Page 1058 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼日本の刑法は軽すぎる キタキツネ 05/10/10(月) 18:33 ┗Re(1):日本の刑法は軽すぎる もの申す 05/10/24(月) 14:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 日本の刑法は軽すぎる ■名前 : キタキツネ ■日付 : 05/10/10(月) 18:33 -------------------------------------------------------------------------
千葉県松戸市のマブチモーター社長(現会長)宅で2002年、妻と長女が殺害された殺人放火事件に絡み、松戸東署捜査本部が旅券法違反容疑などで逮捕した重要参考人の男2人のうち無職男(62)が事件後「今回は皆殺しにした」などと知人に話していたことが7日、捜査本部の調べで分かったという。 捜査本部の調べによると男は逮捕を免れるため、社長の妻子を殺して放火した可能性が高いとみているようだ。 男は過去に東京都で起こした社長監禁3億円強奪事件で、被害者の手足を粘着テープで縛ったまま逃走。被害者に顔を覚えられていたことが決め手となり、約3カ月後に逮捕された。 調べでは、男は「前の時は殺さなかったから捕まった。だから今回は皆殺しにした」などと知人に話したというのだ。 この報道を聞き、つくづく日本の刑法は軽いと思った。以前に聞いた話だが、世の中には正真正銘の異常犯罪者がいるという事だ。統合失調症といった治療の対象になる病気と違い、病気はまっさらだが、文字通り矯正不可能で、犯罪者になるべくしてなった異常な人間っているってことだ。 なぜか医者達や、一部の人権派といわれる弁護士などは、こうした人間の存在を認めたがらないが、こうした人間は罪の意識など皆無だから再犯率が非常に高い。 この事件は、その象徴的なものでないのか。 死刑廃止より少年犯罪や異常な犯罪の事件を、起こってからその背景をしたり顔で論ずるよりも、再犯を防止する上でも刑法の改正の方が先のように思う。 |
キタキツネさん 暫く老人党掲示板をチェックできなかった為、レスが遅れましたことをお詫び申し上げます。 > 死刑廃止より少年犯罪や異常な犯罪の事件を、起こってからその背景をしたり顔で論ずるよりも、再犯を防止する上でも刑法の改正の方が先のように思う。 マブチモーター会長のご家族が受けた苦しみを思うと涙が止まりません。 極悪非道とはこのような犯罪を犯した容疑者を言うのでしょう。 彼等の裁判がどのような結果になるのか注目したいと思います。 さてキタキツネさんが仰ることはどれをとっても尤もだと思います。犯罪の抑制に何が必要なのか百人百様で様々な意見があると思いますが、厳罰化は避けて通れない問題だと考えます。犯罪を犯す背景も様々ですが、最も忌むべきことは己の欲求を満たす為に他人を騙し、傷つけ、殺害することです。 毎日のように人が殺されています。多分犬猫さえこのように殺されているとは思えません。人の命を奪う理不尽な犯罪に対して我が国の刑法は無力過ぎるように思います。それ以上に検察や司法関係者の法の運用が甘すぎるように感じます。 今日本では一人や二人殺害してもほとんど死刑にはなりません。重くても10年服役すれば仮出獄も可能となる無期懲役です。 死刑については賛否両論ありますが、国民の過半数が死刑制度を是認していると聞いたことがあります。多発する理不尽な殺人事件の多さが、感情的にも死刑が必要との判断に導いているのかも知れません。 別のスレッドである方が極論を展開しておりました。駐車違反を総て死刑に処するとしたら、誰が違反をするだろうかとの提言です。一面では真実なのだと思います。 犯罪者は刑罰を意識しないで犯行に及ぶとの論もあります。しかし、殺人は一部の例外を除いて原則死刑になることが社会全体に認知され実行されたら、殺人事件は大幅に減るのではないでしょうか。私利私欲のために罪も無い人を殺害しても、懲役10年以下の判決さえあります。酔っ払い運転で轢逃げし、被害者を殺しても懲役2年10ヶ月が確定する例もあります。人の命が余りにも軽く扱われ過ぎています。 その他の犯罪についても重罰化で減らすことは可能ではないでしょうか。 最後に死刑制度に言及します。冤罪とか人道的見地から国民の多数が賛成するならば、廃止も検討すべきことかも知れません。その代わり無期懲役などは廃止して、生涯獄に繋ぐ終身刑を導入すべきです。私利私欲のために罪も無い人を殺害した犯人を二度と社会復帰させて欲しくないと言うのが、殺人事件の被害者遺族大多数の切ない願いであることを申し添えます。 |