過去ログ

                                Page      68
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼世界核戦争の危険がかつてない程増大している!  前田進 04/2/14(土) 18:03

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 世界核戦争の危険がかつてない程増大している!
 ■名前 : 前田進 <jcfkp201@ybb.ne.jp>
 ■日付 : 04/2/14(土) 18:03
 -------------------------------------------------------------------------
   地球破壊、人類破滅の世界核戦争の危険がかつてない程増大している! 
小泉・池田の亡国路線に反対してイラク派兵の阻止を!!
−戦没者の無数の霊体は小泉を激しく非難している

                    04.1.28  前田進 jcfkp201@ybb.ne.jp

 世界最大の無法な核超大国米国は、ネオコン主導で「先制核ハルマゲドン」へ向かって地球破滅の途を走っている。「ネオコンはオウム真理教と同類だ」、と見られている(TanakaNews)。ブッシュは、核兵器の使用に罪の意識を持たない、世界最大の無法な国家テロリストとして暴走している。
 すでに米軍は湾岸戦争で100万発、今度のイラク戦争で30万発、1700トンの劣化ウラン弾を投下、イラクは日本の広島、長崎に次ぐ第2の核爆弾被爆国になった。イラクでは白血病、肺ガン、腎臓ガン、強度の腰痛、奇形児の出産が脅威的になって、国民の多数が45億年間続くウラン238の被爆で生命の危険に曝されている。米軍将兵も湾岸戦争で43万人が劣化ウラン弾のウラン汚染地域に入って被爆、現在補償要求で訴訟中である。今回もすでに6000人の米将兵と軍属が病気治療のため撤退した。ブッシュは、米軍を外国軍に交代させたがっている。 
 「オウム真理教」並の邪悪な米国キリスト教右派のネオコンが推進している「先制核ハルマゲドン」戦略に対抗してロシアは、モスクワ全滅直後にウラル山脈地下の戦略ロケット軍が多核弾頭ICBMで自動反撃する「死の手」戦略を03年11月に発表した(読売11月2日)。米国はロシアと朝鮮に対する地表貫通核ミサイルを開発したあと、さらに小型核兵器開発を推進している。その後露・仏が米国に次いで先制核攻撃方針を決定した。それは受身の「死の手」戦略の修正になった。
 さらにロシアでは04年1月25日に、米国の如何なるレーダーでも探知できない、MD(ミサイル防衛網)を無力化する戦略ミサイル軍の最新開発多核弾頭ICBM、RS-12M「トーポリ・M」の連隊が、サラトフ州で実戦配備についたと発表した(トーポリは除けられないほど大量の白い綿を長期間絶えず風で飛ばすポプラ)。これはロシアに対する如何なる圧力も打ち消す、とイワノフ国防相は言明した。こうして、ブッシュらの「先制核ハルマゲドン」戦略は軍事技術的に基礎から破綻しつつある。しかし米国の軍国主義支配層はそれを認めたがらない。「世界核戦争の危険がかつてなかったほど増大している」と、ロシアのマスコミが書いているほどである。
 戦争が産軍複合体のビジネス化している米国では、ブッシュ倅政権発足以来の軍事予算が35%増大して軍国主義化が進行している。ブッシュらは04年度の財政赤字を03年度(3750億ドル)を上回る5210億ドル(約55兆700億円)に増大させながら、05年度米国防予算を7%増額した。2年連続の過去最高の軍国主義熱は米国の経済破綻を新段階へ高めた。
 米国のMD(ミサイル防衛)予算は04〜09年度の6カ年間で計531億ドルで、アラスカ州などに地上配備迎撃ミサイル20基、イージス艦に海上配備迎撃ミサイル10基を実戦配備する。これは露・中への先制核攻撃後の核の盾になるはずだが、上述のようにレーダーで探知できない上に命中率が低くて見かけ倒しで、大統領選挙目当てに軍事・航空・電子産業を儲けさせるだけに終りかねない。それでもヒトラーより無謀に大真面目で強行している、ブッシュとネオコン一派の狂気の「先制核ハルマゲドン」戦略の推進は、地球と人類に対する前代未聞の史上最大の犯罪行為である。
 最近米国ではネオコン指導層の一部が、露・中への核戦争路線を均衡派に接近させて修正する論文を最近発表した(Tanaka
News)。ネオコンは分裂したようである。しかしブッシュが02年3月の国防総省に発した露・中など7ヵ国への核戦争準備命令は撤回されていない。リビアの核兵器開発計画放棄の決定は、米国始め5大国の核兵器廃棄に影響を与えていない。
 このとき小泉首相は、イラクへの日本軍の派兵を決定した。それは、イラク戦争と占領への加担で、首相による憲法違反の重大犯罪行為である。小泉は、イラク解放を目指す「神風特攻攻撃」を招いて祖国に対する反逆罪を犯した。亀井静香前自民党政調会長が小泉の「対米屈従と民族的誇りの喪失」を指摘した勇気と信念は、小泉・池田連合、自民・公明連合の買弁的実体を曝け出した。
 この危険なとき、自民党の前・元幹事長と議員らがイラク派兵承認採決に反対を表明したことは、歴史的に前向きの意義がある。
 小泉は集団自衛権の行使に賛成で、改憲を目指して、ブッシュの妾のように従っている。小泉が、戦没者の霊体のいない靖国神社を毎年参拝する政治的猿芝居は、そのためである。
 この総路線は、ブッシュとネオコンの「先制核ハルマゲドン」に合流することになる。かつて、ロシアの市民が「日本列島は蒸発しちゃうぞ」と言っていたのが思い出される。小泉は、意図した行為から予期せぬ結果―露・中・朝の戦略的同盟に対抗して日本を再び核爆弾の被爆国にする結果を招きかねない。それは、かつて「日本列島をアメリカの不沈空母にする」と首相在任中に売国的な言明をした中曽根康弘を遥かに越えた、祖国への裏切りである。しかし「鬼畜米英撃滅!」を目指した戦没者らの霊体は、あらゆる霊体と共に上空に一括配置されている人霊界にいて、一般に生前の考えが変ることのない事情からも、上から見て小泉の対米屈従の亡国路線を激しく非難している。
 だから小泉政治は対米屈従と民族的誇りの喪失から、さらに民族滅亡に至る道へ日本国民を駆り立てる、亡国路線である。
 自民党の古賀誠議員、加藤紘一議員、河野太郎議員、西野あきら議員の愛国的決起に続いて、自民、公明で派兵反対機運が高まるよう、呼びかける。勝海舟が「氷川清話」のなかで語ったように、「敵の中に味方あり、味方の中に敵あり」である。
 小泉は衆議院でイラク派兵を強行採決して、民主主義の破壊者になった。買弁的なネオファシズムへの途が開かれつつある。あらゆる分野の愛国者は立ち上がれ!
 米英始め核軍備保有5大国の核兵器廃絶のため、世界的大運動を起す緊急の必要性が高まっている。ビキニデーをその出発点にしよう。

 [備考1]
 電子メールありがとうございました。貴重な御意見、早速読ませていただきました。
いただいた御意見は今後の行政の参考とさせていただきます。
取り急ぎ御礼まで。
     04.2.2         広島市長 秋葉忠利

 [備考2]
 メールを頂戴し、ご意見は真摯に受け止めております。今回の自衛隊イラク派遣の国
 会承認について私の判断、行動についての是非はともかく、又国論を二分しているイ
 ラク派遣に拘わるあらゆる賛否は関係なく、今は自衛官の無事を祈り、彼らの安全確
 保を最優先に考え自ら守れる体制の確立に今後積極的に主張していくつもりです。私
 の考えは当ホームページ内、「亀井静香はこう思う・自衛隊イラク派遣の国会承認に
 ついて」で述べておりますので、ご一読頂ければ幸いです。 
                    04.1.31   亀井静香

[補足情報] 04.2.12ワシントンポストとABCTVの与論調査によれば、米大統領選挙ではケリー支持が52%、ブッシュが43%で、ブッシュは益々不利になって来た。ブッシュの落選が濃厚になりつつある。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 68