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 ▼平成残酷物語・1  キタキツネ 05/12/29(木) 8:41
   ┣Re(1):平成残酷物語・1  しまったk2 05/12/29(木) 23:13
   ┃  ┗Re(2):平成残酷物語・1  珍 源斎 05/12/31(土) 10:08
   ┃     ┗Re(3):もう一つの残酷物語  珍 源斎 06/1/1(日) 14:43
   ┃        ┣Re(4):もう一つの残酷物語  こじま社長 06/1/2(月) 18:10
   ┃        ┗Re(4):もう一つの残酷物語  こじま社長 06/1/2(月) 18:21
   ┃           ┗Re(5):もう一つの残酷物語  珍 源斎 06/1/2(月) 18:50
   ┃              ┗Re(6):残酷物語を避けるために!  珍 源斎 06/1/3(火) 12:49
   ┣Re(1):平成残酷物語・1  健太郎 05/12/29(木) 23:32
   ┃  ┣Re(2):平成残酷物語・1  老頭児 05/12/30(金) 10:44
   ┃  ┗Re(2):平成残酷物語・1  rerere 05/12/30(金) 17:56
   ┃     ┗Re(3):平成残酷物語・1  健太郎 05/12/31(土) 0:29
   ┃        ┗Re(4):平成残酷物語・1  Gokai 05/12/31(土) 9:56
   ┣Re(1):憲法違反?ではないのか・  珍 源斎 05/12/30(金) 10:12
   ┗Re(1):平成残酷物語・1  老頭児 06/1/4(水) 9:54

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 ■題名 : 平成残酷物語・1
 ■名前 : キタキツネ
 ■日付 : 05/12/29(木) 8:41
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   国保滞納し保険証返還:受診遅れ11人死亡

 国保の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから
 病状が悪化し、死亡した患者が過去6年に少なくとも11人いた事が
 共同通信社の調べで分かった。
 
 患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。

 札幌のある男性・01年11月、脇腹を押さえた50代の男性が妻に抱えられ、札幌市内の病院に訪れた。末期の胃癌。緊急入院したが、全身に転移していて手遅れで、約二ヶ月後に亡くなった。

 その男性はその8年前に勤務先の建築会社が倒産、入院前日までトラック運転手の仕事を続けた。月収は手取りで約20万円。親子3人の生活費と一人娘の高校の授業料を払うのが精いっぱい。月2万円以上の保険料は払えず、1998年ごろから被保険者資格証明書の交付を受けていた。

 資格証明書で病院に行けば保険が利かず、医療費はいったん全額自己負担。男性は「数ヶ月前から腹が痛かったが我慢した」と話したという。

 「国民皆保険・崩れる制度」これが今の日本の現状だ。

 この寒空に、耐震偽装マンションの被害者。山形の特急脱線転覆事故。
 そうし度重なる幼児殺害事件……。

 日本はモラルが低下し、安全神話も崩れ、勝者と敗者の選別が加速する。勝者と敗者は市場原理主義ではやむを得ないとしても、問題は社会的「強者」と「弱者」がより鮮明になったことで、弱者に救済の手が差し伸べられないことが寄り浮き彫りになっていることだ。このことが問題なのだ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):平成残酷物語・1  ■名前 : しまったk2  ■日付 : 05/12/29(木) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:こんばんわ
なんとも淋しくも腹立たしい話です。

>◆国保滞納し保険証返還:受診遅れ11人死亡
>
> 国保の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから
> 病状が悪化し、死亡した患者が過去6年に少なくとも11人いた事が
> 共同通信社の調べで分かった。
> 
> 患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。
>
> 札幌のある男性・01年11月、脇腹を押さえた50代の男性が妻に抱えられ、札幌市内の病院に訪れた。末期の胃癌。緊急入院したが、全身に転移していて手遅れで、約二ヶ月後に亡くなった。
>
> その男性はその8年前に勤務先の建築会社が倒産、入院前日までトラック運転手の仕事を続けた。月収は手取りで約20万円。親子3人の生活費と一人娘の高校の授業料を払うのが精いっぱい。月2万円以上の保険料は払えず、1998年ごろから被保険者資格証明書の交付を受けていた。
>
> 資格証明書で病院に行けば保険が利かず、医療費はいったん全額自己負担。男性は「数ヶ月前から腹が痛かったが我慢した」と話したという。
>
> 「国民皆保険・崩れる制度」これが今の日本の現状だ。
>

> この寒空に、耐震偽装マンションの被害者。山形の特急脱線転覆事故。
> そうし度重なる幼児殺害事件……。
>
> 日本はモラルが低下し、安全神話も崩れ、勝者と敗者の選別が加速する。勝者と敗者は市場原理主義ではやむを得ないとしても、問題は社会的「強者」と「弱者」がより鮮明になったことで、弱者に救済の手が差し伸べられないことが寄り浮き彫りになっていることだ。このことが問題なのだ。

ちなみに、国保料の金額を札幌市で試算すると、課税所得100万円(年収250万円程度)で、家族3人の世帯の保険料は、

住民税5%=50,000円×4.6=230,000円
人数割り=37,780×3=113,400円
世帯当り=23,880
合計=367,280円

になります。このほか高齢者の場合、介護保険料が100,000円ほど掛かります。

そして月40,000円ほどの賃貸アパートに入っていれば、480,000が必要になります。

これで、娘の高校の学費を捻出することになれば、国民健康保険料は滞納になります。これでは死んでも病院には行けません。

ちなみに、政府管掌健康保険の場合は、この半額以下の保険料になります。

この保険料の現実は、自治体によって差異がありますが、東京などを除いて過疎地ほど高額の保険料になっています。

これは既に、国民皆保険制度が崩壊しているということです。

さらに、来年以降住民税が一律10%になれば、さらに滞納者が増加するでしょう。
やはり、健康保険も、年金同様に一元化して根本的な対策が必要な時期ではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):平成残酷物語・1  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/12/31(土) 10:08  -------------------------------------------------------------------------
   しまったk2さん

キタキツネさん:おはようございます。
今年も大晦日まで来てしまいました。
本年は諸々お世話になりました、来る新年も宜しくお願いします。

平成残酷物語は日本列島至る所で見られる現象です。
平均的な日本人が、それなりに幸せを手にすることが出来た・
頑張れば何とかなることが怪しくなってきたことを感じます。

国保の保険料が払うことが叶わなくなった世帯に向けては
行政としての一時的にも援護施策など救援的な政策があっても
よいのではないか?

バブル経済の崩壊以後、このようなケースは多いはずであり
前もって手当をする必要があったと考える。

膨大な国家予算を費やしてのバブル経済崩壊の後始末をした
ことに比べても国民への影響の後始末が「おろそか」になってる
ことは否定できない。

国民健康保険の制度が崩壊せぬように予算的なテコ入れすること
は政治行政の観点からも憲法の精神を維持する上からも重要と
思う、政治行政の視点を変えさせる努力は有権者として最重要に
思える。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):もう一つの残酷物語  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 06/1/1(日) 14:43  -------------------------------------------------------------------------
   日本列島見渡せば至る処に残酷物語がある。
その一つに日本の物流を担うトラックドライバーの労務環境も

残酷な状況がある。これは現行の労働基準法が正当に適用されれば
かなりの部分が改善されるはずである。

身の回りに存在する諸々の残酷物語に対して傍観することなく
関心をもち続けること世論の惹起への意識を高めることが

世直し総ての基礎になるように思える。
政治行政を正常に機能させるためのキーポイントである。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):もう一つの残酷物語  ■名前 : こじま社長  ■日付 : 06/1/2(月) 18:10  -------------------------------------------------------------------------
   私はオジマ社長ではありません。

6年前に古くからの付き合いの社長が資金繰りに困り私に1000万円借りにきました。その後1年くらいでしょうか、年老いたその社長の母親が貸したお金を持っていらっしてお金を返してくれました。その社長は自殺をし、生命保険で返しにきました・・・。これは本当の話です。

去年、会社設立の法案が改正され、資本金の枠がなくなりました。1円企業(以前は期間限定だった)もOK、取締役も一人でいいとか。つまり簡単に(安易に)起業できる環境になったわけです。
政府は起業数を増やすためにこんな法案を作ったのでしょうが、同時に破綻してしまう起業家も大量製造してしまうわけです。
今は起業ブーム、投資ブームです。成功物語も多くマスコミなどでとりあげられています。しかし、その影でその何百倍もの破綻者がいるのです
毎年10社万以上の廃業、倒産があることを知っていますか?
ほとんどの会社が大量の負債を抱えて倒産します。
一生かけて返済するか、自殺するか・・・このおかげで儲かっているのは起業コンサルタントや詐欺、ヤミ金くらいです
いったい政府は何をしたいんでしょう

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):もう一つの残酷物語  ■名前 : こじま社長  ■日付 : 06/1/2(月) 18:21  -------------------------------------------------------------------------
   2007年問題とかで団塊の世代の大量定年がでるとか。
まだまだ体は元気なので退職金を元手に新しいことに挑戦・・なんて考えている方も多いと聞きます
いま、エセ企業コンサルタント、詐欺師も虎視眈々とそのお金を狙っています。
所詮、会社人だった人がなんの企業ブランドも持たずに起業なんてできないんです。会社にいたから社会的付き合いができたのであって個人としての付き合いなんて誰もしてくれないのに気づいていない。会社組織だからできたのであって個人ではなにもできないのに気づいていない。

これから定年を迎える皆さん。くれぐれも慎重になってくださいね
退職金がなくなるどころか、莫大な負債まで抱えることになりかねません。

あなたの退職金は狙われています。このくらいの心づもりでいてください

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):もう一つの残酷物語  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 06/1/2(月) 18:50  -------------------------------------------------------------------------
   こじま社長さん
はじめまして、新年おめでとうございます。

私事ですが私はサラリーマンを早めに卒業して小さいながら
起業させて頂きました。その後20年近くお陰にて無事なる
航海を続けることが出来てます。

勿論、荒天時の航海も経験してますが、破綻を来たし
厳しい事態にある方々を目にすることも多々ありました。

企業の経営は厳しいモノが多く取り分け中小零細企業には
視界不良を起こし易く至る所に難破に誘われる暗礁の多いのも現実です。

多産多死ならぬ淘汰の嵐は何時の時代にも容赦は無いものです。

経営者は企業の大小に関わらず確かな航海術の心得が無ければ
通用しません。絶えずマイポジション「現在位置」の確認が
為されなければ無事な航海は保証されるものではありません。

サラリーマン根性の抜けない人には起業などの野心を持つことは
お勧め出来ないと常々感じてます。

「鵜の真似をするカラス水に溺れる」の愚は避けて欲しいと
思ってます。

それは正しく貴殿の述べられてる通りです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):残酷物語を避けるために!  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 06/1/3(火) 12:49  -------------------------------------------------------------------------
   長年企業に勤務して退職すると纏まった退職金を手にしてサラリーマン生活を終えることになるが、退職してみると、長年のサラリーマン生活とは全く異なった自由な時間を持たされることになるが・・その自由な時間を主体的自主的に使いこなすのは馴れるまでは結構「しんどさ」さえ感じることがある。

それに纏まった金額の退職金があると魔が差すと云うか?諸々の誘惑につけ込まれることになる。

再就職を持ちかけられ、その会社の役員「重役」として迎えるなどの甘い言葉に乗せられて、就職の条件として出資を持ちかけられて断れずに大枚を出資したら会社が倒産してしまい、出資金は返らないばかりか、負債を伴う責任さえ負わされることになった・・と云う哀れで悲しい事例があるそうな!

このような災難に遭わない為には、退職後にはサラーリーマン時代の垢や脂肪を落とす意味で「丸一年以上」の浪人生活をお奨めしたい・・。

無目的の貧乏旅行などもお奨めしたい・色々な場所で利害を離れた色々な人々に出会ううちに会社人間であった頃には見えない事も見えるようになり現実直視力も向上すること間違いない。

その視力がついた処を第二の人生の出発点にしても遅くは無いハイエナの餌食にならぬように・・老婆心です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):平成残酷物語・1  ■名前 : 健太郎 <ponken@m8.dion.ne.jp>  ■日付 : 05/12/29(木) 23:32  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:こんばんは。

>◆国保滞納し保険証返還:受診遅れ11人死亡

本日の朝刊で見ました。
本当に心の痛む内容です。
以前に国保を滞納した人から、保険証を返還させられる、記事を見たときに、病気になったら、どうするのか。と心配していましたが、現実の事になってきましたね。
私も、保険に入っていても、今回の医療費、(入院、手術料)は随分高いなーと思いましたが、保険に入れなかったら、もう病気になったら、「死ね」と国から、言われたも同然です。
日本という国は、いつからこんな国に成り下がったのでしょうか。
札幌の男性は、自分の健康よりも、娘さんの高校の学費を優先させたのでしょう。
私たち、一般庶民の「心」は変わらないですが、社会が「金儲け第一」の価値観になってしっまたのでしょうか。
片方では、株価、東証出来高、「バブル以来」の記録続々
とか、○○ファンドの利益○○億円、こんな記事が出ています。
セフティーネット(安全網)は、何処へ行ったのでしょう。
小泉改革路線は、こういう事なのですね。
「改革」ということは、古くて悪いモノを、新しい良いモノに、変えていくという言葉では無いようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):平成残酷物語・1  ■名前 : 老頭児  ■日付 : 05/12/30(金) 10:44  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健太郎さん:
>▼キタキツネさん:
>
>>◆国保滞納し保険証返還:受診遅れ11人死亡
>
>本日の朝刊で見ました。
>本当に心の痛む内容です。
>以前に国保を滞納した人から、保険証を返還させられる、記事を見たときに、病気になったら、どうするのか。と心配していましたが、現実の事になってきましたね。
 
 残酷といったらこれも残酷な話しですヨ。
 この長女・長男を責めるのは酷だと思う。もう誰もが自分以外のものに何かをするという余裕がないんだ。自分を守ることで精一杯で、
 長女が無職・長男がフリーターであるというのも今日的で明日の日本に絶望感を抱く。

『放置死:父親を介護せず放置 長女と長男を逮捕 神戸
 兵庫県警神戸西署は29日、寝たきりになった同居の父親を介護などをせずに死なせたとして、神戸市西区美賀多台8、長女の無職、大島玲子容疑者(40)と長男のフリーター、健司容疑者(38)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。』

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):平成残酷物語・1  ■名前 : rerere  ■日付 : 05/12/30(金) 17:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健太郎さん:こんにちは

>日本という国は、いつからこんな国に成り下がったのでしょうか。
>札幌の男性は、自分の健康よりも、娘さんの高校の学費を優先させたのでしょう。
>私たち、一般庶民の「心」は変わらないですが、社会が「金儲け第一」の価値観になってしっまたのでしょうか。
>片方では、株価、東証出来高、「バブル以来」の記録続々
>とか、○○ファンドの利益○○億円、こんな記事が出ています。

庶民には関係のない話ですが、たしかにその恩恵にあずかった人はいるのでしょう。何日か前の新聞に景気回復が鮮明になったと称して、3万円のフレンチを食べる客の半分は30代だとか超高級品が売れたとか書いてありました。改めて紹介するまでもなく、そんな金持ちはずっと前からいるわけです。そのような記事を見て騙されて、景気が良くなったからいつか自分にも回ってくるだろうとでも考えているのだろうか?

>セフティーネット(安全網)は、何処へ行ったのでしょう。
>小泉改革路線は、こういう事なのですね。
>「改革」ということは、古くて悪いモノを、新しい良いモノに、変えていくという言葉では無いようです。

庶民は早くそのことに気付くべきだったのです。
どうも改革と聞くと自分にメリットがあると考えてしまうようです。庶民から巻き上げて、金持ちがもっと金持ちになる仕組みを創るための改革だってあるのです。

経済価値は、その仕組みを知らない者から、知る者、利用できる者へ、いとも簡単に、それとは気が付かぬうちに移転するのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):平成残酷物語・1  ■名前 : 健太郎 <ponken@m8.dion.ne.jp>  ■日付 : 05/12/31(土) 0:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼rerereさん:こんばんは。

>庶民には関係のない話ですが、たしかにその恩恵にあずかった人はいるのでしょう。何日か前の新聞に景気回復が鮮明になったと称して、3万円のフレンチを食べる客の半分は30代だとか超高級品が売れたとか書いてありました。改めて紹介するまでもなく、そんな金持ちはずっと前からいるわけです。そのような記事を見て騙されて、景気が良くなったからいつか自分にも回ってくるだろうとでも考えているのだろうか?

株、で儲けて悪いと言っているわけでないですが、短時間で何億も儲ける人がいて、片方に保険料が払えないで、死ぬ人がいる。
保険料を払えれないで、保険証を返還させられた人は、常にその不安に脅かされている。
子供を思う親の気持ちは、私の親とて同じ事です。
私も、子供の頃から農作業の手伝いをしてきました。
日本は豊かになったと言っていますが、貧富の差をつけただけではないでしょうか。
保険に入っている私でも、一回の入院、手術で、一月近くの月収がかかるのです。
景気回復といっても、一握りの「勝ち組」のことで、大多数の一般庶民には、その実感は無いでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):平成残酷物語・1  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/12/31(土) 9:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健太郎さん:こんにちは

>子供を思う親の気持ちは、私の親とて同じ事です。
>私も、子供の頃から農作業の手伝いをしてきました。
>日本は豊かになったと言っていますが、貧富の差をつけただけではないでしょうか。
>保険に入っている私でも、一回の入院、手術で、一月近くの月収がかかるのです。
>景気回復といっても、一握りの「勝ち組」のことで、大多数の一般庶民には、その実感は無いでしょう。

残念ながら今の政府を支持している人々は2/3ほどいます。
前にも述べましたがそれがアンケート結果です。1/3は去年より生活が苦しく、1/3は去年と変化なし、そして1/3は去年より良いです。

民主主義では1/2以上の人々の支持を取り付ければ、為政者の思うが侭なのです。おそらく現為政者はこの比率が変わらぬ政策を採り続けることでしょう。
そして、1/3は見捨てられていくのです。
たとえ、今上位1/3に入っている人々の子供達でさえ、将来下位1/3に入っても、それは為政者にとって痛くも痒くもありません。トータル」2/3の支持さえあれば民主主義では良いのですから。
(この事を人々は知る必要ありです。)

つまり人々が私は専門家でないからとその立場にないからと 腰が引けているようではこの苦境から日本人は脱出不可能です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):憲法違反?ではないのか・  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 05/12/30(金) 10:12  -------------------------------------------------------------------------
   健康的な暮らしを保証してる憲法の精神に反する実態が
現れてるのではないか。

人々の生活や暮らしが保証される為に諸々の制度があり
健康保険の制度はその一つであるはずである。

北欧の国々の国民は高い税金も負担してるが個人としての
生活の保障は國の行政が満足できる形で負ってるので

個人としては生活の保障を個人として貯蓄などで賄わずとも
不安はないとのこと、国民が国家を信頼してること・と国家も
国民の生活を第一に考え政治にもそれを反映させてる。

国の役目は正にその点にあること、国民を欺いて国家予算や
施策に関わる費用を流用してブッラックホールのような
無駄使いをさせてしまう現状のシステムこそ改革の最優先課題
であるはずである。

少なくても報道された「理不尽」な事態は避けうるはずであり。
血の通った行政の視点に立てば幾らでも改善、改革の方法は
あるはず・である。

政治にしても地方行政にしても施策としての優先順位を根本的に
考え直すこと・それを積極的に後押しする民意が纏まることへの
努力を各人が自分自身のコトと捉えてパワーの結集を図らねば・と
痛感する。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):平成残酷物語・1  ■名前 : 老頭児  ■日付 : 06/1/4(水) 9:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:
>◆国保滞納し保険証返還:受診遅れ11人死亡
>
> 国保の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから
> 病状が悪化し、死亡した患者が過去6年に少なくとも11人いた事が
> 共同通信社の調べで分かった。
> 
> 患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。
>
> 札幌のある男性・01年11月、脇腹を押さえた50代の男性が妻に抱えられ、札幌市内の病院に訪れた。末期の胃癌。緊急入院したが、全身に転移していて手遅れで、約二ヶ月後に亡くなった。

 縦並び社会・格差の現場から:患者になれない。

毎日新聞の連載『縦並び社会』から
 今日は国民健康保険滞納者全国で30万世帯と報じている。
景気回復を囃す世間一般のなかでポッカリを口を開けてまっている地獄の姿を丹念に掘り下げて報道している。
明日は我が身かという思いで毎日読んでいる。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/tatenarabi/news/20060104k0000m040001000c.html

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