Page 440 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼栄枯盛衰 たけチャン 05/7/9(土) 15:41 ┣せいだかあわだち草と同じ小泉改革 たけチャン 05/7/9(土) 15:56 ┗Re(1):なあ〜るほど! 珍 源斎 05/7/10(日) 18:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 栄枯盛衰 ■名前 : たけチャン ■日付 : 05/7/9(土) 15:41 -------------------------------------------------------------------------
植物にも栄枯盛衰がある。戦後、アメリカから輸入されたとうもろこしに雑草の種が混じっていた。その種が「せいだかあわだち草」であった。日本の土壌に合って、瞬く間に日本の山河、都会の空き地まで埋め尽くした。駆逐されたのは、「ススキ」であった。植物は群生を作る。自らには害が無いが他の植物には害のある、毒物を撒き散らす。その毒にやられて「ススキ」は繁殖地を後退した。 ところが近年、どうしたわけか、「せいだかあわだち草」が後退して、代わりに「ススキ」が繁殖している。http://homepage.mac.com/hideokanetaka/iblog/B775755011/C168479560/E1230323008/ 参照。この傾向は、東海地方では10年くらい前から徐々におきている。山道を歩いた時、道が「せいだかあわだち草」に埋まっていたら、様にならない。日本の風景のイメージと、「ススキ」は合っても、「せいだかあわだち草」は合わない。 その理由を考えた。トマトを家庭菜園すると、同じ場所に植えると一年目は良くても、二年目は全くだめになる。植物の栄養素は(窒素、りん、カリ、稀少元素)である。トマトは、その栄養素を「偏食」する。二年目は必要な栄養素が足りなくなる。栄養素のバランスが壊れるから、翌年は他の植物を植えて、バランスを戻す必要がある。同じアメリカ大陸原産の「せいだかあわだち草」も偏食がたたって、20年もすると、自滅するのかもしれない。 杉、桧、松だけを山に植林した場合でも、地中栄養成分の偏りが起きる。西日本の松枯れについて、NHKの教養番組が7月4日放送していた。そもそも、松の自生地は日本では少ないのに、多量に松を植えられたから、松食い虫にやられたのだと。地中栄養素、地中微生物のバランスが、植生の変化で壊れたのが原因であるらしい。 |
アメリカの対日年次要望書通りに、小泉改革は進んでいる。小泉改革がお手本にしたのがNZの郵政改革である。そのNZはどうなったか? http://gendai.net/contents.asp?c=051&id=16029参照 --------------- 国会で審議中の郵政民営化が、20年以上も前のニュージーランド(NZ)の郵政改革をマネたことは知られた話だ。そのNZでは郵便局が5分の1に減少、配達料金は大幅アップして不便だけが倍増、「改革」は見事に大失敗している。ところが、小泉首相がNZからパクろうとしている“失敗例”はまだまだあるからお笑いだ。 1967年から26年間、NZに滞在し、「NZ行革」を目の当たりにした河内洋佑氏(元オタゴ大教官)がこう言う。 「NZでは84年以降、税制改正と並行して医療、教育、郵政、通信などあらゆる公共分野の民営化・規制緩和が進められました。その結果、得したのはカネ持ちと大企業だけ。9割の国民は深刻なダメージを受けました。これって小泉改革に似てませんか? 私に言わせれば小泉政権の政策はすべて『NZ行革のコピー』です」 では、小泉構造改革と“NZ行革”は具体的にどこが重なるのか? 河内氏に聞いてみた。 ■政府税調が提唱する累進課税緩和、法人税減税、消費税アップ 「NZでは最高66%だった所得税の累進課税率が行革開始後、33%と24%の2種類のみになりました。当初、国民は拍手喝采しましたが同時に消費税10%が導入され、すぐに12.5%に増額。瞬く間に各種控除も全廃され、負担増となったのです」 ■小泉首相は「改革で失業者が増えるのはやむを得ない」と企業のリストラを容認、優勝劣敗社会がはびこり始めている 「NZ行革で政府が真っ先に手をつけたのが雇用・労働の破壊でした。91年に『雇用契約法』という法律を作って、労働者は企業との個人契約を交わすことになった。これで事実上、労働組合は消滅。個人対企業の勝負は初めから見えている。企業はリストラや賃下げなどヤリたい放題を始め、パート労働者が急増。庶民の経済格差が加速しました」 ■政府が促進する医療分野の規制緩和 「かつてNZは公営医療が中心で患者の自己負担はゼロでした。ところが、行革後は病院に独立採算が求められるようになったのです。その結果、地方公立病院は100%閉鎖。入院待ち時間が2年などという異常事態が起きるようになりました」 -------- |
栄枯盛衰世のならい・諸行無常・・も人間世界は元より 万物に共通して当て嵌まる現実です。 植物の場合畑作作物には全てこの条件に当て嵌るようです。 但し日本の誇る稲作技術にはその欠陥を補正する見事な 仕組みがあります。連作可能な稲の秘密は毎年、田圃に 引き入れられる水にあります。田に引き込まれる水は 殆どの水源は山林にあります。山林が育てた水の中には 山の表土が微生物群や昆虫や虫類の営みよりキレート化 ミネラル「稀土金属」類が程良く水に溶けた状態にあります。 この水は稲を育てるだけに留まらず海に下っては海草や 牡蠣、そして魚たちまで育てる役目を担ってます。 ・・このことは今では常識ですが・・。 あの強大な覇権を誇ったローマ帝国や最近では七つの海を支配した 大英帝国・そして世界を二分した共産主義の盟主ソ連邦も 云ってみれば栄枯盛衰を地で行くものですね。 栄枯盛衰も自身のコトとして捉えることも、国のありようも 有る意味では醒めた理性をもった目で見ることも必要に 思えます。 なあ〜るほど!と思わず感じてしまいました。 意義のあるスレッドをお立て頂き考える機会を・有難うございました。 |