Page 1135 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/9/20(火) 16:21 ┣命の値段 キタキツネ 05/9/20(火) 17:00 ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… しまったk2 05/9/20(火) 19:59 ┣名医の条件 キタキツネ 05/9/28(水) 11:10 ┃ ┗Re(1):名医の条件 ワン太郎 05/9/28(水) 11:47 ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… ワクチン 05/9/29(木) 8:17 ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/9/29(木) 9:19 ┃ ┣Re(2):社会保障制度・医療問題ほか… ウミサチヒコ 05/9/29(木) 10:32 ┃ ┣Re(2):社会保障制度・医療問題ほか… BadBloke 05/9/29(木) 11:30 ┃ ┃ ┗Re(3):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/9/29(木) 11:49 ┃ ┃ ┗Re(4):社会保障制度・医療問題ほか… BadBloke 05/9/29(木) 12:41 ┃ ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか… MNG 05/10/23(日) 23:39 ┣アガリクス違法広告で出版社役員逮捕! キタキツネ 05/10/5(水) 21:33 ┃ ┗Re(1):医師とは=医学博士と教授は 昭和 人 05/10/5(水) 23:03 ┃ ┗Re(2):医師とは=医学博士と教授は キタキツネ 05/10/6(木) 7:50 ┃ ┗Re(3):医師とは=医学博士と教授は 昭和 人 05/10/6(木) 13:57 ┣アメリカの医療事情… キタキツネ 05/10/7(金) 20:37 ┃ ┗Re(1):アメリカの医療事情… HATTORI 05/10/8(土) 10:32 ┃ ┗Re(2):アメリカの医療事情… キタキツネ 05/10/8(土) 15:28 ┃ ┣Re(3):アメリカの医療事情… HATTORI 05/10/9(日) 11:23 ┃ ┃ ┣Re(4):アメリカの医療事情… キタキツネ 05/10/9(日) 13:17 ┃ ┃ ┗Re(4):アメリカの医療事情… コップ酒 05/10/10(月) 12:24 ┃ ┃ ┣Re(5):アメリカの医療事情… コップ酒 05/10/10(月) 12:28 ┃ ┃ ┗Re(5):アメリカの医療事情… HATTORI 05/10/10(月) 17:03 ┃ ┣Re(3):アメリカの医療事情… mc 05/10/10(月) 14:02 ┃ ┃ ┗Re(4):アメリカの医療事情… キタキツネ 05/10/10(月) 15:46 ┃ ┗【64323】の訂正 キタキツネ 05/10/10(月) 16:01 ┣【65012】Re(1):議員年金廃止から転載―― キタキツネ 05/10/22(土) 14:24 ┃ ┗Re(1):【65012】Re(1):議員年金廃止から転載―― キタキツネ 05/10/23(日) 19:24 ┃ ┣Re(2):【65012】Re(1):議員年金廃止から転載―― 昔神童・今人道 05/10/23(日) 21:56 ┃ ┗【65099】に間違いあり・訂正致します キタキツネ 05/10/24(月) 10:25 ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/10/24(月) 12:08 ┃ ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか… 昭和 人 05/10/25(火) 15:27 ┃ ┗Re(3):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/10/26(水) 11:03 ┃ ┣Re(4):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/10/26(水) 11:36 ┃ ┗Re(4):社会保障制度・医療問題ほか… 昭和 人 05/10/26(水) 13:39 ┣開業医の収入多いか少ないか? キタキツネ 05/11/3(木) 14:49 ┣医療保険免責導入で自己負担4割超に! キタキツネ 05/11/10(木) 8:27 ┃ ┣Re(1):医療保険免責導入で自己負担4割超に! k・satou 05/11/10(木) 8:34 ┃ ┃ ┗Re(2):医療保険免責導入で自己負担4割超に! キタキツネ 05/11/10(木) 11:27 ┃ ┃ ┣Re(3):医療保険免責導入で自己負担4割超に! k・satou 05/11/10(木) 11:35 ┃ ┃ ┗間違いにつき訂正致します キタキツネ 05/11/10(木) 18:21 ┃ ┗Re(1):医療保険免責導入で自己負担4割超に! 宮天狗 05/11/11(金) 15:16 ┣Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/11(金) 10:50 ┗Re(1):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/11/13(日) 14:29 ┗Re(2):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/13(日) 20:13 ┗Re(3):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/11/14(月) 9:26 ┗Re(4):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/14(月) 10:05 ┗Re(5):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/11/14(月) 14:01 ┗Re(6):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/14(月) 17:29 ┣Re(7):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/11/14(月) 19:05 ┗Re(7):社会保障制度・医療問題ほか… Gokai 05/11/14(月) 20:34 ┣[管理人削除] ┃ ┣Re(9):社会保障制度・医療問題ほか… Gokai 05/11/14(月) 22:29 ┃ ┃ ┗Re(10):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/15(火) 2:13 ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┣Re(10):社会保障制度・医療問題ほか… みちのみやひろひと 05/11/15(火) 2:23 ┃ ┗Re(10):社会保障制度・医療問題ほか… ワクチン 05/11/15(火) 8:26 ┗Re(8):社会保障制度・医療問題ほか… キタキツネ 05/11/15(火) 0:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 社会保障制度・医療問題ほか… ■名前 : キタキツネ ■日付 : 05/9/20(火) 16:21 -------------------------------------------------------------------------
市場原理と医療 医療のように「情報の非対称」の仕組みの下では、市場原理による競争は、質の向上と効率化はなりたたない可能性が高い。それは同時に医療の高騰になるからだ。 医療に市場原理を持ち込むという事は、競争させて、質は高まるかも知れないが、同時に当然価格もあがるという事なのだ。今でも社会保障制度を支えきれず、皆保険制度が崩壊しようとしている。もし、規制緩和をして市場原理を持ち込むと、皆保険制度は完全に崩壊するであろう。貧しい人は医療を受けられなくなるのだ。 医療に全面的な市場原理を導入しようとすれば二つの改革が必要になるといわれている。すなわち、国民皆保険制度の解体と、営利企業による病院経営の自由化だ。しかも、病院経営への営利企業参入による医療の「効率化」は、アメリカにおける膨大な実証研究で完全に否定されている。 我が国でも営利企業が開設している病院の大半が赤字に悩んでおり、将来、仮に営利企業による病院経営が認められたとしても、企業立病院が急増するとは考えられない。 ちなみに、90年代前半に、イギリス、オランダ、カナダなどで、保守的政権により、市場原理を導入する医療改革が試みられたが、所期の目的を達成できずに見直しが行われている。市場開放により医療費の高騰が起こる事は確実なのだ。 臨床医は低医療費で多くの患者を救うのか、高度(高額)医療で限られた患者を救うのか、常にそのジレンマで悩むのだ。 |
日本では臓器移植では後進国だ。特に心臓移植では遅れている。ここで脳死、臓器移植の何たるかを語るつもりはない。 常々思うのは、心臓移植で寄付を募り、アメリカに渡って移植手術を受ける報道を見るに付け、どうにかならないのかと……。 心臓移植はアメリカでもドナーが不足している。もちろん高度な技術を要するので、高額な医療費を必要とする。中には一億円を越すのも珍しくないという。 患者の家族にしたら、どんなことをしても助けたい気持ちは分かる。特に子供の場合には親にしたら、変われるものなら変わってあげたい気持ちだろう。 ただ、この高額な医療費を、もっと恵まれない人たちに使ったならば、どれだけの命が救われるかという思いも一方ではある。私は医療の現場にいたときに、こうした思いを何度か経験した。 医療技術の向上のウラには多くの命の犠牲がある。731部隊のような生体実験という、おぞましいこともあったが、そのお陰でその後の医療に大きな進歩もあったたという、これまた事実なのだ。 本論からずれたので戻そう。 日本で心臓移植をやったら、アメリカの半分か三分の一で出来ると聞いた。 もう、「脳死は人の死か」などという議論は卒業して、次のステージに移ってもいいのではないだろうか。 |
▼キタキツネさん: > 市場原理と医療 どうも文字を見ただけで、具合が更に悪くなりそうです。 > > 医療のように「情報の非対称」の仕組みの下では、市場原理による競争は、質の向上と効率化はなりたたない可能性が高い。それは同時に医療の高騰になるからだ。 > > 医療に市場原理を持ち込むという事は、競争させて、質は高まるかも知れないが、同時に当然価格もあがるという事なのだ。今でも社会保障制度を支えきれず、皆保険制度が崩壊しようとしている。もし、規制緩和をして市場原理を持ち込むと、皆保険制度は完全に崩壊するであろう。貧しい人は医療を受けられなくなるのだ。 > > 医療に全面的な市場原理を導入しようとすれば二つの改革が必要になるといわれている。すなわち、国民皆保険制度の解体と、営利企業による病院経営の自由化だ。しかも、病院経営への営利企業参入による医療の「効率化」は、アメリカにおける膨大な実証研究で完全に否定されている。 > > 我が国でも営利企業が開設している病院の大半が赤字に悩んでおり、将来、仮に営利企業による病院経営が認められたとしても、企業立病院が急増するとは考えられない。 > ちなみに、90年代前半に、イギリス、オランダ、カナダなどで、保守的政権により、市場原理を導入する医療改革が試みられたが、所期の目的を達成できずに見直しが行われている。市場開放により医療費の高騰が起こる事は確実なのだ。 > > 臨床医は低医療費で多くの患者を救うのか、高度(高額)医療で限られた患者を救うのか、常にそのジレンマで悩むのだ。 核心のコメントに、いつもながらの啓蒙・レクチャーされました。 経営理念と医療倫理とが、両立する形を政治というメカニズムで誘導できないものでしょうか。 国民皆保険が崩壊していく一方で、混合診療というような営利につながる方法が規制緩和されてきています。国が医療に金を掛け、それに対応するアメリカ医療保険のCMを見ていると、いいようのない不快感と怒りが湧いてきます。 |
最近テレビでも紹介されている「神の手を持つ」といわれる世界的脳外科医・福島孝則先生が、昨夜の日経スペシャル「ガイヤの夜明け」に再登場しました。 また徳間書店より出版された「ラストホープ 福島孝徳 神の手と呼ばれる世界TOPの脳外科医」を読めば更に福島先生は、どれほど素晴らしい医師であるかわかります。 私が思い描いていた「名医」は、こういう医師でした。福島先生は「名医の条件は?」と聞かれて次のように答えていました。 名医の条件【】内は私のコメント 1・外科医なら技術・内科医なら知識 【なんと言っても患者から求められる第一番目は、医師としての能力 でしょう。外科医なら技術、内科医なら豊富な知識が求められます】 2・正直・誠実 【次は嘘を言わないことです。そして誠実な姿勢で説明をすることです。 これにより患者は安心して医師を信頼する事ができます】 3・親切 【そして最後は患者には、何よりも親切に接しなければなりません】 むかしは、口が悪い=名医、というイメージがありましたが、今のチーム医療ではこういう古いタイプの医師はスタッフからも、患者からも信頼されません。 |
▼キタキツネさん: > 私が思い描いていた「名医」は、こういう医師でした。福島先生は「名医の条件は?」と聞かれて次のように答えていました。 > >名医の条件【】内は私のコメント > >1・外科医なら技術・内科医なら知識 > 【なんと言っても患者から求められる第一番目は、医師としての能力 > でしょう。外科医なら技術、内科医なら豊富な知識が求められます】 > >2・正直・誠実 > 【次は嘘を言わないことです。そして誠実な姿勢で説明をすることです。 > これにより患者は安心して医師を信頼する事ができます】 > >3・親切 > 【そして最後は患者には、何よりも親切に接しなければなりません】 > > むかしは、口が悪い=名医、というイメージがありましたが、今のチーム医療ではこういう古いタイプの医師はスタッフからも、患者からも信頼されません。 もう一つ加えたい項目があります。 【見識】であります。 私の娘は 心臓に欠陥を持って生まれました。 主治医は、 いま手術をすれば解決する可能性は大きい。 しかし、女の子の体(胸)に大きな傷を残すのは 人生に大きな影響を与える。 10年経てば 新しい技術で 傷をつけないで手術が可能になるはずだと思う。 「待ちましょう」 と云ってくれました。 結果は、20年掛かりましたが、その通り 傷は微小で手術が出来ました。 娘も、家内も、その主治医には心から感謝しています。 もし、その医師が「実績を欲しがる」人であったなら、娘は「違った人生」を歩んだはずであります。 事実、当時の心臓外科の医師達は 積極的に手術を勧めました。 (当時の 技術レベルにおける判断は 手術は妥当なものだったでしょう) 確かな「見識」を持った 医師にめぐり合えた 幸運に感謝しています。 |
日本の医療についてアメリカとの比較なども交えて書かれています その他、それに対するコメントもあります 一度見てみてください http://www.janjan.jp/living/0509/0509252931/1.php?PHPSESSID=0220b92d51d5666d1ac764239d18f4d5 |
医療技術は日進月歩で高度化しているが、当然医療技術が高度化すると医療費も高くなる。 社会保障制度の中でも医療制度はいろんな矛盾を抱えている。 次のデーターを見ていただきたい 日本 米 WHO健康寿命 1位 24位 WHO医療平等性 3位 32位 WHO医療総合評価 1位 15位 OECDによるGDP 18位 4位 国民総生産に占める 18位 1位 総医療費 国民1人当たりの年間医療費 第1位:スイス(45万円) 第2位:アメリカ(42万円) 第3位:ドイツ(32万円) 【日本は第7位(28万円)である】 アメリカは先進医療は確かに素晴らしいが、国民皆保険ではないので、金持ちばかり優遇され、全体でみれば寿命は短く、医療費も非常に効率が悪く高い事が分かる。日本は貧乏でも平等に医療が受けられ、寿命はほぼ世界一にもかかわらず、医療費は先進国では最低の負担なのです。 もっと具体的に医療費をあげるなら、アメリカは医療費がGDPの14%の150兆円を使っても、寿命を延ばすことができておらず、逆に日本はGDPの7%のたった30兆円で世界一の寿命と健康を実現しているのです。日本の医療はいかに低予算で努力しているかということが分かると思います。 世界標準以上の医療を低負担で達成しているのが日本であり、先進国世界標準の国民医療保険制度さえ実現できない劣った医療環境がアメリカなのです。 例えばニューヨークで虫垂炎を手術すれば、244万円、ロンドンで144万円の費用です。日本なら35万円、個人負担は最大でも7万円以下です。どちらが福祉として世界標準か、今一度皆さん考えてください。 |
▼キタキツネさん: >心臓移植はアメリカでもドナーが不足している。もちろん高度な技術を要するので、高額な医療費を必要とする。中には一億円を越すのも珍しくないという。 > 例えばニューヨークで虫垂炎を手術すれば、244万円、ロンドンで144万円の費用です。日本なら35万円、個人負担は最大でも7万円以下です。どちらが福祉として世界標準か、今一度皆さん考えてください。 それにしても、医療費は高い。10人のチームが一日動けば50万の経費はかかろう、しかし、虫垂炎は1人工もかかるまい(=数十分x医師看護婦数名)。入院経費が一級ホテル並みとしても一万円x数日、オールインで10数万円で出来るはずだ。車で言えばちょっとした部品交換、といったところか。 心臓移植はエンジン交換だ。10人工くらいは掛かろう。ホテル代込みで、60・70万円あれば出来るはず。(おっと、臓器提供のコストが掛かるから、その倍くらいか。) 医療費に莫大な予算が組まれている。国家予算の無駄使いの一つだ。Gokaiさんではないが、無駄使い多いに結構、しかし、この種の利権で政治が動く、それが問題だ。 |
▼キタキツネさん: >例えばニューヨークで虫垂炎を手術すれば、244万円、ロン >ドンで144万円の費用です。日本なら35万円、個人負担は >最大でも7万円以下です。どちらが福祉として世界標準か、 >今一度皆さん考えてください。 米国に関しては、ご指摘のように、金持ちしか良質の医療が受けられない制度になっているようですね。しかし、英国の場合は、国民保健サービス(NHS)により、原則として患者の医療費負担は無料です。<原則>というのは、NHSに所属しない病院もわずかですが存在すること、そして、歯の治療などにはお金がかかるからです。それでも、子供の場合は、歯科の治療も無料で、日本だと相当に高いと聞く歯並びの矯正なども、英国の子供は無料なのです。医療費のGDPに占める比率も、英国は日本よりもさらに低いはずです。 |
BadBlokeさん 私もイギリスに学ぶ必要があると考えています。 日本の医療費水準は先進7か国中第6位で、イギリスをわずかに上回っていました。しかし、わが国は第7位に転落しました。その原因はイギリスは、医療費水準を1.5倍にするNHS(国民保健サービス)改革の最中だからです。 イギリスは、医療費水準も医師数も、全国民に医療を保障する制度を持つ点も、わが国と状況が似ています。サッチャーなど保守政権による市場原理重視の改革も経験しています。この点でも、株式会社の病院経営への参入による市場原理導入が議論されている、わが国の将来を占う上でも大いに参考にするべきと考えます。 |
▼キタキツネさん: そうですね。そのサッチャーの市場主義は、かなりクセモノだったようですが。サッチャー時代に、英国の誇るべき医療制度もくずれかけたんじゃないでしょうか。サッチャーはオクスフォード大学の伝統もこわしかけましたね。経済効果のない研究をする教授を大学から追い出すようなことを。だから、サッチャーはオクスフォードの学者たちには相当にきらわれているようです(というより、多くの英国人にきらわれているというのが正確でしょうね)。 医療制度に関しては、労働党のブレア政権になってから、かなり矯正する方向で努力しているようですね。こういう問題は、資本主義的な競争原理が暴走してはいけない問題で、やはり社会主義の要素が根本になければならないと思います。保守党の伝統に対して、労働党の伝統もシッカリ社会に根づいているのは、英国の強みでしょうね。 |
▼キタキツネさん:こんばんは。 > 医療技術は日進月歩で高度化しているが、当然医療技術が高度化すると医療費も高くなる。 > 社会保障制度の中でも医療制度はいろんな矛盾を抱えている。 > > 次のデーターを見ていただきたい > > 日本 米 > >WHO健康寿命 1位 24位 > >WHO医療平等性 3位 32位 > >WHO医療総合評価 1位 15位 > >OECDによるGDP 18位 4位 > >国民総生産に占める 18位 1位 >総医療費 > > >国民1人当たりの年間医療費 > > 第1位:スイス(45万円) > 第2位:アメリカ(42万円) > 第3位:ドイツ(32万円) 【日本は第7位(28万円)である】 > > アメリカは先進医療は確かに素晴らしいが、国民皆保険ではないので、金持ちばかり優遇され、全体でみれば寿命は短く、医療費も非常に効率が悪く高い事が分かる。日本は貧乏でも平等に医療が受けられ、寿命はほぼ世界一にもかかわらず、医療費は先進国では最低の負担なのです。 > > もっと具体的に医療費をあげるなら、アメリカは医療費がGDPの14%の150兆円を使っても、寿命を延ばすことができておらず、逆に日本はGDPの7%のたった30兆円で世界一の寿命と健康を実現しているのです。日本の医療はいかに低予算で努力しているかということが分かると思います。 > > 世界標準以上の医療を低負担で達成しているのが日本であり、先進国世界標準の国民医療保険制度さえ実現できない劣った医療環境がアメリカなのです。 > > 例えばニューヨークで虫垂炎を手術すれば、244万円、ロンドンで144万円の費用です。日本なら35万円、個人負担は最大でも7万円以下です。どちらが福祉として世界標準か、今一度皆さん考えてください。 ご存知かもしれませんが、アメリカの個人破産の半数は、高額な医療費が原因なのだそうです。 http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/02/post_3.html 先日ローカル紙の記事に、国立大学が独立行政法人化されたのに伴い、補助金が数年後には打ち切られるため、大学病院の診療科目の維持ができなくなる可能性があると載っていました。 地域医療の中核を担っている大学病院が、小さな政府・採算優先政策の掛け声の下に切り捨てられては地域住民にとっては大きな打撃です。 なんでもアメリカ流を取り入れようという小泉政権は非常に危険だと思います。 |
やはりというか、何を今更というか、癌に効くとうたったキノコの一種アガリクスの健康食品を書籍で宣伝したとして、健康食品会社「ミサワ化学」の会社社長が逮捕された。 警視庁によると、出版物の内容が未承認医薬品の広告とみなされ、関係者が逮捕されたのは全国で初めてだという。 調べでは逮捕された六人は2001年から昨年にかけ「即効性アガリクスで末期ガン消滅!」「徹底検証!末期ガンに一番効くアガリクスは何か」とのタイトルで書籍二冊を史輝出版から計四万一千部を発行したというから驚く。 しかも、架空のがん患者の体験談を収録して効能を示し、承認を受けていない医薬品とみなされる「即効性アガリクスS」を宣伝した疑いだ。 また容疑者らは医薬品販売業の許可を受けていないのに、03年から今年にかけて女性14人に即効性アガリクスS約二百箱を計六百四十万円で販売した疑いがあると。実際の被害額は相当のものになるだろう。 私はだいぶ以前に「ポピュリズムの潮流に乗せられてはいけない」というスレッドを立てて、健康食品のいい加減な宣伝広告に対し、警告を発したことがある。 その時には思ってもいない反論を受け、健康食品の信望者が如何に多いかを身をもって体験したものだ。 これで私の警告が少しは報われた気がする。 健康に関する雑誌や本は相変わらず売れ筋だそうだが、よく「医学博士○○先生推奨!」などの宣伝文句があるが、医学博士=医師 ではないので、よくよく気をつけられよ! |
▼キタキツネさん: いつも、この種のお話、ROMしています。 私も、がん患者でしたが、皆さん、薬や、抗がん剤には弱いですね。 がん の真の原因は解っていないそうですが、にも拘わらず。 (以上感想ですが) 主題と関係ないのですが、教えてください。 > > > 健康に関する雑誌や本は相変わらず売れ筋だそうだが、よく「医学博士○○先生推奨!」などの宣伝文句があるが、医学博士=医師 ではないので、よくよく気をつけられよ! 「医学博士=医師 ではない」のところですが。 え〜、ほんとですか。驚きました。 私の知っている先生で精神科の医学博士がいます。(よく講演を依頼している) 大学教授でもあり、精神保健指定医であり、クリニック院長であり、外来対応もしているようです。 医師かどうかは何でわかりますか。(公表の名称で) 大学病院の教授は医師でしょうね。(私の胃がんの手術執刀医もそうでした) 大学病院で医師でない教授や、講師などもいるのですか。 私は医学博士、教授、助教授、講師などは全て医師の上級者だとばかり思い込んでいました。 |
昭和 人さん >「医学博士=医師 ではない」のところですが。 >え〜、ほんとですか。驚きました。 ご質問の件お答えします。 現在、日本においては、医学系の大学院の研究科の博士課程を修了すると、「博士(医学)の学位が授与されます。 1991年(平成3年)に学位規則(昭和28年文部省令第9号)が改正される前には「医学博士」が授与されていたが、「博士(医学)」は、これとほとんど同じものです。 日本では医学部は、6年一貫制のみが認められており、卒業時に「学士(医学)」の学位を取得します。この後、さらに大学院の医学系の研究科で4年制の博士課程を修了すると、「博士(医学)」が授与されます。なお、日本では医師でなくとも(医師国家試験合格していなくとも)、「博士(医学)」は取得可能です。 >私の知っている先生で精神科の医学博士がいます。(よく講演を依頼している) >大学教授でもあり、精神保健指定医であり、クリニック院長であり、外来対応もしているようです。 > >医師かどうかは何でわかりますか。(公表の名称で) >大学病院の教授は医師でしょうね。(私の胃がんの手術執刀医もそうでした) >大学病院で医師でない教授や、講師などもいるのですか。 おそらく、その先生は医師に違いありません。いくら医学博士でも医師免許なしでは臨床(診断・治療)はできません。もし、したら医師法違反になりますから……。 大学病院では医師免許を持っていない講師や教授もいます。特に基礎医学分野では必ずしも医師免許を必要としません。薬剤師で医学博士とか、薬学博士で医学博士とかけっこういます。 |
よく解りました。 有難うございました。 歳をとってくると、病院へ行く機会がどうしても増えます。 今日も、朝おきたら、めまいと吐き気があったので大きな病院へ初診で行きましたら、神経内科というはじめてのところへ行かされました。 これから、検査、調査があるのでしょうが、つくずくと、「医療」について考えさせられます。 一般的ですが、医師はよく働きますね。昼となく夜となく、頭が下がります。 私は思います。 病院や、医療は、安い高いよりも、信頼性第一です。そのとき、その症状にあった診断、治療を親切に医療技術を施して欲しい。 もしも、お金が高いときには、(払えない人には)借金(貸付)方式でもできないかなと思います。 今のところ、私の場合は、会社の保健制で助かっていると思います。 保健の利く範囲の拡充と、支給額の維持(減らさない)が頼りですね。 今日、つくずくと、感じさせられました。 今後とも、医療問題の話題など、(特に老人医療)、期待していますので、よろしく、お願いします。 ばあさんには、病院へは極力行くなとは言っているのですが、目、歯、血圧など、どうしても多くなりますね。(ひとり、ボヤキ) ありがとう ございました。 |
別のスレッドで、HATTIRI氏がアメリカの医療を持ち上げるような発言をし、私のことを「井の中の蛙」と揶揄していましたが、医療のことならこちらでしましょうと移ってきました。 アメリカの医療事情について、度々照会しているが、本当にアメリカの医療費は馬鹿高いのです。前に調べたものを若干照会します。 ○子宮筋腫の治療費 日帰り外来手術 100万円以上 ○出産費用 14,000ドル 150万円 [出産費用請求内訳] 産婦人科医:7,000ドル 麻酔科医:2,000ドル 小児科医: 2,000ドル 入院費:3,000ドル 締めて計:14,000ドル ○嘔吐と下痢 ロタウイルス感染で5日間の入院費 70万円 <盲腸手術入院の都市別総費用ランキング> 2000年AIU調べ 順位 都市名 平均費用 平均入院日数 1 ニューヨーク 243万円 1日 2 ロサンゼルス 194万円 1日 3 サンフランシスコ 193万円 1日 4 ボストン 169万円 1日 ※因みに日本は7日間で35万ほで、個人負担分はこれの3割です。 ○アメリカ各地の入院・部屋代1日分(部屋代だけ) ニューヨーク ロサンゼルス 個 室:約150,000円 〜 個 室:約100,000円 〜 セミ個室:約100,000円 〜 セミ個室:約 80,000円 〜 一般病棟:約 70,000円 〜 何故「アメリカではこんなにも医療費が高いのか」については、医療制度そのものが違うので、日本との単純な比較は難しいが、やはり一番の原因はドクターフィー、ホスピタルフィー等の人件費が高いという事と、注目しなければならないのは、訴訟です。 アメリカでは近年、防衛医療・保身医療は医療過誤訴訟だけの問題ではなく、医療過誤訴訟の恐怖による「無駄な」医療が、アメリカの医療費を大きく引き上げているのです。 例えば頭痛の患者さんを診察する際、医師は頭痛の部位や起こり方、経過などから鑑別診断を進め、その結果、鎮痛剤の処方や「様子を見ましょう」ということが多くなるのです。 しかし、稀には脳腫瘍や脳内出血などが潜む場合もあり、過度な訴訟社会ともなれば、医師は保身のために、どうしても全ての頭痛の患者さんに頭部のCT・MRI検査を指示するようになります。このような医療が訴訟社会が生んだ無駄な医療費であり、高い医療費の原因になっていることを知っておく必要があります。 追っかけ日本も、そのような医療に向おうとする雰囲気があります。小泉政権が圧勝したので、私はそれを一番恐れています。 |
▼キタキツネさん: > 別のスレッドで、HATTIRI氏がアメリカの医療を持ち上げるような発言をし、私のことを「井の中の蛙」と揶揄していましたが、医療のことならこちらでしましょうと移ってきました。 > アメリカの医療事情について、度々照会しているが、本当にアメリカの医療費は馬鹿高いのです。前に調べたものを若干照会します。 > アメリカでは公的年金も公的健康保険もないと嘘をつき息巻いて誹謗していましたね。だから次を紹介しただけ。 http://www.asahina.net/kiyotaka/tax.html またアメリカの医療費が高いことだけを指摘するのは如何なものでしょう。こんなことは誰でも知っている話。 だからアメリカでの入院体験記を紹介しただけですよ。 貧乏でもまともなサラリーマンならシャワートイレ付きの個室に入院できるのです。それで個人負担は原則ゼロなのです。 http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/873.1.htm |
HATTORIさん 今度は嘘つき呼ばわりですか……。 こんなことは言いたくはありませんが、私は医療関係の仕事を40年以上もやってきて、息子は現役の医師で、現在ニューヨークに行っています。度々メールで現地情報を教えてくれます。医療についてはあなたよりは知っているつもりですよ。 >アメリカでは公的年金も公的健康保険もないと嘘をつき息巻いて誹謗していましたね。だから次を紹介しただけ。 >http://www.asahina.net/kiyotaka/tax.html だから、それについては、「日本のような」公的年金や公的健康保険がない――と訂正しました。単純な間違いです。 アメリカにも公的健康保険はあります。しかし、日本の皆保険といわれる健康保険とは全然違います。次に概略説明いたします。 アメリカでは、大半の人が何らかの形で民間の医療保険に加入しています。ところが、中には貧しいために保険に加入できない人たちもいます。そうした人たちに医療保険を提供する2つの社会制度が1965年に設立されました。 1つは、メディケイド(Medicare)という生活困窮者のための連邦政府と州政府による公的医療保険制度があります。メディケイドの受給資格や適用範囲は、州によって大きく異なります。メディケイドは、年間約1,560億ドルを費やし、アメリカ最大の社会福祉制度となっています。 もう1つは、高齢者用向けのメディケア(Medicare)といって、主として65歳以上の高齢者や、年齢を問わず身体障害者のための連邦医療保険制度です。 メディケアは、社会保障税の一部、受給者が払い込む保険料、および連邦政府の補助金を財源としています。社会保障年金の受給者は全員メディケアに加入しています。 医療に関してアメリカが直面する最も深刻な問題の1つは、健康保険料を払えず、しかもメディケイドやメディケアの受給資格のない国民の医療をどうするかという問題です。 アメリカ人の7人に1人は、1年のうち少なくともある期間は、医療保険のない状態であると推定されているそうです。これは、失業者や、医療保険のない企業の労働者や、貧困基準よりわずかに収入の多い人たちです。 彼らは、緊急の場合は公立病院で治療を受けることができるが、病気の予防のための定期検診などは受けることができないのです。 クリントン大統領は1993年の就任当時、こうした無保険の国民に対する援助を優先事項の1つとしました。全国各地であらゆる階層の人たちにより討議・討論が広く行われた末、連邦議会は1996年に、労働者やその子どもを含めた家族の医療保険加入を容易にする法案を可決しました。 この法律により、失業中や健康に障害のある場合でも医療保険に加入できるようになり、医療費支払のための税繰延貯蓄口座のパイロットプログラムも設立されたのです。 HATTORIさん、いい加減なことを言っているのはあなたですよ。 |
▼キタキツネさん: >HATTORIさん > > 今度は嘘つき呼ばわりですか……。 > こんなことは言いたくはありませんが、私は医療関係の仕事を40年以上もやってきて、息子は現役の医師で、現在ニューヨークに行っています。度々メールで現地情報を教えてくれます。医療についてはあなたよりは知っているつもりですよ。 > なら次のようなこともお知らせ下さい。 アメリカとの医療比較をしているのではないのです。安給料でもまともなサラリーマンならトイレシャワー付き個室に入院できるという例を紹介したのです。 ▼日本では政治家、官僚、学者、ご用マスコミまでも強者に都合の良い海外の例を強調し都合の悪い例はおくびにも出さないのです。 日本で最も反社福祉的なのは公共料金が高いことですね。次を http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1226.htm >>アメリカでは公的年金も公的健康保険もないと嘘をつき息巻いて誹謗していましたね。だから次を紹介しただけ。 >>http://www.asahina.net/kiyotaka/tax.html > > だから、それについては、「日本のような」公的年金や公的健康保険がない――と訂正しました。単純な間違いです。 > アメリカでも良い面もあるのです。海外の悪い例のみ強調するのは止しましょう。 どんどん海外の良い例を紹介し、貧乏神を追い払いましょう。 「日本は米国を凌ぐ世界に冠たる非福祉国家だ」 これは私の言葉ではありませんよ。 http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1187.htm |
HATTORIさん >アメリカでも良い面もあるのです。海外の悪い例のみ強調するのは止しましょう。 困った人だ。論理を摩り替えないで下さい。 私はアメリカの全てが悪いなどとはひと言も言っておりません。あなたはアメリカの医療費は安いと言った。私はそれに対して、アメリカは医療費は高いと反論し、その理由についても申し上げた。 もちろん、医療の技術や、医師の養成システムについては学ぶべきところはたくさんあり、旧「医療問題」というスレッドで度々紹介しています。 >▼日本では政治家、官僚、学者、ご用マスコミまでも強者に都合の良い海外の例を強調し都合の悪い例はおくびにも出さないのです。 冗談じゃありません。政治家、官僚、権威と言われる学者と製薬業界のもたれあいには、旧スレッドで何度となく言っておりますよ。特に薬害問題や、医療過誤の問題については……。 とにかく、妄想ともいえる文をあっちこっち貼りまくって、迷惑を掛けるような行動はお止めになる事です。 |
▼HATTORIさん:こんにちは。初めまして…だったかと思います。 >アメリカとの医療比較をしているのではないのです。安給料でもまともな > サラリーマンならトイレシャワー付き個室に入院できるという例を紹介したのです。 初めてご紹介されているHPを拝見しました。 件のトイレシャワー付き個室に入院できた御友人、というのは ・年収3万ドルの研究者 ・研究所が年6000ドル支払っている とのことですよね。一般的にメディケイドの原資は、雇用者と 被雇用者が折半するので、この御友人の方も年間6000ドル 支払っているはずだと思います。 ので安月給なのは、もともとサラリーが安いのに加えて、 毎月保険料を徴収されているからだとも思います。 年間6000ドル、月にして5万円。 研究所支払い分も含めると、月にして10万円。 これを安いと見るか高いと見るか、ということでしょうか。 はっとりさんはこれを安いと見て、自己負担100ドルくらいで シャワートイレ付き個室に6日間入れたとおっしゃっるんですよね。 うーん、日本の医療保険とは根本的に違うので、単純比較は できないだろうと思います。 ともあれ、御友人の一件のみから「海外の良い例をどんどん 取り入れましょう」というのは、ちょっと言い過ぎなんじゃ…? とも思います。 もちろん、その御友人の保険料支払い実態がHPからはよく わからないので、あくまでも書かれてあることからのみの 推察ですが・・。失礼しました。 |
>年間6000ドル、月にして5万円。 >研究所支払い分も含めると、月にして10万円。 ・・・またやっちゃいました。 年間6000ドル、月にして500ドル、約5万5千円、 研究所支払い分も含めると、月にして1000ドル、約11万千円。 に訂正します。失礼しました。 |
▼コップ酒さん: >▼HATTORIさん:こんにちは。初めまして…だったかと思います。 > >>アメリカとの医療比較をしているのではないのです。安給料でもまともな >> サラリーマンならトイレシャワー付き個室に入院できるという例を紹介したのです。 > >初めてご紹介されているHPを拝見しました。 >件のトイレシャワー付き個室に入院できた御友人、というのは >・年収3万ドルの研究者 >・研究所が年6000ドル支払っている > >とのことですよね。一般的にメディケイドの原資は、雇用者と >被雇用者が折半するので、この御友人の方も年間6000ドル >支払っているはずだと思います。 > 本人は払っていないようです。 企業との雇用契約は個人によって違うのかな、または低所得だからかな、子供の学校給食費は1食1.5ドルが1/3以下の0.4ドルに減額されるので、とも言っていました。 ただ年1000ドルの年金は払っいたようです。永住権がない人は年金はもらえないのにと文句を言っていました。 |
>キタキツネさん、はじめまして。 この話題は面白く大変感謝しております。ところで些細の事ですが,メディケイドは、Medicaidと表記されると思います。これからもよろしく。 |
▼mcさん: > >キタキツネさん、はじめまして。 > > この話題は面白く大変感謝しております。ところで些細の事ですが,メディケイドは、Medicaidと表記されると思います。これからもよろしく。 ご指摘ありがとう。 |
【64323】Re(2):アメリカの医療事情… の記述に間違いがあり、訂正致します。 >1つは、メディケイド(Medicare)という生活困窮者のための連邦政府と州政府による公的医療保険制度があります。 ↑のメディケイド(Medicare)は間違いです。 ↓ 正しくはメディケイド(Medicaid)です。 |
【65012】Re(1):議員年金廃止から移しました。 虎キチ大好きさん >> 私が一番恐れているのは、医療の完全市場原理導入です。 >> それが、じわじわと忍び寄ってきています。その一つが、厚生労働省は、19日、高齢者の医療費抑制などを柱とした医療制度構造改革思案を発表しました。 >> >> 「原則65歳未満3割、65歳〜74歳2割、75歳以上1割」というものです。このほか、現行の「老人保険制度」に代わり、75歳以上を対象とした新たな高齢者医療制度を創設するという。 > > >私は現役世代ですが今回の改正の中で唯一評価しているのが「現役並所得高齢者」 >(一人暮らし380万円、月収31万7千円)、夫婦世帯(520万円、月収43万3千円以上)年金受給者について「一律3割」になった事です。 >これだけ受け取るなら現役並負担を出来ない訳が無いし、今まで放置してきたのが >「高齢者医療過剰厚遇」だったと思います。 > >その上で現役並所得以外の人(一般高齢者)については母子家庭や我々障害者の様に市町村に申請した上で還付する制度を都道府県主体で市町村が窓口になる形で創設すれば、最終的に一定額を還付すれば我々もそうですが「一律3割」でも良いと考えます。 私は、高齢者でも現役並みの収入のある人は、それなりに応分の負担をすることに対しては賛成です。ただ今回の試案に盛り込まれた「保険免責制度」は、良く理解しておく必要があります。 「保険免責制度」は 医療機関で診療を受けるたびに、一定金額を患者に負担してもらい、残りの費用についてのみ原則、自己負担三割の現行医療保険を適用する仕組みです。 例えば、免責額を1000円とした場合、医療機関で1万円の医療費がかかると、現行制度では3割の3000円が自己負担となるが、免責制度が導入されると、免責額の1000円に加え、残る9000千円の3割にあたる2700円と計3700円が自己負担となる。 高齢者など受診回数が多い人ほど負担が重くなるほか、外科手術などよりも長期にわたる通院を必要とする患者の方が負担が大きくなる、といった病状による不公平感も生じかねないのです。 「症状が軽いうちに受診しておけば治りが早いのに、受診抑制によって病状が重くなればかえって医療費がかかる」「患者には、風邪なのか、重病なのか、初期症状なのか判断できない」といった見方も強いのです。 「ほとんどの人が医療保険の恩恵を受けることがなくなるのが国民皆保険といえるのか。国民年金以上に未納が当然出てくる」と指摘する声もあります。 12日の自民党医療委員会でも「患者に最良の医療を提供する方針を変えるという政治判断をするのか」などの批判が出たそうです。 こうして着実に、日本の皆保険と言われた国民健康保険も、なし崩し的に崩壊の危機を迎えています。いずれアメリカのように、民間医療保険に入らないと病院にかかれない時代が来るでしょう。そして、一度アメリカのようになったら、もう元に戻す事は出来ないのです。 |
【65039】に続き、医療制度改革試案について……。 最近、政治に関心がなくなった私ですが、今日のサンデープロジェクトは見ました。田原コーナー3で医療制度改革思案についての討論があったからです。 その中で、久間氏が終末医療について、例を挙げて言ったことがあります。それは知人で末期がんの患者がいたそうです。その患者は自宅で療養していたが、具合が悪くなり、急遽、病院に入院させたが、三日後に死亡したそうです。ところが家族が病院から請求された治療費が、なんと、100万円を超えたと言うのです。 これは私も病院事務長をしていたので、良く分かります。普通、濃厚治療をすると査定されますが、末期がんのような、死ぬのが分かっているような患者に濃厚治療をしても、不思議と削られる事がなく、ほとんどフリーパスで通るのです。 これと逆のケースが、患者をどうしても治したいと思うあまり、適用外のことをやることがありますが、不思議と、こういうときには削られないのです。 こんなことはどうでも良いが、こうしたことが医療費をアップさせる原因の一つになっているのです。 急間氏は口が滑ったのか、医療費高騰の原因で、一つは、日本はジェネリック医薬品の使用割合が低いこと、それとバブル絶頂期に老人医療費を無料にしたことをあげていましたが、まさに、自民党の失政を自ら認めたようなものです。 ※ジェネリック医薬品とは? 医療用医薬品には、同じ成分、同じ効き目で、高い薬と安い薬があるのをご存じですか? 高い方は、日本で最初に発売された薬(新薬)で先発品と呼ばれており、安い方は、新薬の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て発売される薬で、後発品と呼ばれます。 後発品は欧米では一般名(generic name)(※成分名のこと)で処方されることが多いためにジェネリック医薬品とも呼ばれています。 ◆日本の医療費はGDP比率ではけっして高くない―― 政府は医療費が増える一方だというが、GDP比率で見ればけっして高くないのです。。それに医療費だけを見てはだめで、年金を含めた福祉全般を見なければいけない。 医療費対GDP比率(OCEDのデータ) 米国 15.0% スイス 11.5% ドイツ 11.1% フランス 10.1% カナダ 9.9% スウェーデン 9.2% 日本 7.9% 英国 7.7% 韓国 5.6% 医療費全体に占める高齢者の割合が初めて四割を超えたこと、高齢者の医療費は若い人の4倍かかっている事で、今後益々増えるであろうことです。 |
▼キタキツネさん: > 【65039】に続き、医療制度改革試案について……。 > > 最近、政治に関心がなくなった私ですが、今日のサンデープロジェクトは見ました。田原コーナー3で医療制度改革思案についての討論があったからです。 > > その中で、久間氏が終末医療について、例を挙げて言ったことがあります。それは知人で末期がんの患者がいたそうです。その患者は自宅で療養していたが、具合が悪くなり、急遽、病院に入院させたが、三日後に死亡したそうです。ところが家族が病院から請求された治療費が、なんと、100万円を超えたと言うのです。 > > これは私も病院事務長をしていたので、良く分かります。普通、濃厚治療をすると査定されますが、末期がんのような、死ぬのが分かっているような患者に濃厚治療をしても、不思議と削られる事がなく、ほとんどフリーパスで通るのです。 > > これと逆のケースが、患者をどうしても治したいと思うあまり、適用外のことをやることがありますが、不思議と、こういうときには削られないのです。 > こんなことはどうでも良いが、こうしたことが医療費をアップさせる原因の一つになっているのです。 > > 急間氏は口が滑ったのか、医療費高騰の原因で、一つは、日本はジェネリック医薬品の使用割合が低いこと、それとバブル絶頂期に老人医療費を無料にしたことをあげていましたが、まさに、自民党の失政を自ら認めたようなものです。 > > ※ジェネリック医薬品とは? > 医療用医薬品には、同じ成分、同じ効き目で、高い薬と安い薬があるのをご存じですか? >高い方は、日本で最初に発売された薬(新薬)で先発品と呼ばれており、安い方は、新薬の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て発売される薬で、後発品と呼ばれます。 後発品は欧米では一般名(generic name)(※成分名のこと)で処方されることが多いためにジェネリック医薬品とも呼ばれています。 > > ◆日本の医療費はGDP比率ではけっして高くない―― > 政府は医療費が増える一方だというが、GDP比率で見ればけっして高くないのです。。それに医療費だけを見てはだめで、年金を含めた福祉全般を見なければいけない。 > > 医療費対GDP比率(OCEDのデータ) > 米国 15.0% > スイス 11.5% > ドイツ 11.1% > フランス 10.1% > カナダ 9.9% > スウェーデン 9.2% > 日本 7.9% > 英国 7.7% > 韓国 5.6% > > 医療費全体に占める高齢者の割合が初めて四割を超えたこと、高齢者の医療費は若い人の4倍かかっている事で、今後益々増えるであろうことです。 国民健康保険料の「バカ高さ」を改革せずして・・・果たして改革政党と言えるのか自民党よ。庶民の味方面してる公明党の権力亡者どもの今後を監視するのに、キタキツネさんの専門知識のご教授に感謝申し上げます。勉強させて頂いております。ドンドン水平展開のほどを重ねてよろしくお願い致します。 |
次の文2行目に間違いがありました。 > これと逆のケースが、患者をどうしても治したいと思うあまり、適用外のことをやることがありますが、不思議と、こういうときには削られないのです。 > こんなことはどうでも良いが、こうしたことが医療費をアップさせる原因の一つになっているのです。 正しくは…… これと逆のケースが、患者をどうしても治したいと思うあまり、適用外のことをやることがありますが、 こういうときには不思議に削られることが多いのです。 > こんなことはどうでも良いが、こうしたことが医療費をアップさせる原因の一つになっているのです。 |
社会保障の中でも医療制度ほど矛盾を抱えたものが無い。中には理不尽とも思われるものもある。 ここでは、医療制度の矛盾を思いついたままあげてみるので、みんなで考えてみよう。 さて、前項で説明した日本の医療費は、GDP比でみると先進国の中では、むしろ低いということを理解出来たものと思う。 日本の医療制度は、全国どこにいても同一料金で治療を受けられる。これが国民皆保険の最大の長所で、WHOでも高く評価され、世界一の長寿国になったのは何よりの証拠であろう。 医療技術というと二言目にはアメリカというが、確かにアメリカの先端医療は群を抜いている。しかし、だからといって日本の医療技術が低いという事にはならない。むしろ、費用対効果で見ると日本の医療は世界の最高レベルなのだ。つまり、薄利多売で、時には何時間も待たされて「3分間治療」などと揶揄されるが、日本のお医者さんは頑張っているのだ。 アメリカには日本の皆保険と言われるような保険は存在しない。生活困窮者のための連邦政府と州政府による、公的医療保険制度のメディケイドと 主として65歳以上の高齢者および年齢を問わず身体障害者のための連邦医療保険制度のメディケアの二つだ。 アメリカでは、直面する最も深刻な問題の1つは、健康保険料を払えず、しかもメディケイドやメディケアの受給資格のない国民の医療をどうするかという問題だ。アメリカ人の7人に1人は、1年のうち少なくともある期間は、医療保険のない状態であると言われている。 これは、失業者や、医療保険のない企業の労働者や、貧困基準よりわずかに収入の多い人たちである。彼らは、緊急の場合は公立病院で治療を受けることができるが、病気の予防のための定期検診などは受けることができない。 なぜ、アメリカはこういう状態になったのかというと、日本のような皆保険がないことと、訴訟社会があげれれる。開業医で訴訟費用を捻出できないため廃業するところも少なくないと言う。患者も医療保険、医者も賠償保険とどちらも保険に入らなければならない。そして訴訟となれば腕の良い弁護士を雇わなければならない。 医療ミスで訴えられるのを恐れるあまりに、これでもかこれでもかと必要のない処置、投薬をする。それが、また更に医療費を上げるのだ。 以上のように制度においては、日本の方が優れているのは明らかでしょう。だからといって、全てが良いわけじゃない。同一料金で全国どこにいても治療を受けられるのは、確かに長所だが、腕の良い医者も腕の悪い医者も料金が同じだと言うのは納得できない。 そして、腕の悪い医者ほど治療期間が長く、薬をたくさん使うことだ。結局、腕の良い医者より、腕の悪い悪徳医師ほど金が儲かるところ仕組みがあることだ。これは理不尽だ。 やはり、腕の良い医者が評価されるような仕組みを作っていくべきだ。そのためには情報公開するしかない。 末期がん患者のように終末医療についても、検討する必要があるだろう。 治る見込みがないのは医者が一番知っているはずだ。ところがまだ死ぬ間際の患者に今が稼ぎどころとばかりに、必要の無い治療や必要の無いバカ高い薬を使う医者がいる。現在の支払い基金の査定も考え物だ。 死ぬ間際の末期治療については無審査と言っても良いくらい請求どおりに通るのに、医者が苦労して助けようとして適用外のことをやったら、すべて削られることも珍しくない。何万も医者が損をするのだ。これはどうみても理不尽だ。 ジェネリック医薬品をなぜ使わない? やはり大手製薬メーカーの影がちらつく。そして厚生省の役人も……。 はやくジェネリック医薬品のあるものは、ジェネリック医薬品を使うように義務付けることだ。これはそれほど難しい事でないはずだ。やる気になれば明日にもできる。 長文にわたり、おつき合いいただきました。 なんとしても日本の健康保険制度を守りましょう。 |
よい話を有難うございます。 初歩的な質問をしますので教えてください。 保険のきく医療と保険適用外の医療とは何によって決められているのですか。 (1)基本はどうなっているのですか。 医療界で安定した実績のあるものか。 価格がある程度まで(安い)ものか。 誰が、何時、どのように、決めるのですか。 その他、基本的な法令があるのですか。 (2)素人にわかる表みたいなものがありますか。 よく医者に判断を求められるときがあります。 歯医者が多い。差し歯、かぶせる材料、 その他、診断検査などできかれることがある。 薬も、がん治療薬、漢方薬、血液治療薬、(肝油)など等。 (3)10年前と今とではどう変っていますか。 キタキツネさん 書いたことあるのでしょうが、 よろしく お願いします。 |
昭和 人さん >保険のきく医療と保険適用外の医療とは何によって決められているのですか。 >(1)基本はどうなっているのですか。 >医療界で安定した実績のあるものか。 >価格がある程度まで(安い)ものか。 >誰が、何時、どのように、決めるのですか。 >その他、基本的な法令があるのですか。 かなり難しい質問ですね。私は医療の評論家でもないし、現役を離れて長いので詳しい説明は出来ません。またこれを詳細述べるとなると、何十ページにもなるでしょう。それでは見もふたもないので、診療報酬の概略だけお話します。 診療報酬とは医療保険から医療機関に支払われる治療費のことです。 例えば心電図検査は150点、盲腸の手術は6420点というように、すべての医療行為または病院で処方される薬代も全て、1点10円の点数が決められています。 診療報酬は医療行為にかかわる物的経費や医療従事者の人件費(医師、看護師、薬剤師等)に充当されますが、同時に医療保険で受けられる医療の範囲と内容を定めるものでもあります。2年ごとに中医協で審議されて改定されます。 ※中医協とは中央社会保険医療協議会のことで、厚労大臣の諮問機関です。診療報酬の内容や点数について審議・答申します。医療側委員、支払側委員(保険者)、公益委員の3者の代表で構成されます。 診療報酬の算定方法には出来高払いと包括払いの二種類があります。出来高払いとは細分化された一つ一つの医療行為毎に点数を設定し、それらを合算する算定方法です。包括払いとは、例えば投薬・検査・注射をまとめて1月毎に何点とするように、いくつかの治療行為をまとめて点数化した算定方法です。 > >(2)素人にわかる表みたいなものがありますか。 > 一般向けには市販されていません。どうしてもというなら、次のサイトから購入できます。 http://www.shaho.co.jp/shaho/search.php?Lc=011&Mc=001 >よく医者に判断を求められるときがあります。歯医者が多い。差し歯、かぶせる材料、その他、診断検査などできかれることがある。 どうしても新しい、先端的な治療や検査は設備が高額なので、限られた財源の中では保険の適用は難しいようです。薬などもそうです。保険適用になるまでは何年も掛る事があります。 > >(3)10年前と今とではどう変っていますか。 医療の進歩は目覚しいものがありますが、患者の立場からみると益々厳しい環境になってきていると思います。 |
前項で言い忘れましたが、関係法規については多岐に亘ります。 基本的なものとしては、保健医療関連法規では医師法・医療法 があります。 社会保障制度では 社会保険 医療保険 年金保険 雇用保険 労災保険 介護保険 公的扶助 生活困窮者に対する公的な救済制度。 公衆衛生 社会福祉 児童福祉 高齢者福祉 障害者福祉 他に薬事法や臨床検査技師に関連する法規などあり、素人ではなかなか理解するのは無理じゃないでしょうか。 私はほんの上辺しか知りません。 |
▼キタキツネさん: > 大変 有難うございました。 一度は聞いてみたかったのです。 医者や、薬局、病院の会計などで質問、聞いたことがありましたが、個別的でわかりませんでした。 よく、読んで、保存して、勉強してみます。 しかし、医療と保険の関係(法令、審議会,等はたくさんありますね、驚きました。お手数を おかけしました。 >>保険のきく医療と保険適用外の医療とは何によって決められているのですか。 >>(1)基本はどうなっているのですか。 >>医療界で安定した実績のあるものか。 >>価格がある程度まで(安い)ものか。 >>誰が、何時、どのように、決めるのですか。 >>その他、基本的な法令があるのですか。 > > かなり難しい質問ですね。私は医療の評論家でもないし、現役を離れて長いので詳しい説明は出来ません。またこれを詳細述べるとなると、何十ページにもなるでしょう。それでは見もふたもないので、診療報酬の概略だけお話します。 > > 診療報酬とは医療保険から医療機関に支払われる治療費のことです。 > 例えば心電図検査は150点、盲腸の手術は6420点というように、すべての医療行為または病院で処方される薬代も全て、1点10円の点数が決められています。 > 診療報酬は医療行為にかかわる物的経費や医療従事者の人件費(医師、看護師、薬剤師等)に充当されますが、同時に医療保険で受けられる医療の範囲と内容を定めるものでもあります。2年ごとに中医協で審議されて改定されます。 > >※中医協とは中央社会保険医療協議会のことで、厚労大臣の諮問機関です。診療報酬の内容や点数について審議・答申します。医療側委員、支払側委員(保険者)、公益委員の3者の代表で構成されます。 > > 診療報酬の算定方法には出来高払いと包括払いの二種類があります。出来高払いとは細分化された一つ一つの医療行為毎に点数を設定し、それらを合算する算定方法です。包括払いとは、例えば投薬・検査・注射をまとめて1月毎に何点とするように、いくつかの治療行為をまとめて点数化した算定方法です。 >> >>(2)素人にわかる表みたいなものがありますか。 >> > 一般向けには市販されていません。どうしてもというなら、次のサイトから購入できます。 > http://www.shaho.co.jp/shaho/search.php?Lc=011&Mc=001 > >>よく医者に判断を求められるときがあります。歯医者が多い。差し歯、かぶせる材料、その他、診断検査などできかれることがある。 > > どうしても新しい、先端的な治療や検査は設備が高額なので、限られた財源の中では保険の適用は難しいようです。薬などもそうです。保険適用になるまでは何年も掛る事があります。 >> >>(3)10年前と今とではどう変っていますか。 > > 医療の進歩は目覚しいものがありますが、患者の立場からみると益々厳しい環境になってきていると思います。 |
厚生労働省が2日、中央社会保険医療協議会(中医協)に提出した医療経済実態調査(今年6月調査、速報値)によると、収入から経費を差し引いた1カ月の開業医の収支は228万円の黒字だった。民間病院が264万円の黒字、国公立病院は233万円の赤字だった。 調査は医療機関の経営状況を調べ、公的保険から医療機関に支払われる診療報酬改定の基礎資料となるもので、次回の2006年度改定に反映される。将来の医療費抑制を強く求めている経済財政諮問会議の民間議員からの報酬引き下げ要求が強まるなど、今後の医療制度改革議論に大きく影響しそうだ。 ................................................................... 上記は北海道新聞の記事だが、この報道でまた開業医は儲けすぎだと騒ぐのだろうか? 確かに儲かっているところもあるだろうが、それだって企業努力によるものが多いし、医者の労働時間やその責任の重さからすると、けっして儲けすぎだとは思いませんけどね。 こんなことを理由に医療費の抑制に拍車がかかり、アメリカのような市場原理を導入する方向に持っていくほうがずっと問題なんだって。論点をすりかえられないように、良く見ていなければなりませんよ。 上記の開業医の月収だって全部医者の取り分だと思ったら大間違い。月収228万円の内訳を分析すると、53%の120万円が所得税・地方税・固定資産税といった税金、27%の62万円が事業を続けていくのに必要な費用です。 すなわち、診療所を始める時の土地・建物・医療機器の借金の支払いと、これらを維持していくための設備改善費用となるのです。残りの20%の42万円が院長の実質所得、即ち手取りになるのです。 当然ですが、ボーナスはないし、、年金もない、もちろん、退職金はありません。 開業医になるためには、大学を卒業してから長い修業が必要ですから、開業医の平均年齢は高くなり、58.3才になります。 又、開業医でも平均収入に及ばない人が6割いるんです。収入も2年前に比べわずか2.5%のアップです。物価上昇を考えれば、むしろ所得はダウンしています。 さらに病気の際の保障もなく、死亡でもしたらたちまち家族全員が路頭に迷います。ちょっとしたミスでも患者さんの生命にかかわるため気が抜けません。そのストレスは半端じゃありません。 マスコミは医者が叩きやすいのか、額に汗せず金だけ動かして儲けている金の亡者「六本木ヒルズ族」に文句を言わず、国民の健康と生命を守るために日夜努力している医者をマスコミは叩く。こんなことでよいのだろうか? こんなことをしていると医者のなりてがなくなり、医療の進歩を妨げます。旧ソ連の医療レベルが低かったのは、なりてが少なかったからです。 |
政府が、年内の取りまとめを目指す医療制度改革の、焦点となっている医療保険免責制度が導入されると、医療費の自己負担が3割の69歳の場合、平均的な負担は実質4割超にまで高まることが、全国保険医団体連合会(保団連)の試算で分かった。 試算は、現在有力視されている外来受診1回につき千円までを「保険対象外」とする免責制を想定して行なったもので、保団連は「患者に負担増求めることになる」と懸念している。 この免責制が導入されると――千円までの免責制では1回の医療費が三千円の場合、千円が保険対象外となり、保険対象は2千円。69歳以下の場合は2千円の3割分6百円に免責された千円を加えた1600円が自己負担になる。現行の負担は9百円なので、7百円増えることになり、実に8割強の負担増となる。 この背景には高齢化で医療費が急激に膨張する中、医療費を抑えたいのが狙いだ。病院がお年寄りの日常の交流の場となる「無駄な医療」を無くするといっている識者がいるが、この言葉は現場を全然理解していない者の話だ。 20年も昔ならそうした光景も目にしないわけじゃなかった。しかし、私も医療関係にいた者として、また現在病院にかかっている者として、そんな事は断じてない。 度重なる負担増で、むしろ病院に行くのを我慢をし症状が重くなってから、ようやく病院にいくというお年寄りが多い。 例えば今「マイコプラズマ肺炎」というのが流行っているが、症状が似ているので風邪と間違えやすいが、咳が取れずに長引きついには肺炎を引き起こし、手遅れになると死に至る事もある。風邪はウイルスによって罹るが、マイコプラズマはウイルスと最近の中間に属する病原体で、早いうちなら抗生剤で簡単になおるのです。 症状が軽いと受診を控えることで、重度の疾患や予防・発見が遅れ、かえって医療費が結果として増えることになる。医療費削減には生活習慣病への予防の対策を強化したほうが効果的だ。 それでなくとも年金を下げられ負担は増えるばかりのなかで、高齢者ばかり狙い撃ちにされている。これが小泉の言う「構造改革」なのだ。序曲じゃなく、もう既に知らないうちに、アメリカ型のなんでも「自己責任」の世の中になってきた。平成の姥捨て山は現実味を帯びてきた。この流れは止められないだろう。 老人党のみなさんも憲法も、確かに大事ですが、もっとこういう問題にも目をやってほしいものです。私は日頃は開業医の利益団体「医師会」には批判的ですが、現在はむしろ「医師会」を応援しています。署名にも積極的に参加しています。 |
▼キタキツネさん: 読ませていただきました。 署名の方法はどうすりゃいいのですか? ご教授願います。 > 政府が、年内の取りまとめを目指す医療制度改革の、焦点となっている医療保険免責制度が導入されると、医療費の自己負担が3割の69歳の場合、平均的な負担は実質4割超にまで高まることが、全国保険医団体連合会(保団連)の試算で分かった。 > > 試算は、現在有力視されている外来受診1回につき千円までを「保険対象外」とする免責制を想定して行なったもので、保団連は「患者に負担増求めることになる」と懸念している。 > > この免責制が導入されると――千円までの免責制では1回の医療費が三千円の場合、千円が保険対象外となり、保険対象は2千円。69歳以下の場合は2千円の3割分6百円に免責された千円を加えた1600円が自己負担になる。現行の負担は9百円なので、7百円増えることになり、実に8割強の負担増となる。 > > この背景には高齢化で医療費が急激に膨張する中、医療費を抑えたいのが狙いだ。病院がお年寄りの日常の交流の場となる「無駄な医療」を無くするといっている識者がいるが、この言葉は現場を全然理解していない者の話だ。 > > 20年も昔ならそうした光景も目にしないわけじゃなかった。しかし、私も医療関係にいた者として、また現在病院にかかっている者として、そんな事は断じてない。 度重なる負担増で、むしろ病院に行くのを我慢をし症状が重くなってから、ようやく病院にいくというお年寄りが多い。 > > 例えば今「マイコプラズマ肺炎」というのが流行っているが、症状が似ているので風邪と間違えやすいが、咳が取れずに長引きついには肺炎を引き起こし、手遅れになると死に至る事もある。風邪はウイルスによって罹るが、マイコプラズマはウイルスと最近の中間に属する病原体で、早いうちなら抗生剤で簡単になおるのです。 > > 症状が軽いと受診を控えることで、重度の疾患や予防・発見が遅れ、かえって医療費が結果として増えることになる。医療費削減には生活習慣病への予防の対策を強化したほうが効果的だ。 > > それでなくとも年金を下げられ負担は増えるばかりのなかで、高齢者ばかり狙い撃ちにされている。これが小泉の言う「構造改革」なのだ。序曲じゃなく、もう既に知らないうちに、アメリカ型のなんでも「自己責任」の世の中になってきた。平成の姥捨て山は現実味を帯びてきた。この流れは止められないだろう。 > > 老人党のみなさんも憲法も、確かに大事ですが、もっとこういう問題にも目をやってほしいものです。私は日頃は開業医の利益団体「医師会」には批判的ですが、現在はむしろ「医師会」を応援しています。署名にも積極的に参加しています。 > > |
▼k・satouさん: >▼キタキツネさん: >読ませていただきました。 > 署名の方法はどうすりゃいいのですか? > ご教授願います。 現在行なわれている署名活動は↓です。 国民会保険制度を守りましょう! http://www.med.or.jp/kaihoken/2005/index.html |
▼キタキツネさん: どうもすみません。 早速 署名 送りました。 >▼k・satouさん: >>▼キタキツネさん: >>読ませていただきました。 >> 署名の方法はどうすりゃいいのですか? >> ご教授願います。 > >現在行なわれている署名活動は↓です。 > >国民会保険制度を守りましょう! > >http://www.med.or.jp/kaihoken/2005/index.html |
>国民会保険制度を守りましょう! 上記に変換ミスがありました。正しくは国民皆保険制度です。訂正してお詫び申し上げます。 |
▼キタキツネさん: しばらくです。署名送っておきました。 おっしゃるように今は好き好んで病院に行く老人などありません。近くに住む81歳のおばあさんも「何とかお医者さんにかからなくてもすむように」と食事や運動に涙ぐましいほどの注意を払っています。 また行きつけの医師は、東北大医学部を卒業後新潟大医学部でやりたい科目を履修したという変り種で、かねて「医師会は自分のことしか考えていない」と批判していたのですが、「医療保険免責制度はけしからん」と医療皆保険制度を守る署名運動に賛成しています。 厚生労働省も医療保険免責制度については今回提案を見送ったようですが、まだまだ油断は出来ません。批判はあっても日本の医療制度は世界に誇りうるもので、だからこそ世界一の長寿の座を長く保っているのですから、医療のアメリカ化を許してはならないと思います。 > 政府が、年内の取りまとめを目指す医療制度改革の、焦点となっている医療保険免責制度が導入されると、医療費の自己負担が3割の69歳の場合、平均的な負担は実質4割超にまで高まることが、全国保険医団体連合会(保団連)の試算で分かった。 > > 試算は、現在有力視されている外来受診1回につき千円までを「保険対象外」とする免責制を想定して行なったもので、保団連は「患者に負担増求めることになる」と懸念している。 > > この免責制が導入されると――千円までの免責制では1回の医療費が三千円の場合、千円が保険対象外となり、保険対象は2千円。69歳以下の場合は2千円の3割分6百円に免責された千円を加えた1600円が自己負担になる。現行の負担は9百円なので、7百円増えることになり、実に8割強の負担増となる。 > > この背景には高齢化で医療費が急激に膨張する中、医療費を抑えたいのが狙いだ。病院がお年寄りの日常の交流の場となる「無駄な医療」を無くするといっている識者がいるが、この言葉は現場を全然理解していない者の話だ。 > > 20年も昔ならそうした光景も目にしないわけじゃなかった。しかし、私も医療関係にいた者として、また現在病院にかかっている者として、そんな事は断じてない。 度重なる負担増で、むしろ病院に行くのを我慢をし症状が重くなってから、ようやく病院にいくというお年寄りが多い。 > > 例えば今「マイコプラズマ肺炎」というのが流行っているが、症状が似ているので風邪と間違えやすいが、咳が取れずに長引きついには肺炎を引き起こし、手遅れになると死に至る事もある。風邪はウイルスによって罹るが、マイコプラズマはウイルスと最近の中間に属する病原体で、早いうちなら抗生剤で簡単になおるのです。 > > 症状が軽いと受診を控えることで、重度の疾患や予防・発見が遅れ、かえって医療費が結果として増えることになる。医療費削減には生活習慣病への予防の対策を強化したほうが効果的だ。 > > それでなくとも年金を下げられ負担は増えるばかりのなかで、高齢者ばかり狙い撃ちにされている。これが小泉の言う「構造改革」なのだ。序曲じゃなく、もう既に知らないうちに、アメリカ型のなんでも「自己責任」の世の中になってきた。平成の姥捨て山は現実味を帯びてきた。この流れは止められないだろう。 > > 老人党のみなさんも憲法も、確かに大事ですが、もっとこういう問題にも目をやってほしいものです。私は日頃は開業医の利益団体「医師会」には批判的ですが、現在はむしろ「医師会」を応援しています。署名にも積極的に参加しています。 > > |
▼キタキツネさん: 別サイトの紹介となりますが・・・ NHKの番組「BSディベート」にて、今月は「医療制度 どう改革するのか」 というテーマで話し合いが行われます。 ↓ http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0511/theme.html ぜひキタキツネさんの意見も投稿して欲しいと思います。 |
前項でも述べたが、厚生労働省が2日、中医協に提出した医療経済実態調査(今年6月調査、速報値)によると、収入から経費を差し引いた1カ月の開業医の収支は228万円の黒字で、民間病院が264万円の黒字、国公立病院は233万円の赤字だったと発表した。今日のNHKの討論番組を見ても医師が儲けすぎであるという、いつもの政府の広報のような論調が目立った。 公立病院はどこも経営が苦しく、赤字の所が多いようだが、その原因が医師の給料が高すぎると言うのは的外れであり、 医療費が上がると病院が儲かるということはありません。こんな議論は二十数年前いざ知らず、的外れも良いとこです。 病院経営が悪化している理由 薬の価格が高い 特に発売後10年以内の、いわゆる「新薬」の価格が極端に高い。 新薬の値段を決めるのは厚生労働省ですので、製薬会社に有利な政策をとっているからだ。 日本製の同じ薬が、欧米では安く売られ、日本では高く売られているものがある。 もっと10年過ぎて特許の切れた安いジェネリック医薬品と使う必要がある。 医療機器が高い 同じ医療機器の値段が他の国に比べて高い。場合によっては何倍も違うものもある。 韓国では欧米と同じような値段で売られているので、輸入品だから高いというわけではなく日本だけの現象です。 その原因の一つは、値段の約64%をしめている高い流通マージンです。 二つ目は日本の自動車や電気製品でアメリカの貿易が赤字が原因の日米協定によるものです。 そのために輸入される医療機器が高くなっています。 低い技術料 日本の医師の技術料は、アメリカの医師の約2割程度です。 日本の医療制度を守りましょう。 |
日本政府の統計を見ると、医者の月給は100万円で、 ボーナスは120万円だそうです。 日本政府が嘘を付いているとも思えないが・・・ |
▼みちのみやひろひとさん: >日本政府の統計を見ると、医者の月給は100万円で、 >ボーナスは120万円だそうです。 > >日本政府が嘘を付いているとも思えないが・・・ おそらくこの数字には、研修医や大学院生は含まれていないと思いますよ。常勤医の給料でしょう。 医者の給料が高いか安いか。 何に比較するかでしょう。因みに私の息子は35歳。妻と子供が一人おりますが、大学から貰う給料は月「十数万円」。病院から呼び出しを受けるので、近くのマンションに住んでいますが、マンションの家賃が15万円。生活できるわけがありません。 他院でアルバイトをして生計を立てています。その月にもよるが、世間の普通のサラリーマンより若干多いくらいしょうか。しかし、その中から学会に出席する費用がかかりますけどね。 医者の給料が高いか安いかはともかくも、医療界のお金の流れが、極めて”いびつ”な世界であることも知ってもらいたいものです。医者の世界は、仕事量と収入とが、全く比例しないのです。 さて、その息子も大学院が終わったので地方の病院に派遣されました。あなたが言うように、ほぼ月100万円ほどらしいです。 勤務医には労働基準法がなぜか適応されません。日中の8時間労働をした後に、ろくに寝れない16時間の当直、その後普段の日中の8時間労働、すなわち32時間連続勤務なんていうのは当たり前にあります。 それが終われば帰れるか訳でなく、遅くまで仕事をし、さらに家に帰っても、入院患者に何かあれば、いつ呼び起こされるかわかりません。科によっては(外科など)、夜中に緊急患者があれば緊急手術だ、緊急検査だなんてこともおまけについてきます。 そして、なんと言っても、重症の患者がいつ来るかという緊張感と、来たときの責任感によるプレッシャーは計り知れません(これが、いざとなれば大病院へ転送すればいい開業医の先生との最大の差だと思います)。 私の親族でも誤解があり、医者だから良い暮らしをしていると思っているようですが、マイカーも国産の中古車を乗っていますよ。病院では「先生、先生」と呼ばれていますが、その実態は医師国家試験を取得し、さらに専門の医療技術を修得するまでの長い時間がかかり、ようやく一人前として認知されるのは30代の後半です。 だから言っていますよ。「六本木ヒルズ族」がうらやましいって……。 そういう事で、ある一定の期間、勉強として大病院で働き、時期がこれば楽な病院へ移るか、開業するかと考えるのは、人間として当然かもしれません。 医者だって人間です。もちろん、勤務医、開業医、いろんな医者がおりますが、一概にどっちがどうとは言えないのも現実です。 私が見ている限り、医者はけっして良い職業だと思いません。正当に評価されないとアメリカに渡る医者が更に増えるでしょうね。 |
▼キタキツネさん: 辛い仕事、ストレスが溜まる仕事は世の中に一杯あります。 月に100万円もらえるだけでも幸せだと思いますよ。 「医者が一番カワイソウだ」というのは簡単ですが、 それでは何の解決にもつながりません。 (警察官が「警察官が一番カワイソウだ」と言うのに似ていますね。) 問題点は一体何で、それを解決するアイデアはあるのかないのか。 人手が足りないのは、さまざまな職業で普通に出てくる話しであり、 人員を増やすという選択肢はまず出てきません。 たいがいは効率良くこなせるシステムを作る。こういう話になります。 例えばジェネリック医薬品を使うようにして、浮いたお金を有効に 使っていくとか、そういう提案が必要なんです。 しかし、正直言って部外者からは歪んでいる部分が良く分かりません。 だから医療関係者からの提案があるといいなぁと思うのですが。 |
みちのみやひろひとさん >▼キタキツネさん: >辛い仕事、ストレスが溜まる仕事は世の中に一杯あります。 >月に100万円もらえるだけでも幸せだと思いますよ。 >「医者が一番カワイソウだ」というのは簡単ですが、 >それでは何の解決にもつながりません。 >(警察官が「警察官が一番カワイソウだ」と言うのに似ていますね。) その通り。誤解があるようだ。「医者が一番カワイソウだ」なんてひと言も言っていないぞっ…? ただ報道されている件は、医療費削減の理由にしようとする厚生労働省の印象操作の感じがしましたのでね。 >しかし、正直言って部外者からは歪んでいる部分が良く分かりません。だから医療関係者からの提案があるといいなぁと思うのですが。 これについては、過去にもかなり突っ込んだところまで投稿していますよ。ちょっとここまで書いていいのってところまでネ……。(^^; |
> これについては、過去にもかなり突っ込んだところまで投稿していますよ。 > ちょっとここまで書いていいのってところまでネ……。(^^; ものすごく素晴らしい指摘はされていますが、それに対する 掘り下げは不十分だと思います。 個々の掘り下げをよろしくお願いいたします。 > A・腕の良い医者が評価されるような仕組みを作っていくべきだ。 > そのためには情報公開するしかない。 私のような素人の部外者だと『患者の感想』を公開するのかなと 解釈してしまいますが、そのような解釈でいいのでしょうか? > B・末期がん患者のように終末医療についても、検討する必要が > あるだろう。治る見込みがないのは医者が一番知っているはずだ。 > ところがまだ死ぬ間際の患者に今が稼ぎどころとばかりに、必要の > 無い治療や必要の無いバカ高い薬を使う医者がいる。現在の支払い > 基金の査定も考え物だ。死ぬ間際の末期治療については無審査と言っ > ても良いくらい請求どおりに通るのに、医者が苦労して助けようと > して適用外のことをやったら、すべて削られることも珍しくない。 > 何万も医者が損をするのだ。これはどうみても理不尽だ。 これに関しては、もっとご教授願いたい。 審査のどこが問題点で、審査のどこをどう変えていけばいいのか? > C・ジェネリック医薬品をなぜ使わない? やはり大手製薬メーカー > の影がちらつく。そして厚生省の役人も……。はやくジェネリック医 > 薬品のあるものは、ジェネリック医薬品を使うように義務付けること > だ。これはそれほど難しい事でないはずだ。やる気になれば明日にもできる。 これはもっと広げていくべき運動に思えるのだが・・・ 障害は、厚生省役人と製薬メーカーの癒着なのか・・・ > D・薬の価格が高い > 特に発売後10年以内の、いわゆる「新薬」の価格が極端に高い。 > 新薬の値段を決めるのは厚生労働省ですので、製薬会社に有利な > 政策をとっているからだ。日本製の同じ薬が、欧米では安く売ら > れ、日本では高く売られているものがある。 これも障害は厚生省役人と製薬メーカーの癒着なのか・・・ > E・医療機器が高い > 同じ医療機器の値段が他の国に比べて高い。場合によっては何倍 > も違うものもある。韓国では欧米と同じような値段で売られてい > るので、輸入品だから高いというわけではなく日本だけの現象です。 > その原因の一つは、値段の約64%をしめている高い流通マージンです。 これは具体的にどこを改善していくべきなのかが見えにくいです。 正常な競争が行われていないということなのでしょうか。 > 低い技術料 > 日本の医師の技術料は、アメリカの医師の約2割程度です。 アメリカはおかしいのでちょっと比較する気にならないですが、 月に100万もらうので低いと思うのなら、月にいくら程度が 妥当だと思いますか? まあ、私も医師の技術料は低いと思いますが。 |
▼みちのみやひろひとさん: >ものすごく素晴らしい指摘はされていますが、それに対する >掘り下げは不十分だと思います。 >個々の掘り下げをよろしくお願いいたします。 私はあなたと同じ「ど素人」、これが限界です。あなたやってみてください。 >私のような素人の部外者だと『患者の感想』を公開するのかなと >解釈してしまいますが、そのような解釈でいいのでしょうか? 患者の感想も無視は出来ないだろうが、患者の人気がある=良い病院 ではないですからね。例えば腹腔鏡手術の症例数と治癒度とか、いろいろ考えられるでしょう。患者アンケートで言えばこんなサイトもあります。病院のオリコンです。http://www.oricon-medical.jp/ |
▼みちのみやひろひとさん:こんにちは、横レス失礼します。 >> 低い技術料 >> 日本の医師の技術料は、アメリカの医師の約2割程度です。 > >アメリカはおかしいのでちょっと比較する気にならないですが、 >月に100万もらうので低いと思うのなら、月にいくら程度が >妥当だと思いますか? > >まあ、私も医師の技術料は低いと思いますが。 私の意見は 週40時間労働で、月、手取り100万円出せば コンスタントに良い人材を医者として確保できると思います。 医者にお金をとられるという発想ではいけません。 医師に必要な倫理観と能力を確保して、それを医師として育て上げるためには国民や政府はどれほどの収入を医師に保障して上げるかを考えるべきだと思います。 |
この書き込みは管理人によって削除されました。(05/11/22(火) 15:07) |
▼みちのみやひろひとさん: >▼Gokaiさん: >>私の意見は 週40時間労働で、月、手取り100万円出せば >> コンスタントに良い人材を医者として確保できると思います。 >>医者にお金をとられるという発想ではいけません。 >警察官にお金をとられるという発想ではいけません。 >教師にお金をとられるという発想ではいけません。 >政治家にお金をとられるという発想ではいけません。 >公務員にお金をとられるという発想ではいけません。 >・・・・自分の書き込みを少しは客観的に見れましたか・・・・ 貴方はこれらの職業の人々が同じ給与であるべきと思うのですか? 薬剤師の給与はどうでしょう? 理学療法士は、看護士では、また理髪師では?? また、銀行の支店長と警備員では? また公園の管理人と公園に住まうホームレスの所得ではどうなのでしょうか?? 全ての人々が同じ所得であるべきですか? 給与が等しければ平等ですか? 貴方の言う客観的見方とはこのようなことをいうのですか? |
▼Gokaiさん: では聞こう。警察官は危険と隣りあわせだ。 犯罪者を相手にするときは死ぬときだってある。 法律だっていろいろ勉強しないといけない。 で、あなたは警察官の月給は100万ほどあげればいいと思うか? 政治家にいい人材がそろわないと、世の中狂ってしまうぞ。 で、政治家の月給は100万ほどあげればいいと思うか? 教師にいい人材がそろわないと、やっぱり世の中狂ってしまうぞ。 で、教師の月給は100万ほどあげればいいと思うか? 私は『週40時間労働で月給100万』と言える感覚が おかしいことに気がついて欲しかった。 別に全ての職業の給料を平等にしろと言うつもりはないが、 医者は特別な存在ではない。大切な職業は世の中に一杯ある。 で、やっぱり『週40時間労働で月給100万』と言えますか? |
この書き込みは管理人によって削除されました。(05/11/22(火) 15:07) |
▼キタキツネさん: > 教師、警察官、いろいろ並べて語るのは何か意図があるのですか? > あるのでしたらその真意を真面目に拝聴願いしましょう。 多分、私が何を言ってもあなたには理解してもらえないと思います。 あなたの友人の医療関係者『以外』の人に対して、以下と 全く同じ事を主張してみれば、きっと分かると思います。 ぜひ実行してみて下さい。 =============================================== 私の意見は 週40時間労働で、月、手取り100万円出せば コンスタントに良い人材を医者として確保できると思います。 医者にお金をとられるという発想ではいけません。 医師に必要な倫理観と能力を確保して、それを医師として育て上げるためには国民や政府はどれほどの収入を医師に保障して上げるかを考えるべきだと思います。 =============================================== 良い人材を確保したいのは医者だけではありません。 『医者は週40時間の手取り100万円がまともだ』という 感覚が非常識であるということに気がついてもらえれば幸いです。 |
医者の収入の問題は患者にしてはどうでもいいんです。高くもらって結構です そのかわりしっかりとした治療をしてほしい。それだけです。 私の知り合いの医者も50過ぎの勤務医ですが月100万ほどの給料です。確かに一般サラリーマンに比べれば少しは高いかもしれない でも桁違いじゃない。完全な休みは年に数日です。ほとんど家族一緒に休日を過ごしたことがありません。 50過ぎて週に2回以上は泊まりです。医者は30半ば過ぎまでほとんどまともな収入がありません。多くが親から面倒をみてもらわないと生活できないそうです(結婚も遅くなり、且つ親の収入で生活する。これ一般的な医師です) 女医さんはもっと可哀想です。(でも医学部では女子は増えているそうですが)実際、若者の医師離れが起こっているようです。 この方はバブル期にマンションを買ってしまい、結局子供を医学部にやることができませんでした。 ご存知のように今でも医学部にはいると3000万円はかかります。例外もありますが、お金がないと基本的には医者になれない仕組みです。 どう考えてもおかしいでしょ。まず、政府はここからでもやればいいんじゃないかと思います。医学部に補助金でもなんでも出して医師を目指す人は誰でも医学部で勉強できるようにならないと・・ また、世間で言われている、腕のいい医師とそうでない医師といった、医師の絶対・相対評価はどうやればいいのか、いろいろ考えますが全くわかりません。評価のための医療を行われてしまうことに確実になってしまうからですよね。 |
▼Gokaiさん:こんにちは。 >医者にお金をとられるという発想ではいけません。 >医師に必要な倫理観と能力を確保して、それを医師として育て上げるためには国民や政府はどれほどの収入を医師に保障して上げるかを考えるべきだと思います。 少しでも理解してくれる人がいるならば、私の投稿も無駄ではなかったと素直に喜ぶことにしましょう。 実際私が病院にいた頃は、私は一番働いていたのは(労働時間)は医師、次に看護婦です。それに比べたら薬剤師は勉強不足、医者に突っ込まれても反論できないヤツもおりました。最近は薬剤師もこれではだめだと、一生懸命勉強するようになり、今では様変わりしました。 当然そうなると医者も薬剤師に一目も二目もおきます。昔から見たらだいぶ薬剤師の地位も上がったように思います。でもまだまだだ。まだ医者に比べたら勉強不足だ。 |