Page 1355 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 1:06 ┣Re(1):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 1:06 ┃ ┗Re(2):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 1:07 ┃ ┗Re(3):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 1:08 ┃ ┗Re(4):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 1:17 ┃ ┣Re(5):アジア共通通貨を考えませんか? 団塊党 06/1/8(日) 15:41 ┃ ┃ ┗Re(6):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 17:25 ┃ ┃ ┗Re(7):アジア共通通貨を考えませんか? 団塊党 06/1/8(日) 18:38 ┃ ┃ ┗Re(8):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 23:39 ┃ ┗Re(5):アジア共通通貨を考えませんか? 風の旅人 06/1/8(日) 16:05 ┃ ┗Re(6):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 17:51 ┣Re(1):アジア共通通貨を考えませんか? たけチャン 06/1/8(日) 19:10 ┃ ┗Re(2):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/8(日) 23:50 ┗Re(1):アジア共通通貨を考えませんか? Gokai 06/1/8(日) 20:40 ┗Re(2):アジア共通通貨を考えませんか? mako-chan 06/1/9(月) 0:17 ┗Euroの悲喜劇 退役軍人 06/1/9(月) 0:54 ┗Re(1):Euroの悲喜劇 mako-chan 06/1/9(月) 2:15 ┣Re(2):Euroの悲喜劇 たけチャン 06/1/9(月) 11:41 ┃ ┗Re(3):Euroの悲喜劇 Gokai 06/1/9(月) 13:04 ┃ ┗Re(4):Euroの悲喜劇 たけチャン 06/1/9(月) 15:32 ┃ ┣Re(5):Euroの悲喜劇 Gokai 06/1/9(月) 17:33 ┃ ┃ ┗Re(6):Euroの悲喜劇 退役軍人 06/1/9(月) 18:20 ┃ ┗Re(5):Euroの悲喜劇 風の旅人 06/1/9(月) 21:19 ┃ ┗Re(6):Euroの悲喜劇 たけチャン 06/1/10(火) 15:34 ┗Re(2):Euroの悲喜劇 退役軍人 06/1/9(月) 14:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : アジア共通通貨を考えませんか? ■名前 : mako-chan ■日付 : 06/1/8(日) 1:06 -------------------------------------------------------------------------
皆さんは10年後、20年後の世界がどうなっていると予想しますか? 中国が超大国になってアメリカと肩を並べ、日本の力が弱くなって、 食料が足らなくなって・・・大変な世の中になると想像される方が 多いのではないかと思います。 私も色々と考えてみました。今のままであれば、そうなると思います。 しかし、この結論の前提には、現在の経済の仕組みや国の仕組みを 前提にしているからではないでしょうか。 私は、国家の枠組みを否定しません。また、私が生きている間に、 国が無くなって世界政府が出来ているとも思いません。 しかし、今の経済の仕組みや国の仕組みは相当な程度に変わって いるのではないかと思います。 私は、ユーロの出現にヒントを得ました。 ヨーロッパ諸国の目的の1つにがアメリカの特権の一角を突き崩そうという 壮大な構想を直感しました。 従来であれば、ドイツやフランスの力では、アメリカに立て つくことは出来ませんでした。それは、マルク売り、フラン売りを されて経済が崩壊させられてしまうからです。 通貨が売られるとその国の経済が崩壊してしまうのは、 1997年のタイに始まったアジア通貨危機が記憶に新しいところです。 それでは、アメリカの特権の一角とはどういうことでしょうか? それは、ドルが基軸通貨であるということです。 基軸通貨という言葉は、3つの特徴を持ちます。 ■あらゆる取引で使用される「基準通貨」であるということ。 ■各国の中央銀行が為替介入をする際に使われる 「介入通貨」であるということ。 ■海外との決済に使われる「準備通貨」であるということ。 実は、この基軸通貨であるということは、アメリカに途方もなく 大きなメリットをもたらしています。 貿易収支という言葉を聞いたことがあると思いますが、 輸出金額と輸入金額の差を均衡させるためにアメリカ以外の国は、 もの凄い努力をしています。 しかし、アメリカは、世界最大の貿易赤字国でも全く気にならないで いることが出来ます。 それは、輸入の時のお金が足らなくなると、ドル紙幣の輪転機を 回してドルをその分刷ればよいからです。 貿易赤字国ということは、輸入に頼っているということですから、 消費財の生産が不足していることを意味します。 現に、アメリカは、自国の消費を賄うだけの満足な重化学工業を 持っていません。ですから輸入に頼っているのです。 もし、ドルがこの基軸通貨特権を失い、貿易決済にドルではなく ユーロでの支払いを要求された時、アメリカはドル以外の通貨を 十分に準備していませんから途端に崩壊してしまいます。 これはどういうことかと言うと、欧州統一通貨(ユーロ)の出現で 既にアメリカ経済は磐石ではなくなりつつあることを意味するのです。 |
それでは、歴史的にドルがどうやって力をつけてきたのか 見てみましょう。 第二次世界大戦後に社会主義国が体制として確立した為、 資本主義諸国は強調体制を取らざるを得ませんでした。 IMF体制の目的は、為替制限の撤廃と為替相場の安定でした。 IMF協定第4条で「加盟国の平価は、共通尺度である金により、 または、1944年7月1日現在の量目および純分を有する 合衆国ドル(金1オンス=35ドル)により表示する」と 定められていました。 これにより、アメリカは、資本主義各国にドルを持たせることに 成功したのです。 これがドルが基軸通貨となった理由です。つまり、IMF体制によって ドルは基軸通貨となったのです。 しかし、アメリカは、膨大な軍事支出と恒常化したインフレの もとで同盟国への経済的、軍事的な援助をドルで行ったため、世界的な インフレを推し進めました。当然、価値の下がったドルを金と交換する 動きが強まって、1971年についにアメリカは金ドル交換を停止した のです。 この時点でドルの役割は終わる筈でした。 しかし、東西冷戦構造の中で、引続きドルが資本主義体制を守るために、 引続きドルの使用で各国が協力せざるを得ない状況が続いたのです。 その間、日本とドイツは重化学工業と消費財の生産を担当し、 日本とドイツは工業国に成長出来たのです。 |
それでは、何故、アジア統一通貨が必要なのでしょうか? 私は、ドルへの敵対心でユーロの様なお金をアジアも持つべきだと 言いたくはありません。寧ろ、歴史の必然だと考えています。 その理由は中国です。これから中国は、更に経済的に強くなっていきます。 そして中国の元がどんどん強くなっていきます。 そうなると、中国も安く物が作れなくなってしまいます。 また、世界にとっても元が強くなりすぎることは好ましいことでは ありません。 それは、食料の輸入で元が強くなれば、中国は最も安く食料が 輸入出来るようになり、食料貿易のバランスを崩してしまうからです。 私の考えでは、元があまりにも強くなり過ぎる前に、アジア各国の通貨の 価値を加重平均して作ったアジアの統一通貨を作り、少なくとも アジア域内での為替変動のリスクを小さくしておく必要があると考えます。 また、ユーロ、ドル、アジア統一通貨の三極の通貨で世界経済の均衡を 保っていくことが非常に重要だと考えています。 将来的には、イスラムで統一通貨を作るかもしれませんし、アフリカで 統一通貨を作るかもしれません。 また、アジア統一通貨が強くなり過ぎれば、デノミという方法で ユーロとドルとの力を調整していく必要があるかもしれませんが・・。 1997年のアジア通貨危機の際に、日本が提唱した アジア通貨基金構想をアメリカは一蹴しましたが、アジア統一通貨 は、中国の急成長という要素が加わり、アメリカも認めざるを得ない ものになると私は考えます。 |
それでは、アジア統一通貨が出現した場合、アメリカは どうなるでしょうか。 アジアで統一通貨が立ち上がると、アメリカドルは基軸通貨としての 地位を放棄せざるを得ません。 そうなると、アメリカは、今までの様に輪転機を回せば、無尽蔵に 価値を生み出すことが出来なくなりますから、輸出入のバランスを 取らざるを得ない。 従って、アメリカは経常収支の改善に動かざるを得なくなり、 国内での消費財の生産の建て直しをせざるを得なくなり、 従来の様に軍事費にお金を回せなくなります。 この時、初めて、国連中心の集団安全保障体制が構築されるのです。 確かに、アメリカは、物を作らなくてもお金が入ってくる仕組みの 構築をする為に、知的財産所有権の強化に動いており、 つまり、特許使用料で収支のバランスを取ろうとしますが、 その恩恵に与ることが出来るのは、企業であり一部の人々であって、 特許料だけでそれ以外の人々を養っていくには限界があります。 従って、アジア統一通貨の実現によりアメリカは製造業を 復活させなければならなくなります。 国力の源泉は「ものつくりである」この言葉が復活する時代となるのです。 アジア共通通貨の実現は私の夢であります。 |
上記におきまして「アジア統一通貨」と記載あるものは 「アジア共通通貨」と読み替えて下さい。 あまりに長い文章を書きましたので、間違えてしまいました。 申し訳ありません。 ところで、誤解されたくないのですが、アジア共通通貨は、アジア各国の 現在の通貨を否定するものではありません。 各国の通貨を廃止し全面的に単一通貨に移行したユーロとは違うことを 申し添えます。 |
▼mako-chanさん 初めまして >上記におきまして「アジア統一通貨」と記載あるものは >「アジア共通通貨」と読み替えて下さい。 >あまりに長い文章を書きましたので、間違えてしまいました。 >申し訳ありません。 いえいえ、興味深く読ませていただきました。 >ところで、誤解されたくないのですが、アジア共通通貨は、アジア各国の >現在の通貨を否定するものではありません。 >各国の通貨を廃止し全面的に単一通貨に移行したユーロとは違うことを >申し添えます。 ここがよく分かりませんので、説明いただければ有り難いです。 |
▼団塊党さん: >▼mako-chanさん 初めまして > >>上記におきまして「アジア統一通貨」と記載あるものは >>「アジア共通通貨」と読み替えて下さい。 >>あまりに長い文章を書きましたので、間違えてしまいました。 >>申し訳ありません。 > >いえいえ、興味深く読ませていただきました。 > >>ところで、誤解されたくないのですが、アジア共通通貨は、アジア各国の >>現在の通貨を否定するものではありません。 >>各国の通貨を廃止し全面的に単一通貨に移行したユーロとは違うことを >>申し添えます。 > >ここがよく分かりませんので、説明いただければ有り難いです。 団塊党様 はじめまして。老人党初心者の私ですが、宜しくお願い致します。 ご質問の点ですが・・・・ ユーロは通貨発行権を国から事実上取り上げることによって成立して おります。そして政治的統合も最終的には目指しております。 逆に考えますと、政治的統合を目指すからこそ、各国は通貨発行権を 放棄しているということになります。 しかしながら、欧州の現実は、欧州憲法が未だ定まらず政治的統合は まだ見えてきておりません。 アジアにおける共通通貨を考える上で、私は、各国の多様性を重視したいと 考えておりますので、国の構成要素の一つである通貨発行権を奪うべきでは ないと考えております。 答えになっておりますでしょうか? |
▼mako-chanさん: >団塊党様 はじめまして。老人党初心者の私ですが、宜しくお願い致します。 こちらこそよろしくお願いいたします。 >ご質問の点ですが・・・・ >ユーロは通貨発行権を国から事実上取り上げることによって成立して >おります。そして政治的統合も最終的には目指しております。 >逆に考えますと、政治的統合を目指すからこそ、各国は通貨発行権を >放棄しているということになります。 >しかしながら、欧州の現実は、欧州憲法が未だ定まらず政治的統合は >まだ見えてきておりません。 >アジアにおける共通通貨を考える上で、私は、各国の多様性を重視したいと >考えておりますので、国の構成要素の一つである通貨発行権を奪うべきでは >ないと考えております。 > >答えになっておりますでしょうか? 早速応えていただき有り難うございます。 私なりに理解した言い方で言えば、次の通りです。 つまりその国の考えで、従来の通貨のままでいくか、アジア共通通貨にするか、選択する権利を残すということでしょうか。 それとも一国で、従来の通貨とアジア共通通貨と二重に使用すると言うことでしょうか。 すみません、初歩的な質問ばかりで。 いずれにしても現在のアメリカ一辺倒からアジア共同体という方向に目を向けることには賛成です。 通貨の面からそれを探っていくことも今後の政治の課題ではないかと、ふっと思いましたので、レスさせて頂きました。 |
▼団塊党さん: >私なりに理解した言い方で言えば、次の通りです。 >つまりその国の考えで、従来の通貨のままでいくか、アジア共通通貨にするか、選択する権利を残すということでしょうか。 >それとも一国で、従来の通貨とアジア共通通貨と二重に使用すると言うことでしょうか。 私は、一国で従来の通貨とアジア共通通貨を二重に使用すべきだと 考えています。 > >いずれにしても現在のアメリカ一辺倒からアジア共同体という方向に目を向けることには賛成です。 >通貨の面からそれを探っていくことも今後の政治の課題ではないかと、ふっと思いましたので、レスさせて頂きました。 アジア共同体を考える上で政治よりも経済の方が早く連携できると思います。 シンガポール、マレーシア、フィリピンなどは積極的です。 彼らは望んでいるのです。 |
▼mako-chanさん: >ところで、誤解されたくないのですが、アジア共通通貨は、アジア各国の >現在の通貨を否定するものではありません。 >各国の通貨を廃止し全面的に単一通貨に移行したユーロとは違うことを >申し添えます。 現地通貨を廃止せずにアジア共通通貨を運用することは欧州各国がユーロへ移行したときよりも混乱が生じるだけだと思いますが。 mako-chanさんの案ではアジア共通通貨の出現は$からの脱却にしか過ぎず、現状での現地通貨を運用しつつアジア共有通貨を運用し、更に$やユーロとの連携を取る、というのは変換レートの都合上デメリットしかないように思います. アジア共通通貨が$やユーロと交換できないようにする(地域通貨のように国が定める通貨(円など)と交換できない)、というような閉鎖性をもたせるなら話はべつですが。 例:円 円⇔アジア共通通貨⇔$orユーロ 思想や文化については解釈は幾通りあって然るべきですが、数字を扱うものに関しては解釈の余地を残さぬように運用すべきではないでしょうか。 理想としては同じ経済力を持つ国同士が共通通貨を作り、それを運用する、というスタイルなのでしょうが. 「お金」とはそれぞれの価値を数値化し、物やサービスの交換を円滑に推進させるものです.そのことを念頭において再考してみてはいかがでしょうか. |
▼風の旅人さん: >▼mako-chanさん: > >>ところで、誤解されたくないのですが、アジア共通通貨は、アジア各国の >>現在の通貨を否定するものではありません。 >>各国の通貨を廃止し全面的に単一通貨に移行したユーロとは違うことを >>申し添えます。 > > 現地通貨を廃止せずにアジア共通通貨を運用することは欧州各国がユーロへ移行したときよりも混乱が生じるだけだと思いますが。 > mako-chanさんの案ではアジア共通通貨の出現は$からの脱却にしか過ぎず、現状での現地通貨を運用しつつアジア共有通貨を運用し、更に$やユーロとの連携を取る、というのは変換レートの都合上デメリットしかないように思います. > アジア共通通貨が$やユーロと交換できないようにする(地域通貨のように国が定める通貨(円など)と交換できない)、というような閉鎖性をもたせるなら話はべつですが。 > >例:円 > 円⇔アジア共通通貨⇔$orユーロ > > 思想や文化については解釈は幾通りあって然るべきですが、数字を扱うものに関しては解釈の余地を残さぬように運用すべきではないでしょうか。 > > 理想としては同じ経済力を持つ国同士が共通通貨を作り、それを運用する、というスタイルなのでしょうが. > > 「お金」とはそれぞれの価値を数値化し、物やサービスの交換を円滑に推進させるものです.そのことを念頭において再考してみてはいかがでしょうか. 風の旅人様へ ご指摘頂き有難うございます。まず、団塊党様への幣回答をご覧下さい。 私は、「米ドルからの脱却」を大きな目的に考えています。 97年のアジア通貨危機を目の当たりにした私は、これはなんとかせにゃ いかんなと思いました。タイ、韓国は経済面では焼け野原にされましたが、 ドルとの交換を停止したマレーシアは小さな怪我で済んだことは記憶に新しい ところです。ドルに対してアジアの通貨はものすごく非力なわけです。 全世界の通貨のおけるドルの流布率は50%を超えており、明らかに異常で あります。ご存知の通り、貿易に使用する通貨は、最近はユーロも使いますが、 ドルが殆どです。儲かるのは両替商(銀行)ばかりなり、が現実です。 少なくとも貿易上の決済通貨としてアジア共通通貨というのは活用可能です。 ユーロが始まったのは、意外にもユーロに参加していないイギリスはロンドン での社債市場でした。為替リスクが小さいというので重宝され、それが広がって いき、ユーロの原型になりました。 また、IMFではなくAMF(アジア通貨基金)の様な組織をつくりアジアの経済危機に 対応するのも創設可能なのではないかと思います。 通貨が増えると混乱するというご指摘ですが、通貨バスケット方式という加重平均 でアジア共通通貨のマーケットを立てれば、混乱は避けられます。 最近は、円ドルの為替の振れ具合が落ち着いてきていますが、1ドル80円台、90円台であったのはつい最近のことです。アジア共通通貨をもっと安定したものにすることは可能であります。 |
▼mako-chanさん: >皆さんは10年後、20年後の世界がどうなっていると予想しますか? >中国が超大国になってアメリカと肩を並べ、日本の力が弱くなって、 >食料が足らなくなって・・・大変な世の中になると想像される方が >多いのではないかと思います。 日本は人口が去年だけで数万人も減少した。近い将来、年100万人も減少する時代が来る。日本の国力は間違いなく減少するでしょう。多くの老人にとって、人口減少から来る年金破綻が最大の関心事である。 人口減少は既に確定しているから、慌ててもしようがない。実は、増えるものも在ることに注目すべきである。私は個人の金融資産を、ユダヤ商法にならって分散投資している。ハイリスクハイリターンからローリスクローリターンまでいろいろである。例えば2004年から2005年まではヤフー投信では利回り12%であった。元本2000万円で3ヶ月ごとに税引き利益が50万円もあった。年4回もボーナスがもらえるようなものである。しかし、今は償還されて年5%の公債に切り替えた。5%あれば、資産が20年で2倍になるのである。このような投資環境は私の知り限りでは、すでに十数年も続いている。今後も続けば、日本の年金に依存せづに人生設計が可能である。これら利回りが日本では不当にも、日本の銀行、郵便局、機関投資家止まりであり、一般には日本国債程度に制限されている。1000兆円の5%は50兆円である。毎年、これだけのカネが不当にも国民一般には行き届かずに、一部の企業に猫糞されていると言ってもよい。 ゲームの理論にミニマックス理論がある。これは損失を最小にすることである。言い換えれば、最悪の事態を予想して、その最悪の事態にならないように最大限の努力をすることである。例えばアジア経済危機が最悪の事態であった。アジア経済危機でアジア諸国はそれまで稼いだ外貨を全て失った。アジア経済危機を再び起こさないようにする、つまり最悪の事態を再び起こさないようにする準備がアジア各国で行われている。その一つがアジア共通通貨である。 「2003年2月、タイのチェンマイで開かれたアセアン+3の会議で、アジア諸国の通貨を加重平均した「アジア通貨バスケット」(ACB)を指数として作り、ACB建てのアジア共通債券を発行して、アジア諸国は外貨準備としてドルをため込む代わりに、ACB建て債券を買う構想が決議された。」 アメリカはアジア各国がドル離れを起こす、ACBを嫌っていると思われている。 しかしアメリカは中国に対しては、「中国に対して「覇権国にしてあげるから」という交換条件をつけて、アジア諸国が躊躇した通貨バスケットの構想を、中国に推進させようとしているのかもしれない。」という意見もある。http://tanakanews.com/e0217dollar.htm参照 ドルへの一極集中はアメリカ産業に深刻な打撃を与えている。GM、フォード、航空機産業の没落を招いている。アメリカにとって、また世界にとって最悪の事態はドルの暴落である。この最悪の事態を避けるために、アメリカ国内産業を復活させるべきだと考える政治家、勢力もいる。彼らは通貨の多元化をむしろ望んでいるのである。 |
▼たけチャンさん: >ゲームの理論にミニマックス理論がある。これは損失を最小にすることである。言い換えれば、最悪の事態を予想して、その最悪の事態にならないように最大限の努力をすることである。例えばアジア経済危機が最悪の事態であった。アジア経済危機でアジア諸国はそれまで稼いだ外貨を全て失った。アジア経済危機を再び起こさないようにする、つまり最悪の事態を再び起こさないようにする準備がアジア各国で行われている。その一つがアジア共通通貨である。 > >「2003年2月、タイのチェンマイで開かれたアセアン+3の会議で、アジア諸国の通貨を加重平均した「アジア通貨バスケット」(ACB)を指数として作り、ACB建てのアジア共通債券を発行して、アジア諸国は外貨準備としてドルをため込む代わりに、ACB建て債券を買う構想が決議された。」 > >ドルへの一極集中はアメリカ産業に深刻な打撃を与えている。GM、フォード、航空機産業の没落を招いている。アメリカにとって、また世界にとって最悪の事態はドルの暴落である。この最悪の事態を避けるために、アメリカ国内産業を復活させるべきだと考える政治家、勢力もいる。彼らは通貨の多元化をむしろ望んでいるのである。 アジア共通通貨の意義そして手法については上記の通りだと思います。 既に実現に向けての試みがなされております。以下の記事をご覧下さい。 ==以下2005年10月23日朝日新聞より引用== 「アジア通貨単位」公表へ 将来のアジア共通通貨の「卵」が生まれる。 アジア開発銀行は、2006年から、アジア通貨の加重平均値を示す 「アジア通貨単位(ACU)」の公表を始める。 日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の計13カ国 の通貨が組み込まれる見通し。 香港、台湾の通過を加えることも検討している。 当面は参加各国が為替の安定度をはかる指標にとどめるが、欧州通貨ユーロも 30年前に同様の経過をたどったことから、将来の共通通貨の原型となる可能性もある。 ACUは「バスケット通貨方式」で、参加国の国内生産や貿易額を反映して組み込み 率を決める。このため、日本円、中国人民元、韓国ウォンの比率が大きくなる。 対ドル、対ユーロ相場に加え、参加国の通貨に対するレートも毎日、同銀行の ホームページ上で表示する見通しだ。 毎月1日付で同銀行の地域経済頭語室長に就任した河合正弘・アジア開発銀行顧問 (元財務省副財務官)が中心になって準備している。 この仕組みは、ユーロの前身である欧州通貨単位(ECU)を手本にしている。 欧州でいえば、ECU制度が出来る前の70年代に欧州共同体が公表していた仮想通貨「欧州計算単位」のようなものだ。 バスケット通貨を表示し、為替管理の指標にしていた。 ECUは79年に欧州通貨制度(EMS)ができた時に生まれ、各国は自国通貨とECUとの連動幅を一定に保つことが義務づけられた。 参加国は金融・マクロ政策を強調せざるを得なくなり、経済統合への勢いが増した。 ただ、現在のアジアでは各国間の経済格差が当時の欧州より大きい。 このため、欧州のようにすくにACUとの連動幅を各国に義務づけることは 現実的ではないと見られている。 97年に通貨危機を経験したアジア諸国は、為替レートの安定を望んでいる。 現在は、米ドルとの連動を重視する国が多いが、域内での貿易や投資がさらに 活発になれば、アジア通貨との変動幅を小さく保つことが必要になる。 アジア共通通貨は、現段階では現実味は薄いが、地域統合構想には不可欠の課題だ。 河合顧問は「アジア通貨の旗を掲げることで地域統合のゴールが明確になる。 ACUを参考に政策を協調すれば、やがて一定幅で通貨を縛りあう段階へと進むだろう」と話している。 ===引用終り== |
▼mako-chanさん:こんにちは >私は、ユーロの出現にヒントを得ました。 >ヨーロッパ諸国の目的の1つにがアメリカの特権の一角を突き崩そうという >壮大な構想を直感しました。 >■あらゆる取引で使用される「基準通貨」であるということ。 >■各国の中央銀行が為替介入をする際に使われる > 「介入通貨」であるということ。 >■海外との決済に使われる「準備通貨」であるということ。 > >実は、この基軸通貨であるということは、アメリカに途方もなく >大きなメリットをもたらしています。 他のスレで書きましたが、通貨には、必ず通貨の威力を発揮するために権力の強制力の支持が必要です。 ドル基軸の支持は米国の軍事力と民主主義的政治形態にあります。 ユーロにしても同様です。そして実はユーロさえもアメリカの軍事力と民主主義的的政治形態という支持を得ていると思います。 アメリカの支持のないアジア通貨は成功したとしても、中国の軍事力を背景にするわけですから、中国共産党のわがままに食べられてしまうだけでしょう。 反対です。 マネーとは何かの問いに隅々まで答えられて初めて、アジアの地域通貨が必要かどうかを考える必要があると思います。でなければ危険ではないでしょうか? |
▼Gokaiさん: >▼mako-chanさん:こんにちは > >>私は、ユーロの出現にヒントを得ました。 >>ヨーロッパ諸国の目的の1つにがアメリカの特権の一角を突き崩そうという >>壮大な構想を直感しました。 >>■あらゆる取引で使用される「基準通貨」であるということ。 >>■各国の中央銀行が為替介入をする際に使われる >> 「介入通貨」であるということ。 >>■海外との決済に使われる「準備通貨」であるということ。 >> >>実は、この基軸通貨であるということは、アメリカに途方もなく >>大きなメリットをもたらしています。 > >他のスレで書きましたが、通貨には、必ず通貨の威力を発揮するために権力の強制力の支持が必要です。 >ドル基軸の支持は米国の軍事力と民主主義的政治形態にあります。 >ユーロにしても同様です。そして実はユーロさえもアメリカの軍事力と民主主義的的政治形態という支持を得ていると思います。 > >アメリカの支持のないアジア通貨は成功したとしても、中国の軍事力を背景にするわけですから、中国共産党のわがままに食べられてしまうだけでしょう。 >反対です。 >マネーとは何かの問いに隅々まで答えられて初めて、アジアの地域通貨が必要かどうかを考える必要があると思います。でなければ危険ではないでしょうか? マネーとは、非常にシンプルに言えば、価値のものさしであります。 現在は、金本位制ではありませんが、日銀は膨大な量の金を金庫の中に 保有していることからしますと、今でもある程度は金に頼っていると いえましょう。 ご指摘の通り、通貨はある程度の軍事力も含めた政治権力の裏づけが 必要でしょう。しかし、強い政治があって通貨が存在するのではなく、 通貨は必要であるから存在するのであって、政治力があればそれはあるに 越したことはないといった程度のものでありましょう。 アジア共通通貨は、強大な軍事力を背景に中国共産党の思うままと おっしゃられていますが、通貨バスケット方式を取りますので勝手に 弄くれないと思いますし、弄くれない仕組みと作るべきだと思います。 昨年、元のドルレートの切り上げが申し訳け程度になされましたが 依然として中国国内での流通している価値と輸出入の価値を比べると 3割近く輸出入に使用される元は高いと言われております。 それも通貨バスケット方式で修正をしていくことは可能であると思います。 |
mako-chanさん、こんにちは。 >>>私は、ユーロの出現にヒントを得ました。 >>>ヨーロッパ諸国の目的の1つにがアメリカの特権の一角を突き崩そうという >>>壮大な構想を直感しました。 経済格差がそれほど大きくなかった欧州でさえ、中堅の国家は通貨統合の後遺症に苦しんでますよ。 観光資源による外貨収入が大きな支えであった国々は大変ですよ。 この辺りの現状をきちんと調べられた方が良いと思います。 得をしたのはフランスぐらいかな。 同じEUの国家でありながら、英国が通貨統合していないのは何故か。 これとEUの統合農業政策に関わる対立なんかの理由を調べられたら簡単に理解できると思います。 欧州憲法の批准は当分無理でしょうね。 ここ一世紀で形作られてきた国家の概念が、自然集合体を規範としながらもそれなりの共通の価値感を要求してきた現実がありますからね。 崩壊の過程にあるということですよ。 >マネーとは、非常にシンプルに言えば、価値のものさしであります。 >現在は、金本位制ではありませんが、日銀は膨大な量の金を金庫の中に >保有していることからしますと、今でもある程度は金に頼っていると >いえましょう。 全く頼っていません。 >ご指摘の通り、通貨はある程度の軍事力も含めた政治権力の裏づけが >必要でしょう。しかし、強い政治があって通貨が存在するのではなく、 >通貨は必要であるから存在するのであって、政治力があればそれはあるに >越したことはないといった程度のものでありましょう。 通貨の価値は、発行国の経済的実力がこれを決めるという原則があります。 そして、その経済的実力を確保するために安全保障という枠組みが必要であるということ。 これに成功した国家しか経済的発展は成し得ないし、それを成し得た国家の通貨しか国際的な価値を持たないということです。 >アジア共通通貨は、強大な軍事力を背景に中国共産党の思うままと >おっしゃられていますが、通貨バスケット方式を取りますので勝手に >弄くれないと思いますし、弄くれない仕組みと作るべきだと思います。 出来ないと断言しておきます。 >昨年、元のドルレートの切り上げが申し訳け程度になされましたが >依然として中国国内での流通している価値と輸出入の価値を比べると >3割近く輸出入に使用される元は高いと言われております。 >それも通貨バスケット方式で修正をしていくことは可能であると思います。 高いのではなくて、【不当に安い】のです。 製品やサービスの輸出が伴わないと、いかに巨大な市場を持つとはいえ、毎年5%を超える経済の膨張が続く訳がない。 主権をもった国家の経済政策を、出来るかどうかも判らない、たかが通貨バスケット制で影響を与えられる訳がない。 OECDが発表している購買力平価の格差がせめて10%以内ぐらいに納まらないと、通貨バスケット制なんぞ機能しないと指摘しておきます。 失礼いたしました。 |
▼退役軍人さん: >mako-chanさん、こんにちは。 > >>>>私は、ユーロの出現にヒントを得ました。 >>>>ヨーロッパ諸国の目的の1つにがアメリカの特権の一角を突き崩そうという >>>>壮大な構想を直感しました。 > >経済格差がそれほど大きくなかった欧州でさえ、中堅の国家は通貨統合の後遺症に苦しんでますよ。 > >観光資源による外貨収入が大きな支えであった国々は大変ですよ。 >この辺りの現状をきちんと調べられた方が良いと思います。 > >得をしたのはフランスぐらいかな。 > ■退役軍人様 コメント有難うございます。通貨統合後、便乗値上げなどがあったと 聞いておりますが、貴殿ご指摘の「中堅国家は通貨統合の後遺症で苦しんで いる」ということは聞いたことがありませんでした。お手数ですが ご教示下さい。 >同じEUの国家でありながら、英国が通貨統合していないのは何故か。 > ■ドイツとフランスに飲み込まれるのを恐れたからだと理解しております。 また、文化的にも大陸国家とは一線を画していますね。 >これとEUの統合農業政策に関わる対立なんかの理由を調べられたら簡単に理解できると思います。 > >欧州憲法の批准は当分無理でしょうね。 > >ここ一世紀で形作られてきた国家の概念が、自然集合体を規範としながらもそれなりの共通の価値感を要求してきた現実がありますからね。 > >崩壊の過程にあるということですよ。 > >>マネーとは、非常にシンプルに言えば、価値のものさしであります。 >>現在は、金本位制ではありませんが、日銀は膨大な量の金を金庫の中に >>保有していることからしますと、今でもある程度は金に頼っていると >>いえましょう。 > >全く頼っていません。 ■形式上は頼っていない形を取っていますが、全く頼っていないとは、 貴殿の認識違いでありましょう。 > >>ご指摘の通り、通貨はある程度の軍事力も含めた政治権力の裏づけが >>必要でしょう。しかし、強い政治があって通貨が存在するのではなく、 >>通貨は必要であるから存在するのであって、政治力があればそれはあるに >>越したことはないといった程度のものでありましょう。 > >通貨の価値は、発行国の経済的実力がこれを決めるという原則があります。 > >そして、その経済的実力を確保するために安全保障という枠組みが必要であるということ。 > >これに成功した国家しか経済的発展は成し得ないし、それを成し得た国家の通貨しか国際的な価値を持たないということです。 > >>アジア共通通貨は、強大な軍事力を背景に中国共産党の思うままと >>おっしゃられていますが、通貨バスケット方式を取りますので勝手に >>弄くれないと思いますし、弄くれない仕組みと作るべきだと思います。 > >出来ないと断言しておきます。 > >>昨年、元のドルレートの切り上げが申し訳け程度になされましたが >>依然として中国国内での流通している価値と輸出入の価値を比べると >>3割近く輸出入に使用される元は高いと言われております。 >>それも通貨バスケット方式で修正をしていくことは可能であると思います。 > >高いのではなくて、【不当に安い】のです。 > >製品やサービスの輸出が伴わないと、いかに巨大な市場を持つとはいえ、毎年5%を超える経済の膨張が続く訳がない。 > >主権をもった国家の経済政策を、出来るかどうかも判らない、たかが通貨バスケット制で影響を与えられる訳がない。 > >OECDが発表している購買力平価の格差がせめて10%以内ぐらいに納まらないと、通貨バスケット制なんぞ機能しないと指摘しておきます。 ■私もアジア共通通貨が今すぐ実現可能だとは思っておりません。 各国の経済格差もありますからね。 しかし、ユーロがECUといっていたときにロンドンの債券市場で取引が 開始された様に、債券市場や貿易取引であれば、早期にアジア共通通貨を 活用できるのではないかと思います。 私は、各国の通貨を共通通貨に換えべきだと言っているのではありません。 > >失礼いたしました。 |
▼mako-chanさん: 私が2000年にユーロを買ったときは1ユーロが100円前後でした。ところが今では1ユーロが140円前後であり、約40%近くユーロの価値があがっている。私は400万円ほど得をしている。貨幣価値は将来への期待値でもあるから、ユーロへの期待が大きいことが、実感として分ります。一方で戦費のドルが必要なことから、アメリカへのドル送金法を通したアメリカの場合は、送金法の期限が過ぎれば下落するのが止む終えないところである。日本のように100兆円もアメリカ国債を抱え込んで、アメリカのお許しが無ければ、売るに売れない場合は、ドルの下落は巨大な損失であり、同時に国民への負担になる。 現在の世界経済の成長率では、資産を5%で運用すれば20年で2倍になる。気をつけなければならないのが、資産全てを失う場合である。その時の戦略として、前回も述べたミニマックス理論が有効である。これを2000年にわたって実践してきたのがユダヤ人である。ユダヤ人は国家を2000年も持っていなかったにも関わらず、ユダヤ資本が世界の金融市場を実質的に支配している。(一説ではスターリンもユダヤ資本の支配下にあった。そうすると、共産主義もベルリンの壁崩壊もユダヤ資本の自作自演となる。) ユダヤ商法を一口で言えば、分散投資である。通貨で言えば、ドル一極集中ではなくて、ドル、ユーロ、アジア通貨などへの通貨の多元化である。この分散投資こそが、莫大な退職金を抱えた日本の老人のベストな運用法である。日本人が資産を失う場合のほとんどは、同じ日本人に騙される場合である。 |
▼たけチャンさん: >ユダヤ商法を一口で言えば、分散投資である。通貨で言えば、ドル一極集中ではなくて、ドル、ユーロ、アジア通貨などへの通貨の多元化である。この分散投資こそが、莫大な退職金を抱えた日本の老人のベストな運用法である。日本人が資産を失う場合のほとんどは、同じ日本人に騙される場合である。 キャピタルフライトのご推薦ですか? 投資の将来の結果は誰にも解からぬものなのだから、 無責任発言ではないのですか? それに、むやみな投資はせっかくの日本が使える財産を他国に遣わせることになるのですから、控えるべきでしょう。 それともそれが日本の国策ですか? |
▼Gokaiさん: >▼たけチャンさん: >>ユダヤ商法を一口で言えば、分散投資である。通貨で言えば、ドル一極集中ではなくて、ドル、ユーロ、アジア通貨などへの通貨の多元化である。この分散投資こそが、莫大な退職金を抱えた日本の老人のベストな運用法である。日本人が資産を失う場合のほとんどは、同じ日本人に騙される場合である。 > >キャピタルフライトのご推薦ですか? >投資の将来の結果は誰にも解からぬものなのだから、 >無責任発言ではないのですか? > >それに、むやみな投資はせっかくの日本が使える財産を他国に遣わせることになるのですから、控えるべきでしょう。 >それともそれが日本の国策ですか? 「せっかくの日本が使える財産」を公務員に使わせるから、日本は何時までも経済成長が0から1%のままなのです。公務員天国万歳! |
▼たけチャンさん: >>それに、むやみな投資はせっかくの日本が使える財産を他国に遣わせることになるのですから、控えるべきでしょう。 >>それともそれが日本の国策ですか? > >「せっかくの日本が使える財産」を公務員に使わせるから、日本は何時までも経済成長が0から1%のままなのです。公務員天国万歳! そうです。 だから私は、減税と福祉のために国債の大量発行しろといっている。 公務員に使わせるためではない。 けれども貴方にはそれが理解できないのか?理解したくないのか? アジア共通通貨構想のような、 このような一部の他国のための発言には寛容だ。 |
Gokaiさん、おはようございます。 ▼Gokaiさん: >▼たけチャンさん: >>>それに、むやみな投資はせっかくの日本が使える財産を他国に遣わせることになるのですから、控えるべきでしょう。 >>>それともそれが日本の国策ですか? >> >>「せっかくの日本が使える財産」を公務員に使わせるから、日本は何時までも経済成長が0から1%のままなのです。公務員天国万歳! > >そうです。 >だから私は、減税と福祉のために国債の大量発行しろといっている。 >公務員に使わせるためではない。 >けれども貴方にはそれが理解できないのか?理解したくないのか? > >アジア共通通貨構想のような、 >このような一部の他国のための発言には寛容だ。 貴兄が従前より主張されている国債の大量発行による景気刺激策には、やや否定的な見方をしています。 しかしながら、「沈黙の初夏さん」が喝破されたように、結論先にありきの論旨と継ぎ接ぎだらけの一貫性の無い引用で、強弁される方とのやりとりは無駄だと思います。 おかしいものはおかしいと指摘しておけばそれでよろしいかと。 失礼いたしました |
▼たけチャンさん: >「せっかくの日本が使える財産」を公務員に使わせるから、日本は何時までも経済成長が0から1%のままなのです。公務員天国万歳! 公務員が適正に公共資材への投資を行えば問題ないかと。 現在は18世紀のフランスにあらず。 大手ゼネコンに発注すれば下請け孫請け、資材屋や検査会社、機材レンタル屋、弁当屋、農家、運送屋等などへ金が流れていく。 逆に個人や企業が消費を控える世の中、公務員、というより地方公共団体や政府が金を使わなければ誰が使う? トヨタがLexusブランドを立ち上げ、高級車の売上が伸びる今日、金が有るところにはあるんですよ.金持ちが金を使わない理由、それは欲しいものがないから. |
▼風の旅人さん: >▼たけチャンさん: > >>「せっかくの日本が使える財産」を公務員に使わせるから、日本は何時までも経済成長が0から1%のままなのです。公務員天国万歳! > > 公務員が適正に公共資材への投資を行えば問題ないかと。 「公務員が適正に公共資材への投資を行えば」問題はないでしょう。 この適正が問題である。公務員の予算執行はどのようにチェックされていますか。 「民」はどの程度予算をチェックしていますか。限りなくゼロではないでしょうか。予算に対する民、及び第三者機関によるチェックがほとんど効かないから、年金不正使用、官民給与格差の拡大、税金の無駄使いが起きているのではないでしょうか。 最近5年間で国債が250兆円も新規発行されているが、この間官民給与格差は拡大している。とても、国債が適正に投資されているとは言いがたい。新たな国債発行は官民給与格差を助長するでしょう。このことが、社会福祉政策の美名のもとに行われてはならない。 > 現在は18世紀のフランスにあらず。 > 大手ゼネコンに発注すれば下請け孫請け、資材屋や検査会社、機材レンタル屋、弁当屋、農家、運送屋等などへ金が流れていく。 > 逆に個人や企業が消費を控える世の中、公務員、というより地方公共団体や政府が金を使わなければ誰が使う? > トヨタがLexusブランドを立ち上げ、高級車の売上が伸びる今日、金が有るところにはあるんですよ.金持ちが金を使わない理由、それは欲しいものがないから. 税金、国債を使って国内需要を作り出すことには、経済に与えるプラス面もあるが逆にマイナス面もある。もし、プラス面だけならば、日銀が輪転機を回して、国民全員に毎年1000万円を支給したらどうでしょうか。そんなことが出来ないのは、明らかなマイナス面が幾つもあるからである。例えば、政府から毎年1000万円も貰えるなら誰も働かないでしょう。国債の多量の発行は、公務員だけでなく国民全体にモラールハザードをもたらす。 さらに民間では常に生産性の上昇が迫られているが、官の予算には生産性の上昇は必要で無い。したがって、GDPに占める官の予算が増加すれば、国全体の生産性が低下する。また同じ理由で国の経済成長率を低下させる。例えばIT製品というのは、毎年性能が上がっても価格はほとんど同じである。つまり、性能あたりの価格は毎年下落している。(GDPデフレーター http://www.boj.or.jp/wakaru/keiki/wdefla.htm#01) したがって、官、民予算の適当なバランスの議論を欠いた、国債増発は国民のモラルハザード、国内産業の衰退を招く。例えば、アメリカが輪転機を回しすぎて、国内産業の停滞を招いた。日本はアメリカの尻を追いかけるのが好きですからね。 |
mako-chanさん、おはようございます。 ▼mako-chanさん: >>経済格差がそれほど大きくなかった欧州でさえ、中堅の国家は通貨統合の後遺症に苦しんでますよ。 >>観光資源による外貨収入が大きな支えであった国々は大変ですよ。 >>この辺りの現状をきちんと調べられた方が良いと思います。 >>得をしたのはフランスぐらいかな。 >■退役軍人様 > コメント有難うございます。通貨統合後、便乗値上げなどがあったと > 聞いておりますが、貴殿ご指摘の「中堅国家は通貨統合の後遺症で苦しんで > いる」ということは聞いたことがありませんでした。お手数ですが > ご教示下さい。 ご自身でお調べください。 ヒントとして提示できるのは、購買力平価いわば通貨の価値の差から出ていた「割安感」を失ってしまった観光立国のEU加盟国ということですね。 >■ドイツとフランスに飲み込まれるのを恐れたからだと理解しております。 > また、文化的にも大陸国家とは一線を画していますね。 誤りです。 産業構造の差から、英国は自国の通貨政策や金融政策という政策的選択肢を手放せないからです。 文化なんぞ、心情的な要素に過ぎません。 産業別、いやもっと簡単なのは第一次産業から第三次産業に至るまでの就業人口統計と、人口動態調査の資料を比較検討すれば簡単に理解できると考えます。 どちらもネットで探せば出てきます。 >>全く頼っていません。 > >■形式上は頼っていない形を取っていますが、全く頼っていないとは、 > 貴殿の認識違いでありましょう。 ご存じのように、円は兌換紙幣ではありません。 金の価値と通貨の因果関係どころか相関関係ですらありません。 日本の経済規模と匹敵するか、即ちGDP年額に相当する価値の金を日銀が保有しているというのなら話は別ですが。 >>>アジア共通通貨は、強大な軍事力を背景に中国共産党の思うままと >>>おっしゃられていますが、通貨バスケット方式を取りますので勝手に >>>弄くれないと思いますし、弄くれない仕組みと作るべきだと思います。 >> >>出来ないと断言しておきます。 >> >>>昨年、元のドルレートの切り上げが申し訳け程度になされましたが >>>依然として中国国内での流通している価値と輸出入の価値を比べると >>>3割近く輸出入に使用される元は高いと言われております。 >>>それも通貨バスケット方式で修正をしていくことは可能であると思います。 >> >>高いのではなくて、【不当に安い】のです。 >> >>製品やサービスの輸出が伴わないと、いかに巨大な市場を持つとはいえ、毎年5%を超える経済の膨張が続く訳がない。 >> >>主権をもった国家の経済政策を、出来るかどうかも判らない、たかが通貨バスケット制で影響を与えられる訳がない。 >> >>OECDが発表している購買力平価の格差がせめて10%以内ぐらいに納まらないと、通貨バスケット制なんぞ機能しないと指摘しておきます。 > >■私もアジア共通通貨が今すぐ実現可能だとは思っておりません。 > 各国の経済格差もありますからね。 > しかし、ユーロがECUといっていたときにロンドンの債券市場で取引が > 開始された様に、債券市場や貿易取引であれば、早期にアジア共通通貨を > 活用できるのではないかと思います。 > 私は、各国の通貨を共通通貨に換えべきだと言っているのではありません。 何らかの指標に対して、ある程度の変動の幅に自国通貨の価値を政策的に押さえ込むのは、自国の経済政策の柱である通貨政策と金融政策の選択肢を放棄することになります。 ドルの経済圏から離脱するという目的で共通の通貨価値指標を設けるという、後先が逆の結論が先にあるからおかしな論理になるのです。 十年ほど前に、タイ人技師と次のようなジョークを言って大笑いしたことがあります。 日本で稼いで、タイで貯金し、ラオスで生活するのが一番だ。 このジョークの示す意味がお判りでしょうか。 労働賃金が高い日本で稼いで、金利の高いタイで貯金し、購買力平価の差を利用してラオスで消費するという意味です。 失礼いたしました。 |