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 ▼議論の仕方を議論するスレッド  佐藤真申 04/6/6(日) 16:16
   ┗Re(1):ご提言には賛成です!  珍 源齋 04/6/6(日) 17:16
      ┗認知の歪みの定義について  佐藤真申 04/6/7(月) 15:43
         ┗絡まれるのは嫌だけど・・・  佐藤真申 04/6/13(日) 15:48
            ┗Re(1):絡まれるのは嫌だけど・・・  石頭の息子 04/6/13(日) 16:35

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 ■題名 : 議論の仕方を議論するスレッド
 ■名前 : 佐藤真申
 ■日付 : 04/6/6(日) 16:16
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    民の声の掲示板の方でも一度提案してみたことがあるのですが、
掲示板におけるスレッドを、《提言スレッド》と《議論スレッド》
に棲み分けて、《提言スレッド》では、各人が延々とテーマに基づく
意見を並列表記、つまりAの人の意見とBの人、Cの人の意見は
それぞれ対等・平等であると見做して、他人の発言には一切批判
をしない、という統一ルールで、ひたすら参加者は意見を述べて行く
というスレッドと、予め議論のテーマを告知して、その議論に
参加する人を、スレッドを立てた、提案をした人が指名して
討論の参加者を限定した《議論スレッド》を作る、という提案を
したことがあるのですが、いかがなものでしょう。

 一応、議論の進め方について、参考になるのかどうか

NHK出版 生活人新書 に 「議論のレッスン」 福澤一吉

という本も買って読んでみたのですが、それによると
議論の中で、ある主張をする時に、その主張を展開するに至る
隠された理由=論拠を明らかにしていく、つまり
何故そのような主張なり発言、結論? が導かれるのか?!
の論理の階段を、対話を通して一段ずつ降りて行けば、
他人にも分かり易い発言になる→話が進む、ということと、
そもそも主張にはある程度の論理の飛躍がなければ、
敢えてその主張をする意味はない、という相反する
二つの側面があるみたいです。

 それで、日常的に行われる議論の多くは、蓋然的、つまり
完全なる根拠や論拠の提示されない、論理の飛躍が随所に
見受けられる不確かな論理構造を持つものでしかない、
アバウトで緩い根拠に寄る主張が声高に叫ばれる、ことが
結果的に、どうしても多くなるようなのです。

 英語の世界では、パラグラムの規則という論文構成のスタイル
が厳密に定められていて、一つのパラグラムには、一つの主張・結論
しか書いてはいけない。その主張は、パラグラムの先頭にトピックセンテンス
としてまず明示して、続く文章にはその主張を支えるサポーティングセンテンス
を複数個続けて、最後にコンクルーディングセンテンスとして、冒頭の主張
を再度繰り返し書く、という書式があるそうですが・・・

 そもそも何故、人がある主張をするのか? という時に
忘れては行けないのは、その主張をするに至る、動機、その多くは 怒り
というものについても、精神科医療の技法の中に、認知療法、というもの
があるのですが、うつ病の治療にも使われるその技法を分かり易く解説した

星和書店 デビットD・バーンズ 著   野村総一郎 他訳
    いやな気分よさようなら 〜自分で学ぶ「抑うつ」克服法

という専門書があるのですが、その中の第二部
 第六章 言葉の柔道:批判を言い返すことを学ぶ
 第七章 あなたの怒り指数はいくつか:怒りのコントロール法 
などの部分は、意外と参考になるのでは? と私は思いました。 


              (長文にて失礼しました) 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):ご提言には賛成です!  ■名前 : 珍 源齋  ■日付 : 04/6/6(日) 17:16  -------------------------------------------------------------------------
   提言と議論のスレッドが混ぜこぜで、面食らうことがあります。
特に議論では【自分の考えによらずに・他人の考え方の引用やら】・

ホームページに「URL]を「此処掘れワン・ワン式に」示してくる
ものも多く、そもそも議論とは各自「自前の考え方や意見」をもって

成立するものと考えてましたが、時代が変わったせいか、
その基本が・・揺らいでるようで・・面食らうことが多々あります。

それから、ワードプロセッサーの能力に「かまけ」て長文も
読みこなすのに負担になりませんか・・??

ご提案には大賛成です・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 認知の歪みの定義について  ■名前 : 佐藤真申  ■日付 : 04/6/7(月) 15:43  -------------------------------------------------------------------------
    一応、「いやな気分よさようなら」の中から、簡単に
認知の歪みの定義について列挙しておきます。

   基本的に認知の歪みの種類は、10項目があって

1、全か無か思考…いやゆるオール・オア・ナッシングという
      考え方で、テストで百点満点を取れなかったから
      自分はもう駄目なんだ! みたいな奴です。

2、一般化のし過ぎ…一度嫌なことがあったら、それが二度、三度
      と続いて起こるような気になってしまうような考え。

3、心のフィルター…いわゆる色眼鏡で物事を考えたり、見たり
      してしまうこと。あるいは現実を直視していない状態。

4、マイナス化思考…どうせ自分は駄目な奴だから、とあきらめて
      しまう状態になること。

5、結論の飛躍…a)心の読み過ぎ と b)先読みの誤り がある
      (解説略:読んで字の如く)

6、拡大解釈と過少評価
       (解説略)

7、感情的決め付け…どうせ〜だから、〜なんだろうと、ろくに
      検討しないで感情的に決め付けてしまう状態。

8、すべき思考…〇〇は〜じゃないとイケナイ! と確信して
      しまう心理状態。

9、レッテル張り…あいつは、ネット右翼、OR ネット左翼だ!
      と決め付ける言い方が最近は流行しているような・・・ 

10、個人化…何でも悪いのは自分のせいだと思ってしまう心理。


 結構、言葉にしてこうして定義されると、自分の考え方や
感じ方は、かなり歪んでいたのではないのか? と、
思わず反省モードに、なりませんかねぇ 

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 絡まれるのは嫌だけど・・・  ■名前 : 佐藤真申  ■日付 : 04/6/13(日) 15:48  -------------------------------------------------------------------------
    ここまで見事にスルーされてしまうのも、少し 哀しい。

(僕自身は誰かと激しくやり合いたい〈議論したい!〉派
ではないんですけどねぇ。確かに・・・)

 基本的に、自分の言いたいことだけ言ったら、後はさよなら! で
絡んで来る相手が出て来たら、1 レ ス で 切 る !! 
のが モ ッ ト ー みたいな。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):絡まれるのは嫌だけど・・・  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 04/6/13(日) 16:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼佐藤真申さん:
> ここまで見事にスルーされてしまうのも、少し 哀しい。
>
>(僕自身は誰かと激しくやり合いたい〈議論したい!〉派
>ではないんですけどねぇ。確かに・・・)
>
> 基本的に、自分の言いたいことだけ言ったら、後はさよなら! で
>絡んで来る相手が出て来たら、1 レ ス で 切 る !! 
>のが モ ッ ト ー みたいな。。。

佐藤真申さん,

正直に申し上げて、貴方のこのスレッドは専門的で質が高いので、レスするには気後れがしています。

でも、何かしら刺激されるので、スルーするなんて思いも寄らなかった、どうかお続け頂けませんか。

ところで、
【9238】の「パラグラムの規則」て AIDA のことでしようか、
詳しくは知りませんが。

【10168】ですが、このようなマスコミの取り上げは多くなっています、ほんの数十年前は誰もが振り返らない問題でした、日本が貧しかったからでしょうか、でも社会の認知には時間が掛かるものです。
この点においては御皇室が福祉に寄与されるのは多大な啓蒙と社会貢献をされているとおもいます、政治には関与しない御皇室は日本社会のリーダーたるところにその存在意義の一つがあると思います。

又、軽度発達障害やハンデキャパーの方は、健常者?にない特異な才能を持たれている方が多くて、お付き合いしているうちにそれを気付き、尊敬の念と己の傲慢を見た気がしたことがありました。

皆さんのこのスレッドへの投稿を期待しています。

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