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 ▼戦争の評価は政治家の義務だ  pierre 05/7/31(日) 22:15
   ┗Re(1):戦争の評価は政治家の義務だ  たけチャン 05/8/5(金) 20:48

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 ■題名 : 戦争の評価は政治家の義務だ
 ■名前 : pierre
 ■日付 : 05/7/31(日) 22:15
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    安部晋三様
 今朝(7月31日)の『テレビ朝日』「サンデープロジェクト」における貴方の発言に納得できず、敢えて一言申しあげます。
 貴方は、あの戦争が侵略戦争であったどうかについてはっきりとした見解を、と共産党の志位和夫氏から求められ、大平元総理の発言を引いて「あの戦争が侵略戦争であったかどうか、間違った戦争であったかどうかなどについては歴史家が判断すべきこと」という意味の発言をされました。しかし本当にそれでいいのですか。昭和前期に日本が起こした戦争は、日本とって史上最大の国家の意思決定であり、その結果はその後の日本という国家・国民、周辺の国家・国民、さらには世界情勢に甚大な影響をもたらしました。そしてその影響は今日にも極めて色濃く残っています。「戦争は他の手段をもってする政治の継続である」というクラウゼヴィッツの言葉を借りるまでもなく、明治維新以降の日本にとって最大の政治的テーマではありませんか。
 貴方は政権党の要職にあり、さらに近い将来権力の頂点を極めようと目されている立場にあります。にもかかわらず、このように重大な政治的事柄について自ら評価することなく、歴史家にそれを委せて済ませるつもりですか。この困難は時代にこの国の命運を握る政治家には、あの戦争の持つ意味を的確に把握して、それをこれからの国家戦略に生かすという歴史的な視野に裏づけられた見識を望みたいのです。それはまた強大な権力を握る政治家の当然の義務であります。それなしでは、あの無謀な戦争に国を引きずり込んだかっての政治家たちの失敗がまた繰り返される危惧を禁じ得ないからであります。
 貴方は大平元首相の発言を金科玉条のように引用されましたが、これも問題の核心をそらし極めて欺瞞に満ちた発言と言わざるを得ません。戦後60年、日本は賠償やODAなどで随分負担をしてきたといいますが依然として中韓両国などの反発が消えないのは、こういう政治家たちの曖昧な態度、あるいはその隙に時折漏れる彼らの神経を苛立たせる“本音”が絶えないからではありませんか。そこには、コンセンサスを形成できるような思慮に富んだ見識の欠片も示されていません。
 貴方はまた、靖国神社の遊就館に示されるあの神社の戦争観と小泉首相の参拝の間には関係がないという趣旨の発言をもされていました。この関係に気づかないのかあるいはそのふりをされているのか分かりませんけれど、そういう態度が事態を一層悪くしているのです。侵略という事実を直視し、それを肯定する戦争観を振りかざす靖国神社と訣別することなしには、アジア諸国ばかりでなくあの戦争で甚大な犠牲を被った日本国民としても、納得することはできないのであります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):戦争の評価は政治家の義務だ  ■名前 : たけチャン  ■日付 : 05/8/5(金) 20:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼pierreさん:
> 安部晋三様
> 今朝(7月31日)の『テレビ朝日』「サンデープロジェクト」における貴方の発言に納得できず、敢えて一言申しあげます。
> 貴方は、あの戦争が侵略戦争であったどうかについてはっきりとした見解を、と共産党の志位和夫氏から求められ、大平元総理の発言を引いて「あの戦争が侵略戦争であったかどうか、間違った戦争であったかどうかなどについては歴史家が判断すべきこと」という意味の発言をされました。

安倍晋三さんは、自らの政治信念を語った所を見たことがない。マスコミに何となく乗せられているだけである。小沢さんが言ったように「馬鹿ほど奉りやすい」のセオリー通りである。政治家というよりも、甘いマスクの俳優と言った所だ。コイズミ二号を狙っているのでしょうか。考え方が甘いな。ロスのダウンタウンにある南カリフォルニアを27年前に訪問したことがある。裏寂れた大学であった。そこに留学しながら、専門科目を一単位も取れなかった、とはね。同じ頃、イランのバーレビ国王は同大学への寄付行為により名誉博士号を取得した。単位をカネで買わなかった所は真摯で良いと思います。

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