Page 504 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼挙国一致戦線の薦め たけチャン 05/7/30(土) 14:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 挙国一致戦線の薦め ■名前 : たけチャン ■日付 : 05/7/30(土) 14:24 -------------------------------------------------------------------------
自由主義対社会主義の概念は創価学会風に言えば脳内概念である。 弱肉強食の自由主義対社会正義がより現実に合った現実の対立概念である。 いつまでも過去の学説に囚われることなく、柔軟に現実に対応した概念と政策で国民を指導する政治が必要である。 弱肉強食自由主義による大きな政治の流れ 小さな政府、経済効率の追求の事例; ニュージランドの経済改革によって郵便局が5分の1に減少、配達料金は大幅アップして不便だけが倍増した。NZ行革で政府が真っ先に手をつけたのが雇用・労働の破壊。91年に『雇用契約法』という法律を作って、労働者は企業との個人契約を交わすことになった。これで事実上、労働組合は消滅。個人対企業の勝負は初めから見えている。企業はリストラや賃下げなどヤリたい放題を始め、パート労働者が急増。庶民の経済格差が加速した。アメリカでも企業のトップは年収が何十億円、企業年金が数億円に対して一般社員は年金が200万円程度である。経済格差が大きくなっている。 日本もNZ、アメリカの後を追いかけて、弱肉強食自由主義の賛歌をマスコミこぞって歌う。労働分配率はここ数年で72%から65%と7%も下落した。額で言えば35兆円である。中間階層が少なくなって、年収100万円から300万円階層が激増である。 自由主義に対して、抵抗派と呼ばれている人々がいる。 彼らは社会主義というより、社会正義を主張している。社会正義とは、例えば郵便のユニバーサルサービス、国民にとって安全な預金サービスの提供、経済的弱者(中小企業、失業者)対策などの充実である。日本共産党と社民党は、今までの行きがかりを捨てて、忍びがたきを偲んで、ここは社会正義を実現する時期と捉えて、国民各層の意見を集約した挙国一致戦線に参加すべきである。 |