Page 219 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼合計特殊出生率が過去最低 しまったk2 05/6/2(木) 21:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 合計特殊出生率が過去最低 ■名前 : しまったk2 ■日付 : 05/6/2(木) 21:35 -------------------------------------------------------------------------
これは一人の女性が生涯に産む子供の平均数のことである。厚労省が1.29と発表した。 地域別では、東京が最低の1.01、沖縄が最高の1.72という。 これは「未婚化、晩婚化の傾向が続いており」「成長機会を失う閉ざされた元経済大国」「活力を欠く高負担高依存社会」となり、「日本の没落」と政府やオピニオンリーダーは心配している。 国は15年ほど前から、意識して少子化対策を立てているようだが、効果が殆ど現れていない。 また、いろいろな議論を見ても、女性に関する問題が核心にあるために、事実を直視した提言が言いにくく、一種タブーである。 先鋭的な、起業家の女性が五人の子供を生み育てると宣言して話題になったり、一方では、子育てに専念できると思われる専業主婦が、子育てに行き詰まり大きな負担を感じていたりしているようである。 この問題の現代的な対策は、端的に言ってしまえば、男性がいかに子育てに加担できるかということと、育児期にある女性の家庭を国や、企業、あるいは社会がどのように支援できるかであろう。 本来、子供を生み育児することは、生物学的な営みであり、意識してコントロールされるべきでないのかもしれない。そのあたりが、東京と沖縄の数値の差ではないのか。 禁止の好きな日本のことだから、手っ取り早い避妊禁止法なんて出来なければいいが。 |