Page 128 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼靖国神社に168人の議員が参拝 ぎみゆら 05/5/7(土) 12:09 ┣百一冊めに これは? k・satou 05/5/7(土) 15:52 ┃ ┗白土三平『カムイ伝』 ぎみゆら 05/5/9(月) 12:22 ┣Re(1):靖国神社に168人の議員が参拝 JS 05/5/9(月) 14:03 ┃ ┗何度でも説明します。 YOTA 05/5/9(月) 19:59 ┃ ┣このことは、何度でも繰り返して下さい。 ステディ ベア 05/5/9(月) 22:06 ┃ ┗詭弁ですね ニック 05/5/9(月) 22:40 ┃ ┣少し違った角度で考えています。 questiontime 05/5/9(月) 23:49 ┃ ┃ ┗冷静なご意見ありがとうございます ニック 05/5/10(火) 0:50 ┃ ┣ちょっと違うような気もしますよ。II 退役軍人 05/5/10(火) 0:44 ┃ ┃ ┣Re(1):ちょっと違うような気もしますよ。II 安本単三 05/5/10(火) 11:12 ┃ ┃ ┃ ┗退役軍人氏の投稿の傾向 ニック 05/5/10(火) 14:16 ┃ ┃ ┗Re(1):ちょっと違うような気もしますよ。II JS 05/5/10(火) 12:05 ┃ ┃ ┣Re(2):ちょっと違うような気もしますよ。II 安本単三 05/5/10(火) 13:28 ┃ ┃ ┗Re(2):ちょっと違うような気もしますよ。II YOTA 05/5/10(火) 23:22 ┃ ┃ ┗Re(3):ちょっと違うような気もしますよ。II JS 05/5/11(水) 8:45 ┃ ┣Re(1):詭弁ですね よんよんヨン様 05/5/10(火) 2:37 ┃ ┃ ┗まず事実認識から始める事が肝要だと思います ニック 05/5/11(水) 0:25 ┃ ┃ ┣Re(1):まず事実認識から始める事が肝要だと思います よんよんヨン様 05/5/12(木) 23:43 ┃ ┃ ┗Re(1):まず事実認識から始める事が肝要だと思います よんよんヨン様 05/5/12(木) 23:45 ┃ ┣Re(1):詭弁ですね 加茂井77 05/5/10(火) 13:43 ┃ ┃ ┣Re(2):詭弁ですね YOTA 05/5/11(水) 0:11 ┃ ┃ ┃ ┗Re(3):詭弁ですね 加茂井77 05/5/12(木) 22:45 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):詭弁ですね YOTA 05/5/13(金) 20:07 ┃ ┃ ┣Re(2):詭弁ですね ロッキー・ラクーン 05/5/11(水) 0:20 ┃ ┃ ┗おっしゃる通りです ニック 05/5/11(水) 0:33 ┃ ┗Re(1):詭弁ですね YOTA 05/5/11(水) 0:06 ┃ ┣Re(2):詭弁ですね questiontime 05/5/11(水) 0:43 ┃ ┃ ┣Re(3):詭弁ですね 松 05/5/11(水) 14:44 ┃ ┃ ┃ ┣Re(4):詭弁ですね あくまの査問官 05/5/14(土) 23:51 ┃ ┃ ┃ ┗Re(4):詭弁ですね とうろう 05/5/15(日) 0:13 ┃ ┃ ┗Re(3):詭弁ですね YOTA 05/5/11(水) 18:48 ┃ ┃ ┗Re(4):詭弁ですね questiontime 05/5/12(木) 6:11 ┃ ┃ ┗Re(5):詭弁ですね YOTA 05/5/12(木) 20:17 ┃ ┗Re(2):詭弁ですね とうろう 05/5/11(水) 1:12 ┃ ┣マッカーサー元帥の報告と証言 ニッチモサッチモ 05/5/11(水) 3:49 ┃ ┃ ┣Re(1):マッカーサー元帥の報告と証言 とうろう 05/5/11(水) 9:00 ┃ ┃ ┃ ┗話にならん、けれど・・ ニッチモサッチモ 05/5/11(水) 23:04 ┃ ┃ ┃ ┗Re(1):話にならん、けれど・・/少し、マナーを とうろう 05/5/12(木) 21:08 ┃ ┃ ┗Re(1):マッカーサー元帥の報告と証言 加茂井77 05/5/12(木) 22:46 ┃ ┃ ┗Re(2):マッカーサー元帥の報告と証言 ニッチモサッチモ 05/5/13(金) 3:47 ┃ ┗Re(3):詭弁ですね YOTA 05/5/11(水) 17:02 ┃ ┗Re(4):詭弁ですね とうろう 05/5/12(木) 20:29 ┃ ┗Re(5):詭弁ですね YOTA 05/5/13(金) 20:56 ┃ ┣注意 YOTAさん 管理スタッフ 05/5/14(土) 0:20 ┃ ┗Re(6):詭弁ですね とうろう 05/5/14(土) 21:03 ┗Re(1):靖国神社に168人の議員が参拝 あくまの査問官 05/5/11(水) 0:03 ┣Re(2):靖国神社に168人の議員が参拝 とうろう 05/5/11(水) 0:30 ┗NHK取材班編『太平洋戦争 日本の敗因 1〜6』 ぎみゆら 05/5/11(水) 7:59 ┗Re(1):NHK取材班編『太平洋戦争 日本の敗因 1〜6』 あくまの査問官 05/5/13(金) 0:47 ┗Re(2):NHK取材班編『太平洋戦争 日本の敗因 1〜6』 とうろう 05/5/13(金) 1:02 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 靖国神社に168人の議員が参拝 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/5/7(土) 12:09 -------------------------------------------------------------------------
※安本単三さんの、4/29(金)付けの書き込み、 【49941】Re(5):靖国神社・168名の議員が参拝 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=49941;id=sougou に対するレスです。該当スレッドが50レスに達して書き込めません ので、恐縮ながら新規スレッドとして書き込みます。 * 安本単三さん、こんにちは。 たいへん間の開いたレスになり、ご勘弁ください。 上のコメント、私がこれまでに読んだ、靖国参拝に関するご意見で、 いちばんわかりやすかったと感じました。お礼を申し上げます。 なお、勝手ながら、あおばびとさんがやっている「ウラ老人党」に、 上の安本単三さんの書き込みを推薦したいと思います。 また、いわゆる海外神社について、先ほど一つ書き込みをしました。 よろしければ、何かの折にご覧いただければと存じます。 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=50740;id=sougou 貴重なお話をお聞かせいただき、どうもありがとうございます。 |
▼ぎみゆらさん: ご無沙汰してます。 なるべく大きな字のものか絵が多いのがいい。 ”カムイ伝”白土三平 60年代の青春を生きたものには 忘れがたい バイブル。 忍者カムイは劇画のハシリ。 カムイはアイヌ語で神を意味する。やがて忍者武芸帳へ。 カムイは去って カムイは現われるとね。 英雄であるはずの正助の運命やいかに! 筋を聞いてもちっとも面白くもなんともない。 28日(金)の文京区民センター 18時45分 奥平康弘さんの憲法勉強会で待ってるよ! >※安本単三さんの、4/29(金)付けの書き込み、 >【49941】Re(5):靖国神社・168名の議員が参拝 >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=49941;id=sougou > >に対するレスです。該当スレッドが50レスに達して書き込めません >ので、恐縮ながら新規スレッドとして書き込みます。 > > * > >安本単三さん、こんにちは。 > > >たいへん間の開いたレスになり、ご勘弁ください。 > >上のコメント、私がこれまでに読んだ、靖国参拝に関するご意見で、 >いちばんわかりやすかったと感じました。お礼を申し上げます。 > >なお、勝手ながら、あおばびとさんがやっている「ウラ老人党」に、 >上の安本単三さんの書き込みを推薦したいと思います。 > >また、いわゆる海外神社について、先ほど一つ書き込みをしました。 >よろしければ、何かの折にご覧いただければと存じます。 >http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=50740;id=sougou > >貴重なお話をお聞かせいただき、どうもありがとうございます。 |
k・satou さん、お久しぶりです。 ◇『カムイ伝』(1〜21巻、白土三平著、小学館、1967〜71年) http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_tosho?tosho_id=1370 ◇『カムイ伝 第二部』(1〜22巻、白土三平、岡本鉄二著、 小学館、1989〜2000年) http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_tosho?tosho_id=1371 懐かしい作品を挙げていただきました。近所の図書館でも、全巻か どうかはちょっとわかりませんが、かなり持っているようですし、 久しぶりに読んでみようかと思います。 今月は、いよいよ逃げ切れなくなった原稿の執筆に押しつぶされ そうになりながら、それなのに数日遠出しなければならなかったり、 青菜に塩のような状態ですが、なんとか生きています。 ご教示、ありがとうございます。 またいつかお会いしたいと思います。 どうか、ますますお元気にお過ごしください。 |
横レスです失礼します。 日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約): 第十一条【戦争犯罪】 日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基くの外、行使することができない。 1951年(S26)9月8日に全権委員によって署名され、1952年(S27)4月28日に発効した講和条約は、日本国内でも昭和27年4月28日条約第5号として公布されています。 これからも判るとおり、A級戦犯がいまだに戦争犯罪者であることは明白です。 |
▼J.Iさま >これからも判るとおり、A級戦犯がいまだに戦争犯罪者であることは明白です。 横レス失礼ですが、違います。 サンフランシスコ平和条約11条は読んで字の如く、『極東軍事法廷を初めとする連合国の法廷での裁判を受け入れ、そこで決められた刑を、連合国の代わりに国内に於いて戦犯とされた者に対し執行せよ』という項目であり、その後に『一又は二以上の政府の決定(同意)、極東軍事法廷の被告に関しては裁判に代表者を出した国の政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基けば』、 <<拘禁されている者(戦犯とされた人)の赦免・減刑・仮出獄を認める>> という 免 罪 条 項 を示したものなのです。 どこをどう見るとそういう風に読めるのかは私には良く分かりませんが、貴方の言うように『A級戦犯を永久に犯罪者として扱え』などと規定する文章は存在していません。 では、日本政府はサンフランシスコ条約に調印した後、その『外国政府の決定』を求める行為や『勧告』をしなかったか? 当然 し て い ま す。 条約調印の直後から、刑の代理執行に反対し戦犯とされた人達の釈放を求める署名運動は全国的な広がりを見せ、署名の数は結果的に4000万名という空前の数字に達しました。日本政府はそれ受けて連合国軍事法廷に代表者を派遣した各国に戦犯釈放の勧告を行い、アメリカを初めとする各国の同意を受けて、昭和33年5月30日までに、拘禁されていたABC級被告の全てを釈放させています。それと同時進行で『遺族援護法』『恩給法』の改正についての審議が昭和28年から繰り返し行われ、旧連合国の軍事裁判に於いて戦犯とされた人々を国内においては(ABCの区別なく)犯罪者として扱わず、『法務死者』『殉難者』と規定して恩給及び遺族の保護について一般戦死者と変わらない扱いとする旨が、国会の全会一致を以って可決されているのです。 つまり、日本国内に於いて『戦犯』というものは存在しない。でなければ、岸信介や重光葵が、戦後総理や外相になれるはずがないでしょう? 今までにも同様の内容は、色々な方に説明してきましたが、このことは何度でも繰り返したいと思います。 ちなみにサンフランシスコ条約には『この条約の効力を得るのは条約に署名且つ批准した国であることを条件とする』という項目が存在しますが、中国も韓国も批准はしていません。 以上、失礼しました。 |
▼YOTAさん: >今までにも同様の内容は、色々な方に説明してきましたが、このことは何度でも >繰り返したいと思います。 過去の歴史の解釈には立場立場で色々ありましょう、捏造だ、いや本当だ・・・ しかし、これは疑問の余地なし、甲論乙駁の神学論争にはなり得ないでしょう。 この掲示板をお読みの方々、全てが、「いや、やっぱりA級戦犯はA級戦犯だ」とお考えではないと思います。 「なるほど、そうだったのか・・・」はROMerの見識向上、掲示板の一層のステータスアップになりはしませんか。 こういう事実を知らない子供たちに、ついでに大人(老人)達にも伝えてほしいものです。 私もします。 |
▼YOTAさん: >つまり、日本国内に於いて『戦犯』というものは存在しない。でなければ、岸信介や重光葵が、戦後総理や外相になれるはずがないでしょう? >今までにも同様の内容は、色々な方に説明してきましたが、このことは何度でも繰り返したいと思います。 極東軍事裁判は戦勝国が行った茶番でしたが、戦争被災国で日本軍の行動によって家族を虐殺されたりなど、悲惨な人生を送った方々にすれば、それこそ「戦犯は居なかった」と言う言い方は茶番に過ぎないでしょう。 裁判は戦争被災者が本来行うべきものであったが、各国の「政治的思惑」によりそれが果たせなかったのが現実です。 日本国民はかなりの数が「戦時教育」によって洗脳されてしまっており、日本国民が国内の責任者を追及する事はかなり難しかったであろうと考えられます。 あなたのご発言は、日本には戦争を起こした責任者が『 誰も存在しなかった 』と言っているのに等しく、そのような発言を繰り返すのでいつまでたっても日本政府の謝罪が生きてこないのだと言う点に早く気が付かれるべきと考えます。 自らが行った発言で日本政府の「謝罪」を潰していながら、まだその事に気が付かない政治家などが多数存在する事にもっと考えを巡らせるべきでしょう。 |
▼ニックさん: 私の意見はほぼ貴方と同じです。 しかし、この部分 >裁判は戦争被災者が本来行うべきものであったが、各国の「政治的思惑」によりそれが果たせなかったのが現実です。 >日本国民はかなりの数が「戦時教育」によって洗脳されてしまっており、日本国民が国内の責任者を追及する事はかなり難しかったであろうと考えられます。 > 日本人の多くも戦争被害者であることは疑いようがありません。だから裁判は「戦争被災者」が行うべきであるとは思いません。戦争である以上、一方的な加害者も被害者もないはずだからです。 ただし、先次大戦における日本の戦いの多くは日本の領土の外で行われ「国を守るための戦争」とは言いがたいことも事実です。だから、問題はこのような戦争を当時の日本人がどのような過程で起こしてしまったかを日本人自身が真摯に反省あるいは歴史的に検討せず、「(戦勝国から不当に)与えられた判決だから問題だ」、あるいは「与えられた判決でも(結果は)正しい」という不毛な議論に陥っていることにあります。 東京裁判の判決が「戦犯」であったか否かに関わらず、戦争責任については日本人自身が自覚し、日本人自身が責任者を裁き、そしてわれわれ後の世代も日本人である以上はその責任を負い続けなければならないのです。 この意見は、中国や韓国に一方的に謝罪をし続けろという主張ではありません。両国との間では、先次大戦中にどのようなことがおきたのかについて、冷静な歴史的検証が必要です。しかし残念ながら互いの国に過去を不当に美化する一団がいることで、かえって冷静な歴史検証ができなくなってしまっているのは皮肉としか思えません。 >あなたのご発言は、日本には戦争を起こした責任者が『誰も存在しなかった』と言っているのに等しく、そのような発言を繰り返すのでいつまでたっても日本政府の謝罪が生きてこないのだと言う点に早く気が付かれるべきと考えます。 >自らが行った発言で日本政府の「謝罪」を潰していながら、まだその事に気が付かない政治家などが多数存在する事にもっと考えを巡らせるべきでしょう。 この点は同意します。戦争に「負けた」責任すら追究されず、日本の戦前体制がいかに正しかったかを強調する論調が跋扈するのは不思議ですらあります。 |
▼questiontimeさん: >▼ニックさん: >私の意見はほぼ貴方と同じです。 > >しかし、この部分 >>裁判は戦争被災者が本来行うべきものであったが、各国の「政治的思惑」によりそれが果たせなかったのが現実です。 >>日本国民はかなりの数が「戦時教育」によって洗脳されてしまっており、日本国民が国内の責任者を追及する事はかなり難しかったであろうと考えられます。 >> >日本人の多くも戦争被害者であることは疑いようがありません。だから裁判は「戦争被災者」が行うべきであるとは思いません。戦争である以上、一方的な加害者も被害者もないはずだからです。 私は、政府間の話としては「一方的な加害者も被害者もないはず」と言う考え方が成り立つとしても、個人と政府の間に置いては「一方的な加害者と被害者」は存在したと考えます。 銃を持ち武装した日本兵と、一般の中国人、フィリピン人、インドネシア人等の間に「一方的な加害者も被害者もないはず」と言う考え方は成り立たないと考えられます。 以前の終戦50周年記念NHK特番で、「フィリピンは、米国と日本帝国と言う、二頭の象の争いに巻き込まれた一匹の虫のような存在だった」と発言していたフィリピンの方がいらっしゃいました(何しろかなり以前の番組でしたので、細かいニュアンスは違うかもしれない事は明記しておきます)これはいきなり戦争に巻き込まれた諸国民の心情を端的に物語っていると言えます。 一般人と軍隊の間では明確に、「一方的な加害者と被害者」と言うものは存在するはずで、それはイラク戦争が証明していると思います。 >ただし、先次大戦における日本の戦いの多くは日本の領土の外で行われ「国を守るための戦争」とは言いがたいことも事実です。だから、問題はこのような戦争を当時の日本人がどのような過程で起こしてしまったかを日本人自身が真摯に反省あるいは歴史的に検討せず、「(戦勝国から不当に)与えられた判決だから問題だ」、あるいは「与えられた判決でも(結果は)正しい」という不毛な議論に陥っていることにあります。 この部分はおっしゃる通りだと考えます、国民が真剣に考えた結果、戦犯の時効の永久撤廃に踏み切ったドイツと、何とか戦犯と言うものは「居なかった」ことにしたい日本の考え方には天と地ほどの開きがあります。 >東京裁判の判決が「戦犯」であったか否かに関わらず、戦争責任については日本人自身が自覚し、日本人自身が責任者を裁き、そしてわれわれ後の世代も日本人である以上はその責任を負い続けなければならないのです。 これもおっしゃる通りです、それをせずに一方的に「戦争犯罪者は居なかった」としたい人物が非常に多いのが、今日の隣国との関係をギクシャクさせている所以でもあります。 >この意見は、中国や韓国に一方的に謝罪をし続けろという主張ではありません。両国との間では、先次大戦中にどのようなことがおきたのかについて、冷静な歴史的検証が必要です。しかし残念ながら互いの国に過去を不当に美化する一団がいることで、かえって冷静な歴史検証ができなくなってしまっているのは皮肉としか思えません。 これも冷静なご意見と考えます、今回ようやく日中双方で歴史認識を話し合う場を設ける事が約束された様ですが、これを機にアジア共通の歴史認識を持ちたいものです。 |
ニックさん、こんばんは。 ▼ニックさん: >極東軍事裁判は戦勝国が行った茶番でしたが、戦争被災国で日本軍の行動によって家族を虐殺されたりなど、悲惨な人生を送った方々にすれば、それこそ「戦犯は居なかった」と言う言い方は茶番に過ぎないでしょう。 >裁判は戦争被災者が本来行うべきものであったが、各国の「政治的思惑」によりそれが果たせなかったのが現実です。 >日本国民はかなりの数が「戦時教育」によって洗脳されてしまっており、日本国民が国内の責任者を追及する事はかなり難しかったであろうと考えられます。 >あなたのご発言は、日本には戦争を起こした責任者が『 誰も存在しなかった 』と言っているのに等しく、そのような発言を繰り返すのでいつまでたっても日本政府の謝罪が生きてこないのだと言う点に早く気が付かれるべきと考えます。 >自らが行った発言で日本政府の「謝罪」を潰していながら、まだその事に気が付かない政治家などが多数存在する事にもっと考えを巡らせるべきでしょう。 YOTAさんが指摘しているのは、戦犯という名の犯罪人は我が国に、法的に存在しないという【歴史的事実】ですよ。 サンフランシスコ講和条約で定められた賠償責任を果たし、東京裁判などの戦犯裁判で裁かれた人々は、当時の【社会党代議士】の提案により国会に於いて全会一致の決議により名誉回復された【歴史的事実】が存在します。 これには、刑罰の代理執行(戦勝国により定められた刑罰を日本政府が代わって執行するということ)を政府にやめさせるために、数千万人の署名による嘆願書の提出という【当時の多くの日本人の意志】が存在したからでもあります。 選挙により選ばれた、当時の選良いわば国民の意志が成したということかと。 これも史実ではなく【厳然たる事実】ですよ。 また、サンフランシスコ講和条約に定められた手続き通りに戦勝国の同意を得ているという【歴史的事実】も同じように存在します。 これらは、まかり間違っても政治的フィルターを通した【史実】ではありません。 動かしようもなく、誰も否定できない【歴史的事実】であるということ。 こういった事実と実際に災難に見舞われた人々の認識とに、違いがあるのは当然のことでしょうに。 それに、史実は政治的求心力の確保などの手段として用いられることもありますよね。 事実と史実の違いってことでしょうね。 事実がどうであっても、容認できない史実ってのそれぞれの国に存在する。 但し、相手がどう説明しようと、事実とかけ離れた史実を主張しても否定出来る場合がある。 例えば、中華人民共和国は第二次世界大戦の戦勝国でもなければ、サンフランシスコ講和条約の締結国でもない。 当事国は中華民国(台湾)であって、中華人民共和国ではない。 国連安保理での常任理事国の地位は、中国を国際社会における安全保障の枠組みに引き入れる過程で、台湾(中華民国)の地位を継承したに過ぎない。 これを、中華人民共和国は戦勝国であると自身の立場から「史実」としているけれど、国家として成立したのは第二次世界大戦が終結した後という【厳然たる事実】がある。 終戦当時、中国(地域として)は国共内戦の真っ只中であり、中国共産党は単なる内戦の一方の当事者に過ぎなかった。 朝鮮戦争では、【義勇軍】と称して人民解放軍も参戦したが、この時の相手は【国連軍】であったという事実がある。 日本は、サンフランシスコ講和条約で認めた「賠償責任」を、条約で規定された二国間条約により果たしている。 当然、中華民国とも条約を締結しているし賠償義務も果たしている。 これらは、政治的意図等による【史実】ではない、【厳然たる事実】です。 こういった【歴史的事実】を、それぞれの置かれている立場からどう捉えるかという過程があって「史実」となるということかと。 したがって、中国の史実、韓国の史実、日本の史実、そして米国の史実があり、事実は一つであっても、それぞれの国には異なる史実が存在するということかと。 ここを別の観点から見て評価する姿勢が必要不可欠であると思いますよ。 あなたの主張は【歴史的事実】の存在を認めていないと読めるのですけれど。 まず、事実の存在を認めた上でご自身の観点による史実を語られるべきでしょう。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: 法的とかそんなことは別として、日本人から見て、東条英機に「敗戦」の責任はあったのかなかったのか見解を伺いたい。 次に、軍人ならピストルでこめかみに一発で自決できるのに、東条英機がぶざまな自殺未遂をしたことについても感想を伺いたい。 |
▼安本単三さん: >▼退役軍人さん: > >法的とかそんなことは別として、日本人から見て、東条英機に「敗戦」の責任はあったのかなかったのか見解を伺いたい。 > >次に、軍人ならピストルでこめかみに一発で自決できるのに、東条英機がぶざまな自殺未遂をしたことについても感想を伺いたい。 「軍人」「軍隊」と言うキーワードが出てくると必ず反論なさっていますが、その殆どは歴史を精査もせずに「軍隊」と言う存在が「国を護るもの」と確定し、軍人と言う存在が、一騎打ちが行われていた時代の騎士道や武士道を強く守る存在であるかの如く発言なさっています。 ご自身の趣旨に反した発言は、実証もせずにこちらを全否定しています、しかもそれが「兵器の性能」や「各国の軍隊」の一方向のみから見た否定になっており、ご自身が元軍人であったと言う自負があるのは理解できるとしても、第三者が見る「軍人」「軍隊」と言う存在の捉え方に関しては全く無頓着の様に思えます。 当事者が自身が所属した組織を悪く言いたくない気持ちは理解できますが、ここで「退役軍人氏」の論点は、「軍隊は規律が絶対なので悪行は行わない」、「兵隊さんはどの方も全てお国の為に命を捧げているので、尊敬に値する」と言う部分に依拠しています。 先日NHK・BS放送で、イラク駐留米兵の取材番組を放送していましたが、その中で不意に犬に向かって発砲し、犬を殺害しておきながら「あの犬が俺に襲い掛かってきたからだ」と正当化する兵士の映像がありましたが、最近のイタリア人誤射殺害事件等にも代表される様に、軍隊が一度その力を誤用すれば、国民を護る所か国民を殺害する事もあり得る事をあの映像は如実に物語っていたと考えます。 そのような観点から考察すると、「軍隊」と言うものが必ずしも「護る」為だけのものではないと言う事に気が付くはずで、この部分を考慮しない正当化発言は「全く無意味なもの」と言わざるを得ません。 お説の様に日本では米軍に捕まる前に、自己の正当性を例え聞くものが居なかったとしても、最後まで胸を張って述べた者は一人も居ません。 愚劣なる軍人の代表格である「牟田口」等は、あの悲惨なインパール作戦を自ら積極的に起こしておきながら、戦後連合軍に対して「私は寺内さんの発言に逆らうことが出来ませんでした」と述べています。 この様に、軍人も人間である以上必ず卑劣なものは存在し、その卑劣なものが隠れて「南京虐殺」や「731部隊事件」、「インパール作戦」を引き起こし、特攻攻撃を若者に強要した訳です。 この点について全く触れない正当化発言はどれも茶番であり、読む価値は全く無いと私は考えます。 同様に「人間がこのような悪逆な行為を起こす」事が明白な以上、最近の議員団の行動なども合わせて考慮すると「政府は憲法を遵守する」「昔のような戦争は絶対にしない」とは誰も言えぬでしょう。(侵略戦争は起こさないにしても、米軍との共同作戦での戦争を起こす可能性は非常に高いといわざるを得ません) |
靖国神社は、1887年以降、国家と宗教が結合した国家神道の体制として陸軍省と海軍省が共同で管理する軍事的宗教施設でした。戦後は宗教法人となりましたが、1978年にA級戦犯が合祀され、軍国主義と侵略戦争を美化する神社となっています。 その実体により、欧米では、靖国神社を「戦争神社」(War Shrine)と呼称しています。 その証拠に、境内右奥の遊就館には、戦争の武器や戦闘機が御世がしに飾られています。 小泉首相の、「戦没者追悼の純粋な気持ちを参拝で表す」という詭弁には騙されません。 |
▼JSさん: >靖国神社は、1887年以降、国家と宗教が結合した国家神道の体制として陸軍省と海軍省が共同で管理する軍事的宗教施設でした。戦後は宗教法人となりましたが、1978年にA級戦犯が合祀され、軍国主義と侵略戦争を美化する神社となっています。 > >その実体により、欧米では、靖国神社を「戦争神社」(War Shrine)と呼称しています。 >その証拠に、境内右奥の遊就館には、戦争の武器や戦闘機が御世がしに飾られています。 > >小泉首相の、「戦没者追悼の純粋な気持ちを参拝で表す」という詭弁には騙されません。 同感です。 小泉首相が、今回周辺諸国に謝罪しました。気に入りません土下座外交です。何回謝罪すれば済むのでしょうか(歴代総理で6回目?)。それより靖国参拝を止め、何度も軽々と謝罪しないことです。小泉首相のやっていることは外交的に見てトンチンカンなのです。もしくは新たな戦死者を想定しての靖国参拝堅持なのでしょうか。 |
▼JSさん 靖国神社がどうとかは関係がありません。 私が問題にしているのは、貴方が間違った・あるいは不完全な知識を元に、事実と違うことを公言したということです。 >A級戦犯がいまだに戦争犯罪者であることは明白です。 この発言の撤回をお願いします。 恐惶謹言。 |
▼YOTAさん: >>A級戦犯がいまだに戦争犯罪者であることは明白です。 > >この発言の撤回をお願いします。 撤回しません。 |
▼ニックさん: >日本国民はかなりの数が「戦時教育」によって洗脳されてしまっており、日本国民が国内の責任者を追及する事はかなり難しかったであろうと考えられます。 > >あなたのご発言は、日本には戦争を起こした責任者が『 誰も存在しなかった 』と言っているのに等しく、そのような発言を繰り返すのでいつまでたっても日本政府の謝罪が生きてこないのだと言う点に早く気が付かれるべきと考えます。 > >自らが行った発言で日本政府の「謝罪」を潰していながら、まだその事に気が付かない政治家などが多数存在する事にもっと考えを巡らせるべきでしょう。 旧ハンドルネームは楓でしたが、変更しようと思います(ここにはそんな投稿した事ないですけれど) 私は軍事・外交方面には立派な知識がある人ではないのだけど、私の知る限りの知識でいうと、石油禁輸とかハルノートを突きつけられて、日本側が追い込まれて戦争したものだと認識しているわけです。まあ、結果として日本側が奇襲したという形になりましたが。 それと、中国の歴史認識というのは捏造といえるものが多いわけで、例えば南京大虐殺の写真は、出所が不明で史料に値しないという研究者がいるわけです。私もそんな感じで歴史認識しているものなんですけどね。 だから思うに、原爆の方が多数の死傷者を出したわけですから、批判の矛先は日本国民や日本政府に向けるというよりは、アメリカに向けた方がいいのではないかと思うわけです。少々話がずれているかもしれませんが、愚かな日本人というのは今でも昔にもいるわけでしょうけど、当時の日本のまるで全てが愚かなものいいは、日本にある美しい物語を失わせるものになりかねない、私はそう思うのです。また物語は、日本人の道徳や国家の秩序に作用するものでありましょうから、美しい物語を保守する事に努めた方がいいのだと思う。謝罪を強要するのも全否定まではしませんが、冷静な分析とか謙遜を含めた批判だとか、それがやや欠けているように見受けられます。 |
▼よんよんヨン様さん: > 旧ハンドルネームは楓でしたが、変更しようと思います(ここにはそんな投稿した事ないですけれど) > 私は軍事・外交方面には立派な知識がある人ではないのだけど、私の知る限りの知識でいうと、石油禁輸とかハルノートを突きつけられて、日本側が追い込まれて戦争したものだと認識しているわけです。まあ、結果として日本側が奇襲したという形になりましたが。 その日本側が追い込まれた原因についてご存知でしょうか?、この点を理解せぬとその後の認識は大きく食い違ってくるでしょう。 > それと、中国の歴史認識というのは捏造といえるものが多いわけで、例えば南京大虐殺の写真は、出所が不明で史料に値しないという研究者がいるわけです。私もそんな感じで歴史認識しているものなんですけどね。 虐殺の写真に捏造が多いのはご指摘の通りです、中には日本人らしからぬ顔で、日本の軍人のような服装をした兵士が、生首を持っている写真もあります。 私も中国側の言い分が100%正しいとは毛頭思っておりませんが、少なくとも以下の事実は確実です。 1.日本が満州建国を画策した事。 2.関東軍の暴走を時の政府が抑えられなかった事。 3.日本人が中国人を「チャンコロ」等と蔑称で呼んでいた事。 4.人数の多寡はともかく、虐殺自体は有った事。 5.731部隊など、戦争遂行の為に多数の中国人が医学実験などの犠牲になった事(かつて話題になった血液製剤の「○十字」と言う会社は731部隊の系列に連なっている事で有名) 6.資源獲得を目当てに、南方の資源地帯を占領し、現地人を日本軍の為に労働に従事させた事。 7.従軍慰安婦を束ねる組織が存在し、現地人からも徴用が有った事。 8.中国、フィリピン、インドネシア、マレーシア等の諸国を実質支配していた事。 9.牟田口等のように、卑劣な行為を行う将官が多数存在し、日本軍は軍としてそれらの将官を管理する能力を失っていた事。 10.天皇の名の元に多数の国民が辛苦を強いられた事。 > だから思うに、原爆の方が多数の死傷者を出したわけですから、批判の矛先は日本国民や日本政府に向けるというよりは、アメリカに向けた方がいいのではないかと思うわけです。 日本の原爆被害は原爆被害で、過去の戦争の精算は精算で、別のものとして考えねばなりません。 「アメリカも非人道的行為を行ったのだから、日本よりもむしろアメリカを非難すべきだ」と言うご発言は、保持している責任の所在を米国へ転嫁しているだけだと考えます。 >少々話がずれているかもしれませんが、愚かな日本人というのは今でも昔にもいるわけでしょうけど、当時の日本のまるで全てが愚かなものいいは、日本にある美しい物語を失わせるものになりかねない、私はそう思うのです。また物語は、日本人の道徳や国家の秩序に作用するものでありましょうから、美しい物語を保守する事に努めた方がいいのだと思う。 美しさに身を置き、醜い過去を忘れ去る行動こそ、過去の行動を再び蘇らす元凶ともなりかねません、過去と正面から向き合い、隣国と腹を割って話し合ってこそ贖罪は完了すると思います。 日本の美徳は保全すべきですが、悪徳は駆逐してしかるべきと私は考えています。 >謝罪を強要するのも全否定まではしませんが、冷静な分析とか謙遜を含めた批判だとか、それがやや欠けているように見受けられます。 冷静な分析とは必ず事実に基づかなければなりませんが、一部の捏造を元にして全体を「無かった」事にする議論が多すぎる様に感じます。 日本が攻撃されるのを不快に感じる気持ちはわかりますが、私が同じ気持ちを持っていないとお思いですか?、誰でも自国のことを悪くは言いたくないと思います、しかし言わねば分からない人も大勢居ます。 特に「俺だけが愛国者だ」と考えている一部の方々には、日本正当化論が非常に多いのです、事実のみを見て、日本はそれほど海外に誇れる戦争を、60年前にしたのか考えるべきと思います。 因みに日本の美徳を軍隊も持っていたのは「日露戦争」の頃までと私は考えています、捕虜に対する扱いや、国民の考え方にそれを見ることが出来るわけですが、興味があるようでしたらこれを機会に是非歴史を辿る事をお薦めします。 |
▼ニックさん: >その日本側が追い込まれた原因についてご存知でしょうか?、この点を理解せぬとその後の認識は大きく食い違ってくるでしょう。 できればお聞きしたいですが。少なくとも思うに、当時は欧米の植民地支配といったものが時代の波であると思うので、単に愚かだったとかいうものではないと思っていますが。 >> それと、中国の歴史認識というのは捏造といえるものが多いわけで、例えば南京大虐殺の写真は、出所が不明で史料に値しないという研究者がいるわけです。私もそんな感じで歴史認識しているものなんですけどね。 > >虐殺の写真に捏造が多いのはご指摘の通りです、中には日本人らしからぬ顔で、日本の軍人のような服装をした兵士が、生首を持っている写真もあります。 > >私も中国側の言い分が100%正しいとは毛頭思っておりませんが、少なくとも以下の事実は確実です。 > >1.日本が満州建国を画策した事。 >2.関東軍の暴走を時の政府が抑えられなかった事。 >3.日本人が中国人を「チャンコロ」等と蔑称で呼んでいた事。 >4.人数の多寡はともかく、虐殺自体は有った事。 >5.731部隊など、戦争遂行の為に多数の中国人が医学実験などの犠牲になった事(かつて話題になった血液製剤の「○十字」と言う会社は731部隊の系列に連なっている事で有名) >6.資源獲得を目当てに、南方の資源地帯を占領し、現地人を日本軍の為に労働に従事させた事。 >7.従軍慰安婦を束ねる組織が存在し、現地人からも徴用が有った事。 >8.中国、フィリピン、インドネシア、マレーシア等の諸国を実質支配していた事。 >9.牟田口等のように、卑劣な行為を行う将官が多数存在し、日本軍は軍としてそれらの将官を管理する能力を失っていた事。 >10.天皇の名の元に多数の国民が辛苦を強いられた事。 > 以上の事実という点で気になるのが2つほど。失礼ながら、一つずつじっくりと調べる余裕がないので、少々の正確さには欠けるかもわかりません。 >4.人数の多寡はともかく、虐殺自体は有った事。 私が知るところによると、南京大虐殺が捏造であるという議論が活発になってきたときに、出てきたのが小虐殺説と呼べそうなもの。つまり、20〜30万人ではなく5〜6万人いたのではないか、という話です。ただ私は、その小虐殺説もはっきりとした証拠なるものは聞いたことはないですが。 >9.牟田口等のように、卑劣な行為を行う将官が多数存在し、日本軍は軍としてそれらの将官を管理する能力を失っていた事。 軍人にも暴行をした人はいるとは思います。今も昔も、良い人もいれば悪い人がいるとは思うので。だけども気になるのは、「卑劣な行為」とは何を指すのか。またそういったのを行なう将官がはたして「多数」なのかというところに疑問があります。日本は欧米ほど人種差別は少ないですし、中国人ほどの虐殺性のある民族ではないと思いますから。そこで変な話をしますと、日本人というのは自己反省する謙遜する性格もあるかとも思いますので、南京大虐殺も事実として受け止めようとする気風があるわけです。珍論かもわかりませんが、そういった自省の部分があるから、どんな虐殺するかという発想や虐殺を好意的に思う感情というのは、そもそも昔から無かったと思うわけです。まあ、推論でもありますけども。更にいえば、虐殺に関しては欧米・中国の方が逞しいと思います。軽く例を挙げれば、ユダヤ人虐殺、原爆投下、チベット民族浄化...。 |
▼ニックさん: >> だから思うに、原爆の方が多数の死傷者を出したわけですから、批判の矛先は日本国民や日本政府に向けるというよりは、アメリカに向けた方がいいのではないかと思うわけです。 > >日本の原爆被害は原爆被害で、過去の戦争の精算は精算で、別のものとして考えねばなりません。 私が何故に「原爆の方が多数の死傷者を出したわけですから、批判の矛先は日本国民や日本政府に向けるというよりは、アメリカに向けた方がいいのではないかと思うわけです。」と言ったのかというと、はっきりもしない捏造されているともいえる事実をもとに批判するよりは、原爆の方が事実としてはっきりしているわけですよ。 >「アメリカも非人道的行為を行ったのだから、日本よりもむしろアメリカを非難すべきだ」と言うご発言は、保持している責任の所在を米国へ転嫁しているだけだと考えます。 「アメリカも非人道的行為を行ったのだから、日本よりもむしろアメリカを非難すべきだ」とは私は言っておりません。「原爆の方が多数の死傷者を出したわけですから、批判の矛先は日本国民や日本政府に向けるというよりは、アメリカに向けた方がいいのではないかと思うわけです。」と言ったわけです。まあ、話の流れからしてニックさんはそう思われたかもしれませんけれど。 日本の過去の悪いところを見ることは、そんなに悪いとは思っていません。けれども、私は日本人であるわけだから擁護するわけですよ。同時に、事実認識に誤りがあるところがないかと思ってそう言うわけです。戦略上・政治上の失敗は過去にもあったのでしょう。だけどそれが即ち「責任追及」だとかに繋がってくるとかいうのはよくわからない。私の場合は、単に愚かだと言いきれないところがあると認識しています。地理的なものでいうと、日本は島国であって、また欧米には日本が野蛮であったとしてそんな好意的には捉えて無かったはずです。それに負けじと戦ったわけですから。...結果は負けましたけど。。 |
A級戦犯はA級戦犯です、疑問の余地はありません。 有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 国会云々の議論は、物事の道理が判ってないからでしょう。 「赦免」は「罪を赦し、刑を免ずる」ことであって、 無罪、潔白を意味するものではありません。 |
▼加茂井さん >A級戦犯はA級戦犯です、疑問の余地はありません。 >有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 論拠を述べてください。 論拠の無い断定は、ただの強弁です。違いますか? |
▼YOTAさん: >>A級戦犯はA級戦犯です、疑問の余地はありません。 >>有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 > >論拠を述べてください。 >論拠の無い断定は、ただの強弁です。違いますか? A級戦争犯罪人とは、極東軍事裁判所(1946-1949)において、 政治的戦争犯罪人として、55項目の訴因の一部あるいはすべ てについて訴追を受けた東条英機ほか27名のうち有罪判決を 受けた25名を言います。 訴追の当否、あるいは裁判というゲームのレフェリー役を 勤めた裁判長の訴訟指揮については、必ずしも公正とは 言えないような気もしますが、人それぞれ違う意見もあ ろうかと思います。 いずれにせよ「東京裁判」なるものが行われ、東条英機達が A級戦争犯罪人として有罪宣告を受けたことは否定できない 事実です。 |
▼加茂井さん >いずれにせよ「東京裁判」なるものが行われ、東条英機達がA級戦争犯罪人として有罪宣告を受けたことは否定できない事実です。 ・・・申し訳ないのですが、私はもうこのスレでの議論で、そういう事実の片一方のみを取り上げて『事実』だと言い張るような強弁は聞き飽きているのです。 >A級戦争犯罪人とは、極東軍事裁判所(1946-1949)において、政治的戦争犯罪人として、55項目の訴因の一部あるいはすべてについて訴追を受けた東条英機ほか27名のうち有罪判決を受けた25名を言います。 他にB級もC級もいますね。『平和に対する罪』『人道に対する罪』という、大戦中には存在しなかった罪科を遡及法不可の原則に反して創造し、これに違反したとしてABC級合わせて3000人以上の日本人を拘束、その内1068人を処刑。判事と検事の殆どが連合国で占められ、検察側証人には偽証罪を適用しないという近代法のイロハも無視した審理を行い、冒頭弁論でカナダとアメリカの弁護士が『こんなものは裁判ではない、勝者による復讐のための政治ショーだ』と発言すると、マイクの電源を切断して止めさせるという有様でした。 >訴追の当否、あるいは裁判というゲームのレフェリー役を勤めた裁判長の訴訟指揮については、必ずしも公正とは言えないような気もしますが、人それぞれ違う意見もあろうかと思います。 必ずしも公正とは、どころじゃないと思いますけど。コレを公正な裁判だと言い張るような人間は頭がおかしいと私は思いますし、実際そんな人はかなり少数だと思います。むしろ多いのが、『問題はあるけど意義は認める』派の方ですね。 確かに問題はあったけど、悪いヤツを戦争犯罪者として裁いたんだからいいじゃないか。『正義と人道』という建前で戦争行為を『悪』として裁いたんだから、意義は認めてもいいじゃないか、という方。・・・・・そういう了見自体、御都合主義の産物であり恥ずべき姿勢だと思うのですが。まあ、それはそれでいいです。 >有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 問題はココです。日本が戦後、戦犯とされた方々を釈放し、名誉の回復を行った法的根拠は、ハーグ陸戦法規やウエストファリア条約の『被占領国における立法行為は国際法違反』であり『講和が成立し主権を回復した時点で、占領国が発した指令及び法的措置は主権回復国の政治決定において無効とし得る』という項目でした。その慣習があったからこそ連合国は、サンフランシスコ条約で第十一条のような『講和成立後も被告の処遇に於いて効力を残そうとするような項目』を入れたのであり、日本は国民の総意を受けた上で、それを回復した主権で以ってやんわりと『拒絶』し、結局連合国側もその姿勢を受け入れて釈放の勧告に応じたのだと言うことです。重光葵法相(元A級戦犯)は、戦後に初めて国連の議会に出席した際に『日本の国際社会復帰を祝す』と言われ、各国の出席者から万雷の拍手で迎えられています。つまり、そういうことです。 私の言っていることには、それなりの法的・論理的な根拠がある訳で・・・・・で、加茂井さんのはどうなのですか?とお聞きした訳です。 ・・・・まさか、三権分立がどうのとか言うんじゃないでしょうね。極東裁判は国際法にも国内法にも拠っていないし、そもそも主権が存在しない状態でそんなものがあり得る訳がないんですけど。一応釘を刺しておきます。 失礼しました。 |
▼加茂井77さん:こんばんは! > A級戦犯はA級戦犯です、疑問の余地はありません。 >有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 済みません、勉強不足なので私にはA級戦犯の定義が分かりません。 ご教授願えませんでしょうか? |
▼加茂井77さん: > A級戦犯はA級戦犯です、疑問の余地はありません。 >有罪無罪は国会の議決で決める性質のものではありません。 > >国会云々の議論は、物事の道理が判ってないからでしょう。 >「赦免」は「罪を赦し、刑を免ずる」ことであって、 >無罪、潔白を意味するものではありません。 法律上赦免されたとしても、「人を殺した」と言う事実には変わりありません。 昔話などでは、殺人を犯して後に高僧になり、世の為にその命を捧げた方の話が多々ありますが、このような行動をとる人物は私でなくとも例え中国の方々出会っても非難する事は二度と出来ないでしょう。 しかし、過去の戦争を引き起こした軍人や政治家が一体どのような人生を送ったか。 例えば731部隊創始者の石井などは、実験データと無罪を取引し、畳の上で死んでいます。 かように野放しにされた戦犯が多いのも、日本の特徴でしょう、ドイツは自ら法律を制定し、戦犯を追っていますが、日本はそれとは正反対の行動を取っています、これは大きな違いでしょう、少なくとも「信用度」と言う観点から見ると、この違いは覆せないほど大きいと言わざるを得ません。 |
▼ニックさん >戦争被災国で日本軍の行動によって家族を虐殺されたりなど、悲惨な人生を送った方々にすれば、それこそ「戦犯は居なかった」と言う言い方は茶番に過ぎないでしょう。 こういうのは、条約や政策や法律の上での話ではく、感情論でしょう。 サンフランシスコ条約の解釈と戦後の日本の国会決議について話をしている所に、『悲惨な人生を送った方々の感情』を盾にとって『詭弁』呼ばわりするのは、それこそ詭弁だと思うのですが。 そういう理屈が通るなら、事後立法における罪で家族を拘留され、出鱈目な裁判で処刑されて悲惨な人生を送った方々にすれば、『彼らが未だに戦争犯罪者であるのは明白』などという言い方は茶番なのです。 条約も法律も、所詮人間の中にある『感情』に決着を付けることは出来ませんが、だからといってそれを尊重しなくていい訳ではありません。 >あなたのご発言は、日本には戦争を起こした責任者が『 誰も存在しなかった 』と言っているのに等しく、そのような発言を繰り返すのでいつまでたっても日本政府の謝罪が生きてこないのだと言う点に早く気が付かれるべきと考えます。 それこそ詭弁です。言うまでもないことですが、戦争というものは、たかが数人の人間や一国のみの都合で起こる物でも、また回避できるものでも無い。それくらいのリアリティは、常識として持っていなくてはならないでしょう。 私は単に、 『まだ戦火の傷跡が国土にも国民の記憶にも生々しく残っている中で、それでも当時の国民達は『戦犯』という、連合国によって用意された生贄を叩くことを良しとせず、彼らを解放し名誉を回復することの方を選択した』 という事実を、事実として述べているだけです。 少なくとも戦後の日本人は、彼らだけに「責任」とやらを押し付けることや、連合国の掲げる正義に無条件にひれ伏すことを拒否する感情というものを確固として持っていました。私は彼らの後に繋がる国民として、その『不服従』の気概を諒としたいと思います。 『そんな発言を繰り返すから日本政府の謝罪が生きてこないんだ!』などというのは、本人ですら認める『茶番』に迎合し、その場しのぎの政治的決着を得るために歴史の事実を枉げ、戦犯とされた同胞の命と名誉を救うために多くの努力を捧げた当時の国民達の想いを踏みにじる理屈です。私は、そういう恥知らずな意見には組しません。 恐惶謹言。 |
▼YOTAさん: >『まだ戦火の傷跡が国土にも国民の記憶にも生々しく残っている中で、それでも当時の国民達は『戦犯』という、連合国によって用意された生贄を叩くことを良しとせず、彼らを解放し名誉を回復することの > 少なくとも戦後の日本人は、彼らだけに「責任」とやらを押し付けることや、連合国の掲げる正義に無条件にひれ伏すことを拒否する感情というものを確固として持っていました。私は彼らの後に繋がる国民として、その『不服従』の気概を諒としたいと思います。 もちろん、日本が戦争に突入した責任のすべてが戦争指導者にあるわけではありません。多くの一般国民も戦争に積極的に参加したことは紛れもない事実です。 しかし、だからといって「誰の責任も問わない」ということは「誰も責任をとらない」ことと同義です。 「私は貝になりたい」という名作ドラマがありました。再放送で見た時、私は涙が止まりませんでした。上官の命令で捕虜を串刺しにした一兵卒が、一市民として復員し、普通の生活を送っていたにもかかわらず戦犯として裁かれ、絞首刑にされてしまう物語です。彼らのような「犠牲者」にこそ多くの国民の同情と支援が集まったのではないでしょうか。 あなたは、いわゆる「A級戦犯」である戦争指導者たちとそれ以外の「戦犯」の区別をされません。しかし、もしそうなら「A級戦犯」たちの靖国合祀が他の戦犯に比べて大幅に遅れ、しかも当初は非公開であったのはなぜでしょうか。中国や韓国の世論に配慮したためと思われますか? もし、わが国の国民がこぞって「A級戦犯」たちにも戦争責任はなかったのだと考えていたなら、彼らも他の「戦犯」と同時期に靖国に合祀されてよかったのではないですか? 記録に残る「事実」とその事実がおこった「背景」は異なっていたのではないでしょうか。私も当時の新聞や雑誌の記事にも当たってみたいと思います。 |
▼questiontimeさん: >「私は貝になりたい」という名作ドラマがありました。再放送で見た時、私は涙が止まりませんでした。上官の命令で捕虜を串刺しにした一兵卒が、一市民として復員し、普通の生活を送っていたにもかかわらず戦犯として裁かれ、絞首刑にされてしまう物語です。彼らのような「犠牲者」にこそ多くの国民の同情と支援が集まったのではないでしょうか。 そういえば「私は貝になりたい」の中で、捕虜に木の根を食わせて虐待したという理由で戦犯とされた人の話が紹介されていましたね。 でも実際は、捕虜が飢えていたので気の毒に思ってゴボウを食わせてやったのだとか。 捕虜はゴボウを知らなかったので虐待と感じたのでしょうな。 文化の違いの悲劇です。 戦犯とされた事実認定の正確性はいったいどの程度のものなのかと思います。 |
>文化の違いの悲劇 そういう事があるからこそ、他者の視線や心情を考える事は大切なのでしょう。 それは歴史認識にも当てはまると思います。 何故、歴史教科書問題で「あたらしい歴史教科書をつくる会」のが問題なのかという意見がありますが、 「日本の歴史は日本の歴史、他国の歴史は他国の歴史」と割り切る事は、いずれ他国家・他文明への理解を薄め、文明の違いの悲劇を招きよせる危険性があるからではないでしょうか。 私はそう思います。 |
▼松さん:こんばんは。 お久し振りです。 少し休むと申したときに暖かいお言葉を頂きました。ここにお礼申し上げます。 その後、だらだらと書き込ませて頂いております。 たまたま「私は貝になりたい」関連のスレッドで松さんの名を見ましたので、失礼ながら横レスさせて下さい(questiontimeさんにも失礼致します)。 >▼questiontimeさん: > >>「私は貝になりたい」という名作ドラマがありました。再放送で見た時、私は涙が止まりませんでした。上官の命令で捕虜を串刺しにした一兵卒が、一市民として復員し、普通の生活を送っていたにもかかわらず戦犯として裁かれ、絞首刑にされてしまう物語です。彼らのような「犠牲者」にこそ多くの国民の同情と支援が集まったのではないでしょうか。 > >そういえば「私は貝になりたい」の中で、捕虜に木の根を食わせて虐待したという理由で戦犯とされた人の話が紹介されていましたね。 >でも実際は、捕虜が飢えていたので気の毒に思ってゴボウを食わせてやったのだとか。 >捕虜はゴボウを知らなかったので虐待と感じたのでしょうな。 >文化の違いの悲劇です。 > >戦犯とされた事実認定の正確性はいったいどの程度のものなのかと思います。 私は、「文化の違い」などを捨象した、単に「復讐心の履行、達成」に役立つこと、寄与することを専ら寄せ集めた結果かと思っております。 情緒、感情に捉われ「眼を曇らせたヒト」には、ありがちなことかと想像しております。 失礼を申しました。 |
▼Questiontimeさん 貴方と、また同じような会話を交わすことになるとは思っていませんでした。 >しかし、だからといって「誰の責任も問わない」ということは「誰も責任をとらない」ことと同義です。 失礼ながら、相変わらず『責任』という言葉の使い方が曖昧なのではないでしょうか?誰の、誰に対する、どんな責任なのですか? 前にも言いましたが、刑死された方達は自らの命を奪われるという、これ以上ない形で『政治的な責任』を取っています。民主主義国家であり罪刑確定主義を取る近代国家において『死刑』以上の刑罰や、故人の死後の遇し方にまで容喙するような刑罰があるなどという話は、私は寡聞にして聞いたことがありませんが。 以前私が『なら、被告人不在の人民裁判でもやるのですか。とっくに刑に処され、戦後60年罵られ続けてきた人達をまた弾劾して『死刑判決』でも出し、遺骨の一欠けに鞭でも当てれば『責任』とやらを取ったことになるのですか?』と質問した時、貴方は何と答えましたっけ。明確な具体論が語られたという記憶が無いのですが。 >あなたは、いわゆる「A級戦犯」である戦争指導者たちとそれ以外の「戦犯」の区別をされません。 だって、当時の国会決議及び法改正の上で区別をされていませんからね。何で貴方はそこまで『区別したがる』んですか?先回りして答えておきますが、当時の国会答弁のヤリトリに『(法改正の対象には)A級戦犯とされた者たちも加えられるということですね?』『当然そういうものであると認識しております』という、議員と議長の発言記録がキチンと残っています。それに、戦後首相になった岸信介や外相になった重光葵、法務大臣になった賀屋興宣も、A級戦犯として巣鴨プリズンに拘留されていた人達ですよ。免責・免罪をされ名誉回復が為されたという国民のある程度の認識無しに、どうして彼らが戦後日本の要職に着いて活躍することが出来たでしょうか。 >しかし、もしそうなら「A級戦犯」たちの靖国合祀が他の戦犯に比べて大幅に遅れ、しかも当初は非公開であったのはなぜでしょうか。中国や韓国の世論に配慮したためと思われますか? 誤解がありますが、非公開も何も、元々戦犯とされた方達の氏名をいちいち合祀のたびに「世間に公表」する慣例なんてありませんよ。彼らは犯罪者ではないし、靖国も戦後は官製の宗教施設では無いんですから。厚生省が戦死者・法務死者の名簿を作成して発送し、崇敬者遺族会がそれに承認を与え、それを受けて靖国神社が合祀業務を行うのです。A級戦犯とされて刑死された方の合祀名簿が送付されたのは1967年、実際に合祀される10年以上前です。当時の宮司の方は『熟慮中』として合祀を保留していましたが、6代宮司となった松平永芳氏が合祀業務を行いました。この人は元軍人だったと言いますから、同じ立場にあった人達が名誉回復を経てなお、中途半端なままの状態にされていることを許せなかったのでしょう。承認は受けていた訳ですから『靖国側に』配慮というか逡巡があったのは確かでしょうが、それは中韓への配慮ではないだろうし、それがあったからと言うことで、何かのアリバイになるとも思えませんけど。合祀の事実を朝日新聞が書きたてた後も、大平首相や田中首相が何度も公式参拝をしていますが、中韓は何の文句も言っていませんよ。前にも書きましたけど。 >もし、わが国の国民がこぞって「A級戦犯」たちにも戦争責任はなかったのだと考えていたなら、 貴方の言うような『戦争責任』なる理念が、当時の日本国民たちの間に膾炙していたものとだいぶ違っていたのは確かでしょうね。私もそれには、戦後教育によって作り出されたイデオロギーが多分に入り込んでいると思っていますし。 貴方の、彼らの『責任』とやらを究明し明確化したいという情熱については、前にも言ったように私は別段異論はありません。同じことは何人もの先達がやっておられるし、その真摯な研究の結果は多く世に受け入れられています。 ただ、『彼らが死後も犯罪者扱いされていないと『責任の究明』が十分に出来ない!』『責任の究明のために、過去の国会決議も法律もそっちのけで、改めて彼らを犯罪者扱いすべきだ!』などと言うのは、リーガル・マインドと言うものを弁えない田夫野人の泣き言、自分が善人ぶりたいだけの人間のクズの発言です。 以上、恐惶謹言。 |
▼YOTAさん: >貴方と、また同じような会話を交わすことになるとは思っていませんでした。 そうですね。 > 以前私が『なら、被告人不在の人民裁判でもやるのですか。とっくに刑に処され、戦後60年罵られ続けてきた人達をまた弾劾して『死刑判決』でも出し、遺骨の一欠けに鞭でも当てれば『責任』とやらを取ったことになるのですか?』と質問した時、貴方は何と答えましたっけ。明確な具体論が語られたという記憶が無いのですが。 貴方の主張では、彼らは「戦後60年罵られ続けてきた」わけではなく、きちんと復権しているのでしょう?なぜ、そのような言葉を使われるのでしょうか。 > > 貴方の言うような『戦争責任』なる理念が、当時の日本国民たちの間に膾炙していたものとだいぶ違っていたのは確かでしょうね。私もそれには、戦後教育によって作り出されたイデオロギーが多分に入り込んでいると思っていますし。 > 貴方の、彼らの『責任』とやらを究明し明確化したいという情熱については、前にも言ったように私は別段異論はありません。同じことは何人もの先達がやっておられるし、その真摯な研究の結果は多く世に受け入れられています。 > ただ、『彼らが死後も犯罪者扱いされていないと『責任の究明』が十分に出来ない!』『責任の究明のために、過去の国会決議も法律もそっちのけで、改めて彼らを犯罪者扱いすべきだ!』などと言うのは、リーガル・マインドと言うものを弁えない田夫野人の泣き言、自分が善人ぶりたいだけの人間のクズの発言です。 > また「人間のクズ」呼ばわりですか。私がどのように言われても結構ですがね。 貴方は戦争は天から降ってくる雨のようなもので、人間が起こすものではないと考えておられるようですね。それこそ「戦後教育」のなせる業ではないでしょうかね。この考え方なら、確かに戦争指導者も一般の犠牲者も等しく「戦争」の犠牲者と言うことになります。 少なくとも私には、わが国の国民だけでも300万人以上が犠牲となっているのに「それは戦争だから仕方がない、誰にも責任はない」などという考え方はできません。貴方のほうこそ、自分を含めた誰も悪人にしたくないがゆえに、戦争指導者の責任も問わないだけではないのですか? あえて「人間のクズ」とは申しませんが。 失礼しました。 |
▼Questiontimeさん 何か、『質問の形』にした所でない箇所ばかりに反応されるので、いまいち話がし難いです。 >貴方の主張では、彼らは「戦後60年罵られ続けてきた」わけではなく、きちんと復権しているのでしょう?なぜ、そのような言葉を使われるのでしょうか。 『名誉回復されているはず』なんですよね。なのに、戦後六十年経ってみると、過去の日本国民が下した決定というものを丸きり知らずに、サンフランシスコ条約第十一条を引っ張ってきて『彼らが戦争犯罪者であることは明白だ』なんて平気で公言する方がいるわけです。 そういう人は大抵に於いて靖国神社の話題と絡めて話をしていて、詰まる所自国の歴史について不勉強な上に、『政治上の責任や失策』というものを『死者の慰霊・遇し方』という人格的な問題にまで無理やり結び付けて話をしているんですよね。それとこれとは別だということを、私は説いている訳です、何度も。 >また「人間のクズ」呼ばわりですか。私がどのように言われても結構ですがね。 別に貴方がそうだと言っている訳ではありませんので。お互いそうならないように致しましょう。 >貴方は戦争は天から降ってくる雨のようなもので、人間が起こすものではないと考えておられるようですね。 んな馬鹿な。運命論みたいなものはともかくとして、戦争というのは間違いなく人間の生み出すものですよ。そして、人間が生み出すものだからこそ複雑で、簡単な分析や一律な解釈では切って捨てられないものなんです。前段でも言いましたが、たかだか一国の都合や、『悪い人』がいたから、なんて理由で起こる物でも起こせる物でも、また回避できるものでもない。これは確かでしょう。 >この考え方なら、確かに戦争指導者も一般の犠牲者も等しく「戦争」の犠牲者と言うことになります。 正直な話、『戦争の犠牲者』という呼び方や認識は好きではありません。そういう言い方は僭越と言うか、見方や感じ方を一律な、平べったいものにしてしまいがちですから。 >少なくとも私には、わが国の国民だけでも300万人以上が犠牲となっているのに「それは戦争だから仕方がない、誰にも責任はない」などという考え方はできません。 私の祖父の兄弟も軒並み戦死してますからね。割り切れない気持ちがあるのは確かですけれど、私はこれも前に述べたように、まだ戦争の爪痕や記憶が生々しく残っていたはずの時代に、国民の大部分が敢えて下した決断・諸外国に示した決意と言うものの方を尊重したいと思います。その辺、公私混同はしません。 それに、これも何度も言っていますが、刑死された方達は『命を不当な裁判で奪われる』というこれ以上無いやり方で『政治的な責任』を取っていますよ?私も彼らには指導者としての『政治的な責任』はあったと思っていますし(これは確か前回貴方と議論した際にも断っておいたはず)、『誰にも何の責任も無い』なんてことは言っていないはずですが。 で、この上彼らに取らせたい責任って何ですか?どういう方法でそれを取らせると言うのでしょうか?具体的に仰ってみて下さい。そうすれば、これ以上話がループしないで済むと思います。 以上、恐惶謹言。 |
▼YOTAさん: こんばんは、 少しきついですが、嘘は言ってはいけません。 敗戦後、何故「予科練崩れ」の多くが「やくざ」になったのでしょうか。また、皇居に向って小便をした人が居たのでしょうか。 皆、裏切られたという思いがあったのではないでしょうか。 皇国日本、神風日本が「鬼畜米英」に負けるわけが無い。ところで「鬼畜米英」に込められた意味はお分かりでしょうね、畜生に日本人たる人間が負けるわけがないという意味ですが。 日本人兵士には、米英人を「畜生」と信じた人もいた、そして、米英人には、ジャップ(JAP)が「猿」だと思って戦ったものも多かった。 戦う、権力者に乗せられて、戦う「自意識無き」兵士は、そのようなものだったと思います。 戦争とは、このように、敢えて言えば、自意識無き「馬鹿」な人同志の戦いなのだと私は思っています。 失礼申しました。恐惶謹言。 |
(習慣となったオレの真夜中小用序でに・・庇貸してね) 報告:対トルーマン大統領 於ウエーキ島 とき某年10月15日 「東京裁判は誤りでした。」 証言:於上院軍事外交委員会 とき1951年5月3日 「日本の開戦は自衛のためであって、侵略ではありませんでした。」 さて、これに対し大統領・米国、他諸国はどうレスポンスし、フォローした? この報告と証言、本質が語られていると確信しオレは生きている。 だ・か・ら〜、細かい話には殆ど興味ない。ほな、また寝よっと。 |
▼ニッチモサッチモさん: >(習慣となったオレの真夜中小用序でに・・庇貸してね) > >報告:対トルーマン大統領 於ウエーキ島 とき某年10月15日 > 「東京裁判は誤りでした。」 >証言:於上院軍事外交委員会 とき1951年5月3日 > 「日本の開戦は自衛のためであって、侵略ではありませんでした。」 > >さて、これに対し大統領・米国、他諸国はどうレスポンスし、フォローした? > >この報告と証言、本質が語られていると確信しオレは生きている。 >だ・か・ら〜、細かい話には殆ど興味ない。ほな、また寝よっと。 さて、以上のようなことを言って今後の人類・世界に何の益があるのか私には分かりません。失礼を申しました。 |
▼とうろうさん: >さて、以上のようなことを言って今後の人類・世界に何の益があるのか私には分かりません。失礼を申しました。 そうか、判らんか。じゃ、話にならんわ。是を益・無益レベルで論じるのも尚早。 オレが諄々と語るのも面倒ゆえ、下記の著書読了後、感想でも伺えたら有り難い。 既読なら即答無心も失礼だし、せめて二三日裡にレス頂けると嬉しいなあ。 ま、無理強いする積りは無いけれど。 ・菅原裕『東京裁判の正体』国書刊行会 昭36 貴兄も含め、どなたか該書の批判・反駁書etc御存知なら、教示給はり度い。 |
▼ニッチモサッチモさん: こんばんは。レス有難うございます。 しかし、物言いには少し注意された方が、貴殿のおっしゃることにも説得性が増すことと感じました。 >▼とうろうさん: >>さて、以上のようなことを言って今後の人類・世界に何の益があるのか私には分かりません。失礼を申しました。 > >そうか、判らんか。じゃ、話にならんわ。是を益・無益レベルで論じるのも尚早。 >オレが諄々と語るのも面倒ゆえ、下記の著書読了後、感想でも伺えたら有り難い。 >既読なら即答無心も失礼だし、せめて二三日裡にレス頂けると嬉しいなあ。 >ま、無理強いする積りは無いけれど。 > >・菅原裕『東京裁判の正体』国書刊行会 昭36 > >貴兄も含め、どなたか該書の批判・反駁書etc御存知なら、教示給はり度い。 東京裁判には、問題があったことと思います。勝者からの一方的な裁判で、インドの判事が言ったことが正しいかとも思います。 しかし、東京裁判の問題と、憲法の問題、あるいは、人間社会で真の正義、真理は何かということとは又別の問題だと考えております。 東京裁判は、単に、「歴史の一コマ」に過ぎない、今後の世界の参考にすべきものであって、これが、未来の人類社会、世界の創造的規範の根本になるとは考えられません。 このような意味から、「益無き」と申しました。 重ねて、失礼を申しました。 |
▼ニッチモサッチモさん: >証言:於上院軍事外交委員会 とき1951年5月3日 > 「日本の開戦は自衛のためであって、侵略ではありませんでした。」 > 自衛であるとか、侵略でないとか、そんなことは言って ないですね。 >さて、これに対し大統領・米国、他諸国はどうレスポンスし、フォローした? したがって、この世の誰もレスポンスもフォローもしません。 残念でしたね。 |
▼加茂井77さん:指摘に感謝。(小用起床序でで失礼) > 自衛であるとか、侵略でないとか、そんなことは言って >ないですね。 そう、オレのハシャギが過ぎた。ここは指摘に従い、菅原氏論述の通りに・・・ 日本の開戦が自衛の為であって、侵略ではなかったことを証言して左の如く述べた。 「・・それ故に日本人が第二次大戦に赴いた目的はその殆どが安全保障の為だったの である。」(前掲書p310) と全面置き換える。済まん。 >>さて、これに対し大統領・米国、他諸国はどうレスポンスし、フォローした? >したがって、この世の誰もレスポンスもフォローもしません。 > 残念でしたね。 いやいや、レスポンスについては、日本の報道機関ほか、悪い癖で専ら憚りに徹した のだと思うね。氏の同書に依ると、米国では勿論、自由圏諸国では結構論議されてい る様だ。自由活発なのとそうでない国との相違か。日本もこれからだろうな。 尚、東京裁判の失敗は以後の朝鮮・湾岸・今次イラク戦争で関係国・関係者を裁いて ない、これは教訓というある意味厳粛なフォローじゃないのか、と思う。 因みにオレ、元帥に拍手する気は無い。菅原氏は、「・・その任を解かれて離日する とき、自分の手に掛けて殺した、日本軍人を祭る靖国神社に榊の一本も供えようとし なかったことについて、彼が真に武士道を理解する軍人であるかどうかを疑う。」 と述べておられる。(同p311) そう、全く同感だ。 |
▼とうろうさん >少しきついですが、嘘は言ってはいけません。 >敗戦後、何故「予科練崩れ」の多くが「やくざ」になったのでしょうか。また、皇居に向って小便をした人が居たのでしょうか。 ハテ? 戦後行き場を無くして無頼の徒になった軍人の方や、皇居に向かって粗相をした人間がいたからと言って、何故戦犯釈放を嘆願する署名が(最初に始めたのは、今では全く逆のことを主張している日弁連です)四千万を超えたと言う事実が、それを受けて国会が全会一致を以って戦犯とされた方々の名誉回復を決めたと言う事実が 『嘘』になるのでしょうか。 少しきついですが、横から出てきて失礼ではありませんか?嘘は言ってはいけませんよ。 >戦う、権力者に乗せられて、戦う「自意識無き」兵士は、そのようなものだったと思います。 >戦争とは、このように、敢えて言えば、自意識無き「馬鹿」な人同志の戦いなのだと私は思っています。 私には、当時の日本人一人一人の内面についてまで、勝手に類推したり論評したりするほどの権利も知識もありませんが、アメリカ人にせよ日本人にせよ、その時に『自分の祖国が外国と戦っている』という、逃れられない現実があっただけだと考えます。その時に銃を取ったことを『自意識がない』とか『馬鹿』だとかは、私にはとても言えません。 貴方の人間性が、こういう言葉に表れていると思います。 >失礼申しました。恐惶謹言。 本当に失礼ですよ?いえ、私に対してではなく。 告天子さんとの議論を見ていましたが、私は貴方のような方とは、あまり会話をしたくないのです。今後、諒解を願います。 それと、真似をしないで下さいね。 さようなら。 |
▼YOTAさん:こんばんは。 ともあれレス有難うございました。 >▼とうろうさん > >>少しきついですが、嘘は言ってはいけません。 >>敗戦後、何故「予科練崩れ」の多くが「やくざ」になったのでしょうか。また、皇居に向って小便をした人が居たのでしょうか。 > >ハテ? >戦後行き場を無くして無頼の徒になった軍人の方や、皇居に向かって粗相をした人間がいたからと言って、何故戦犯釈放を嘆願する署名が(最初に始めたのは、今では全く逆のことを主張している日弁連です)四千万を超えたと言う事実が、それを受けて国会が全会一致を以って戦犯とされた方々の名誉回復を決めたと言う事実が >『嘘』になるのでしょうか。 >少しきついですが、横から出てきて失礼ではありませんか?嘘は言ってはいけませんよ。 東京裁判が、勝者によるある意味一方的な裁判であったことは否定しません。従って、国際公法上問題のある裁判であったことも否定できないと思っております。これに対する反発および反対が愛国日本人としてあったことは想像に難くありません。 しかし、無謀な戦争に国民を率い、思わぬ惨禍に遭遇せしめた指導者に反発、非難が有ったことも事実でしょう。 何もかもひっくるめて、「4千万」という数字(私はこの事実は知りませんでしたが)だけに、貴方方の正当性を求めているのは、敢えて言えば暴論かと感じました。 >>戦う、権力者に乗せられて、戦う「自意識無き」兵士は、そのようなものだったと思います。 >>戦争とは、このように、敢えて言えば、自意識無き「馬鹿」な人同志の戦いなのだと私は思っています。 > > 私には、当時の日本人一人一人の内面についてまで、勝手に類推したり論評したりするほどの権利も知識もありませんが、アメリカ人にせよ日本人にせよ、その時に『自分の祖国が外国と戦っている』という、逃れられない現実があっただけだと考えます。その時に銃を取ったことを『自意識がない』とか『馬鹿』だとかは、私にはとても言えません。 先に、東京大空襲に参加した米軍パイロットの述懐をNHKTVで見ました。 彼が若い頃の爆撃に於いて、日本人は「猿に似たもの」だと思い、この焼夷弾の下の惨禍に喘ぐ日本人に「人」を意識しなかった、ただただ憎い日本を叩き潰し、戦争を早く終わらせることが「正義」だと思っており、別に良心の呵責も感じなかった。 しかし、縁あって日本を見、日本人を知った今、日本人も人であり、私が為したことを後悔する、と述懐していました。 かくの如き心情を思い、あぁ「馬鹿」だなぁと思った次第です。 愛国に燃え、祖国の繁栄と家族の幸せのためと信じて戦った幾多の日本人の英雄、英霊も戦いの中で、敵英米人は「畜生」と自ら信じ込ませて戦ったに違いありません。それは疑いも無く、崇高な行為です。 しかし、彼が生きて帰って、例えば、彼が殺した敵も人間であり、彼にも愛する国があり、愛する家族があり、その残された家族が、仮に、悲嘆の中に人生を送ったことを知れば、どのように感ずるでしょうか。 >貴方の人間性が、こういう言葉に表れていると思います。 私は、貴方に私の人間性を云々されたくありません。不快です。 >>失礼申しました。恐惶謹言。 > >本当に失礼ですよ?いえ、私に対してではなく。 >告天子さんとの議論を見ていましたが、私は貴方のような方とは、あまり会話をしたくないのです。今後、諒解を願います。 >それと、真似をしないで下さいね。 >さようなら。 失礼を申しました。 ただ、貴方と会話したくない方はこの掲示板には多いかと思います。 掲示板は、開かれた場ですので、私は言いたいことは言いたいと思っております。会話したくなければ、貴方の方で止めてください。貴方に無理に会話させることは、私には絶対出来ませんから、ご安心ください。 恐惶謹言(この言葉に貴方の著作権でもあるのでしょうか)。 |
▼とうろうさん 『戦犯釈放嘆願署名』運動は、『海外抑留同胞救出国民運動』(総本部長は衆議院議長)という団体が昭和25年から開始し、それに日弁連が呼応して講和成立の2日後に『戦犯の赦免勧告に関する決議書』を国会に提出してから一挙に全国的な運動となったもので、当時の共同通信記者・小沢武治氏の調査報告が「地方自治体によってまとめられたものが2000万名、各種団体によるものが2000万名にも登り、各国代表部や国会・政府・政党へ宛てての陳情も夥しい数が殺到していると伝えています。 >しかし、無謀な戦争に国民を率い、思わぬ惨禍に遭遇せしめた指導者に反発、非難が有ったことも事実でしょう。 それはあったでしょう。当たり前です。色々な人がいたでしょうから。 >何もかもひっくるめて、「4千万」という数字(私はこの事実は知りませんでしたが)だけに、貴方方の正当性を求めているのは、敢えて言えば暴論かと感じました。 数字でさえない、「反発・非難した人もいた」ということだけに自分の正統性を求めて、私を「嘘吐き」呼ばわりされる方が暴論だと思いますが。 >先に、東京大空襲に参加した米軍パイロットの述懐をNHKTVで見ました。 私もそのTV番組は見ましたよ。私の感想としては、『やはりパラダイムが変わって初めて、人間は違った視点でものを見ることが出来るようになるんだな』という感じでした。昭和20年8月15日以前の日本人と、以後の日本人がお互いのことをもはや理解し得ないように、その時その時の歴史をリアルタイムで生きている人間の行為や思考には『必然』しか無く、全てが終わってから初めて、人は自分の行為が実は偶然の積み重ねによるものであり『必然ではなかった』ということを知るのだ、と思いましたね。それが『馬鹿だ』とは思いません。我々だって遠からぬ未来に『この人達って馬鹿だなあ』と、未来の人間から慨嘆されかねない立場にいる訳ですから。神の視座を気取るのは滑稽だと思いませんか。 日本人は確かに、アメリカ人を憎んでいた訳ではないでしょうね。むしろ好きだった、憧れていたと言っていい。『風とともに去りぬ』などの小説は戦時中でもベストセラーでしたし、アメリカ映画の上映がされなくなったのは、真珠湾攻撃が行われた後の12月10になってやっとです。黄色人種への差別感情というものが明確にあったアメリカとは違い、日本が鼓舞した「敵対心」は、例えばポーランド人がドイツ人やロシア人を憎んだり、ユダヤ人がドイツ人を憎んだりするような、ホンモノの民族的敵対心とは全く違った『抽象的な憎悪』と言うべきものでした。 私は逆に、そういう所に日本の戦争の『哀れさ』を感じます。アジアに属する国でありながら、西欧の文明を背負って西欧に歯向かわざるを得なかった、日本の孤独な立場というものを考えてしまう。まあ、横事ですけど。 >私は、貴方に私の人間性を云々されたくありません。不快です。 それは、お互い様でしょうね。気付いてないだけかも知れないけれど、貴方も今までに同じコトを結構しているんですよ。 >恐惶謹言(この言葉に貴方の著作権でもあるのでしょうか)。 別に著作権は無いですけどね。私との会話だけにソレを使うというのは、詰まる所当てこすりであり、イヤミでやってる訳でしょう。ヘンな開き直り方をしないで欲しい。 以上、恐惶謹言。 |
***管理メッセージ*** 貴殿の本スレッドでの一連のご投稿は、以下の掲示板ルールに抵触しておりましたので、注意いたします >元投稿者の人格を否定する内容、誹謗中傷、脅迫的な文章 本件についてなにかございましたら、「連絡掲示板」までお願い致します。 担当:しんわん |
▼YOTAさん:こんばんは。 会話をお続け頂き、有難うございます。 >『戦犯釈放嘆願署名』運動は・・・(中略失礼)・・・『戦犯の赦免勧告に関する決議書』を国会に提出してから一挙に全国的な運動となったもので・・・(後略失礼)・・・。 先に、何方かが、この掲示板でも述べられていましたが 「私は貝になりたい」というドラマが過って話題になりました。出征後、無事帰還し、床屋を営んでいた元兵士が突然MPの来訪を受け、戦犯として捕らえられ処刑?される話です。 彼は、中国戦線?で、上官の命に従い、中国人捕虜?を、銃剣で刺殺した咎(とが)に問われました。 彼のどこに「罪」があるのでしょうか。軍隊で上官の命令は絶対です。イヤイヤながら従ったのです。 このような数多くのB,C級戦犯の釈放を願うのは、当時のそして今現在の日本国民として「も」、当然のことです。「4千万人」といわず、全国民が主張すべきことでしょう。 このような事情、事実が、YOTAさんの現在の各ご主張を裏付けするものでしょうか。 私は、疑問に思います。そうは思われませんか、まさに「詭弁」の如く感じます。 (なお、上の嘆願書あるいは決議案の趣旨は、先に、私が「退役軍人さん」にご教示をお願いしたものと同一のものでしょうか?) その余のYOTAさんのコメントへの弊コメントは、以上に対するご返事を待って、気が向けば差しあげることに致します。 失礼を申しました。恐惶謹言。 |
極東国際軍事裁判所によるA級戦犯の問題とは別の話ですが。 先の大戦(ノモンハン事件など大戦前も含む)において発生した多くの問題は誰々の責任にあると公的に確定されたかはっきりしていない事を私は疑問に思っています。 例えばインパールにて約束していた補給がこなかった為に独断で撤退した第31師団の佐藤師団長は戦後「止むを得ない判断だった」として公認されたか又は「命令違反を犯した」として正式に責任を問われたのか? 当時の戦争は国家を挙げての総力戦となっていたのに、それに大して日本が十分な研究や政策を行わなかったのは誰の責任になるのか? そんな多くの日本の敗北に繋がる諸所の問題や現場の行動について、戦後の日本が自主的に公的に是非を問うた事はあったのか? 極東国際軍事裁判所ばかりが問題とされ、敗戦の責任が、そして敗北の原因が追求されないのはとても残念な事だと思います。 追記 ニックさんへ ニックさんが記事51031で書かれた「終戦50周年記念NHK特番〜」の件ですが、それは「NHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」」という番組ではないでしょうか? もしそうならば、角川書店から発行されている「太平洋戦争 日本の敗因」というシリーズで本となっているので、是非ともお読みください。 |
▼あくまの査問官さん: こんばんは。 >極東国際軍事裁判所によるA級戦犯の問題とは別の話ですが。 >先の大戦(ノモンハン事件など大戦前も含む)において発生した多くの問題は誰々の責任にあると公的に確定されたかはっきりしていない事を私は疑問に思っています。 何故、疑問に思われるのですか、疑問の根拠を教えて下さい。 >例えばインパールにて約束していた補給がこなかった為に独断で撤退した第31師団の佐藤師団長は戦後「止むを得ない判断だった」として公認されたか又は「命令違反を犯した」として正式に責任を問われたのか? 問われなかったのですか、問われたのですか? >当時の戦争は国家を挙げての総力戦となっていたのに、それに大「(注;対)」して日本が十分な研究や政策を行わなかったのは誰の責任になるのか? そんなことは明白でしょう。総力戦を遂行した当時の責任者、権力者(統治者)ではありませんか。 >そんな多くの日本の敗北に繋がる諸所の問題や現場の行動について、戦後の日本が自主的に公的に是非を問うた事はあったのか? 「日本」が問うたか、「日本人」が問うたか、は大きな差です。明らかに、多くの日本人は問うていた筈です。 >極東国際軍事裁判所ばかりが問題とされ、敗戦の責任が、そして敗北の原因が追求されないのはとても残念な事だと思います。 何を仰っておられるのか、さっぱり分かりません。 敗戦及び敗北の原因は、当時の為政者、統治者およびそれに従って権力の蜜の味を味わっていた人々に在るのは当然ではありませんか。 失礼を申しました。 |
あくまの査問官さん、こんにちは。 ご案内の本、その後、角川文庫版になっているようです。 ◇『太平洋戦争 日本の敗因 1〜6』 (NHK取材班編、角川文庫、1995年) 1 日米開戦勝算なし 2 ガダルカナル学ばざる軍隊 3 電子兵器「カミカゼ」を制す 4 責任なき戦場インパール 5 レイテに沈んだ大東亜共栄圏 6 外交なき戦争の終末 興味深い本を教えていただき、ありがとうございます。 近々読んでみようと思います。 |
まず、ぎゆみらさんへ はい、貴方が書かれた本が私の言っていた本です。 追記ありがとうございました。 次にとうろうさんの質問への返事です。 私が前の記事を書いたのは「A級戦犯はどう扱われべきか」との論争だけでなく、日本にとって必要なのは「前の大戦で負けた要因は何にあるか。その責任は誰にあり、どのような形で信賞必罰の罰を受けるべきか」という論争も必要だからと思ったからです。 先日の列車事故では「会社は以前から起こっていた事故の教訓を採らなかった。だから今回の事故が起こった」という新聞記事がありました。 発生した事故の原因を追究せず放置していれば、いずれより大きな事故が起こります。 それと同様に、敗北の原因を追求せず戦いに望めば、いずれ前と同じ形で敗北します。 今は憲法を改正して軍隊を持とうとの声がある時代です。 このような時代だからこそ、先の戦争での敗因を追及することは必要ではないでしょうか。 逆に言えば、国家として敗因を追求しない内に憲法を改正して軍隊を持とうというのは危険だと思うのです。 私が望んでいるのは冷静で科学的な思考と判断です。 A級戦犯の家族に不法で感情的なリンチをして終わりにする国・国民は、軍隊を持つ資格はないと思うのです。 |
▼あくまの査問官さん:こんばんは。 レス有難うございました。 >次にとうろうさんの質問への返事です。 > >私が前の記事を書いたのは「A級戦犯はどう扱われべきか」との論争だけでなく、日本にとって必要なのは「前の大戦で負けた要因は何にあるか。その責任は誰にあり、どのような形で信賞必罰の罰を受けるべきか」という論争も必要だからと思ったからです。 当然のことですね。多分、戦後60年色々言われて来たのではありませんか。 しかし、常に、責任を負うべきは、リーダーではありませんか。人を従わしめた人(仮令、人が喜んで従おうともイヤイヤ従おうとも)が責任を負うのは当然のことかと思います。 それこそ、猿のボスでも、従う群れに対し責任を取っているのではありませんか。 >先日の列車事故では「会社は以前から起こっていた事故の教訓を採らなかった。だから今回の事故が起こった」という新聞記事がありました。 >発生した事故の原因を追究せず放置していれば、いずれより大きな事故が起こります。 >それと同様に、敗北の原因を追求せず戦いに望めば、いずれ前と同じ形で敗北します。 >今は憲法を改正して軍隊を持とうとの声がある時代です。 >このような時代だからこそ、先の戦争での敗因を追及することは必要ではないでしょうか。 >逆に言えば、国家として敗因を追求しない内に憲法を改正して軍隊を持とうというのは危険だと思うのです。 > >私が望んでいるのは冷静で科学的な思考と判断です。 多分、今まで、縷縷論じられてきました。もう十分に分かっている筈なのですが。 >A級戦犯の家族に不法で感情的なリンチをして終わりにする国・国民は、軍隊を持つ資格はないと思うのです。 そのようなことがあったのですか?別のスレッドで「4千万人」の発議で、東京裁判の無法をチャラにしたと学びましたが・・・。 失礼を申しました。 |