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 ▼些細なことが、幸、不幸から大きな結果へ  珍 源斎 05/7/19(火) 10:02

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 ■題名 : 些細なことが、幸、不幸から大きな結果へ
 ■名前 : 珍 源斎
 ■日付 : 05/7/19(火) 10:02
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   些細なことが、大きな結果の原因になる。             

「複雑系とカオス理論」アメリカのロスアラモス研究所「第二次大戦中の核開発
研究の中心」での研究テーマとなったことで

「北京での蝶のはばたきがニューヨークで嵐を起こす」
と云う極端な例で、一見、信じ難いものであるが、・・・・

あの強固だった、社会主義帝国のソ連邦の崩壊に至る過程や歴史の中での
大転換期を俯瞰すると、
その理論が肯定されるものが例外なくあるとのこと・・・・。

あのクレオパトラの鼻の高さが異なっていたら、
歴史は変わったであろうとする、俗説的な言い回しなど、わずかな模様の
保護色を得られなかった動物は天敵による補食により
その種が絶滅してしまったなど・と思い起こしてみると前述の理論の
云わんとする処が解ってくるような心地になります。

今日「こんにち」の社会に起こる様々な現象の中で心無い行為
「一冊の本の万引き」から端を発して、ある地方のが町から本屋が
無くなってしまったこと、本屋がもってるところの文化力が消えて
町の人々の暮らしのエネルギーの衰退がはじまったことなど・
実例があったとの聞いてます。

人、各々に関わる事としては「言葉」一つの意味が理解できなっかた故に
運命が変わってしまったこと・、人と人との出会いにしても運命としての
「吉凶」の分かれ道は誰にでも存在します。
「人と人との縁をつなぐものはDNAを介して時空を超えるとの見方もある」

視点を変えて、比較的、身近に史料の得られる「明治維新」以後の
今日までのことを辿ってもると、微妙な歴史の転換点での些細な出来事が
大きく歴史を変えた事実・・。

太平洋戦争の末期、アメリカをはじめとする連合国よりの戦争を終結
させる為の「ポツダム宣言」の受諾を日本に求めた中で
「時の内閣総理大臣」がそれに対しての一言「黙殺」ノーコメントの
意味での発言が、拒絶を強めた発言と誤訳されて伝わり、

それが戦後処理で共産国ソヴィエト連邦との間で起こりうる争いが視野に
入ってるトルーマン米国大統領をして日本への人類初めての「原子爆弾」による
攻撃を決断させたとのこと・うがった見方ではあるがその後の熾烈な冷戦の
経過をみれば一応の肯定もできる話しでもある。

小さく微細な事柄が大きな事に発展する、そして大きな事柄、事象にも
その因をなすものは「極小さく・微少」であること・を前述の
「複雑系カオス理論」は捉え云わんとしてるように思えます・・。
《それが宇宙に於ける「原因と結果の法則」として存在するものであるとも
云われてます・》

時折、考えてみて肯けることであるように思われます。
長くなりました。ご許容のほど!

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