を願うものであり、「これに反する」軍事手段は一切これを永久追放 するというくだりから、平和実現・維持のための制裁手段としての自衛隊・軍事兵器は 所有(これも拡大解釈により、徹底した専守防衛は結局先制攻撃=侵入戦争たりえないか という問題を孕みますが)。 この立場をとる限り改憲は必要ないのですが、 自衛隊を違憲と唱え続ける野党やそれを支持する国民が、与党を改憲に踏み切らせようと している可能性もあると思うのですが・・。 ↓ こんなのも考えてみました。 世界規模での制裁自体を目的とする機関を創設、全世界の軍事力をここに集約させ、 必要最低限の行使力を保持する程度に留める。各国の軍事力は一切永久放棄。 政治手段から、「戦争」というカードを排除させる。 ただこの世界制裁機関(勝手にこう名称づけます)自体がテロや乗っ取りによって 暴走した場合、全世界に大被害が及びうる危険性を孕みますが・・。 思うのですが、「戦争」が犯罪ではないにも関わらず、日本だけ交戦(開戦)につながる 軍事力を一切放棄すべしと憲法で謳われているのですね・・。 日米安保について、 日米安保を肯定するならば、米国追随は当然の帰結。 だが現在の米国は暴走の傾向があり、それは世界各国からの非難がある事からも 容易に察知できる。日米安保に依存する限り、暴走米国に対してでも追随せざるを 得ない小泉首相らの苦しい状況は理解できるつもり。 首脳としても国民としても、かかる追随はもはや不本意。 ゆえに、日米安保は廃棄すべき。それでこそ、弱点を握られた形での不本意外交から 脱する事ができると思う。日米安保を廃棄して、かつ自国の安全は自ら護る。 そのための、自衛隊保有。 野党や国民が総意を持って、自衛隊保有を肯定するならば 改憲問題も激しく起こったりはしないのでは?(イラクへの自衛隊派遣は明らかに 違憲などと言うなら、米国追随というスタイルをどうやって維持せよというのか、と 思うのです) |
新規ツリーができていたのを見落としてました。 >日米安保による保護の対価として、米国追随せざるを得ない現状の中で >米国追随に反対すれば、北朝鮮や中国からの開戦危機におびえることになる。 非同盟諸国会議に参加しているところは、たくさんありますがね。 それら諸国は、「北朝鮮や中国からの開戦危機」とやらに怯えているのですか。 >「戦争」が犯罪ではないにも関わらず、日本だけ交戦(開戦)につながる >軍事力を一切放棄すべしと憲法で謳われているのですね・・。 国連憲章第2条では、戦争を原則として禁止していますがね。 時代を遡れば、1928年のパリ不戦条約もありますよ。 ↑以上は、オルトンさんへのツッコミです。 部分的には、peaceさんへの回答にもなっているでしょう。 >Black Jokerさん久しぶりです。 どうもです。で、日米安保ですが、必要ないですね。 |
みなさんもおそらく同じ意見だと思いますが、 僕が思うに・・・ 沖縄などの在日米軍基地は出ていってほしい、日米地位協定なんかくそ食らえ、アメリカの後始末に自衛隊をイラクになんか派遣することには反対。 だと思いますがいかがでしょうか、そして、なぜ政府が国民の大多数の意見を尊重せずにそのようにするのかというとやはり日米安保条約があるからでしょう。 確かに冷戦時には日米安保条約はうまく作用して日本の経済発展に役だった面もあった思うますが、今となってはその必要性は皆無でしょう。(まあ、冷戦時代にも安保に反対に人はいたとおもいますが。) ここまではおそらくあまり大きな異論はないと信じますが、そこで、日米安保を解消したときにその後の安全保障をどうするのかと言うのが大きな問題だと思います。 Black Jokerさんの言うとおりに合理的、理性的に各国家は行動するので、武力による外交政策は今後必要ない。(僕はこの考えは甘いと思います。) と思われる方もいるかもしれませんが、僕はやはり北朝鮮や中国などの行動を見るにつけ武力を背景にした外交政策は必要だと感じています。そのとき、中国や北朝鮮などと不可侵条約を結ぶなどの選択肢はあるとは思いますが。やはり自衛隊を強化すると言うのが正当でしょう。そのときに憲法9条はどう考えても改正せざるおえないでしょう。 誤解を恐れず言いますと。 米軍の作った憲法9条は日米安保条約の上でしか存在価値が無かったのではないですか?日本国民が9条を守って来たのではなく米軍の軍事力を頼りに今まで存続し得たのではないですか? |
9条変えたい訳―自衛隊・軍事産業の票と利権 それでも改憲にくみしますか? ますます手の届かない軍事組織に肥大化するのに、自衛隊を認めますか? お茶の間談義していて、あなた軍隊の何がわかっているのですか? 思い込みで国家・軍事を語っていませんか? そりゃあ家には戸締りが必要でしょうよ、でもそれを壊して人の心に踏み込んで来るのが軍隊を認めた政治、でありませんか? 日本国民は軍隊を持つ資格がないと思いませんか?これっぽっちの政治も変えられないで、出来てしまった軍隊や将来の軍事立法に誰が立ち向かえますか?今より日本国民は立派になっていましょうか? 政治をきれいにして、小選挙区を廃して、一票の差をなくして、民主主義を機能させ、周りの国々、朝鮮・中国・ロシアと仲良くして、世界の国々に改めて平和を宣言して…。やることは一杯あるでしょ? 問題は中国・ロシア・北朝鮮なのでしょ?平和・不可侵条約結べばいいでしょ?それが出来るリーダーを選びましょうよ、危ない橋渡らないで。 |
▼海幸彦さん、こんにちわ。 >9条変えたい訳―自衛隊・軍事産業の票と利権 > >それでも改憲にくみしますか? >ますます手の届かない軍事組織に肥大化するのに、自衛隊を認めますか? >お茶の間談義していて、あなた軍隊の何がわかっているのですか? >思い込みで国家・軍事を語っていませんか? >そりゃあ家には戸締りが必要でしょうよ、でもそれを壊して人の心に踏み込んで来るのが軍隊を認めた政治、でありませんか? >日本国民は軍隊を持つ資格がないと思いませんか?これっぽっちの政治も変えられないで、出来てしまった軍隊や将来の軍事立法に誰が立ち向かえますか?今より日本国民は立派になっていましょうか? > >政治をきれいにして、小選挙区を廃して、一票の差をなくして、民主主義を機能させ、周りの国々、朝鮮・中国・ロシアと仲良くして、世界の国々に改めて平和を宣言して…。やることは一杯あるでしょ? > >問題は中国・ロシア・北朝鮮なのでしょ?平和・不可侵条約結べばいいでしょ?それが出来るリーダーを選びましょうよ、危ない橋渡らないで。 それができるリーダーとは、どなたですか? 貴方は前に私に対して、そういう事のできるリーダーがいない・・と言ったのでは? 平和不可侵条約結べば、ロシア・中国・北朝鮮からもその対価として外交上の色々を 要求される事になるのは想像に難くないはず・・。ますます日本は低姿勢になるのでは。 貴方ができるというなら、貴方にリーダーになってもらいたい。 以前、私が問いかけた質問に答えてもらえますか?(改憲、イラク派遣に対して 海さんがリーダーならばどのような英断をするか。それが、ロシア・中国・北朝鮮と 平和不可侵条約を結ぶことでしょうか・・) |
>核兵器や軍事力をカサに圧力をかけてくる北朝鮮や中国と >いった諸国には敢然と対処すべきである。 あのですねぇ。 日本にそんな圧力がかけられたことが、戦後にありましたかね? 「この我が国の要求を日本が受け入れなければ、日本を武力攻撃する」とか。 そういう恫喝が、今までにありましたかね? >中国や北朝鮮などと不可侵条約を結ぶなどの選択肢はある >とは思いますが。 中国とは、日中平和友好条約を結んでるでしょ。 #なんちゅーか、どうにも認識が現実離れしとりますなぁ。 >平和不可侵条約結べば、ロシア・中国・北朝鮮からもその >対価として外交上の色々を要求される事になるのは想像に >難くないはず・・。ますます日本は低姿勢になるのでは。 色々ってのは、何ですか? アメリカには、基地関連で「思いやり予算」を支出していますがね。 ごく最近では、日本は、東南アジア友好条約に署名しましたが。 撤回した方がよいのですかね? |
こう論議していくとどうも憲法9条を書き換えたいのはみんなの一致した意見ではないでしょうか。 1. 自衛隊を軍備として認め戦前のように暴走しないようにその使用目的を明記し、今のような曖昧に拡大解釈して海外派兵などをできないようにする。 今までの安全保障の背景にあった日米安保・自衛隊による武力の部分を今後軍が受け持つ。(僕案) 2. 拡大解釈などで自衛隊を認めることなどできないように明記する。今までの安全保障の背景にあった日米安保・自衛隊による武力の部分を破棄、様々な外交努力で新たな平和国家を築く。(Black Jokerさん、海さん案) どちらかで書き換えると言うのはどうでしょうか? ちょっとやりすぎですか?でも理想としてはそうですよね。 僕の場合憲法改正と同時にしてほしいことは、 A. 靖国神社のA級戦犯の分祀。 B. 天皇家は京都にお帰り頂く。 C. 昭和天皇の戦争責任追及。 D. 日本国、日本国民としてみんなで東南アジア諸国へきちんとした謝罪(方法については深く考えていません、あまりつっこまないでください。) です、いかがでしょうか。 |
▼peaceさん: >こう論議していくとどうも憲法9条を書き換えたいのはみんなの一致した意見ではないでしょうか そうは思いませんので一言。現実に合わせる方向での議論は、以前にも言いましたが、私たちにとって危険な一面を持っています、今だからこそすべきなのは現行憲法をよりその文言に忠実に政府・国会・自治体等に実行するように迫る議論だと思います。 |
>日本にそんな圧力がかけられたことが、戦後にありましたかね? 戦後中国から圧力がかかったのは散々あります。 ただ表立ってしないだけで、現場の交渉では冷や汗をかいたり命の危険を感じる事も多かったようです。 そうでなければここまでの援助は行われなかった。 外交では表に出るような事は本当に氷山の一角。 出ていないからなかった、などとは思わない方がいいですよ。 |
▼松さん: >戦後中国から圧力がかかったのは散々あります。 >ただ表立ってしないだけで、現場の交渉では冷や汗をかいたり命の危険を感じる事も多かったようです。 >そうでなければここまでの援助は行われなかった。 表だってしないが、現場の交渉では命の危険まで感じることもあったというのは どのような事実、情報に基づいておっしゃっているのでしょうか? いつの時代のことですか? 私は詳しくないので教えてください。 |
>戦後中国から圧力がかかったのは散々あります。 私がツッコミを入れているのは、 「言う通りにしなければ、武力攻撃するぞ」 ・・・というような圧力が、戦後の何時、何の要求に関してかけられたか? という点なのですがね。 >そうでなければここまでの援助は行われなかった。 「援助を寄越さなければ、戦争するぞ」 ・・・ということですかね? 何時の話ですか? 日本側の当局者は誰でしたか? その恫喝に屈して、中国のどこに何を援助しましたか? |
▼オルトンさん: >▼海幸彦さん、こんにちわ。 >それができるリーダーとは、どなたですか? >貴方は前に私に対して、そういう事のできるリーダーがいない・・と言ったのでは? >平和不可侵条約結べば、ロシア・中国・北朝鮮からもその対価として外交上の色々を >要求される事になるのは想像に難くないはず・・。ますます日本は低姿勢になるのでは。 >貴方ができるというなら、貴方にリーダーになってもらいたい。 >以前、私が問いかけた質問に答えてもらえますか?(改憲、イラク派遣に対して >海さんがリーダーならばどのような英断をするか。それが、ロシア・中国・北朝鮮と >平和不可侵条約を結ぶことでしょうか・・) オルトンさん、いつもありがとうございます。 ■リーダーは出るもの。人々が押し上げてゆくもの、今いるかいないかとは別のもの、と理解しています。(これは私の説ではなく、常識論のレベルでは?)■外交は双方立ててこそ。正反合、という弁証法の考え方がそれにあたると思っています。低姿勢になるかどうかは末梢の事です。■当面の成果は平和条約でしょう。■質問には答えているつもりですが。すなわち、改憲・イラク派遣については、■改憲は当面必要なし■イラク派遣は即中止 我々は日本人の目で物事を考えがちですが、近い内私は、台湾人の目で世界を見るとどうかについて考えてみようと思っています。 |
なおさんへ >自ら作った「イラク特措法」を違反するようなイラク派遣をする政府・与党を批判することが・・・・・。 なおさんは、具体的に政府の行動のどの部分が「なぜ」イラク特措法に違反するとお考えですか? >最高裁判所は「一票の格差」が5.06倍になった01年参院選の定数配分を合憲としました。 一票の格差を是正するのは立法府の責務であり、現状は怠慢であると指摘できます。司法府に責任を転嫁するものではないでしょう。 ついでながら、なおさんの投稿内容は、憲法論議を迂回して議論が拡散してしまいそうですね。 Rayさんへ >ある時点(この場合は1959年)で最高裁が合憲と判断したからといって、 「その判決・判断が未来永劫絶対のものである」ということにはならないのではないでしょうか。 憲法16条には請願権、刑事訴訟法435条には再審請求権等の規定がありますが、これがこの最高裁判決を覆す手だてとなるかどうかは、法律の専門家の判断を要します。私にはわかりません。 しかし政党や政治結社のなにがしかが、今までこのような運動(この判決の再審理要求)をしたとは私は寡聞にして知りません。 Rayさんの、自分の信念に反し容認しがたいとの気持ちは理解しても、「最高裁の判決であれ、気に入らないから従わない」ということになれば、三権分立の民主政治を拒否する思想であり、大げさにいえば法を自分の嗜好でねじ曲げるということになり、権力を握った者がそれを行えば、独裁政権容認論へ通じる道です。 「私が独裁政権容認論者か?」とRayさんはのけぞるかも知れませんが、法や原理原則を軽んじることは、無意識のうちその陥穽に嵌る事になるでしょう。 なお、自衛隊のイラク派遣は、「戦力」の行使とはなりません。 「坊主憎けりゃ袈裟までも」とは言いますが、坊主は坊主、袈裟は袈裟と区別するようにすべきでしょう。 |
▼曳馬野太郎さん(494): 473に私が書いたのは、 「1959年に最高裁判所が合憲とみなした当時の自衛隊と 必要最小限度の自衛権の範囲を逸脱した行動をとる現在の自衛隊が 同質のものとは思えないので、1959年の最高裁判断を現在の自衛隊に そのまま当てはめるべきではないのではないか」 ということであって、 >「最高裁の判決であれ、気に入らないから従わない」 ということではありません。 その違いをご理解いただければと思います。 >法や原理原則を軽んじることは、無意識のうちその陥穽に嵌る事になるでしょう。 同感です。小泉首相や現政権の方々にふさわしい言葉ですね。 >なお、自衛隊のイラク派遣は、「戦力」の行使とはなりません。 この問題については「イラク問題」スレッドが適当だと思いますが、 こちらで私の考えを述べておきます。 自衛隊がイラクに行くだけでは「戦力行使」ではないかも知れません。 しかし、米軍(など)による占領下にある今のイラクへの派遣は、 「必要最小限の自衛の範囲」を越えた行動だと思います(下記参照)。 また、「正当防衛の場合は戦力行使ではない」とする考えがありますが、 イラクに行かなければ正当防衛的行動をとる必要はほとんどないのに わざわざその必要があるかも知れないところに行くのですから、 たとえ自分の身を守るための行為であっても それは正当防衛というよりは戦闘行為・戦力行使と呼ぶのが適当だろうと思います。 (アメリカ軍がイラクでやっていたのは「正当防衛」ではなくて戦闘行為だと思います) ------「必要最小限の自衛の範囲」について--------- イラクに派遣された自衛隊は、占領行為を行っている米軍などと協力して 行動することになります。 (イラクに駐留している司令部は自衛隊が自分達の指揮下にあって 共に行動すると考えているそうですから) 一方、1981年当時の内閣は衆院での答弁において 「例えば、相手国の領土の占領、そこにおける占領行政などは、自衛のための必要最小限度を超えるものと考える。(衆・答弁書 55・5・15)」 と述べています。 したがって、今回のイラク派遣は「自衛権」の範囲を逸脱した行動だ というのがこの政府答弁からも言えるだろうと思います。 (イラク派遣の是非についてはイラク問題スレッドでお願いします) |
▼Rayさん: 私は、Rayさんの意見に、基本的に賛成です。つまり、護憲です。 ただ、先日の道新の世論調査では、国民の半数以上が憲法改正に賛成しているという、由々しき数字が示されました。 これを私なりに分析すると、我々、護憲派は、素晴らしい現行憲法があるのだから、それを守り、戦争に向かっている日本の現状を、法に合わせて引き戻そうと考える。まあ、一種の理想主義ともいえます。しかし、一方の改憲派の方々は、現実に法が合わなくなって来たので、憲法を変える必要があるという、いわば、現実主義者になっているわけです。 憲法に理想を求めるか、現実的に対応するかの違いであり、まずは、絶対と言っていいほど、議論は噛み合いません。我々、戦争を知っている世代は、とにかく理想の憲法を守って、二度と戦争はしたくない。と、思うが、その悲惨さ、残酷さを、忘れたか、知らない人たちは、現実主義者になるのです。 ですから、われわれ護憲の立場の者は、論理的にだけでなく、この場合、どうやって、議論の原点をあわせるかということが、大きな問題だと思います。そのためには、悲惨さ、残酷さを、情緒的に訴えることも必要なのかもしれません。 >しかし、「憲法に違反するものがあるから >憲法を改正して現実と一致させなければならない(する必要がある)」 > >「憲法に違反しているものがある場合には >憲法に違反しているものを修正して合憲の状態にする」 >のがすじだと思います。 ここのところは、法を執行する立場でいえば、まさにその通りです。しかし、平場で考えると、憲法といえども、国民が決めたものであり、もし、違憲の状態が恒常的に継続しているならば、それを議論することは、道理であり、現憲法もそれを可能にしている。 >「刑法で殺人や強盗を禁じているのに殺人事件も窃盗事件もなくならないから、 >刑法を改正してこれらの行為を合法と認めるようにしよう」 >ということと同じことだと思いますから。 一般的な殺人や窃盗は、道徳ないしは倫理的に誰もが認める、いわば絶対悪ですから、これと国家が行う戦争を同一視することは、無理があると思います。 >国連憲章はその考え方を否定したところから始まっており、 >今の世界はそんなに短絡的・暴力的な世界ではないというのが私の意見です。 > >さらに、日本国憲法は >「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して戦争を放棄した」 >と謳っているのですから、 >「弱い国、軍隊のない国は攻撃されても仕方がない」 >と考えるような改憲派の人たちの主張は >これに真っ向から対立するものであると思います。 地球人の究極の性善説を信じたいと思います。 >「弱い国は攻撃してもいい、軍隊を持たないから攻撃されても仕方がない」と >考える人たちが軍隊を持ったら(改憲を認めてしまったら)、 >いくらでも理屈をつけて平気で他国を侵略するだろうという私の危惧は >決して杞憂ではないと思います。 これは、火を見ると同じに明らかです。 >以上の理由から、以前書いたように私は『改憲不要論』を主張します。 私も、全身で賛同します。 |
>ですから、われわれ護憲の立場の者は、論理的にだけでなく、この場合、どうやって、議論の原点をあわせるかということが、大きな問題だと思います。そのためには、悲惨さ、残酷さを、情緒的に訴えることも必要なのかもしれません。 ■ 東洋の何処かに、国家的「理想」が在るということは、その国の背後には「悲惨」な地獄体験が在ったのです。そして、戦争とは「諸悪の根源」だったという国家的体験も在った。当時の、その国家には決して「情緒的」なものなど一切関係ない、厳しい現実認識から、その「理想」は生じたのではないでしょうか? |
政治家は、理想と現実両方を厳しく追及する眼が 必要なのではないでしょうか? 護憲派で、現憲法を理想とする方には、改憲派が現実派である、と 捉えているように感じるのです。 アメリカは、そういう意味では「やり方が姑息だ」と思う面があるでしょうが、 しかし手腕でみれば、したたかな政治大国だと思いますよ。善い悪いは別にして。 「善い」理想を追求する者だけが地球に存在するならば、戦争や争いなど 起こるはずないでしょう・・。 アメリカの圧力に怯えて、追随する日本の現状姿勢も 無いはずです。 恒久平和を実現したいという理想を高く掲げ、 その一方で、核兵器や軍事力をカサに圧力をかけてくる北朝鮮や中国といった諸国には 敢然と対処すべきである。 自衛権が合憲であるならば。 そして、国民、野党、与党いずれにおいても、国際間における日本平和維持のための 制裁手段である自衛隊、軍事力の保有については、肯定すべきである (違憲違憲と騒ぐから、現実派の政治家が改憲して黙らせてやろう、と動くのでは ないでしょうか。そういう政治家が悪い、ではなく、そういう政治家が居ることも 想定し、最も望ましい方向に国民が誘導することも大事ではないでしょうか) 自衛権の行使目的の範囲を超えた自衛隊使用は違憲である・・とする方が 少なくないのですが、民間人を派遣する事のほうが非難の砲弾を浴びるでしょう。 テロ襲撃などの局面に置かれた時に、状況を突破し得る、より高い生存確率が在るのは やはり訓練を受けた、自衛隊になる・・という事を考察すると、「違憲」である事を 問題としなければ、国際貢献としてイラクに誰を派遣するか?という選択肢において 自衛隊を選ぶことは合理に適ってると思うのですが。(自衛隊派遣を合憲範囲内と 認定できれば、改憲に至らない段階で終結したかもしれないように思うのです) |
▼オルトンさん: >政治家は、理想と現実両方を厳しく追及する眼が >必要なのではないでしょうか? > >護憲派で、現憲法を理想とする方には、改憲派が現実派である、と 憲法9条に限れば、各論があって総論(前文)があるとは思えません。理想の総論を掲げた、そのための各条文と考えれば、各論を守るのが論理的にも、道義的にも正しいと考えます。 ただし、総論を否定するのならば、そこから議論をしなければなりませんが。 小泉首相も、総論は尊重し、引用しています。 現実的に、世界が武力、戦力、暴力を前提に共存しているから、日本もそれに順ずるという論理は、日本という国家を、それによって繁栄も期待するが、同時に破滅もあることに賭けることになります。 グローバルは、経済語で好きではありませんが、地球にひとつくらい、非暴力の国があってもおかしくないし、これまで半世紀は、それが通じました。 |
▼しまったkさん(503): レスをありがとうございます&お返事が遅くなってしまってすみません。 >私は、Rayさんの意見に、基本的に賛成です。つまり、護憲です。 >ただ、先日の道新の世論調査では、国民の半数以上が憲法改正に賛成しているという、由々しき数字が示されました。 この世論調査を私は見ていないのですが、 「改憲に賛成」というのは、 「九条の改正(軍備を認め、戦争放棄をやめる)に賛成する」、 ということなのでしょうか。 私が昨年九月ごろにみたTBSの世論調査でも 「改憲に賛成」が過半数(五十数%)でしたが、 内訳を見ると「九条の改正に賛成」は過半数以下だったように記憶しています。 つまり、「改憲に賛成だが戦争放棄は貫くべき」という意見が多数派であり、 この人たちが「改正した方がいい」と思っているのは ・九条に対して解釈改憲が成り立たないように、文言を厳密にする (自衛隊を認めるにしても認めないにしても) ・環境権などの「新しい権利」を盛り込む ということであるのだと思います。 もちろん、しまったkさんのご覧になった世論調査では 別の結果だったのかも知れないのですが。 九条の問題はともかくとして、それ以外の点については 「改憲して憲法に新たに盛り込まなくても、 理念としてはすでに憲法に含まれているものなので、 改憲ではなく法律のレベルで十分対応可能であり、 だからこそ今急いで改憲する必要はない」 というのが(繰り返しになりますが) 『改憲不要論』として私が主張したことです。 |
再びRayさんへ 私の知る限り、日本の政党で、今もって自衛隊が憲法違反であるとしているのは日本共産党のみだと思います。 その共産党は如何なる見解か、党のホームページより以下に抜粋してみます。 *********************************** 日本共産党第22回で採択された「日本共産党第22回大会決議」の抜粋 憲法九条は、国家の自衛権を否定してはいないが、「国権の発動たる戦争」「武力による威嚇」「武力の行使」を放棄するだけでなく、「陸海空軍その他の戦力を保持しない」として一切の常備軍をもつことを禁止している。・・・・・ 憲法九条にてらすならば、自衛隊が憲法違反の存在であることは、明らかである。世界でも有数の巨額の軍事費をのみこみ、最新鋭の現代兵器で武装した軍隊を、「戦力ではない自衛力」などといってごまかす解釈改憲は、もはや到底なりたたない。 *********************************** 成文憲法9条には自衛権については何も言及していません。自衛権はあくまで自然権であり、およそ国家たるもの、それが法に規定される以前に国家の成立と同時に先天的に備わっている権利であると私は理解しています。 世界広し、といえども、まともな国家で自衛権を否定し軍隊を持たない国家は希有でしょう。(バチカン市国はどうなっている?などとつっこまれそうですが−ここには軍は存在せず、スイス衛兵が法王身辺と法王室を、市国警察がその他の警備に当たるそうですが。−) 共産党は「憲法九条にてらすならば、自衛隊が憲法違反の存在であることは、明らかである」と述べています。 9条からのみの憲法解釈ならば自衛隊が違憲であることは、私も同意します。 9条をいかに読んでもそれ以外はあり得ません。 しかし、共産党は「砂川事件最高裁大法廷判決」を、意図的にか、無視しています。 この大法廷判決は憲法9条を根拠に自衛権を合憲へと導いたものではありません。自衛権は自然権から必然的に存在するとしているのでしょう。 また「戦力ではない自衛力」などといってごまかす解釈改憲は、もはや到底なりたたない。」とも言い切っていますがこれも、同判決の中で{憲法9条の趣旨に即して同条2項の法意を考えてみるに、同条項において戦力の不保持を規定したのは、わが国がいわゆる戦力を保持し、自らその主体となってこれに指揮権、管理権を行使することにより、同条1項において永久に放棄することを定めたいわゆる侵略戦争を引き起こすがごときことのないようにするためであると解するを相当とする。}とされています。 つまり「侵略戦争を目的とした戦力の保持を禁止しているのであり、自衛権行使のための自衛隊は合憲であるとしています。 そこでちょっとお尋ねしますが、Rayさんの「自衛隊違憲論」は上記共産党の見解に依拠したものでしょうか? >473に私が書いたのは、「1959年に最高裁判所が合憲とみなした当時の自衛隊と必要最小限度の自衛権の範囲を逸脱した行動をとる現在の自衛隊が同質のものとは思えないので、1959年の最高裁判断を現在の自衛隊にそのまま当てはめるべきではないのではないか」・・・ 「同質」とはどういう事を意味していますか?恐らく哲学的厳密性を言えば、一瞬たりとも同質を維持できる組織はありません。まして何十年も経てば、組織もその装備もありとあらゆるものが変化していきます。 如何なる状態ならば、同質と見なし、いかになれば変質したとみるのか、その法的根拠はいかに?などと問われたら答えに窮するのではないでしょうか。 もしも、Rayさんの意味するところが、「現在の自衛隊は、他国を侵略できるほど強大となっていて危険である」との認識ならそれこそ9条を改正して「自衛隊が自衛権を逸脱して、他国への侵略戦争や、先制攻撃へと暴走しないための確実な条文とすること」を求める事のほうが正論と言えるのではないでしょうか。 共産党の偏向した主張(最高裁大法廷判決無視という)に固執するのでなければ、自衛隊を合憲と認識し、その前提の上で憲法問題を検討すべきであろうと思いますがいかがですか? |
▼Rayさん: >▼しまったkさん(503 >もちろん、しまったkさんのご覧になった世論調査では >別の結果だったのかも知れないのですが。 > >九条の問題はともかくとして、それ以外の点については >「改憲して憲法に新たに盛り込まなくても、 >理念としてはすでに憲法に含まれているものなので、 >改憲ではなく法律のレベルで十分対応可能であり、 >だからこそ今急いで改憲する必要はない」 >というのが(繰り返しになりますが) >『改憲不要論』として私が主張したことです。 北海道新聞の記事が、旭川自衛隊の小泉首相による閲兵があった日に前後だったため、新聞を詳細に分析せずに受け止めていました。保存した切り込みが、不明のため確認できませんが、9条の改憲についてだったと記憶しています。 9条以外については、まさに言われるとおりです。 法律ベースの問題で、十分対応可能の思います。 |
▼peaceさん(514): ご意見の前半にはまったく異論はないのですが、 最後のご意見は疑問です。 >米軍の作った憲法9条は日米安保条約の上でしか存在価値が無かったのではないですか?日本国民が9条を守って来たのではなく米軍の軍事力を頼りに今まで存続し得たのではないですか? これは改憲賛成派の方がよくおっしゃることですが、 私はそうは思っていません。 peaceさんのおっしゃる論理ですと、 「米軍がいるから(怖くて?)日本を攻撃できなかっただけだ」 ということになると思うのですが、 世界はそんなに好戦的で理屈の通らない国ばかりなのでしょうか。 軍事力に頼らずに国際関係を維持して行こうというのが 現行憲法の平和理念なのだと思いますから、 (peaceさんはこの考え方を「甘い」とおっしゃっていますが) まずはその立場に立って考えることから始めないと 最初から憲法に違反した考えに基づいていることになってしまうと思います。 また、peaceさんは(535)で >憲法9条を書き換えるのだ として二つの案を書いていらっしゃいますが、 改憲が必要なのは1.の場合のみであり、 2.の場合には改憲はまったく必要ないと思います (解釈改憲がうまれたのは憲法の条文が不正確であるためではないと思いますから)。 というわけで、私は(523)の海幸彦さんのご意見に 全面的に賛成いたします。 ▼曳馬野太郎さん(540): >世界広し、といえども、まともな国家で自衛権を否定し軍隊を持たない国家は希有でしょう。(バチカン市国はどうなっている?などとつっこまれそうですが−ここには軍は存在せず、スイス衛兵が法王身辺と法王室を、市国警察がその他の警備に当たるそうですが。−) コスタリカは軍を持っていないのではなかったかと思います。 曳馬野太郎さんのおっしゃる「まともな国家」の定義がよくわかりませんが、 曳馬野太郎さんご自身がおっしゃる通り、 「希有」というのは「ない」ということではありませんし、 「軍隊を持たない国が希有」だから、日本も持たなければいけない、 というのは論理がおかしいと思います。 >共産党は「憲法九条にてらすならば、自衛隊が憲法違反の存在であることは、明らかである」と述べています。 >9条からのみの憲法解釈ならば自衛隊が違憲であることは、私も同意します。 >9条をいかに読んでもそれ以外はあり得ません。 >そこでちょっとお尋ねしますが、Rayさんの「自衛隊違憲論」は上記共産党の見解に依拠したものでしょうか? 憲法九条を素直に読んだら自衛隊は違憲だ、というのが私の主張であり、 その点は曳馬野太郎さんと同じです。 結果的にはほとんど同じ内容になっているようですが 共産党がどう言っているかとは関係ありません。 共産党が「砂川事件最高裁大法廷判決」を無視しているのかどうかは 私には関係のないことですし、 私の知るところではありません。 >もしも、Rayさんの意味するところが、「現在の自衛隊は、他国を侵略できるほど強大となっていて危険である」との認識ならそれこそ9条を改正して「自衛隊が自衛権を逸脱して、他国への侵略戦争や、先制攻撃へと暴走しないための確実な条文とすること」を求める事のほうが正論と言えるのではないでしょうか。 この論理に対するお答えは、(473)でしゃねるさんへのレスに書いた >「憲法に違反するものがあるから >憲法を改正して現実と一致させなければならない(する必要がある)」 >というしゃねるさん(を含めた改憲賛成派の方々)の論理は話が逆であり、 >「憲法に違反しているものがある場合には >憲法に違反しているものを修正して合憲の状態にする」 >のがすじだと思います。 と同じものになります。 >共産党の偏向した主張(最高裁大法廷判決無視という)に固執するのでなければ、自衛隊を合憲と認識し、その前提の上で憲法問題を検討すべきであろうと思いますがいかがですか? これは、「最高裁判決が出ているのだから従うべきである (ゆえに自衛隊は合憲である)」ということですよね。 これに対する私の意見は(510)に書いた通りです。 また、これまで特にお断りしてきませんでしたが、 十分討論された上で国民(有権者)全体の中で 改憲賛成・軍備拡充賛成派が多数という結論が出るなら、 私はその決定には従うつもりでいるということを付け加えておきます。 議論が堂々めぐりになってきていますので、 この件についてはこれ以上の議論は控えたいと思います。 |
はっきり言いますと護憲をおっしゃるのならば何度も言っていますが、即時、自衛隊解体、日米安保条約解消すべきなのです。 でなければ先に提案した1.または2.の方法で改憲すべきでしょう。(1.の方が僕はいいと思うが2.でも現状よりかは遙かにいいと思う) 今まで拡大解釈やねじ曲げられた解釈で自衛隊が作られ海外派兵がされ、米軍の基地には核兵器があり。それを黙認している。(今後さらにエスカレートしてゆくでしょう。) そのねじ曲げ手法は戦前に大東亜共栄圏構想を謳い東アジアの国々を「解放」と言い「侵略」していったのと同じねじ曲げ方であります、そして今、官僚が法律をねじ曲げた解釈をして好き勝手にしているのと同じであります。 はっきり言って清くないのです、今実際に日本には軍隊はあり、海外にも送っているのです。事実を直視してください。 法は守らなければいけません。小学校の子供に憲法9条と自衛隊の実状を一緒に説明できますか?子供は親をみて育ちます。この今のねじ曲がった憲法解釈を見て子供たちの世代はさらに法律をねじ曲げて行くことでしょう。憲法9条のみが形骸化してゆくのは目に見えています。 拡大解釈とやらでこのぼろ雑巾のようになった憲法9条になぜしがみついているのですか。現実に沿いきちんと解釈され平和を尊ぶ世界に誇れる憲法をなぜ作ろうとしないのですか。 |
▼peaceさん: >拡大解釈とやらでこのぼろ雑巾のようになった憲法9条になぜしがみついているのですか。現実に沿いきちんと解釈され平和を尊ぶ世界に誇れる憲法をなぜ作ろうとしないのですか。 私も、「平和を尊び、拡大解釈されない憲法」には賛成です。しかし、今、憲法を改正するとなった場合、そのように「改正」されると思いますか? 私は今の憲法より、平和な世界を築くための憲法になるとは、到底思えません。 ここ数年で、日本の政治が平和を築く方向だったと言うのなら、憲法を改正するのもいいでしょう。しかし、事実は有事三法をつくり、テロ特措法をつくり、とうとう自衛隊は海外派兵されました。外から見れば軍隊の海外派遣でなくて何でしょう。この政府が憲法を変えようとしているのですよ。平和を愛するのなら、今は憲法を変えてはならない時です。 こんな今、憲法を「改正」されたら、日本もまた軍事大国への道を歩むことでしょう。そして軍隊というのは、人を殺す訓練を日夜続けているところであり、訓練を重ね、やがてそれを実戦で使いたくなる。今の自衛隊派遣はまさにそのためでもあったのでしょう。だって、「人道支援」に行くのに、武器をもった自衛隊である必然はないのですから。 国を護るためにはまずは外交努力です。国際協力、人道支援は、軍隊を使わなくても出来ます。戦争を放棄し、平和を築く努力を誓っている日本国憲法を、「いま」変えるべきではないのです。 |
▼珠さん: >▼peaceさん: >>拡大解釈とやらでこのぼろ雑巾のようになった憲法9条になぜしがみついているのですか。現実に沿いきちんと解釈され平和を尊ぶ世界に誇れる憲法をなぜ作ろうとしないのですか。 > >私も、「平和を尊び、拡大解釈されない憲法」には賛成です。しかし、今、憲法を改正するとなった場合、そのように「改正」されると思いますか? 私は今の憲法より、平和な世界を築くための憲法になるとは、到底思えません。 > >ここ数年で、日本の政治が平和を築く方向だったと言うのなら、憲法を改正するのもいいでしょう。しかし、事実は有事三法をつくり、テロ特措法をつくり、とうとう自衛隊は海外派兵されました。外から見れば軍隊の海外派遣でなくて何でしょう。この政府が憲法を変えようとしているのですよ。平和を愛するのなら、今は憲法を変えてはならない時です。 > peaceさん、珠さんのご意見は、対極にありますが、憲法9条の本義を守りたいという点は同じだと思います。 中途半端だと謗られるかも知れませんが、私は両方のご意見に共感してしまうのです。 私も、これほど拡大解釈されてしまった憲法第9条には危機感を抱いています。 もっと縛りをつけるような形での改憲は、悪くないとも考えます。 自衛隊は9条を厳密に考えれば違憲になってしまいますが、今更解体を言っても 世論は付いてこないでしょう。 が一方、今改憲を言い出すのは危険だという珠さんのご意見にも、大きく頷いてしまいます。 ここ数年の政治の方向は、実に巧妙に右傾化しています。 私は小泉さんが出てくるまで気がつきませんでした。 未だに気づいていない人達がたくさんいるのが現実です。 イラクへの自衛隊派遣に賛成という人が、反対派を上回ったという世論調査が 出ています。 既成事実の積み重ねがこのような世論逆転を生んだのです。 政府が巧みに世論を誘導していけば、平和憲法など簡単になくなってしまうかもしれません。 私は憲法論議のスレッドを読んではいましたが、難しくて書き込みは出来ませんでした。 そもそも憲法9条が改憲される事など考えてもみなかったので、護憲も改憲も考えた事がありませんでしたから。 今は童話屋から出ている『日本国憲法』と、『新しい憲法のはなし』を携帯し勉強しています。 無責任のようですが、立場としては護憲派でも改憲派でもありません。 ただ一つだけ言えるのは、戦争の被害者にも加害者にも加担者にもなりたくないという事です。 |
▼八五郎さん 私もほとんどあなたと同じです。 これからも皆様の意見をよく自分なりに消化するよう努力します。 |
▼北の老兵さん: > ▼八五郎さん > > 私もほとんどあなたと同じです。 > >これからも皆様の意見をよく自分なりに消化するよう努力します。 北の老兵さんの様なお方に共感いただき、心強いです。 これからもこのスレッドと、笹井さんの立ち上げた『護憲+』を 参考にして、自分なりの考えを模索していきたいと思います。 |
▼八五郎さん 私の書き込みを読んで下さってありがとうございます。 拡大解釈でボロ雑巾状態の憲法九条、確かにこのままではと思われるでしょう。 ではどうするか? 「改正」は「改悪」につながることは請け合いです。 平和を願うなら、憲法九条はそのままに、「付帯事項」をつければいいのです。 付帯事項を検討すれば、平和を理想とする国として、かなりのことができるはずです。 少しお年を召した憲法学者の方々には、改正反対の方が多いようです。戦争を体験されているからでしょう。 |
憲法改正を考える訳 すみません少し長くなります。 僕が憲法改正を称える訳はいくつかあります。 まずは、先に言っていました現状(自衛隊、日米安保条約)と理念(憲法)があまりにも拡大解釈等で乖離しすぎているからです。 多くの日本人は憲法9条を世界に誇れる物であると思われていますが、実際にそうでしょうか?僕は小学校の時にそう教えられました。しかし、数年前に僕はアメリカ人の友人(その友人もアメリカでもリベラルな方ですが。)と話をする中で僕は戦争の悲惨さ(父親や母親から僕は小さい頃からいろいろ聞いていました。父は軍国少年で志願し出征、父の兄は戦死し敗戦で打ちひしがれたり、母は小学生で空襲の焼夷弾に逃げまどった話しなど。)を原爆資料館の話しなどを交え平和を訴えたのですが、ついに憲法9条のことは言いませんでした、なぜなら憲法9条を語るのはとても恥ずかしいからです。その人でも日本に軍(自衛隊)があるのは知っているし日米安保でアメリカの核の傘に入っているのは知っているからです。 外国人に言って恥ずかしくない憲法にしたいですよね。 自衛隊、日米安保条約の内容を知っている外国人に現行の憲法9条を誇れますか?(正直言ってそれはたとえ付帯事項をつけたとしても大して変わらないと思います。) そして次の理由として、日米安保条約の今後の行方は改憲問題にかなりの影響があると信じています。日米安保(軍事同盟)の意味は冷戦時に東アジアの社会主義化を防ごうとアメリカが軍事拠点として日本に基地を持ちたかったからだと信じています。有事の際に日本を守ることでのメリットよりもそちらの方が主目的でありましたが、今、冷戦が終わりその目的が失われつつあります。有事の際なぜアメリカの若者の命を日本人を守るために犠牲にしなくてはいけないのか、いくら思いやり予算や基地提供があっても用心棒のようなこの条約を続けることに今後アメリカが難色を示すのは近い将来あり得るからです。(僕はもしかしたらすでに水面下で交渉が進んでいるのではとも思います。小泉さんの行動を見ているとそう思える節もあります) そうすると今の状況よりももっと過激に一挙に改憲論が浮上する可能性があると思われます。そのときには安全保障に危機感が募りかなり軍の行動範囲に自由度を持った悪い意味での改憲になる可能性があるでしょう。よい改憲をするためには順序を間違えると行けないと思います、まず改憲(自衛隊を軍として認め、専守防衛、平和目的等を詳しく・・・)その後、安保条約を軍事条項のない友好条約などに変える、というのが道筋と信じます。だから今論議すべきなのです。 そして最後に僕は今の自民党政権、そして民主党に政権交代が行われたとしてどちらにしても改憲される可能性はかなりあると思います。そのとき改憲反対と白紙投票するよりも改憲するならこうすべきだと堂々と主張・論議することが将来に対して責任の持てる行動だと信じるからです。(昔の社会党がそうでしたが自民党のすべてに反対し、ネガティブにしか世の中を変えようとしなかったことで結局自民党のなすがままにしてしまったことを見てきて感じています。)もっとポジティブに現状を肯定して世の中を変えてゆく方が未来に対して責任ある行動ではないでしょうか。ポジティブとは決して現状維持ではありません。 そういう意味で民主党を応援する老人党が好きなのです。民主党にもみなさんご存じのようにどう考えても好かない輩が結構いるのは承知でしょうが、共産党や社民党に投票することは白紙投票と同じで未来に対しての責任のある行動とは思えないからです。 長くなってしまいました、すみません。 わかっていただけましたしょうか |
▼珠さん: >付帯事項を検討すれば、平和を理想とする国として、かなりのことができるはずです。 こちらこそお読みいただきありがとうございます。 『付帯条項』という考え方、参考にします。 珠さんは柔軟な考えの護憲派とお見受けいたします。 が一方で又、593のpeaceさんの意見も理解できるのです。 ただし一点だけ共感できない点がありました。 それは憲法九条に胸を晴れるかというところです。 実態と乖離しているとはいえ、『戦争放棄』を明言する条文はすばらしくないですか。 これ以上の理想はないと思います。 私は、9条に限って言えば、改憲は改正ではなく、改訂だと思っています。 いつもどっちつかずの意見で恐縮です。 しばらく静観させてください。 |
私も八五郎さんの意見にほとんど同じです。 このスレッドの中では一番近いのではないかと思います。 このスレッドの方達の護憲への思いは十分に伝わってきます。 できるものならさわらないでそっとしておきたい気持ちも強いです。 しかし私はこれから世論が右傾化したときが怖いのです。 その時は自民党の改憲案が大手を振って通る可能性が大きくなります。 そうならば、いっそ今が憲法の見直しの時期ではないかと思うのです。 どちらにするか民主党案がまとまったら決断しようと思います。 しばらく保留ということにして、勉強したいと思います。 |
すみません。一つ言い忘れました。 なぜ右傾化する可能性があるかというと、一つは政治への無関心層が増えるということ。 若者の政治に対する意識はどんどん薄くなっているように思います。 これから成人する若者はもっとその傾向が強くなると思います。 その時が自民党のねらいなんです。 無関心層が増えれば右傾化しやすいでしょう。 もう一つは戦争体験者が少なくなるということ。 これも大変心配です。 時間が過ぎるほど、そうなっていきます。 このような訳で右傾化を危惧しています。 まだ健全な世代が残っているうちに憲法を見直したが良いのではないかと、ちらっと思うのです。 |
▼八五郎さん: >ただし一点だけ共感できない点がありました。 >それは憲法九条に胸を晴れるかというところです。 >実態と乖離しているとはいえ、『戦争放棄』を明言する条文はすばらしくないですか。 >これ以上の理想はないと思います。 そうですね、理想としてはこれ以上ない物だと僕自身も信じます。ただ現実には即していないのが諸外国に対して恥ずかしいと僕が思うところです。 たとえば外国人に「日本は憲法9条で戦争を放棄しているんだ」と言ってもその人から、「それじゃ自衛隊は何なの?」と聞かれたらどうしましょう。「あれは自衛の為の組織であり憲法の付帯事項で戦争はしないことになっているんだ」と言ってもはっきり言って笑われるだけだと思います。日本の軍事予算は世界第2位(だったかな)ですよね。今や日本は立派な軍事大国なのです。 たとえば今の韓国が憲法改正で戦争放棄を謳って軍を防衛隊などと呼んで在韓米軍はそのまま駐留だとすればどう思いますか?おそらくどこの国でもそんな憲法はインチキだと思うでしょう、それとおなじのことを僕は言っています。 そうしてもう一つ、このようなことはあまり言いたくなかったのですが言っておきます。 護憲を称える一部の方は、一方では憲法が改正されると今にも右傾化が激しくなり軍が暴走し戦前のような状態になると脅しをかけ、もう一方では、憲法を尊重し軍備を持たず外交努力で他国からの侵略戦争をくい止めるとおっしゃいますが。 はっきり言って今の東アジアで民主主義がうまく機能している(そりゃ不満もいっぱいあると思いますが、僕もありますよ)国として日本はトップクラスではないですか。もう少し日本の民主主義を信用してもいいのではないですか。僕はそれよりも諸外国に理性ある外交を求める方が無理があるような気がしますがいかがでしょうか。それほど日本は野蛮で北朝鮮は理性的な政府ですか?北朝鮮が野蛮とは思いませんが少なくとも日本の方が理性的な政府を持っていると信じます。 |
▼珠さん: > >今、憲法を改正するとなった場合、そのように「改正」されると思いますか? 私は今の憲法より、平和な世界を築くための憲法になるとは、到底思えません。 > >国を護るためにはまずは外交努力です。国際協力、人道支援は、軍隊を使わなくても出来ます。戦争を放棄し、平和を築く努力を誓っている日本国憲法を、「いま」変えるべきではないのです。 貴方の言われることが、決定的です。 改憲を唱える人たちは、現実を見ることを訴えますが、致命的に見落としていることがあります。 それは、日本がアメリカの傘の下で安全保障されているという論理です。 アメリカは、その傘で日本を守る意図は全くありません。 アメリカは、日本のためではなく、自国のために、日本に傘をかざしているのです。 むしろ、その傘が無い方が日本にとっては、安全ではないでしょうか? 「アメリカの傘」は、もはや、改憲論者の詭弁の世界になってきています。 |
初めての投稿なので、まとめて意見を言わせてください。失礼な事をいっていたらすいません。 私の立場としては「自衛隊の存在は賛成。有事法制も賛成。イラクへの自衛隊派遣も賛成。ただし暴走するな。」です。 この事に関して、アメリカとの調和という立場から、説明させてください。 まず忘れてはならないのは、日本の自衛隊は日本だけのものではないということ。世界第二位の経済大国ならば、ある程度国際平和へ貢献するのが日本の自衛隊の義務であると考えます。 ただし、今の時点では「まだ」そのレベルに達していない気がします。 どういう事かと申しますと、軍事力を行使するには、国としての理念というか、戦争の目的なるものがなくてはなりません。 その点、アメリカは理念を持って行動しています。あくまで一つの国として、「サダムを捕まえろ、イラクの圧政をやめさせろ」という目的の元で軍事行動を起こしたわけですね。暴走気味ではありますが。(大量破壊兵器が見つからないとか騒いでますけど、私から見ればサダムそのものが大量破壊兵器だと思います) しかし、アメリカ以外の国で、日本も含めて理念と言うものを持って行動している国が見当たらない。フランスやロシアがイラク戦争に強硬に反対していましたが、私には仏や露の行動に理念らしきものを感じられませんでした。 日本も理念がない。これが一番の問題であると思います。憲法にはっきり「平和尊守、戦力放棄」と書いてある割に、日本の外交はノロノロと、イラクに自衛隊を派遣するのも戦争終結から約1年後。「決めるならさっさと決めればいいのに。。」と思っていたのは私だけでしょうか。 アメリカのような先制攻撃的な国が1つや2つあっても構わないと思います。それと張り合って、戦争是対反対、平和重視のような理念をしっかり持った国があって、バランスが取れるような国があれば。 しかし現実にはそのような国がありません。国連もアメリカの一極支配です。 なら、日本がそのような国になれ、というのが私の見解です。 そのためにはどうするか。アメリカと張り合える国にならなければなりません。 ここで一つ問題が生じます。冷戦終結後のアメリカの発言「もうアメリカ以外のスーパーパワーの存在は許さない」 ならアメリカと仲良くなれ、その上でアメリカとバランスを取ろう、というのが私の見解です。 今のアメリカは暴走気味ではありますが、交渉してわからない国でもないでしょう。安保条約は内容にこそ多少の問題があれ、条約そのものは良い物だと思います。 その為には、ある程度の自衛隊の整備は必要です。だいぶ平和な世の中になったとは言え、まだ軍事力は一定の影響力を持ちます。憲法改正までいくと国の理念まで変わってしまうのでそこまでする必要はありませんが、有事法制やその他法整備は必要であると思います。 長文失礼しました。反論等歓迎です。 |
▼シルク フォークスさん: >初めての投稿なので、まとめて意見を言わせてください。失礼な事をいっていたらすいません。 >長文失礼しました。反論等歓迎です。 シルク フォークス様、はじめまして。 仕合せな生活をしているお方と見ました。日本国民の大多数の意識を代弁していると思います。もう少し、なぜ・そして、がほしいところですが…。 「フセインこそ大量破壊兵器」とおっしゃいましたね、なかなかの着想です。その意味では世界のほとんどの指導者は大量破壊兵器そのものです。大体、どの辺から「大量」だと思っていらっしゃるのですか? 私は、人間のコブシ以上の武器はみな大量破壊兵器だと思っています。 |
▼シルク フォークスさん: クイズです 1. イランイラク戦争の時、資金・武器援助をしてフセインに絶大な権力を与え怪物に仕立てたのはどこの国でしょうか?(許せない国ですね、我々日米同盟の敵であります。) 2. タリバンを援助しアフガニスタンを支配させたのはどこの国でしょうか(9.11のテロ支援国家ではないでしょうか、ゆるせませんね。) 3. アフガニスタンのカルザイ大統領は大手石油会社の最高顧問をしていましたがさて、どこの国の石油会社でしょうか。(ここも石油利権か!アフガニスタンの混乱につけ込みけしからん国だ、フランスか?ロシアか?) 答え 1. アメリカ合衆国 2. アメリカ合衆国 3. アメリカ合衆国 分かりますか?アメリカにの外交政策に理念らしきものは見あたりません。あえて言うならマッチポンプ、ダブルスタンダードが政策の中身です。 |
▼peaceさん: >はっきり言いますと護憲をおっしゃるのならば何度も言っていますが、即時、自衛隊解体、日米安保条約解消すべきなのです。 > 自衛隊を認め、日米安保条約をみとめ、それでいて9条を護持するというのはおかしいとのご意見、一見筋が通っているようです。しかし私は、そうでない、と思います。すなわち、国民の多数が認めているこの2つを質にとって9条の可否を論ずるのは、真摯な論法ではないと思うのです。 それは、現実と理念をごっちゃにしているのです。それは、国民の中にある、ある種の混乱に乗じた物のいいかた、といえます。国民の中には、自衛隊がなくてどうする、という漠然とした不安があります。日米安保がなくでどうする、という不安もあります。 国民の中には、「自衛隊は国を守ってくれるもの」という素朴な概念が色濃くあります。しかし、自衛隊は何のためにあるか、政権サイドの意識に立ち入って物事を考えて下さい。 彼らはまず、そうした国民の素朴な意識に依拠しているということ。家には戸締り、火の用心、これを言っていればこれに疑義を唱える人間は怪しげな連中として排除できる。選挙には確実に有利。(小選挙区となれば最大の意識に便乗するのが一番有利。いわゆる、国民が今何を欲しているか、というやつだ。) それと、一大産業としての軍需産業。利権・談合・癒着、これほどあからさまな利権産業はほかにないだろう。ネオコンの例を引くまでもない。道路、新幹線、箱物行政、年金ゴロ、その他あらゆる公共事業の比ではないだろう。機密の名のもとに、やりたい放題である。この利権を護持するために、思想統制・緊張のでっち上げ等々、国家権力を使って彼ら政治家はなんでもやるだろう。徴兵制も確実に視野に入っていよう。そしてまた、一旦できた徴兵制を踏絵として、国民を弾圧する口実を作ってゆく。事態は自民党政治家の思惑を超えて、いつか来た道に必ず落ち込む。第二第三の野中・箕輪が出ようとも、もう遅い。 今するべきことは、東アジアの国々と話し合えるリーダーを育てること、そして平和条約を結び、日本の経済を健全・健康なものにして、アメリカを含め、環太平洋の平和な経済発展を目指すことである。日米安保条約は発展的に解消し、自衛隊は廃止・改組することである。 |
>今までの安全保障の背景にあった日米安保・自衛隊による武力の >部分を破棄、様々な外交努力で新たな平和国家を築く。 ↑基本的には、これに賛成ですが。 >拡大解釈などで自衛隊を認めることなどできないように明記する。 ↑これは、緊急に必要である、とは思えないですな。 >拡大解釈とやらでこのぼろ雑巾のようになった憲法9条になぜ >しがみついているのですか。 ぼろ雑巾ですかね? 私たちが平和の理想に一歩一歩近づこうとするのなら、今の9条よりも良き道標はありません。 この道標を取り換えるなら、私たちの歩みは一層遠回りすることになるでしょう。 「9条の道標はおかしいのではないか」と言っているのが、いわゆる改憲派ですが。 連中の先導に従って行くなら、私たちは道を誤ることになるでしょう。 連中は軍需利益を得て、私たちは税金と生命を失うことになるでしょう。 私たちにとって緊急に必要なのは、嘘吐き連中の嘘を暴き、連中を議員にしないことです。 >有事の際なぜアメリカの若者の命を日本人を守るために犠牲 >にしなくてはいけないのか、いくら思いやり予算や基地提供 >があっても用心棒のようなこの条約を続けることに今後 >アメリカが難色を示すのは近い将来あり得るからです。 アメリカは、日本での基地利用のメリットを依然重視していますよ。 韓国やフィリピンなどでは、日本の「思いやり予算」ほどの好待遇は期待できませんからね。 さらに小泉首相のようなリーダーが今後も協力してくれるなら、 「アメリカにとっての有事の際に、アメリカ兵に代わって、自衛隊が戦ってくれる」 「イラクなどで、自衛隊が血を流し、その分アメリカ兵の犠牲を少なくしてくれる」 ・・・というような「次のお楽しみ(Next, Fire at the Front.)」もありますから。 アメリカが日米安保条約を続けることに難色を示すことなど、ないのではありませんかね。 >諸外国に理性ある外交を求める方が無理があるような >気がしますが 諸外国が国連憲章を無視する、ということですかね? 例えば北朝鮮が、「自衛のための先制攻撃」とやらを近々仕掛けてきますかね? 「勝ち目があるか」とか「戦って何を得られるか」とか「戦わなければどうか」とかの考察を全く稚拙に行って無謀な戦争を起こす国が、全くないとは言いませんがねぇ。 だからといって、諸外国は皆ほとんどアホばかりだから理性ある外交は通じない、なんて考えるのは、ちと失敬に過ぎる話なんではないですかね。 |
▼Rayさん: >これは、「最高裁判決が出ているのだから従うべきである >(ゆえに自衛隊は合憲である)」ということですよね。 >これに対する私の意見は(510)に書いた通りです。 え・・・最高裁が自衛隊合憲判断をしたことがあるなんて知らなかった。 最高裁は今まで違憲立法審査権を放棄して、行政府の判断に任せるといった だけだと思ってました。 砂川判決では、うろ覚えですが、「防衛の用に供せざる・・・・」 とかいって最高裁は憲法判断を逃げたと理解してますが。 私の理解間違ってたんですかねえ。 法律にはまったくド素人で、よろしくご教授ください。 |
▼シルク フォークスさん >その点、アメリカは理念を持って行動しています。あくまで一つの国として、「サダムを捕まえろ、イラクの圧政をやめさせろ」という目的の元で軍事行動を起こしたわけですね。暴走気味ではありますが。 8日(日)の衛星チャンネルの「ベネズエラクーデターの裏側」をご覧になりましたか? 民衆から選ばれた大統領に対して、「石油」会社系の元大統領を担いで、民放にお金を出し、クーデターを起こさせたのがアメリカです。幸い失敗しましたけれど。 やはり選挙で勝ったチリのアジェンデ大統領を、アメリカは社会主義政権と決めつけて暗殺して乗っ取り、その後、政権をとらせたピノチェトは、チリの反体制派を弾圧。大勢の人が殺され行方不明になりました。ピノチェト政権崩壊後、凄まじい数の死体が掘り返されています。これもアメリカがしたことです。 フセインの圧制は大変問題でした。しかしアメリカはそんなきれいごとだけで動いたわけではありません。アメリカの言うことを聞かない国を圧制したかった。そして「石油が欲しい」。天然ガスのパイプライン敷設の予定地でもありましたしね。 私はアメリカ人に友人が何人かいて、彼等とは良い関係だし、ウォーターゲート事件を探り出した2人の記者のような人物がいること、民主主義の理念、自由であることなどは、とても好きです。 でも昨今のアメリカは、あまりにひどいと思っています。理念どころか暴走どころか、「石油」のために、イラクの政権を叩き潰すのが目的で、フセインを殺すために戦争を起こし、空爆で、大勢のイラク国民を大量殺戮したわけです。なお、「大量破壊兵器」云々も口実です。アフガン戦争のあと、「アフガニスタンのあとはイラクだ」とアメリカのブッシュ政権の高官は口にしていたそうです。 大国だからって、日本はなびいてはいけない。むしろ日本が同盟国としての責任を持ちたいのなら、言うべきことをきちんと言える国でなくてはならないと思います。アメリカの御機嫌伺い国家では、日本の自主性はどこにあるのでしょう。 私は日本の自主性のより頼むところは、憲法九条だと思っています。1945年以来、日本は他国を侵略したことも、国家として他国の人民を殺したこともありません。それこそ日本の誇るべきことだと思っています。どうか自衛隊が、イラクで無辜の市民を殺すようなことが起きないようにと、強く願っています。 |
▼珠さん: 全く同意見です。 私もアメリカは嫌いな国ではありません。しかしアメリカの傲慢なところはどうも好きになれません。 しかし、自由と民主主義の国、国民の力で変えられるところは良いところでしょう。アメリカ国民の良心を信じて期待しています。 |
海幸彦さん、peaceさん、珠さんなどからレスを頂きましたので、まとめてレスをさせて頂きます。 peaceさんのクイズの内容にあったように、アメリカが歴史的に見て暴走、過剰な行動をとってきた事は疑い用のない事実であると、私もそうであると思います。 ベトナムへの軍事介入、湾岸戦争など、WWU以降の大きな戦争は多くがアメリカが参加していますしね。 ただ、私の意見として、昔のアメリカと今のアメリカを同じに見てはならないと思います。 アメリカは完全な大統領制であり、大統領の性格がそのまま国の行動に反映されるという状況があり、大統領が変われば国も変わります。自民党が政権を取り続けている日本とはわけが違います。この事は前ブッシュ大統領(父の方)と今のブッシュ大統領を比較してみてもわかるでしょう。 前ブッシュ大統領もイラクと戦争を行いましたが、最終的にバグダットには攻め込みませんでした。それは何故か?イラクが民主化されることを恐れた周辺諸国がアメリカにバグダットを攻めないよう頼んだからです。前ブッシュ大統領も、「石油が手に入るのだからいいだろう」というわけでそれ以上はイラクを攻めませんでした。 しかし、今のブッシュ大統領は父親とは正反対で、あっさりとバグダットまで攻め入ってしまいました。今のブッシュ大統領は熱烈なクリスチャンで、正義感が強いと聞いています。又、現ブッシュ大統領の発言は白黒を問う物が多いですが(アメリカの味方か、テロの味方か、とか)これも現ブッシュ大統領の確固たる信念を感じさせるものであります。現ブッシュにとって、石油利権などは戦争の目的として二の次、一番の目的はサダムをたたく事であったと私は考えています。 そう考えれば大量破壊兵器がどうこうというのは口実にすぎないのは当然ですよね>珠さん 確かに現在のイラク統治軍としてもアメリカ軍の行動にはかなり問題があります。しかしだからといって自国民に対し毒ガスを使うような男を放っておいてよかったわけがないことは、皆様にもご理解頂けると思います。アメリカ軍の兵士がイラクで問題を起こしているとしても、それはアメリカ軍のモラルの欠如であり、日本はアメリカに味方すべきでないという事にはなりません。 繰り返しますが、外交というのは国同士の交渉でありながら、国の元首同士の交渉でもあります。現ブッシュのキャラクターを掴まずに「アメリカはいままでこういう行動をしてきたから」では正しい判断はできないと思うのです。 ただアメリカの話ばかりしてもしょうがないので、日本に話を戻しますが、私は日本のイラクにおける自衛隊の行動には関心しています。治安の鎮静にやっきになっているアメリカと違い、平和的に復興を行う目的でいっているのですから、何も自衛隊の派遣に問題はないと思っています。 またまた長文失礼しました。ここで失礼します。 |
▼シルク フォークスさん: >しかし、今のブッシュ大統領は父親とは正反対で、あっさりとバグダットまで攻め入ってしまいました。今のブッシュ大統領は熱烈なクリスチャンで、正義感が強いと聞いています ご存じですか?ブッシュ大統領は3度逮捕歴があります。飲酒運転で逮捕、何人かの仲間たちとふざけてクリスマスリースを盗んだとして逮捕、フットボール場での治安紊乱罪で逮捕。アメリカでも3度も逮捕歴がある人は少ないと思いますが、熱烈なクリスチャンで、正義感が強いでしょうか? >現ブッシュにとって、石油利権などは戦争の目的として二の次、一番の目的はサダムをたたく事であったと私は考えています。 チェイニー副大統領は副大統領になる前職業は米油田サービス大手のハリバートンのCEOでしたし。ブッシュ家は代々石油で財をなした家系で大統領自身も石油会社を経営していました。どう考えても石油利権とは切っても切れないと思いますね。 >だからといって自国民に対し毒ガスを使うような男を放っておいてよかったわけがないことは、皆様にもご理解頂けると思います。 イラン人に対して毒ガスを使っても支援を続けたアメリカもさすがに自国民に対して毒ガスを使ったときには議会が経済制裁を課そうとしましたがホワイトハウスがこれをつぶしました、そのときの大統領はレーガンで副大統領はパパブッシュでした。15年がたちそのことに制裁を加えようとしているのですね。 >アメリカ軍の兵士がイラクで問題を起こしているとしても、それはアメリカ軍のモラルの欠如であり、日本はアメリカに味方すべきでないという事にはなりません。 劣化ウラン弾の問題をご存じですか、ぜひ、インターネットで検索してみてください。アメリカの戦争に対するモラルが問われる兵器です。 >ただアメリカの話ばかりしてもしょうがないので、日本に話を戻しますが、私は日本のイラクにおける自衛隊の行動には関心しています。治安の鎮静にやっきになっているアメリカと違い、平和的に復興を行う目的でいっているのですから、 じゃなぜ武器を携帯するのですか? |
>じゃなぜ武器を携帯するのですか? それは自分の身を守るためです。警官が拳銃を持つのと同じ原理です。警官は町の平和の維持の為にいるのです。 >ブッシュ大統領の逮捕歴 おっしゃる通り、ブッシュ大統領は若い頃荒れていたと聞いています。 いわゆるボーン・アゲイン・クリスチャンというタイプで、ある日、「自分はこのままではいけない」と生まれ変わったという人です。それだけに神への忠誠心も強いと聞いてます。(自分は宗教には全く興味がありませんが、宗教のいい面を見ての事です)生まれ変わったらなんでも許されると言う事は決してありませんが、アメリカ国民が選んだ大統領であり、まず信用してみてもいいのではないかと思います。 >石油利権と切っても切れない ブッシュ大統領のバックに石油があるのは有名な話ですが、バックに石油があるのと戦争の第一の目的が石油であるのとは関係ないと思いますが。。私からするとよほどフランスのシラクの方が石油に関してはしつこいと思うのですけどね。 >劣化ウラン弾 わざわざネットで検索しなくても、前々から自分もアメリカ軍の行動はいきすぎであることは感じています。 確かアフガン侵攻の時も核兵器並みの威力を持つ兵器を使っていましたね。(兵器名は忘れましたが。。)私もこの点は即アメリカに改善をしてもらいたい点だと思っています。信念を持ってサダムを政権から引きずりおろしたのはいいですが、民間人に被害が出るのでは元も子もないと思っています。 ついでに日本に核を持ち込む時はちゃんと事前協議をやってほしいですけど、それはこのスレで話す事ではないですね。 日本の自衛隊にはいざという時以外は極力兵器使用を押さえて欲しいと願っています。 |
▼シルク フォークスさん: がんばってね >それは自分の身を守るためです。警官が拳銃を持つのと同じ原理です。警官は町の平和の維持の為にいるのです。 警官が身の危険を感じて発砲するときも、自衛隊が攻撃の危険性を感じ無反動砲で相手を爆破するのも平和的とは思えませんので、元の文章の下記の「平和的に」の部分を「時には武力を使うことも許された」に変えたほうがいいと思います。 >平和的に復興を行う目的でいっているのですから、 >>ブッシュ大統領の逮捕歴 >おっしゃる通り、ブッシュ大統領は若い頃荒れていたと聞いています。 >いわゆるボーン・アゲイン・クリスチャンというタイプで、ある日、「自分はこのままではいけない」と生まれ変わったという人です。それだけに神への忠誠心も強いと聞いてます。(自分は宗教には全く興味がありませんが、宗教のいい面を見ての事です)生まれ変わったらなんでも許されると言う事は決してありませんが、アメリカ国民が選んだ大統領であり、まず信用してみてもいいのではないかと思います。 10年前のクエート侵攻や毒ガス兵器使用からずいぶん年月がたちサダム・フセインは国連の査察や経済封鎖により大量破壊兵器を持つことや周辺各国に武力による攻撃を加えることはほとんどできなかったと思いますが。ボーン・アゲイン・モスリムとはみなしてもらえなかったのでしょうか?(もちろん僕はそう思いませんが) アメリカ国民が選んできた大統領たちが怪物サダム・フセインを作り出したのですが?それにブッシュ大統領はアメリカ国民が選んだ大統領とはいえないと僕は思います。(得票数がゴア候補よりも下回っていてイカサマで大統領になったと思うからです) >>劣化ウラン弾 >わざわざネットで検索しなくても、前々から自分もアメリカ軍の行動はいきすぎであることは感じています。 >確かアフガン侵攻の時も核兵器並みの威力を持つ兵器を使っていましたね。(兵器名は忘れましたが。。)私もこの点は即アメリカに改善をしてもらいたい点だと思っています。信念を持ってサダムを政権から引きずりおろしたのはいいですが、民間人に被害が出るのでは元も子もないと思っています。 アフガンで使用した大型爆弾は核兵器や劣化ウラン弾と根本的にその兵器としての性質は異なります。核兵器は単なる大きな爆弾とは違います。(なぜかはお調べください。これは非常に重要な問題です。)世界で唯一の被爆国としての日本はアメリカの劣化ウラン弾や戦術核、核兵器に対しては断固とした態度を示すべきです。 |
メインの意見は私のもう一つのレスの方なので、こっちは補足のようなものだと思ってください。 >私は日本の自主性のより頼むところは、憲法九条だと思っています。1945年以来、日本は他国を侵略したことも、国家として他国の人民を殺したこともありません。それこそ日本の誇るべきことだと思っています。どうか自衛隊が、イラクで無辜の市民を殺すようなことが起きないようにと、強く願っています これは全くその通りであると思います。私もイラクで自衛隊が平和に活躍できますようにと、祈ります。 >8日(日)の衛星チャンネルの「ベネズエラクーデターの裏側」をご覧になりましたか? 申し訳ありません、衛星放送は受信していないんです。。 ただ、アメリカが昔どこかの国で民衆がクーデターを起こすようにしむけたという話は聞いた事がありました。ベネズエラだったんですね。 ただ、昔のアメリカと今のアメリカを一緒に見る訳にはいかないと思います。その理由はもう一つのレスの方をご覧ください。 >アフガン戦争のあと、「アフガニスタンのあとはイラクだ」とアメリカのブッシュ政権の高官は口にしていたそうです。 それはそうでしょう。何も問題はないと思いますが。。理解力が足りなくてすいません。 私もアメリカがアフガン侵攻後、このままで止まらないだろうな、とは予想していました(私はサウジを攻めるかなと思ったんですけどね。。OPECの中心国ですし。。予想が外れてイラクでしたが) 現ブッシュのキャラクターを考えれば当然であると思います。 現ブッシュのキャラクターについてはもう一つのレスの方を見てください。 もっとも、今後のアメリカ大統領選次第では日本もアメリカとの関係を大きく修正すべきかもしれませんね。 |
ふとジョージオーウェルの「動物農場」を思い出してしまいました。動物たちが革命を起こして、自分たちの憲法を作るのですが、その中で、 No animal shall drink alcohol. 動物は酒を飲んではいけない。 という条項があります。しかし、時がたつにつれて、革命の指導者だったものたちが、憲法に違反して酒をのんだりして堕落していきます。 いつの間にか、憲法の上の条文も、民衆が知らない間に、 No animal shall drink alcohol to excess. 動物は過度に酒を飲んではいけない。 と、「過度に」ということばが入ってしまいます。 今回の改憲云々もこのようなことを目論んでいるわけですから、わたしは反対です。 |
▼ひろあきさん: >ふとジョージオーウェルの「動物農場」を思い出してしまいました。動物たちが革命を起こして、自分たちの憲法を作るのですが、その中で、 >No animal shall drink alcohol. 動物は酒を飲んではいけない。 >という条項があります。しかし、時がたつにつれて、革命の指導者だったものたちが、憲法に違反して酒をのんだりして堕落していきます。 >いつの間にか、憲法の上の条文も、民衆が知らない間に、 >No animal shall drink alcohol to excess. 動物は過度に酒を飲んではいけない。 >と、「過度に」ということばが入ってしまいます。 > >今回の改憲云々もこのようなことを目論んでいるわけですから、わたしは反対です。 全くその通りですね、少しづつ憲法を骨抜きにしていき、最後は軍隊保有、核兵器保有の方向へ持っていくつもりなのでしょう、それは去年の福田官房長官の言からも明らかです。 |