Page 382 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼集会・イベント情報 & レポート 5 ぎみゆら 05/6/21(火) 17:35 ┣*前スレッド【54095】へのお返事 ぎみゆら 05/6/21(火) 17:41 ┣Re(1):集会・イベント情報 & レポート 5 小梨 05/6/21(火) 19:52 ┃ ┗Re(2):集会・イベント情報 & レポート 5 ぎみゆら 05/6/23(木) 18:56 ┃ ┗リトルバーズ−イラク戦火の家族たち− 小梨 05/6/26(日) 10:27 ┃ ┗Re(1):リトルバーズ−イラク戦火の家族たち− ぎみゆら 05/6/28(火) 21:44 ┣岩波ホールで『父と暮せば』等を記念上映 ぎみゆら 05/6/25(土) 15:45 ┣ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 ぎみゆら 05/6/25(土) 16:13 ┃ ┗Re(1):ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 安本単三 05/6/26(日) 15:32 ┃ ┗Re(2):ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 ぎみゆら 05/6/27(月) 0:08 ┃ ┗Re(3):ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 安本単三 05/6/27(月) 9:41 ┃ ┣Re(4):ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 笹井明子 05/6/27(月) 10:37 ┃ ┣Re(4):ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 ぎみゆら 05/7/1(金) 16:06 ┃ ┗被爆者の高齢化と「若い語り手」 ぎみゆら 05/7/1(金) 16:58 ┣こうの史代『夕凪の街 桜の国』巡回原画展 ぎみゆら 05/7/1(金) 13:35 ┣Re(1):集会・イベント情報 & レポート 5 桃李 05/7/3(日) 0:26 ┃ ┗映画『日本国憲法』 東京、大阪などで上映開始 ぎみゆら 05/7/3(日) 18:59 ┗*「共謀罪」法案に反対する集会等について ぎみゆら 05/7/3(日) 19:38 ┗Re(1):*「共謀罪」法案に反対と映画「日本国憲法」 ごまめの翁 05/7/4(月) 9:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 集会・イベント情報 & レポート 5 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp> ■日付 : 05/6/21(火) 17:35 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 「集会・イベント情報 & レポート」の前スレッドがいっぱいに なりましたので、新しいスレッドを立てておきます。 *新スレッド名 「集会・イベント情報 & レポート 5」 引き続き、身近なこと、小さな集いのお知らせなども含めて、 さまざまな情報、レポート、何でもお気軽に、お寄せください。 *前スレッドのURLはこちら↓です。 集会・イベント情報 & レポート 4 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=51377;id=sougou |
*前スレッド【54095】Re(6):6/15「憲法行脚の会」加藤紘一氏の お話(石頭の息子さん、 05/6/19(日) 20:33)へのお返事です。 石頭の息子さん、こんにちは。 > 「NO」の意思表示をすることでしょう。 「よりまし」とか、「いまの現実的な選択肢のなかで」とか、妙に 訳知りにならない。そんなに簡単には納得しない。といった感じで しょうか。(笑) そのような「芽」というか、「根っ子」というか、そんなものを、 少しずつでも、手の届く範囲からでも、作り直していくことか なぁと、いまの私は、まだぼんやりとながら、思っていますが。 またのおこしを、気長にお待ちしています。 どうか、お元気で。 |
山梨県のイベントを1つ紹介します。 映画「リトルバーズ」−イラク戦火の家族たち− 6月25日(土)午後2時30分・6時30分 会場 山梨県ボランティア・NPOセンター (甲府駅より徒歩7分) 入場料 700円 綿井健陽さんが監督をしています。当日は午後4時30分から1時間講演があるそうです。 「イラク戦争の間、毎日のようにバクダッドから戦況を伝えてくださった綿井さん、その背後にこれほどの風景が広がっていたとは・・・。(後略)」(チラシより小宮悦子さん) 今週は週末休みがとれそうなので、「これほどの風景」を自分の目で見に行ってこようと思っています。 |
小梨さん、お久しぶりです! スレッド違いで恐縮ですが、いつぞやは、素敵なご本を紹介して いただき、ありがとうございます。その後あの『満月をまって』を、 一度友人へのプレゼントに使いました。40代になって看護学校に 進む決心をしたかつての同僚女性への、入学祝いに。 『リトルバーズ』、明後日ですね。その後イラクに関するこれと いった報道がほとんどなく、いったい自衛隊のみなさんはどうやって 過ごしているんだろうか、などと、不思議に思っています。お気が 向きましたら、また感想などお寄せいただけるとうれしく思います。 どうか、お元気で。 |
ぎみゆらさん 「満月をまって」の推薦を受け止めていただきありがとうございます。 きのう、甲府に映画を見に行ってきました。 「リトルバーズ」−イラク戦場の家族たちーです。 監督の綿井健陽さんの講演もあり、暑かったけど来てよかった!と思える 内容の濃い時間でした。来場者は200人位、高校生も10人以上は来ていたでしょうか。 空爆で3人の幼い子供を亡くしたお父さんが、「仕事から帰ったときに子供たちが走って迎えに来てくれた以前の生活」を語ります。「戦争は何もいいことがなかった」「人間は戦争をするために生まれてきたんじゃない」とも。 クラスター爆弾の破片が目に入って2度の手術を受けた少女は「目の奥が痛くてきのうの夜は眠れませんでした」「アメリカの戦争は終わっても私の戦争は終わりません」と。 綿井さんの話では、去年最後にイラクを訪れた7月より今はもっと状況が悪くなっていると、イラク人の知り合いが話しているそうです。 それなのに、ジャーナリストはほとんどイラクに入れないので、密室で戦闘が続けられている状況で、アメリカ軍サイドの報道しか私たちの目に触れることはなく、それさえ少なくなっている、とのこと。 まだまだ続いているイラクの惨状を考え続けるためにも1人でも多くの人にこの映画を見て欲しいと思いました。 今渋谷で上映しているそうです。名古屋・広島・京都・北海道など各地でも上映が予定されています。 http://www.littlebirds.net/gekijo/gekijo.html |
小梨さん、こんにちは。 貴重なご報告、ありがとうございます。 やっぱり、そうなんだなぁと、思います。 あのイラクが、あんな無茶苦茶な踏み込み方をされたイラクが、 ただ穏やかに収まるわけがない。そう、思うんです。私は本当に、 理屈抜きで、いま、自衛隊のみなさんが、心配でたまりません。 だけど、アメリカは、そんなイラク派遣を「延長してくれ」と 言っているんだそうです。 http://www.asahi.com/politics/update/0625/004.html それなのに、そんなことも含めて、マスコミは何も報道しません。 いったいこの国は、いま、何が、どうなっているんでしょうか? こんなふうに、お話しすることができて、とてもうれしく思って います。ありがとうございます。また、よろしくお願いいたします。 |
東京・神田の岩波ホールで、戦後60年記念企画として、この夏、 黒木和雄監督の『父と暮せば』はじめ4作品が連続上映されます。 http://www.iwanami-hall.com/ ※左側目次の「戦後60年記念連続上映」をクリック * ──以下、概要です。詳しくは、上の URL をご覧下さい。── ◇ 7/9(土)〜7/22(金) 『とべない沈黙』(1965年、白黒105分) 出演=加賀まりこ、長門裕之、小沢昭一、渡辺文雄、蜷川幸雄、他 ◇ 7/23(土)〜8/5(金) 『TOMORROW/明日』(1988年、カラー105分) 出演=桃井かおり、南果歩、仙道敦子、馬渕晴子、原田芳雄、他 ◇ 8/6(土)〜8/19(金) 『美しい夏キリシマ』(2002年、カラー118分) 出演=柄本佑、原田芳雄、牧瀬里穂、香川照之、石田えり、他 ◇ 8/20(土)〜9/2(金) 『父と暮せば』(2004年、カラー99分) 出演=宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信 前売券1,000円(岩波ホールチケットガイド、プレイガイドにて) 2回前売券1,900円(岩波ホールチケットガイドのみ) 当日券1,200円 * 私としては、『父と暮せば』を、引き続き、一人でも多くの人に ご覧いただきたいとの気持ちから、ご案内いたします。 その他の作品については、私はまだ見ていないので、この機会に あわせて、見にいこうと思っています。 |
*** ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 *** 広島・長崎60年の今年、7/29(金)〜31(日) の3日間にわたって、 東京・千駄ヶ谷の日本青年館において、上のようなタイトルを掲げた 国際市民会議が開催されます。 この会議は、高齢化が進む広島、長崎の被爆者たちが、あらためて 原爆被害の実相を国内外に知らせ、これからの課題を互いに見つめ 合おうと、各界、各層の幅広い人たちに呼びかけて実行委員会を 結成し、2年前から準備を進めてきたものです。 詳しい日程や内容などは、こちらのサイトでご覧いただけます。 ●ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 http://www.hibaku60icc.org/index.html * ちょうど7/30九条の会・有明講演会と重なる日程ですが、こちらの 国際市民会議は、いくつもの全体会や分科会に分かれ、それらを選択 して参加することができますので、九条の会・有明と両方に出かける ことも可能です。私は、実際にそうするつもりでいます。 個人的には、7/30午前中に開かれる「被爆の実相解明について」、 7/31午前中の「ヒロシマ・ナガサキの継承」をテーマにした3つの 分科会などに強い関心があり、みなさまにも、注目していただき たいと思っています。 とりあえず、上のサイトだけでも、ぜひご覧になってみてください。 |
▼ぎみゆらさん: >*** ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 *** > > >広島・長崎60年の今年、7/29(金)〜31(日) の3日間にわたって、 >東京・千駄ヶ谷の日本青年館において、上のようなタイトルを掲げた >国際市民会議が開催されます。 > >この会議は、高齢化が進む広島、長崎の被爆者たちが、あらためて >原爆被害の実相を国内外に知らせ、これからの課題を互いに見つめ >合おうと、各界、各層の幅広い人たちに呼びかけて実行委員会を >結成し、2年前から準備を進めてきたものです。 > >詳しい日程や内容などは、こちらのサイトでご覧いただけます。 > > ●ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議 > http://www.hibaku60icc.org/index.html > > * > >ちょうど7/30九条の会・有明講演会と重なる日程ですが、こちらの >国際市民会議は、いくつもの全体会や分科会に分かれ、それらを選択 >して参加することができますので、九条の会・有明と両方に出かける >ことも可能です。私は、実際にそうするつもりでいます。 > >個人的には、7/30午前中に開かれる「被爆の実相解明について」、 >7/31午前中の「ヒロシマ・ナガサキの継承」をテーマにした3つの >分科会などに強い関心があり、みなさまにも、注目していただき >たいと思っています。 > >とりあえず、上のサイトだけでも、ぜひご覧になってみてください。 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議という正式名称をはじめて知りました。 私は60年代に原水爆禁止運動に参加していました。米ソ核実験反対!!反帝(米)・反スタ(スターリン=ソ・中)と言う今から思えば絶望的な運動の端末に居ました。 年次は忘れましたが、原水爆禁止運動が分裂し、原水協(共産党系)がソ連の原爆は防衛的なものだと言ったのには唖然としました。いかなる国の核実験にも反対原水禁(社会党系)のほうがマシだと思っておりました。 ところが、この原水協・原水禁も分裂したまま、まだ今日生きてリストにあるではありませんか。私の思い違いでしょうか? 60年代は社共ともに党利党略を優先しており、なぜ被爆者援護推進で一致出来なかったのか?と残念でなりません。当時、社会主義者は、全ての文化・平和運動などにはイデオロギーがまず優先するというスターリン主義者の思想を持っていたようです。思想が介入すれば、しばしば大衆運動は分裂します。(しかし思想のない平和運動などあるのか?海幸彦さんに聞いてみたいです。) さらに驚いたのは、槙枝元文日教組元委員長の名前があることです。この人は未だに北朝鮮のチュチェ(主体)思想を礼賛されておられるようです。 さすがの日本共産党もチュチェ(主体)思想には辟易し、いつからか自主独立路線に変わったと理解しています。 槙枝元文よ、すべての運動から即刻、引退してくれと言いたい。「中朝の支配者側に軸足を置いて米国を批判する」のは止めていただきたい。それは私の青春のころの熱い想いを踏みにじるものである。 槙枝元文のおかげで、普通の学校の教職員組合が、どれほど迷惑をしていることか。(参考「槙枝元文」に群がる右翼サイト。) もっとも小泉訪朝の裏には槙枝人脈がなかったとも言えず、政治にはウラのウラもあるかも知れませんが。 このように、原水協・原水禁・槙枝元文の名を見ただけで過剰反応してしまう私です。どこにだってエライさんが居て名誉欲もあるでしょう。 若い人は独自の思いがあるだろうからそれで参加すれば良いので、私の繰り言など無視して下さい。 最後に、私の小学校の修学旅行は、ヒロシマでした。生き証人のおじさんのケロイドだらけの背中を思い出し、目頭が熱くなりました。こんな愚かなことが三度あってはなりなせん。碑文は「我々人類は三度このような過ちを繰り返さない」 のように改めるべきです。 ぼやきまくりました。失礼。 |
安本単三さん、こんにちは。 二つ、お返事します。 一つは、昔の原水禁大会が、いまはこういう名称に更衣してやって いるとか、そういうことではありません。もしそう思われているの でしたら、それは誤解です。この国際市民会議は、原水禁大会とは、 まったく別のものです。原水協も原水禁も、いまも活動していて、 今年の八月にも、また別々に集会をやるらしいです。 私は関係者でも何でもなく、知人から知らされ、案内サイトも見て、 私なりに理解する限りということなんですが、この国際市民会議に 熱心に取り組んでいるのは、日青協(日本青年団協議会)と日本 被団協(日本原水爆被害者団体協議会)であるようです。 原水協と原水禁が、何十年もなんだか別々に活動していることを、 苦々しく思ったり、呆れ返ったりしている人が、少なからずいる のは、私も少し知っています。というか、私もそう思っています。 ですが、これは単なる私の見立てなのですが、広島長崎60年という 大きな節目を一つの機会として、共産党系と見られている原水協も、 旧社会党系とされる原水禁も、同席せざるをえないような催しを、 仕掛けた人たちがいる。それがこの会議の主眼ではなくても、そう いった含みもあるんじゃないのかなぁと、私は見ています。 あともう一つ、上のことは、それはそれとして、今回参加しようと 思い入手した資料を見て、あらためて思うのは、この国際市民会議の 実質上の重大なテーマは、「被爆者の高齢化」であると、私は感じて いるんです。 実際、原爆被害の実相解明、核兵器の犯罪性、などといったテーマと 並んで、「ヒロシマ・ナガサキの継承」が、一つの大きな課題として 掲げられています。簡単にいえば、もうじき、生きた被爆者が、誰も いなくなるということです。 実際に、そうした方面で、いくつか、聞いてみたい話題、それなりに 頑張っている人たちがいそうな分科会などがあり、できれば、この 掲示板をご覧になっている方々にも、関心をもっていただきたいとも 思い、ご案内したつもりでした。 コメントをいただいたことを、とてもうれしく思っているのです。 こんな言い方は、東京人のイケズなんでしょうか。でもとにかく、 感謝の気持ちを、なんとかお伝えしたいのです。お礼をいいます。 どうもありがとうございます。 |
ぎみゆら さん ご指摘ありがとうございました。 実は、昨年、京都:九条の会に参加しました。 社共色、労組色がかんじられず新たな市民運動の息吹を感じました。 今回のノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議もそのような会議で、もちろん個人としてはどの党にも開かれていると推察します。槇枝個人の参加は自由でしょうが、私としては、元総評議長の発言を聞ければ別の意味で興味があります。 私の同期に長崎被爆者が居ましたが、4歳の頃被爆したので、街全体がどうなったのかよく覚えていないと言います。いま確か64歳のはずです。そうすると70歳以上の方々でないと詳細・全体像を語り得ないことになります。 今、政官財を見ますとリーダーが団塊の世代に移ってきています。彼らやもっと若い人は、原水爆投下について経験がありません。 経験者が語り継ぐことは大変重要なことです。ピカドン・・・なんと恐ろしい言葉でしょう。小学校で教わりました。光が音より速いからピカドンになると。 我々人類は過ちを三度繰り返してはなりません。 |
▼安本単三さん: >ぎみゆら さん こんにちは。過去の平和団体や革新政党の失敗が、たくさんの人たちの心に大きな不信感を残し、それが今も清算できていない。しかし、それを乗り越えようとする市民発の動きが確実にあるのも事実だ。そのことをお二人の会話でよく理解できました。有難うございます。 ところで、「護憲+」では「8月6日に広島に集まろう!」というイベントを企画しています。沖縄・広島・長崎から60年。原爆被災地であり、平和発信の地である広島に実際に行って、そこに居る人たちと思いを共有できれば、と願っています。(個人的には小泉総理がどんな顔であいさつするか、にも興味があります。)(行動の詳細は検討中。) 8月6日の宿泊場所を数名分確保していますので、もし興味を持たれ、参加を希望される方がいらっしゃいましたら、「護憲+」宛てメール(「護憲+HP」に表記)にてご連絡ください。 |
安本単三さん、笹井明子さん、こんにちは。 ゆっくりなレスにて失礼いたします。 お二人が書いてくださったことを読んで、私の母が若いころ、原水爆 禁止の署名集めをしたという話を思い出しました。ストックホルム アピールだったか、第五福竜丸事件に対する抗議だったか、よく思い 出せないんだけどなんて言ってましたから、いずれ1950年代前半、 母が二十代のころのことのようです。 そのころ入っていた合唱団のメンバーの間で、私たちも署名集めを やろうという話になり、とにかく若さにまかせてガムシャラに誰に でも声をかけた。職場の人、ご近所さん。昼ご飯を食べに入った 中華屋のオジサンに声をかけると、「原爆? そりゃいけないね」と すぐに署名してくれて、励まされたりとか。 いまから思えば、GHQ下では原爆報道等が一切できなかったのが、 講和条約後に、今度は誤解や間違いも含む原爆に関するたくさんの 話題があふれ出てきて、そこに第五福竜丸の事件があり、世の中 ワイワイガヤガヤ騒然とした感じで、みんなとても敏感に反応して くれて、あっという間にすごい人数の署名が集まったんだそうです。 考えてみれば、というか、考えるまでもなく、戦争はいけない、 とくに核兵器は、絶対に世界中からなくさなくてはいけないという のは、個人として、家族、仲間、民族、国、人類として、平和に 生きたい、広島や長崎の人たちのように、核兵器であんな無惨な 殺され方をするなんて、真っ平御免だということなわけです。 それは、政治問題でも何でもなく、きちんと教育を受けたいとか、 文化的な生活がしたいとか、保育所をもっと作ってほしいとか、 そんなことよりも、もっともっと人として当たり前の、あまりに 当然の要求なわけです。 だけどそれが、政治勢力間の主導権争いの場になったり、またそれを 見ていて、たとえば安本単三さんのように、嫌気が差して、何十年も 経ったいまでも、嫌な気持ちを持っている人がいたり、そんな実情が ある。まったく本当に、困った話だと思います。 戦争はいけない。核兵器は絶対にダメだ。若い人たち、子どもたち、 彼らを戦場に立たせるようなことは、けっしてあってはいけない。 自分自身の実感をもって、そう思い、そう確かめ、そのように声に 出す。何であれ、軸足を据えるべきところは、いつも必ず、そこで しかありえないと思います。 * あと、被爆者の高齢化のことについても、少し書きたいのですが、 長くなりましたので、コメントを改めます。 |
安本単三さん、もう一度、ごめんください。 > 私の同期に長崎被爆者が居ましたが、4歳の頃被爆したので、 > 街全体がどうなったのかよく覚えていないと言います。いま確か > 64歳のはずです。そうすると70歳以上の方々でないと詳細・ > 全体像を語り得ないことになります。 > 今、政官財を見ますとリーダーが団塊の世代に移ってきています。 > 彼らやもっと若い人は、原水爆投下について経験がありません。 > > 経験者が語り継ぐことは大変重要なことです。ピカドン・・・ > なんと恐ろしい言葉でしょう。小学校で教わりました。光が音より > 速いからピカドンになると。 > 我々人類は過ちを三度繰り返してはなりません。 大事なことをご指摘いただき、ありがとうございます。 たとえばウチの父は、いま73歳、長崎被爆当時13歳、中学二年生 でした。それよりもう少し下、10歳前後、小学校(当時は国民学校 ですね)の上半分くらいが、ある程度まとまった記憶として、自分 自身の経験として語れる限度ではないかと、よくいわれるようです。 ウチの父は、若いころから、いくつかの被爆者の集まりに顔を出して きたようなのですが、どこに行っても、いつもいちばん若造クラスで 雑用係だったと笑います。そんな父が、もう73歳なわけです。 たとえば次に挙げるのは、ピース・ウイング長崎という長崎の平和 推進団体(現在は財団法人)の、「被爆体験講話」の語り手の名簿 です。この団体を挙げたのは、たまたま講話者の名簿をネット上で 公開しているのを見つけたからですが、年齢構成のことですから、 どこの団体、グループでも、実情は似たようなものであるはずです。 *ピース・ウイング長崎「被爆体験」講話者プロフィール http://www.peace-wing-n.or.jp/2-4.html 単純に数え上げてみると、当時20代(現在80代)4人、当時10代 (現在70代)25人、当時10歳未満(現在60代)10人、という 内訳になっています。これで、もうこれ以上増えることはもちろん なく、あとは減っていくだけなんです。 被爆体験の聞き取り、証言集作り、語り継ぎ。これまでもいろいろな 取り組みがあったはずなんですが、それと同時に、「若い語り手」を 作っていかなければいけないんじゃないかと、最近は、そういった ことを、よく考えています。 たとえばこれは沖縄の話なんですが、糸満市にあるひめゆり平和祈念 資料館に、琉球大学大学院を出た28歳の女性が、「説明員」後継者 第一号として、今春着任したそうです。 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200504051300_05.html 広島、長崎のことでも、あるいは、東京空襲などそのほかの戦災に ついても、こういった試み、取り組みが、もっともっと必要なんじゃ ないかと、感じています。 |
以前にこのスレッドで、こうの史代さんという女性作家がヒロシマ 原爆という重いテーマに取り組んだマンガ作品『夕凪の街 桜の国』 (双葉社、2004年)をご紹介しました。 この作品は、2004年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、 第9回手塚治虫文化賞新生賞などを受賞し、いまもなお、静かに 話題を広げ続けています。 その、こうの史代さんの原画展が、いま全国の書店を巡回中です。 http://www.comitia.co.jp/info_kono.html 私はこの巡回展のことを、最近になって知ったものですから、東京の 展示はもう終わっていて残念なのですが、今後、福岡、宮城、広島、 札幌、大阪などの書店での展示が予定されているようです。お近くの 方、よろしければ、お出かけになってみてください。 ●全国書店にて巡回展を開催(※すでに終了したものは省きました) 6/17〜7/3 大阪・ジュンク堂書店大阪本店 7/9〜7/18 福岡・ジュンク堂書店福岡店 7/9〜7/18 宮城・喜久屋書店漫画館仙台店 7/27〜8/15 広島・紀伊國屋書店広島店 8/26〜9/4 北海道・旭屋書店札幌店 8/1〜8/21 大阪・コミックとらのあななんば店(複製原画展) |
映画「日本国憲法」上映初日で見てきました。 9条ができる経緯や、この憲法2はどういう思いが込められているのか、 戦争を経験した人、していない人たちがその隔たりを超えて、どういう風に 9条をとらえて大事にしていけばいいのかが示されていました。 関東では渋谷のユーロスペースで上映しています。 http://www.enjoytokyo.jp/OD009Detail.html?TITLE_ID=7323 ジャン・ユンカーマン監督が冒頭の舞台挨拶で、イギリスの ノーベル平和賞をもらった方(すみません名前を忘れちゃいました)の言葉を借りて 「戦争は終わったときからそれについての忘却が始まる。だから、生々しい記憶が残っている間に そのときの思いを残して伝えていかなければならない。」というようなお話をされました。 午前と夜の2回上映です。 |
桃李さん、こんにちは。 映画『日本国憲法』の上映が、東京、大阪などで始まったことは、 私も聞いていました。以前にもこの場で、珠さんや笹井明子さんから お知らせのあった映画でもありますし、気になっていたことの一つ ですので、ご感想を報告していただいて、うれしく思います。 ●映画『日本国憲法』のサイト http://www.cine.co.jp/kenpo/index.html 私はまだ案内や予告を見ただけなんですが、日本国憲法、とくに 九条のことを、単なる国内問題としてだけではなく、諸外国の視点 から考えるというのは、とても大事な着眼の一つだろうと思います。 世界のなかで、私たち日本の国はこれから、どうやって生きていく のか。自衛隊をアメリカ軍の事実上の「下請け」にしてしまうのか。 唯一の核兵器被爆国として、核兵器完全廃絶と世界平和を発信する 国であり続けるのか。 私もなるべく近いうちに、見にいきたいと思います。 お知らせ、ありがとうございます。 |
先月24日から衆院法務委員会で、いわゆる「共謀罪法案」が審議 入りしています。この法案は、犯罪行為を話し合っただけで罰せ られる「共謀罪」の導入を柱とするものです。 野党や日本弁護士連合会などは、「団体の定義などがあいまいな ままで、市民団体や労働組合なども処罰の対象になりかねない」と、 かねてより、強く反対しています。 *朝日コム 6月24日記事 http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200506230366.html 別スレッドで、くぬぎ林さん、松林さんが、7/1に飯田橋・しごと 財団で行われた市民集会への参加報告、今後の関連集会の案内など、 精力的に書き込んでくださっています。 なるべく多くのみなさんにご覧いただきたいと考え、こちらにも、 リンクを貼っておきます。 ●7/1「共謀罪法案廃案を求める市民の集い」参加報告 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=55278;id=sougou ●今後の「共謀罪」反対関連の集会案内 http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=55286;id=sougou http://www.6410.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=55376;id=sougou |
きみゆらさん 映画『日本国憲法 護憲+のサイトでもおしらせましたが、私は映画を見る事が出来ないのでDVDを買いました。来るのを楽しみにしております。 http://www.cine.co.jp/kenpo/ から購入出来ます。 本編映像(78分)+ジャン・ユンカーマン監督インタビュー(20分)の特典映像つき! 出演者プロフィールや監督メッセージを掲載したリーフレットがついています。 ジャケットの装画は、奈良美智さんです。 ビデオ・DVD共に日本語字幕つき(日本語吹替えはございませんのでご注意ください)。 DVD: ¥2,800(税込) VHS: ¥4,500(税込) 「共謀罪法案」とんでもない法律が立案されているのをつい最近まで気が付きませんでした。 私たちの様にWebで世情を見ている人間がこうですから、庶民には判らな人々ばかり。 都議選でも投票率43.99%。国民の政治に関しての無関心。 気が付いたら、井戸端会議で政治家や官僚の悪口言っても「共謀罪」 先日、アメリカも兵士に成り手がないから、高校で募集していたとか。日本でも知らぬあいだに徴兵令。国民が政治無関心だと!!!。 |