Page 819 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼グローバルな視点から選挙を考えよう 流水 05/9/3(土) 13:18 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう 昔神童・今人道 05/9/3(土) 14:06 ┃ ┗Re(2):人間っていいものなんだ! 流水 05/9/3(土) 14:40 ┃ ┣Re(3):人間っていいものなんだ! 悠々 05/9/3(土) 15:36 ┃ ┣Re(3):人間っていいものなんだ! 昔神童・今人道 05/9/3(土) 17:55 ┃ ┣Re(3):人間っていいものなんだ! ぎみゆら 05/9/3(土) 18:57 ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┗削除します 管理スタッフ 05/9/4(日) 1:33 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう キタキツネ 05/9/3(土) 19:32 ┃ ┗Re(2):グローバルな視点から選挙を考えよう 四十路のおっちゃん 05/9/4(日) 12:27 ┃ ┣Re(3):グローバルな視点から選挙を考えよう 紅毛禄 05/9/4(日) 14:44 ┃ ┗Re(3):グローバルな視点から選挙を考えよう キタキツネ 05/9/4(日) 14:56 ┃ ┣Re(4):グローバルな視点から選挙を考えよう 紅毛禄 05/9/4(日) 15:20 ┃ ┗Re(4):グローバルな視点から選挙を考えよう 四十路のおっちゃん 05/9/4(日) 23:06 ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┣[管理人削除] ┃ ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┃ ┗[管理人削除] ┃ ┗削除対象一覧 管理スタッフ 05/9/5(月) 21:09 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう rerere 05/9/3(土) 20:39 ┣Re(1):奪い合う社会か、助け合う社会か 蝦蔵 05/9/3(土) 22:43 ┃ ┗Re(2):奪い合う社会か、助け合う社会か ざるざる 05/9/4(日) 15:34 ┃ ┣Re(3):奪い合う社会か、助け合う社会か 紅毛禄 05/9/4(日) 15:44 ┃ ┗Re(3):奪い合う社会か、助け合う社会か たけチャン 05/9/4(日) 17:03 ┃ ┣Re(4):奪い合う社会か、助け合う社会か 紅毛禄 05/9/4(日) 18:10 ┃ ┗Re(4):奪い合う社会か、助け合う社会か ざるざる 05/9/4(日) 23:18 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう peace 05/9/3(土) 23:46 ┃ ┣Re(2):グローバルな視点から選挙を考えよう peace 05/9/4(日) 0:12 ┃ ┗Re(2):グローバルな視点から選挙を考えよう peace 05/9/4(日) 22:19 ┃ ┗Re(3):グローバルな視点から選挙を考えよう 紅毛禄 05/9/4(日) 22:40 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう 団塊党 05/9/4(日) 3:07 ┣Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう 流水 05/9/4(日) 10:34 ┗Re(1):グローバルな視点から選挙を考えよう MNG 05/9/4(日) 22:27 ┗Re(2):グローバルな視点から選挙を考えよう 紅毛禄 05/9/4(日) 22:54 ┗Re(3):グローバルな視点から選挙を考えよう MNG 05/9/5(月) 22:41 ┗Re(4):グローバルな視点から選挙を考えよう 紅毛碌 05/9/5(月) 23:08 ─────────────────────────────────────── ■題名 : グローバルな視点から選挙を考えよう ■名前 : 流水 ■日付 : 05/9/3(土) 13:18 -------------------------------------------------------------------------
先週来、世界では重要なニュースが立て続けに起きている。 1、イラクで起きた聖地巡礼中の大事故(テロか?) 2、広島の教師2人がアフガンで死亡か? 3、米国で起きたハリケーン(カテリーナ)の大惨事 4、原油価格の高騰 これらのニュースをよく考えると、今回の選挙でわたしたちが何をどう考えればよいのか、というヒントがみえてくる。 1は、現在のイラク情勢を映し出す鏡である。現在イラクでは、シーア派主導の憲法制定に反発するスンニ派という図式が鮮明になりつつある。これに、イラクが安定化することを好まなイスラム原理主義のテロが加わり、内戦前夜の様相であることが見えてくる。⇒日本の自衛隊をどうするのか、という問題と深く関わっている。 2、この事件は、現在のアフガン情勢を映す鏡である。カルザイ政権の権力の及ぶ範囲は、首都周辺に限定されており、地方は相変わらずの部族支配が継続している。権力を失ったはずのタリバンも復活している。しかも、相変わらずアフガンは、アヘンの最大供給地でもある。 ここでも米国の戦争は一体なんだったのか、ということが問われているのである。 http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/kaiho/83nakamura.html 3、今回のハリケーンによる大惨事は、米国が抱える矛盾をあらわにした。 ニューオリンズを囲む堤防については、以前からその危険性は指摘されていたそうであるが、今年の防災費用は節減されていたと報道されている。この理由は、イラク戦費の増大のためというのが常識的解釈であろう。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000045-kyodo-int それより、われわれが考えなければならないのは、こういう自然災害などの影響をもろに受けるのは、【貧困層】であると言う事実である。 報道によると、現在ニューオリンズの中心街は、銃で武装した集団に占拠されているという。略奪、暴行なども頻発しており、治安は極端に悪化しているという。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000001-san-int しかも、このハリケーンによる被害は、11兆円近くにのぼるであろうという試算もでている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000035-kyodo-bus_all この膨大な費用が、米国経済に与える影響は小さくない。 阪神淡路大震災の時、日本ではこのような略奪・暴行の類はほとんど起きなかった。世界の国は、この日本人の行動に驚嘆した、といわれている。 これは、日本人独特の社会意識もあるでしょうが、それよりも当時の日本は、まだまだ貧困層が少なかった、という事情もある。 今回、ニューオリンズ市当局は、早くから避難命令を出していた。市のHPでも早くから避難を呼びかけていた。それにも関わらずこれだけ被害が拡大したのは、貧困層が避難しようにも、車がない、費用がない、頼るところもない、というないないづくしの情況であったところに大きな要因がある。 これが【格差拡大社会】の一断面であることを他山の石としてよく見ておく必要がある。 4、ガソリン高騰の要因については、紙面の都合上割愛する。 日本に引き寄せて考えれば、米国の政策にいつまでも追随していくことが、日本の国益になるのであろうか、という問題に収斂される。 【格差社会の拡大】の一つの帰結点が、ニューオリンズで表現されている、と考えるならば、わたしたちはそのような社会を理想としてよいのだろうか、という問題になる。 煎じ詰めれば、今回の選挙で問われているのは、わたしたちがどのような社会を選択するかという問題である。 阪神淡路大震災のとき表現された日本人の社会意識とニューオリンズで表現された社会意識とどちらを選択するか、の問題でもある。 個別の選挙騒動だけに埋没せず、それこそグローバルな視野で、日本の未来を選択する必要がある。 |
▼流水さん:こんにちは (全く仰る通りでございます) >先週来、世界では重要なニュースが立て続けに起きている。 >1、イラクで起きた聖地巡礼中の大事故(テロか?) >2、広島の教師2人がアフガンで死亡か? >3、米国で起きたハリケーン(カテリーナ)の大惨事 >4、原油価格の高騰 > >これらのニュースをよく考えると、今回の選挙でわたしたちが何をどう考えればよいのか、というヒントがみえてくる。 ご指摘の点ご最もです。特に総選挙のさなかに「考えさせる」グローバルな視点であります。(特に下記の点が印象的であります。抜粋引用ご容赦願います。) >3、今回のハリケーンによる大惨事は、米国が抱える矛盾をあらわにした。 >ニューオリンズを囲む堤防については、以前からその危険性は指摘されていたそうであるが、今年の防災費用は節減されていたと報道されている。この理由は、イラク戦費の増大のためというのが常識的解釈であろう。 > >それより、われわれが考えなければならないのは、こういう自然災害などの影響をもろに受けるのは、【貧困層】であると言う事実である。 > >しかも、このハリケーンによる被害は、11兆円近くにのぼるであろうという試算もでている。この膨大な費用が、米国経済に与える影響は小さくない。 > >阪神淡路大震災の時、日本ではこのような略奪・暴行の類はほとんど起きなかった。世界の国は、この日本人の行動に驚嘆した、といわれている。 >これは、日本人独特の社会意識もあるでしょうが、それよりも当時の日本は、まだまだ貧困層が少なかった、という事情もある。 10年前は「この4年4ヶ月と違って」住民間の助け合い精神によるところが大きかったのです。多くの被災者、当時のマスメディアが「日本人のすばらしさ」を伝えていました。この掲示板でも兵庫県在住の方たちが仰っています。 勝ち組だけが勝ち誇りニート・フリーターを「努力が足りない」なんてほざくヤカラが選挙に立候補している現在、大リストラで路頭にホッポリ出された中高年のイタミも分からん二世・三世の政治屋が牛耳る現在と10年前とは月とスッポンであります。 略奪もよその国の話とノンキに構えてる時代ではない・・・が率直な見方では? > >今回、ニューオリンズ市当局は、早くから避難命令を出していた。市のHPでも早くから避難を呼びかけていた。それにも関わらずこれだけ被害が拡大したのは、貧困層が避難しようにも、車がない、費用がない、頼るところもない、というないないづくしの情況であったところに大きな要因がある。 >日本に引き寄せて考えれば、米国の政策にいつまでも追随していくことが、日本の国益になるのであろうか、という問題に収斂される。 >【格差社会の拡大】の一つの帰結点が、ニューオリンズで表現されている、と考えるならば、わたしたちはそのような社会を理想としてよいのだろうか、という問題になる。 > >阪神淡路大震災のとき表現された日本人の社会意識とニューオリンズで表現された社会意識とどちらを選択するか、の問題でもある。 いみじくも民主党のマニフェスト「国民にやさしい政治」が原点の気がする。 「郵政民営化」一本槍のまやかしに決して騙されないぞ。ますます「意を強く」 決した今日この頃であります。 > >個別の選挙騒動だけに埋没せず、それこそグローバルな視野で、日本の未来を選択する必要がある。 <追記> 世界で何でも一番のアメリカ。 世界で貧富の差も一番のアメリカ。 世界(特にアフリカ・中東諸国)の石油資源を欲しいままにしているアメリカ。 世界で一番、中国と共にCO2の排出国で京都議定書に反対し続ける国。 世界で一番地球温暖化に寄与?している国に温暖化の申し子である「ハリケーン」が襲うとは・・・ 偶然とは思えない。 地球の怒りは平等?である。としか思えない。でないとマジメな国が救われない。 どこかのコマーシャルではないが 【どうですか日本の政治家さん! それでも格差拡大路線を続行しますか】 【どうですか日本の選挙民の皆さん! それでも支持しますか】 |
昔神童今入道さん、 そうなんです。阪神淡路大震災は、本当に酷い災害でした。 しかし、その後神戸で展開されたさまざまな活動や復興の営みを見ていると、 人間っていいものなんだ、ということを信じさせてくれました。 日本人が世界に発信できるもの、世界中の人々誰もが納得できるもの、【人間っていいものなんだ。人は信じられるものなんだ】というメッセージが、阪神淡路大震災で表現されていました。 何という曲でしたか、曲名を忘れてしまいましたが、【人生っていいものだ!】という歌詞がありました。 どんなに波乱万丈の人生でも、その終わりがせまるにつれて、誰もが【人生っていいものだ!】といいたいに違いありません。人間は、馬齢を重ねるにつれ、余分なものがそぎ落とされ、その人の素の人間性が現れるものです。 そういう老人が、【人生っていいものだ!】とか【人間っていいものなんだ】と言い残して死ねる社会でありたいものです。 今回の選挙は、【俺の人生はなんだったのか】と思える社会を選択するのか、【人間っていいものなんだ。人生っていいものなんだ】と言い残せる社会を選択するのか、ということが、最大の争点だと思います。 |
▼流水さん: はじめまして。 >昔神童今入道さん おひさしぶりです。 >日本人が世界に発信できるもの、世界中の人々誰もが納得できるもの、【人間っていいものなんだ。人は信じられるものなんだ】というメッセージが、阪神淡路大震災で表現されていました。 >どんなに波乱万丈の人生でも、その終わりがせまるにつれて、誰もが【人生っていいものだ!】といいたいに違いありません。人間は、馬齢を重ねるにつれ、余分なものがそぎ落とされ、その人の素の人間性が現れるものです。 昨日、老人福祉施設の敷地内でお会いした知人のHさんは、ボランティアとして、猛暑のなかで働いておられました。昨年は真っ赤なバーベナだった縁取りの花が、今年は千日紅に。「畑と同じで花も連作じゃないほうがいいのですよ」と言いつつ、紅と淡いピンクと白色の千日紅を沢山切ってくださいました。同じ日の夕方、今度は地域の街路樹の周りで、水遣りをしている姿を見かけました。愛用の自転車に大きなペットボトルを何本も積んでは花に水をきらさず、そうして育てている花々です。そのような日常が強い体を作って、テニスの腕前がちっとも衰えない一因なのでしょう。 >今回の選挙は、【俺の人生はなんだったのか】と思える社会を選択するのか、【人間っていいものなんだ。人生っていいものなんだ】と言い残せる社会を選択するのか、ということが、最大の争点だと思います。 公示日に、隣の選挙区の候補者の街頭演説を聞く機会がありました。前回当選したものの1年9ヶ月で、今回の選挙を戦うことになった若い候補者。県議会、市議会議員が保護者の如くに控えていました。チラシには・対話を大切に・現場にこだわる・みなさんの目線に立って、と3点の基本姿勢。同時に民主党のマニフェストも手にしました。地元はといえば、全国有数の無党派層の多いところですが、若い友人は「今回は絶対に行かなくっちゃ!」と話していました。 無党派が大きく動くことを期待しております。 |
▼流水さん: >昔神童今入道さん、 > >そうなんです。阪神淡路大震災は、本当に酷い災害でした。 >しかし、その後神戸で展開されたさまざまな活動や復興の営みを見ていると、 >人間っていいものなんだ、ということを信じさせてくれました。 > >日本人が世界に発信できるもの、世界中の人々誰もが納得できるもの、【人間っていいものなんだ。人は信じられるものなんだ】というメッセージが、阪神淡路大震災で表現されていました。 > >何という曲でしたか、曲名を忘れてしまいましたが、【人生っていいものだ!】という歌詞がありました。 >どんなに波乱万丈の人生でも、その終わりがせまるにつれて、誰もが【人生っていいものだ!】といいたいに違いありません。人間は、馬齢を重ねるにつれ、余分なものがそぎ落とされ、その人の素の人間性が現れるものです。 > >そういう老人が、【人生っていいものだ!】とか【人間っていいものなんだ】と言い残して死ねる社会でありたいものです。 > >今回の選挙は、【俺の人生はなんだったのか】と思える社会を選択するのか、【人間っていいものなんだ。人生っていいものなんだ】と言い残せる社会を選択するのか、ということが、最大の争点だと思います。 全く仰る通りでございます。(何も他に言い様がございません・・・) よくぞ次から次へとご高説文章が続くものでありましょうか。流水さんの一言一句こそ老人党に参加して良かったと思わせる「何かを」与えてくださいました。本当にありがとうございます。 私の持って生まれた「性根」で時々、脱線気味の人生ではありましたが・・・こころは一つ「ああ、この国に生まれて良かった・・・」を心底から願っています。 あの忌まわしい戦争を美化したり、責任者不在が如きのケシカラン風潮を憎みます。どこかの党は結党50年に合わせて、選挙に勝った如きの ”幻想”で「憲法九条をその薄汚い手で触ろうとしていますが、絶対に許してはイケマセン。 どっこい、そうは問屋が卸すかい! 政権交代を今こそ実現させねばなりません。 >そういう老人が、【人生っていいものだ!】とか【人間っていいものなんだ】と言い残して死ねる社会でありたいものです。 この一年半もの間、待ちに待ったチャンス到来です。 私がず〜っと叫び続けて来れたのも「こんな社会の到来を」皆が渇望しているんだとの信念があったからこそなんです。 そして、老人党の皆が「心を一つに」して今次総選挙を確認し合いましょう。 【この国を救う道】は、そして【この国の子供たちが本当に、この国に生まれて来て良かった】と思える社会実現を急ぐべきです。只一点【政権交代】です。 戦争アニメ「ホタルの墓」での節子のけな気なセリフが忘れられません・・・。 戦争で両親を失い・・・幼い兄妹だけが取り残され、おじの家からも追い出されて防空壕に住み着かざるを得なかった背景で・・・ 兄・・・ああ、腹へったなあ。節子は何が食べたい? 節子・・あのな、ウチな、茶碗一杯のご飯とな、タイのお造りとな、トコロテン ・・・・ほんでな、ドロップ・・・ 残暑厳しき折り、どうぞ御自愛ください。 |
流水さん、こんにちは。 > 今回の選挙は、【俺の人生はなんだったのか】と思える社会を > 選択するのか、【人間っていいものなんだ。人生っていいもの > なんだ】と言い残せる社会を選択するのか、ということが、 > 最大の争点だと思います。 本当に素晴らしい「要点整理」です! ありがとうございます! 手前味噌になりますが、今度の解散以降、なぜか、本当に、本当に 嫌な気分が続き、ファイトも湧かず、自分のことながら、この嫌な 気持ちはいったい何なんだろうと、ずっと思っていました。 それで、こういったときは、無理に見かけだけ明快な態度を取り繕う よりも、まず自分自身に正直になってみようと考え、『小泉自公への 素朴な疑問』スレッドで、選挙の役に立つのかどうかもわからない ツブヤキを、ブツブツ続けてみました。そうやっていくつかのことを 書きながら、何人かの方々が書いた「小泉批評」をネット上などで 読みながら、「ああ、そうだな」と、見えてきたことがあります。 いまこの書き込みをお読みになっているみなさん。小泉さんのこの 四年間というものを、ちょっと振り返ってみてください。腹が立った ことでも、思わず笑ってしまったことでも、何でもいいので、何が 印象に残っているか、ちょっと、思い出してみてください。 「人生、いろいろ!」「自衛隊のいるところが非戦闘地域です」 「日本には初詣という習慣がある」そのときの、小泉さんの表情を、 思い出してみてください。──薄ら笑いと、ハグラカシ。この二つ だと、私は思うんです。それはたぶん、私だけでなく、多くの人が、 感じてきたことではないでしょうか。実際、そのような言葉を使って 論評した人も、何人もいます。 そして、それが、かなり大衆的な支持を得ている。世論調査の数字 など、丸のままは信用できないにしても、小泉さんの「薄ら笑い」と 「ハグラカシ」が、庶民にそれなりに受けているのも、現実です。 それはつまり、あまりうれしくない意味の「リアリズム」というか、 「シニシズム(冷笑主義)」「ニヒリズム(虚無主義)」あるいは 「アナキズム(無政府主義)」。もう十数年ほど、この日本を覆って いる気分。権威とか、真理、道徳、善意、そういったものをすべて、 信じられず、冷ややかに見る。「現実」主義、「冷徹」指向、「力」 願望といった傾向と、かなり正確に呼応しているんじゃないか。 「平和」とか、「幸福」「助け合い」「愛」「優しさ」とか、そんな もんで、メシが食えるわけじゃない。家族を養ってくれるわけでも ない。外敵から守ってくれるわけでもない。ご立派なこと言っても、 金がなけりゃ、仕事がなけりゃ、力がなけりゃ、何かのときに守って くれる用心棒の一人もいてくれなきゃ、しゃぁねぇじゃねぇか。 生きていくためなんだから、しゃぁねぇじゃねぇか。 そういった心情が、小泉さんの「薄ら笑い」と「ハグラカシ」に、 言い換えれば、真情、希望、理想、純心などといったものに対する 「冷笑」「冷血」に、共感しているのではないかと思うんです。 ですから、小泉支持「心情」は、ある意味なかなか強固なんだろう とも思います。「失意」「諦め」の果てに、現実を生き抜いていく ために、とにかく「非情」「冷血」になるしかないというのは、 いまの日本における、「時代の最先端」の気分でもあるからです。 私たち日本の国は、いまもう、そんなところまで、来ているのでは ないでしょうか。いま、そこから引き返す、もしかしたら最後かも しれない、分かれ道なんじゃないでしょうか? きれいごとと言われようと、優等生、純情ブリッコと言われようと、 平和で穏やかな国がいい。困ったときには助け合い、元気なときは 笑顔をかわしあえる、そんな世間であってほしい。「冷徹な現実 主義者」たちに、笑われても、バカにされても、唾棄されても、 「はい、その通りです。ナントカの一つ覚えでございます」と、 コケのように、笑顔で言い続けたい。心から、そう思います。 *** 今度の選挙は 小泉NO! 自公NO! 必ずNO! *** |
この書き込みは管理人によって削除されました。(05/9/6(火) 10:47) |
▼ワン太郎さん: 著作権法に触れるため、残念ですが削除しなくてはなりません。歌詞に関しては大変厳しいのです。これからは、歌の題を書き、歌詞はご自分の言葉でその内容を表すようになさるか、歌詞のURLを張り付けて下さるようにお願いいたします。(珠) |
流水さん 多くの方が、同様のことを感じているのではないでしょうか? ただひとつ、次の部分を覗いては……。 >2、広島の教師2人がアフガンで死亡か? >この事件は、現在のアフガン情勢を映す鏡である。カルザイ政権の権力の及ぶ範囲は、首都周辺に限定されており、地方は相変わらずの部族支配が継続している。権力を失ったはずのタリバンも復活している。しかも、相変わらずアフガンは、アヘンの最大供給地でもある。 >ここでも米国の戦争は一体なんだったのか、ということが問われているのである。 私もアメリカのアフガン戦争には疑念を持っていますが、その事をさておき、イラク戦争でも日本人が拉致されたり、殺された事件がありました。その度に被害者および被害家族へのバッシングは凄まじいものがあり、私自身も同じ日本人として、情けない思いをしたものです。 しかし、こうした事件を知らないわけじゃあるまいし、今回の軽率な行動には首を傾げたくなります。しかも、アフガニスタンには何度か行っているとか……。 9.11以来、世界は異常な状態です。おそらく日本ほど安全な国はないでしょう。海外旅行をするときは、充分に現地の情報を取得し事前準備をして、けっして無謀な計画を立ててほしくないものです。 現に、その日その日一日を過ごすだけが精一杯の人間にとっては、海外旅行で、なんでこんな危ないところにいくのか理解を超えています。 |
キタキツネさん こんにちは 突然ですが横やり失礼します。 > しかし、こうした事件を知らないわけじゃあるまいし、今回の軽率な行動には首を傾げたくなります。しかも、アフガニスタンには何度か行っているとか……。 これは全面的に同意します。 ただ私自身の感覚として、 > 私もアメリカのアフガン戦争には疑念を持っていますが、その事をさておき、イラク戦争でも日本人が拉致されたり、殺された事件がありました。その度に被害者および被害家族へのバッシングは凄まじいものがあり、私自身も同じ日本人として、情けない思いをしたものです。 これに関して、非難の声があがったのは最初の3人組だけだったと思っています。 最初の3人組への非難の理由は、自分達の責任を政府非難にすりかえたからだと理解しています。 そのあとなくなった方へはそういうバッシングはおきなかったと思いますよ。 些細なことですが、老人党良識派(老人党員ではないことはわかっておりますが)のキタキツネさんらしくないなあと思い、書いてしまいました。 |
▼四十路のおっちゃんさん: >キタキツネさん >こんにちは > >突然ですが横やり失礼します。 > >> しかし、こうした事件を知らないわけじゃあるまいし、今回の軽率な行動には首を傾げたくなります。しかも、アフガニスタンには何度か行っているとか……。 > これは全面的に同意します。 > > ただ私自身の感覚として、 > >> 私もアメリカのアフガン戦争には疑念を持っていますが、その事をさておき、イラク戦争でも日本人が拉致されたり、殺された事件がありました。その度に被害者および被害家族へのバッシングは凄まじいものがあり、私自身も同じ日本人として、情けない思いをしたものです。 > これに関して、非難の声があがったのは最初の3人組だけだったと思っています。 > 最初の3人組への非難の理由は、自分達の責任を政府非難にすりかえたからだと理解しています。 > そのあとなくなった方へはそういうバッシングはおきなかったと思いますよ。 > > 些細なことですが、老人党良識派(老人党員ではないことはわかっておりますが)のキタキツネさんらしくないなあと思い、書いてしまいました。 > その論でいけば、自衛隊も非難されるべきでしょう。自衛隊は武器を携帯して復興支援だそうです、自衛隊もテロを恐れて基地の殻からでないようです、いつ武器が使えるんだ、一発でもいいからイラクで撃ってこい、一日三万円の危険手当が付いても怖いものは怖いのです、帰国できるまで我慢すればまとまった金になる、生活の為だもう少し頑張れ、国の為なら行かなければいいのです。復興支援なら派遣の金で民に委託すればもっと効果があり、復興支援も官から民へ、直ちに。自衛隊は張りぼての軍隊とばれないうちに撤兵せよ、中国も北朝鮮もしっかりと見ている。 先の三人はアメリカの空爆の下で耐えていた、これも怖い、自衛隊の比じゃないようです、空襲警報発令で防空壕もない、あっても最新のバクダンは防空壕のなかで爆発するらしい、怖いですね、それで危険手当はあったのか、無いのに何故イラクに行ったのでしょうか、わかりませんね。国の為に行ったのではなければ誰のためでしょうか。また行くそうだが、そのときは武器を携行すべし、銃にはしっかりと弾を込めよ、自衛隊のように銃は弾がないのはいけません、弾を込めて身をまもりましょう、自己責任で、日本政府はなんにも出来ません、自衛隊には自己責任はないのです。だから宿営地内は非戦闘地域なんです。 |
四十路のおっちゃんさん >> 私もアメリカのアフガン戦争には疑念を持っていますが、その事をさておき、イラク戦争でも日本人が拉致されたり、殺された事件がありました。その度に被害者および被害家族へのバッシングは凄まじいものがあり、私自身も同じ日本人として、情けない思いをしたものです。 > これに関して、非難の声があがったのは最初の3人組だけだったと思っています。 > 最初の3人組への非難の理由は、自分達の責任を政府非難にすりかえたからだと理解しています。 > そのあとなくなった方へはそういうバッシングはおきなかったと思いますよ。 どうも誤解をされているようですね。 私の表現も良くなかったのだろうが。だから日本語は難しい……。 私が述べた感想は、バッシングした側に対してのものです。悲嘆にくれる被害者家族のことを思ったら、同胞としてどうして「自己責任」などと責められましょうか? 今回の事でも、被害に遭われた方や家族、教え子、同僚のことを思ったら本当にお気の毒だと思いますが、もう一方では、もっと慎重な行動をしてほしかった。もう、これ以上、家族や周囲を悲しませないでほしい、と強く思ったからです。 アメリカに対する批判はまた別です。 アメリカが起こしたアフガン戦争の前に、大国旧ソ連も侵略に失敗しています。 それだけここは難しい地域であり、政情不安は治まるどころか、新タリバン勢力が台頭しているとか、充分な事前情報を入手して行動するべき。 こんな軽率な行動をとるから、日本人は平和ボケなどと揶揄されるのではないだろうか? |
あの時、この時期、イラクやアフガンに行った者は平和ボケしていなかったから行ったのであって、床の間でテレビを観てわざわざ関係者に批判する者が平和ボケしている。 同じ論でいけば、野口英世も同列にされかれない、自己責任。 |
キタキツネさん こんばんは 以前さんざん議論されたことですし、変なレスがきていますので短く。 自分の同胞を守るということが大事ですね。 キタキツネさんの気持ち、了解いたしました。 これでやめにします。 |
この書き込みは管理人によって削除されました。(05/9/6(火) 10:49) |
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▼みなさま: Ray@スタッフです。 以下の書き込みは掲示板のルールに抵触するため 削除対象としてスタッフ連絡板に移動しました。 以後これらの書き込みへのレスを禁止します。 ---- (削除対象とその理由一覧) ●【61515】Re(5):グローバルな視点から選挙を考えよ... 紅毛禄 - 05/9/4(日) 23:23 - (揶揄) ●【61517】Re(6):グローバルな視点から選挙を考えよ... 四十路のおっちゃん - 05/9/4(日) 23:31 - (削除対象書き込みに関連する投稿) ●【61519】Re(7):グローバルな視点から選挙を考えよ... 紅毛禄 - 05/9/4(日) 23:44 - (揶揄、侮蔑的表現、削除対象書き込みに関連する投稿) ●【61523】ハンドルネームを変えた方ですか? 桃李 - 05/9/5(月) 1:10 - (削除対象書き込みに関連する投稿) ●【61524】Re(1):ハンドルネームを変えた方ですか? 四十路のおっちゃん - 05/9/5(月) 1:24 - (侮蔑的表現、削除対象書き込みに関連する投稿) ●【61554】Re(2):ハンドルネームを変えた方ですか? 紅毛禄 - 05/9/5(月) 15:14 - (侮蔑的表現、削除対象書き込みに関連する投稿) ---- |
▼流水さん:こんにちは >3、今回のハリケーンによる大惨事は、米国が抱える矛盾をあらわにした。 >ニューオリンズを囲む堤防については、以前からその危険性は指摘されていたそうであるが、今年の防災費用は節減されていたと報道されている。この理由は、イラク戦費の増大のためというのが常識的解釈であろう。 >http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000045-kyodo-int > >それより、われわれが考えなければならないのは、こういう自然災害などの影響をもろに受けるのは、【貧困層】であると言う事実である。 >報道によると、現在ニューオリンズの中心街は、銃で武装した集団に占拠されているという。略奪、暴行なども頻発しており、治安は極端に悪化しているという。 >http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000001-san-int > >しかも、このハリケーンによる被害は、11兆円近くにのぼるであろうという試算もでている。 >http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000035-kyodo-bus_all >この膨大な費用が、米国経済に与える影響は小さくない。 > >阪神淡路大震災の時、日本ではこのような略奪・暴行の類はほとんど起きなかった。世界の国は、この日本人の行動に驚嘆した、といわれている。 >これは、日本人独特の社会意識もあるでしょうが、それよりも当時の日本は、まだまだ貧困層が少なかった、という事情もある。 > >今回、ニューオリンズ市当局は、早くから避難命令を出していた。市のHPでも早くから避難を呼びかけていた。それにも関わらずこれだけ被害が拡大したのは、貧困層が避難しようにも、車がない、費用がない、頼るところもない、というないないづくしの情況であったところに大きな要因がある。 >これが【格差拡大社会】の一断面であることを他山の石としてよく見ておく必要がある。 > アメリカにおいて貧困層がいかに相手にされていないかを世界に見せ付けてしまった被害でありました。 ハリケーン大災害、ニューオリンズに戒厳令 :ライス国務長官はNYのフェラガモでお買物! http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/ なんかつい最近どっかで聞いたような話です。それは日本だったかもしれません。 さらに今回の災害から私たちが考えなければならないこと。小さな政府が本当にいいのか、誰にとっていいのか、そして公共事業は悪なのか。 最近は公共事業を削減しろのオンパレードですが、去年日本も体験したように災害対策のための公共事業はやるべきことがたくさんあるはず。さらに民間への資金の供給という側面もあることも知って欲しいと思います。 これらを考えると民主党が掲げる政策も多くの国民のためになるのか疑問なものもたくさんあります。だからといって今の状態がいいわけがありません。 この四年間、我々はやりたい放題の政治を見てきました。国民の多くを馬鹿にした政治をやればその座を下ろされる、そういう緊張感を感じなくなったら彼らは完全に国民を無視するようになります。だから今回は政権交代が必要です。 ハリケーン被害に対する政府の対応を見れば、弱者が相手にされない状況を何とかするのは選挙が大きいことがわかるでしょう。金持ちも貧乏人も等しく一人一票なのです。 せっかくある権利を放棄する棄権は、愚かな行為以外の何物でもないのです。 |
流水さん。ご無沙汰していました。 >1、イラクで起きた聖地巡礼中の大事故(テロか?) >2、広島の教師2人がアフガンで死亡か? >3、米国で起きたハリケーン(カテリーナ)の大惨事 >4、原油価格の高騰 1、2、は国がぶっ壊れるとはどう言うことがを如実に示すものですね。特にアフガンは最近報じられることが少ないので、カルザイ大統領の下で順調に国の再建が進んでいるものと思っていました。戦争終結から3年半あまり、まだまだ先は長いのでしょうか。 この4つのニュースは、独立したものではなく、お互いに関連しあった一つの流れだ、と考えた方がよいようですね。私が特に注目したのは、3ですが、これは後に触れましょう。 小泉さんは、郵政民営化は是か非か、すなわち、小さな政府か大きな政府か、 すなわち、新自由主義による社会か、それ以外の修正資本主義や修正社会主義の社会か、と問いかけているようです。でも、最後の新自由主義か否か、と言うイデオロギーの対立までは明言していないので、何となく、小さな政府=改革=善と言うムードが作られ、それが小泉支持の原動力になっているようです。この、「小さな政府」の簡潔な解説が、9月1日付の朝日新聞の「私の視点:小さな政府ー改革の方向性で議論を」(金木 正夫)というコラムに載っていました。 読めない方のために要点を述べておきます。『』内は原文。 『「小さな政府」は東西冷戦後のグローバル化社会における最大の争点の一つでもある。』それは、『市場(競争)原理に重きを置く政策の代名詞のようになっている。 しかし、フランスやドイツは、政府による社会的不均衡の是正も重視する。最適な経済システムは国の文化や歴史によって異なる、と主張し、米英流の市場優先主義”とは一線を画そうとしている。他方、「小さな政府」の対極にある北欧の高福祉国家の経済や教育での堅調ぶりが目立つ。』 では、小泉改革がめざす「小さい政府」はどんなものでしょうか。郵政改革民営化法案を作るにあたって、竹中担当相は17回も米政府と交渉し、米政府対日要望に沿った法案になっていることから、アメリカ型競争社会を目指していると見るのが大方の見方のように思います。それは、現在のような経済の低成長の時代にあっては、限られたパイを奪い合う社会であり、政府はその奪い合いには出来るだけ関与しようとしません。また、社会的不均衡も是正しようとしませんから、年金も現在の制度からは踏み出そうとはしないでしょう。 こんなことを考えていたら、3のニュースで本当に「奪い合う社会」を見せられてしまいました。小泉改革が進み、アメリカ型競争社会に移行したら、あんな世の中で暮らさなければならなくなるのか、と暗然とした気持ちになりました。 「奪い合い社会」の反対は何だろう、と考えたら、すぐに「助け合い社会」と言う言葉が浮かびました。そして、流水さんが「人間っていいものなんだ!」のレスで触れられた阪神大震災のボランティアの皆さんの活動が思い出されました。自分自身は募金程度で、あまりお役に立てませんでしたが、厳しい現実の前で唯一つ心温まる話だったと思います。 しかし、イラクでストリートチルドレン(戦災孤児です)を助けようとして誘拐された女性に対して、首相は「寝る間もなく働いている(政府)職員のことを考えろ」と言うコメントを出しましたね。一斉に、「自己責任」という言葉が飛び出し、バッシングが始まりました。 「奪い合う社会」では、自己責任が大手を振ってのし歩き、老後は自己責任、教育も自己責任、介護も自己責任、etc…、となるのでしょうか。 先の金木さんも言っていました。 『ただし、小泉改革を見ていると、(中略) 官邸主導の名の下、官僚の役割は肥大化している。これでは、「小さな政府」の方針に逆行し、政官業癒着の解消につながるか疑問だ。』 我々が望んだのは、日々生活する国民の立場を軽視する官僚の手から決定権を取り戻すことだったはずです。いつの間にか逆方向に行き、本来、日本人が持っていた美点も消してしまうような社会になろうとしています。緩やかに、日本がぶっ壊されているように感じます。(自民党だけでなく)。 今回の選挙は、 「小さい政府」か否か の選択だと言う。それは、 「奪い合う社会」か「助け合う社会」か の選択なのです。 |
無駄遣いをなくするということには、反対はないと思うのですが。それが小さな政府であるとの、言い方は、論理の飛躍だと思います。スウェーデン等、北欧の福祉国家は、大きな政府のままですが、歳出カットを行いました。無駄がないか再点検をしたわけです。最近、このことに、気がつき始めた人が多いようです。ところが、小泉自民党政権は、1律に財源カットを行うので、無駄遣いだけでなく、必要な部分もカットしているのが現状です。まだ、無駄遣いも多く残っているわけです。むしろ、規模は小さかったけれども、亀井静香が、政調会長時にやった公共事業中止のほうが、理にかなっていたと思います。このことが、みんなの、共通認識になる前に、一勝負打ったと言う点で、小泉首相の政治屋としての、才能が伺われるところだと思います。 小さい政府の社会における敗者の悲劇は、ニューオリンズの悲劇が象徴すると思いますが、勝ち組みになっても幸せではないと思います。治安の悪化に対しては、棲み分ければいいと、屁理屈を言う人がいますし、人生における、満足はどうなのかと言った抽象的な問題もありますが、具体的な問題として、小さな政府では、市場が小さくならざるを得ないと思います、貧困層の購買力は小さくなりますし、それなりの収入のある人は、将来に備えて、貯金をするでしょう、金持ちは、ある程度以上、金は使わないものですから。 結局、預金残高が上昇しますから、金利は下がり目になります。ますます、一般人は貯金します。その分、投資先は、相対的に減りますから、余った金は、資本市場に流れます。すると、一部の金は、禿たかファンドに流れます。 つまり、市場が小さくて、勝ち組みになる可能性は少なくなり、その分、競争はよけいに激しくなって、成功しても、倒産する可能性が多くなり、成功したらしたで、禿たかファンドに狙われやすくなります。先進工業国の国民が、少し前は、6億と言われていましたが、最近は10億となり、今後、20億となると言われていますが、もし、どの国も、小さな政府を選んで、国民が、せっせと貯金に励んだら、大変なことになると思うのです。勝ち組みにとっても、大変、ストレスの多い社会です。一体誰が喜ぶのだろうかと、考えるのです。 マルクスは、貧困層が、暴力革命を起こすと言いましたが、貧困層は、ある意味、開き直って生活をしていますし、それこそ、下を見れば、きりがないというところもありますので、なかなか、まとまらないかもしれませんが、成功者となったはずのに、一つも幸福でないという社会での成功者のほうが、世の中を変えようとするかもしれません。それまで人類が、生き残っていればの話ですが。 |
▼ざるざるさん: そんな小難しいこといわないでも、世の中の不条理には慣れているはず、生活が苦しくなれば娘、カカァ売っても一揆をおこさないのが日本人の美徳です。 パソコン打ってマルクスが説けるうちは裕福なんです一億国民、残り貧乏人は黙って働いて病気すれば医者にかかれずに死んでます。 |
▼ざるざるさん: > > 小さい政府の社会における敗者の悲劇は、ニューオリンズの悲劇 日米の違い: 「米議会、ハリケーン被災者支援で105億ドルの緊急予算を可決へ」 40年前のカリフォルニア、ノースリッジ大地震のとき、住宅被害に対して、一家族500万円くらいの援助金が無条件で支給された。アメリカの場合、自然災害に合った人に政府が援助しないと、暴動、大げさに言えば革命が起きる。 日本は、「貧乏人は麦飯を食え」の国だから、国民は政府援助を期待できない。 新潟地震の場合、ひも付きの政府支援だったとか、しかも額が非常に少ない。 日本では暴動も革命も起きないから、政府も安心ですね。 アメリカの貧困者は、海外からの移民で常に補充されている。 しかし、日本では貧困者は家庭を維持することが難しい。 貧困層の増加が少子化に拍車をかける。 アメリカでは1万円でも政府のカネを使い込めば刑務所行きであるが、日本では 政府系金融機関が郵貯貯金を8兆5千億円、不良債権化しても、誰もお咎めなし。 日本では天国と地獄が同居しています。 |
▼たけチャンさん: > >アメリカの貧困者は、海外からの移民で常に補充されている。 >しかし、日本では貧困者は家庭を維持することが難しい。 >貧困層の増加が少子化に拍車をかける。 > >アメリカでは1万円でも政府のカネを使い込めば刑務所行きであるが、日本では >政府系金融機関が郵貯貯金を8兆5千億円、不良債権化しても、誰もお咎めなし。 >日本では天国と地獄が同居しています。 そうです、国民の金を使い放題しても特権階級、その家族は外国車で仕事もせず駆け巡る奥様にお坊ちゃま、お嬢様。かたや僅かの年金で病院への支払いができない、入院させられない、一割負担でも薬代が払えない、投薬伝票を病院のゴミ箱にそっと捨てて、バスにのると迷惑を掛けるので夕方まで病院にいて涼しくなって二人で支えあって歩いてかえる。政治が悪いとかお偉いさんはいいなとも思わない、生きていくだけで精いっぱい、愚痴の言える人はまだ幸せ。 天国と地獄が見ることができる国、日本。いらしゃゃい、そんな日本に不法入居してまで稼ぎにくる者もいる、税金ごまかしても罪にならない国、悪いことしてつかまっても天国のような牢屋は癖になる。 |
>アメリカでは1万円でも政府のカネを使い込めば刑務所行きであるが、日本では >政府系金融機関が郵貯貯金を8兆5千億円、不良債権化しても、誰もお咎めなし。 >日本では天国と地獄が同居しています。 そのとおりです。 少し前ですが、確か、朝日新聞だったと思いますが。日本では、今、役所の事務費が、国と地方を合わせて、GDPの19パーセントなのだそうです。30年前は、15パーセントだったそうです。30年前が、無駄遣いがなかったわけではありませんが、少なくとも、4パーセントは下げれるのではないでしょうか。すると、16兆円の経費節減ができることになります。 さらに、談合は昔も行われていたわけですから、そこを厳しくすると、民主党の言う数字は確かな数字だと言うことがわかります。 |
こんばんは 2.について 私の知っていることです。 米石油会社ユノカルは中央アジアの天然資源の利権を手にするべく、アフガニスタンにパイプラインを敷設したがっていた。 ユノカルは当時のクリントン政権にアフガニスタンのタリバン政権に対してパイプライン敷設を許可するように働きかけていた。確かこの時期にブッシュ氏はタリバンの幹部を地元であるテキサスに招いて手厚いおもてなしをしていたはずです。たぶん、ビンラディンともお話ししたことがあったんじゃないかなとも思います。 しかしタリバンはついに首を縦には振らなかった。 結果、アメリカに 「民主化」 されてしまった。 カルザイ大統領はユノカル社の元顧問ですし。(この男を持ち上げる馬鹿なマスコミはすごかったですよね。) パイプラインを作っているハリーバートンの元CEOは米副大統領・ディック・チェイニーだし。 ライス大統領補佐官の前職は石油メジャー、シェブロン社の取締役(シェブロンは彼女の業績をたたえ自社の石油タンカーに「ライス」と命名。)(8月にシェブロンはユノカルを買収したようです) ブッシュ氏はテキサスで石油事業をしていましたね。 私の知っている事実と思われることはそんなところです。 |
3.について 今回のハリケーン被害は予測できた災害です、災害予防はできたはずだが経済合理性を考えるとしなかった。 JR西日本の福知山線事故と全く同じ構造です。 ただ、この場合の被害者が貧乏人の被差別人種が主だったのが不幸をより大きくしています。深く同情します。 多くの方はおそらくアメリカの素顔を垣間見たような気がしているのではないでしょうか。 日本人は、サンフランシスコで地震があって高速道路が崩壊したときに、日本ではこんなことは絶対に起こらないと評論家は豪語していたのに阪神大震災でいとも簡単にインフラが崩壊してしまったのを思い出した方がよいと思います。 4.について 原油価格の高騰で誰が裏で笑っているのかよく見ておく必要があると思いますね。 |
次はベネズエラが 「民主化」 されるかもしれない。 と思いますが、いかがでしょうか? チャべスさんがんばってください。 |
次はベネズエラかもしれない、「民主化」かどうかは知らないが石油がある。 北朝鮮には石油は無い、自衛隊も復興支援に北朝鮮に行くことはないだろう。 だがベネゼエラなら行くようになりかもしれない、石油がある。自衛隊さん地図でたしかめておこう、非戦闘地域はどこにでもある、自衛隊のいくところ非戦闘地域だ、危険手当の増額を要求しておこう、でも非戦闘地域では危険は無いので危険手当はなくなるとか、いや増えるとか、の審議は無い、これ日本の常識、世界の笑いもの。 |
流水さんはじめみなさんのご意見に共感します。 どういう社会を目指していくのがよいのか、今回のハリケーン被害後のアメリカの様子を見ると考えざるを得ません。 |
マルチレスにて失礼します。 ●キタキツネさん、 なぜ、アフガンへという疑問はもっともです。 尾道は、わたしの住んでいるところに近く、何度も行ったことがあります。 教師についていえば、尾道の教師はきわめて個性的な営みをする人が多いので有名です。ある意味で自由な雰囲気のあるところです。 今回なくなったお二人は、このような雰囲気で教師生活を送っておられたのでしょう。 そこまでは了解できるのですが、なぜ今アフガンなのか、については、わたしも知りたいと思います。 ただ教師は、好奇心の強い人が多いということは、想像できます。そして、自分の見聞を広めることで、子供たちにより幅広い視野で教育できると考えていただろうということまでは、想像できます。 それ以上については、分かりません。わたしもそれを知りたいと思います。 ●きみゆらさん、 わたしもきみゆらさんの疑問を共有しています。 普通の人間が普通の感性でおかしいと思うことは、やはりおかしいのです。 わたしは教師生活でそのことを痛感してきました。子供たちの「学びの心」の原点を大切にすれば、詰め込み教育も放任教育もやはりおかしいのです。 教育の危機が叫ばれたのは、子供たちの【学びの心の原点】をどこかに置き忘れた教育行政と政治的イデオロギーの争いに大きな要因があります。 21世紀の日本は、まずこの普通の人の普通の心を大切にする社会の実現にあると思います。 ●蝦蔵さん、 「小さな政府」の虚偽については、いまだ明確な反論はなされていません。 【なんのために経済学を学ぶか、それは、経済学者にだまされないためだ】という、イギリスの理論経済学者ジョーン・ロビンソンの言葉があります。 現在の情況にぴつたりの言葉だと思います。 わたしたち主権者は、だまされないために、必死で学習する必要がありますね。 ●peaceさん、 アフガン問題については、過去何度か論じたことがあります。結局は、中央アジア石油利権のためだというのが結論でした。つまり、中央アジアの石油パイプラインを安全に通すというのが主たる目的ではないか、と考えていました。 中央アジア専門家に言わせれば、現在の情況はすべて予測されていました。中東専門家がイラクの現状を予測していたのと同じです。 つまり、米国の狙いは、アフガンやイラクなどの民主化などという美しい目標ではないのです。要は、中国・インド・ロシアなどの台頭を念頭においた21世紀は新たなエネルギー戦争を仕掛けた、と考えるのが一番当たっているのでしょう。 ●悠々さん、 これからは、このように社会的意義のあるボランテイアに生きがいを見出すお年寄りが増えると思います。 わたしたち老人の残された仕事は、これからの世代のために、【この国に生まれてよかった】と思える日本を再構築して、引き渡すことだと思います。 ●団塊党さん、 今回の選挙結果によっては、日本の公教育を壊滅的な情況に陥れる可能性があります。どうにかして、この流れを止めたいものだと思います。 |
▼流水さん:こんばんは。 >先週来、世界では重要なニュースが立て続けに起きている。 >1、イラクで起きた聖地巡礼中の大事故(テロか?) >2、広島の教師2人がアフガンで死亡か? >3、米国で起きたハリケーン(カテリーナ)の大惨事 >4、原油価格の高騰 > >これらのニュースをよく考えると、今回の選挙でわたしたちが何をどう考えればよいのか、というヒントがみえてくる。 >日本に引き寄せて考えれば、米国の政策にいつまでも追随していくことが、日本の国益になるのであろうか、という問題に収斂される。 >【格差社会の拡大】の一つの帰結点が、ニューオリンズで表現されている、と考えるならば、わたしたちはそのような社会を理想としてよいのだろうか、という問題になる。 > >煎じ詰めれば、今回の選挙で問われているのは、わたしたちがどのような社会を選択するかという問題である。 >阪神淡路大震災のとき表現された日本人の社会意識とニューオリンズで表現された社会意識とどちらを選択するか、の問題でもある。 > >個別の選挙騒動だけに埋没せず、それこそグローバルな視野で、日本の未来を選択する必要がある。 小泉政権は、日本をアメリカ型社会にしようと目論んでいるようですが、今アメリカではブッシュ政権の支持率は40%に下落し、米国が間違った進路を取っていると見る人も1996年以来最高の59%に達しています。 http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050825/050824235344.7eu95oqg.html 先の大統領選でブッシュに投票した人の中にも、後悔している人がたくさんいることでしょう。 しかし今となっては後の祭り、後悔先に立たずです。 そして今度は日本国民が、その重要な岐路に立っています。 何でもアメリカの後を追う日本ですが、間違った選択をして後悔するような愚を犯してはいけません。 ブッシュを選択したアメリカ国民が身をもって示してくれた教訓を無駄にしないよう、我々日本国民はキッチリと小泉政権に引導を渡したいものです。 |
▼MNGさん: > >そして今度は日本国民が、その重要な岐路に立っています。 >何でもアメリカの後を追う日本ですが、間違った選択をして後悔するような愚を犯してはいけません。 >ブッシュを選択したアメリカ国民が身をもって示してくれた教訓を無駄にしないよう、我々日本国民はキッチリと小泉政権に引導を渡したいものです。 これは勘違いです、日本はアメリカの植民地です、引導を渡されるのは日本であってアメリカではない、六カ国協議でも頭越し、常任理事国では「図に乗るな」と一喝、関係ないイラクには屈辱的な派兵で高い水を作るだけ、中国や韓国おまけに北朝鮮には足元を見られてガキ扱いの外交。 それが現実なんです、いくら立派なお説でも現実をしっかりとみて、夢をみていてはいけません。 民主党も次期政権を狙ってるからアメリカ詣でをしてるでしょう、政権のお札を貰いたいからです、それが現実をみていることなんです。古くは「漢の和の国の主」、今は「米の和の国の執行官」です。 |
▼紅毛禄さん: >>そして今度は日本国民が、その重要な岐路に立っています。 >>何でもアメリカの後を追う日本ですが、間違った選択をして後悔するような愚を犯してはいけません。 >>ブッシュを選択したアメリカ国民が身をもって示してくれた教訓を無駄にしないよう、我々日本国民はキッチリと小泉政権に引導を渡したいものです。 > >これは勘違いです、日本はアメリカの植民地です、引導を渡されるのは日本であってアメリカではない、六カ国協議でも頭越し、常任理事国では「図に乗るな」と一喝、関係ないイラクには屈辱的な派兵で高い水を作るだけ、中国や韓国おまけに北朝鮮には足元を見られてガキ扱いの外交。 > >それが現実なんです、いくら立派なお説でも現実をしっかりとみて、夢をみていてはいけません。 >民主党も次期政権を狙ってるからアメリカ詣でをしてるでしょう、政権のお札を貰いたいからです、それが現実をみていることなんです。古くは「漢の和の国の主」、今は「米の和の国の執行官」です。 確かに現状認識としては、妥当な線だと思いますが、では庶民は「上見て暮らすな、下見て暮らせ」と諦めるべきだとおっしゃりたいのでしょうか。 何かもう一ひねりありそうな気配を感じますが・・・。 それと蛇足ですが、「漢の和の国」ではなく「漢の倭の国」でしょう。 |
▼MNGさん: >▼紅毛禄さん: > >>>そして今度は日本国民が、その重要な岐路に立っています。 >>>何でもアメリカの後を追う日本ですが、間違った選択をして後悔するような愚を犯してはいけません。 >>>ブッシュを選択したアメリカ国民が身をもって示してくれた教訓を無駄にしないよう、我々日本国民はキッチリと小泉政権に引導を渡したいものです。 >> >>これは勘違いです、日本はアメリカの植民地です、引導を渡されるのは日本であってアメリカではない、六カ国協議でも頭越し、常任理事国では「図に乗るな」と一喝、関係ないイラクには屈辱的な派兵で高い水を作るだけ、中国や韓国おまけに北朝鮮には足元を見られてガキ扱いの外交。 >> >>それが現実なんです、いくら立派なお説でも現実をしっかりとみて、夢をみていてはいけません。 > >>民主党も次期政権を狙ってるからアメリカ詣でをしてるでしょう、政権のお札を貰いたいからです、それが現実をみていることなんです。古くは「漢の和の国の主」、今は「米の和の国の執行官」です。 > >確かに現状認識としては、妥当な線だと思いますが、では庶民は「上見て暮らすな、下見て暮らせ」と諦めるべきだとおっしゃりたいのでしょうか。 >何かもう一ひねりありそうな気配を感じますが・・・。 > >それと蛇足ですが、「漢の和の国」ではなく「漢の倭の国」でしょう。 知識がおありですね、それも言うなら「漢の倭の国の王」ですね、そうじゃない、絵を描くときはなにものにも捕らわれない自由な発想と表現が求められます、植民地であると本当に「自覚」するところから始めなければならない。おのずと方針はかわるのです。些か耄碌の老紅ゆえお見逃しを。 |