Page 336 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼働く意欲の低い公務員のリストラ? 珍 源斎 05/5/23(月) 15:50 ┣Re(1):働く意欲の低い公務員のリストラ? ワクチン 05/5/23(月) 17:12 ┃ ┣Re(2):働く意欲の低い公務員のリストラ? 珍 源斎 05/5/23(月) 18:13 ┃ ┗Re(2):働く意欲の低い公務員のリストラ? 安本単三 05/5/24(火) 15:36 ┃ ┗Re(3):働く意欲の低い公務員のリストラ? キタキツネ(元北の老兵) 05/5/24(火) 16:05 ┃ ┗Re(4):働く意欲の低い公務員のリストラ? 安本単三 05/5/24(火) 18:15 ┗Re(1):働く意欲の低い公務員のリストラ? 安本単三 05/5/25(水) 15:41 ┗Re(2):働く意欲の低い公務員のリストラ? 珍 源斎 05/5/25(水) 17:51 ┣Re(3):働く意欲の低い公務員のリストラ? 安本単三 05/5/26(木) 14:16 ┃ ┗Re(4):公務員の権限は怠慢により拡大する? 珍 源斎 05/5/28(土) 9:45 ┃ ┣Re(5):公務員の権限は怠慢により拡大する? 安本単三 05/5/28(土) 11:43 ┃ ┃ ┗Re(6):公務員の権限は怠慢により拡大する? 珍 源斎 05/5/28(土) 13:30 ┃ ┃ ┗Re(7):公務員の権限は怠慢により拡大する? 安本単三 05/6/5(日) 19:39 ┃ ┃ ┗Re(8):公務員の権限は怠慢により拡大する? 珍 源斎 05/6/6(月) 10:04 ┃ ┃ ┗Re(9):公務員の権限は怠慢により拡大する? 安本単三 05/6/6(月) 11:33 ┃ ┃ ┗Re(10):公務員の権限は怠慢により拡大する? 珍 源斎 05/6/6(月) 13:02 ┃ ┃ ┗Re(11):公務員の権限は怠慢により拡大する? 安本単三 05/6/6(月) 14:42 ┃ ┃ ┗Re(12):公務員の権限は怠慢により拡大する? 珍 源斎 05/6/6(月) 18:00 ┃ ┃ ┗Re(13):お役所の仕事を増やさぬこと? 珍 源斎 05/6/7(火) 14:43 ┃ ┃ ┗Re(14):お役所の仕事を増やさぬこと? 安本単三 05/6/18(土) 13:21 ┃ ┃ ┣Re(15):お役所の仕事を増やさぬこと? 珍 源斎 05/6/18(土) 17:34 ┃ ┃ ┃ ┗Re(16):お役所の仕事・社会保険庁解体の怪 安本単三 05/6/18(土) 19:22 ┃ ┃ ┗Re(15):お役所の仕事を増やさぬこと? 昼寝もぐら 05/6/20(月) 23:33 ┃ ┃ ┣Re(16):お役所の仕事を増やさぬこと? 珍 源斎 05/6/21(火) 9:37 ┃ ┃ ┃ ┗Re(17):お役所の仕事を増やさぬこと? 石頭の息子 05/6/21(火) 10:17 ┃ ┃ ┃ ┗Re(18):お役所の仕事を増やさぬこと? 安本単三 05/6/21(火) 14:32 ┃ ┃ ┗Re(16):お役所の仕事を増やさぬこと? 安本単三 05/6/21(火) 12:05 ┃ ┗Re(5):親の子供への虐待防止はお役人任せでなく? 珍 源斎 05/6/21(火) 12:13 ┃ ┗Re(6):親の子供への虐待防止はお役人任せでなく? J.I 05/6/22(水) 3:07 ┗Re(3):天下り官僚よりマシ? 珍 源斎 05/6/21(火) 17:08 ┗Re(4):天下り官僚よりマシ? 安本単三 05/6/22(水) 9:41 ┗Re(5):天下り官僚よりマシ? 珍 源斎 05/6/22(水) 11:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 働く意欲の低い公務員のリストラ? ■名前 : 珍 源斎 ■日付 : 05/5/23(月) 15:50 -------------------------------------------------------------------------
鳥取県ではこの春、勤務成績の悪い県庁職員5人に対して退職を 促したことが報道された。 公務員は給与が経済の好不況に関係なく保証されてる他に、 強力な身分保障があり、いったん公務員に採用されたら滅多なことで クビにはならず定年まで安泰で文字通り終身雇用そのモノが確立してる 世界の常識からみてあり得ぬことがまかり通ってる世界でもあります。 今般、鳥取県・片山善博 知事は今までの常識を破った公務員の 人事にも絡むことに切り込んだ。 県職員労働組合も働く人の権利を守る組織で、働かない人に方を持つ 組織ではないとして、今回の措置には反対は無かったとのこと。 公務員の職にあって能力を発揮出来ない人や俗に云われてる 「休まず・怠けず・働かず」もあり・とする民間では考えられない 実態もある「現役公務員から聞いた話」ことから。 民間並の人員整理「リストラ」が可能になるとしたら、 予算も有効に使えるようになるのではないか・。 但し公務員には失業保険制度もないとのことで・心ならずも リストラされた側へのセフテイーネットも併せて考える必要が あるように思える。 ・何れにしても公務員が超特権階級であっては困る。 |
すみません。タイトルとは違いますが、私はわりとお役所と近い仕事をしているもんで、愚痴を言わせていただきます 大型談合事件が発覚し、捜査の手がまわっているようです。 だいたい数千万以上の公共事業で談合の無い事業があるわけがない。 今回も談合に加われずに泣いた業者が騒いだらしいとのことですが、お役所も 知っていてやっている。業者も知っていてやっている。 だったら談合ありきで高性能、低価格でする方法を考えた方がいいのではないか。 お役所価格は民間価格の倍以上します。これは何なのか。お役所は制度上、責任上、やたら手間暇がかかります。当然その分高くなる。極端な話、たったネジ一本でも材質や加工方法、 原料の調達先やらなにやらものすごい書類を要求されるときがある。嫌がらせとしか思えないようなことを平気でやります。とにかく提出書類の厚さで性能評価されるようなありさまです。 それでいてなにかあったらその責任をメーカーに押付け、いつまでもタダでメンテナンスさせる役人もいます。 「私が使って評価してやってキミたちの製品を高めてやっているんだ・・」なんてこという役人まで。 そうやって一生懸命付き合ってやっても3年もたてば配属が変わって別の人になり、最初からいろんな説明や、お付き合いをさせられる。 どんなにコストパフォーマンスよく仕事ができても公務員にとってはなんの評価にもならない 自分たちでは設計も見積もりも何もできないからコンサルに依頼し、そのコンサルはいろんな企業から出向できた人たちで、つまりそこですでに談合組織に設計依頼しているわけで、その見積もりベースで仕事が発注されるわけです。 そもそも仕事だって談合組織のコンサルが仕事を考え、役所に提案し、それを自分の所へ戻すといったことが平気でされています。 さて、タイトルどうりの話ですが、アル中で脳障害になった中年男性の公務員が毎日所内の郵便物の配達しかできなくなり、何年もそれだけの仕事をしているそうです(それでもかなり配達ミスが多いらしいですが)でも、職級だけは自動的に上がっていくので、30代の知人の公務員よりはるかに給料は高いそうです。当然高額の退職金も出るのでしょう。(さすがに天下りはないでしょうが) 多くの地方では同じようなことがあるんじゃないかと思います。 ただ、この話は障害をもってしまったことで仕事に支障をきたしてしまったとういことで、問題は別かもしれませんが・・・。 |
ワクチンさん こんにちわ! ワクチンさんが述べられてることは決して別問題では ありません。 お役所仕事として網羅されてること「そのもの」です。 お役所の官僚達が何時までもこの様なコトでは日本の国 そのものが保ちません。衰退が急速に進んでしまいます。 最近、そのことを一番、認識してるのは若く未だ古く悪い 官僚気質に犯されてない若い官僚には私たちが外側から 見てる以上に良く判るそうで「このままでは」日本は 腐ってしまうと危機感を持つ連中も存在してます。 私の知るある若いキャリアー組みの官僚は米国へ役所から 派遣留学生としてアメリカ留学に行ってましたが、 米国で諸々学ぶうちに官僚世界の矛盾に気付いて帰国後 は役所を辞めてしまいました。 国の経費を使って何だ!と云うことになったそうですが、 彼、曰く国の為になるのなら役人以外にあると・のことから 政治家を目指すことになりました。 その方が国民にとって国のお金を使ったことのお返しに なる・と云うことかもしれません・・・・。 営々と築いた公務員の立場と誇りを公務員自身が貶める ようなことを見聞きすることが多すぎます。 正直、巧妙に構築された官僚達の牙城は外側から崩すことは 困難ですが、官僚達が自ら自己改革をするようになれば・と 思います。 思えば鳥取県知事、片山善博 氏は元々総務庁のキャリアー 官僚でしたが、知事に就任して以来、地方とは云え行政や 官僚達へ指導力を発揮して本来の行政の果たすべき役目を 明確にしてることで多くの県民の指示を受けてるようです。 国民的な立場を理解することが出来れば、今、一番の リストラ対象は行政システムであることに官僚自身で 気が付くはずです。 |
ワクチンさん: ▼珍 源斎さん: >思えば鳥取県知事、片山善博 氏は元々総務庁のキャリアー >官僚でしたが、知事に就任して以来、地方とは云え行政や >官僚達へ指導力を発揮して本来の行政の果たすべき役目を >明確にしてることで多くの県民の指示を受けてるようです。 > 私も木っ端役人をやっていましたので、公務員問題は、他人事ではありません。 鳥取県知事、片山善博 氏は顔を見ただけで、出来る人だと畏敬の念を持っております。勘で分かるのです。 私は小泉改革とは最初、公務員制度に改革をいれるのかと勘違いしていましたが、全く手付けず。丸投げでひどいものです。本人は威張っているが官僚になめられているのを多くの国民は知らないようです。 ワクチンさん 国家施設の場合、フェンスの設計が200cmのところ199cmだと不合格ですが、201cmだと合格です。199cmだと1cm材料を出し惜しみしたと見なされます。証拠書類の簡略化と言う問題はあるかも知れません。 私の居た所でも、ノンキャリは、3年単位で異動します。3か所異動しないと1階級上がれないようになっています。表向きは業界との癒着を避けるためみたいですが。 談合の問題は根が深いと思います。私は、15年程前、末端国家機関の機関誌に地元の零細業界の長が「ああ談合<禁止>哀史。これでは生きていけない」なんて書いていて、投稿する方も、載せる方も不注意というか良い度胸していると言うか、びっくりしたことがありました。 役所が何か施設を作る場合、設計や、下見積もりは役人では出来ないということです。それは役人が無能だからではありません。例えば、ある厚生労働省の専門官が細菌の知識に非常に優れており、それを検出する専門器具について良く知っていても、それを納める施設全体の設計には全く素人です。コンクリートの強度なんて専門外です。そこで、気心の知れている業者に、下設計という形で内々に外注せざるを得ません。これは入札以前の予算を組む段階からです。これ以外に方法がないのです。 また、ある市のOBは、大きな声では言えないが、年度を超える緑化事業などは談合して秩序を保ってくれなければ、木に竹をついだような緑化になると言っていました。 それでも国家事業の場合は、会計検査・検収が厳しいですが、たとえば社会保険庁周辺団体の場合、会計検査・監査はザルのようです。 以上、とりとめもなく書きましたが、談合は悪です。袖の下などというのは全く論外のことです。しかし、何か割り切れないものが残るのです。 そして、内外ともにややこしいこの時期に、なぜ長期の談合を暴露したのか? 本題については私自身が無能役人だったかも知れず、軽々としゃべれませんのでいずれまた。 |
安本単三さん >そして、内外ともにややこしいこの時期に、なぜ長期の談合を暴露したのか? 本当ですね。不思議です。何故今まで何十年も放置していて今なのか? 又企業側ばかり責められていますが、談合など落札予定額が判らないと不可能でしょう。誰か流した連中がいるという事、つまり天の声があったとしか思えないです。それが官僚か政治家か分かりませんが・・。 しかし、厚労省のキャリア官僚のやりたい放題に比べると、可愛く見えてしまうのはどうした事か。年金を食い物にし、介護保険を食い物にし、雇用保険を食い物と留まる事を知りません。 小泉の構造改革は結局こういう事なのか、特殊法人を独立企業法人に名前換えしただけ、かえって前よりわかり難くなっただけです。 特別会計にメスを入れなければこの国は滅びます。キャリアという官僚に骨の髄までしゃぶられます。 |
▼キタキツネ(元北の老兵)さん: >安本単三さん > >>そして、内外ともにややこしいこの時期に、なぜ長期の談合を暴露したのか? > >本当ですね。不思議です。何故今まで何十年も放置していて今なのか? >又企業側ばかり責められていますが、談合など落札予定額が判らないと不可能でしょう。誰か流した連中がいるという事、つまり天の声があったとしか思えないです。それが官僚か政治家か分かりませんが・・。 > >しかし、厚労省のキャリア官僚のやりたい放題に比べると、可愛く見えてしまうのはどうした事か。年金を食い物にし、介護保険を食い物にし、雇用保険を食い物と留まる事を知りません。 > >小泉の構造改革は結局こういう事なのか、特殊法人を独立企業法人に名前換えしただけ、かえって前よりわかり難くなっただけです。 > >特別会計にメスを入れなければこの国は滅びます。キャリアという官僚に骨の髄までしゃぶられます。 この国には会計「検査」院があり(立派なHP立ち上げており)、それはそれで良く、この機関に不正を摘発されるようでは論外で、私の居た職場ではそういう経験は一切ありませんでした。 会計検査院は国の直轄機関を監視していますが、独立行政法人・NHKなどの特殊法人はどこが検査しているのか知りません。 あらゆる健全な組織では、会計「監査」が行われ証拠書類の点検と使い方の両方が点検されます。ところが我が国には、会計「検査」があっても「監査」がありません。悪く言えば証拠書類さえ揃っていれば、どう使っても良い訳です。これには長短があります。もし会計「監査」院が出来たらそこが絶大な権限を持ってしまいます。 悩ましいところです。 国の機関の財務システムそのものの改革が必要でしょう。 新聞に不正事件として出るのは証拠書類もなかった例です。 多くの普通に真面目な公務員は、社会保険庁+外郭団体ご乱心のおかげで自分たちのイメージが傷ついたと嘆いています。名誉毀損です。 |
珍 源斎 さん 話を続けます。 国家公務員の定員は、国家公務員総定員法(1969)により抑制されてきました。(私が入所してから数年前に定年退職するまでに、私の所属していた省では ほぼ40%の定員削減がありました。定年退職による欠員不補充が基本で、処罰された以外、生首はとんでないはずです。) 次に、1997年にまとめられた「行革最終報告」では、国立大学を含む国の機関の一部(国立病院・国の諸研究所など)を独立行政法人に移行させることを提言、国家公務員総定員を2010年までに25%(50万人)削減していくというのです。 皆さんも、○○国立病院が、独立行政法人○○医療センターになって、とまどった方があるかも知れません。 独立行政法人というものの正体は? それを語ると本題からそれますので、止めておきます。 やる気のない、または問題のある国家公務員の扱いは、省庁・職場によって違いがあるのでしょうが、ハレンチ罪などよほどのことがなければ、首はとびません。そのかわり(聞いた話なのですが)△△アウシュビッツ(冗談?)というような職場に労使一致で左遷し、封じ込めたりします。民間に比べそういう余裕があるといえばあるのかも知れません。 やる気のないというより、能力が低い職員Aを、凄く有能な職員Bの脇に置きカバーするという人事は私自身が経験したところです。 (先に会計検査の事に触れましたが)この国には、総務庁行政監察局(ギョウカン)という役所に対するお目付がいて、何年かごと、「そこもとのその仕事は、非効率的であり簡略化せよ。A事業所とB事業所をBに統合すべきであると思うがいかにする。」などと勧告されるわけです。 そこで、「ハハーッ」と言うのはわりと簡単なのですが、取りつぶしとなるA事業所の地元が反対する例が多いのです。地元業界の利便性+国家機関の看板の値打ちなどです。 私は、エエカゲン公務員だったかも知れません。しかし職場には上記のような緊張感がありました。いちがいに国家公務員と言わないで下さい。例えば国交省航空管制官などは普通の国家公務員の給与しか手にしていませんが責任の重さはご想像のとおりです。 だから言いたいのです。社会保険庁+外郭団体の暴走(民主党もしっかり追求してますよ)をくい止めるべく政監察局は動いたのか?政監察局の権限外の事だったのか?では、天下り法人の暴走は誰が止めるのか。 地方公務員の場合は守備範囲が狭いので、首長がその気を出せば、変革が可能だと思います。 しかし、国の首長は小泉君なのだ。キミが詭弁を使えば使うほど、役人も詭弁を使う。悪循環ではないか!! |
安本単三 さん こんにちわ! そうですね・公務員にも色々で一括りではできませんが・ やはり、私が受ける印象からは民間とは大きな違いがあります。 役所風景、と云うか事務所の風景でもそこで働く人たちの 立ち振る舞いや、働きぶりを見ても「やっぱり」お役所だな・と の感じを常に受けます。 財務省での予算作成の際の担当公務員の働きの凄さは聞き及んで ますが・それは例外として述べさせて頂きたいとおもいます。 商社や製造業の事務所でも仕事の「こなし振り」にはスピード感が あります。役所の場合はスピードは不要なのかも知れませんが・? やはり「民間で出来る仕事は民間」が担うのが何かに付けて良い ように思えます。 米国に少しの間、滞在したことがありますが、米国では公務員と 民間との人材交流はごく自然に行われてる・と聞いたことが あります。 例えばNASA「航空宇宙局」ではプロジェクト毎の目的別の タスクフオースのような組織が編成され目的の終了と共に解散する。 映画の制作にも似たような形式でもあるとのことでした。 米国には空港や飛行場が無数と行って良い程ありますが、 ローカル飛行場の管制は民間に任されてる場合が多いです。 中には管制の無い飛行場もありますが、管制の変わりに 飛行場の状態、風向、視程、トラフイックに存在する航空機 状態など情報は無線電話にて逐次・情報入手が可能なシステムが あります。 その安全に関わる責任は「パイロット・イン・コマンド」機長に ありとする原則で行政責任は別のもう少し大枠のレベルにあるようです。 小沢一郎氏の著書の冒頭にありました。米国の国立公園の崖の上に 柵も無ければ注意書きもなく、そこの崖の縁で若い男女が語り合ってた とのことで日本でしたら問題になるところ・・と述べられてました。 そこで仮に転落事故が生じても個人責任に帰すると云うことです。 車検制度も米国にはありません。ひどいボロ車も走ってますが、 事故の生じた場合でも、自動車の整備や安全は個人の責任に帰する との観点から行政の守備範囲は限定されてます。 働く意欲の低い公務員はリストラ?との設問は日本の 社会全体の高コスト状態を改革・改善せねば・との想いの 上に提議させて頂いております。 少し話題のズレがありますが意のある処、ご理解頂ければ・と 存じます。 |
珍 源斎 さん:こんにちは おっしゃることは良く分かります。もう何回唱えられたでしょう。日本は縦社会である。縦割り行政の弊害。官庁の縄張り意識の改革など。いっこうに前進していません。 責任官庁は、国家公務員の採用や待遇を決める人事院です。 縦割り行政の弊害を少しは緩和するものとして、他省庁への出向がありますが実家が不利益になるような行動をとったら戻るとき席がなくなります。 アメリカ型の横社会なら、航空管制官には国家認定資格を持ったものがなれば官でも民で働いても良いわけですね。よく分かります。 以下、半分ジョークとして聞いて下さい。 大きな港湾で麻薬の密輸入などを取り締まっている官庁は、税関、水上警察、海上保安庁(他にもあったかな?)です。 これらの機関は連絡を取り合ってはいます。 税関の職員が波止場を歩いていて何か怪しい動きがあると察知した。近くにたまたま海上保安官がいた。 この場合、税関の職員は海上保安官に絶対に知られないよう上司にケータイで状況を知らせるでしょう。その職員が状況図的にみて海上保安庁が対処したほうが良いと考えてもそうはしません。その人の出世は税関が握っているからです。これが、いわゆる手柄争いです。 アメリカではこういう場合、部署を超えて統括指揮をする部門があるようです。その統括部門から良くやったと誉められ、そのことが所属の省庁においても評価されるうなシステムを作れば、人はそのように行動します。 私が見た限り国家公務員になるには、筆記・面接試験があり、まあ一定レベルの人間がおり、システムさえ変えればもっと良く機能すると思います。 気が向いたら、役人のレベルについて書いてみます。ですがね。私より上のレベルになると、量りかねますので、印象記ぐらいは書けます。 |
安本 単三 さん こんにちわ! 公務員の行政権限は怠慢により拡大する・と云う現実があります。 行政の実務・実行力が例え怠慢であってもその不備を補うために 新しく担当部署が増えたり人員が増強されたりして結果的には 焼け肥りのようなことが「国民の安全性」を高めるなど・の 大義名分を唱えて・・よくよく考えれば不要に思えるモノさえ どんどん増えて行くコトになります。 一番端的な例としては農水行政の怠慢から尤も汚染の多かった 欧州からの輸入された肉骨粉を乳牛などの飼料や育成用の ミルクに使用した処に原因があったとされてますが・・ その結果、BSEの汚染からは遠い存在であった日本の汚染国の? 仲間入りした訳です。更に国民の不安感に悪ノリして・・・ それらのへの対応は汚染されてない牛肉も含め国費を使った 消却処分、更に世界の牛肉消費国では何処でも「やってない」 牛のBSE全頭検査の実施、現農水大臣の本音から発した 「日本のBSE対策は世界の非常識」とまでの発言は・ 文字通り世界の非常識であると思います。 学者に完全な?安全性を「丸投げ諮問し保証せよ」と云ったら、 結論は出ない袋小路に迷い込んでしまうことは当然です。 良心的真摯な学者や研究者ほど微細なコトにも拘りますし 本来如何なる食べ物にも人間にとって「絶対安全」は無いとする のが常識です。 しかしながら「よくよく」考えてみると・これにより関連公務員 の仕事量も権限も権限の範囲も大幅に拡大した事実・が挙げられます。 勿論、権限と仕事量が増えれば当然、予算配分も増加して メデタシ・メデタシになりますが、正直、たまったものでは ありません。もっと予算配分が必要な処があるはずです。 更に加えれば、国民の生命や安全に関わることせ優先順位の 高いモノはもっとあるはずで優先順位の選択が優秀な頭脳集団で ある行政担当の公務員の本来の仕事では無いのでしょうか。 日本国の国家的な損失に繋がってるのではないかと不安すら 感じます。 |
▼珍 源斎さん:こんにちは話が噛み合ってきましたね! >安本 単三 さん > >こんにちわ! >公務員の行政権限は怠慢により拡大する・と云う現実があります。 >行政の実務・実行力が例え怠慢であってもその不備を補うために > >新しく担当部署が増えたり人員が増強されたりして結果的には >焼け肥りのようなことが「国民の安全性」を高めるなど・の >大義名分を唱えて・・よくよく考えれば不要に思えるモノさえ >どんどん増えて行くコトになります。 > >一番端的な例としては農水行政の怠慢から尤も汚染の多かった >欧州からの輸入された肉骨粉を乳牛などの飼料や育成用の >ミルクに使用した処に原因があったとされてますが・・> > >「よくよく」考えてみると・これにより関連公務員 >の仕事量も権限も権限の範囲も大幅に拡大した事実・が挙げられます。 > >勿論、権限と仕事量が増えれば当然、予算配分も増加して >メデタシ・メデタシになりますが、正直、たまったものでは >ありません。もっと予算配分が必要な処があるはずです。 > >更に加えれば、国民の生命や安全に関わることせ優先順位の >高いモノはもっとあるはずで優先順位の選択が優秀な頭脳集団で >ある行政担当の公務員の本来の仕事では無いのでしょうか。 > >日本国の国家的な損失に繋がってるのではないかと不安すら >感じます。 ご指摘には、役人OBとしてぐうの音も出ません。そのとおりです。 うわさで聞いたのですが、肉骨粉とBSEの関係を見逃した担当技官(農水省の動物検疫?)は、そうそう落ち込んでいたとのことです。そのひとがどうなったかは知りません。 それを、焼け太りに利用したのはもっと地位の高い官僚でしょう。 話は変わりますが、 JR脱線事故を受けて、北川大臣と国交省がやけに張り切っていますが、その結果新型ATSの全社義務づけなど、国民にはよくやっているように見えるでしょう。票になりますからね。 私の見方は全然違います。大臣のフライング、悪乗り、私鉄いじめです。 1.国交省とJR西との関係は、前者の基準を後者が守るという間接低関係にあった。国鉄とJRの協議離婚もしたし。そこで私はこの掲示板でもJR事故の責任は国交省に無いと書いた。 2.今回の事故対策は、国交省・事故調査委員会の結論が出てからするのがスジではないのか。 3.事故後、これだけJR西に介入するのであれば、事件前JRになぜ介入できなかったのか。介入すればするほど国交省の今回の事故に対する責任が問われることになる。その自己矛盾にだれが気づいているのか。法治上おかしい。 4.国交省鉄道局の予算は、来年度確実に増額になるであろう。鉄道調査官の増員など焼け太りではないか。 5.新型ATS関連会社との利権は(妄想)。 6.この国には、対策があって政策がない。 私は、現職のとき一度だけ先を見越した仕事をしたことがある。 一度だけ。 その誇りを胸に今カキコしている。 |
安本単三さん こんにちわ! 話が噛み合ってきましたね! >JR脱線事故を受けて、北川大臣と国交省がやけに張り切っていますが、その結果新型ATSの全社義務づけなど、国民にはよくやっているように見えるでしょう。票になりますからね。 >私の見方は全然違います。大臣のフライング、悪乗り、私鉄いじめです。 私も北川国交省大臣の張り切りようは、些か訝しさを感じてました。 >1.国交省とJR西との関係は、前者の基準を後者が守るという間接低関係にあった。国鉄とJRの協議離婚もしたし。そこで私はこの掲示板でもJR事故の責任は国交省に無いと書いた。 その通りです。その事が訝しさを感じた根底にありました。 >2.今回の事故対策は、国交省・事故調査委員会の結論が出てからするのがスジではないのか。 全くその通りです。 >3.事故後、これだけJR西に介入するのであれば、事件前JRになぜ介入できなかったのか。介入すればするほど国交省の今回の事故に対する責任が問われることになる。その自己矛盾にだれが気づいているのか。法治上おかしい。 >4.国交省鉄道局の予算は、来年度確実に増額になるであろう。鉄道調査官の増員など焼け太りではないか。 親方「日の丸」予算はシッカリ付いて国民の負担と日本の高コスト 構造が一段と促進されることになります。 <此こそ日本の衰退が早まる>途になると思います。 >5.新型ATS関連会社との利権は(妄想)。 利権は当然あるでしょう。タナボタであるコトには違いありませんから。 >6.この国には、対策があって政策がない。 この国の不幸は全て其処を端としてるように思える 例え貴兄が官僚のOBとして云われてもその辺りの問題意識を もっておられることは「心、強く」思います。 > >私は、現職のとき一度だけ先を見越した仕事をしたことがある。 >一度だけ。 >その誇りを胸に今カキコしている。 大いに誇りをもっていて下さい、その仕事に託した魂「意志」は必ず 何処かで活きてるはずです。 |
▼珍 源斎さん: このスレッドが続かないほど、国民は何も知らないのです。 全頭検査:パチパチ。 鉄道の監視強化:パチパチ。 その裏で官僚たちは予算獲りに奔走。 珍 源斎さんがいかなる仕事をされている(いた)のか知りませんが、官僚の本質 をよく見抜いておられる。 鳥取県知事の取り組みについて神戸新聞に記事がありましたがいま時間がありませんので、あとで紹介します。 |
安本単三さん こんにちわ! >このスレッドが続かないほど、国民は何も知らないのです。 危機意識が薄いのではないでしょうか? 国民の一般的な傾向として何かにつけて「お上」に依存する 封建時代からの被支配的な考え方のDNAがすっかり染み着いてる ように思えます。 お任せ民主主義と云われてる現状を改めて個人個人が責任を 持ち努力の積み上げて行くことが必要に思えます。 親方日の丸でコストには頓着しないことも、今まではそれで通り ましたが、今後は国家財政も限界を超える状況に立ち至ってる コトも改めて考えますと早急に現状の改革に取り組む必要が あるのではないでしょうか・。 >全頭検査:パチパチ。 >鉄道の監視強化:パチパチ。 >その裏で官僚たちは予算獲りに奔走。 > 個人、自治体の健全な経営を取り戻さないと国家経済の破産、破綻 に至る途は避け難くなります。 地方自治体に芽生える「自立したコスト意識」が国の再建を促す 基本があるように思えます。 欧米では極、当たり前のことです・・が。 >鳥取県知事の取り組みについて神戸新聞に記事がありましたがいま時間がありませんので、あとで紹介します。 楽しみにしてます。 |
珍 源斎 さん 2005/6/4:神戸新聞より 「広がる能力・成果主義」-公務員は一生安泰かー 以下、私なりに抜粋・・・・ ●兵庫県庁はギョートク(行政特別研修)実施。昨年は870受験、合格30人。・・合格者は同期最速で係長に・・さらに課長補佐に・・。 ●共産党は批判する「出世・競争主義が現場を閉塞させている」 ○「やる気のない職員には肩たたき」に関して鳥取県庁に問い合わせが殺到。 ○鳥取県のの公務評定制度は2003年度に導入。14項目で5段階評価・・・最低5の職員は研修プログラムをこなす。翌年も5だった職員5人に対し県は退職勧奨、3人辞職。評価は本人に公開し、昇級やボーナス額とも連動する。公務員の適格性を欠くと判断された場合に実施される分限免職処分も視野に。 ●「なぜ公務員はストレスに弱い?」兵庫県が職員に配っている冊子・・・公務員の弱点が並ぶ。現状は深刻だ。04年度、3ヶ月以上の長期療養者145人のうち「心の病」は81人で5年前の2倍、自殺者も3人。 1〜2年休暇(給与100%)が取れ、最長5年休める制度で、人数が膨らんでいる。 ●県職労組書記長は言う「行特の拡充や目標管理の徹底、情報化、人員削減などが職員を疲れさせている。 ●県人事課も「与えられた仕事を消化できない、と思い詰めたケースがある」と認める。 ●神戸新聞コメント:教員・警察官らを除いても約9,000人の巨大組織・・効率性を求めながら職員のやる気をどう引き出すか難しいかじ取りが求められている。 以下私の感想 ○1〜2年休暇(給与100%)が取れるとは巨大企業並みで驚いた。国家公務員の場合は、病休6ヶ月で、半額ということだが、いろいろ天引きされるので手取りは、ほぼ0になる。ヤッカミ。 ○私は、もともと、営業マンのような仕事が嫌だから、公務員技術職を選んだ。しかし技術「行政」には社交性・平衡感覚など営業マンと似た能力も要求される。私大変苦労した。行政本流でも文学系より経済系が強い。 ○「なぜ公務員はストレスに弱い?」、国家公務員でも問題となっているが、地方公務員のほうが住民の監視の目がキツイ。有給休暇を取って外で遊んでいたら顔見知りに会い非難される。端末の国家公務員は渡る(転勤を常とする)ので、一般に顔を知られておらず。多少いかがわしいところで発散しても大丈夫。 霞ヶ関のキャリア官僚で政権党と政策の調整がつかずで過労自殺した人がいるが雲の上のことでよく分からない。県でも議員の介入などは下のレベルまであり結構悩むらしい。市との折衝に疲れた人などなど・・・・。 昇進うつ病といい位に能力がついていかない病気もある。選ばれる人の影には必ず選ばれない人がいる。自分より能力のある人間は、お先にどうぞという行き方も必要ではないのか。負けてうつ病もいかん。万年係長おおいに結構。5段階評価の3で良いではないか。 今、本屋に並んでいるのは「成功」本ばかり。「私はこうして我慢した」なんて本はあまり見かけない。「休まず遅れず働かず」では困るが「適切に働いて出世せず」という価値観があっても良かろう。 ○公務員の面接試験で、「あなたはなぜ公務員になろうと思ったのですか」、「営利に関係なく公正な仕事ができるからです」、「あなたが採用されたら給与は営利企業の方々からの税金でまかなわれるのですよ」、「・・・・・」。昔の面接風景ですが、さすがに、今日では面接に於ける模範解答なるマニュアルが出回っており、採用するほうでも苦労するそうです。 国家公務員の場合は一貫して「あなたは、沖縄から北海道までどこにでも転勤できますね」で、「ハイ」の語気が弱ければ即不採用。 ○例外はあるが、これからは仕事ができる=この仕事を減らした=部下の数を減らした。でなければなるまい。 xxx役人は部下の多さを自慢するxxx時代ではない。 |
安本単三さん 早速のレス有難うございます。 >2005/6/4:神戸新聞より >「広がる能力・成果主義」-公務員は一生安泰かー この問いかけはタイムリーですね・。 現在、国や地方の行政運営費の内、取り分け人件費が問題になるつつ あり早晩、削減へと向かうことは必至に思われます。 給与の削減、人員の削減を含むリストラが前面に出てくると思います。 >●「なぜ公務員はストレスに弱い?」兵庫県が職員に配っている冊子・・・公務員の弱点が並ぶ。現状は深刻だ。04年度、3ヶ月以上の長期療養者145人のうち「心の病」は81人で5年前の2倍、自殺者も3人。 公務員はストレスに弱いとのことですが、最近の一般人も同じく ストレスに弱い傾向は顕著です。 上司が指導を強めればそれが「ストレス」になってしまうこと 特に感じるコトですが、やたらと傷つき易い人が増えてるように 思えます。人間が軟弱になってしまった・のか?と思えるほどです。 このような現象は言葉の真意が理解出来ない人にそのような 傾向が見られます。国語力の低下「文字は読めても理解が弱い」 >1〜2年休暇(給与100%)が取れ、最長5年休める制度で、人数が膨らんでいる。 >●県職労組書記長は言う「行特の拡充や目標管理の徹底、情報化、人員削減などが職員を疲れさせている。 >●県人事課も「与えられた仕事を消化できない、と思い詰めたケースがある」と認める。 民間的な視点にたって観ると公務員の仕事には形式から入って形式に 終わるような、本来なら仕事でない仕事をコネクリ返してるような コトも傍目には見受けられます。<仕事の本質から離れているような> そのような仕事をルーチンとしてやっておれば正直に言って 私ならやって居られない・と思います。<ストレスを感じて・>。 >●神戸新聞コメント:教員・警察官らを除いても約9,000人の巨大組織・・効率性を求めながら職員のやる気をどう引き出すか難しいかじ取りが求められている。 仕事そのモノをやる気が起きることへの転換です。 仕事のリストラ「再構築」です。事務系の仕事はITの発達で大幅に 変わってるはずですが・。 効率云々ではなく国民「住民」のニーズを捉えた。 更に付け加えさせて頂ければ行政コスト「コスト・パフオーマンス」に 尽きると思います。 米国の行政に関わる人の言葉で良く出てくるのは「〜は納税者の為にならない」 とのことで納税者を意識する度合いは日本の比ではありません。 それに引換え日本では「親方日の丸」で税金は「打ち出の小槌ならぬ」 振ればドンドン沸いてくる感覚です。談合も特殊法人も天下り、 高額退職金をせしめる「渡り鳥・高級官僚」もすべてそれに連なってる ように思われます。 >○例外はあるが、これからは仕事ができる=この仕事を減らした=部下の数を減らした。でなければなるまい。 >xxx役人は部下の多さを自慢するxxx時代ではない。 全くその通りです。 |
珍 源斎 さん:こんにちは 書き落としました。 2005/6/4:神戸新聞より 総務省は、3月末、地方自治体に対し、人員削減の数値目標の設定や手当の見直し、給与の公表などを求めた。人事院は国家公務員の給与を一律5%下げる方針で、自治体への影響は必至とみられる。 こういう方針をタイムリーに出してくるのが小泉政権のあなどれないところ。 大阪市職員の厚遇ヤミ手当に対し「見張り番」という批判グループがテレビにでるが、私はそのグループの正体を知らない。正義の味方? 大阪市の第三セクという幹部の天下りデタラメ事業の責任はなぜか問われていない。 国家においても高級官僚OBの渡り・退職金受給はどうなっているのか?続いているに違いない(自民党の集票マシーンには手をつけられまい)。むしろ、民主党と縁の深い自治労・国公労が煮え切らない態度をとらざるを得ない。労組幹部はハイハイでは組合の存在意義が問われる。さりとて、政府と世論を敵にはできない。 こうして、公の事業そのもののあり方・責任の所在・コストがうやむやにされて行く。 <我々が職場で交わしていたジョーク> 日米では、役所の成り立ちが違う。日はなんと行ってもお代官様よ。アメリカは、たぶんカウボーイ達が、体力は無いが読み書きソロバンのできる奴を雇って、登記・規則作成などに当たらせたのが役所の起源なんだろうから。 続きは、また。 |
安本単三さん こんにちは >総務省は、3月末、地方自治体に対し、人員削減の数値目標の設定や手当の見直し、給与の公表などを求めた。人事院は国家公務員の給与を一律5%下げる方針で、自治体への影響は必至とみられる。 国の財政運営「経営」を考えれば遅きに失した感もありますが、 お尻に火が着いた昨今の情勢から当然であるように思えます。 >大阪市職員の厚遇ヤミ手当に対し「見張り番」という批判グループがテレビにでるが、私はそのグループの正体を知らない。正義の味方? >大阪市の第三セクという幹部の天下りデタラメ事業の責任はなぜか問われていない。 関空空港などそれに絡んだ膨大な赤字損失があるようですね。 >国家においても高級官僚OBの渡り・退職金受給はどうなっているのか?続いているに違いない(自民党の集票マシーンには手をつけられまい)。むしろ、民主党と縁の深い自治労・国公労が煮え切らない態度をとらざるを得ない。労組幹部はハイハイでは組合の存在意義が問われる。さりとて、政府と世論を敵にはできない。 民主党もその辺りが悩ましい処かも知れませんが、それを蛮勇を奮って 乗り越えなければ政権奪取とは行かないでしょう・。 >こうして、公の事業そのもののあり方・責任の所在・コストがうやむやにされて行く。 > ><我々が職場で交わしていたジョーク> >日米では、役所の成り立ちが違う。日はなんと行ってもお代官様よ。アメリカは、たぶんカウボーイ達が、体力は無いが読み書きソロバンのできる奴を雇って、登記・規則作成などに当たらせたのが役所の起源なんだろうから。 西部劇で観る「保安官」も住民が給与を払って雇うと云うのが原点です。 公務員も住民が直接雇うことになります。 文字通り公務員は「公僕」「パブリックサーバント」そのモノの 存在であり仰有るように専門職でもある訳です。 官尊民卑などは元々存在しない・のが米国の歴史にあります。 |
お役所の仕事「監督、安全、諸々」の絡む処には必ず利権が 生じる、また行政の関わる仕事は「やたら」と高コストになる。 謂われて古いことではあるが、ソロソロ国民も目覚めねば ならぬ、公務員全体の人数を減らすことが急務である。 民間のようにえげつない人事リストラは出来ないし、 また、やるべきでないが・定員を漸次減らして新規増員を 抑制することを日時を掛けて実施すること、 一般国民としては「此処で自己責任」がモノを云うことになる。 行政頼みは厳に控えることにして徹底した行政コスト・ 即ち社会的なコストの削減を目指さねばならぬ。 これは決して特異なことではなく欧米先進国と云われてる 諸国は行政に過度の責任を負わせないことが歴史的にも 確立してる。キーワードは「脱;官尊民卑」に尽きる。 |
▼珍 源斎さん: >お役所の仕事「監督、安全、諸々」の絡む処には必ず利権が >生じる、また行政の関わる仕事は「やたら」と高コストになる。 > >謂われて古いことではあるが、ソロソロ国民も目覚めねば >ならぬ、公務員全体の人数を減らすことが急務である。 > >民間のようにえげつない人事リストラは出来ないし、 >また、やるべきでないが・定員を漸次減らして新規増員を >抑制することを日時を掛けて実施すること、 > >一般国民としては「此処で自己責任」がモノを云うことになる。 >行政頼みは厳に控えることにして徹底した行政コスト・ >即ち社会的なコストの削減を目指さねばならぬ。 > >これは決して特異なことではなく欧米先進国と云われてる >諸国は行政に過度の責任を負わせないことが歴史的にも >確立してる。キーワードは「脱;官尊民卑」に尽きる。 このスレッド人気がありませんね。納税意識といっても天引きですから。 以下の駄文を書くのにも時間がかかりました。あちこちの政府系HPペコペコで。 政府系のHPを中央から末端にあるいは逆に開くにはコツがいりますよ。出来事・事柄ではなく組織名から開くことになるからです。政府の組織名を知らなければ開けられませんから。 中央から、社会保険庁→地方社会保険事務局→社会保険事務所といった具合です。住民から見れば税務「署」があっちに所在し、社会保険事務「所」はこっち。どうしてこういうことになったんでしょう。署は(四つ目のショ)と言い、所(トコロ)より格が上でこれが役人の常識。つまり取り立てるほうが、預かり配るほうより格が上なのです。警察署これも四つ目のショ。 ●国家公務員を減らせということについて。 行政機関の職員の定員に関する法律 (昭和44年5月:いわゆる総定員法)で、以後、国家公務員の総定員数が徐々に減られてきた。 近年の動きは、国立の大学、病院、研究所・検査所などを国家公務員から切り離し独立行政法人化(いわゆる独法化)したことです。 皆さんに身近なのは「国立病院」が「独立行政法人医療センター」に変わったことで、独立行政法人とは何かということはさておきます。まあ国立病院の場合は、民営化への方向ということで比較的分かりやすいですが。現在、独立行政法人へ政府からどのように金が下りているのか全く知りません。 ●これで正規の国家公務員は大幅に減りました。パチパチ。数字の上では大成果。 ●なんとかマグロの本マグロへの偽装事件について 「TVで、農水省の係官が検査に」と報道されていたので、あれ?農水省端末係官が検査をするのか?と思い近畿農政局のHPを開きましたがそんな係はありません。そこで独法系のHPを開くと独立法人農林消費技術センターすなわちJAS関連機関がありました。TVに出ていたのはそこの職員だと見て間違い無いようです。 こういう事件があると検査組織の必要性が強調され、国民も大いにやってくれとなる。そして検査組織の人は自己の存在意義が認めらる。 そこの矛盾を意識しているのは珍 源斎さんぐらい。 「俺なんかトロなんて久しく食ったことない。だいたい舌も肥えておらず、騙されるほうが悪いんだからほっとけ。」と思ったが、それでは本マグロ扱い漁民・業者さんに気の毒な気もする。 ●子供の頃、「森氷キャラメル」とか「青空ひばり公演」はたまた「保命酒」などというのがあって、偽物と知りつつニヤニヤしながらそれを享受していたトボケた時代もあった。カタるほうにもちゃんと倫理があったようだ。 結局、雑談でオチ。 |
安本単三 様 こんにちわ! 人気と云うより関心を呼ばない話題のようです。 公務員のご出身の安本単三 様のレス以外は無いようです。 問題意識のズレがあるのかも知れません。 心ある官僚、実業家や一部の政治家は「これこそ」明日の日本を考えた 場合で第一に取り上げねばならぬコトと認識されてます。 昨日も伊藤忠商事の会長「丹羽氏」がテレビ東京の経済番組で取り上げて おられました。 前にも述べさせて頂いてますが、日本の社会的な高コストを是正しない 限り目の前にある問題は解決しないと・思います。 少子化問題も根っこはその辺りにあります。 >このスレッド人気がありませんね。納税意識といっても天引きですから。 >以下の駄文を書くのにも時間がかかりました。あちこちの政府系HPペコペコで。 戦時体制での発案としての給与所得者への税金の源泉徴収システムは 見事に機能してます。多くのサラリーマンの納税者意識の希薄さは 正にこれにより発する処ではないでしょうか? 国民の多数社サラリーマンが税について問題意識を持たないようにする 陰謀「結果的に」のような感は拭えぬ処です。 かつては「ホワイトカラー」と云われた事務職の仕事もPCやITの 発達や導入により極端に減ってます。企業では既にその関連に 従事してる人員もそれ対応して減ってますが、 官庁や行政関連については民間に比べてもその辺りの対応は 遅れてるように見られます。 日本だけが世界ならば問題ない処ですが、先進諸外国に比べると 大きな問題として考えねばならぬようです・。 世界経済の競争力は依然として21位といわれてるように余り効率的に 機能してません。その原因とするのは日本経済の負担となってる、 官の非能率であると指摘されてる所以のようです。 尻に火がついたカチカチ山の狸にも等しい状態であると云われてます。 雑談にしても事態は深刻である・と思います。 多くの方々が問題意識を持つようになるのを願うばかりです・。 >政府系のHPを中央から末端にあるいは逆に開くにはコツがいりますよ。出来事・事柄ではなく組織名から開くことになるからです。政府の組織名を知らなければ開けられませんから。 > >中央から、社会保険庁→地方社会保険事務局→社会保険事務所といった具合です。住民から見れば税務「署」があっちに所在し、社会保険事務「所」はこっち。どうしてこういうことになったんでしょう。署は(四つ目のショ)と言い、所(トコロ)より格が上でこれが役人の常識。つまり取り立てるほうが、預かり配るほうより格が上なのです。警察署これも四つ目のショ。 > >●国家公務員を減らせということについて。 >行政機関の職員の定員に関する法律 (昭和44年5月:いわゆる総定員法)で、以後、国家公務員の総定員数が徐々に減られてきた。 > >近年の動きは、国立の大学、病院、研究所・検査所などを国家公務員から切り離し独立行政法人化(いわゆる独法化)したことです。 >皆さんに身近なのは「国立病院」が「独立行政法人医療センター」に変わったことで、独立行政法人とは何かということはさておきます。まあ国立病院の場合は、民営化への方向ということで比較的分かりやすいですが。現在、独立行政法人へ政府からどのように金が下りているのか全く知りません。 > >●これで正規の国家公務員は大幅に減りました。パチパチ。数字の上では大成果。 > >●なんとかマグロの本マグロへの偽装事件について >「TVで、農水省の係官が検査に」と報道されていたので、あれ?農水省端末係官が検査をするのか?と思い近畿農政局のHPを開きましたがそんな係はありません。そこで独法系のHPを開くと独立法人農林消費技術センターすなわちJAS関連機関がありました。TVに出ていたのはそこの職員だと見て間違い無いようです。 >こういう事件があると検査組織の必要性が強調され、国民も大いにやってくれとなる。そして検査組織の人は自己の存在意義が認めらる。 >そこの矛盾を意識しているのは珍 源斎さんぐらい。 >「俺なんかトロなんて久しく食ったことない。だいたい舌も肥えておらず、騙されるほうが悪いんだからほっとけ。」と思ったが、それでは本マグロ扱い漁民・業者さんに気の毒な気もする。 > |
珍 源斎さん 政府は社会保険庁を解体すると行ってますが、つまりこういうことのようです。 現在、中央に 長官、次長、総務部長、運営部長、大学校長のキャリアポストがあります。 これを解体するらしいです。 ↓を開けて下さい。 なぜか、関東とか東海近畿と書いた管区の枠が開けません。今は無いからです。 http://www.sia.go.jp/sodan/madoguchi/shaho/ 信頼できる筋によりますと、これら7管区の本部長または長官というキャリアポストが新設されるようです。つまり高級官僚は焼け太りすることになります。 純ちゃんではニギニギ官僚に太刀打ちできません。カミソリ後藤田も年老いて今はもう。 |
▼安本単三さん: >このスレッド人気がありませんね。 私としても投稿したいんですけど、この問題に関しては具体的に指摘することができないため、お二人のやり取りをROMしている状態です。私にとっても優先順位は高いだけに残念なところです。 政治家は選挙で選ぶことができ、国民との接点が多いから実態も比較的解りやすいです。 しかし、お役所の公務員(特に官僚)は国民が選べないですし、情報公開も少ないため、何をやっているか解りにくいです。かなりブラックボックスです。 最近私は、政治家よりも官僚の方が遥かに悪いのではないかと思っています。 新聞も実は官僚の実態をよく解っていないんじゃないでしょうか。 小泉首相は官僚制度にもメスを入れると期待したんですが、この点は全くの期待はずれでした。 変な例えですが、民営化は官僚制度にこそ必要だと思います。 お二人にはさらに議論を深めて頂きたいと思います。 今はこんなことくらいしか言えません。 アメリカ‥‥人民の 人民による 人民のための政治 日本‥‥官僚と政治家の 官僚と政治家による 官僚と政治家のための政治 (官僚あるいは政治家、せめてどっちかが良くなればいいんですが、日本の場合、両方がタッグを組んでいるから始末におえない) |
昼寝もぐらさん 安本単三さん ご両人さま こんにちわ! このスレッド人気がありませんね。 国の「ありよう」や経済、生活に密着したコトで優先順位は高いと 思うのですが・? 昼寝もぐらさんも日頃この種のコトで気付かれたましたら 是非ともお聞かせ下さい。 >私としても投稿したいんですけど、この問題に関しては具体的に指摘することができないため、お二人のやり取りをROMしている状態です。私にとっても優先順位は高いだけに残念なところです。 > >しかし、お役所の公務員(特に官僚)は国民が選べないですし、情報公開も少ないため、何をやっているか解りにくいです。かなりブラックボックスです。 ブラックボックスとは言い得てると思います。 公務員「官僚」の方々も個人的には豊かな見識もあり常識人も多いとは 思いますが、ひとたび、組織人になると全く異なった人格になってしまう ように感じます。省益あった国益無し・や本音と建て前の使い分け・ 権限への執着へのもの凄さ・等々の所行は実例として見聞される処です。 >最近私は、政治家よりも官僚の方が遥かに悪いのではないかと思っています。 >新聞も実は官僚の実態をよく解っていないんじゃないでしょうか。 新聞は官僚の力を知ってる為に敢えて虎の尾を踏まぬ配慮があるからと 思います。 日本の新聞は江戸時代の瓦版屋からの伝統?から欧米諸国の ジャーナリズムとは異なり権力への批判勢力としてより「どちらか」と 云うと迎合に「傾きがち」で有ることは否めません。 司馬遼太郎さんも生前に「日露戦争」後の新聞が真実を国民に伝え 当時の国際情勢の中で日本の真の姿を国民として認識しておれば 昭和の悲劇から現代に続く諸々の弊害は無かった・のではないか・ とするコメントを述べられてました。<NHK−TVにて> >小泉首相は官僚制度にもメスを入れると期待したんですが、この点は全くの期待はずれでした。 >変な例えですが、民営化は官僚制度にこそ必要だと思います。 その通りだと思います。それに加えて官僚「公務員」も組織人としてより 普通の市民としての生き方に重心を移して頂くだけで事態は改善される はずです。 >アメリカ‥‥人民の 人民による 人民のための政治 >日本‥‥官僚と政治家の 官僚と政治家による 官僚と政治家のための政治 その通りです。省益と既得権に固執してたのではこの国は衰退する ばかりです。 >(官僚あるいは政治家、せめてどっちかが良くなればいいんですが、日本の場合、両方がタッグを組んでいるから始末におえない) |
▼珍 源斎さん: >昼寝もぐらさん >安本単三さん >このスレッド人気がありませんね。 >国の「ありよう」や経済、生活に密着したコトで優先順位は高いと >思うのですが・? みてまっせ〜、 ヒット数も多いでしょ、皆さんのように官僚の裏をしらないので関心をもって読んでます。最優先事項ですよね。 そういえば、昨年でしたか 東京市民さん って官僚の方の投稿は光っていたが、アラシかなんかで途絶えましたね、まことに残念なことでした。 |
▼石頭の息子さん: >▼珍 源斎さん: >>昼寝もぐらさん >>安本単三さん > >>このスレッド人気がありませんね。 >>国の「ありよう」や経済、生活に密着したコトで優先順位は高いと >>思うのですが・? > >みてまっせ〜、 ヒット数も多いでしょ、皆さんのように官僚の裏をしらないので関心をもって読んでます。最優先事項ですよね。 > >そういえば、昨年でしたか 東京市民さん って官僚の方の投稿は光っていたが、アラシかなんかで途絶えましたね、まことに残念なことでした。 東京市民さんねえ。忠告されたか?刺されたか?老人党掲示板になんか出てると出世の妨げ。 ところで、↓ヤフー・ニュースに、公務員関係がずらり。 そのなかにおや、「国家公務員はこんなもんですよ」というの記事が混じっている。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/civil_servant/ そこをクリックすると、江戸城内殿中作法みたいなのが書いてある。霞ヶ関の何省か分からないが、中堅キャリア事務官が書いたに違いない。書いてあることは本当で、コピー取り、滅私残業ができないようでは出世できないし、気配り、メモも欠かせない。だが、この生真面目さが問題なのだ。ごそっと大悪政に利用されたらと思うと、いささか戦慄をおぼえる。 |
▼昼寝もぐらさん: >▼安本単三さん: >>このスレッド人気がありませんね。> > >私としても投稿したいんですけど、この問題に関しては具体的に指摘することができないため、お二人のやり取りをROMしている状態です。私にとっても優先順位は高いだけに残念なところです。 > >政治家は選挙で選ぶことができ、国民との接点が多いから実態も比較的解りやすいです。 > >しかし、お役所の公務員(特に官僚)は国民が選べないですし、情報公開も少ないため、何をやっているか解りにくいです。かなりブラックボックスです。 >最近私は、政治家よりも官僚の方が遥かに悪いのではないかと思っています。 >新聞も実は官僚の実態をよく解っていないんじゃないでしょうか。 > >小泉首相は官僚制度にもメスを入れると期待したんですが、この点は全くの期待はずれでした。 >変な例えですが、民営化は官僚制度にこそ必要だと思います。 >お二人にはさらに議論を深めて頂きたいと思います。 > >今はこんなことくらいしか言えません。 >アメリカ‥‥人民の 人民による 人民のための政治 >日本‥‥官僚と政治家の 官僚と政治家による 官僚と政治家のための政治 > >(官僚あるいは政治家、せめてどっちかが良くなればいいんですが、日本の場合、両方がタッグを組んでいるから始末におえない) すぐ後ろの珍 源斎さんの書き込みも読みました。 私は、公務員OBとして、守秘義務とは何なのか?風説禁止規定に触れないか?公務員を悪く描くことによりただの薄っぺらな公務員批判に堕ちはしないか?などを自問自答しつつ書き込んでいます。 ここで定義しておきます。国家公務員を、絶大な権限権力を持つキャリア官僚と、ただ職務に忠実な(ときには、つもりの)大多数の中下級公務員に分けます。周恩来が日本軍国主義者と日本人民を区別したのにならいます。 結論的に言えば、キャリア官僚が変わらなければ、この国の未来は無いと言うことです。 TV画面に出てすでに私が触れましたが、韓国漁船をめぐる韓国「海洋警察」と日本「国交省」海上保安庁巡視船との対立の本質的な矛盾点に、政府もマスコミも知らぬ顔です。あの命がけの海上保安官たちをいわゆるお役所仕事だという国民はいないでしょう。 しかし、竹島問題で、色々な米ンテイターが言っているのは全く観念論であって、実際には、巡視船にいかなる範囲で、いかなる権限を与えいかなる行動を指示するか、政府とキャリア官僚の構想・決断が国民には全く見えてこないのです。日本海側の漁民の票などたかが知れているからでしょうか? 日本の巡視船はロ・朝・韓・中の密猟船になめられているのです。巡視船は国交省が所轄しているということは本質的に交通整理の役をしているに過ぎません。警察的色彩は極力避けられています。ですから、発砲は、正当防衛に限り慎重に慎重を重ねなければなりません。これがなめられるゆえんです。国際的に、日本の海上保安庁にあたるのはコーストガード:沿岸警備隊です。各国でそれがどの上部機関に所属しているか知りませんが。 ここで、海上保安庁を国交省から分離し警察庁に統合しろなんて言ったら、海上保安官もノーで、お前は西村慎吾の子分か?と言われそうなのでやまときます。私は護憲派ですから。しかしそういう議論・反論ともに無い社会はおかしいのです。日本の政治家・官僚には「対策」それも保身・世論対策はあるのですが「政策」がないのです。 以前、話題を呼んだ、宮本政於「お役所の掟」講談社+α文庫は、サトウサンペイのマンガとあいまって、厚生省の暴露本的なところが目立ち同意と反感をもって読みましたが、その後、厚生省の不祥事が出ました。 宮本政於「官僚の官僚による官僚のための日本!?」講談社+α文庫1996を古本屋で105円で、求めていま読んでおります。 この本では、同氏(故人)の心理学者としての洞察が鋭く、頁ごと苦笑しています。 私もこの掲示板で言って見たいことがあるのですが、ジョークの部屋に逃げていうしかないかもと思っています。守秘義務って何でしょう? |
子供が親に虐待されて死に至るのは悲しく無念・有ってはならぬ コトだが、それらへの対応として児童相談所の人員増加が求められて いるようだか・? 少々待てよの想いがフトよぎる。 親の子供への虐待や虐め・弱い者への虐めの根っこは 対症療法では手の負えぬ事態に立ち至ってると思う。 虐待死などの事件が発生するたびに、児童相談所の所長なり 偉い人たちの言い訳は決まってる・法律上の限界、私生活への 立ち入り・加えて人員不足・等々が上げられるが、・・ 少しばかり児童相談員を増やしても「お茶を濁す」程度で 事態の根本的な解決には至らぬのではないか? 住民自身で問題意識を共有して周囲に子供達が虐待を受けてないか を日頃から視野に入れるなど子供は親だけの所有に帰するものでは 無い、大きく云えば「国の宝」である原点を認識せねば・ならぬ。 <理想論と云われるか・も知れないがこれが基本ではないか?> 行政や官僚にマル投げは如何か?と感じる。 |
>珍源斎様 こんばんは。 このスレッド珍源斎様が立てられた趣意とは 「・・虐待防止」はちょっとずれているようにも 思いますが、それは兎も角、「虐待防止」は今私が 最大の関心を払っている「高齢者虐待」とも「福祉」 と言うところで共通・・と思いますので・・・ 「行政に丸投げ」は勿論だめですが・・でも(周囲 の)社会・・はどうなのでしょう。「個人情報保護法案」 は兎も角、昨今のプライバシー論議からみても・・ 今の幼児は大抵は保育関係の施設を「利用」している のではないでしょうか、もし虐待の事実があればそうい 施設で気が付くはずだけれど、気が付いていても「プライ バシー」・・でどこにも報告しない・ということもある ようですね。 数年前私は知り合いのお嬢さんのために保育関係の サイトを覗かせてもらっていた事がありました。 そこで保育関係の複数の方が「近頃の親は子供が 高熱を出していても無理やり熱さましなどで熱をさげて 保育所に押しつけて仕事に行ってしまう」といって怒って 居られました・・本来そういうようなお子さんは受け 入れてはいけない事になっているそうです。他の園児 への感染のおそれがありますから。 で、それでは「ご近所」(NHKにご近所の底力・・ でしたっけ、やらせ紛々の)で解決・といったら地方 では兎も角都市部ではとたんに「プライバシー」が前面に 出てくるでしょう。「民生委員」という制度がありますが、 「ボランテイア」、プライバシーを盾に「情報」提供を断ら れたら・もうどうしようもないのではないでしょうか。 ついでに、民生委員って大体その地域の長老というか、 長年住み着いている人たち・・従って地域に顔見知りが沢山 ・・プライバシー最優先ですから。 (実例で言えば・わたしも昨年まで老老介護・でしたから 2度ほど民生委員の方が訪問されましたが、これが私の 近所の顔見知りの方の近い親戚で、私の娘が借りている マンションの大家さんで・・玄関先で「どうですか?」 私、「ちゃんとやってますよ(まあちゃんとやってました から)」・・・ 子供の保育、老人の介護、何れも当事者にとってはかなり 高度の「プライバシー」ですね。 保育なり介護なりの直接の当事者の意識の問題かも。 |
若いキャリヤー官僚の内、優秀と目される人には海外留学が 官費にて実施されてるとのこと、 1997〜2003年に掛けて576人の若手のキャリアー 官僚が留学したそうである。それにより官費として約70億円を 要したとのこと・一人当たり<約1200万円> その内の10%に相当する人が5年以内に役所を辞めてるようだ 結果7億円に及ぶ国費が無駄になったとする見方もあるが・・・ 私は・決して7億円は無駄になってると思わない。 米国や欧州に留学すると日本の官僚制度に大いなる矛盾と欠陥を 感じると聞く、そこで日本の官僚としてのキャリアーを積むか・ 民間で働くか・政治家を目指すか等々、自身の進路について 悩み考えるコトになると云う。 日本では明治以来、優秀な人材は<帝国大学。東大卒>官で囲い込み キャリアー官僚として別格の待遇と国政上の重要な役割を担わせていた。 ・・それら功罪については、今回は触れないでおく・・・ 急激な社会の変化に晒される今日「こんにち」普通の感覚を持つ 人間であれば現在の諸制度の多くが耐用年数を超えてると見るのも 無理からぬコト役所の内部にいては、それらの改革は「おぼつかない」 との見方から・役所を辞めて政治家になる修行をしてる人間を知ってる、 時折、話し合う機会があるが、日本の将来への責任感は並で無いモノを 持っている。役人にしておくのは惜しい・と云うのが実感である。 彼らがキャリアーを積み上げて現在、諸々の弊害を生じてる 「天下り官僚」になるより「世の為・人の為」になると思う。 官費としての留学費用は決して無駄にならず国民の為に活かされる ように思われる。 |
▼珍 源斎さん: >若いキャリヤー官僚の内、優秀と目される人には海外留学が >官費にて実施されてるとのこと、 > >1997〜2003年に掛けて576人の若手のキャリアー >官僚が留学したそうである。それにより官費として約70億円を >要したとのこと・一人当たり<約1200万円> > >その内の10%に相当する人が5年以内に役所を辞めてるようだ >結果7億円に及ぶ国費が無駄になったとする見方もあるが・・・ > >私は・決して7億円は無駄になってると思わない。 >米国や欧州に留学すると日本の官僚制度に大いなる矛盾と欠陥を >感じると聞く、そこで日本の官僚としてのキャリアーを積むか・ > >民間で働くか・政治家を目指すか等々、自身の進路について >悩み考えるコトになると云う。 > >日本では明治以来、優秀な人材は<帝国大学。東大卒>官で囲い込み >キャリアー官僚として別格の待遇と国政上の重要な役割を担わせていた。 > >・・それら功罪については、今回は触れないでおく・・・ > >急激な社会の変化に晒される今日「こんにち」普通の感覚を持つ >人間であれば現在の諸制度の多くが耐用年数を超えてると見るのも >無理からぬコト役所の内部にいては、それらの改革は「おぼつかない」 >との見方から・役所を辞めて政治家になる修行をしてる人間を知ってる、 > >時折、話し合う機会があるが、日本の将来への責任感は並で無いモノを >持っている。役人にしておくのは惜しい・と云うのが実感である。 > >彼らがキャリアーを積み上げて現在、諸々の弊害を生じてる >「天下り官僚」になるより「世の為・人の為」になると思う。 > >官費としての留学費用は決して無駄にならず国民の為に活かされる >ように思われる。 それは、一見識で、7億円のどうのこうのではないでしょう。しかし2005/6/21神戸新聞によりますと、早期退職したのは、経営学修士(MBA)が約半数で、外資系企業などに引き抜かれた例が多いと見られる。という点です。 ということは、当然、日本企業に引き抜かれた例もある。 どこかで読んだので出典を明らかに出来ないのですが、旧日本軍には捕虜になった時の心得というものがなく(生きて虜囚の辱めを受けず)、日本軍捕虜が米軍の東 京空爆を案内していたという件を思い出しました。ドイツ人は違ったそうですウソの自白をして敵を混乱させたり。毅然としていたようです。 日本人は、民間でもそうでしょうが、思想信条は薄く、そこの社会に入ると自己の主体性なく、その社会の規範・道徳に会わせようと従います。日本軍捕虜が良い例です。 外資系企業などに引き抜かれた日本人はは日本の弱点を知っているし自己主張が弱いので、アングロサクソンには、さぞかし使い勝手が良いでしょう。 和魂洋才などと言ってられますまい。外資系に行った連中は洋魂洋才で日本に立ち向かってくる。迎撃するには、和才洋魂で立ち向かわねばなりますまい。和才(技術)はすでに世界的です。洋魂とは日本人に薄いいディベートの習慣、息の長い駆け引きなどなどです。 いっぽう、留学後省内に戻った連中の将来も決して明るくはないでしょう。江戸時代ような人間関係の中に異邦人として帰って結局挫折してもとの村社会に妥協するか、改革姿勢を堅持するか、飛び出してしまうか、はたまた岡目八目でしっかり見た日本的制度を利用して、ずるく出世するか? 霞ヶ関とはよく言ったものです。国民にとっては霞んでいて向こうがよく見えない関所のようです。 |
安本単三さん こんにちわ! 的確なレスを頂き、感謝します。 >どこかで読んだので出典を明らかに出来ないのですが、旧日本軍には捕虜になった時の心得というものがなく(生きて虜囚の辱めを受けず)、日本軍捕虜が米軍の東 >京空爆を案内していたという件を思い出しました。ドイツ人は違ったそうですウソの自白をして敵を混乱させたり。毅然としていたようです。 私も同じようなコトを聞いた覚えがあります。ソ連に抑留された人々の 中やイギリス軍や米軍の捕虜収容所でも強者に阿「おもね」る人間が 存在して彼らに利用されてた・コトも聞いております。 更に「鬼畜米英」を先頭に立って叫んでた人たちが8月15日を境に 見事に変身した様子には幼い日の記憶ですが戸惑った覚えもあります。 > >日本人は、民間でもそうでしょうが、思想信条は薄く、そこの社会に入ると自己の主体性なく、その社会の規範・道徳に会わせようと従います。日本軍捕虜が良い例です。 その通りであると思います。 > >外資系企業などに引き抜かれた日本人はは日本の弱点を知っているし自己主張が弱いので、アングロサクソンには、さぞかし使い勝手が良いでしょう。 日本にも侍として確かな自己を確立してる人々も存在します・ 多くは理系・技術系・職人気質・の人々にはアングロサクソンをしても 一目置かれてる存在もあります。 卑近な例としては野球選手の野茂英雄氏の侍を彷彿させる姿・行動・実績 等々・鈴木一郎 選手は正に職人を思わせるモノ・・・ その他、日本の製造業を背負ってる方々には同じく、侍や職人気質の 誉れも高い人たちの業績と存在を忘れてはならないと思います。 >和魂洋才などと言ってられますまい。外資系に行った連中は洋魂洋才で日本に立ち向かってくる。迎撃するには、和才洋魂で立ち向かわねばなりますまい。和才(技術)はすでに世界的です。洋魂とは日本人に薄いいディベートの習慣、息の長い駆け引きなどなどです。 確かに仰有るコトは当たってます。ビジネスが一度限りであれば 勝負はその場で付きますが、息の長いものとなると・都度、瞬間の駆け引きが モノを云うことは是正されます。中国との取引でも商売上の駆け引きでは 確かに、彼らに一日の長はあったとしても・製造技術に関わることや 大規模システムの構築については駆け引きを超えた処で事態は決着してる ようです。 >いっぽう、留学後省内に戻った連中の将来も決して明るくはないでしょう。江戸時代ような人間関係の中に異邦人として帰って結局挫折してもとの村社会に妥協するか、改革姿勢を堅持するか、飛び出してしまうか、はたまた岡目八目でしっかり見た日本的制度を利用して、ずるく出世するか? > >霞ヶ関とはよく言ったものです。国民にとっては霞んでいて向こうがよく見えない関所のようです。 なるほど、解るような気がします。何れにしても若い人たちは機会を大いに 利用して自己の研鑽を図り、人材として能力啓発は本人を超えて社会にも 役立つことになると思います。 |