Page 1147 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼護憲九条で日本を守る。 昭和 人 05/11/12(土) 21:27 ┣Re(1):護憲九条で日本を守る。 退役軍人 05/11/13(日) 4:47 ┃ ┣Re(2):護憲九条で日本を守る。 昭和 人 05/11/13(日) 9:49 ┃ ┃ ┗本音です。 退役軍人 05/11/14(月) 1:22 ┃ ┃ ┣質問(1)への回答 その1 退役軍人 05/11/14(月) 1:28 ┃ ┃ ┃ ┗質問(1)への回答 その2 退役軍人 05/11/14(月) 1:35 ┃ ┃ ┃ ┣質問(2)への回答 退役軍人 05/11/14(月) 1:46 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣質問(3)への回答 退役軍人 05/11/14(月) 1:52 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):質問(3)への回答 昭和 人 05/11/14(月) 14:46 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):質問(3)への回答 退役軍人 05/11/15(火) 5:36 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):質問(3)への回答 昭和 人 05/11/15(火) 17:27 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣雑談ついでに 退役軍人 05/11/16(水) 6:34 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗憲法論議 松林 05/11/17(木) 21:12 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣:憲法論議 くぬぎ林 05/11/17(木) 21:17 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(1)::憲法論議 くぬぎ林 05/11/18(金) 18:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2)::憲法論議 くぬぎ林 05/11/18(金) 23:00 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(3)::憲法論議 石頭の息子 05/11/19(土) 3:18 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣生まれた場所が生死を分ける。 退役軍人 05/11/19(土) 5:24 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):生まれた場所が生死を分ける。 群れないメダカ 05/11/19(土) 9:35 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):生まれた場所が生死を分ける。 こころ 05/11/20(日) 21:33 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3)::憲法論議 k・satou 05/11/19(土) 7:09 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1)::憲法論議 ゆきりん 05/11/18(金) 21:53 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2)::憲法論議 弥生 05/11/18(金) 23:50 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3)::憲法論議 ゆきりん 05/11/19(土) 5:41 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):憲法論議 有無 05/11/17(木) 21:58 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):憲法論議 有無 05/11/17(木) 22:10 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):憲法論議 憲法9条改正 05/11/17(木) 22:06 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗無抵抗のクルド人はなぜ死んだの。? 退役軍人 05/11/18(金) 5:27 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):質問(2)への回答 昭和 人 05/11/14(月) 14:12 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):質問(2)への回答 退役軍人 05/11/15(火) 5:13 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):質問(2)への回答 昭和 人 05/11/15(火) 16:29 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):質問(1)への回答 その2 昭和 人 05/11/14(月) 13:59 ┃ ┃ ┃ ┗Re(2):質問(1)への回答 その2 退役軍人 05/11/15(火) 4:51 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):質問(1)への回答 その2 昭和 人 05/11/15(火) 16:17 ┃ ┃ ┗Re(1):本音です。 昭和 人 05/11/14(月) 13:38 ┃ ┗Re(2):護憲九条で日本を守る。 昭和 人 05/11/13(日) 17:25 ┃ ┣Re(3):護憲九条で日本を守る。 tomyk 05/11/13(日) 21:19 ┃ ┃ ┗Re(4):護憲九条で日本を守る。 昭和 人 05/11/13(日) 22:21 ┃ ┃ ┣Re(5):護憲九条で日本を守る。 tomyk 05/11/13(日) 22:47 ┃ ┃ ┃ ┗「現実」とは何か? questiontime 05/11/14(月) 20:04 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):「現実」とは何か? tomyk 05/11/14(月) 20:26 ┃ ┃ ┃ ┗では、必要な軍事力とは? questiontime 05/11/14(月) 21:05 ┃ ┃ ┃ ┗意図的にずらしてませんか? tomyk 05/11/14(月) 21:39 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):意図的にずらしてませんか? YOTA 05/11/14(月) 22:21 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣Re(2):意図的にずらしてませんか? questiontime 05/11/14(月) 22:57 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):意図的にずらしてませんか? YOTA 05/11/18(金) 20:54 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗ちょい指摘^^; tomyk 05/11/18(金) 21:38 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗同意です tomyk 05/11/14(月) 22:59 ┃ ┃ ┃ ┗ずらしてはいませんよ questiontime 05/11/14(月) 22:51 ┃ ┃ ┃ ┣Re(1):ずらしてはいませんよ tomyk 05/11/14(月) 23:10 ┃ ┃ ┃ ┗軍事は軍事、政治は政治。 退役軍人 05/11/15(火) 4:11 ┃ ┃ ┃ ┣軍事は軍事、政治は政治? questiontime 05/11/15(火) 21:21 ┃ ┃ ┃ ┃ ┗貪欲な欲求は、深刻さの違いから....... 退役軍人 05/11/16(水) 14:16 ┃ ┃ ┃ ┗ご両名へ 憲法9条改正 05/11/15(火) 22:01 ┃ ┃ ┣Re(5):護憲九条で日本を守る。 有無 05/11/13(日) 23:08 ┃ ┃ ┗Re(5):護憲九条で日本を守る。 憲法9条改正 05/11/13(日) 23:25 ┃ ┃ ┗Re(6):護憲九条で日本を守る。 昭和 人 05/11/14(月) 14:54 ┃ ┗質問(4)への回答 その 1 退役軍人 05/11/14(月) 16:36 ┃ ┣質問(4)への回答 その 2 退役軍人 05/11/14(月) 16:41 ┃ ┗Re(1):質問(4)への回答 その 1 昭和 人 05/11/14(月) 18:23 ┗Re(1):日本の防衛を考える。(その1) 昭和 人 05/11/18(金) 16:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 護憲九条で日本を守る。 ■名前 : 昭和 人 ■日付 : 05/11/12(土) 21:27 -------------------------------------------------------------------------
真っ当な憲法論議のスレッドが一杯になったので、退役軍人さんとの質問ー応答をこちらでさせていただきます。 退役軍人さん。 66212〜66214の回答を読みました。 有難うございました。 大体の理解はできましたが、「日本を守る」・防衛 という基本的な点から、どうしても理解できないところだけ再質問させてください。 前のスレッドの質問は、もともと私から始めたものでないので、ここからは少し変えて基本的と思われることのみに絞ります。 (再度言いますが、当面は議論は避けます、質問です(多少は議論じみるかもしれませんが、暫くは質問ー回答でよろしく) 質問の前に、前提をちょっと。 退役軍人さん(以下貴殿という)は、自衛隊の実情に詳しい又はOBのようですが、自衛隊(陸、海、空)、海上保安庁、警察、消防、その他警備の各組織を意識せず、日本の防衛(又は警備)全体を一括して貴殿の配下と考え、答えて欲しい。実態、現実に捉われると、法制上の論理が引っかかるので、法制上、現行組織のことは、横へおいて、日本の最高司令官(内閣総理大臣)の立場になって答えて欲しい。(実際、現実的には無理かもしれませんが大所、高所から) (法制上の問題はどうしても係わるが、改定すればよいというつもりで) (質問1) 船舶による上陸侵攻を受ける危険が判明したとき、(特に多勢の)公海上で検知し、領海で水際撃退する軍事的(自衛)手段は今の実力レベルでは、できませんか。 たとえ飽和攻撃であっても、陸海空、海上保安すべての警備組織体制を結集して。 もし、できないなら技術的にどう強化改善したらよいのでしょうか。(ただし法制を考えない、以下同じ) (質問2) 大陸からのミサイル攻撃の撃退方法は。 前のレスで、飽和攻撃よりも易しいの意味を言っていたが、その解説を。 陸、海、空の迎撃の可能性を期待するのですが、どうでしょう。 (質問3) 法制上のことになりますが、今の自衛隊は軍隊でないのに、何故、平時の警察権 捜査捜索ができないのでしょうか。自衛隊法だけですか。それとも国際条約協定でもありますか。 警護又は警備出動命令などで何故できないのですか。法制上なら何故そのような法制がよいのですか。 せっかく実力能力のある自衛隊(海、空)があるのに、もったいないと思うのですが。 また、海上・空 自衛隊と海上保安庁隊との合同作戦はどうしてできないのでしょうか。国内問題でしょうか。 この辺で、一旦、休止します。 どうぞ お暇のとき答えてください。 憲法9条論議は後に残しましょう。、 |
昭和 人さん、こんばんは。 スレッド題名と、貴兄のご質問内容に著しい齟齬があります。 憲法九条を考えるために、必須の基本的知識として知っていただく方が話が早いと考えたのですが、............. 護憲九条のおかげで、戦後60年戦火にもみまわれず、平和な状態を謳歌して経済的基盤を築き上げたとお考えでしたら、大きな事実誤認であると指摘させていただきます。 閑話休題 明日は日曜日で現場も休みに出来そうですから、回答を準備したいと思います。 法制上の問題一色の回答になるでしょうけれど。 失礼いたしました。 追伸 私は自衛隊の制服を着た事は一度もありません。 日本ではないところで制服を着ていましたけれど。(微笑..... |
▼退役軍人さん: >スレッド題名と、貴兄のご質問内容に著しい齟齬があります。 正直に表現したつもりです。 現行9条のままでの日本国の自衛・防衛はどうあるべきかを探りたいのです。 そのための、基礎知識を先に勉強してから、本論=憲法、各種法令、のあるべき姿を議論したいと考えていました。 他のスレッドのような、非科学的、非論理的、感情的な議論にならないように留意したいと思います。 退役軍人さんは、私とは戦争体験、政治への基本的考え方は違うと予想はしていますが、 ただ、平和を愛し、人類・人への愛情は豊かで信用できるし、少々の科学的または政治思想のホンネ議論をできる人だと思っています。 先ずは、防衛問題の現状について、ご指導をお願いします。 再度言いますが、法制上の問題は最小にして極力避けてください。 最初から議論になる可能性がありますので。 実態については、思想抜きで謙虚に理解するよう努めたいと思います。 (私はもともとが技術者の端くれですから。訓練生と思って遠慮なく科学的な記述にしてください。) よろしく、お願いします。 > >憲法九条を考えるために、必須の基本的知識として知っていただく方が話が早いと考えたのですが、............. > >護憲九条のおかげで、戦後60年戦火にもみまわれず、平和な状態を謳歌して経済的基盤を築き上げたとお考えでしたら、大きな事実誤認であると指摘させていただきます。 そのことについては、貴殿よりも、深く、知っているうもりですので、最後に討論したいと考えます。 (貴殿の記述のようには考えません、相手の意見・考えは、相手に記述させてください。ご注意) > >閑話休題 > >明日は日曜日で現場も休みに出来そうですから、回答を準備したいと思います。 > >法制上の問題一色の回答になるでしょうけれど。 なるべくは、純軍事科学的にお願いします。 > >> > |
昭和 人さん、こんにちは。 貴兄のご期待に沿えれば良いのですが。 回答の前に、軍事に対する私の基本的な考え方を述べておきます。 基本的に軍事費は無駄金であるべきです。 掛け捨ての損害保険料とお考えになればよろしいかと。 軍事費が有効に使われている状況なんぞ考えたくもない、ってのが本音です。 多くの軍人がそう考えていると断言できます。 備えは、備えとして機能し生涯を終えればそれで良いのです。 就役して、任務につき実際の戦闘に参加することなく、老朽化し陳腐化して退役していく軍用艦艇が、最も幸せな生涯を終えた船と言えようかと。 誰の生命も奪わなかったという【最大の勲章】を手にして退役する訳ですから。 では、本題に続きます。 |
▼昭和 人さん: >(質問1) >船舶による上陸侵攻を受ける危険が判明したとき、(特に多勢の)公海上で検知し、領海で水際撃退する軍事的(自衛)手段は今の実力レベルでは、できませんか。 技術的には可能です。 数%の撃ち漏らしが出るでしょうが、大きな脅威にならないレベルまで水際で阻止出来ると思います。 全く撃ち漏らしを出さないというのは、可能ではありますが費用対効果比の点で難点があります。 >たとえ飽和攻撃であっても、陸海空、海上保安すべての警備組織体制を結集して。 >もし、できないなら技術的にどう強化改善したらよいのでしょうか。(ただし法制を考えない、以下同じ) 防衛圏という考え方について、少しお話しします。 純軍事技術的には、大まかに分けて二通りあります。 我々の国のような陸地に書かれた国境を持たない海洋国家。 それと陸地に書かれた国境を持つ国家。 これらの地政学的相違により、国土防衛に付いての考え方や方法が技術的に全く異なります。 続きます。 |
海洋国家である我が国の場合において考えてみましょう。 まず守るべき絶対防衛圏を設定します。 我が国の場合は、領海線で囲まれた海域が絶対防衛圏となります。 この外側に防衛識別圏というエリアを設けます。哨戒エリアと言ってもいいでしょう。 この哨戒エリアは、識別圏に侵入した国籍不明の艦艇や航空機が絶対防衛圏に達するまでに、防衛側の艦艇や航空機が対象に到達可能な時間により決まります。 防空識別圏が海上の識別圏より広いのは、船舶より航空機の方が速度が速いからで、海上の哨戒エリアより広くなります。 つまりレーダーや監視衛星、あるいは哨戒機などによる哨戒活動でコンタクトしてから、実力を行使できる迎撃手段が対象に接触できるまでの時間が識別圏エリアの広さを決めてしまうということになります。 即ち、防衛識別圏の広さは迎撃能力を示すのと同義ですから、最高の軍事機密扱いになります。 通常は、識別圏と絶対防衛圏の間に一次阻止線と二次阻止線を設けて警告にも関わらずこの阻止線を超えて侵入した艦艇などへの迎撃が許可されます。 我が国の領土へ侵攻を試みる艦艇に対して、まず最初に無線(複数の国際通信チャンネル)による警告の呼びかけや、また戦術作戦機による上空からの警告が行われ、同時に外交チャンネルによる警告も行われます。 警告に従わない場合に初めて迎撃という実力行使が行われます。 まず、一次阻止線で航空機や足の長い対艦ミサイル等による迎撃で半数から七割程度の阻止を目標として、具体的な作戦と迎撃手段が検討され選択され実行されます。 一次阻止線で大きな損害を被ったにも関わらず、更に絶対防衛圏への侵入を試みる艦艇に対して、二次阻止線での迎撃が実行されます。 これは水上艦艇による直接照準の砲撃や、搭載ヘリによる魚雷攻撃、また潜水艦などによる攻撃が主体となります。 二次阻止線をくぐり抜けた艦艇に対しては、最終ピケットラインである領海線での対応が可能で、このピケットラインをくぐり抜けられる艦艇は数%以下、いや1%以下となり沿岸で待機する陸上部隊とこれに随伴する支援戦闘機や攻撃ヘリ等により、海岸線で阻止出来ると考えます。 一次阻止線での迎撃から最終ピケットラインの突破までに、沿岸防衛を担当する陸上部隊に残存部隊掃討のために陸上阻止線を構築し、この阻止線構築のための戦術的部隊展開をする時間的余裕も生まれますから。 同時に、対象地域の住民や、戦闘海域となる海域で操業中の漁船や民間商船などを避難させる時間的余裕も生まれるということです。ここにしか、警察や海上保安庁艦艇の出番はありません。 一次阻止線や二次阻止線をどこに設けるかは、持てる軍事的リソーセスの能力により純技術的に、純物理的に決まります。極論すれば、侵攻側の艦影が陸地から見えてからでは遅すぎるという現実でもあるし、その時点で勝敗は決しているという現実でもあります。 問題の根幹は、防衛識別圏が領海の外に設けられるということと、それぞれの阻止線における迎撃が領海の外で行われなければならないという点です。 どちらも排他的経済水域ではありましょうが、我が国の領海ではなく公海であるという現実です。 これは、純軍事的に迎撃側の艦艇や航空機が作戦上必要とする戦術的機動が可能な領域が必要であるということを意味します。 この領域が領海に限られる我が国の場合、戦術的機動が可能な領域が狭すぎるし、阻止線構築に必要な時間も限られるということです。 軍用艦艇ならば、たかだか三時間程度で突破可能な狭い領域では、前述したような三段構えの防衛圏構築は不可能であることから、11%〜8%程度の撃ち漏らしが沿岸へ到達すると試算されています。 結論として、ほとんど完璧に阻止出来る能力と資産を保有しながら、法制上の問題で有効な軍事的オプションを自ら放棄しているということになります。 続きます。 |
続きです。 >(質問2) >大陸からのミサイル攻撃の撃退方法は。 >前のレスで、飽和攻撃よりも易しいの意味を言っていたが、その解説を。 >陸、海、空の迎撃の可能性を期待するのですが、どうでしょう。 大陸からのミサイル攻撃の脅威は二つあります。 一つは中国が保有し日本国内に照準しているIRBM(中距離弾道弾)と、もう一つは北朝鮮が保有しているIRBMです。 中国は24発の大型二次反応型熱核弾頭(1.5Mton級水爆)を、固体燃料化が完了した東風型ミサイルに搭載して、日本の各地に照準しています。 中国軍事筋は、これを日本国内に駐留する米軍が標的であると言っていますが、日本にある主たる米軍基地は十ヶ所しかないのに、24発もの大型核弾頭を照準している真意は、問わず語りといったところでしょうね。 日本が目指すMD(ミサイル防御)システムの導入に、中国が軍拡であると声高に批判しているのは、他国領域を攻撃する能力を持たない日本に対して、最終的な政治的(外交的)恫喝手段として担保している先制核攻撃能力を無力化されてしまうからです。 同時に、日本が米国による核の傘から脱却して独自の防衛戦略を選択できる可能性を持つことも併せて指摘しておきます。ハリネズミ戦略??................ まぁ、米国は世界各地に駐留する米軍基地に対する核攻撃は、米本土への核攻撃とみなし全面飽和核攻撃を以て反撃すると公言していますから、中国の政治が軍事を制御出来ている間は、大きな脅威にはならないでしょう。 米国は、中国のミサイル攻撃能力をはるかに凌駕する核攻撃能力を保有していますから、日本に対する核攻撃を行うということは、中国本土を消滅させられてしまうことを覚悟するということです。 政治が軍事を制御している間、即ち中国指導部が人民解放軍指導部を含めて正気である間は大丈夫ですよ。 これと比較して、極めて危険なのが北朝鮮です。 先軍政治を標榜しているように、北朝鮮は一党いや一指導者による独裁国家であると同時に軍事独裁国家でもあります。 即ち、独裁者とその取り巻きが正気である間は大丈夫でしょうが、この保証が無い点と統治システムにこういった正気を失った指導者を排除する仕組みが無いことで、とても危険な状態にあると言えます。 北朝鮮が保有するIRBMの最大弾頭搭載重量は約1tonです。 おおよそ10発程度の一次反応熱核弾頭を保有しているとみられていますが、極めて初期型の物で広島や長崎に投下された原爆と同じ世代の第一世代核兵器です。 大きくて重たいということです。大型爆撃機でやっと運べて投射できる程度の物だと見られています。 北朝鮮が持つ核兵器運搬手段であるミサイルに、搭載可能な第二世代の一次反応型熱核弾頭を保有するには、小型化が前提条件となりますし、小型化には実証実験としての核実験が必須の過程となります。 こういった条件から、現状では核弾頭搭載のミサイルが日本本土に着弾する可能性はそれほど大きくありません。 現実のシナリオとして考えられているのは、ダーティボムと呼ばれる核汚染を意図した爆弾です。 核弾頭を手にしたということは、副産物である大量の高レベル放射性廃棄物を手にしたということですよね。 これを弾頭に詰めて通常炸薬で上空爆発させれば、天候や風向きにもよりますがかなり広い地域が高レベル核廃棄物で汚染されることになります。 この影響はかなり深刻なものになると予想されていて、現実の対応として自衛隊の除染能力を向上させるべきとの議論に繋がっています。 また、同じようにBC兵器(生物化学兵器)を弾頭にしたとしても、かなり深刻な被害が予想されています。 BC兵器には、貧者の核兵器という異名もありますから。 但し、日本全土を大混乱に引きずり込むようなミサイル攻撃は出来ないだろうと見られています。被害を被ったとしても着弾地域に限定されるであろうし、攻撃の対象となる地域での対応策を確立することも可能ですから。 なんといっても、日本全土にばらまけるだけのミサイルを保有していませんから。 続きます。 |
続きです。 >(質問3) >法制上のことになりますが、今の自衛隊は軍隊でないのに、何故、平時の警察権 >捜査捜索ができないのでしょうか。自衛隊法だけですか。それとも国際条約協定でもありますか。 >警護又は警備出動命令などで何故できないのですか。法制上なら何故そのような法制がよいのですか。 >せっかく実力能力のある自衛隊(海、空)があるのに、もったいないと思うのですが。 >また、海上・空 自衛隊と海上保安庁隊との合同作戦はどうしてできないのでしょうか。国内問題でしょうか。 全く異なったルールで活動する組織であるからです。 警察や海上警察である海上保安庁と、自衛隊という名称ですがれっきとした軍隊では任務の性格が異なります。 断言しますが、自衛隊は軍隊です。 平時に、軍隊に警察権を与えないのは近代的法治国家として当然のことです。 人民解放軍麾下の武装警察組織を持つ中国や、文民警察官の他に軍隊の麾下にある国境警備隊を持つ国家を除けば、先進国家群のなかに、平時に軍隊に警察権を与えている国家はありません。 陸地に書かれた国境を持つ国家では、国境警備という司法警察としての任務、また併せて入出国管理を担当するという任務の性格が、同時に国土防衛という意味を持つために、平時でも軍隊の麾下にある国境警備隊に警察権を与えている例があります。 自衛隊には、軍警察としての性格を持つ警務隊の存在があります。 この警務隊隊員は、警察官と同じ司法研修を行うことで、司法警察員としての資格と捜査あるいは逮捕等の権限が与えられています。軍法会議(軍事法廷)がありませんから、自衛官は通常の司法手続きに則って起訴され、一般市民と同じように弁護士による防護権や、上訴を通じて上級審の判断を仰ぐ権利を有します。 但し、警務隊員に与えられた司法権限は自衛隊隊内でのみ、自衛官に対してだけ有効で、一般市民に対しては何の警察権も与えられていません。当たり前といえば当たり前のことなんですが。 軍警察に交通違反キップを切られたいと願う国民はいないと思いますが。(笑 結論として、治安維持と国土防衛では全く任務の性格が異なるということと、防御だけではなく攻撃可能な装備を持ち圧倒的な実力を持つ軍隊に警察権を与えてはならないということです。 千人を超える規模の警察機動隊でも、五分の一以下の二百人規模の歩兵中隊に簡単に圧倒されてしまいますから、いや機械化歩兵なら二個小隊(80人規模)で十分かもしれません。 従って、有事での役割分担は警察が民間人の保護と避難誘導、海上保安庁が一般商船や漁船の保護誘導が主な任務となり、侵攻部隊と対峙するのは自衛隊の役割ということになります。 拳銃しか装備を持たない警察官や、直接照準だけの機関砲しか持たない海上保安庁艦艇に、侵攻部隊と対峙させるような馬鹿な真似は出来ないということです。 長文、失礼いたしました。 >この辺で、一旦、休止します。 そうですね。そうしましょう。 ご質問の向きがあれば、ご遠慮なくどうぞ。 >憲法9条論議は後に残しましょう。、 ワン太郎さんの方が適任でしょう。(微笑 私はどこまで、耐えて切れずにいられるか自信がありませんから。(笑 |
▼退役軍人さん: >続きです。 > >>(質問3) >>法制上のことになりますが、今の自衛隊は軍隊でないのに、何故、平時の警察権 >>捜査捜索ができないのでしょうか。自衛隊法だけですか。それとも国際条約協定でもありますか。 >>警護又は警備出動命令などで何故できないのですか。法制上なら何故そのような法制がよいのですか。 >>せっかく実力能力のある自衛隊(海、空)があるのに、もったいないと思うのですが。 >>また、海上・空 自衛隊と海上保安庁隊との合同作戦はどうしてできないのでしょうか。国内問題でしょうか。 > >全く異なったルールで活動する組織であるからです。 >警察や海上警察である海上保安庁と、自衛隊という名称ですがれっきとした軍隊では任務の性格が異なります。 それは、解りますが、例えば合同演習など、先だっては東京の防災演習では、警察消防、NTTなどと自衛隊(戦車隊その他)の合同演習ができました。 その他、地方自治体との協力関係も大切と思いますが。 特に航空自衛隊のヘリコプターなど。 勿論、今は無理かもしれないが、将来に向けて、検討の余地がありませんか。 > >断言しますが、自衛隊は軍隊です。 >平時に、軍隊に警察権を与えないのは近代的法治国家として当然のことです。 解りました。 私は自衛隊は実力では軍隊ですが、交戦規定などが不備で外国と戦争はできないと聞かされています。戦争のできない軍隊はないでしょう。 > >人民解放軍麾下の武装警察組織を持つ中国や、文民警察官の他に軍隊の麾下にある国境警備隊を持つ国家を除けば、先進国家群のなかに、平時に軍隊に警察権を与えている国家はありません。 たしかに。私は中国の仕事で、軍隊の守衛警備に入門を拒否されたことがありました。(郵電部ー官庁がOKでも、その中国人もともに) > >陸地に書かれた国境を持つ国家では、国境警備という司法警察としての任務、また併せて入出国管理を担当するという任務の性格が、同時に国土防衛という意味を持つために、平時でも軍隊の麾下にある国境警備隊に警察権を与えている例があります。 > >自衛隊には、軍警察としての性格を持つ警務隊の存在があります。 >但し、警務隊員に与えられた司法権限は自衛隊隊内でのみ、自衛官に対してだけ有効で、一般市民に対しては何の警察権も与えられていません。当たり前といえば当たり前のことなんですが。 > > >結論として、治安維持と国土防衛では全く任務の性格が異なるということと、防御だけではなく攻撃可能な装備を持ち圧倒的な実力を持つ軍隊に警察権を与えてはならないということです。 これは、解ります。 でも、改定すべきかなと思います。 せめて、周辺地域の空と海上くらいは? > >千人を超える規模の警察機動隊でも、五分の一以下の二百人規模の歩兵中隊に簡単に圧倒されてしまいますから、いや機械化歩兵なら二個小隊(80人規模)で十分かもしれません。 > >従って、有事での役割分担は警察が民間人の保護と避難誘導、海上保安庁が一般商船や漁船の保護誘導が主な任務となり、侵攻部隊と対峙するのは自衛隊の役割ということになります。 > >拳銃しか装備を持たない警察官や、直接照準だけの機関砲しか持たない海上保安庁艦艇に、侵攻部隊と対峙させるような馬鹿な真似は出来ないということです。 > >長文、失礼いたしました。 > >>この辺で、一旦、休止します。 > >そうですね。そうしましょう。 >ご質問の向きがあれば、ご遠慮なくどうぞ。 > >>憲法9条論議は後に残しましょう。、 > >ワン太郎さんの方が適任でしょう。(微笑 ダメです。国語の勉強会になってしまうので。(笑い) >私はどこまで、耐えて切れずにいられるか自信がありませんから。(笑 謙虚ですね。遠慮なく、頭を冷やしながら討論に参加してください。はまあ〜等分は、軍事教官でいいですが、訓練生の間違い、誤解だけは、指摘されたほうが良いと思います。 |
▼昭和 人さん: >>全く異なったルールで活動する組織であるからです。 >>警察や海上警察である海上保安庁と、自衛隊という名称ですがれっきとした軍隊では任務の性格が異なります。 > >それは、解りますが、例えば合同演習など、先だっては東京の防災演習では、警察消防、NTTなどと自衛隊(戦車隊その他)の合同演習ができました。 >その他、地方自治体との協力関係も大切と思いますが。 >特に航空自衛隊のヘリコプターなど。 >勿論、今は無理かもしれないが、将来に向けて、検討の余地がありませんか。 当然、検討されていると思いますよ。 但し、現在は防災演習等を通じて、指揮管制(指揮権の保持者と命令系統等)がどうあるべきか等の研究段階にあると思います。 これは、効果的に活動するための実務の面と、法制上の問題をどう解決するかの二つの点で検討されていると思います。 >>断言しますが、自衛隊は軍隊です。 >>平時に、軍隊に警察権を与えないのは近代的法治国家として当然のことです。 > >解りました。 >私は自衛隊は実力では軍隊ですが、交戦規定などが不備で外国と戦争はできないと聞かされています。戦争のできない軍隊はないでしょう。 まぁ、法律に忠実に活動するなんて諸外国の人は誰も思っていないと思います。(笑 法制上のジレンマがあり、活動が制限されているというのは、法治国家として健全な姿であるとは思いますが。 >たしかに。私は中国の仕事で、軍隊の守衛警備に入門を拒否されたことがありました。(郵電部ー官庁がOKでも、その中国人もともに) 懐かしい言葉を聞きました。(笑 今は、中国郵政と中国電信、中国移動などの別組織になりましたけれど。 田舎で、外国人が泊まれるホテルがないところでは、郵電局の招待所に泊めて貰ったこともありますよ。 じゃあ、外貨兌換紙幣(FEC)と人民元(RMB)の二本立てだった頃をご存じなんですね。 福建省の田舎食堂で、FECを受け取って貰えず、やむなく香港ドルで支払った思い出があります。(笑 >>結論として、治安維持と国土防衛では全く任務の性格が異なるということと、防御だけではなく攻撃可能な装備を持ち圧倒的な実力を持つ軍隊に警察権を与えてはならないということです。 > >これは、解ります。 >でも、改定すべきかなと思います。 >せめて、周辺地域の空と海上くらいは? 未整備の有事法制で明確化すべきだと考えます。 しかし、本土領域では文民警察官に残しておくべき権限もあると思います。 >>ワン太郎さんの方が適任でしょう。(微笑 >ダメです。国語の勉強会になってしまうので。(笑い) うーむ、........回答不能...... >>私はどこまで、耐えて切れずにいられるか自信がありませんから。(笑 > >謙虚ですね。遠慮なく、頭を冷やしながら討論に参加してください。はまあ〜等分は、軍事教官でいいですが、訓練生の間違い、誤解だけは、指摘されたほうが良いと思います。 冷静に聞いて頂ければ良いのですけれど。(微笑....... 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: 有難うございました。 (2)への回答と同じ、感想のみを。 >▼>全く異なったルールで活動する組織であるからです。 >>>警察や海上警察である海上保安庁と、自衛隊という名称ですがれっきとした軍隊では任務の性格が異なります。 >> >>それは、解りますが、例えば合同演習など、先だっては東京の防災演習では、警察消防、NTTなどと自衛隊(戦車隊その他)の合同演習ができました。 >>その他、地方自治体との協力関係も大切と思いますが。 >>特に航空自衛隊のヘリコプターなど。 >>勿論、今は無理かもしれないが、将来に向けて、検討の余地がありませんか。 > >当然、検討されていると思いますよ。 > > >>>断言しますが、自衛隊は軍隊です。 >>>平時に、軍隊に警察権を与えないのは近代的法治国家として当然のことです。 >> >>解りました。 >>私は自衛隊は実力では軍隊ですが、交戦規定などが不備で外国と戦争はできないと聞かされています。戦争のできない軍隊はないでしょう。 > >まぁ、法律に忠実に活動するなんて諸外国の人は誰も思っていないと思います。(笑 > >法制上のジレンマがあり、活動が制限されているというのは、法治国家として健全な姿であるとは思いますが。 戦争のできる「軍隊」としたいから改憲論があると思います。 ということは、皆さんは、「軍隊」としての要件、保障、が欠格していると解釈または、真面目に思っているんでしょうね。 だから、無意味な国語論争みたいな憲法落語討論がはやるのでしょう。 「断言しますが、自衛隊は軍隊です。」とこうもハッキリという人はすくない。 恐れ入りました。 > >>たしかに。私は中国の仕事で、軍隊の守衛警備に入門を拒否されたことがありました。(郵電部ー官庁がOKでも、その中国人もともに) > >懐かしい言葉を聞きました。(笑 >今は、中国郵政と中国電信、中国移動などの別組織になりましたけれど。 > >田舎で、外国人が泊まれるホテルがないところでは、郵電局の招待所に泊めて貰ったこともありますよ。 > >じゃあ、外貨兌換紙幣(FEC)と人民元(RMB)の二本立てだった頃をご存じなんですね。 > >福建省の田舎食堂で、FECを受け取って貰えず、やむなく香港ドルで支払った思い出があります。(笑 (想い出雑談) 私は戦時中日本人の技術指導を受けた、私と同年齢の満州電電、満鉄で働いた中国人の友人・技術者(戦後ひょっとしたことから知り合った)が、います。 これらの人(日本語も、北京語も、山西省の言葉も解る)との協力で、80年代に日本の旧交換機を中国へ移設する仕事等中国ネットワークの改善協力を目的にNTT本社の代表の一員として延べ2年間くらいやった経験があります。郵電部、北京市外局(北京)、大同(試行実験)、瀋陽(中国交換機とのインタフェース開発拠点)など等、周り、各省幹部、兵隊、党幹部、労組幹部など等と交合いました。 退役軍人さんは、私よりも新しい中国を知っているようですので、今度、通信の仕事で機会があったら、是非、なつかしの昔話の種にしてください。 そうでした。お札は2種類あり、財布の中は、日本紙幣と3種類持っていたのを覚えています。先日、東京のラーメンやで働く中国人留学生(女の子)にあげたら、不思議がって、喜んでいました。 最近では、大連の解放区などの開発で、少々付き合いがあるだけで、ご無沙汰しています。 ですから、私は、中国に攻められることは、感情的に考えられません。 そうそう、2回目の天安門事件のときは郵電部(すぐ近く)にいて、見ていました。(つい、懐かしくなって、どうも) > >>>結論として、治安維持と国土防衛では全く任務の性格が異なるということと、防御だけではなく攻撃可能な装備を持ち圧倒的な実力を持つ軍隊に警察権を与えてはならないということです。 >> >>これは、解ります。 >>でも、改定すべきかなと思います。 >>せめて、周辺地域の空と海上くらいは? > >未整備の有事法制で明確化すべきだと考えます。 >しかし、本土領域では文民警察官に残しておくべき権限もあると思います。 後は、「まとめ」で書き込みます。そのときは、また、よろしく。 健康に、お気をつけてください。 有難うございました。 > >>> |
昭和 人さん、こんばんは。 ▼昭和 人さん: >戦争のできる「軍隊」としたいから改憲論があると思います。 まぁ、そうお考えの方々もいらっしゃるでしょうが。 私の知る限りでは、【極少数派】だと思いますよ。 >ということは、皆さんは、「軍隊」としての要件、保障、が欠格していると解釈または、真面目に思っているんでしょうね。 >だから、無意味な国語論争みたいな憲法落語討論がはやるのでしょう。 いや、憲法落語討論ってのには......爆笑しました。 本来は、軍事なんて軍人として働く者と政治を司る者がきちんとした理解をしていればそれで良いのだと思います。 それを、床屋談義や井戸端会議で【印象から得られる知識もどき】を根拠として、あたかも法治国家の原則を超越してしまう恐れを語るような論議になるからおかしくなるのです。 軍靴の足音が聞こえる。ってのがその最たるものでしょうね。 馬鹿げていると思います。 まぁ、ご心配の向きを大きな声で叫び、心配を共有させたがる傾向があるようですね。 自身の心配を共有させたがるし、声も大きいってとこでしょうか。(微笑..... >「断言しますが、自衛隊は軍隊です。」とこうもハッキリという人はすくない。 >恐れ入りました。 自己完結した運用体系とリソースを保有し、命令絶対の原則で動き、政治権力によってコントロールされている武装組織ですから、軍隊以外のなにものでもありません。 >(想い出雑談) > >私は戦時中日本人の技術指導を受けた、私と同年齢の満州電電、満鉄で働いた中国人の友人・技術者(戦後ひょっとしたことから知り合った)が、います。 >これらの人(日本語も、北京語も、山西省の言葉も解る)との協力で、80年代に日本の旧交換機を中国へ移設する仕事等中国ネットワークの改善協力を目的にNTT本社の代表の一員として延べ2年間くらいやった経験があります。郵電部、北京市外局(北京)、大同(試行実験)、瀋陽(中国交換機とのインタフェース開発拠点)など等、周り、各省幹部、兵隊、党幹部、労組幹部など等と交合いました。 >退役軍人さんは、私よりも新しい中国を知っているようですので、今度、通信の仕事で機会があったら、是非、なつかしの昔話の種にしてください。 >そうでした。お札は2種類あり、財布の中は、日本紙幣と3種類持っていたのを覚えています。先日、東京のラーメンやで働く中国人留学生(女の子)にあげたら、不思議がって、喜んでいました。 > >最近では、大連の解放区などの開発で、少々付き合いがあるだけで、ご無沙汰しています。 見たことがあるような、.......C400系のクロスバ交換機だったような。 あとはフランスの援助で移設されたペンタコンタとかも。 うーん、D10を見たのは中国だったかなぁ。忘れた.......(情けない..... アフリカでもありましたよ、小容量のRLCが多かったような。 昨年でしたが、アフリカのど田舎交換局で、いまだにA型.....いやシーメンスだったからH型かな、ステップバイステップの第一世代自動交換機が働いていたのには、驚きましたし感動しましたよ。 おおっ、なんと健気な.....まだ動いている。って 私は交換屋ではなく、伝送屋・無線屋ですから。 当時の郵電部が管轄する一級回線(省間を結ぶ伝送路)のデジタル化に始まって、SDH化頃までやってました。 >ですから、私は、中国に攻められることは、感情的に考えられません。 >そうそう、2回目の天安門事件のときは郵電部(すぐ近く)にいて、見ていました。(つい、懐かしくなって、どうも) 私も、技師の先達として尊敬し、老師と呼ぶ中国人技師と知り合う機会を得ました。 感情的に考えたくないというのは、良く判ります。 私を老師と呼んでくれる、現場のOJTで鍛えたいわば弟子もいますから。 >後は、「まとめ」で書き込みます。そのときは、また、よろしく。 > >健康に、お気をつけてください。 >有難うございました。 ありがとうございます。 年明けまで帰れなくなりそうで、サンタ役がやれないのが残念ですけれど。 失礼いたしました。 |
老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 |
老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 -------------------------------------------------------------------------------- 新規投稿 ┃ |
申訳ありません。同じパソコンを使っていますので、うっかり松林のなまえのままで投稿してしまいました。 松林の投稿は削除をお願いしてあります。 |
お返事 有無さんへ 戦争は餓鬼の喧嘩と同じではありません。右フックの代わりに核爆弾でも落とすのですか。 真珠湾でアメリカはおとなしくなりましたか。しかもこれからの戦争は小競り合いで始まっても、第二次世界大戦とは違う、もっとひどいものになります。 憲法九条改正さんへ 軍隊によってなりたっている近代国家そのものを、くぬぎ林は否定しているのです。 >軍隊無き国家はその存在そのものを否定している。 というのは、貴兄の勝手な断定です。降参した後日本語が喋れなくなるというのも勝手な妄想です。北朝鮮は云々というのも、この頃流行の妄想です。米国の属国であることに満足なんかしていません。 退役軍人さんへ 私の論理は過去についていっているのではありません。国家と国民とは表裏一体ではありません。くぬぎ林は国民とは思っていません。民ではありませんから。 昭和人さんへ 専守防衛も私は危ないと思っています。防衛という考えそのものが疑問です。 侵略軍と自称する軍隊はどこの国にもないのではないでしょうか。 私はこれ以上防衛論議に参加するつもりはありません。よその国が攻めてくることを前提とする防衛論議の必要を認めないからです。 北朝鮮とか中国を云々するのは、アメリカ大陸の東部からインディアンを殺し、黒人を酷使して極東まで来たアメリカに勝手に騒がせておけばいいと思います。 そういう議論より、アメリカと同じとアジア諸国から見られないように、余計な防衛論は言わない方がいいと思います。 私はこれで終わりにします。 |
くぬぎ林さん, > 私はこれで終わりにします。 賢明だと思います、次元の違う思想と議論をしても実りはありません。 戦いを肯定する人たちに「国民とは思っていません。民ではありませんから。」を理解する、理解しようとする人がいか程いますでしょうか。 議論をして論破しなければならないと言う風潮に辟易しています。 |
くぬぎ林さん、こんばんは。 言うだけ言って、ハイさようなら、ってのはないと思いますが。(苦笑 じゃあ、私も伝えたいことだけを書きますね。 ▼くぬぎ林さん: >退役軍人さんへ > 私の論理は過去についていっているのではありません。国家と国民とは表裏一体ではありません。くぬぎ林は国民とは思っていません。民ではありませんから。 うーん、意味不明............. さて、エリトリアというアフリカの小国をご存じでしょうか。 エチオピアが海(紅海)に出る回廊に位置している国です。 まさに地政学的位置の悲劇です。 一時、エチオピアに併合されましたが分離独立しました。 その後、エチオピアとの戦争になり現在は休戦状態ですが、国連PKFの兵力引き離しにより小康状態を保っています。 全く、報道されませんでしたがひどい状況だったそうです。戦争で道路や橋などのインフラが破壊されたため、国境沿いのエチオピア領内は凄まじい飢餓状態になってしまった。 三年ほど前の2001年10月に、仕事でアジスアベバから国境近くまで行きましたけれど酷い状況でしたよ。 何度も見た経験がありますが、あんなに酷い経験は他になかった。 【生まれた場所が生死を分ける】現実です。 お金が価値を失う場所、ってイメージ出来ますか。?? 如何に沢山のお金、米ドルだろうがユーロだろうが、なんの価値もない。 食べ物を買いたくても、お金で買える食べ物がないのです。 現地スタッフと私の食料と水は、アジスアベバで買い求めて行きましたけれど、飢餓で苦しむ多くの人達へ分け与えるだけの物はありませんでした。 帰りを一日一食にしても、わずか三日の辛抱ですから、食料を置いて行こうと考えました。 ところがPKFの指揮官が、「住民に食べ物を与えてはならない。」と我々に命じました。 何故だと理由を聞くと 「なぜなら、人としての優しさと普通の倫理観を持つ貴方たちは、弱い者に先に与えようとするからだ。その弱い者から奪う者がいる。わずか一袋のソーダクラッカーの奪い合いで殺し合いになり、弱い者から死んでいく。」 「住民全員が、何がしかの食料を口にできる量が確保出来るまで、食料配布も出来ないのだ。国連のスタッフが準備中で予定通りトラックが着けば明後日には食料を配ることが出来る。」 「頼むから、面倒を起こさないでくれ。」 彼の目に悲しみが見てとれました。 人間には、欲望というものが必ずあります。 生き残りたいという生存への欲求が最も強い欲求でしょうね。 人は過ちを犯すし、貧すれば鈍すということもあります。 人間の本質が全て善ならば、戦争も差別も紛争も起きる訳がない。(断言 自身にも宿る【欲】というものを、正面から見つめてみてはいかがでしょうか。 > 私はこれで終わりにします。 私もこれで終わりにします。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん:いつもご苦労様です。 ・いや〜、力あるお話でした。胸にグッと来ました。非常に印象深かった! ・メダカはこれ、折あらば、人様に伝えたい。 >ところがPKFの指揮官が、「住民に食べ物を与えてはならない。」と我々に命じました。 >何故だと理由を聞くと >「なぜなら、人としての優しさと普通の倫理観を持つ貴方たちは、弱い者に先に与えようとするからだ。その弱い者から奪う者がいる。わずか一袋のソーダクラッカーの奪い合いで殺し合いになり、弱い者から死んでいく。」 >「住民全員が、何がしかの食料を口にできる量が確保出来るまで、食料配布も出来ないのだ。国連のスタッフが準備中で予定通りトラックが着けば明後日には食料を配ることが出来る。」 > >「頼むから、面倒を起こさないでくれ。」 > >彼の目に悲しみが見てとれました。 |
▼群れないメダカさん: >>ところがPKFの指揮官が、「住民に食べ物を与えてはならない。」と我々に命じました。 >>何故だと理由を聞くと >>「なぜなら、人としての優しさと普通の倫理観を持つ貴方たちは、弱い者に先に与えようとするからだ。その弱い者から奪う者がいる。わずか一袋のソーダクラッカーの奪い合いで殺し合いになり、弱い者から死んでいく。」 >>「住民全員が、何がしかの食料を口にできる量が確保出来るまで、食料配布も出来ないのだ。国連のスタッフが準備中で予定通りトラックが着けば明後日には食料を配ることが出来る。」 >> >>「頼むから、面倒を起こさないでくれ。」 >> >>彼の目に悲しみが見てとれました。 ここの住民は軍隊を肯定する人達なのかなあ、平和ぼけと言われる平和主義者からの率直な疑問です。 あなた方は戦争の被害にあった人というのは特別な人種と思って居るのではないですか、餓鬼の群れとでも。 |
▼くぬぎ林さん: よこからどうも お元気のご様子で 相方とも。 論争は三段論法じゃないんだね。 大前提があり 小前提があり結論が出る。というものじゃない。 一つの主張があり それに反対する主張があり 最後には どちらとも まったく似ても似つかぬ結論になるというのが論争。 もひとついえば 観念的なものじゃなくて いままでわかっていないことを発見すること 決まっているとされてたものを 全部否定すること。 論争する意味というのは そういうものじゃありませんかね。 それが固定したものである時 論争なんかおこらない。また 問題が解決できちゃうようなことだったら論争にもならない。 論争らしくみえるけど論争じゃない つまり俗にいう”意味ないじゃん”。 もちろん 私はあなたの所論には 大賛成です。 >お返事 > >有無さんへ > 戦争は餓鬼の喧嘩と同じではありません。右フックの代わりに核爆弾でも落とすのですか。 > 真珠湾でアメリカはおとなしくなりましたか。しかもこれからの戦争は小競り合いで始まっても、第二次世界大戦とは違う、もっとひどいものになります。 > >憲法九条改正さんへ > 軍隊によってなりたっている近代国家そのものを、くぬぎ林は否定しているのです。 > >軍隊無き国家はその存在そのものを否定している。 >というのは、貴兄の勝手な断定です。降参した後日本語が喋れなくなるというのも勝手な妄想です。北朝鮮は云々というのも、この頃流行の妄想です。米国の属国であることに満足なんかしていません。 > >退役軍人さんへ > 私の論理は過去についていっているのではありません。国家と国民とは表裏一体ではありません。くぬぎ林は国民とは思っていません。民ではありませんから。 > >昭和人さんへ > 専守防衛も私は危ないと思っています。防衛という考えそのものが疑問です。 >侵略軍と自称する軍隊はどこの国にもないのではないでしょうか。 >私はこれ以上防衛論議に参加するつもりはありません。よその国が攻めてくることを前提とする防衛論議の必要を認めないからです。 > 北朝鮮とか中国を云々するのは、アメリカ大陸の東部からインディアンを殺し、黒人を酷使して極東まで来たアメリカに勝手に騒がせておけばいいと思います。 > そういう議論より、アメリカと同じとアジア諸国から見られないように、余計な防衛論は言わない方がいいと思います。 > > > 私はこれで終わりにします。 |
▼くぬぎ林さん: > 老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 >私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 >しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 >そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 > >国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 > >武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 >全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 > > >-------------------------------------------------------------------------------- > 新規投稿 ┃ 中共はチベットへ侵攻しほとんど抵抗できる軍事力を持たないチベット人を 百数十万人単位で虐殺していますよ。 また、漢民族化と称してレイプが行われています。 しかし、同じ中共がベトナムへ侵攻した時にはベトナムは軍事力を持っていたので 中共軍に殺害されたのは3万人程度つまり2桁少なくて済みました。 また中共軍も同程度の被害を受けたので、中共はベトナムから手を引いたのです。 これが現実です。 |
▼ゆきりんさん: >▼くぬぎ林さん: >> 老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 >>私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 >>しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 >>そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 >> >>国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 >> >>武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 >>全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 >> >> >>-------------------------------------------------------------------------------- >> 新規投稿 ┃ >ゆきりんさん。 こんばんは。 失礼します。教えてください。 > >中共はチベットへ侵攻しほとんど抵抗できる軍事力を持たないチベット人を >百数十万人単位で虐殺していますよ。 >また、漢民族化と称してレイプが行われています。 > 中共とは、中国共産党の軍隊のことですね。チベットへ侵攻して百数十万人単位 >で虐殺したそうですが、それはいつのことですか。私も初めて聞きましたので、出来たら何年の何月何日か教えてください。 しかし、同じ中共がベトナムへ侵攻した時にはベトナムは軍事力を持っていたので >中共軍に殺害されたのは3万人程度つまり2桁少なくて済みました。 >また中共軍も同程度の被害を受けたので、中共はベトナムから手を引いたのです。 アメリカがトンキン湾事件をでっち上げて ベトナムへ侵攻したのは知ってますけどまた枯れ葉剤作戦や、ナパーム弾爆撃ででたくさんな被害を出し未だにたくさんな被害者がいる事は知ってますが、 中国軍が侵攻したのはいつ頃のことですか。最近のことですか。 > ゆきりんさん教えてください。お願いします。ごめんください。 これが現実です。 |
▼弥生さん: >こんばんは。 失礼します。教えてください。 >> >>中共はチベットへ侵攻しほとんど抵抗できる軍事力を持たないチベット人を >>百数十万人単位で虐殺していますよ。 >>また、漢民族化と称してレイプが行われています。 >> > > 中共とは、中国共産党の軍隊のことですね。チベットへ侵攻して百数十万人単位 >>で虐殺したそうですが、それはいつのことですか。私も初めて聞きましたので、出来たら何年の何月何日か教えてください。 1949年にチベット侵攻を開始して、1967年の文化大革命によるチベット文化の破壊に至るまで 約120万人を殺害したと言われています。 チベット侵攻で検索すればもっと詳しい関連情報を得られるはずです。 残念ながら日本のマスメディアは日中記者協定があるので、中共政府に不利な報道をすると 中国に特派員を置くことが出来なくなるのでチベットに関するマスコミ報道は少ないようです。 >しかし、同じ中共がベトナムへ侵攻した時にはベトナムは軍事力を持っていたので >>中共軍に殺害されたのは3万人程度つまり2桁少なくて済みました。 >>また中共軍も同程度の被害を受けたので、中共はベトナムから手を引いたのです。 > >アメリカがトンキン湾事件をでっち上げて ベトナムへ侵攻したのは知ってますけどまた枯れ葉剤作戦や、ナパーム弾爆撃ででたくさんな被害を出し未だにたくさんな被害者がいる事は知ってますが、 >中国軍が侵攻したのはいつ頃のことですか。最近のことですか。 >> > ゆきりんさん教えてください。お願いします。ごめんください。 1979年にベトナムに対して中共が侵攻しました。 中越戦争で検索すればこれも情報は手にはいると思います。 |
▼松林さん: >全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 あまいと思いますよ、何もしないのに暴力をふってくる人間に、そんな事したら余計図に乗って、したい放題なことをやらかすかもよ・・・ ぼくの、予備知識からすると、そうゆう人間(国も含めるか・・・)には、ぼくの右フックをくらわしたら、これまた、違う人間になりました・・・ 自分も、やられたら、痛いと分かったんでしょう、それいらい、ぼくや、みんなに、暴力を、振るわなくなりました・・・ もし、あの時ぼくの、右フックがでてなければ、安全で、平和な、クラスは、築けなく、暴力と、いじめられっ子は恐怖の日々・・・ やはり、相手もやられるのは、いやなんです、自分が腕力があるから、それが分からないでいるだけです・・・ 失礼しました・・・ |
▼有無さん: >▼松林さん: > >>全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 > >あまいと思いますよ、何もしないのに暴力をふってくる人間に、そんな事したら余計図に乗って、したい放題なことをやらかすかもよ・・・ > >ぼくの、予備知識からすると、そうゆう人間(国も含めるか・・・)には、ぼくの右フックをくらわしたら、これまた、違う人間になりました・・・ > >自分も、やられたら、痛いと分かったんでしょう、それいらい、ぼくや、みんなに、暴力を、振るわなくなりました・・・ > >もし、あの時ぼくの、右フックがでてなければ、安全で、平和な、クラスは、築けなく、暴力と、いじめられっ子は恐怖の日々・・・ > >やはり、相手もやられるのは、いやなんです、自分が腕力があるから、それが分からないでいるだけです・・・ > >失礼しました・・・ 追記 ぼくは、その頃、野球部で、素手で硬球をとる練習していましたので、手が石見たく硬くなっていました・・・ 死ぬほど、痛かったのか、しばらくの間、そいつは、飯もろくに食べられなかったみたいです・・・ おもわず、ごめんねと、ぼくは、謝りました・・・ そしたら、その暴君は、目に涙を浮かべ、「やさしい〜」って言っていたヶ・・・ |
▼松林さん:はじめまして >老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 >私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 同意します。 >しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 私と180度正反対の意見ですね。 近代国家は軍隊によって、成り立っています(断言) 軍隊なき国家はその存在を否定していると言っていいと思います。即ち、日本国憲法は日本という国家を解体せよ! と宣言している。 私はこれが変だから改正しろと訴えているんです。 >そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 降参したあと、日本国憲法は消滅します。日本語で喋ることも、言論の自由を楯にして侵略者を非難することも、現状の生活を続けることも、全てとは言いませんが制約させられるでしょう。わが国を攻めてきた相手にもよりますが。 あなたはそれを受け入れるのですか? それらを受け入れるほど我慢できますか? たとえ話で申し訳ないのですが、北朝鮮が仮に(あくまでも仮にです)わが国を攻めて統治したとしましょう、多分あなたにしろ、私にしろ、こうやってインターネットで自由に討論できなくなり、強制収容所暮らしとなるでしょう。 あくまでも仮定の話で、北朝鮮がわが国を直接侵略する能力はありません。あしからず >国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 実は私もこの考え方には、同意します。 国家と国民なんて関係があるから、世界中で戦争がなくならないと。国家と国民の関係を全世界、同時に消滅させる具体的かつ実行可能なプランがあるのなら、私はいつでも今使っているハンドルネームを返上する用意はあります。 >武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 >全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 日本は米国の傀儡国家或いは属国とい呼ばれても仕方ありません、私もそう思っています。 ところであなたは、日本は米国の属国であることに満足しているんですか? もしそうだとしたら、米国の横やりで日本国憲法を改正させられたとしても、不満はありませんよね。 それでは |
松林さん、こんばんは。 技術論が、ああだこうだ言ってもご理解頂けないでしょうから。 二三例を上げてお訊ねします。 ▼松林さん: >老人党の沢山の憲法論議にびっくりしました。 >私は、憲法九条は、常識的に読んでみれば軍隊をもつことを否定していることは明瞭だと思います。従って、自衛隊は違憲だしーー最高裁は、この問題について意見を言わないといっているだけですーーー現状の自衛隊の存在と憲法九条が存在することは、整合性だけを問題にすれば整合性はありません。 >しかし、それを整合性あるものにするために憲法の方を変えるというのは何の根拠もありません。私は、自衛隊の方を無くすべきだと思います。 >そして、もし日本が全く武器をもたなくなっても攻めてくる国があったら、すぐ降参すればいいのです。 抵抗しないで降参する方が、女の人の被害も国民の被害も少ないと思います。 その抵抗すら出来なかったクルド人が、フセイン政権により毒ガスで何千人も殺されましたけれど。 民族浄化の名の元に、多くの女性が強姦された旧ユーゴスラビアの場合はどうなんでしょうか。男は殺され、女は強姦された。 抵抗すら出来ない、多くの人々が虐殺されたルワンダはどうだったんですか。 現在でも、アフリカ系住民がアラブ系住民に殺されていますけれど、スーダンで。 >国家というものは、国民がそのために死ぬほど大切なものではありません。 > >武器を持たないためには安保もやめるべきです。ただし、安保をやめると日本を占領しようとするのは合衆国だと思いますが、これは現状も沖縄でヘリが日本の私有地に落ちても日本の警察は近寄れなかったことでもわかるように、実質的にはすでに占領されているのですから変化はありません。 >全く武器を持たない国を攻めてくる国はあまりないでしょうし、そういう国があったらすぐ降参することです。その方が、日本国家はともかく、日本文化は守られると思います。 国家と国民は表裏一体の存在です。 加えて国土もそうです。 国土が存在し、そこに共通の歴史や文化、さらには民俗的共通項や言語を持つ国民が、国家を形成しているのですよね。 国家の崩壊を容認するということは、国民としての死を意味するって思いませんか。? 国土の喪失は、これも国民としての死を意味します。 イスラエルという土地、言い換えれば国土を手にするまでに、ユダヤの人々が世界中を放浪し艱難辛苦に耐えていた事実がありますよね。 あなたの論理が正しいのなら、とっくの昔に戦争どころか、差別も紛争もない世界になってますよ。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: >続きです。 > >>(質問2) >>大陸からのミサイル攻撃の撃退方法は。 >>前のレスで、飽和攻撃よりも易しいの意味を言っていたが、その解説を。 >>陸、海、空の迎撃の可能性を期待するのですが、どうでしょう。 > >大陸からのミサイル攻撃の脅威は二つあります。 > >一つは中国が保有し日本国内に照準しているIRBM(中距離弾道弾)と、もう一つは北朝鮮が保有しているIRBMです。 > >中国は24発の大型二次反応型熱核弾頭(1.5Mton級水爆)を、固体燃料化が完了した東風型ミサイルに搭載して、日本の各地に照準しています。 > >中国軍事筋は、これを日本国内に駐留する米軍が標的であると言っていますが、日本にある主たる米軍基地は十ヶ所しかないのに、24発もの大型核弾頭を照準している真意は、問わず語りといったところでしょうね。 > >同時に、日本が米国による核の傘から脱却して独自の防衛戦略を選択できる可能性を持つことも併せて指摘しておきます。ハリネズミ戦略??................ > >まぁ、米国は世界各地に駐留する米軍基地に対する核攻撃は、米本土への核攻撃とみなし全面飽和核攻撃を以て反撃すると公言していますから、中国の政治が軍事を制御出来ている間は、大きな脅威にはならないでしょう。 > >米国は、中国のミサイル攻撃能力をはるかに凌駕する核攻撃能力を保有していますから、日本に対する核攻撃を行うということは、中国本土を消滅させられてしまうことを覚悟するということです。 解ります。 > >政治が軍事を制御している間、即ち中国指導部が人民解放軍指導部を含めて正気である間は大丈夫ですよ。 同感です。(経済交流などの環境からも) > >これと比較して、極めて危険なのが北朝鮮です。 > >> >即ち、独裁者とその取り巻きが正気である間は大丈夫でしょうが、この保証が無い点と統治システムにこういった正気を失った指導者を排除する仕組みが無いことで、とても危険な状態にあると言えます。 > >北朝鮮が保有するIRBMの最大弾頭搭載重量は約1tonです。 >おおよそ10発程度の一次反応熱核弾頭を保有しているとみられていますが、極めて初期型の物で広島や長崎に投下された原爆と同じ世代の第一世代核兵器です。 > >大きくて重たいということです。大型爆撃機でやっと運べて投射できる程度の物だと見られています。 > >北朝鮮が持つ核兵器運搬手段であるミサイルに、搭載可能な第二世代の一次反応型熱核弾頭を保有するには、小型化が前提条件となりますし、小型化には実証実験としての核実験が必須の過程となります。 > >こういった条件から、現状では核弾頭搭載のミサイルが日本本土に着弾する可能性はそれほど大きくありません。 核弾頭はそうでしょうが、通常爆弾攻撃で特定基地などまたは周辺街への誤爆はどうでしょうか、防げますか? > >現実のシナリオとして考えられているのは、ダーティボムと呼ばれる核汚染を意図した爆弾です。 > >核弾頭を手にしたということは、副産物である大量の高レベル放射性廃棄物を手にしたということですよね。 > >これを弾頭に詰めて通常炸薬で上空爆発させれば、天候や風向きにもよりますがかなり広い地域が高レベル核廃棄物で汚染されることになります。 > >この影響はかなり深刻なものになると予想されていて、現実の対応として自衛隊の除染能力を向上させるべきとの議論に繋がっています。 知りませんでした。危険ですね。 > >また、同じようにBC兵器(生物化学兵器)を弾頭にしたとしても、かなり深刻な被害が予想されています。 > >BC兵器には、貧者の核兵器という異名もありますから。 > >但し、日本全土を大混乱に引きずり込むようなミサイル攻撃は出来ないだろうと見られています。被害を被ったとしても着弾地域に限定されるであろうし、攻撃の対象となる地域での対応策を確立することも可能ですから。 > >なんといっても、日本全土にばらまけるだけのミサイルを保有していませんから。 解りました。 有難うございました。 > >続きます。 |
▼昭和 人さん: >>こういった条件から、現状では核弾頭搭載のミサイルが日本本土に着弾する可能性はそれほど大きくありません。 > >核弾頭はそうでしょうが、通常爆弾攻撃で特定基地などまたは周辺街への誤爆はどうでしょうか、防げますか? まず、爆撃機等の航空機による空爆は不可能です。 沿岸に達するまでに、戦闘機による迎撃で全て撃墜されてしまうでしょうから。 可能性としてはIRBM(中距離弾道弾)しかありません。 北朝鮮のミサイルは、全て旧ソ連の液体燃料IRBMを無理やり能力向上した焼き直し版なんです。 誘導システムが超旧式でして、照準精度が非常に悪いのです。 ミサイルの命中精度は、ある一点を照準評定して発射したミサイルの半数が弾着した半径で表されます。 十発発射したとして、その半数の五発が着弾した地点と照準点を半径とした【半数必中半径】という単位で表します。 北朝鮮が保有する誘導技術では、2〜4Km程度であると見られています。 半数必中半径が、緯度の一秒以内(約20m)といわれる米国のミサイルとは比較になりません。 軍事基地を照準したとしても、半数以上は基地の外側に着弾することになります。 そして、これを防ぐ手段としてはMD(ミサイル防衛)にしか活路を見出せない現状です。 もちろん、限定的な空爆等により発射できなくしてしまう方法もありますが、我々の国が選択できる軍事オプションではありません。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: (1)への回答に同じです。 軽く、感想のみを。 >▼ >>>こういった条件から、現状では核弾頭搭載のミサイルが日本本土に着弾する可能性はそれほど大きくありません。 >> >>核弾頭はそうでしょうが、通常爆弾攻撃で特定基地などまたは周辺街への誤爆はどうでしょうか、防げますか? > >まず、爆撃機等の航空機による空爆は不可能です。 >沿岸に達するまでに、戦闘機による迎撃で全て撃墜されてしまうでしょうから。 > >可能性としてはIRBM(中距離弾道弾)しかありません。 > >北朝鮮のミサイルは、全て旧ソ連の液体燃料IRBMを無理やり能力向上した焼き直し版なんです。 > >誘導システムが超旧式でして、照準精度が非常に悪いのです。 > >ミサイルの命中精度は、ある一点を照準評定して発射したミサイルの半数が弾着した半径で表されます。 > >十発発射したとして、その半数の五発が着弾した地点と照準点を半径とした【半数必中半径】という単位で表します。 > >北朝鮮が保有する誘導技術では、2〜4Km程度であると見られています。 > >半数必中半径が、緯度の一秒以内(約20m)といわれる米国のミサイルとは比較になりません。 > >軍事基地を照準したとしても、半数以上は基地の外側に着弾することになります。 > >そして、これを防ぐ手段としてはMD(ミサイル防衛)にしか活路を見出せない現状です。 > > そうすると、横田基地(例)とか、アメリカ大使館、靖国神社など、特定箇所のみを数発で破壊することは、無理ですね。正確に当たらないとみてよいか。 比較的に安心。対策可能とみてよいか。(相対的ですが) 有難うございました。 まとめで、再度、確認してください。 |
▼退役軍人さん: 中身の濃い回答を感謝します。 途中、わからないところだけを再質問します。 その他は、了解、解りました。 >> >まず守るべき絶対防衛圏を設定します。 >我が国の場合は、領海線で囲まれた海域が絶対防衛圏となります。 >この外側に防衛識別圏というエリアを設けます。哨戒エリアと言ってもいいでしょう。 >> >即ち、防衛識別圏の広さは迎撃能力を示すのと同義ですから、最高の軍事機密扱いになります。 日本が勝手に決められますか。 それとも、国際的合意みたいなものがあるのでしょうか? > >> >警告に従わない場合に初めて迎撃という実力行使が行われます。 > >まず、一次阻止線で航空機や足の長い対艦ミサイル等による迎撃で半数から七割程度の阻止を目標として、具体的な作戦と迎撃手段が検討され選択され実行されます。 > >一次阻止線で大きな損害を被ったにも関わらず、更に絶対防衛圏への侵入を試みる艦艇に対して、二次阻止線での迎撃が実行されます。 > >阻止線をくぐり抜けた艦艇に対しては、最終ピケットラインである領海線での対応が可能で、このピケットラインをくぐり抜けられる艦艇は数%以下、いや1%以下となり沿岸で待機する陸上部隊とこれに随伴する支援戦闘機や攻撃ヘリ等により、海岸線で阻止出来ると考えます。 心強く重います。 > >同時に、対象地域の住民や、戦闘海域となる海域で操業中の漁船や民間商船などを避難させる時間的余裕も生まれるということです。ここにしか、警察や海上保安庁艦艇の出番はありません。 国民保護法などの出番ですね。 > >問題の根幹は、防衛識別圏が領海の外に設けられるということと、それぞれの阻止線における迎撃が領海の外で行われなければならないという点です。 同感です。 > > >この領域が領海に限られる我が国の場合、戦術的機動が可能な領域が狭すぎるし、阻止線構築に必要な時間も限られるということです。 あれ、領海に限られるのですか? 何故ですか。 > >論として、ほとんど完璧に阻止出来る能力と資産を保有しながら、法制上の問題で有効な軍事的オプションを自ら放棄しているということになります。 法律ですか、それとも、憲法9条のせいですか。 > > 有難うございました。 |
昭和 人さん、こんばんは。 技術論による回答です。(微笑....... ▼昭和 人さん: >>即ち、防衛識別圏の広さは迎撃能力を示すのと同義ですから、最高の軍事機密扱いになります。 > >日本が勝手に決められますか。 >それとも、国際的合意みたいなものがあるのでしょうか? それぞれの国家が持てる軍事的リソーセスと国土の位置や形状等を考慮して独自に策定し、軍事機密扱いとなります。公開すれば、自国の阻止能力を公開してしまうことになりますから。 国際的合意の例をあげれば、 SLBM搭載の原潜から発射されるミサイルは、飛翔時間が短く防御はほとんど不可能です。 これを理由として、冷戦時代にSLBM搭載原潜はお互いの沿岸の?????マイル以内には接近しないという取り決めがありました。 >>この領域が領海に限られる我が国の場合、戦術的機動が可能な領域が狭すぎるし、阻止線構築に必要な時間も限られるということです。 > >あれ、領海に限られるのですか? 何故ですか。 専守防衛という軍事ドクトリンは、国土防衛にしか実力を行使しないという前提があります。 この制限を拡大解釈してしまうと、ミサイル発射の兆候があるというような理由で、他国領域への先制攻撃すら正当化されてしまう危険があるからです。 そうしてしまえば、憲法九条一項に抵触してしまいます。 これを避けるために、厳密に規定されています。自衛隊法だったと思いますが、記憶が定かではないので、申し訳ない。 従って、インド洋への補給艦隊の派遣も、イラクへの施設部隊の派遣も、古い話ですが、東チモールへの施設部隊の派遣も、時限立法で関連法規を整備してから派遣していますよね。 領海外での軍事行動は厳密に制限されています。 リムパックのような軍事演習には参加可能です。 但し、対テロが訓練の目的となる演習では、オブザーバー参加に止められています。 領海内であっても、国会の事後承認を必要とする海上警備行動などの発令がない限り、攻撃されても反撃することは許されていません。 >>論として、ほとんど完璧に阻止出来る能力と資産を保有しながら、法制上の問題で有効な軍事的オプションを自ら放棄しているということになります。 > >法律ですか、それとも、憲法9条のせいですか。 元凶は憲法九条二項にあると考えています。 私は、憲法九条一項の存続に依存はありません、というよりむしろ堅持するべきだと考えています。 平和な状態を希求する国家の理念として、我々の国にふさわしいと思うからです。 九条二項の存在が、いびつな軍備統制システムの元凶ですから、これを改正し関連法規を整備すべきとの考え方を持っています。 ハリネズミ防衛戦略ってのが、最もふさわしいとも。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: このような丁寧かつ的確なコメントを有難うございます。 これで、Q/Aは一段落できました。 当初に私が期待した以上の回答、説明を感謝します。 あらためて纏めを書きますが、その際はまたチェックしてください。 その前にせっかくですので、今回の貴殿の教示の感想をちょっと。気楽に見てください。 ご意見は、後で(少し時間をください。今までの内容を復習してから)、まとめのときに、下さい。 >> >技術論による回答です。(微笑....... 見ました。声援ありがとう、全く、そうなんですよね。 > >▼昭和 人さん: >>>即ち、防衛識別圏の広さは迎撃能力を示すのと同義ですから、最高の軍事機密扱いになります。 >> >>日本が勝手に決められますか。 >>それとも、国際的合意みたいなものがあるのでしょうか? > >それぞれの国家が持てる軍事的リソーセスと国土の位置や形状等を考慮して独自に策定し、軍事機密扱いとなります。公開すれば、自国の阻止能力を公開してしまうことになりますから。 > >国際的合意の例をあげれば、 > >SLBM搭載の原潜から発射されるミサイルは、飛翔時間が短く防御はほとんど不可能です。 > >これを理由として、冷戦時代にSLBM搭載原潜はお互いの沿岸の?????マイル以内には接近しないという取り決めがありました。 > >>>この領域が領海に限られる我が国の場合、戦術的機動が可能な領域が狭すぎるし、阻止線構築に必要な時間も限られるということです。 >> >>あれ、領海に限られるのですか? 何故ですか。 > >専守防衛という軍事ドクトリンは、国土防衛にしか実力を行使しないという前提があります。 > >この制限を拡大解釈してしまうと、ミサイル発射の兆候があるというような理由で、他国領域への先制攻撃すら正当化されてしまう危険があるからです。 > >そうしてしまえば、憲法九条一項に抵触してしまいます。 > >これを避けるために、厳密に規定されています。自衛隊法だったと思いますが、記憶が定かではないので、申し訳ない。 随分と窮屈にできていますね。私も調べます。 >領海外での軍事行動は厳密に制限されています。 偵察も、軍事行動の一つですか。 > >>領海内であっても、国会の事後承認を必要とする海上警備行動などの発令がない限り、攻撃されても反撃することは許されていません。 実際のときには、責任指揮者の命令(承認)でよいのでは? > >>>結論として、ほとんど完璧に阻止出来る能力と資産を保有しながら、法制上の問題で有効な軍事的オプションを自ら放棄しているということになります。 >> >>法律ですか、それとも、憲法9条のせいですか。 > >元凶は憲法九条二項にあると考えています。 そうですか。結構、9条の規制は利いているのですね。防衛にも邪魔ですか(?) > >私は、憲法九条一項の存続に依存はありません、というよりむしろ堅持するべきだと考えています。 > >平和な状態を希求する国家の理念として、我々の国にふさわしいと思うからです。 私は、そう、信じていました。 > >九条二項の存在が、いびつな軍備統制システムの元凶ですから、これを改正し関連法規を整備すべきとの考え方を持っています。 わかった。私が死ぬ頃(約10年後)は、私も乗るかも、今はダメ、ちょっと待ってください。(笑) > >ハリネズミ防衛戦略ってのが、最もふさわしいとも。 ゆっくり、纏めのときに教えてください。 > > (この分はレス不要) 有難うございました。 |
▼退役軍人さん: > ご回答をありがとうございました。 > >貴兄のご期待に沿えれば良いのですが。 >回答の前に、軍事に対する私の基本的な考え方を述べておきます。 > >基本的に軍事費は無駄金であるべきです。 > >掛け捨ての損害保険料とお考えになればよろしいかと。 > >軍事費が有効に使われている状況なんぞ考えたくもない、ってのが本音です。 >多くの軍人がそう考えていると断言できます。 > >備えは、備えとして機能し生涯を終えればそれで良いのです。 > >就役して、任務につき実際の戦闘に参加することなく、老朽化し陳腐化して退役していく軍用艦艇が、最も幸せな生涯を終えた船と言えようかと。 > >誰の生命も奪わなかったという【最大の勲章】を手にして退役する訳ですから。 > >では、本題に続きます。 上記は全く同感です。 ここまで退役軍人さんと完全に合意できたのは始めてですね。 消防、警察の警備等も全くそのとおりです。危機管理は全てそうです。 情報システムの2重化安全対策など等みんなそうです。 |
退役軍人さん、今晩は。 質問を追加させてください。 (質問4) 私は想定侵略者は、北朝鮮くらいしか考えられないのですが。 但し、特定グループによるテロはあるでしょう。しかし、国家として日本領土を攻撃侵略する可能性があるのは、経済交流などの現状からはこれ以外は考えられません。 アメリカの軍事基地を狙ってのミサイル攻撃で、結果的に日本の基地周辺の街が被害に会うことが考えられます。(現実にはないと思いますが、脅威相手として) 貴殿の現状分析ではどうですか。これ以外にありますか。 言葉は適切を欠きますが、日本の想定敵国は、どの国と思いますか。 防衛対策の検討には、想定敵国(または団体)が必要とおもいますが、どうでしょうか。 |
▼昭和 人さん: 横から失礼します。 仮想敵国とは、対象の国がその国を「侵攻する」能力や「攻撃する」能力があるか否かです。 ですから、純粋な意味で言えば日本の仮想敵国には、韓国や中華人民共和国、果てはアメリカ合衆国も加わります。 余談ですが、アメリカは現在も日本を仮想敵国と想定したシミュレーションを行っています。 失礼しました。 |
▼tomykさん: >▼ > >仮想敵国とは、対象の国がその国を「侵攻する」能力や「攻撃する」能力があるか否かです。 >ですから、純粋な意味で言えば日本の仮想敵国には、韓国や中華人民共和国、果てはアメリカ合衆国も加わります。 > > 理屈はそうかもね。 私のいうのは、今侵攻が予想される相手国です。 つまり、防衛対策としての仮想敵国ではなく、今、最も日本を攻めてくる可能性のある国は、どこ。 の意味ですよ。 韓国や中華人民共和国 、アメリカ合衆国は予想外です。 ご指摘 有難う。 |
▼昭和 人さん: >理屈はそうかもね。 > >私のいうのは、今侵攻が予想される相手国です。 >つまり、防衛対策としての仮想敵国ではなく、今、最も日本を攻めてくる可能性のある国は、どこ。 の意味ですよ。 >韓国や中華人民共和国 、アメリカ合衆国は予想外です。 > >ご指摘 有難う。 「ミリタリー」には現実しかありません。 相手と自分の能力を照らし合わせて、所属する国家・国民の損害を最低限に抑えることが求められてるからです。 もっと極端に言えば、「軍事」そのものに、善悪などのイデオロギーは皆無です。 それを「使うモノ」がそれに流されるだけです。 憲法論議を行う真意はここにありませんか? 失礼しました。 |
▼tomykさん: >「ミリタリー」には現実しかありません。 >相手と自分の能力を照らし合わせて、所属する国家・国民の損害を最低限に抑えることが求められてるからです。 > >もっと極端に言えば、「軍事」そのものに、善悪などのイデオロギーは皆無です。 >それを「使うモノ」がそれに流されるだけです。 > >憲法論議を行う真意はここにありませんか? > >失礼しました。 軍事的能力だけを見て「仮想敵国」を考えるなら、英・仏も仮想敵国となりうるし、テロリズムもまた戦争の一形態と考えれば、今や世界中の国あるいは組織が仮想敵となる。 「『ミリタリー』には現実しかない」とのことですが、仮想敵を無限に拡張解釈していく先には何があるんでしょう。 「現実」という言葉は「能力」だけを指すものだけではないはずですよ。 「能力」があっても「意図」がなければ、仮想敵にはなりえないということこそ「現実」なのです。 そして、相手方に「意図」を持たせないようにすることが外交の役割であり、抑止力としての戦力の保持理由であるはずです。 仮想敵を拡張していき、それに作戦行動として対応できる「戦力」を保持しようとするなら、残念ながら私の意図するような議論はできませんね。 例えば、日米安保体制は与件とする位の「現実性」がなければ残念ながら、改憲論者はやはり軍備拡張論者だと考えざるを得ません。 あなた方の「現実論」が、護憲論者に疑念を抱かせるのです。かといって私が理想論を振りかざしていないのはわかっていただけると思います。 失礼しました。 |
▼questiontimeさん: >軍事的能力だけを見て「仮想敵国」を考えるなら、英・仏も仮想敵国となりうるし、テロリズムもまた戦争の一形態と考えれば、今や世界中の国あるいは組織が仮想敵となる。 > >「『ミリタリー』には現実しかない」とのことですが、仮想敵を無限に拡張解釈していく先には何があるんでしょう。 仮想敵を何故無限に拡張しなくてはいけないのでしょうか? 日本に対しての「仮想敵」のみを指します。 >「現実」という言葉は「能力」だけを指すものだけではないはずですよ。 >「能力」があっても「意図」がなければ、仮想敵にはなりえないということこそ「現実」なのです。 >そして、相手方に「意図」を持たせないようにすることが外交の役割であり、抑止力としての戦力の保持理由であるはずです。 「能力」は現実ミリタリー、「意図」は感情、イデオロギーでしょうかね。 >仮想敵を拡張していき、それに作戦行動として対応できる「戦力」を保持しようとするなら、残念ながら私の意図するような議論はできませんね。 >例えば、日米安保体制は与件とする位の「現実性」がなければ残念ながら、改憲論者はやはり軍備拡張論者だと考えざるを得ません。 侵攻する能力を持った国に対して、それを想定しないのは現実的ではないということです。 当然外交なども含めてそれに対する事も「現実」です。 ちなみに「戦争」も外交の延長線である事。 また、日米安保が未来永劫続くという保障も無いとここで言わせて頂きます。 現状の九条では、日米安保が前提になっているわけですから、自分はそれを危惧しての改憲論者であると宣言させていただきます。 >あなた方の「現実論」が、護憲論者に疑念を抱かせるのです。かといって私が理想論を振りかざしていないのはわかっていただけると思います。 > きついことを言わせていただければ、九条を守る事が日本の安全を保障するものでは永劫ありえないと自分は思っています。 一寸先は闇、将来の日本を取り巻く環境が現状のままであるとは思いません。 失礼しました。 |
▼tomykさん: >>軍事的能力だけを見て「仮想敵国」を考えるなら、英・仏も仮想敵国となりうるし、テロリズムもまた戦争の一形態と考えれば、今や世界中の国あるいは組織が仮想敵となる。 >>「『ミリタリー』には現実しかない」とのことですが、仮想敵を無限に拡張解釈していく先には何があるんでしょう。 > >仮想敵を何故無限に拡張しなくてはいけないのでしょうか? >日本に対しての「仮想敵」のみを指します。 現状でアメリカを仮想敵としている段階で、既に仮想敵は「現実」より拡張しているではありませんか。後は私が上で述べたとおり、tomykさんの考え方なら世界中の国あるいは組織が日本に対しての「仮想敵」となり得るということです。 >>「現実」という言葉は「能力」だけを指すものだけではないはずですよ。 >>「能力」があっても「意図」がなければ、仮想敵にはなりえないということこそ「現実」なのです。 >>そして、相手方に「意図」を持たせないようにすることが外交の役割であり、抑止力としての戦力の保持理由であるはずです。 > >「能力」は現実ミリタリー、「意図」は感情、イデオロギーでしょうかね。 例えば、tomykさんたちは中国を仮想敵とみなすが、正に「現実」問題として中国が自国にとって大きな「顧客」である日本に侵攻してくる可能性はきわめて低いと考えるべきでしょう。 感情、イデオロギーだけではなく「損得勘定」で戦争することは損と相手に考えさせるだけでも「意図」をくじくことにつながります。 戦争防止という観点からすれば、外交、貿易に軍事力以上のプライオリティーを置くのは当然の理屈と言えます。(コストが全く違います) >>仮想敵を拡張していき、それに作戦行動として対応できる「戦力」を保持しようとするなら、残念ながら私の意図するような議論はできませんね。 >>例えば、日米安保体制は与件とする位の「現実性」がなければ残念ながら、改憲論者はやはり軍備拡張論者だと考えざるを得ません。 > >侵攻する能力を持った国に対して、それを想定しないのは現実的ではないということです。 >当然外交なども含めてそれに対する事も「現実」です。 >ちなみに「戦争」も外交の延長線である事。 > >また、日米安保が未来永劫続くという保障も無いとここで言わせて頂きます。 >現状の九条では、日米安保が前提になっているわけですから、自分はそれを危惧しての改憲論者であると宣言させていただきます。 > >>あなた方の「現実論」が、護憲論者に疑念を抱かせるのです。かといって私が理想論を振りかざしていないのはわかっていただけると思います。 >> > >きついことを言わせていただければ、九条を守る事が日本の安全を保障するものでは永劫ありえないと自分は思っています。 >一寸先は闇、将来の日本を取り巻く環境が現状のままであるとは思いません。 > そのとおりです。だから、その環境を日本にとって好ましいものに整備するのはまず以って外交や貿易の役割であります。 米ソが互いに相手国を何回も全滅させうる核兵器を保有しても、互いに安心でいられなかったのはほんの十数年前の話です。いくら重武装しても軍事だけに偏った発想では「安全」は得られません。 逆に、わが国が「能力」を拡張すれば相手方にtomykさんたちの鏡像を作り出すのです。日本人が日本人を信じているだけでは話にならないのです。 相手方から見れば、日本が世界有数の原子炉保有国で、非核(兵器)保有国としては唯一の核燃料再処理プラントを持ち、世界最速級のコンピュータを持っていて、固体燃料ロケットでの人工衛星打ち上げの実績もある。これだけで日本が核弾頭つきの弾道ミサイルを保持できる「能力」があり、秘密裏に既に持っているのではないかと考えていても不思議はありません。 本題に入りましょう。tomykさん、あなたは日本が保有すべき軍事力はどのようなものだと考えていらっしゃいますか。 これを聞かずしてtomykさんを「軍拡論者」とするのは誤りかもしれません。 ぜひこの点をお聞かせ願いたいと思います。 |
▼questiontimeさん: >>仮想敵を何故無限に拡張しなくてはいけないのでしょうか? >>日本に対しての「仮想敵」のみを指します。 > >現状でアメリカを仮想敵としている段階で、既に仮想敵は「現実」より拡張しているではありませんか。後は私が上で述べたとおり、tomykさんの考え方なら世界中の国あるいは組織が日本に対しての「仮想敵」となり得るということです。 何故、世界中の国家が仮想敵になるのでしょうか? 自分は「日本に侵攻・攻撃する能力を持つ国を仮想敵とする」とは言いました。 では英仏が日本の仮想敵足りえますか? 兵站は?目的は? >例えば、tomykさんたちは中国を仮想敵とみなすが、正に「現実」問題として中国が自国にとって大きな「顧客」である日本に侵攻してくる可能性はきわめて低いと考えるべきでしょう。 >感情、イデオロギーだけではなく「損得勘定」で戦争することは損と相手に考えさせるだけでも「意図」をくじくことにつながります。 >戦争防止という観点からすれば、外交、貿易に軍事力以上のプライオリティーを置くのは当然の理屈と言えます。(コストが全く違います) 損得勘定の件は同意です。 その為に「外交」があるのじゃないですか! ですが、現在の中国は【66393】の退役軍人さんの書き込みが良く解りますね。 >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=66393;id=sougou >そのとおりです。だから、その環境を日本にとって好ましいものに整備するのはまず以って外交や貿易の役割であります。 >米ソが互いに相手国を何回も全滅させうる核兵器を保有しても、互いに安心でいられなかったのはほんの十数年前の話です。いくら重武装しても軍事だけに偏った発想では「安全」は得られません。 >逆に、わが国が「能力」を拡張すれば相手方にtomykさんたちの鏡像を作り出すのです。日本人が日本人を信じているだけでは話にならないのです。 >相手方から見れば、日本が世界有数の原子炉保有国で、非核(兵器)保有国としては唯一の核燃料再処理プラントを持ち、世界最速級のコンピュータを持っていて、固体燃料ロケットでの人工衛星打ち上げの実績もある。これだけで日本が核弾頭つきの弾道ミサイルを保持できる「能力」があり、秘密裏に既に持っているのではないかと考えていても不思議はありません。 それこそが日本が持つ抑止力の一貫でしょうね。 それだけの技術を持つ国と戦争するのではなく、外交で繋がりたいと思う国は非常に多いでしょうし、事実その通りになっています。 実際には以前に退役軍人さんが指摘したとおり「防衛白書」によって、日本の防衛政策は透明性を持っています。 >本題に入りましょう。tomykさん、あなたは日本が保有すべき軍事力はどのようなものだと考えていらっしゃいますか。 >これを聞かずしてtomykさんを「軍拡論者」とするのは誤りかもしれません。 >ぜひこの点をお聞かせ願いたいと思います。 日本を守るために最低限の戦力で十分でしょう。 徴兵は「ミリタリー」として不要です。 これは以前にも自分は書きましたよね? 防衛費がGDP1パーセントの枠に収まり、外交政略として日本の同盟国をSLOC上に築き上げれば、なお一層日本の国益を守ることが適うでしょう。 環境は変化しますが、その変化に対応するのは軍備のみではありませんので。 |
▼Tomykさん Questiontimeさんは、前に『改憲論者には海外派兵の意図が伺える』とか言ってましたし。まずその辺の誤解というか思い込みを何とかして欲しいですな。 そんなことしてどうするのか?少しマトモに頭を働かせれば、中国や朝鮮に、日本が侵略するほどの価値がないことくらい、すぐに理解できるはずなんですが。 |
▼YOTAさん: >Questiontimeさんは、前に『改憲論者には海外派兵の意図が伺える』とか言ってましたし。まずその辺の誤解というか思い込みを何とかして欲しいですな。 >そんなことしてどうするのか?少しマトモに頭を働かせれば、中国や朝鮮に、日本が侵略するほどの価値がないことくらい、すぐに理解できるはずなんですが。 海外派兵とは、その国を侵略することのみを指しているのではありません。 例えば、日本のSLOCを確保するために沿岸地域の軍事基地を攻撃する。 これも海外派兵ですね。 あるいは、(私は可能性は低いと思うが)台湾海峡有事の際にアメリカと共同で介入する。これも海外派兵。 私のいうことを(意図的に?)曲げて捉えているのはYOTAさんのほうですよ。 |
>海外派兵とは、その国を侵略することのみを指しているのではありません。 >例えば、日本のSLOCを確保するために沿岸地域の軍事基地を攻撃する。 >これも海外派兵ですね。 対等に近い軍事力同士を『にらみ合い』の状態に維持してバランスを取っている限り『=確保』になるのであってネ。確保の為にこっちから攻撃しよう、なんて軍事オプションを取る愚か者はいませんよ。一応、海は皆のものなんですから。 敢えて攻撃する可能性があるとすれば、そうですね・・・・相手の側でミサイルの燃料注入を確認したとか、そういう場合でしょう。Questiontimeさんの概念では、それも『海外派兵』になるのかな?ちなみに、軍事学上の解釈では『専守防衛』の枠内だったりするんですが。 なら相手から一発撃たれた後に反撃するなら『海外派兵』になるのかとか、反撃してハイ引き上げましょうという訳には行かないからその場合はどうするのかとか、そういうことまで考えるのが軍事力の行使について議論するってことです。十派一絡げに『海外派兵はダメ』なんて簡単に決められるものじゃない。せっかく退役氏に相手してもらってるんですから、その辺よく教えてもらったらいいんじゃないでしょうか。この機会に。 >あるいは、(私は可能性は低いと思うが)台湾海峡有事の際にアメリカと共同で介入する。これも海外派兵。 >私のいうことを(意図的に?)曲げて捉えているのはYOTAさんのほうですよ。 たとえ話の方はともかく、台湾有事の際に日本が『我関せず』を決め込める訳がない。甘過ぎる。専守防衛と言うのは、海の上に出てる部分だけ守ってればいいという単純な話じゃないんですよ? 台湾がフランス製のミラージュ戦闘機を導入したのを受けて中国が従来のスホーイから強力なフランカー戦闘機への移行を開始し、今度は日本が長年空軍の主力だったF-15イーグルを退役させ、フランカーに勝るJSFもしくはスーパーホーネットの配備を検討している現在の状況が一体何に備えてのものなのか、言うまでもない。 米国が台湾を守ろうとするのは、アジアにある米軍基地の補給、ひいては極東におけるアメリカの軍事的プレゼンスを守るためです。先頃大幅な沖縄海兵隊の削減が発表されましたけど、アメリカがもしハワイ辺りにまで防衛ラインを下げることになれば、今度は日本が単独で自国のシーレーンを確保しなければいけないことになるんですよ? そもそもアレですか。この場合に言われる平和主義とか護憲ってのは、国交はないにせよ、曲がりなりにも独立の意志を持ち民主的な選挙を行っている隣国が、覇権国家に併呑されるのを見てみぬ振りをする建前に使われるようなシロモノなんですかね。それは御立派な話だと思います、うん。 |
▼YOTAさん 軍事ヲタクとして見過ごせなかったので(w。 >台湾がフランス製のミラージュ戦闘機を導入したのを受けて中国が従来のスホーイから強力なフランカー戦闘機への移行を開始し、今度は日本が長年空軍の主力だったF-15イーグルを退役させ、フランカーに勝るJSFもしくはスーパーホーネットの配備を検討している現在の状況が一体何に備えてのものなのか、言うまでもない。 中国が従来配備してた戦闘機は、Mig−21のデッドコピー「F−7」や改良型の「F−8」」ですね。 F−7の写真 >ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/hyoshi/air/foreign/BK94F7-01.jpg F−8の写真 >ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/hyoshi/air/foreign/BM94F8-01.jpg Su(スホーイ)−27”フランカー”は最近ではスホーイの代名詞がこの戦闘機の名前になるくらい有名ですね。 あと、長年航空自衛隊が使用していて退役が始まっているのは「F−4EJファントム」ですね。 現在自衛隊では、「F−X」としてファントムの代替の次期迎撃戦闘機を選定する作業に入っています。 候補機としては F/A-22「ラプター」 >ttp://www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/f-22-pics.htm F/A−18E「スーパーホーネット」 >ttp://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/f-18.htm ユーロファイター「タイフーン」 >ttp://helicopt.hp.infoseek.co.jp/faboro05.html の三機種に絞られてるようです。 下馬評では性能面ではラプターですが、価格面でのスーパーホーネットも有利だそうですが、スーパーホーネットの基本であるホーネットは1970年代の設計ですから、F−Xとしては難があるでしょうねぇ。 失礼しました。 |
▼YOTAさん 改憲論者=軍国・侵略主義者みたく言われますからねぇ・・・。 現実を理解し、軍事を少しでもかじれば解るようなものですが。 |
▼tomykさん: >何故、世界中の国家が仮想敵になるのでしょうか? >自分は「日本に侵攻・攻撃する能力を持つ国を仮想敵とする」とは言いました。 >では英仏が日本の仮想敵足りえますか? >兵站は?目的は? 英仏ともにSLBM搭載の原潜を保有していますから、攻撃能力は十分ですね。 目的。これが問題です。 tomykさんはなぜ英仏に関しては「目的は?」と問われるのでしょう。 では、tomykさんが仮想敵としている諸国が日本を侵攻する目的は何でしょう? >損得勘定の件は同意です。 >その為に「外交」があるのじゃないですか! >ですが、現在の中国は【66393】の退役軍人さんの書き込みが良く解りますね。 > >>http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=66393;id=sougou これですが、かつての「ソ連は不凍港を求めて北海道に侵攻する」論の焼き直しのようにも見えますね。これが正しかったのなら、ロシアの脅威はかつてより減少しているのではなく以前同様に存在しているはずですが、今これを言う論者がほとんどいないのは何故なんでしょうね。 当時の日ソ間とは比較にならないほど相互依存が進んでいる現在の日中間において、中国が日本に侵攻する可能性があるという主張のほうがよほど無理があるように思えますが。 >日本を守るために最低限の戦力で十分でしょう。 >徴兵は「ミリタリー」として不要です。 >これは以前にも自分は書きましたよね? >防衛費がGDP1パーセントの枠に収まり、外交政略として日本の同盟国をSLOC上に築き上げれば、なお一層日本の国益を守ることが適うでしょう。 >環境は変化しますが、その変化に対応するのは軍備のみではありませんので。 「日本を守るために最低限の戦力」とはどのようなものかが問題です。 アメリカすら仮想敵とするなら、アメリカを抑止するための戦力とはどのようなものになるのかです。 |
▼questiontimeさん: >英仏ともにSLBM搭載の原潜を保有していますから、攻撃能力は十分ですね。 >目的。これが問題です。 >tomykさんはなぜ英仏に関しては「目的は?」と問われるのでしょう。 >では、tomykさんが仮想敵としている諸国が日本を侵攻する目的は何でしょう? SLBMだけ出して攻撃だけしてどうするんですか? 侵攻の能力は無いですね。 >これですが、かつての「ソ連は不凍港を求めて北海道に侵攻する」論の焼き直しのようにも見えますね。これが正しかったのなら、ロシアの脅威はかつてより減少しているのではなく以前同様に存在しているはずですが、今これを言う論者がほとんどいないのは何故なんでしょうね。 現在のロシアは予算不足による軍事力が低下しています。 それでも一応は日本は北方の大国に備えは残していますね。 >当時の日ソ間とは比較にならないほど相互依存が進んでいる現在の日中間において、中国が日本に侵攻する可能性があるという主張のほうがよほど無理があるように思えますが。 では何故、日本の排他的経済水域を中国軍籍の航空機や、艦船が侵犯するのでしょうか? 現状では侵攻はないでしょうが、将来はわかりません。 >「日本を守るために最低限の戦力」とはどのようなものかが問題です。 >アメリカすら仮想敵とするなら、アメリカを抑止するための戦力とはどのようなものになるのかです。 本来ならいくら戦力があっても足らないでしょう。 それこそ世界最強の国に対して防衛するのは並大抵のものではありません。 ですが、将来的に日米の仲が険悪になった場合でも軍事以外の面で対抗できる手段を考える事も重要でしょう。 平たく言えばまともに防衛戦争をできる国にしたいがために、改憲を考えているのです。 護憲は現状の状況でしか対応できないと思うのです。 将来的に状況の変化が起こった場合、今のままで日本の安全保障は乗り切れるかどうか。 失礼しました。 |
questiontimeさん、こんばんは。 昭和人さんと私の対話では、お互いに慎重に政治論に発展する事を避けていることがお判りになりませんか。 技術論として軍事の現実に絞っていますよね。 容認するしない、あるいは脅威に対する見方、言い換えれば脅威の評価を技術的に語る姿勢に徹していますよね。 政治や経済を絡めた評価は別の問題として、ある程度の共通の認識を作ろうとしています。 はっきり申し上げて、論点がずれています。 語ろうとしているのは、外交でもなければ政治でもありません。 純粋に技術論として軍事を語ろうとしているのです。 百歩譲って、政治的観点を交えて語るなら、 ▼questiontimeさん: >英仏ともにSLBM搭載の原潜を保有していますから、攻撃能力は十分ですね。 >目的。これが問題です。 >tomykさんはなぜ英仏に関しては「目的は?」と問われるのでしょう。 >では、tomykさんが仮想敵としている諸国が日本を侵攻する目的は何でしょう? 近隣三カ国と台湾、これらの国々とは国益が矛盾するからです。 漁業権しかり、大陸棚資源しかり、 また日本の生命線を握るシーレーンへの影響力行使が可能な軍備を、中国が持つ現実もあります。 こういった現実と同じような国益の矛盾が、英仏いや欧州各国と生じる事態になるのでしょうか。 しかもこれらの欧州国家とは、国境を接していないという地政学的現実もあります。 政治的考え方はここまで!! こういった評価と具体的な対処についての防衛政策の策定は【政治】の役割です。 太陽が西から上がる事態となっても、軍事がこういった評価と政策策定をしてはならないのです。 調査し研究し備え、現実を正確に政治に伝えるのが軍事の役割です。 >当時の日ソ間とは比較にならないほど相互依存が進んでいる現在の日中間において、中国が日本に侵攻する可能性があるという主張のほうがよほど無理があるように思えますが。 依然として、ロシアの極東における軍事的プレゼンスは、それなりの規模と脅威が存在します。 但し、旧ソ連の巧妙な偽装に西側諸国は騙されていて、自動車化狙撃師団と機甲師団を中核とした極東ソ連軍十個軍団という規模は、張り子の虎であったことが判っただけのことです。 B師団を中心とする十個師団程度にすぎなかった。 脅威は大幅に小さくなりましたが、西方重視へ方針転換しても自衛隊唯一の機甲師団を移動させる計画はありません。 依然として、ロシア極東軍管区には機甲師団を中核とした軍備が存在しますから。 脅威に対抗する兵力の規模が小さくて済む事になっただけのことですよ。 一個機械化歩兵師団を旅団規模にして兵力の削減をしただけのことです。 さて、経済の相互依存が如何に進もうが、軍事的な準備と研究にはなんの関係もありません。 軍事を預かるものは、政治的な判断を下して国土防衛政策に反映させるような脳味噌を持ってはならないのです。 そこに脅威となりうる軍備があれば、対抗する手段を調査研究し備えるだけのこと。 如何に緊密な友好関係があろうが、経済的な依存が進もうが、一顧だにしないって書きましたよね。 そういった外交や経済関係と軍備としての脅威の評価、これを考えて総合的な判断を下すのは政治の役割です。 軍事は政治の手足とはなっても、目や耳となっても、頭になってはならないのです。 >「日本を守るために最低限の戦力」とはどのようなものかが問題です。 >アメリカすら仮想敵とするなら、アメリカを抑止するための戦力とはどのようなものになるのかです。 その技術論を語っていませんか、被害を被る民間人をゼロにするなら、今の三倍規模の軍備が必要だと書いたはずです。 そして、そういう方針は費用対効果比の点で問題があるとも書いています。 また、対GDP比1%程度の軍事費は健全であるとも書いています。 保守系論者だからといって、軍拡論者ではないことは過去の投稿で明確なんじゃあありませんか。 なんでもかんでも一緒くたにして語れば、議論は迷走するだけでしょうに。 失礼いたしました。 |
66495は誤送信です。たいへん失礼しました。 ▼退役軍人さん:そちらの時間では、こんにちはでしょうか。 >昭和人さんと私の対話では、お互いに慎重に政治論に発展する事を避けていることがお判りになりませんか。 >技術論として軍事の現実に絞っていますよね。 (一部略) >語ろうとしているのは、外交でもなければ政治でもありません。 技術論としての軍事の現実に絞っていると仰っているますが、66393辺りでは中国の意図を類推した部分がありますね。意図を類推することは技術論としての「軍事の現実」の枠を外れていると考えます。軍事力の観点から意図を類推するのなら、政治や経済の観点から意図を類推するのも同じことです。その意味で退役軍人さんの議論もまた「政治的」な側面をぬぐいきれていないと考えます。 >近隣三カ国と台湾、これらの国々とは国益が矛盾するからです。 >漁業権しかり、大陸棚資源しかり、 >また日本の生命線を握るシーレーンへの影響力行使が可能な軍備を、中国が持つ現実もあります。 正に「現実」問題として漁業権を巡ってあるいは大陸棚資源を巡って中国と戦火を交えることがあり得るのか極めて疑問です。そして中国の軍事力がシーレーンへの影響力行使が可能だとして、その行使を如何に抑止するか。これは政治的な問題であるとともに軍事的問題でもあると考えますがいかがですか。 シーレーンへの影響力行使を抑止するためには(無論外交的な手段は全て尽くした上で)どのような「実力」が必要か。これが最大の問題点です。 >こういった現実と同じような国益の矛盾が、英仏いや欧州各国と生じる事態になるのでしょうか。しかもこれらの欧州国家とは、国境を接していないという地政学的現実もあります。 退役軍人さんの言い方ならアメリカも同じこと。ではなぜアメリカが仮想敵となり得るんでしょう。そして、アメリカを仮想敵と考えるなら英仏あるいは欧州各国が今、正にイラクで行われているような「多国籍軍」の一員として侵攻してくることは十分に考えられますね。 >こういった評価と具体的な対処についての防衛政策の策定は【政治】の役割です。太陽が西から上がる事態となっても、軍事がこういった評価と政策策定をしてはならないのです。調査し研究し備え、現実を正確に政治に伝えるのが軍事の役割です。 この点は全く同意します。 しかし、これも上記したとおり「現実」の範囲の問題です。 「相手方がこのような軍備を保有しているから、最悪の場合このようなケースも考えられる。」これを提示するまでが軍事の仕事。その軍備にどのような意図があるかを類推することは軍事の仕事を超え、政治の仕事に「領空侵犯」しているということです。 >さて、経済の相互依存が如何に進もうが、軍事的な準備と研究にはなんの関係もありません。軍事を預かるものは、政治的な判断を下して国土防衛政策に反映させるような脳味噌を持ってはならないのです。 >そこに脅威となりうる軍備があれば、対抗する手段を調査研究し備えるだけのこと。如何に緊密な友好関係があろうが、経済的な依存が進もうが、一顧だにしないって書きましたよね。 >そういった外交や経済関係と軍備としての脅威の評価、これを考えて総合的な判断を下すのは政治の役割です。 >軍事は政治の手足とはなっても、目や耳となっても、頭になってはならないのです。 ここは完全に同意します。 このスレッドは、退役軍人さんが昭和 人さんからの軍事に質問に答える形で成立しています。私にはお二人の対話を邪魔する意図は全くありません。 ここでは私が「なんでもかんでも一緒くたにして」語っているのではないことのみを理解していただければそれで十分です。失礼しました。 |
questiontimeさん、おはようございます。 >▼退役軍人さん:そちらの時間では、こんにちはでしょうか。 7時間の時差がありますから、こんにちはでよろしいかと。(微笑 >技術論としての軍事の現実に絞っていると仰っているますが、66393辺りでは中国の意図を類推した部分がありますね。意図を類推することは技術論としての「軍事の現実」の枠を外れていると考えます。軍事力の観点から意図を類推するのなら、政治や経済の観点から意図を類推するのも同じことです。その意味で退役軍人さんの議論もまた「政治的」な側面をぬぐいきれていないと考えます。 政治的意図による侵攻の可能性を語っているわけです。 どのような政治的意図に基づいて軍事行動を起こすかにより、侵攻の具体的方法や選択される手段が異なります。 単に、探知されずに自由に太平洋へ出られる【安全な回廊】の確立を目指すのなら、制空権と制海権の確立で事足ります。 陸地に足場はいらない。 大陸棚の経済的権益を、軍事力により独占する意志があるのなら、そうはいきません。 無防備な石油や天然ガスの採掘施設を守るとなると、陸地にステージングエリアの確保が必要不可欠となります。 即ち、中間線以東の資源採掘を安全に進める防衛圏を構築するには、尖閣諸島の占有だけでは不可能という軍事的理由があるということです。 こういった、全ての可能性を排除せずに調査し研究し、具体的な軍事的対応についての軍事的オプションを政治に対して提示するところまでは、軍事の役割です。 政治的意図の存在しない武力の行使なんて、ありえませんよ。 >正に「現実」問題として漁業権を巡ってあるいは大陸棚資源を巡って中国と戦火を交えることがあり得るのか極めて疑問です。そして中国の軍事力がシーレーンへの影響力行使が可能だとして、その行使を如何に抑止するか。これは政治的な問題であるとともに軍事的問題でもあると考えますがいかがですか。 >シーレーンへの影響力行使を抑止するためには(無論外交的な手段は全て尽くした上で)どのような「実力」が必要か。これが最大の問題点です。 我が国の政府は、一億三千万人ほどの国民の【胃袋】を心配していれば良い。 中国政府は、十三億人の胃袋を心配しなければならない。 中国の資源欲求の貪欲さは、人口の違いという【深刻さの違い】から生まれるもので、この点を考慮しない議論は意味を持ちません。 窮すれば鈍す。 >退役軍人さんの言い方ならアメリカも同じこと。ではなぜアメリカが仮想敵となり得るんでしょう。そして、アメリカを仮想敵と考えるなら英仏あるいは欧州各国が今、正にイラクで行われているような「多国籍軍」の一員として侵攻してくることは十分に考えられますね。 なんで、ここでイラクが出てくるのかなぁ。 戦火の現実を指摘するのは論点の希釈と拡大を意図した印象論にすぎませんよ。 単純明解、英仏には日本侵攻を企てることが可能な軍事的アセットを、太平洋に保有しません。 ありもしない軍事力に、なんで対応を検討せにゃあならんの。?? >この点は全く同意します。 >しかし、これも上記したとおり「現実」の範囲の問題です。 >「相手方がこのような軍備を保有しているから、最悪の場合このようなケースも考えられる。」これを提示するまでが軍事の仕事。その軍備にどのような意図があるかを類推することは軍事の仕事を超え、政治の仕事に「領空侵犯」しているということです。 わからない人だなぁ。 政治的意図なき侵攻なんてありえんだろうに。 政治的意図の存在を懸念するから、軍事的対応についての調査研究が必要な訳で、上述したように意図によって選択される軍事的オプションが違うから可能性を捨てないというだけのこと。 どこが領空侵犯なんだろうか。?? >ここは完全に同意します。 > >このスレッドは、退役軍人さんが昭和 人さんからの軍事に質問に答える形で成立しています。私にはお二人の対話を邪魔する意図は全くありません。 それは、承知していますよ。 >ここでは私が「なんでもかんでも一緒くたにして」語っているのではないことのみを理解していただければそれで十分です。失礼しました。 うーん、私からみれば、なんもかんも一緒くたなんだけれど。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん、tomykさん、こんばんは 延べ32時間のお仕事を経て帰宅後、パソコンを立ち上げてこのスレッドを拝見させていただきました。 以前「国家は他の国家の存在を否定する」という私の発言に対して、questiontimeさんは他の掲示板で陰口を叩いており私は「いつかは彼と一問一答せにゃならんな!面倒だな」と思ってましたが、ご両名の発言は私の意図することを全て表現しており感無量です。 当然、退役軍人さん、tomykさんの発言は自らの信念に基づく投稿であり、上記の私の投稿とは無縁なのは承知していますが一言、 ありがとうございます それでは |
▼昭和 人さん: >▼tomykさん: >>▼ >> >>仮想敵国とは、対象の国がその国を「侵攻する」能力や「攻撃する」能力があるか否かです。 >>ですから、純粋な意味で言えば日本の仮想敵国には、韓国や中華人民共和国、果てはアメリカ合衆国も加わります。 >> >> >理屈はそうかもね。 > >私のいうのは、今侵攻が予想される相手国です。 >つまり、防衛対策としての仮想敵国ではなく、今、最も日本を攻めてくる可能性のある国は、どこ。 の意味ですよ。 >韓国や中華人民共和国 、アメリカ合衆国は予想外です。 > >ご指摘 有難う。 失礼します。 現在の状況では、無いでしょう・・・ ただ、アメリカが、いなくなり、憲法9条で、自衛隊をなくせば、中国辺りが、高飛車に出てくるでしょう・・・ 失礼しました。 |
▼昭和 人さん:こんばんは >理屈はそうかもね。 > >私のいうのは、今侵攻が予想される相手国です。 >つまり、防衛対策としての仮想敵国ではなく、今、最も日本を攻めてくる可能性のある国は、どこ。 の意味ですよ。 >韓国や中華人民共和国 、アメリカ合衆国は予想外です。 護憲を名乗る方たちの大半は「理屈」はそうかもしれないが・・・と、前置きしてあたかもそれが現実の問題と懸け離れている、出来事として捉えている。 他方、改憲を名乗る方には「米国は友」と短絡的に思っている方がわりかし多い。 どちらにも言えるが、日本は国家であるという認識が剥離しています。 国家とは、他国からの侵略という脅威が現実の問題として存在します、国交があろうが、平和条約があろうが、同盟があろうが、関係ないんです。 こういう事実を認識せずに、日本国憲法第九条を無節操に擁護していても、世界平和を実現するプランは描けないと私は考えています。 あなたのお考えをお聞かせください。 それでは |
同感です。 国民の生命、財産を守ることは、国の責任です。 そのための国土の警備、 自衛、防衛は、当然しなければなりません。 私は、海外にまで派兵すべきではないと主張します。 そのために、憲法9条は、今のままが 良いと思います。 公明党が最近同じ意見を述べていますね。 |
昭和 人さん、こんにちは....かな?? 時差がありますから、ご挨拶がややとぼけておりますがお許しを。 >(質問4) >私は想定侵略者は、北朝鮮くらいしか考えられないのですが。 >但し、特定グループによるテロはあるでしょう。しかし、国家として日本領土を攻撃侵略する可能性があるのは、経済交流などの現状からはこれ以外は考えられません。 うーん、甘いと申し上げたら失礼かな。 中国を例に挙げると、 中国が、尖閣諸島の領有権にこだわるのは二つの理由があるからです。 一つは、尖閣諸島が中国領であるのなら中国の排他的経済水域は、国連海洋法条約の規定により中国の主張する沖縄トラフの西側となります。 これは、国家としての経済権益確保という経済的理由から。 もう一つは、軍事的な理由で、中国海軍の艦艇が探知されずに太平洋へ出られる安全な出口の確保です。 どういうことかと言うと、南西諸島の島嶼間の水路は公海ではないからです。 つまり、日本政府の意志によって封鎖が可能であるということ。 現時点では、中国海軍に海上自衛隊が行う海峡封鎖を打ち破る実力はありません。まぁ、10〜15年程度で手にするでしょうけれど。 地図を見ていただければお判りになると思いますが、遼寧省旅順港を母港とする渤海艦隊や浙江省舟山港を母港とする艦隊が、台湾海峡を通過せずに太平洋に出られる水路は限られています。 日本の領土である南西諸島が九州南端から台湾近海まで伸びていて、この島嶼の間の海峡はほとんど日本の領海であり海上自衛隊の哨戒機と水上艦艇による哨戒活動が続けられているからです。 膨張を続け、海洋への展開を目指し海洋国家への転身をせざるを得なくなっている中国にとっては、我が国の領土である南西諸島は、喉に刺さった魚の骨とでも言える存在なのです。 おまけに、数週間で台湾へ展開可能な米海兵隊遠征軍が沖縄に駐留し、かつ海空両用戦力である米海軍空母打撃艦隊が、日本を母港として南西諸島近海を遊弋している訳ですから。 以上の理由から、太平洋への出口を欲して実力行使に出る可能性は大いにあります。 中国海軍の艦艇が、また日本の領海を侵犯したそうですね。 海上保安庁の航空機による警告で、領海の外へ出て、中国本土へ向かったそうですが、こういった行為は哨戒エリアの確認と、日本側の対応能力を試していると見るべきでしょう。 実力行使の可能性を捨てているのなら、言い換えればその意志がないのなら。 海軍の艦艇による領海侵犯なんて、緊張を招くだけでなんの益にもならない行為です。 そうであるのに、わざわざ領海まで侵犯する合理的な理由は侵攻の意志があるとしか説明のしようがありませんよね。 そうではない、技術的な理由とか、政治的な理由なんてどこを探しても見当たらないと思います。 過日、潜航したまま領海侵犯をした中国海軍の漢級ミサイル原潜の行為から考えても、合理的な説明はただ一つだけです。 中国は、実力行使による南西諸島への侵攻という選択肢(軍事的オプション)を捨てていないということになります。 続きます。 |
続きです。 韓国にしても同じです。 竹島の領有権を主張して実効支配していますが、軍関係者は駐留していません。 小規模の国境警備を任務とする警察が駐留しているだけです。 彼らが主張するように、韓国固有の領土であるのなら堂々と韓国軍を駐留させれば良いのです。 それをしないのは何故かということになります。 軍を駐留させれば、国際法の観点から帰属を争っている地域に実力で侵攻し占拠したとみなされる可能性があり、その行為について国際的な非難を免れないからです。 漁業資源の帰属という経済的な理由の他に、韓国人としての誇りがそうさせるのでしょうけれど。 付け加えるならば、竹島に尖閣諸島ほどの地政学的位置による経済権益と軍事的価値はありません。 こういった現状から、近隣の三カ国全てが敵国に回る可能性を秘めています。 ああ、北朝鮮は我が国の主権の及ぶ領土において、日本国民を拉致するという行為を働いたのですから、明確な敵国ということですよね。(微笑..... 国土防衛を任務とする自衛隊が、これらの国々を仮想敵国として侵攻された場合の軍事的対応について、平時から調査研究し準備しておくのは義務でもあるということかと。 付け加えれば、相手が台湾だろうが米国だろうが敵国に回る事態を想定をして、平時から調査し研究し、対応について準備しておくのは当然のことです。 近隣の三カ国だけでなく、米国も台湾も、日本が敵国に回る可能性を考えて調査研究してますよ。 同盟国だろうが、なんだろうが、それが現実です。 経済的な結びつきや、政治的な距離感なんぞ、一顧だにされません。 軍事には、現実しか存在しませんから。 >アメリカの軍事基地を狙ってのミサイル攻撃で、結果的に日本の基地周辺の街が被害に会うことが考えられます。(現実にはないと思いますが、脅威相手として) > >貴殿の現状分析ではどうですか。これ以外にありますか。 >言葉は適切を欠きますが、日本の想定敵国は、どの国と思いますか。 >防衛対策の検討には、想定敵国(または団体)が必要とおもいますが、どうでしょうか。 これで回答になっているでしょうか。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: 時差のあるところから、お疲れさまです。立派な十分な回答を有難うございました。 私は、これを読んで、感想しか言えません。 冷戦時代はソ連が想定敵国の前提で国防計画を立てていたことは聞かされていました。ロシアからの危険がなくなれば、大規模な危険は去って、テロを想定する防衛計画が良いと考えて(素人なりに、首相のつもりで)いました。 ちょっと、びっくり、仮想相手は予想以上にあることを感じました。 > > >>(質問4) >>私は想定侵略者は、北朝鮮くらいしか考えられないのですが。 >>但し、特定グループによるテロはあるでしょう。しかし、国家として日本領土を攻撃侵略する可能性があるのは、経済交流などの現状からはこれ以外は考えられません。 > >> >中国を例に挙げると、 > >中国が、尖閣諸島の領有権にこだわるのは二つの理由があるからです。 > >一つは、尖閣諸島が中国領であるのなら中国の排他的経済水域は、国連海洋法条約の規定により中国の主張する沖縄トラフの西側となります。 これは、国家としての経済権益確保という経済的理由から。 > >もう一つは、軍事的な理由で、中国海軍の艦艇が探知されずに太平洋へ出られる安全な出口の確保です。 > >どういうことかと言うと、南西諸島の島嶼間の水路は公海ではないからです。 >つまり、日本政府の意志によって封鎖が可能であるということ。 > >現時点では、中国海軍に海上自衛隊が行う海峡封鎖を打ち破る実力はありません。まぁ、10〜15年程度で手にするでしょうけれど。 > >地図を見ていただければお判りになると思いますが、遼寧省旅順港を母港とする渤海艦隊や浙江省舟山港を母港とする艦隊が、台湾海峡を通過せずに太平洋に出られる水路は限られています。 > >日本の領土である南西諸島が九州南端から台湾近海まで伸びていて、この島嶼の間の海峡はほとんど日本の領海であり海上自衛隊の哨戒機と水上艦艇による哨戒活動が続けられているからです。 > >膨張を続け、海洋への展開を目指し海洋国家への転身をせざるを得なくなっている中国にとっては、我が国の領土である南西諸島は、喉に刺さった魚の骨とでも言える存在なのです。 地理学的にみると、よく解ります。ウラジオストックから日本の海峡を通過しなければならないロシアがそうでしたね。 > >おまけに、数週間で台湾へ展開可能な米海兵隊遠征軍が沖縄に駐留し、かつ海空両用戦力である米海軍空母打撃艦隊が、日本を母港として南西諸島近海を遊弋している訳ですから。 > >以上の理由から、太平洋への出口を欲して実力行使に出る可能性は大いにあります。 > >中国海軍の艦艇が、また日本の領海を侵犯したそうですね。 > >海上保安庁の航空機による警告で、領海の外へ出て、中国本土へ向かったそうですが、こういった行為は哨戒エリアの確認と、日本側の対応能力を試していると見るべきでしょう。 > >実力行使の可能性を捨てているのなら、言い換えればその意志がないのなら。 > >海軍の艦艇による領海侵犯なんて、緊張を招くだけでなんの益にもならない行為です。 > >そうであるのに、わざわざ領海まで侵犯する合理的な理由は侵攻の意志があるとしか説明のしようがありませんよね。 「侵攻」とは日本の島または領海を占領することですか? > >航したまま領海侵犯をした中国海軍の漢級ミサイル原潜の行為から考えても、合理的な説明はただ一つだけです。 > >中国は、実力行使による南西諸島への侵攻という選択肢(軍事的オプション)を捨てていないということになります。 中国としての長期的戦略として推定すると、そのとおりでしょうね。 領土問題は経済的問題よりも、防衛上、難しい問題であることが解ります。 >続きます。 有難うございました。 |
日本の住民と生活を守るための警備装備(軍備)について、具体的かつ現実的で極力、防衛科学的な面に限定して考えてみたい。 書き込みの時間省力のため簡潔に記述します。詳細、理由などについては、この掲示板の質疑応答などで述べたい。 1.基本的防衛・警備の考え方 現行憲法9条、日米安保条約、各国際条約など、当面現状の環境下を前提とし、改定すべきと思われる問題については、別のスレッドにしたい。 しかし、国をまもるための組織、協力体制については避けられないので、触れていきたい。 (1)専守防衛の原則を守る。 (2)海外(外国)の支援はここでは考えない。日本の防衛に限定する。 (3)しかし、外交、情報収集、警戒については、アメリカその他の国際情報を活用するし、周辺海域、排他的経済水域の安全確保については当然、日本国民の安全の問題として、重視する。 (4)現行自衛隊に限定せずに、海上保安庁、都道府県の警察、消防隊等、その他の国の機関協同・総合的な警備・防衛力を組織化した、かつ、情報通信、IT技術力を駆使した体制と装備を考え検討する。 (5)防衛技術的な目標は、 ・外国からの侵略、上陸占領を防ぐ。 ・特定予想地からのミサイル攻撃に対応した警備防衛を考える。 ・国の軍隊でない、特定団体などによるテロ、海賊、国際条約上の不法行為への取り締まり、警備、逮捕に対応できる防衛警備を充実する。 (自衛、防衛に完全はあり得ないので、日本の経済事情の範囲と、「最低すべきこと」とします。) 用語については、一般常識語で専門語(私は知らない)を避ける。例えば、戦争、軍隊など、幅広く、喧嘩、紛争、保安隊、自衛隊、〜官、適当に使います。 何人かの方から、(改憲、護憲を問わず)国の防衛について議論はすべきだという、ご意見がよくみられますので、逃げないで、まともに検討討論してみたい。 ご意見、ご指摘をください。 退役軍人さん、技術的な面、経験実態面など、よろしく、ご指導ください。 (続く) |