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 ▼本の紹介のスレッド  珠 05/11/12(土) 13:58
   ┣バグダッド・バーニング  珠 05/11/12(土) 14:28
   ┣「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  笹井明子 05/11/12(土) 16:19
   ┃  ┗Re(1):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  k・satou 05/11/12(土) 17:41
   ┃     ┗Re(2):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  笹井明子 05/11/12(土) 18:36
   ┃        ┗Re(3):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  k・satou 05/11/12(土) 19:29
   ┣Re(1):本の紹介のスレッド  しまったk2 05/11/12(土) 21:36
   ┃  ┗未来を作る百冊の本  珠 05/11/12(土) 22:50
   ┃     ┣Re(1):未来を作る百冊の本 続き  珠 05/11/12(土) 23:22
   ┃     ┃  ┗Re(2):未来を作る百冊の本 続き2  珠 05/11/12(土) 23:23
   ┃     ┃     ┗Re(3):未来を作る百冊の本 続き2  レモン 05/11/15(火) 1:22
   ┃     ┣Re(1):未来を作る百冊の本  k・satou 05/11/13(日) 8:39
   ┃     ┣あたらしい憲法のはなし  BadBloke 05/11/13(日) 10:24
   ┃     ┣Re(1):未来を作る百冊の本  しまったk2 05/11/13(日) 22:21
   ┃     ┗未来を作る百冊の本2(後半です)  珠 05/11/15(火) 0:59
   ┣*本のスレッドについて  ぎみゆら 05/11/13(日) 10:26
   ┣岩波ブックレット『憲法九条、未来をひらく』  ぎみゆら 05/11/13(日) 12:17
   ┣Re(1):本の紹介のスレッド  JS 05/11/14(月) 13:56
   ┣Re(1):本の紹介のスレッド  キタキツネ 05/11/15(火) 9:33
   ┃  ┣なだいなださんの著書について  ぎみゆら 05/11/16(水) 13:48
   ┃  ┃  ┗Re(1):未来をつくる百冊の本  悠々 05/12/10(土) 19:56
   ┃  ┗なだいなださんの著書  珠 05/12/4(日) 2:48
   ┣本じゃありませんが…メチャ面白い!  キタキツネ 05/11/23(水) 19:24
   ┃  ┗Re(1):本じゃありませんが…メチャ面白い!  レモン 05/11/23(水) 22:18
   ┣Re(1):本の紹介のスレッド  ギアえもん 05/11/23(水) 23:37
   ┣全国憲法研究会編『憲法改正問題』  ぎみゆら 05/11/29(火) 17:00
   ┣Re(1):本の紹介のスレッド  キタキツネ 05/12/1(木) 19:57
   ┃  ┗小杉健治『灰の男』  ぎみゆら 05/12/2(金) 12:02
   ┃     ┗Re(1):小杉健治『灰の男』  キタキツネ 05/12/2(金) 14:24
   ┃        ┗Re(2):小杉健治『灰の男』  ぎみゆら 05/12/5(月) 8:06
   ┣『靖国問題』(ちくま新書)  珠 05/12/4(日) 1:03
   ┃  ┗高橋哲哉『国家と犠牲』  ぎみゆら 05/12/5(月) 19:14
   ┗Re(1):本の紹介のスレッド  MNG 05/12/5(月) 17:44

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 本の紹介のスレッド
 ■名前 : 珠
 ■日付 : 05/11/12(土) 13:58
 -------------------------------------------------------------------------
   100冊の本のスレッドも沈んでしまったので、立てます。皆さんのお勧めしたい本をご紹介下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : バグダッド・バーニング  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/12(土) 14:28  -------------------------------------------------------------------------
   この本を紹介したかったのです。
『バグダッド・バーニング』イラク女性の占領下日記
リバーベンド著 リバーベンド・プロジェクト訳 定価:1,575円(税込)

国際ルポルタージュ文学賞「ユリシーズ賞」を受賞した本です。 書いたのはリバーベンドという女性。匿名です。イラクの日常が、淡々と綴られています。ぜひ、下のホームページを開けて読んでみて下さい。
http://www.geocities.jp/riverbendblog/

私はイラク情勢ニュースをメールで送って頂いていて、
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
そこでリバーベンドのルポを読んでいたのですが、それが本になってとても嬉しく思っています。読みやすいので、ぜひお読み頂けたらと願っています。

◇感想が紹介されています。
 http://www.d7.dion.ne.jp/~anneh/bagdad.html

---------------------------
下記は、いずれもほぼ同じ。本屋の『バグダッド・バーニング』の紹介です。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31398153
http://item.rakuten.co.jp/book/1687939/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901006754/250-7180787-3483401
http://www.artone.co.jp/books/076_1.html
 (これらのページからネットで注文もできます)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  ■名前 : 笹井明子  ■日付 : 05/11/12(土) 16:19  ■Web : http://www.geocities.jp/rojinto_goken/  -------------------------------------------------------------------------
   「市民立憲への憲法思考 改憲・護憲の壁をこえて」(松下圭一著・(株)生活社・840円)

今こちらの掲示板で活発に行われている「憲法論議」の中でも、時々「立憲」という言葉が出てきます。自民党の「新憲法草案」を「否」とする人(私も含め)は、意識的か無意識的かに拘らず、「立憲主義」の視点から「自民党案」を検証し、「国家統治型」色彩の強い「草案」に、違和感と警戒感を抱いている、という言い方もできます。

「市民立憲」の立場で、政治学的に憲法論議を解き明かすこの本は、余り分かり易いとは言えませんが、これまで憲法について真剣に考えてきて、自分の感じていることを体系的に捉え直したいと思うとき、とても参考になると思います。

ちなみに、本の著者も参加している「市民立憲フォーラム」というチームのHP上に、「憲法を考えるための用語集」という下記サイトがあり、こちらは、「憲法」や「国家」、「自衛権」などの考え方が、わかり易く整理されています。
http://www.citizens-i.org/kenpo/yougo.html

本の購入は、ファックスかEメールにて。
ファックス:03−3263−9175
Eメール:civics@seikatsusha.com

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/12(土) 17:41  -------------------------------------------------------------------------
   ▼笹井明子さん:
 ご無沙汰してます。
 私は ”今こそ解りにくい憲法をやろう”とおもってんですけどね。
 なるべく教えないようにすりゃ あるいは わかんないようにすりゃ
 あいつら  ほんとは とっても いいことやってんじゃ ないの?
 と言い出すんじゃないのですか。みんなも。
 難解日本国憲法・老人党版ってのは 珠さんはじめ
  まじめなひとたちからの憤懣ものですかね。


>「市民立憲への憲法思考 改憲・護憲の壁をこえて」(松下圭一著・(株)生活社・840円)
>
>今こちらの掲示板で活発に行われている「憲法論議」の中でも、時々「立憲」という言葉が出てきます。自民党の「新憲法草案」を「否」とする人(私も含め)は、意識的か無意識的かに拘らず、「立憲主義」の視点から「自民党案」を検証し、「国家統治型」色彩の強い「草案」に、違和感と警戒感を抱いている、という言い方もできます。
>
>「市民立憲」の立場で、政治学的に憲法論議を解き明かすこの本は、余り分かり易いとは言えませんが、これまで憲法について真剣に考えてきて、自分の感じていることを体系的に捉え直したいと思うとき、とても参考になると思います。
>
>ちなみに、本の著者も参加している「市民立憲フォーラム」というチームのHP上に、「憲法を考えるための用語集」という下記サイトがあり、こちらは、「憲法」や「国家」、「自衛権」などの考え方が、わかり易く整理されています。
>http://www.citizens-i.org/kenpo/yougo.html
>
>本の購入は、ファックスかEメールにて。
>ファックス:03−3263−9175
>Eメール:civics@seikatsusha.com

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  ■名前 : 笹井明子  ■日付 : 05/11/12(土) 18:36  ■Web : http://www.geocities.jp/rojinto_goken/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼k・satouさん:

今晩は。ご無沙汰って言うほどご無沙汰でもないような気もしますが、、、。

今回は、戦争を知っている人たちに焼きついた「戦争は国民を不幸にする」「戦争をしたがる人は国民を騙す」という感覚を、戦争を知らない若い人が理解するひとつの方法として、体系化された考え方に出会うのも有効かな、と思ってご紹介してみました。

この本も、分かり易いって言えば分かり易い、難解っていえば難解。「k・satou作戦」から考えると微妙なところです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):「市民立憲への憲法思考」(松下圭一著)  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/12(土) 19:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼笹井明子さん:
三日みぬまの桜かな といい ご無沙汰そのものです。
 今 狩野亨吉遺文集の中の”天津教古文書の批判” てのに はまってまして
   あれで 現代憲法を書こう と どうせみんな わかんないから
   きっと いいことが書いてあるに ちがいない。
   きっと 自分たちだけ いい思いをしようとするにちがいない。
  と案外みんなが注目するかと
   それとも 暗号にしてみるのもいいかとも。乱数表も面白いし。

貴方の 地道なご努力には 頭がさがります。


>▼k・satouさん:
>
>今晩は。ご無沙汰って言うほどご無沙汰でもないような気もしますが、、、。
>
>今回は、戦争を知っている人たちに焼きついた「戦争は国民を不幸にする」「戦争をしたがる人は国民を騙す」という感覚を、戦争を知らない若い人が理解するひとつの方法として、体系化された考え方に出会うのも有効かな、と思ってご紹介してみました。
>
>この本も、分かり易いって言えば分かり易い、難解っていえば難解。「k・satou作戦」から考えると微妙なところです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/11/12(土) 21:36  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:お晩です。おじゃまいたします。

>100冊の本のスレッドも沈んでしまったので、立てます。皆さんのお勧めしたい本をご紹介下さい。

沈んだ本一覧への検索リンクなどは付けられないのでしょうか。
過去スレッドを見ましたが見出せませんでした。(目のせいかも)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 未来を作る百冊の本  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/12(土) 22:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しまったk2さん:ぎみゆらさんの投稿です。
■老人党「未来をつくる百冊の本」5 ぎみゆら 05/4/17(日) 0:04
 -------------------------------------------------------------------------
<<< 現在、以下の66点をリストアップしています >>>
*** 老人党「未来をつくる百冊の本」(1) ***(中間まとめ 1-1、現在66点)

〜〜〜 平和をつくり続けるために 〜〜〜
『平和へ』キャサリン・スコールズ、岩崎書店
『それでも私は戦争に反対します。』日本ペンクラブ編、平凡社
『非戦』坂本龍一監修、幻冬舎
『となり町戦争』三崎亜記、集英社
『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス
『茶色の朝』フランク・パヴロフ、大月書店
『反戦の手紙』ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版
『人道的介入』最上敏樹、岩波新書

〜〜〜 日本の戦争を忘れない 〜〜〜
『語り継がれる戦争の歴史』三枝義浩、講談社漫画文庫
『広島・長崎 原子爆弾の記録 2001年版』平和のアトリエ
『原子爆弾の記録 ヒロシマ・ナガサキ』三省堂
『夕凪の街 桜の国』こうの史代、双葉社
『東京が燃えた日ー戦争と中学生ー』早乙女勝元、岩波ジュニア新書
『野火』大岡昇平、新潮文庫
『アメリカひじき・火垂るの墓』野坂昭如、新潮文庫
『沖縄 戦争と平和』大田昌秀、朝日文庫
『昭和史』半藤一利、平凡社
※『真空地帯』野間宏、新潮文庫、講談社文庫、等

〜〜〜 世界の戦争を見つめて 〜〜〜
『ぼくの見た戦争 2003年イラク』高橋邦典、ポプラ社
『私たちはいま、イラクにいます』S.アルデブロン、講談社
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』A.ネルソン、講談社
※『反戦の原理』ジャン-ポール・サルトル、弘文堂

〜〜〜 憲法のことをもっと知りたい 〜〜〜
『日本国憲法』童話屋
『あたらしい憲法のはなし』童話屋
『憲法九条、いまこそ旬』九条の会呼びかけ人、岩波ブックレット
『もしも憲法9条が変えられてしまったら』別冊世界、岩波書店
『憲法読本 第3版』杉原泰雄、岩波ジュニア新書
『憲法なんて知らないよ』池澤夏樹、集英社
『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ・ゴードン、柏書房
※『いかそう日本国憲法』奥平康弘、岩波ジュニア新書

〜〜〜 自立して生きるということ 〜〜〜
『満月をまって』メアリー・リン・レイ、あすなろ書房
『一銭五厘の旗』花森安治、暮らしの手帖社
『倚りかからず』茨木のり子、筑摩書房
『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ、JULA出版局
『問いつづけてー教育とは何だろう』林竹二、径書房
※『権力と笑のはざ間で』飯沢匡、青土社

(※印の本は、現在新規入手が難しいので、図書館、古書店等で)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):未来を作る百冊の本 続き  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/12(土) 23:22  -------------------------------------------------------------------------
   *このスレッドの趣旨 ぎみゆら 05/4/17(日) 0:07
老人党「未来をつくる百冊の本」《本スレッドの趣旨》
  ●老人党の目的をすすめるために、役立つ本
  ●多くの人に、広くすすめれらる本
  ●いまさほど困難なく、手に入れたり、読んだりできる本
みなさんのご推薦、ご提案によって、上の三つの目安にかなうような本を集めて、リストアップしてみましょう、というスレッドです。「こんな本はどうだろう」と思いつくものがあれば、とりあえず、書いてみてください。最近読んで面白かったものでも、どこかで評判を聞いたというものでも。勝手ながら、いちおう私のほうで、選定、分類、とりまとめをやってみますので。

また、すでにリストに上がっている本について、感想や、データ等の間違いなど、気がついたことがあれば、何でも聞かせてください。引き続き、息長く、よろしくお願いいたします。
-----------------------------------
このあとに皆さんから推薦された本のリストです。ぎみゆらさんが100册の本にくわえられたかどうか未確認です。

◇『アメリカインディアンの教え 改訂版』(加藤諦三著、扶桑社、2000年)
http://www.bk1.co.jp/product/1923666

◇『11の約束 えほん教育基本法』(伊藤美好・池田香代子著、沢田としき絵、ほるぷ出版、2005年)
ほるぷ出版 http://www.holp-pub.co.jp/ 本の紹介 http://smile.hippy.jp/ehon11/

◇『大阪力』(丹波元著、PHP出版、2005年)
http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php?select=4-569-66337-0

◇『かんがえるカエルくん』(いわむらかずお著、福音館書店、1996年)
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.jsp?goods_id=942

◇『ヴェトナム戦場の殺人』(デイヴィッド・K・ハーフォード著、扶桑社ミステリー文庫、2002年)
http://www.fusosha.co.jp/senden/2002/03442X.html

◇水木しげるの戦記漫画

◇『ぼくもいくさに征くのだけれど』(稲泉連著、中央公論新社、2004年)大宅壮一ノンフィクション賞
http://www.chuko.co.jp/new/2004/07/003554.html
http://www.bunshun.co.jp/award/ohya/
「日本よ/オレの国よ/オレにはお前が見えない」と戦争の行く末を案じた「日本が見えない」という詩を残して23歳で戦死した詩人 竹内浩三について描かれた作品

◇『憲法なんて知らないよ』(池澤夏樹著、集英社文庫、2005年)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-747814-9&mode=1

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):未来を作る百冊の本 続き2  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/12(土) 23:23  -------------------------------------------------------------------------
   ◇『11の約束 えほん教育基本法』(伊藤美好、池田香代子著、ほるぷ出版、2005年)
http://www.holp-pub.co.jp/
http://smile.hippy.jp/ehon11/

◇『鎖国してはならない』(大江健三郎著、講談社、2001年)
http://www.bk1.co.jp/product/2098187
◇『鎖国してはならない』(大江健三郎著、講談社文庫、2004年)
http://www.bk1.co.jp/product/2506665

◇『みんなの憲法二四条』(福島みずほ編、明石書店、2005年) ベアテ・シロタ・ゴードンさん、樋口恵子さん、斎藤貴男さん、君島東彦さん他、多数の方々による憲法二四条への思い
http://www.akashi.co.jp/menue/books/2110/main.htm

◇『ベトナム戦争』(松岡完著、中公新書、2001年) アメリカ、ベトナム両国の当時の内情まで掘り下げ、ベトナム戦争とは何であったのかを多角的に探る試み

◇『15歳のナガサキ原爆』(渡辺浩著、岩波ジュニア新書、2002年)昭和5年生まれ、県立長崎中学校の3年生で長崎原爆に被爆した、ご自身と、学友数人の体験
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/toku/0211/500416.html

◇『ナガサキは語りつぐ 長崎原爆戦災誌』(長崎市編、長崎国際文化会館監修、岩波書店、1991年)

◇『新しい哲学を語る』(梅原猛、稲森和夫著、PHP文庫、2005年)
http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php?select=4-569-66364-8

◇「戒老録 自らの救いのために」 曽野 綾子著 祥伝社刊

※◇『戦後日本の設計者』(ヒュー・ボートン著、朝日新聞社、1998年)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9971161389
続きです。

◇『僕たちの戦争』(荻原浩著、双葉社、2004年)
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20041108bk01.htm

◇『悲しい本 SAD BOOK』(マイケル・ローゼン作、谷川俊太郎訳、あかね書房)
http://www.akaneshobo.co.jp/chumoku/index4-251-00941-X.html

◇『娘たちと話す 左翼ってなに?』(アンリ・ウェルベール、現代企画室、2004年)
フランスの穏健な社会主義者である著者が、10代の娘たちとの対話という形で「左翼」「右翼」とは何かを述べたもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4773802154/qid%3D1121265034/249-0062334-2952304

(※印の本は、現在新規入手が難しいので、図書館、古書店等で)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):未来を作る百冊の本 続き2  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/15(火) 1:22  -------------------------------------------------------------------------
   珠さんへ

こんばんは。
いつもお世話になっております。
ようやく掲示板書き込みにも慣れて来ました。

あのー、本の紹介を見ていたら、以前私が不適切な紹介をしてしまった、その本が・・・。
本には罪はありませんので、どうぞ読む方のご判断でよろしくお願いいたします。

個人的には、沢村貞子さんの本なども、老いる前に読んでおいてよかったと思っています。これも女性向きです。

女性掲示板向きの話題で、失礼しました。
私は老若男女でにぎやかな総合掲示板の方が、荒っぽいところもありますが楽しいのです。
女性同士の会話もいいのですが、男性が覗いているのが落ち着きません。のぞき見されなければよいのですけれど・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):未来を作る百冊の本  ■名前 : k・satou <cbl13464@nifty.com>  ■日付 : 05/11/13(日) 8:39  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:
こんなに あげていただいたのに いままで読んだのはひとつだけ。
 茨木のり子さんのだけってのも 寂しいかぎりです。

 読まなくちゃ ダメ? そりゃ読んだほうがいいにはチガイないけど。
 この一冊てのにしてくれませんか。
  面倒だし 第一眼が疲れますので。個人的事情で申し訳ありません。  


>▼しまったk2さん:ぎみゆらさんの投稿です。
>■老人党「未来をつくる百冊の本」5 ぎみゆら 05/4/17(日) 0:04
> -------------------------------------------------------------------------
><<< 現在、以下の66点をリストアップしています >>>
>*** 老人党「未来をつくる百冊の本」(1) ***(中間まとめ 1-1、現在66点)
>
>〜〜〜 平和をつくり続けるために 〜〜〜
>『平和へ』キャサリン・スコールズ、岩崎書店
>『それでも私は戦争に反対します。』日本ペンクラブ編、平凡社
>『非戦』坂本龍一監修、幻冬舎
>『となり町戦争』三崎亜記、集英社
>『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス
>『茶色の朝』フランク・パヴロフ、大月書店
>『反戦の手紙』ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版
>『人道的介入』最上敏樹、岩波新書
>
>〜〜〜 日本の戦争を忘れない 〜〜〜
>『語り継がれる戦争の歴史』三枝義浩、講談社漫画文庫
>『広島・長崎 原子爆弾の記録 2001年版』平和のアトリエ
>『原子爆弾の記録 ヒロシマ・ナガサキ』三省堂
>『夕凪の街 桜の国』こうの史代、双葉社
>『東京が燃えた日ー戦争と中学生ー』早乙女勝元、岩波ジュニア新書
>『野火』大岡昇平、新潮文庫
>『アメリカひじき・火垂るの墓』野坂昭如、新潮文庫
>『沖縄 戦争と平和』大田昌秀、朝日文庫
>『昭和史』半藤一利、平凡社
> ※『真空地帯』野間宏、新潮文庫、講談社文庫、等
>
>〜〜〜 世界の戦争を見つめて 〜〜〜
>『ぼくの見た戦争 2003年イラク』高橋邦典、ポプラ社
>『私たちはいま、イラクにいます』S.アルデブロン、講談社
>『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』A.ネルソン、講談社
> ※『反戦の原理』ジャン-ポール・サルトル、弘文堂
>
> 〜〜〜 憲法のことをもっと知りたい 〜〜〜
>『日本国憲法』童話屋
>『あたらしい憲法のはなし』童話屋
>『憲法九条、いまこそ旬』九条の会呼びかけ人、岩波ブックレット
>『もしも憲法9条が変えられてしまったら』別冊世界、岩波書店
>『憲法読本 第3版』杉原泰雄、岩波ジュニア新書
>『憲法なんて知らないよ』池澤夏樹、集英社
>『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ・ゴードン、柏書房
>※『いかそう日本国憲法』奥平康弘、岩波ジュニア新書
>
>〜〜〜 自立して生きるということ 〜〜〜
>『満月をまって』メアリー・リン・レイ、あすなろ書房
>『一銭五厘の旗』花森安治、暮らしの手帖社
>『倚りかからず』茨木のり子、筑摩書房
>『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ、JULA出版局
>『問いつづけてー教育とは何だろう』林竹二、径書房
> ※『権力と笑のはざ間で』飯沢匡、青土社
>
>(※印の本は、現在新規入手が難しいので、図書館、古書店等で)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : あたらしい憲法のはなし  ■名前 : BadBloke <v_badbloke@yahoo.co.uk>  ■日付 : 05/11/13(日) 10:24  -------------------------------------------------------------------------
   童話屋の『あたらしい憲法のはなし』は、中学1年生用の社会科教科書として文部省が作成した本の復刊でしたね。この教科書は短命でした。1947年から教科書として使われ始めたのですが、1950年には副読本に格下げされ、翌年にはまったく使用されなくなりました。短くも美しく燃えたのです。1950年に警察予備隊が創設され、52年には保安隊、そしてついに54年には自衛隊。新しい憲法の精神は、権力にとって邪魔だったのでしょう。

渡辺洋三氏が、1970年代の終わりに、教科書(中学校の「公民」と高等学校の「現代社会」)の執筆に関係した経験から、次のような感想を述べています。

この2つの検定をとおして、教科書というものが、いかにときの政治情勢に直接に左右されるものであるかということを私は身にしみて痛感した。(岩波新書『現代日本社会と民主主義』)

渡辺氏によると、「検定は、憲法の精神をなるべく教えないように圧力をかけている」そうで、「旧憲法と現行憲法との差異はあまりないことを印象づけるよう書き直せ」ということまで要求されたそうです。

ぼくは「あたらしい憲法のはなし」よりもかなりあとの世代です。学校から憲法の精神を伝授された記憶はございません。はなはだ遺憾に存じます。総理、ぜひとも適切な判断を。未来の日本と世界のために。

中学生時代、学校で「あたらしい憲法のはなし」を学んだ人たちには、総理や文科省役人たち以上に、日本の未来をつくる大きな力があると、ぼくは信じています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):未来を作る百冊の本  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/11/13(日) 22:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珠さん:

感謝します。コピーさせてもらいます。

>▼しまったk2さん:ぎみゆらさんの投稿です。
>■老人党「未来をつくる百冊の本」5 ぎみゆら 05/4/17(日) 0:04
> -------------------------------------------------------------------------
><<< 現在、以下の66点をリストアップしています >>>
>*** 老人党「未来をつくる百冊の本」(1) ***(中間まとめ 1-1、現在66点)
>
>〜〜〜 平和をつくり続けるために 〜〜〜
>『平和へ』キャサリン・スコールズ、岩崎書店
>『それでも私は戦争に反対します。』日本ペンクラブ編、平凡社
>『非戦』坂本龍一監修、幻冬舎
>『となり町戦争』三崎亜記、集英社
>『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと、マガジンハウス
>『茶色の朝』フランク・パヴロフ、大月書店
>『反戦の手紙』ティツィアーノ・テルツァーニ、WAVE出版
>『人道的介入』最上敏樹、岩波新書
>
>〜〜〜 日本の戦争を忘れない 〜〜〜
>『語り継がれる戦争の歴史』三枝義浩、講談社漫画文庫
>『広島・長崎 原子爆弾の記録 2001年版』平和のアトリエ
>『原子爆弾の記録 ヒロシマ・ナガサキ』三省堂
>『夕凪の街 桜の国』こうの史代、双葉社
>『東京が燃えた日ー戦争と中学生ー』早乙女勝元、岩波ジュニア新書
>『野火』大岡昇平、新潮文庫
>『アメリカひじき・火垂るの墓』野坂昭如、新潮文庫
>『沖縄 戦争と平和』大田昌秀、朝日文庫
>『昭和史』半藤一利、平凡社
> ※『真空地帯』野間宏、新潮文庫、講談社文庫、等
>
>〜〜〜 世界の戦争を見つめて 〜〜〜
>『ぼくの見た戦争 2003年イラク』高橋邦典、ポプラ社
>『私たちはいま、イラクにいます』S.アルデブロン、講談社
>『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』A.ネルソン、講談社
> ※『反戦の原理』ジャン-ポール・サルトル、弘文堂
>
> 〜〜〜 憲法のことをもっと知りたい 〜〜〜
>『日本国憲法』童話屋
>『あたらしい憲法のはなし』童話屋
>『憲法九条、いまこそ旬』九条の会呼びかけ人、岩波ブックレット
>『もしも憲法9条が変えられてしまったら』別冊世界、岩波書店
>『憲法読本 第3版』杉原泰雄、岩波ジュニア新書
>『憲法なんて知らないよ』池澤夏樹、集英社
>『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ・ゴードン、柏書房
>※『いかそう日本国憲法』奥平康弘、岩波ジュニア新書
>
>〜〜〜 自立して生きるということ 〜〜〜
>『満月をまって』メアリー・リン・レイ、あすなろ書房
>『一銭五厘の旗』花森安治、暮らしの手帖社
>『倚りかからず』茨木のり子、筑摩書房
>『わたしと小鳥とすずと』金子みすゞ、JULA出版局
>『問いつづけてー教育とは何だろう』林竹二、径書房
> ※『権力と笑のはざ間で』飯沢匡、青土社
>
>(※印の本は、現在新規入手が難しいので、図書館、古書店等で)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 未来を作る百冊の本2(後半です)  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/11/15(火) 0:59  -------------------------------------------------------------------------
   あら大変、続きを書込んだつもりで、抜かしてました。フリーズしたセイらしい。
ぎみゆらさんが纏めて下さっていた100册の本の続きです。


  *** 老人党「未来をつくる百冊の本」(2) ***
                 (中間まとめ 1-2、現在66点)
〜〜〜 生命と共生のために 〜〜〜
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン、新潮社
『ケン・ジョセフの世界どこでも日本緊急援助隊』徳間書店
『自治体の言語サービス』河原俊昭編著、春風社
『愛と怒り 闘う勇気』松井やより、岩波書店
※『にあんちゃん』安本末子、ちくま少年文庫、講談社文庫、等

〜〜〜 現代社会を見抜く視点 〜〜〜
『希望格差社会』山田昌弘、筑摩書房
『機会不平等』斎藤貴男、文春文庫
『「うそつき病」がはびこるアメリカ』D.カラハン、NHK出版
『国家の役割とは何か』櫻田淳、ちくま新書
『住民投票ー観客民主主義を超えてー』今井一、岩波新書
『日本マスコミ「臆病」の構造』B.フルフォード、宝島社
『創価学会』島田裕巳、新潮新書
『市場原理が医療を亡ぼす』李啓充、医学書院
『モダンガール論』斎藤美奈子、文春文庫
『少年にわが子を殺された親たち』黒沼克史、草思社

〜〜〜 「老い」を学ぶ 〜〜〜
『大往生』永六輔、岩波新書
『老いる準備』上野千鶴子、学陽書房

〜〜〜 物語で振り返る「日本」 〜〜〜
『橋のない川』住井すゑ、新潮文庫(1〜7)
『人間の條件』五味川純平、岩波現代文庫(上中下)
『永遠の都』加賀乙彦、新潮文庫(1〜7)
『東京セブンローズ』井上ひさし、文春文庫(上下)
『静かな大地』池澤夏樹、朝日新聞社
『蝦夷地別件』船戸与一、新潮文庫(上中下)
『シェエラザード』浅田次郎、講談社文庫(上下)

〜〜〜 老人党提案者なだいなださんの本 〜〜〜
『老人党宣言』なだいなだ、筑摩書房
『権威と権力』なだいなだ、岩波新書
『民族という名の宗教』なだいなだ、岩波新書
『神、この人間的なもの』なだいなだ、岩波新書
『TN君の伝記』なだいなだ、福音館文庫
※『おっちょこちょ医』なだいなだ、集英社文庫

(※印の本は、現在新規入手が難しいので、図書館、古書店等で)

これに最近のなださんのご本を足しておきます。
『心の底に見えたもの』 精神科医師としての書き下ろし。最近刊です。この本は以前の
『心の底をのぞいたら』 と、セットでお読み頂けたらと思います。

『人間、とりあえず主義』 『ちくま』の連載を纏めたもの。ピリッとエスプリとユーモアが。
 
『専門馬鹿と馬鹿専門』  『婦人之友』の連載を纏めたもの。政治的、時事的な問題をとりあげたエッセイ集。読者に「目からうろこが落ちたよう」と言わしめた連載。(このエッセイ集が気に入った方には、これ以前の連載を纏めた『つむじ先生の処方箋』(五月書房)も、お勧めします)

『くるいきちがい考』 この本は、自分は正常だと思っていらっしゃる方にこそお勧めしたい本です。異常との線は何処に引くの? そこに差別が潜むことを……。

『信じることと疑うことと』 ご自分のものの見方を検証したい方に。

以上の出版社は筑摩書房です。

もう上げられていますが、池沢夏樹『憲法なんて知らないよ』にはなだいなださんが後書きをかいていらっしゃいます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : *本のスレッドについて  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/11/13(日) 10:26  -------------------------------------------------------------------------
   珠さん、みなさん、こんにちは。


「未来をつくる百冊の本」スレッドについて、私が長らく放置した
まま、現在にいたっています。

これからどうしようかと、私なりに考えていたことも、あるには
あるのですが、具体的には何もしないまま一日延ばしにしてしまい
ました。ご心配、ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。

そのような現状をふまえたうえで、以下二点、ご提案とお知らせを
差し上げます。

◆ この「本の紹介スレッド」は、たいへんよいお考えですね。◆
◆ どうかこのままお続けになっていただきたいと思います。 ◆

 私もすぐに思いつく本が数冊ありますので、近々書き込みたいと
 思っています。

 あまり難しく考えることなく、みなさんにすすめたい本、読んで
 面白かった本、感想が聞きたい本などについて、知らせあうという
 だけで十分値打ちがあるし、素敵なことなんじゃないでしょうか。

◆「未来をつくる百冊の本」については、この機会に別途、 ◆
◆ 新しいスレッドを立てます。             ◆

 とりあえず、これまでやってきたことを再度ご紹介し(過去ログ
 など)、振り返り、今後の続け方を考えたいと思います。

──今日明日はあまり時間がないのですが、今週の半ばあたりには、
少し余裕ができそうなので、なんとか次の動きをするつもりです。

とくにここしばらく、個人的事情もあり、しばしば立ち止まったり、
居眠りしたり、姿が見えなくなったりして恐縮ですが、それでもまた
いずれ目を覚ましますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 岩波ブックレット『憲法九条、未来をひらく』  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/11/13(日) 12:17  -------------------------------------------------------------------------
   私からも、取り急ぎ一冊ご紹介。ちょうどたったいまネット書店から
届いた本ところで、まだ読んでないんですが。(笑)

 ◆『憲法九条、未来をひらく』(岩波ブックレット、2005年)
  http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/9/0093640.html

7月30日に開催され、老人党からも多くの方々が参加した「九条の会
有明講演会」における、九条の会よびかけ人の方々の講演をまとめた
ものです。

三木睦子、鶴見俊輔、小田実、奥平康弘、大江健三郎、井上ひさし。
当日参加できなかった加藤周一、澤地久枝は書き下ろしメッセージ。
梅原猛は昨年インタビューの加筆再構成原稿が寄せています。

有明講演会に参加し、みなさんのお話をもう一度読み直してみたい
という方。参加できなかったのでぜひ読みたいという方。どちらにも
ためらいなくおすすめできる、手軽で、充実した内容の一冊です。

なお、多くの方がすでにご存じと思いますが、昨年の「九条の会
発足記念講演会」の講演記録をまとめた下記の本も、この機会に
あらためて、あわせてご紹介しておきます。

 ◆『憲法九条、いまこそ旬』(岩波ブックレット、2004年)
  http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/8/0093390.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : JS  ■日付 : 05/11/14(月) 13:56  -------------------------------------------------------------------------
   亡国 民衆狂乱「小泉ええじゃないか」
平野貞夫/著、 展望社 (2005/11)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9980121831

『自民党圧勝は60年周期で日本人が狂乱したのだ。これ以上小泉に踊らされてはならない!』とあります。議会政治を踏みにじる亡国の暴挙の全てを書いたそうです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/15(火) 9:33  -------------------------------------------------------------------------
     なだファンを自認する珠さんが、いずれ紹介してくれるだろうと思って黙ってみていましたが、老人党の提唱者なださんの著書がこの中に入っていないのは、何と言っても寂しい……。

 「ご意見拝聴」にも、いろいろ上がっておりますが、どれを読んでも、読みやすくて平易な文体で教えられることが多いです。私が勝手に次のように紹介しますので、検討の上入れてください。

 1.心の底をのぞいたら  文庫 (1992/01) 筑摩書房
 2.専門馬鹿と馬鹿専門――つむじ先生の教育論  
   単行本 (2005/04) 筑摩書房
 3.信じることと、疑うことと  文庫 (1996/05) 筑摩書房
 4.TN君の伝記  福音館書店

 5.神、この人間的なもの―宗教をめぐる精神科医の対話  
   新書 岩波書店
 6.いじめを考える   新書 (1996/06) 岩波書店
 7.権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 
   新書 (1974/01) 岩波書店
 8.民族という名の宗教――人をまとめる原理・排除する原理
   新書 (1992/01) 岩波書店

 9.だれだって悩んだ  ちくまプリマーブックス (1)
   なだ いなだ (著), 工藤 直子 (著) 単行本 (1987/02) 筑摩書房
10.親子って何だろう  ちくま文庫 (1993/08) 筑摩書房


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : なだいなださんの著書について  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/11/16(水) 13:48  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、お久しぶりです。


なだいなださんの著書をたくさん紹介していただき、ありがとう
ございます。今年3月に「未来をつくる百冊の本 中間まとめ」
として66冊をリストアップした際にも、6冊取り上げています。

未来をつくる百冊の本 中間まとめ(過去ログより)
〈1-1〉http://s6410.sakura.ne.jp/log/bbs_sougou/tree_2706.htm#47108
〈1-2〉http://s6410.sakura.ne.jp/log/bbs_sougou/tree_2706.htm#47109

珠さんもいくつか書き込んでくださいましたが、こうして見ると、
なださんというのはたいへん多作な執筆家ですね。

印象深かった作品、みなさんにとくにおすすめしたいものなどが
あれば、ご感想やおすすめのポイントなど、いつかお書きになって
いただけると、たいへんうれしく思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):未来をつくる百冊の本  ■名前 : 悠々  ■日付 : 05/12/10(土) 19:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
 ご参考まで。
『悩む力 べてるの家の人びと』斉藤道雄、みすず書房
 十数年前、滞在地でハンディキャップをもった子どもたちの学校が
 ボランティアの事始でした。そこではありのままでいられることが
 なぜかいつも新鮮でした。この本を読んで、あの時期の自分の気持ちに
 重なる場面が何度も出てまいりました。

 精神障害を抱えた人びとの家べてる。「・・けっして「だれも排除しない」と
 いう原則である。落ちこぼれをつくらないという生き方である。・・お互いに
 もうこれ以上落ちこぼれない人々の集まりが、弱さをきずなにつながり、
 けっして排除することなくまた排除されることもない人間関係を生きてきた
 とき、そこにあらわれたのは無窮の平等性ともいえる人間関係だった」

 さっき、友人が来てくれた折に「久しぶりに気持ちに適う本を読んだのよ」と
 早速紹介しましたら、もう読破済みでした。いくつものを共感するものを
 さりげない部分で確認しつつ、彼女に出会った幸せもあります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : なだいなださんの著書  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/12/4(日) 2:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
>老人党の提唱者なださんの著書がこの中に入っていないのは、何と言っても寂しい……。

高橋哲哉さんの『靖国問題』のご紹介をした時に、お返事もしてないことに気づきました。今頃になってごめんなさい。

ずっと以前に紹介したものに、今回加えて、全部で10册ばかりご紹介してあります。お見落としと思いますのでURLを記しておきます。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=66234;id=sougou#66443

ご紹介したもの以外にも、芥川賞候補になった小説(小説も、若き日のなださんらしく、とてもいいですよ)も、自分の娘さん達に向けて書いたエッセイも、子供向けの本なども、たくさんありますので、他の皆さんもどうぞ、検索してみて下さいね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 本じゃありませんが…メチャ面白い!  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/11/23(水) 19:24  -------------------------------------------------------------------------
    本じゃありませんが、「火垂るの墓」の作家・野坂昭如のオフィシャルホームページが面白いです。空襲で妹を亡くし、その贖罪の意味で「火垂るの墓」を書いたとか……。
 また、「たけしのTVタックル」や、「朝まで生テレビ」のエピソードから、テロ、天皇制、農業問題から、ごみだし、いじめの対策まで話題も多彩なら、視点も縦横自在で、全て本人が書いています。
 なお、残念ながら現在は脳梗塞の後遺症でリハビリ中のようです。

  ぜひ覗いて見てください。
 http://nosakaakiyuki.com/

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本じゃありませんが…メチャ面白い!  ■名前 : レモン  ■日付 : 05/11/23(水) 22:18  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん

偶然ですが、私も一昨日見つけてお気に入りにファイルしました。
他にも書きましたが、「おもちゃのチャチャチャ」から見つけて、「蛍の墓」の作者であることも、知りました。

「蛍の墓」はアニメで見ましたが、まだ原作を読む勇気はないのです。あまりにも悲しくて・・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : ギアえもん  ■日付 : 05/11/23(水) 23:37  -------------------------------------------------------------------------
   神との対話 全3巻

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 全国憲法研究会編『憲法改正問題』  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/11/29(火) 17:00  -------------------------------------------------------------------------
   イベントのスレッドに書き込みましたが、11/27(日)に、九条の会
シンポジウム「自民党改憲案は日本をどこに導くか」に参加して
きました。
http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=67327;id=sougou

その講師のお一人、山内敏弘氏のお話のなかで、いま憲法改正の
問題をよく考えたい人のために、読んでほしい一冊ということで、
以下の本のご紹介がありました。

◆全国憲法研究会編『憲法改正問題』
 (日本評論社、2005年、法律時報増刊)
https://sslserver.sbs-serv.net/nippyo/books/bookinfo.asp?No=2596

全国憲法研究会は、名前のとおり憲法研究者の集まりで、山内氏も
そのメンバーの一人ということでご紹介がありましたので、こちらに
書き込みます。

B5判500ページ近くというたいへん分厚い本ながら、いまのところ
好評で、売れ行き順調なんだそうです。

以上、お知らせいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/12/1(木) 19:57  -------------------------------------------------------------------------
    ぎみゆらさん

 こんばんは。
 私は大の読書好きです。速読で乱読。ジャンルを問いません。ただひたすら面白いものを読むだけで、気に入った作家を追いかける癖があります。

 息子から奨められて、今書評を書いておりますが、纏まったところでメールで息子に送っています。
 
 さて、前置きが長くなりましたが、最近読んだ本で、小杉健治の「灰の男」というのがありますが、ぎみゆらさんはお読みなりましたか?
 歴史ミステリーなのですが、東京大空襲を題材にしたものです。
 ぎみゆらさんのお父上は、長崎の原爆被爆者と伺っておりますが、もし、お読みなっていなければ、ぜひ読んで感想などお聞きしたいものです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 小杉健治『灰の男』  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/12/2(金) 12:02  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、こんにちは。


◆『灰の男』(小杉健治著、講談社文庫、2004年)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2739704

とても面白そうな本ですね。文庫になっていますし、また近所の
図書館にもあるようですので、いずれ読んでみたいと思います。

東京大空襲にも、それこそいろんなエピソードがあるようですが、
広島、長崎とはまた違った、なんとも言い難い切なさがあるように
感じます。私もまだまだ、知らないことばかりですので、お知らせ、
とても感謝しています。どうもありがとうございます。

書評というのは、たしかにいい方法だと思います。主観としての
ご自分の感想と、紹介という意味での客観を、バランスよく書いて
いかなければなりませんので、なんというか、文章力がとても鍛え
られそうな気がします。

別スレッドへのエール、ありがとうございます。ああいうことは、
一対一でやるものだと思っていますし、もうそんなに長く続ける
気もありませんが、やはり、ずいぶん救われた気持ちになりました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小杉健治『灰の男』  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/12/2(金) 14:24  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん こんにちは。

 レス読んでいただけたようで、さっそくの返信ありがとうございます。
 これは歴史・戦争物ですが、一応ミステリーなので、このような公開の掲示板ですので、詳しい書評はマナーとして差し控えますが、少しだけ感想を述べさせてください。

  著者は東京下町の出身で、東京大空襲は公式には3月10日という事になっているが、子どもの頃に3月9日と聞いて育ったというのです。

 警報の遅れなど空襲に関しての謎が多いことは、私も聞いた事がありますが、もう一つの疑問に、なぜ下町が狙われたのか。米軍爆撃の跡を天皇が視察したにもかかわらずに、なぜ和平に向わなかったのか……。
 もし仮に、ここで和平をしていれば、その後の沖縄の悲劇や広島・長崎の原爆投下も防げたのではないか……。

 この東京大空襲によって失われた10万人という尊い命、そして生き残った人間も家族を失い、自らの人生をも翻弄されていく人々……。
 下町の出身者である二人の人物と、それに関係する家族や友人たちを見事な筆致で描いています。
 小杉健治氏は自分のライフワークとして、暖めてきたテーマだったのでしょうね。

 私は道南の出身ですが、道南も空襲に遭いました。私が2歳と7ヶ月のときです。医学的には3歳以前のことは忘れるということですが、ぼんやり覚えているのです。親父は戦地に行っていなかったので、オフクロが私をおんぶし、二人の姉の手を引いて逃げたといいます。
 
 その途中で機銃掃射を受け、当時は表トイレだったようで他所の家のトイレに逃げ込みました。トイレの屋根が「バラバラ」と大きな音がしたのを覚えています。また、防空壕では口を手でふさがれ、苦しくて死ぬ思いをしたことを、今でもはっきりと記憶にあるのです。

 それがトラウマになっているのか、中学校の頃まで飛行機(プロペラ機)の音が嫌でした。今でも飛行機が嫌いなのは、きっとこの辺にも原因があるのかも知れません。

 ぜひ、読んでみてください。人間ドラマとしても非常に優れた作品だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小杉健治『灰の男』  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/12/5(月) 8:06  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、こんにちは。


丁寧なご感想と、またおつらい記憶をたどって書いていただき、
本当にありがとうございます。

東京空襲でも、広島、長崎も、あるいはその他の「大きな災い」も
多かれ少なかれみなそうなのかもしれませんが、さまざまな「謎」、
いまもってわからないことが、たくさんあるようです。

たとえば、些細なことか、あるいはもしかしたら意外に重要なこと
なのか、長崎原爆の投下時刻は記録上1945年8月9日午前11時2分と
なっていますが、いやあれは「11時より前だった」と証言する人が、
けっこういると聞きます。

私の父の長年の知人(以前かなりの期間住まいが近所どうしだった)
で、そのころ長崎の放送局に勤めていた男性がいるのですが(当時
ですからラジオ局ですね)、その方も、そんなお一人です。

放送人というのは、昔も今も、何かというと、時刻を確認します。
そのように身体が習慣づけられているんです。その方は、「その
瞬間」に時計を見て「たしかに11時より前だった」とよく言って
いたんだそうです。

もちろんその頃のことですから、その方がそのときに見た時計が、
いまほど正確であったかどうかは、わかりません。しかしそれでも
放送局員ですから、時刻に対する感覚がそんなにいい加減だったとも
思えず、「うーん」と考えさせられてしまうところがあります。

転じてたいへん大きな話をすれば、そもそもアメリカは原爆をなぜ
広島と長崎に落としたのか、という話があります。早期戦争終結の
ためとよくいわれますが、ごくわかりやすい話として、それならば
なぜ、東京に落とさなかったのか、ということになります。

東京空襲のあのあまりに酷いやり口を見れば、「やつら」が皇居を
擁する「帝都東京」を尊重する気持ちなど毛頭なかったことは明白
ですし、日本に最終的な打撃を与えるということなら、軍と政治の
要衝を完璧に叩き潰すのが最も手っ取り早かったはずなのに、なぜ
原爆の投下先は東京ではなく、それまで無傷の広島だったのか?

それがつまり、「あれ」の第一の目的は、新型爆弾の「実験」だった
んだろう、という視点につながります。実際、広島と長崎とでは、
それぞれ違うタイプの原爆を使っていますし。(広島はウラン原爆、
長崎はプルトニウム原爆)

投下地についてさらに言うと、そしてなぜ、二発目の原爆を8月9日に
長崎に落としたのか、という「もっと大きな謎」が浮かび上がります。

ここで、8月9日とは、日本のポツダム宣言受諾を最終的に決定づけた
ソ連参戦の日でもあり、アメリカはそのことを事前に重々承知して
いたこととのかかわりを、どう見るかという話になります。

東京空襲その他各都市空襲で日本各地の主要都市はすでにズタズタ。
広島原爆によりアメリカの技術力と破壊力を誇示。戦争終結という
ことであれば、あとは程なく実施されることが間違いないソ連参戦を
指折り待てば済むはずを、それどころか、広島からわずか三日後に
大急ぎで長崎に二発目の原爆を落としたのは、なぜなのか?

ここから、あれは、とくに「二発目の長崎原爆」は、日本の戦後
処理をにらんでの、いまやただ一国残る「悪の枢軸」である「日本
討伐」の、「見えやすい手柄づくり」のためだったのではないか、
という見方が出てきます。実際、分割統治など種々なプランを押し
のけて、アメリカは日本の事実上の単独占領を獲得します。

このような「謎」を、私たちは、まだまだ忘れてはいけないのでは
ないか。最近あらためて、そのような感をあらたにしています。

近ごろ勉強し直していることでもあるものですから、思わず長々と
書いてしまい、失礼いたしました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 『靖国問題』(ちくま新書)  ■名前 : 珠  ■日付 : 05/12/4(日) 1:03  -------------------------------------------------------------------------
   『靖国問題』 高橋哲哉(ちくま新書) 定価720円+税
http://www.chikumashobo.co.jp/shun/45.html

私は、この本の著者に対しては、以前は、ちょっと分かりにくいなあ……と思っていました。
先輩から勧められて、読み始めて、これほど分かりやすく靖国問題についての論点を明快にした本はないと思いました。皆さんにもお読みいただければと願います。

第1章 感情の問題――追悼と顕彰のあいだ
第2章 歴史認識の問題――戦争責任論の向こうへ
第3章 宗教の問題――神社非宗教の陥穽
第4章 文化の問題――死者と生者のポリティクス
第5章 国立追悼施設の問題――問われるべきは何か

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 高橋哲哉『国家と犠牲』  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 05/12/5(月) 19:14  -------------------------------------------------------------------------
   珠さん、みなさん、こんにちは。


高橋哲哉氏は、ベストセラーになった『靖国問題』(ちくま新書)を
出した今年5月の少し後、今年8月に、下記の本を出しています。

◆『国家と犠牲』(高橋哲哉著、NHKブックス、2005年)
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0105904388

戦争で命を落とした人々に対して、たいへんさまざまな文脈や言葉で
「尊い犠牲」ということがいわれます。それが「国家」というものの
仕組みとどのようにかかわっているのかを論じています。

この本、私も実はまだ、友人に教えられて購入はしたのですが、
読んではいないのですが(笑)、ご関心のある方、上の『靖国問題』
(こちらは私もたいへん興味深く読みました)とあわせてお読みに
なると、理解が進むのではないかと思います。

   *

たとえば別スレッドで、特攻に感謝するか、申し訳なく思うか、など
といったことが話題になっています。私は、個人の気持ちのことで
あれば、感謝する、感謝などしない、申し訳なく思う、すまないと
など思わない、人それぞれ、さまざまなお気持ちがあるでしょうし、
それが、それぞれのご経験や真摯な思いに基づいたものである限り、
他人が「それはおかしい」とか言うような事柄ではないと思います。

しかしそれが、国家というレベルとの関連で動き出してくると、
また「別の意味」が生じてくる。たぶんそういう話なのではないかと
思うのです。まだ読んでもいないのに先走って恐縮ですが、ご関心の
ある方は、書店等で手にとってみてください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):本の紹介のスレッド  ■名前 : MNG  ■日付 : 05/12/5(月) 17:44  -------------------------------------------------------------------------
   五十嵐仁『活憲―「特上の国」づくりをめざして』

五十嵐仁法政大学教授が「現行憲法を活かして、よりよい国づくりを目指そう」という趣旨で書かれた本です。

『憲法を護るだけでなく、さらに一歩踏み込んで、現行憲法が活かされればどのような可能性が開けてくるのかを明らかにしようとしたものです。
 「護憲」ではなく「活憲」を表題に掲げたのは、そのためです。「護る」だけでは、現状がそのまま残ります。その現状を、憲法の理念にそって根本的に変えていくことこそ、今、必要になっていることだと思うからです。』

護憲論者だけでなく、改憲論者、中でも『現状を維持するために、「解釈改憲」によって拡大してきた9条との乖離を是正しようという小林節慶応大学教授や漫画家の弘兼憲史さんなどの立場の改憲論者』にぜひ読んで欲しい本なのだそうです。
この掲示板によく来られている改憲論者にも読んで欲しいですね。

下記サイトに詳しく載っていますので、ご覧下さい。
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/jingo511z.htm
11月2日から8日の所。
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm
11月22日の所。

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