Page 237 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼いつの間にかなくなる目標 rerere 05/5/28(土) 17:12 ┣Re(1):いつの間にかなくなる目標 J.I 05/5/29(日) 3:28 ┣Re(1):いつの間にかなくなる目標 呆 05/5/29(日) 11:16 ┣Re(1):いつの間にかなくなる目標 Gokai 05/5/30(月) 23:26 ┣Re(1):いつの間にかなくなる目標 rerere 05/5/31(火) 21:45 ┃ ┗Re(2):いつの間にかなくなる目標 questiontime 05/5/31(火) 22:37 ┃ ┗Re(3):いつの間にかなくなる目標 rerere 05/6/1(水) 23:29 ┃ ┣Re(4):人間の思考 Gokai 05/6/2(木) 0:14 ┃ ┗外資陰謀論では真の原因は見えない questiontime 05/6/2(木) 20:01 ┃ ┗Re(1):外資陰謀論では真の原因は見えない rerere 05/6/3(金) 0:29 ┗特殊法人の不良債権こそ問題 もの申す 05/6/3(金) 16:20 ┗Re(1):それは違います。 Gokai 05/6/3(金) 21:50 ┗Re(2):それは違います。 もの申す 05/6/4(土) 9:01 ┣Re(3):それは違います。別の視点から! 珍 源斎 05/6/4(土) 12:07 ┃ ┗Re(4):それは違います。別の視点から! もの申す 05/6/4(土) 13:26 ┃ ┣Re(5):それは違います。別の視点から! 珍 源斎 05/6/4(土) 14:04 ┃ ┗全く別の視点から! 呆 05/6/4(土) 14:37 ┗Re(3):それは違います。 Gokai 05/6/4(土) 20:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : いつの間にかなくなる目標 ■名前 : rerere ■日付 : 05/5/28(土) 17:12 -------------------------------------------------------------------------
竹中は銀行決算について「不良債権比率半減の目標を達成した」と評価した。不良債権が減少したことは公的資金導入の結果として当然であり、「目標」ではなかったはず。にもかかわらず大手銀行トップは決算の席上で軒並み不良債権比率が低下したことを誇らしげに報告し、今期大手銀行が黒字の見通しであることで、問題が解決したかのように振舞っている。銀行決算の数字のみ改善しても景気はよくならない。 当初公的資金を導入すときの主たる目標は、「銀行の自己資本比率を上げ、貸し渋りを回避すること」だったはず。不良債権比率を半減させることは手段であって目標ではないにもかかわらず今では誰も言わない。貸金は同期比で10兆7500億円減(5.45%減)で、貸し渋りは高水準を維持している。 公的資金が銀行救済に使われただけなっては本末転倒、各行は貸し出しという本業でこそ今期の黒字を積み上げる努力をすべきである。 また小泉内閣の誕生を散々あおって一時支持率を90%にまで洗脳したマスコミは、古いものを破壊すれば新しいものが生まれる社会が誕生するという創造的破壊、つまり構造改革を支持してきた。そのときに言われたこと、破壊したときの痛みとなって現れる倒産や失業についてセーフティネットをきちんと張ればなんら問題ではないと。確かに竹中はそう何度も言っていた。今、セーフティネットの「セ」の字も言わない。自己責任だそうだ。そして本来の目標である新しいものが生まれ私たちの生活は前より豊かになったのだろうか? 次々に現れる改革と言う名前を付けた政策。だが最初の目標はいつの間にか消滅し、その検証は一切せず、メディアもダンマリを決め込む。そして多くの国民には主にデメリットが重くのしかかる。何故こうなるのか、誰のためにやっているのか、もう一度良く考えたほうがいい。 |
>rerere様 おはようございます >竹中は銀行決算について「不良債権比率半減の目標を達成した」と評価した。不良債権が減少したことは公的資金導入の結果として当然であり、「目標」ではなかったはず。にもかかわらず大手銀行トップは決算の席上で軒並み不良債権比率が低下したことを誇らしげに報告し、 先日の新聞各紙、大きく1面で報じていました・私は経済音痴なんで「で、それがどうしたの?」・・でしたが > >当初公的資金を導入すときの主たる目標は、「銀行の自己資本比率を上げ、貸し渋りを回避すること」だったはず。不良債権比率を半減させることは手段であって目標ではないにもかかわらず今では誰も言わない。 そうだったんですね・・ >各行は貸しだしという本業でこそ今期の黒字を積み上げる努力をすべき・・ それが木村佳乃さんを使ったCM、サラ金を傘下に入れてのクレジット ローンの派手な・のなら「国民を馬鹿にするな!」といいたくなります。 > >また小泉内閣の誕生を散々あおって一時支持率を90%にまで洗脳したマスコミは、古いものを破壊すれば新しいものが生まれる社会が誕生するという創造的破壊、つまり構造改革を支持してきた。そのときに言われたこと、破壊したときの痛みとなって現れる倒産や失業についてセーフティネットをきちんと張ればなんら問題ではないと。確かに竹中はそう何度も言っていた。今、セーフティネットの「セ」の字も言わない。自己責任だそうだ。そして本来の目標である新しいものが生まれ私たちの生活は前より豊かになったのだろうか? > >次々に現れる改革と言う名前を付けた政策。だが最初の目標はいつの間にか消滅し、その検証は一切せず、メディアもダンマリを決め込む。そして多くの国民には主にデメリットが重くのしかかる。何故こうなるのか、誰のためにやっているのか、もう一度良く考えたほうがいい。 誰の為にやっているか・・は小泉の、敢えて言わせてもらえば自己満足の為でしょう、最初の目標だって・たとえば道路公団改革だって結局は小泉首相は名をとり道路族は実をとり・郵政改革にしたってもうそうなる事はみえみえ・・ なのに国民の小泉支持率40%だか50%だか・の不思議・・・ |
rerere さん >竹中は銀行決算について「不良債権比率半減の目標を達成した」と評価した。不良債権が減少したことは公的資金導入の結果として当然であり、「目標」ではなかったはず ■何故、目標が達成できたのでしょう。我々の預金利子はどうなっている のでしょう。私たちの預金利子を収奪した結果なのです。この預金利子 は何時になったら元に戻るのですか。 竹中よ 答えてもらいたい。 |
▼rerereさん:こんにちは 「やっぱり仲が良かったのね」・・の方ではご迷惑をかけてしまいすみませんでした。 ところで、今、BSディベートの方では 韓国に対して 親しみを感じるか、感じないか?の討論を始めていますが、惨憺たるもので 親しみを感じる:感じない=3:37の状態です。 これは、「ゆき過ぎの謝罪」を煽る勢力の運動が、逆作用を起こしたのではないかと思います。 過去の反省や謝罪も大切ですが、 何事も程々であるべきの一例なのでしょうか? ..................................... >竹中は銀行決算について「不良債権比率半減の目標を達成した」と評価した。 >次々に現れる改革と言う名前を付けた政策。だが最初の目標はいつの間にか消滅し、その検証は一切せず、メディアもダンマリを決め込む。そして多くの国民には主にデメリットが重くのしかかる。何故こうなるのか、誰のためにやっているのか、もう一度良く考えたほうがいい。 この事を考えるときいつも気になるのは、 本当は、竹中も、経済や貨幣の真実については、間違えた理解をしているのではないだろうかということです。 でなければ、真実を知っていての故意の行為であれば、 それはあまりの背信行為ではないでしょうか? なぜなら、新正統派にしても、もう一歩なのですから、 http://homepage2.nifty.com/niwaharuki/ http://www3.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?koudoseityou http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?koudoseityou+217 ・・ということならば 竹中も小泉もマスコミも思い込んでいるのであって、 もしかしたら世界中が思い込んでいるかもしれなくて、 思考の罠に嵌り込んで抜け出せないのであれば、 私が気付いたこれは一体何なのだろうか?・・と思ったりもします。 とにかく、『いつの間にかなくなる目標』、そして自己正当化。 これは何のためなのでしょう? |
J.I さん、呆さん、Gokaiさん、 レスありがとうございました。 何故、改革と言う名前を付けた政策の当初の目標が消滅してしまい、国民にデメリットが重くのしかかっているのか?私の考えは前から書いているようにそれはアメリカに言われたとおりのことを実行しているからなんだと思う。 http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C01039.HTML ここで藤原氏が「金融、企業合併、医療、エネルギー、郵政など様々な分野について、日本政府に対する要求がまるで総理の国会における所信表明演説の如く整然と並んでいます」と述べるように改革と称して出てくる政策のほとんどはアメリカが要求しているものだということです。 そもそも他国が日本国民の幸せを願って政策を提案してくれることなどありえず、そのまま実行されればアメリカに利益が及ぶようになってしまうのは当然ですし、予想もできるはず。それを知られたくない政府はメディアにも協力させて報道させないようにしているのだと感じています。アメリカだけに限らず外国に有利になるように働いている政治家たちを売国奴と呼ぶことは間違っていないと思います。 我々はほんとうは何が行われいるかを把握し、日本の国益のために働く国会議員を選ぶ必要があります。重大な問題ほど大手メディアは伝えないからネットが重要な役割を果たさなければならないと思います。 ▼Gokaiさん: >「やっぱり仲が良かったのね」・・の方ではご迷惑をかけてしまいすみませんでした。 いいえ。問題にしてくださったおかげで、この掲示板の管理のやり方をはっきり知ることができました。 竹中が不良債権の処理をして貸し渋りを減らすという目標自体がマヤカシだったと思っています。当時から不良債権を処理すれば新たな不良債権が発生し、資産デフレとバランスシートの悪化で貸し出しが余計伸びなくなると言われていました。彼は最初からそんなことは承知でやっていたのだと思います。土地と株の値をどんどん下げてお買い得商品に仕立て上げてバーゲンセールで外資に買ってもらう、これが彼に与えられた使命だったのでしょう。キムタケの方は問題企業30社を潰せと称して実はお買い得企業を仕立てることだった。でもやはり一番のワルはベルナー氏が指摘するように福井総裁でしょうね。 |
▼rerereさん: >土地と株の値をどんどん下げてお買い得商品に仕立て上げてバーゲンセールで外資に買ってもらう、これが彼に与えられた使命だったのでしょう。キムタケの方は問題企業30社を潰せと称して実はお買い得企業を仕立てることだった。でもやはり一番のワルはベルナー氏が指摘するように福井総裁でしょうね。 Gokaiさんにも質問しましたが、貴方にも問いたい。 土地や株の価格はどのように形成されると考えているのか? そしていわゆるバブル当時の価格が正当で、現在の価格は不当に安いと考えているのか? このへんがハッキリしないと、あなたの主張からは安っぽいナショナリズムしか読み取れません。 |
▼questiontimeさん: > >Gokaiさんにも質問しましたが、貴方にも問いたい。 >土地や株の価格はどのように形成されると考えているのか? >そしていわゆるバブル当時の価格が正当で、現在の価格は不当に安いと考えているのか? > >このへんがハッキリしないと、あなたの主張からは安っぽいナショナリズムしか読み取れません。 根拠も示さずいきなり自分の質問に答えなければ「安っぽい〜」とは失礼であろう。ところで、この前から何度もGokaiさんから質問されている 「1992年以降の不況の原因は何ですか?」という質問には一切答えないようですが何故なのでしょう。 |
▼rerereさん: >>土地や株の価格はどのように形成されると考えているのか? >根拠も示さずいきなり自分の質問に答えなければ「安っぽい〜」とは失礼であろう。 ところで、この前から何度もGokaiさんから質問されている >「1992年以降の不況の原因は何ですか?」という質問には一切答えないようですが何故なのでしょう。 本当に何故なのでしょう。素直にご回答くださればよいと思うのです。 私が答えてから答えると言われておられるようですけども、 私は過去に何度も自分の意見を述べていますし、 同じ事を繰り返し言ったところで、 反論のためだけの歪曲見解が帰ってきそうで、 questiontimeさんも理解してくださって、お仲間になってくださればありがたいのですけれどね。無理なのかな。 う〜ん、人の思考とは本当に不可解だと思ってしまいます。 questiontimeさん、 お仲間になられるお気持ちはありませんか? |
▼rerereさん: >根拠も示さずいきなり自分の質問に答えなければ「安っぽい〜」とは失礼であろう。 繰り返すが、貴方はこのように発言している。 >土地と株の値をどんどん下げてお買い得商品に仕立て上げてバーゲンセールで外資に買ってもらう、これが彼に与えられた使命だったのでしょう。キムタケの方は問題企業30社を潰せと称して実はお買い得企業を仕立てることだった。でもやはり一番のワルはベルナー氏が指摘するように福井総裁でしょうね。 あなた自身「土地と株の値をどんどん下げて・・・外資に買ってもらう、これが彼に与えられた使命だったのでしょう。」と言っているわけですから、貴方自身の地価や株価に対するメルクマールがあるはずですね。果たしてバブル時の価格が正当だったのか、今の価格はどうなのか。 それを示さずにただ、「土地と株の値をどんどん下げて・・・外資に買ってもらう、これが彼に与えられた使命だったのでしょう。」では、単に外資と竹中大臣を感覚的に非難しているに過ぎない。 だから「安っぽいナショナリズムしか読み取れない。」と言ったのです。 >ところで、この前から何度もGokaiさんから質問されている >「1992年以降の不況の原因は何ですか?」という質問には一切答えないようですが何故なのでしょう。 まず、話題の流れからして私に不況の原因を問われるのが唐突であること。私とGokai氏は「公債をこれ以上増やすことは正しいか否か」を話題にしていました。 その中で「1992年以降の不況の原因」などという話は出てきていない。Gokai氏も「ところで・・・」という形でこの質問を私に投げかけている。 貴方たちの意見を聞かずに私が回答しても、あなた(方)から「反論のためだけの歪曲見解が帰ってきそうで」怖くてご回答できません。 そういえばあのスレッドで、Gokai氏は私が「洗脳されている」とまで言われていた。そんな「洗脳されている」人間の答えなど聞いても仕方ないのではないですか? 私自身は、あなた方が「外資陰謀論」に取り付かれているようにしか見えませんがね。 |
日本のような土地担保主義でうまくやっていたなら銀行の自己資本を欧米並みする必要はないでしょう。BISだとか時価会計を導したから貸し出しできなくなってなってしまった。さらに不良債権処理の加速策である金融再生プログラムで不良債権が増えてしまった。こんなことをやる理由が他に考えられません。 Gokaiさんが「公債をこれ以上増やすことは正しいか否か」を話題にしてたとき不況の原因を問われたのは、いつも国債の発行は民間へのマネーの増加であると言っていたから。それと不況とは因果関係があることで話を進めたかったのでしょう。「洗脳されている」も「取り付かれている」も同じような表現だと思います。 |
預金に利子を付けず行員を減らしても利益が出ない銀行など存在価値はありません。我々国民から収奪した利息で不良債権が半減できたのは当然のことです。 竹中がやったことは銀行を脅しただけで、国民は何を得たでしょうか。多くの真面目な中小企業が倒産に追い込まれただけです。 しかし民間金融機関の不良債権よりも、特殊法人に垂れ流され不良債権となっている金額を注目しなければなりません。 今郵政民営化で350兆円の郵貯・簡保資金が話題の的ですが、この資金のうち約230兆円余りが不良債権となっているとの指摘があります。 現に道路公団は40兆円の借金を今後45年で返済すると言ってましたが、これなど正に不良債権そのものです。小泉内閣が個々の特殊法人の是非に触れず、全体を一括して解決する方法が民営化だと説明するのも、各特殊法人が抱える不良債権を国民に開示したくないからです。特殊法人の乱脈ぶりを知ったら国民は気絶してしまうでしょう。責任と言う文字を持たない官僚が、先送りを重ねて積み上げた不良債権 が日本を滅ぼすこともあり得ることです。 郵政民営化で恐ろしいのは、民営化会社がハゲタカファンドに買収された場合、旧長銀(現在の新生銀行)の例と同じように、不良債権は日本政府が保証しろと要求してくる惧れがあります。前例に倣うとすると230兆円を税金で穴埋めする必要が生じます。こんなことができるでしょうか。誰も気がつかない民営化の落とし穴ではないでしょうか。 橋本内閣で郵政事業を公社化した時、旧郵政省は約4.9兆円を特別会計から一般会計に密かに付け替えた事実があります。これは累積赤字を穴埋めするためで、毎年一般会計予算から少しずつ補填しています。国民の目を盗んで官僚は税金の勝手な付け回しをして自分達の不始末の処理をしています。官の流した情報に頼り切っている日本のメディアは、この事実を報道しておりません。 米国から特殊法人の不良債権処理に本腰を入れるよう圧力がかかり始めています。 前述のような巨額な不良債権を税金で穴埋めするような事態になったら、日本国民の反発が必至だからです。民営化されても中身がきれいになった状態で米国は受け取る腹であることは見え見えです。小泉内閣は最大の難関を次の内閣に先送りすることは間違いありません。内閣が変わろうと国民にますます重い負担がかかるのは避けられません。 |
▼もの申すさん:こんにちは >預金に利子を付けず行員を減らしても利益が出ない銀行など存在価値はありません。我々国民から収奪した利息で不良債権が半減できたのは当然のことです。 >竹中がやったことは銀行を脅しただけで、国民は何を得たでしょうか。多くの真面目な中小企業が倒産に追い込まれただけです。 > >しかし民間金融機関の不良債権よりも、特殊法人に垂れ流され不良債権となっている金額を注目しなければなりません。 >今郵政民営化で350兆円の郵貯・簡保資金が話題の的ですが、この資金のうち約230兆円余りが不良債権となっているとの指摘があります。 真の問題は、1990年以降、民間からお金を減らす政策を選択したことであって、 不良債権が問題ではないのです。そう思わされる報道だらけですけどもね。 お金の量さえもとに戻せば、不良債権など消えてなくなります。 この事実に人々は気付けない。だからここまできた。まことに残念です。 |
Gokai様 >真の問題は、1990年以降、民間からお金を減らす政策を選択したことであって、 >不良債権が問題ではないのです。そう思わされる報道だらけですけどもね。 >お金の量さえもとに戻せば、不良債権など消えてなくなります。 私の知らない情報ありがとうございました。もう少し詳しく教えて頂ければ幸いです。 なお、特殊法人が抱える不良債権についてはどのようにお考えでしょうか。 私は個々の特殊法人に切り込まず、資金の出口を押さえて特殊法人問題を解決しようと言う小泉による郵政民営化は、問題点のすり替えであり官の不良債権隠しに違いないと睨んでおりますが。 |
もの申すさん こんにちわ! サイドブレークインになりますがお許し下さい。: 貴兄の下記の見立ては当たってるように思えます。 >私は個々の特殊法人に切り込まず、資金の出口を押さえて特殊法人問題を解決しようと言う小泉による郵政民営化は、問題点のすり替えであり官の不良債権隠しに違いないと睨んでおりますが。 特殊法人による不良債権は目の前に具体的な現実として眼にする ことが可能です。自動車の走行の見られぬ高速道路、 採算がとれずに莫大な赤字を垂れ流す道路、橋、などの施設。 船の出入りの無いか少ない港湾施設、飛行機の飛んで来ない 飛行場、利用客が少なく採算のとれないリゾート施設、 等々、国の施策とそれに伴う特殊法人が絡んだ不良債権の 具体的な象徴とも云えるものが数多く存在してますが、それらを 「精算する」ための計り事では無いかとの胡散臭さを感じてしまいます。 今や特殊法人は当初の設立目的を超えた自己増殖体と云う厄介な 化け物になっており最早、出口、入り口論からでは収拾のつかない 処まで来てしまってるようにも思えます。 日本の将来を考えた上での目的は日本社会の官が絡んだ故の 高コスト構造を是正しなければ真の国民の幸せは得られない ばかりか、少子高齢化への加速傾向も止めるコトは出来ずに 日本国の衰退が急速に進むように思えてなりません。 |
珍 源斎様 もうひとつ郵政民営化に関して疑問があります。各省庁からの反対意見が全く聞こえてこないことです。何故でしょうか。 民営化は総務省だけの問題ではなく、財投債を通じて各特殊法人に流れていた郵貯・簡保資金が(一時的又は見かけ上)ストップすることを意味しております。その代替手段として、特殊法人が財投機関債を発行して民間から資金調達することとなりますが、果たして従来どおり楽をして必要な資金が調達できるものでしょうか。 民営化された会社が、多額の不良債権を抱える各特殊法人の発行する財投機関債を購入するでしょうか。各省庁から表立った反対が表明されない背景には、天下り先である特殊法人を従来どおり温存できる方法が、既に出来上がっているからとしか考えられません。その辺のからくりをご存知でしたらご教示下さい。 |
もの申すさん こんにちわ! >もうひとつ郵政民営化に関して疑問があります。各省庁からの反対意見が全く聞こえてこないことです。何故でしょうか。 察するところ利害関係での落とし処はシッカリ確保してるように 思えます。・・利権も形を変えて温存されるのでは無いでしょうか・。 道路公団の成り行きを見ると「焼け太り」も見受けられるようです。 > >民営化は総務省だけの問題ではなく、財投債を通じて各特殊法人に流れていた郵貯・簡保資金が(一時的又は見かけ上)ストップすることを意味しております。その代替手段として、特殊法人が財投機関債を発行して民間から資金調達することとなりますが、果たして従来どおり楽をして必要な資金が調達できるものでしょうか。 > >民営化された会社が、多額の不良債権を抱える各特殊法人の発行する財投機関債を購入するでしょうか。各省庁から表立った反対が表明されない背景には、天下り先である特殊法人を従来どおり温存できる方法が、既に出来上がっているからとしか考えられません。その辺のからくりをご存知でしたらご教示下さい。 「からくり」など知る立場にはありませんが、表面化してるコトを繋ぎ合わせると 見えて来るものがあります。日本の官僚組織の「したたか」さは恐ろしく 感じます。このままでは日本は衰退することは必至に思えます。 これを解決する方向性を得るのには国民の目線に本当の危機が見えて来ませんと 無理のように思えます。<国民が真に目覚めないと> |
国の会計制度には一般会計と特別会計と財政投融資の三つがあるそうです。 一般会計は国会で審議されます(82兆)。特別会計は現在31あり、 特定の財源を特定の使途に当てるため、会計毎に各省庁で予算を執行 する事になっています(約366兆)。一般会計の約4倍の予算が官僚 と族議員のしたい放題に乱費されています。財政投融資は年金、預貯金 等を減資としていますが、出口は閉じられてきたようです。 今、問題にしなければならないのは郵政よりも、この既得権益の一杯詰 まった特別会計ではないかと思いますが、何方かよくお分かりの方が いらしたら教えてください。 |
▼もの申すさん:こんにちは >なお、特殊法人が抱える不良債権についてはどのようにお考えでしょうか。 >私は個々の特殊法人に切り込まず、資金の出口を押さえて特殊法人問題を解決しようと言う小泉による郵政民営化は、問題点のすり替えであり官の不良債権隠しに違いないと睨んでおりますが。 そのような見方もありかとは思いますが、 国内問題である限り、 借金も借金でなく、不良債権も不良債権ではないというのが私の見方です。 つまりそれ自体に何の悪い影響力(毒素)はないということです。 それよりもそれを理由に、特殊法人の持つ資産を外資に大安売りされてしまわれないかと心配しています。 |