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 ▼NHK−TV「がん医療を問う」から  珍 源斎 06/1/9(月) 13:02
   ┣Re(1):NHK−TV「がん医療を問う」から  キタキツネ 06/1/9(月) 15:52
   ┃  ┣Re(2):医療情報の共有と活用とが活かされるコト  珍 源斎 06/1/9(月) 18:30
   ┃  ┗Re(2):NHK−TV「がん医療を問う」から  昔神童・今人道 06/1/9(月) 23:45
   ┃     ┣Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  チャトラ 06/1/10(火) 0:16
   ┃     ┣Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  石頭の息子 06/1/10(火) 0:35
   ┃     ┃  ┗Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  昔神童・今人道 06/1/10(火) 12:23
   ┃     ┣お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  ぎみゆら 06/1/10(火) 12:46
   ┃     ┃  ┗Re(1):お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  昔神童・今人道 06/1/10(火) 13:37
   ┃     ┃     ┗Re(2):お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  ぎみゆら 06/1/11(水) 20:51
   ┃     ┣Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  キタキツネ 06/1/10(火) 16:05
   ┃     ┃  ┗Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  昔神童・今人道 06/1/10(火) 17:19
   ┃     ┗Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  笹井明子 06/1/10(火) 18:02
   ┃        ┗Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  昔神童・今人道 06/1/10(火) 18:34
   ┃           ┗Re(5):NHK−TV「がん医療を問う」から  レモン 06/1/10(火) 21:08
   ┃              ┗Re(6):NHK−TV「がん医療を問う」から  昔神童・今人道 06/1/11(水) 21:00
   ┃                 ┗明るい明日のために  レモン 06/1/11(水) 21:24
   ┃                    ┗Re(1):明るい明日のために  昔神童・今人道 06/1/11(水) 21:43
   ┣Re(1):NHK−TV「がん医療を問う」から  HATTORI 06/1/9(月) 21:49
   ┃  ┗Re(2):NHK−TV「がん医療を問う」から  珍 源斎 06/1/10(火) 11:29
   ┗Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  昭和 人 06/1/12(木) 17:27
      ┣Re(1):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  キタキツネ 06/1/12(木) 19:05
      ┗Re(1):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  J.I 06/1/13(金) 3:29
         ┗Re(2):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  昔神童・今人道 06/1/13(金) 23:02
            ┗Re(3):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  昔神童・今人道 06/1/13(金) 23:08

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 ■題名 : NHK−TV「がん医療を問う」から
 ■名前 : 珍 源斎
 ■日付 : 06/1/9(月) 13:02
 -------------------------------------------------------------------------
   今般NHKの特集番組「がん医療を問う」が2バンに亘り
長時間放映された。癌患者とその家族、医療の現場を担当してる医師や
看護師、厚生労働省の官僚、がんの権威者?・・・の方々による対話の
中で浮かび上がったこと、

ビデオ紹介によるアメリカや英国の現状などの対比をみると
日本の医療の後進性を感じざるを得なかった。

日本では人間の「病」を診療することに対して・・
・・病の「人間」を診療することの視点が弱いように感じた。

日本の医療現場で情報の共有が為されてないので有効な
治療法が確立され難い・。実際に医療現場の医師への情報が
伝わらないこと、最新医療技術を活かす方法も無い等々。

要は医療の総合力が発揮されてる現状とはほど遠い現実が
あると感ぜられた。

それでも諸々の困難を超えて患者のための医療を模索してる
医師や看護師・医療施設があることも紹介されて失望、落胆から
逃れることができた。

アメリカや英国のそれは患者も医療関係者も人間として対等と
捉えてることが印象として残った。

キーワードは「愛」であったように感じた。

追って再放送があると思うので観られてない方には是非とも
見ることをお勧めしたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 06/1/9(月) 15:52  -------------------------------------------------------------------------
    NHKスペシャルの再放送でしたが、良い番組でした。
 こういう良い番組を作れば、NHKを支持する人も増えることでしょう。

 「明日に不安が無い」という言葉が非常に印象的でした。「明日に不安が無い」と言うことが、如何に幸せな事なのか、改めて自分に言い聞かせる良い機会でもありました。
 私は両親を癌で亡くしており、私自身も癌体質で胃のポリープを取っているし、大腸にもポリープがあり、今年手術をしなければなりません。またC型肝炎なので、肝臓癌にも怯えて暮らしています。病気の中でも「癌」が一番嫌です。必ず痛みがあるから……。

 ただ、こういう番組を見るたびに思う事ですが、その責任が全て医療者にあると言わんばかりの世論です。全て責任は医療行政にあるのに……。

 科別の壁も、大学別の壁も、全てのセクショナリズムを取り払う事が大事です。今回の番組だけを見て、日本の医療は先進国最低と言うのも早計です。日本の医療水準はけっして低いわけじゃありません。

 何よりも少ない医療費で、世界最高の医療を施し、そして世界一の長寿国になったのは何よりの証拠ですから、良いところは認めてあげなくてはいけないでしょう。

 しかし、緩和医療は確かに日本は遅れています。
 抗がん剤ばかりじゃなく、鎮痛剤にしても新薬の認可を早めるとか、緩和医療の情報を公開し、国・自治体・大学病院・地方の基幹病院が連携して、そのノウハウを学び取らせ、病院側もそういう体制をとるように政策の面からも支援するべきです。

 病院だけではけっして出来ません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):医療情報の共有と活用とが活かされるコト  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 06/1/9(月) 18:30  -------------------------------------------------------------------------
   前述のNHKの「がん医療の特集番組」を見て率直に感じたことは
日本人社会の蛸壺型のセクショナリズムの弊害が医療の面でも根深い
こと、日本では病んでる人間の苦痛を判ろうとしない行政の前例主義と

一部の医療関係者の権威主義により歪められておる現実が明らかに
なったが、情報開示を積極的に推進して歪みの要素となってる部分を
白日の元に晒すことが出来れば、改革改善への道は速くなることが
期待できる。

それを促すのはインターネットによる双方向通信の機能も
大いに役立つものになる。

医師の技量や医療システムも適切に評価されるようになれば
真面目に研鑽を積んでる医師、医療機関の評価を向上することに
なる。何れにしても変革を促すものは情報開示と情報の共有と
活用にあると思う。

世界で最も高額なハードとしての医療機器を備えてる一方
それらを有効活用するソフト面での立ち後れが指摘されてる
ことも改善されることになる。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/9(月) 23:45  -------------------------------------------------------------------------
   二夜に渡っての放送を観ました。

昨春の放送に出演されたガン患者の発言・・・「あるガン患者の遺言」で始まった番組・・・

【日本の医療は・・・患者あっての医療と言いながら・・・医療行政当局と医療関係者の会合では・・・ ”患者”抜きになっている。】

【ガン患者が日本の何処に住んでいようが・・・安心して治療が受けられる・・・
「そんな社会の実現」を望みたい。】

その患者は番組出演の二ヶ月後に亡くなられた。ガンが進行する中「ガン対策推進本部」設立に向けての署名活動をしていた姿が痛々しかった・・・。

実は、私の義姉(家内の長姉)が昨年暮れに肝臓ガンで亡くなりました。2年前からの闘病でしたが抗がん剤治療の甲斐もなく・・・去年の正月からは体調も良くなり、周囲も喜んでいたのですが・・・。月に何回かの通院治療でしたが・・・暮れになって結局はダメでした。67歳でした。

(申し送れましたが、この場をお借りしてお見舞いを頂戴した党員の皆さんに厚く御礼を申し上げます。お心遣い本当にありがとうございました。)

会社人間で家の事を義姉に任せっきりにしていた義兄の心境を思うと辛いです。私も一応の区切りがつきましたのでご報告させて頂いた次第です・・・。

5年前には私の実弟もガンで亡くなっております。会社の検診で見つけられなかったのです。ガンと分かったときは相当進行しておりました。しかし、弟の最後は悲惨でした。関東に「良い病院がある」との情報で高速道路を乗り継いで両脇を抱えられながら治療に行きました。その甲斐もなく亡くなりました。近くの病院で手厚い治療がなぜ出来なかったのか。悔しい限りです。

日本の何処に住んで居ようが「同じレベル」の治療が何故できないのか。ガンの専門病院が余りにも少なすぎる。あってもレベルに格差がありすぎる。番組では全国で7府県に”ガン専門病院が無い”と伝えていたが”大阪の患者”とて”関東くんだりまでワラをも掴む思いで駆けつけているのである。レベルが同じなら何も遠くの病院に行く事なんかないのである。

この国では”当事者”が立ち上がらないと動かない。立ち上がっても動かない。

200万人とも言われるガン患者(それ以外の難病患者はもちろん)が安心して治療できる国に【これから一体何年かかるんだろう】【この国の医療行政そのものがガンである】【日歯連献金ect.うやむや】【どこを向いた政治をやってるのか】【だから政権交代しかこの国を救う道はないのだ】

【改革なんてエラソーなことを吠えるな】罵詈雑言で片付けるノーテンキ野郎どもはダマレッ!! を益々感じる今日この頃である。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : チャトラ  ■日付 : 06/1/10(火) 0:16  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今入道様

 義姉様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。

 私にも身に覚えがありますので、心痛いかばかりかと

 察します。           老いぼれチャトラより

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 石頭の息子  ■日付 : 06/1/10(火) 0:35  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今人道さん、

>実は、私の義姉(家内の長姉)が昨年暮れに肝臓ガンで亡くなりました。2年前からの闘病でしたが抗がん剤治療の甲斐もなく・・・去年の正月からは体調も良くなり、周囲も喜んでいたのですが・・・。月に何回かの通院治療でしたが・・・暮れになって結局はダメでした。67歳でした。

こころからお悔やみ申し上げます。

  *

肝臓病・癌については20年程前から「肝臓・難病の医療セミナー」の追っかけをしています、今も。  私めにも他人事ではありません。

確かに同じ医療(最先端の)をどこでも受けられるようにする為の有意の医師もおられるのです、それも中央(厚生省に属する)にパイプのある医師や多くの現場医師もおられます、今その治療法のマヌアル化の運動もあります。

しかし、それは時間の掛かることなのです、ここの掲示板でも指針はあるが、精力的に書き込みやリアルの活動されている方がいても、今の掲示板を見る限りにおいては迷走しているとしか思えない、世の中の運動はまどろっこしいものです。

個人や集団の利益優先が有意の運動を阻害するのは、実はこれが実態なのでしょうが、追求の俎上にのせなければなりません。
一方において、本当に頭の下がるような活動をしておられる医師やその仲間、支援者もいます、その方達にも目を向けようではありませんか、それが医療の公正、公平への一歩となると思います。

家族、友人、知人に難病や癌で苦しんでいる方がおられたら、まず、その病気の「友の会」「連絡会」などへ尋ねることが何らかの助けになると思います、家族や親類だけで悩んでいては打開の方法も狭いでしょう、同病相哀れむといいますか、そこには、その病気の最新の治療法やこれからの治療法・新薬の許認可の進捗状況、それに精神面にまで及ぶ情報と知恵があります。

 
 *

昔神童・今人道さん、元気出してや〜 義姉さんのためにも。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/10(火) 12:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼石頭の息子さん:こんにちは
>昔神童・今人道さん、
>
>>実は、私の義姉(家内の長姉)が昨年暮れに肝臓ガンで亡くなりました。2年前からの闘病でしたが抗がん剤治療の甲斐もなく・・・去年の正月からは体調も良くなり、周囲も喜んでいたのですが・・・。月に何回かの通院治療でしたが・・・暮れになって結局はダメでした。67歳でした。
>
>こころからお悔やみ申し上げます。
>
>  *
>
>肝臓病・癌については20年程前から「肝臓・難病の医療セミナー」の追っかけをしています、今も。  私めにも他人事ではありません。
>
>確かに同じ医療(最先端の)をどこでも受けられるようにする為の有意の医師もおられるのです、それも中央(厚生省に属する)にパイプのある医師や多くの現場医師もおられます、今その治療法のマヌアル化の運動もあります。
>
>しかし、それは時間の掛かることなのです、ここの掲示板でも指針はあるが、精力的に書き込みやリアルの活動されている方がいても、今の掲示板を見る限りにおいては迷走しているとしか思えない、世の中の運動はまどろっこしいものです。
>
>個人や集団の利益優先が有意の運動を阻害するのは、実はこれが実態なのでしょうが、追求の俎上にのせなければなりません。
>一方において、本当に頭の下がるような活動をしておられる医師やその仲間、支援者もいます、その方達にも目を向けようではありませんか、それが医療の公正、公平への一歩となると思います。
>
>家族、友人、知人に難病や癌で苦しんでいる方がおられたら、まず、その病気の「友の会」「連絡会」などへ尋ねることが何らかの助けになると思います、家族や親類だけで悩んでいては打開の方法も狭いでしょう、同病相哀れむといいますか、そこには、その病気の最新の治療法やこれからの治療法・新薬の許認可の進捗状況、それに精神面にまで及ぶ情報と知恵があります。

> *
>昔神童・今人道さん、元気出してや〜 義姉さんのためにも。

石頭の息子さん 改めて「神戸新年宴会」ご苦労様でした。
心温まるお見舞いのお言葉に重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、石さん(弱者をいじめ倒す増税しかアタマに無い、政府税調の石のオッサンとは違うぞ!!)がいつも解説してくれる”医療現場の実体”参考にさせてもらってます。

昨春の番組も観ました。そして又、今回の番組を観て感じたことは【とにかくこの国のシステムそのものが何もかも狂っている】の一言に尽きます。全国200万人のがん患者、がん発病予備軍40〜50万人と言われる【がん難民】の”放置”をいつまで許すのか・・・。

20年前と何ら変わりのない”実体”を見せ付けられるにつけ「がん患者、家族の悲痛な叫び」「患者の安心した治療を受けたい」との日本国民としての「あたり前の要望」が何故叶えられないのか・・・。

ハコ物ばかりのムダ遣いを放置し続ける厚労省。それを許してきた汚職のヘドロから抜け出せない「政治屋ガン集団」、「二世・三世の苦労知らずの世襲バカ息子政治屋」の一掃こそ喫緊の課題なのだ。一病院、一医師、患者、家族だけではどうにもならないことを【先の番組は教えている】

みなさんと又ご一緒できる機会が来る事を祈っております・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 06/1/10(火) 12:46  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今人道様


お久しぶりです。

お義姉さまのこと、お悔やみを申し上げます。正月には体調も
よくなりとありますが、最後となったお正月を、心身多少なりとも
気持ちよくお過ごしになられたのでしょうか。

五年前、諏訪に住んでいた伯父を肝臓のがんでなくしました。だいぶ
前に連れ合いに先立たれ、子どももなく、ひとり暮らしだったので、
私のほか親戚幾人かが東京や神奈川から見舞いなどに通いましたが、
入院からちょうど三ヵ月で他界しました。79歳でした。

私はその頃すでに会社勤めをやめていましたので、なんとか時間の
やりくりをして月に数度の諏訪通いだったのですが、東京から諏訪
まで往復し、伯父の病室で何をするでもなく数時間を過ごすだけで
丸一日かかり、また親戚どうしでいろいろあったりもしました。

そのたった三ヵ月で私はへとへとになり、それがだいぶ後まで尾を
引いたりもしました。二年にわたるご闘病とは、ご家族や周囲の
方々、さぞお疲れのことと思います。どうか、みなさまなるべく
ゆっくりとしたお気持ちで、日々をお大切にお過ごしください。

ご心労のことと思います。お返事の手間など、お気づかいなきよう
お願いいたします。またいつか、この場で何かお話しできればと
思っています。

お義姉さまのご冥福を、心よりお祈りいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/10(火) 13:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:こんにちは
>昔神童・今人道様
>
>お久しぶりです。
>
>お義姉さまのこと、お悔やみを申し上げます。正月には体調も
>よくなりとありますが、最後となったお正月を、心身多少なりとも
>気持ちよくお過ごしになられたのでしょうか。
>
>五年前、諏訪に住んでいた伯父を肝臓のがんでなくしました。だいぶ
>前に連れ合いに先立たれ、子どももなく、ひとり暮らしだったので、
>私のほか親戚幾人かが東京や神奈川から見舞いなどに通いましたが、
>入院からちょうど三ヵ月で他界しました。79歳でした。
>
>私はその頃すでに会社勤めをやめていましたので、なんとか時間の
>やりくりをして月に数度の諏訪通いだったのですが、東京から諏訪
>まで往復し、伯父の病室で何をするでもなく数時間を過ごすだけで
>丸一日かかり、また親戚どうしでいろいろあったりもしました。
>
>そのたった三ヵ月で私はへとへとになり、それがだいぶ後まで尾を
>引いたりもしました。二年にわたるご闘病とは、ご家族や周囲の
>方々、さぞお疲れのことと思います。どうか、みなさまなるべく
>ゆっくりとしたお気持ちで、日々をお大切にお過ごしください。
>
>ご心労のことと思います。お返事の手間など、お気づかいなきよう
>お願いいたします。またいつか、この場で何かお話しできればと
>思っています。
>
>お義姉さまのご冥福を、心よりお祈りいたします。

ご無沙汰しております。いつもながら、
心温まるお見舞いのお言葉に重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

患者・家族の「あたり前の要望」がおざなり、置き去り・・・番組を観て感じた。
病院の「情報開示」で見違えるほど成果を挙げている東大阪病院長の言に感銘を受けました。

学閥、医局の対立の権化である”病院”はエエカッコはヤメロ。正直に患者と向き合うことが「患者本位制医療」の筈である。(番組を観ての私の感想である)

【レベルが低い医師と劣悪な機械しか備わっていないのに「50万人の市民」の中核病院と言えるのか・・・。】との院長の言葉は重い。

院長自ら大学病院を廻って”良い医師”を回してもらう行動力に感銘を受けました。・・・思わずスタジオ内に拍手が沸き起こった。・・・のも当前だ。

こんな”先生”ばかりならもっと進んでもよさそうなのに・・・。「そんな先生におんぶにだっこ」の厚生労働省の担当官の「何と頼りないピントはずれな応答」に怒りさえ覚えた・・・。

一人の院長では限界があります。一人の医師では限界があります。ガン専門病院の充足、専門医師の充足を図るのが厚生労働省の”仕事”ではないか。政治屋のやってることは「閑から眠」ばかりである。エエカッコで「官から民」を言う前に実践してますか?・・・これが政権トップへの問いだ。

私が「常に発している言動」を罵詈雑言で片付けるのは簡単だ。60年間「いかがなものか」で日本国民は騙され続けて来たのである。だから、政権交代なのだ。

申し送れましたが、ぎみゆらさんの父君の「長崎被爆体験談」のラジオを聞きました。ぎみゆらさんの語りに感銘しました。(感想を述べたかったが、丁度その頃にパソコンの調子が悪く言いそびれましたことをお詫び致します。)

今年も・・・
【加害者にはならない】【被害者にはならない】【傍観者にはならない】

で行きたいと・・・思います。
どうぞよろしく、お願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):お義姉さまのご冥福をお祈りいたします。  ■名前 : ぎみゆら  ■日付 : 06/1/11(水) 20:51  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今人道さん、レスありがとうございます。


> 正直に患者と向き合うことが「患者本位制医療」の筈である。

まったくその通り。これがすべてです。しかしいま、医療、病院の
世界にも、「経営」「効率」「競争」がどんどん入り込み、現場の
医師や看護師から「患者と向き合う」意欲が奪われつつあります。

> 私が「常に発している言動」を罵詈雑言で片付けるのは簡単だ。
> 60年間「いかがなものか」で日本国民は騙され続けて来たので
> ある。だから、政権交代なのだ。

言葉の清濁なんかよりも、地べたから足を離さず、「ただの人」の
視点をいつまでも持ち続け、いつでも好きなときに声をあげることの
ほうが、ずっと大事だと思いますよ。

> 申し送れましたが、ぎみゆらさんの父君の「長崎被爆体験談」の
> ラジオを聞きました。ぎみゆらさんの語りに感銘しました。

ありがとうございます。収録、放送当時は自分なりに気が張って
いて、あちこちに「聞いてね」とふれ回りましたが、いまごろに
なって言われると、けっこう照れくさいものがあります。(笑)

> 今年も・・・
> 【加害者にはならない】
> 【被害者にはならない】
> 【傍観者にはならない】

よいですね。そのような気持ちのある人が、ちゃんとそのように
生きられる国にしたいものだと思います。今年もお互い、ぼちぼち、
でも元気に、まいりましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 06/1/10(火) 16:05  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今人道さん

 お義姉さまのご冥福をお祈りをいたします。
 
 日本の医療には、物申すことはたくさんあります。癌治療の遅れもその一つかも知れません。今回のNHKの放送も頷くところばかりでした。

 緩和ケアが広がる事は、たいへん結構なことであり、反対するものではありません。ただ心配なのは増え続ける医療費負担です。現在緩和ケアを受けるとすれば、どのくらい掛かるかお分かりですか? 
 一ヶ月、1,213,500円の3割負担で364,050円です。もちろん高額医療の対象になりますので、所得によって戻ってきますが……。

 私はだから、皆様とは違って素直に見ることは出来ませんでした。こうした事を流しておいて、もう日本は公的保険ではやっていけません。民間の医療保険に加入して下さい、とその布石を着実に打っているように見えたのです。

 確かにあなたの言うとおり自民党政権の下では、良くなりっこないと思っています。アメリカは、医療技術は世界一かも知れませんが、WHOが2000年に、国全体の健康状態、保健システムなど5つの項目について、適切なサービスが公平に提供されているかどうかを、世界191カ国の保健システムについて評価・判定 し「国別医療ランキング」を発表したことがあります。

 なんと日本はこのランキングで、スウェーデン、カナダとともに堂々第1位に輝いたのです。 因みに日本の医療行政やマスコミが手本としているであろうアメリカは第37位でした。

 また、皆さんもご存じの「平均寿命」の世界ランキング (2002年、男女計、WHO発表)で日本は第1位(81.9才)、第2位はスイス(80.6才)、「乳幼児死亡率」は世界最低、と、国の保健・医療レベルを示すパラメーターもこれを示しています。

 だからと言って、私は日本の医療行政が良いと言っている訳では決してありません。私は現在の医療技術の質を落とさずに、医療費の個人負担をこれ以上増やさないでほしい。そう願っているのです。

 私自身が癌体質で、いつも癌に怯えながら暮らしていますが、私の今の経済状態ではとてもじゃないが緩和ケアを受ける余裕などありません。

 高度医療は良い事ばかりじゃなく最後は勝ち組」だけのものになる、私はそのほうを心配しています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/10(火) 17:19  -------------------------------------------------------------------------
   ▼キタキツネさん:こんにちは

>昔神童・今人道さん
>
> お義姉さまのご冥福をお祈りをいたします。

心温まるお言葉を頂戴し、恐縮でございます。ありがとうございました。

ご無沙汰しております。ここんところ公私?ともにバタバタしておりまして、おまけにパソコンの不調も手伝って・・・まどろっこしい日々でした。パソコンもどうにかこうにか触ってる内にインターネットに繋がるようになりました。

(これ本当です。知識も何も無いんですが、前にコールセンターで聞いた事を思い出しながら、ノートを引っ張り出しながら・・・直りました。パソコンを直した「自分を誉めてあげたい」です。???もうええか?どこかで聞いたセリフは。)

結局、何で治ったかと申しますとモデム、ルーター等のパソコンに繋がってる機械類のコードを全部引き抜いて、電源もみ〜んな落として、順番にコードを入れ直したんが功を奏したようです・・・。

・・・パソコンと言うのは「どこかの政治家」よろしく「悪さ」だけはいつまでも覚えているんですねえ。それらを断ち切らねば「明日が無い」ことがよ〜く分かりました。前置きはこのぐらいにして・・・(途中抜粋をお許しください)

やっぱり「医療のプロフェッショナリスト」のキタキツネさんも番組をちゃ〜んと観てらっしゃったんですねえ。・・・だから、私は医療知識も何もない者の立場?から感じたことを述べました。
 
> 日本の医療には、物申すことはたくさんあります。癌治療の遅れもその一つかも知れません。今回のNHKの放送も頷くところばかりでした。
>
> 緩和ケアが広がる事は、たいへん結構なことであり、反対するものではありません。ただ心配なのは増え続ける医療費負担です。現在緩和ケアを受けるとすれば、どのくらい掛かるかお分かりですか? 
> 一ヶ月、1,213,500円の3割負担で364,050円です。もちろん高額医療の対象になりますので、所得によって戻ってきますが……。

いつも、「医療費負担の増大」に警鐘をならしてるキタキツネさんのプロからの視点が非情に参考になります。今後もよろしくご教授ください。
>
> 私はだから、皆様とは違って素直に見ることは出来ませんでした。こうした事を流しておいて、もう日本は公的保険ではやっていけません。民間の医療保険に加入して下さい、とその布石を着実に打っているように見えたのです。
>
> 確かにあなたの言うとおり自民党政権の下では、良くなりっこないと思っています。アメリカは、医療技術は世界一かも知れませんが、WHOが2000年に、国全体の健康状態、保健システムなど5つの項目について、適切なサービスが公平に提供されているかどうかを、世界191カ国の保健システムについて評価・判定 し「国別医療ランキング」を発表したことがあります。
>
> なんと日本はこのランキングで、スウェーデン、カナダとともに堂々第1位に輝いたのです。 因みに日本の医療行政やマスコミが手本としているであろうアメリカは第37位でした。
>
>・・・だからと言って、私は日本の医療行政が良いと言っている訳では決してありません。私は現在の医療技術の質を落とさずに、医療費の個人負担をこれ以上増やさないでほしい。そう願っているのです。

> 高度医療は良い事ばかりじゃなく最後は勝ち組」だけのものになる、私はそのほうを心配しています。

全く仰る通りでございます。70252でいみじくもキタキツネさんが仰ってた・・・

【ただ、こういう番組を見るたびに思う事ですが、その責任が全て医療者にあると言わんばかりの世論です。全て責任は医療行政にあるのに……。】

医療行政のサボリ、ノーテンキさに全てが起因します。
私のことを、「社会が悪い」「政治が悪い」とほざくな・・・と寝ぼけた輩がばっこしていますが、1000兆歩譲っても変えません。日本の政治が悪いのです。
業者ばかり、大企業ばかりに顔を向けた政治を今こそ変えねばこの国は救えません。

悪い奴等はどうでもええことに【官から民】をほざいて・・・肝心要の問題には今日も【閑から眠】をむさぼっております・・・。

厳冬の折り御自愛ください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 笹井明子  ■日付 : 06/1/10(火) 18:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:

衷心よりお悔やみ申し上げます。

どうしていらっしゃるだろう、何とか皆さんおそろいでお正月を迎えて欲しい、と念じておりましたが、残念なことでした。

寒さ厳しい折、昔神童・今人道さんもどうかくれぐれもお体に気をつけて、お元気でお過ごしください。社会や政治をしっかりと見据えた昔神童・今人道節を、今年も期待しております。(多くの方から言葉が寄せられています。お返事は大変だと思いますので、ご無用に願います。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/10(火) 18:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼笹井明子さん:こんばんは
>▼昔神童・今人道さん:
>
>衷心よりお悔やみ申し上げます。
>
>どうしていらっしゃるだろう、何とか皆さんおそろいでお正月を迎えて欲しい、と念じておりましたが、残念なことでした。
>
>寒さ厳しい折、昔神童・今人道さんもどうかくれぐれもお体に気をつけて、お元気でお過ごしください。社会や政治をしっかりと見据えた昔神童・今人道節を、今年も期待しております。(多くの方から言葉が寄せられています。お返事は大変だと思いますので、ご無用に願います。)

いやあ、どうもどうも。いつも心温まるお言葉を頂戴し感謝いたします。
ありがとうございました。

(きのうあたりからパソコンの調子が戻りまして・・・うれしくて、ウレシクテ。
先程から、年始恒例の乱れ打ちをやっております・・・ご迷惑?とは存じますが・
・・私いま何を言おうとしてるのか・・・サッパリわやです・・・ちょっと回りが速いです・・・今日のオチャケは・・・)

いやあ、やっぱりダメでした。優しい義姉だったので・・・義兄の事を思うと辛いです。残酷すぎます・・・。そんな時に観たのがあの番組でした。

「がん患者、家族のささやかな、あたり前の願い」が叶わぬ「この国」が世界第二位の経済大国ですって。国会議員の議員年金はチャッカリ温存する国ですって。

ホリエモンを筆頭に何百億円のカネを右から左で「濡れ手で粟」を推奨するのが小泉政治ですって・・・。今年も・・・です。

先ずはパソコンの調子に合わせてキーを叩いております・・・お返事になってるんやら?・・・ お詫びします。重ねてありがとうございました。

遅ればせながら・・・今年もよろしくお願いいたします。
笹井さんも御自愛ください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : レモン  ■日付 : 06/1/10(火) 21:08  -------------------------------------------------------------------------
   昔神童・今人道さん

義姉様のお話、お悔やみ申し上げます。
昨年は大切なご親戚をお二人も亡くされ、淋しい年だったのですね。

親戚といえば必ずしも仲の良いものでもないのに、昔神童・今人道さんは本当にまわりの方を大切にされる、心優しいお方なのですね。

あんまり心が温か過ぎて、ヒューズが飛ぶのが玉にキズです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/11(水) 21:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼レモンさん:こんばんは
>昔神童・今人道さん
>
>義姉様のお話、お悔やみ申し上げます。
>昨年は大切なご親戚をお二人も亡くされ、淋しい年だったのですね。
>
>親戚といえば必ずしも仲の良いものでもないのに、昔神童・今人道さんは本当にまわりの方を大切にされる、心優しいお方なのですね。
>
>あんまり心が温か過ぎて、ヒューズが飛ぶのが玉にキズです。

ご丁寧なお言葉を頂戴し、恐縮に存じます。ありがとうございました。

【・・・心優しいお方なのですね。】なんて持ち上げないで下さいよレモンさん。
レモンさんに少しでも近づけられたらなあ・・・が目標なんですから・・・。

どうせ私なんて・・・【しがないカランコロン コロンカラン】なんですから。

誰が「毛がない」ねん。あ〜 「しがない」やったんや。自分で言うて忘れてた。どうも、このごろ何でも「ひっかかって」しゃあないねん・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 明るい明日のために  ■名前 : レモン  ■日付 : 06/1/11(水) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昔神童・今人道さん:

こんばんは。
お元気が出て来られたようでよかったです。

>ご丁寧なお言葉を頂戴し、恐縮に存じます。ありがとうございました。

これは、紳士。
>
>【・・・心優しいお方なのですね。】なんて持ち上げないで下さいよレモンさん。
>レモンさんに少しでも近づけられたらなあ・・・が目標なんですから・・・。

冗談も言う普通の人。

>
>どうせ私なんて・・・【しがないカランコロン コロンカラン】なんですから。
>
ちょっと変人。

>誰が「毛がない」ねん。あ〜 「しがない」やったんや。自分で言うて忘れてた。どうも、このごろ何でも「ひっかかって」しゃあないねん・・・

傷つきやすい老人。
または、お耳からのびていたら、聖人。

以上、レモンの人間観察日記。
今年は、真面目な人は生きていけないんだものね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):明るい明日のために  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/11(水) 21:43  -------------------------------------------------------------------------
   ▼レモンさん:
>▼昔神童・今人道さん:
>
>こんばんは。
>お元気が出て来られたようでよかったです。
>
>>ご丁寧なお言葉を頂戴し、恐縮に存じます。ありがとうございました。
>
>これは、紳士。
>>
>>【・・・心優しいお方なのですね。】なんて持ち上げないで下さいよレモンさん。
>>レモンさんに少しでも近づけられたらなあ・・・が目標なんですから・・・。
>
>冗談も言う普通の人。
>
>>
>>どうせ私なんて・・・【しがないカランコロン コロンカラン】なんですから。
>>
>ちょっと変人。
>
>>誰が「毛がない」ねん。あ〜 「しがない」やったんや。自分で言うて忘れてた。どうも、このごろ何でも「ひっかかって」しゃあないねん・・・
>
>傷つきやすい老人。
>または、お耳からのびていたら、聖人。
>
>以上、レモンの人間観察日記。
>今年は、真面目な人は生きていけないんだものね。

すやから、そやから、そやさかいに・・・ほんでからに・・・
レモンさんの ば・や・い・は【絶対に大丈夫やって・・・】

>今年は、真面目な人は生きていけないんだものね。

すやから、そやから、そやさかいに・・・(もうええか?)
【ワシが保証するって・・・】

>今年は、真面目な人は生きていけないんだものね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : HATTORI  ■日付 : 06/1/9(月) 21:49  ■Web : http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/  -------------------------------------------------------------------------
   ▼珍 源斎さん:
>今般NHKの特集番組「がん医療を問う」が2バンに亘り
>長時間放映された。癌患者とその家族、医療の現場を担当してる医師や
>看護師、厚生労働省の官僚、がんの権威者?・・・の方々による対話の
>中で浮かび上がったこと、
>
>ビデオ紹介によるアメリカや英国の現状などの対比をみると
>日本の医療の後進性を感じざるを得なかった。

確かに日本のがん医療は遅れていますね。がんのみなら良いのですが。どうなのでしょう。

昨年の5月にも放映していました。次の概要が書いてあります。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1202.htm

>追って再放送があると思うので観られてない方には是非とも
>見ることをお勧めしたい。

再放送は
9日のNHK番組表によれば、「1.20Nスペ(再)」とだけありますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):NHK−TV「がん医療を問う」から  ■名前 : 珍 源斎  ■日付 : 06/1/10(火) 11:29  -------------------------------------------------------------------------
   HATTORIさん

こんにちわ!ご紹介のHP拝見させていただきました。
全くご指摘の通りです。

この掲示板では余り長々と書き込むことは出来ませんので
サワリのみの書き込みをさせて頂きましたが、貴殿のHPでは
良く纏めておられますこと、大いに参考になりました。

>確かに日本のがん医療は遅れていますね。がんのみなら良いのですが。どうなのでしょう。

日本の政治や行政、他、諸々の分野で決定的に欠けてるのは
国民一人一人の為でなく、権威やそれに連なる連中の我田引水の
ような利権、権益を「かたくなに」守らんとする慣習?に
巨悪の根源があると指摘できます。

一口で言うと「国民」人間への「愛」の欠落に帰すると思います。
ねじ曲がったシステムを改革、改善させるには、先ず第一に
国民一人一人の諸悪や矛盾を許さぬ意識改革が必要です。

先進各国の様子を推し量るに背景には国民一人一人の意識の
レベルが高いことが感ぜられます。

病んでる人も医療に携わってる人も対等な関係にあることが
伺い知れて、医療の進歩も正に先進的であることが見て取れました。

何事も権威主義を許さぬ国民の意識改革が大切であること
重ねて主張させて頂きます。

>
>昨年の5月にも放映していました。次の概要が書いてあります。
>http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1202.htm
>
>>追って再放送があると思うので観られてない方には是非とも
>>見ることをお勧めしたい。
>
>再放送は
>9日のNHK番組表によれば、「1.20Nスペ(再)」とだけありますね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  ■名前 : 昭和 人  ■日付 : 06/1/12(木) 17:27  -------------------------------------------------------------------------
   私の体験者としての感想。
あのTVは大変な興味をもってみましたが、みなさんとは、ちょっと違うかなと思ったことだけ書きます。

私は12年前、TVタレントの逸見さんが亡くなった同じ病院(東京女子医科大)で
大腸、胃がんの手術をし、約2ヶ月間の入院で一段落しました。
もともと小さな体が体重 激減、一時はダメだと思っていました。

この頃、私の仕事の同僚だった人たち数人が、がんで亡くなりました。

これらを体験したり、見たり、本を読んだり(50冊以上は読みました)して、あのTVとは違う点は
(1)東京だったからかも知れませんが、がん専門病院は選ぶのに困るほど多くありました、TVで褒められていた築地の国立がんセンターは、代々のセンター所長自らが がんで死亡していたりで、5年生存率も悪く、評判もよくありませんでした。
(2)日本女子医大を選んだのは、内臓がん専門の有名教授への紹介を知人の良く知る同病院の脳外科の教授を通じて得られたことがキッカケでした。

(3)がんによる死亡数は多いほうでしたが、(逸見さんも他の病院から移されてきた)良い外科は手術件数が多いので死亡絶対数も多いそうです(そのときは嫌な話でしたが、5年生存率はトップクラスでしたので納得)

(4)死ぬ人は手術前後の話しっぷりや、顔色から解りました。(後からですが)

(5)死んだ同僚友人は60歳〜65歳が多い。(私は62歳のとき発見)

(6)最初の会社を引退し、2度目の会社、または3度目の仕事に入り、忙しかった人が多く死んでいる。
医者は、これをストレスと体力(免疫)の衰えによると説明する。

(7)自覚症状はなかったが。後から聞かれて、やや疲れやすかったかな、駅の階段の登りによやかあかなと思います。そのときは年のせいかと思っていたが、今考えてみると違う、今の方が楽ですね。

(8)地方にがん専門医がそんなに少ないとは、このTVで始めて知りました。

お金はかかったが幸いなことに、私はアメリカンがん保険に入っていた(偶然)
簡単に200万円近くのお金が入院中に出た。

がん保険は、もう不要だとは思ったが(再発したら終わりでよい)このとき助かったので、今でも継続中です。今は、病院へは、検査にも行きません。

再発したら、もう助からないことはわかるので、手術と抗がん剤は拒否するつもりです。

キタキツネさん のんびり生きることが がん予防の秘訣らしいですよ。
(がんに関しては、入院中から、随分と勉強し、医者にも面倒がられました)

以上 体験からの理屈抜きの参考話です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 06/1/12(木) 19:05  -------------------------------------------------------------------------
   昭和 人さん

 前にも確かお話されていましたよね。私が老人党掲示板に復活した頃でしたでしょうか。その後いかがですか?

>キタキツネさん のんびり生きることが がん予防の秘訣らしいですよ。
>(がんに関しては、入院中から、随分と勉強し、医者にも面倒がられました)

 ご心配頂きありがとうございます。全くその通りで、ストレスほど悪いものはありません。疑義に思ったところは、勇気を持って聞いたほうがよいですよ。(本やwebで知った知識は、要らぬ思い込みを生む場合もあるので…)

 この正月に、娘婿の父親が食道がんという事が分かりました。さいわい、我が家は医療関係の人間が多いので、いろいろアドバイスをすることが出来ました。

 こういう場所ですから、名前を出す事は差し控えますが、セカンドオピニオンがいかに大事か、改めて思い知りました。つまり、食道切除を免れ内視鏡手術で出来る事になったのです。

 両方の病院は共に有名な病院です。
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  ■名前 : J.I  ■日付 : 06/1/13(金) 3:29  -------------------------------------------------------------------------
    癌は・・一口に癌といってもその発生部位
や患者さんの身体状況、生活環境、で百人
百様・なのではないでしょうか。

 私の妹は昨年たしか結腸癌だったか、体調を崩して
ある大病院で診察してもらって、「なぜこんなになるまで
抛っておいたんだ」って叱られるくらい癌、大きく
なっていたそうですが、幸い転移が無く腸のかなりの
部分を切除して、予後は順調に推移、まだ検査は定期的
に受けていますが、ふつうに仕事をし、普通の生活を
送っています。わたしの妻は(大分以前にかきこみした
ような気もしますが)かなり長く体調不良を訴えて、
いろいろな病院で受診、何処かで血液検査の結果から
「癌性の疑い・・」という事で当地の大学病院に入院・
20日あまり検査を受けても「癌性」ということは判っても
部位を特定できず・検査受けながら死亡してしまいました。
 病理解剖もしましたが、結局病院からの詳しい説明は
無く、私が説明を聞いた範囲では悪性のリンパ腺腫のように
思いましたが・死亡診断書は良く聞かれる「多臓器不全」
だった・・と思います。

 結局は運?運命??
私の妻の・以前にも親しい人や其の縁者がお二人癌で亡く
なられていますが・・いずれも特に医療に不備があった
ようにも思えない・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/13(金) 23:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼J.Iさん:こんばんは (はじめましてかな?)

J.Iさんが70599で述べられてることに・・・チョット違うなあ・・・
と思いましたので忘れない内に書き込みしておきます。

J.Iさんの「体験者としての感想」は何も否定するつもりはありませんが、私が先のNHKの番組を見ての「感想」とは方向性が全く違いますので、誤解を恐れず述べます。表題が「体験者としての感想」ならまだしも・・・「がん医療を問う」の部分は余計ではないでしょうか。番組の趣旨とは全く違う方向性に疑問を持ちます。

> 結局は運?運命??
>私の妻の・以前にも親しい人や其の縁者がお二人癌で亡く
>なられていますが・・いずれも特に医療に不備があった
>ようにも思えない・・

番組の趣旨は ”医療事故=医療に不備”を言ってるのではありません。
日本の「がん医療」そのものの「不備」「格差」を問うてるのです。がん患者とご家族の皆さんの”悲痛な叫び”を【結局は運?運命??】なんて簡単に決め付けないで下さい。挙句が特に医療に不備があったようにも思えない・・なんての文言には怒りさえ覚えます・・・。

先の番組の最初の部分を覚えてますか?
昨年の春の放送に出演され、その1カ月後に亡くなったがん患者の遺言を・・・

【我々のこんな苦労は他の人にはさせたくない】一日も早くがん患者、家族が【日本の何処に住んで居ようが安心して治療が受けられる】【そんな社会の実現を望みます・・・】

長年に渡るがん患者とご家族みなさんの悲痛な・・・【あたり前の願いなんですよ】

女性の3人に一人、男性の二人に一人ががんにかかる可能性がある・・・国民病とも言われて久しいのに遅々として進まぬ救済策。「がん難民」をいつまで放置するのか・・・。

昨年の厚生労働省の発表によると(放送を観てのメモ書きですが)

全国で放射線治療医が500名
大都市に集中的に多いが福島県と滋賀県は一人という実態である。

抗がん剤の専門医(腫瘍内科医)が47名

がんの診療拠点病院が無い府県が7つある
秋田県、山梨県、長野県、京都府、兵庫県、広島県、鹿児島県

第一夜がアメリカのがん診療の実態。第二夜がイギリスの実態。日本のそれとは比較にならぬ ”発展ぶり”を見せ付けられ・・・さぞかし患者、ご家族の皆さんのため息が聞こえそうだ。苦しみながら死んでいった患者の無念さ。

7つの府県以外でも医師のレベル、診療実態の格差はマチマチだから「喜べない実態」なのである。たまたま「東京」が充実?しているといってもアメリカ、イギリスの比ではない。日本のどこに住もうが ”有ってはならない格差”の筈だ。

東京だから「良かった」医療機関に知り合いが居るから「安心だ」のハナシではないのである。

東大阪病院長のように「病院のレベルの低さ、設備の貧弱さ」を包み隠さず公表し、当局に直談判して予算を獲得した手腕もさることながら現場のやる気を引き出した「良い見本」を全国の病院長もやるのが先決だ。

・・・であるが彼の院長がいみじくも言ってた「私一人では限界がある。医師一人でも限界がある。」何はともあれ厚生労働省が「しっかりしろ」「ハコ物ばかりにムダ遣いをしてる場合か・・・ 

これが私の【NHK番組:がん医療を問う】を観て強烈に感じたことである。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):Re(1)体験者としての感想ー「がん医療を問う」  ■名前 : 昔神童・今人道  ■日付 : 06/1/13(金) 23:08  -------------------------------------------------------------------------
   70683 文中の文言(補足説明)

・・・であるが彼の院長がいみじくも言ってた「私一人では限界がある。医師一人でも限界がある。」何はともあれ厚生労働省が「しっかりしろ」「ハコ物ばかりにムダ遣いをしてる場合か・・・」 

彼の院長の言は

「私一人では限界がある。医師一人でも限界がある。」の部分です。

後は私の番組を観て「感じた感想」である。誤解なきよう。

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