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 ▼小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/25(木) 16:14
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  JS 05/8/25(木) 17:21
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/25(木) 19:42
   ┃     ┗Re(3):小泉自公への素朴な疑問  JS 05/8/26(金) 10:08
   ┃        ┗日本売りへの道  ざるざる 05/8/27(土) 7:53
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ワン太郎 05/8/25(木) 17:51
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/26(金) 11:36
   ┃     ┗Re(3):小泉自公への素朴な疑問  ワン太郎 05/8/26(金) 13:33
   ┃        ┗Re(4):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/26(金) 23:51
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  キタキツネ 05/8/25(木) 19:04
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/25(木) 23:13
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  団塊党 05/8/25(木) 22:23
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/26(金) 0:35
   ┣満開の「改革!」  遍巳亭 05/8/26(金) 6:56
   ┃  ┣Re(1):満開の「改革!」  ぎみゆら 05/8/26(金) 11:47
   ┃  ┃  ┗Re(2):満開の「改革!」  遍巳亭 05/8/26(金) 18:54
   ┃  ┃     ┗Re(3):満開の「改革!」  ぎみゆら 05/8/27(土) 1:28
   ┃  ┃        ┗Re(4):満開の「改革!」  遍巳亭 05/8/27(土) 11:45
   ┃  ┃           ┗Re(5):満開の「改革!」  ぎみゆら 05/8/28(日) 11:26
   ┃  ┗Re(1):満開の「改革!」  MNG 05/8/29(月) 18:55
   ┃     ┗Re(2):満開の「改革!」  遍巳亭 05/8/29(月) 23:37
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ごまめの翁 05/8/26(金) 9:14
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/26(金) 11:57
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  流水 05/8/26(金) 10:05
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/26(金) 12:12
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ozone 05/8/26(金) 15:26
   ┃  ┣Re(2):小泉自公への素朴な疑問  JS 05/8/26(金) 16:09
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/27(土) 0:03
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ozone 05/8/26(金) 23:07
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  昼寝もぐら 05/8/26(金) 23:39
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  taka 05/8/27(土) 0:10
   ┃     ┗Re(3):小泉自公への素朴な疑問  老猿(モンキー改め) 05/8/27(土) 9:04
   ┃        ┗Re(4):小泉自公への素朴な疑問  taka 05/8/27(土) 12:38
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  Gokai 05/8/28(日) 19:14
   ┣武部が消費税UPって  ギアえもん 05/8/28(日) 21:24
   ┃  ┗Re(1):武部が消費税UPって  ギアえもん 05/8/28(日) 21:46
   ┃     ┗Re(2):武部が消費税UPって  JS 05/8/29(月) 13:14
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ふきのとう 05/8/29(月) 9:11
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/29(月) 16:45
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/8/29(月) 18:35
   ┃  ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  老猿(モンキー改め) 05/8/29(月) 19:48
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ozone 05/8/29(月) 21:24
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  昼寝もぐら 05/8/29(月) 23:29
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/9/1(木) 20:03
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ozone 05/9/1(木) 23:44
   ┣Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ぎみゆら 05/9/3(土) 11:37
   ┗Re(1):小泉自公への素朴な疑問  MNG 05/9/8(木) 12:47
      ┗Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ozone 05/9/8(木) 13:59

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 小泉自公への素朴な疑問
 ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>
 ■日付 : 05/8/25(木) 16:14
 -------------------------------------------------------------------------
   小泉首相、自公政権が、この頃やることなすことは、私にとっては
もう、何もかも、わからないこと、素朴な疑問、「?」「?」「?」
だらけです。それからまた、マスコミの報道も、ヘンテコリンなこと
ばかり。そんなことを、少しずつでも、書いてみることにします。

よろしければ、みなさんも続けてどうぞ。

   *

今月はじめ、参議院本会議での郵政民営化法案をめぐる攻防が激化
するなか、小泉首相が「否決なら衆議院解散」とにおわせ始めると、
テレビも新聞も、「参議院での否決に衆議院の解散で応じるのは、
筋が通らない暴挙」といっていた。正確にいえば、識者の諸氏に
そういわせていた。

ところが、実際に参議院否決、衆議院解散となってからは、誰も、
ちっともそれをいわなくなった。それどころか、「解散再選挙で
国民の意思を問うわけだから」などと、まるで当然の前提のように
いっていたりもする。もうほんとにまったく、わけがわからないと
いうか、厚顔無恥というか、何というのか。

議会の審議と議決で明白な結果が出たのだから、まずはそれに従う
のが道理。そうしたからといって、郵政改革が泡と消えてしまうわけ
でもない。公社化によって改革はもう動き始めている。それを再点検
する機会など、またいくらでも見つけられるはずです。

それでもどうしても、郵政民営化法案否決をよしとしないというの
ならば、内閣総辞職が当然の筋です。小泉氏自身、かつてそんな
ことを叫んでいたんだそうな。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1350520/detail

自分はかつて、重要法案否決なら内閣総辞職が当たり前だと大声で
怒鳴り散らし、海部内閣倒しに奔走した。ところが自分は、参議院
否決に衆議院解散で応じるという大愚行で議会制民主主義に平然と
ツバをはきかけ、正義感ヅラで居直って街頭演説している。
それなのにマスコミは、もう誰もそれを批判しない。

わからない。まったくわけが、わからない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : JS  ■日付 : 05/8/25(木) 17:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>小泉首相、自公政権が、この頃やることなすことは、私にとっては
>もう、何もかも、わからないこと、素朴な疑問、「?」「?」「?」
>だらけです。

『小泉超暴言録』鉄拳 (著), FRIDAY編集部 (著)
この本を読むとワカルと思いますが、よりワカラナクナル恐れもありそうです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063528022/qid%3D1124957665/250-8985783-0552208

内容は、「皆ウンザリ。ハッタリは聞き飽きた! 小泉純一郎の暴言・妄言・迷言の数々を読めば、その「正体」が明白に浮かび上がる。歴代最凶のウソつき宰相を、鉄拳がハナで笑っちゃいます。鉄拳による「こんな小泉は××だ!」も収録。」とあります。
この本は読んで、小泉対して腹が立ってくることもあり、要注意です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/25(木) 19:42  -------------------------------------------------------------------------
   JS さん、こんにちは。


◇『小泉超暴言録 COMPLETE FILE』
  (鉄拳著、FRIDAY編集部著、講談社、2006年)

アマゾンのマーケットプレイスでユーズド商品が290円から出てるん
ですが、アマゾンのマーケットプレイスって、配送料が一点ずつ
340円かかっちゃうんですよねぇ……。(笑)

でも今度、どっかで探してみます。面白そうな本をご紹介いただき、
ありがとうございます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : JS  ■日付 : 05/8/26(金) 10:08  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん、レスありがとうございます。

「強弁術の要諦」というものがあります。
1. 相手の言うことを聞くな。
2. 自分の主張に確信を持て。
3. 逆らうものは抵抗勢力である。
4. 自分の言いたいことを繰り返せ。
5. 脅し、または喋りまくれ。

どこから引用したかは、失念して言えません。
小泉のワンフレーズ論法にそのまま摘要しているので、メモしていたものです。
支持率の高さが、イコール国民のレベルの低さと成り下がってしまった日本を、どうすればまともな国に戻せるか、やはり政権交代して政官癒着体質の官僚組織の改革しかないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 日本売りへの道  ■名前 : ざるざる  ■日付 : 05/8/27(土) 7:53  -------------------------------------------------------------------------
    まったく国民のレベルの低さにはあきれます。
 小泉が勝ったら株が上がるだの、郵政に税金を投入しているだの、言っている、無知蒙昧な人間が評論家で通っているのですから。
 先日、総選挙後の株価の動きについて、外資系に努める、しっかりした経済分析家が言っていたのですが、どちらが勝っても、あまり変わらない、外人投資家の中にも誤解があるようだが、郵政公社は、すでに自主運用を始めており、民営化されなくても、官から民へとお金が流れざるをえなくなっている。かといって、銀行が、大量の国債を購入している現状を見ればわかるように、民間に投資先が簡単に見つかるものではない。だから、お金の流れは変わらない。速さも変わらない。
 また、現在、公社は黒字なので、税金も投入されていない。当分、黒字は続くと思われる。つまり、大きな変化はない。とのことでした。
 外人投資家は、改めて、よく調べてみて、誤解を解くと思います。そこで、こんなつまらないことを争点に選挙をする与党は負けるだろうと考えるでしょう。
 逆に、与党が勝ったら、こんなあほな国民の国は売りだ、となるのではないでしょうか。
 外人から見ると、日本には地震リスクがあるそうです。それに、さらに、軽はずみで、思慮の浅い国民と言うリスクが加わるわけです。
 最後の砦は、良識の府、参議院です。もし、このムードだけの輿論に負けて、次の国会で、このひどい法案を通したりすると、さらに、日本売りは加速するでしょう。小泉が勝つと、1万4千円などと言っている脳天気な連中は、高値で、日本人に外資の株を売りつけようという、回し者でしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 05/8/25(木) 17:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

>今月はじめ、参議院本会議での郵政民営化法案をめぐる攻防が激化
>するなか、小泉首相が「否決なら衆議院解散」とにおわせ始めると、
>テレビも新聞も、「参議院での否決に衆議院の解散で応じるのは、
>筋が通らない暴挙」といっていた。

私はそれ程疑問には思いませんでしたが(理由は以下)

小泉氏は「民営化に命をかける」と言っていた。

参議院で否決された。

手順とすれば、衆議院に戻し再議決、ところが2/3は無理である。
(ということは「廃案」となる)
(そこで、総辞職か解散かとなり、解散を選択すれば「暴挙」ではないが)

そんな「ムダ」をしてもしょうがないから「途中を省略し」総選挙にかけた。
(途中の省略は「小泉氏の戦略の巧みさ」とも言えますが)

「殺されてもやる」と言った以上、ここまで徹底するのは当然でしょう。

それ程、筋違いでも、わけがわからん話、でもないと思っておりますが。
どこか変でしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 11:36  -------------------------------------------------------------------------
   ワン太郎さん、こんにちは。


> 私はそれ程疑問には思いませんでしたが

そう考えるのは、ワン太郎さんのご自由ですが。

> 参議院で否決された。
>
> 手順とすれば、衆議院に戻し再議決、ところが2/3は無理で
> (ということは「廃案」となる)
> (ある。そこで、総辞職か解散かとなり、解散を選択すれば
> 「暴挙」ではないが)
>
> そんな「ムダ」をしてもしょうがないから「途中を省略し」
> 総選挙にかけた。
(※改行位置一部変更失礼します。以下同じく)

「どうせ先が見えいているから途中のムダは省いた」というのなら、
それは単なる「自分勝手」に過ぎません。一国の首相としての責任と
良識をふまえた態度とは、とてもいえない。

議会制民主主義という制度は、手順やルールを、慣行なども含めて、
尊重することが、とても大事なところなんじゃないんですか。国民の
代表である議会と、行政府、役人の指導者である内閣は、対立したり
一致しなかったりすることが、ときにあって当たり前なんです。

そのときに、単なるゴリゴリの力比べになってしまわないように、
これまで種々のルールや手順、慣行が蓄積されてきたんじゃないん
じゃないのでしょうか。それをバカにすれば、国政の場はアッという
間に乱闘だらけになります。現にもう、そうなりつつありますね。

内閣も間違うことがある。国会もときに間違う。どの一つが独走する
のもよくない。だから議会も二つ設けて、衆議院、参議院、内閣、
相互にチェックしあいながら、どれが暴走することも防ぐ。それが、
権力分立の基本的な考え方なんじゃないんですか。

いま小泉さんがやっていることは、首相という立場にありながら、
自ら議会にツバをはきかけて、自分の独走、暴走を、イメージだけで
もっともらしく見せかけようとしている。議会制民主主義という制度
そのものへの、あからさまな蔑視としか、私には見えないのですが。
政治主張以前の問題です。

> (途中の省略は「小泉氏の戦略の巧みさ」とも言えますが)

だとしたらそれは、「自分の人気取り」のために、ルールも手順も
蔑ろにしたということですね。典型的な「わがままお殿様」の態度
です。国民の代表である議会を平然とバカにする首相なら、いつでも
都合しだいで、国民みんなを踏みつけにするのは目に見えています。

> 「殺されてもやる」と言った以上、ここまで徹底するのは当然
> でしょう。

命がけだろうが殺されようが、それは小泉さんの「主観」であり、
「意地」「思い込み」に過ぎません。「郵政民営化法案の否決は私に
対する不信任」とか言っていますが、これもまったく身勝手な言い分
です。参議院は、多くの国政課題の中の一つの法案に対して、今回は
とりあえず否決という議決結果を出したに過ぎません。

> それ程、筋違いでも、わけがわからん話、でもないと思っており
> ますが。どこか変でしょうか?

最初に言ったとおり、ワン太郎さんがそう思うのならば、それは
どうぞご自由に。

なお、立ち上げのコメントに書いたとおり、小泉自公についての
「素朴な疑問」を出し合うという形で、いまの政権のチェックを
試みてみようというのが、このスレッドの趣旨です。

ワン太郎さんが「とくに疑問を感じない」のであれば、お互い時間の
無駄と思いますので、これ以上のレスはどうかご無用に願います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ワン太郎  ■日付 : 05/8/26(金) 13:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>ワン太郎さん、こんにちは。
>
>
>> 私はそれ程疑問には思いませんでしたが
>
>そう考えるのは、ワン太郎さんのご自由ですが。

・・・略・・・

>最初に言ったとおり、ワン太郎さんがそう思うのならば、それは
>どうぞご自由に。
>
>なお、立ち上げのコメントに書いたとおり、小泉自公についての
>「素朴な疑問」を出し合うという形で、いまの政権のチェックを
>試みてみようというのが、このスレッドの趣旨です。
>
>ワン太郎さんが「とくに疑問を感じない」のであれば、お互い時間の
>無駄と思いますので、これ以上のレスはどうかご無用に願います。

以上、了解いたしました。


一つだけ言わせてください。

ぎみゆらさんは「素朴な疑問」とおっしゃいますが、
その「疑心」の根底にあるのは「小泉氏、自民党」への「不信」でありましょう。

ぎみゆらさんが信頼する「政治家・政党」が、小泉氏と同様な政治行動をとった場合も「疑問」とおっしゃるかどうかに、私は疑いを持っております。

もし、そういう「偏りのある疑問」を提起された場合、
遠慮なく指摘させていただきますので ご承知おきください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 23:51  -------------------------------------------------------------------------
   ワン太郎さん、こんにちは。


> 以上、了解いたしました。

ありがとうございます。自分の先のコメントを読み返すと、ちょっと
切り口上が過ぎたようにも思いました。その点、お詫びいたします。
失礼いたしました。

> 一つだけ言わせてください。
>
> ぎみゆらさんは「素朴な疑問」とおっしゃいますが、
> その「疑心」の根底にあるのは「小泉氏、自民党」への「不信」で
> ありましょう。
>
> ぎみゆらさんが信頼する「政治家・政党」が、小泉氏と同様な政治
> 行動をとった場合も「疑問」とおっしゃるかどうかに、私は疑いを
> 持っております。
>
> もし、そういう「偏りのある疑問」を提起された場合、
> 遠慮なく指摘させていただきますので ご承知おきください。

了解しました。

ご参考までに、こちらからも一つ言いますと、私はいまのところ、
小泉さん、自公政権はこれ以上イカンだろうという観点で発言して
いますし、選挙ごとにそれなりの選択と投票行動はするものの、
「信頼する政治家、政党」というものは、とくに思い当たりません。

あえていえば、現在の「職業的」な政治家、政党という存在自体に、
全般的な不信感があります。これから日本の国が進む方向性として、
こうしてほしい、これはやってほしくないという事柄は、それは
それで、いくつかあるのですが。

これはたぶん、いまいわゆる無党派層といわれる人たちのかなりの
部分が、何かしら抱いている心情なのではないかと、ある程度の
実質的な感触ともに、そう思っています。

どの党も、政治集団も、「国民の代表」(たとえ自分たちの代表で
なくても)という感じがなんだかしない。そんな感覚。永田町も、
霞が関も、その全体が国民意識から遊離しているといったような
感覚、とでもいえばいいのでしょうか。

余分なことを言いました。またいつか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : キタキツネ  ■日付 : 05/8/25(木) 19:04  -------------------------------------------------------------------------
    ぎみゆらさん

 こんばんは。お久しぶりです。
 私は、ここ数ヶ月、読書三昧の日々を過ごしています。だいたいが速読の方なんですが、まるで、なにかに取りつかれたように読んでいます。ハード本で、400〜500ページだったら、5日に一冊。多いときには月に6冊読みます。

 今日は、別に読書の自慢をしたいわけじゃなく、今まさに読みかけの本なんですが、あまりにもタイムリーなので、ちょっと言いたくなりました。

 私は今までの人生で、何度と無く経験したことですが、世の中って何か全てがシンクロしていると言うか、因縁を感ずるのです。それほどタイムリーな本なんです。
 
 前置きが長すぎました。私の好きな作家のひとり、真保裕一が、5年前に発表した本「ダイスをころがせ!」です。

 事業失敗の責任を押し付けられ、総合商社を辞めたK。元大手新聞社の敏腕記者で高校の同級生Aが、衆議院選挙に立候補する物語です。
 二人は、理想と、ある目的とを胸に、徒手空拳でコンビを組み、夢と情熱にほだされて、応援に立ち上がった同級生達。

 くさくて、ありえない話なんですが、読んでいるうちに熱くなってきます。罵詈雑言のやり取りより、よほど夢を与える小説です。フィクションだからと言って馬鹿に出来ません。真保裕一は、作品のため、前準備には入念な取材をする作家です。 下手な政治評論家や経済評論家より、素人にも分かりやすく政治や経済を切っております。

 読みかけなので、結末は分かりませんが、来る衆議院選挙を前にし、タイムリーな小説だと思いましたので……。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/25(木) 23:13  -------------------------------------------------------------------------
   キタキツネさん、こんにちは。


シンクロニシティってたしかにあると、私も経験的に思います。
たぶん、科学的にもある程度は説明できそうな気がします。

たとえばある企画で煮詰まって煮詰まって煮詰まって、本当に切羽
詰まったときに、ふいに降って湧いたように、不思議なところから
手頃な資料が見つかったりしたことが、何度かあります。

◇『ダイスをころがせ!』(真保裕一著、毎日新聞社、2002年)

ご紹介の本、面白そうですね。今年になって、新潮文庫(上下2冊)
でも出ているようです。

そういえば最近、ミステリーとかサスペンスとかをちっとも読んで
いませんでした。人生、エンターテインメントも必要ですよね。

最後までお読みになったら、今回の選挙への知恵やヒントも交えて、
どうかまた何かお書きになってください。

お知らせ、ありがとうございます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 団塊党  ■日付 : 05/8/25(木) 22:23  -------------------------------------------------------------------------
   ぎみゆらさん、素朴な疑問って大事ですよね。

私の素朴な疑問は、小泉さんには郵政民営化に対する確信がどれほどあるのかということです。

学者、専門家達の民営化に対する評価は分かれています。
反対者は決して守旧派、利権擁護派だけではありません。
今日の東京新聞(今、一番客観的な報道の出来る新聞だと私は評価しています。)
にも東大の松原隆一郎氏が反対論を書いています。
これほど評価の分かれている民営化に何故あれほど自信を持てるのかが不思議でしかたがありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 0:35  -------------------------------------------------------------------------
   団塊党さん、お久しぶりです。


> これほど評価の分かれている民営化に何故あれほど自信を持てる
> のかが不思議でしかたがありません。

それでは、団塊党さんの「不思議でしかたがない」を承けて、私も
「素朴な疑問」を続けてみます。

小泉首相は、郵政民営化法案を、命をかけて、何がなんでもやり通し
たいのだそうです。

それならばまず、なぜ衆議院で「反対」した人たちに対する「刺客」
擁立にあれほど執拗にこだわるのか。これはまあ、わかるとえいえば
わかります。非常に野蛮なやり方とは思いますが、すべての選挙区に
「郵政民営化賛成候補」を立てて、国民に選択肢を提供するという
のは、いちおうそれなりに、理屈にはなっている。

それでは、それなのになぜ、衆議院で「棄権、欠席」した人たちに
対しては、宥めたり懐柔したりして自民党の公認候補として取り込む
という、「反対」の人たちに対するあれほど冷酷無比な姿勢とは、
正反対とも言える態度を取ったのか。

それから、なぜ、参議院で「反対」「棄権、欠席」した議員たちを
どのように処分するか、いまだにハッキリさせないで、曖昧なまま、
今回の選挙の「後」にまで、先送りにしようとしているのか。

郵政民営化法案を否決したのは、参議院です。小泉首相からすれば
その「主犯格」にあたる、参議院の「反対」「棄権、欠席」議員らの
処分を曖昧にしたまま、「国民に問う」といわれても、ちょっと
待ってくださいよと、言いたくなります。

本当に「郵政民営化」を国民に問うというのであれば、まずこの間の
衆議院、参議院での議決結果に対し、小泉首相としての「ケジメ」を
全部つけて、すべての態度を国民に対して明らかにしなければ、
「問う」ということにはならないんじゃないでしょうか。

即ち、衆議院、参議院を問わず、「反対」「棄権、欠席」を問わず、
郵政民営化法案に賛成しなかった自民党議員すべてに対して、いま
すぐに、明確な処分を実施するのでなければ、筋が通りません。
現に、衆議院でも参議院でも、採決前には、「棄権でも欠席でも
厳正に処分する」という恫喝、揺さぶりをかけ続けていたのです。

「私はこのように、郵政民営化法案に賛成しなかった自民党の議員に
対しては、すべて、断固とした処置を取りました。これが私の、郵政
民営化法案に対する覚悟です」と国民に示したうえで、今回の選挙に
臨むのでなければ、「問う」ということにはならないはずです。

それなのに、実際には、「棄権、欠席」者とは妥協し、参議院の
「反対」「棄権、欠席」者の処分は先送りしようとしている。ある
ところでは「断固」とした態度、ある部分では「妥協」、別のことは
「隠す」。全般として明快で筋の通った態度を国民に見せないまま、
「問う」と言われても、答えようがないですよそんなの、というのが
私の率直な感想です。

問うというのであれば、まずそのことに関連するすべての態度を
明らかにして、条件を提示し、情報を公開するのが、当然なんじゃ
ないんでしょうか。

何が何だか、全然、まるっきり、わからないのですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 満開の「改革!」  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/8/26(金) 6:56  -------------------------------------------------------------------------
   「郵政民営化が改革の突破口」なのだとしたら、そのようは「改革」とは果たしてなんだろう? どのような「幸福な未来」に国民を誘う「改革」なのだろう。

改革によって、国民にとってよい未来も、悲惨な未来もあるのは必定。

「改革!」とはなんだろう?

少し頭を働かせると、何百何千何万何・・・種類の改革があるハズ、デス。

「改革!」とはその内のどれなのだろう、っ怪(ヶ)、化(ヶ)?

「改革!」で暑く(熱く)なる国民とは、よほど感度がいいのか、鈍いのか。
しかし、いくらなんでも、「利口な国民」を相手にしたらば、「改革1」か、「改革2」か「改革3」か、・・・、「改革n」の内、「何番目くらいデス」とはいうだろうな。(疑問と苦笑と絶望)

嗚呼、馬鹿な国民を前提にして、催眠術師がいて、詐欺師がいて、盗賊が控えていて、さらにさらに、お先棒担ぎと提灯担ぎが利口そうな仮面を被って(そうでもないか、わたし的には結構アホ面デス)「ぼくら」の画面の前に立って、誘導してくれます、デス。

嗚呼、亡国のレトリック。

見渡せば 催眠詐欺師の 四面かな

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):満開の「改革!」  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 11:47  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん、お久しぶりです。


> 嗚呼、馬鹿な国民を前提にして、催眠術師がいて、詐欺師がいて、
> 盗賊が控えていて、さらにさらに、お先棒担ぎと提灯担ぎが利口
> そうな仮面を被って(そうでもないか、わたし的には結構アホ面
> デス)「ぼくら」の画面の前に立って、誘導してくれます、デス。

魑魅魍魎。(笑)

これも「素朴な疑問」なんですが、いま郵便局のことで、夜も眠れ
ないほど困ったり悩んだりしている「ただの庶民」が、いったい
どこにいるというんでしょう。何でこれが、国政の焦眉の課題なん
でしょうか。

全然わかりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):満開の「改革!」  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/8/26(金) 18:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

お久しぶりです。また出てきました。

>魑魅魍魎。(笑)

魑魅魍魎 百鬼夜行や 鵺の声

世の中、変わり目なのかもしれません。

>これも「素朴な疑問」なんですが、いま郵便局のことで、夜も眠れ
>ないほど困ったり悩んだりしている「ただの庶民」が、いったい
>どこにいるというんでしょう。何でこれが、国政の焦眉の課題なん
>でしょうか。

感覚のままに書きますから、曖昧な表現となります。

なお、イワオさんのお立てになった「日本の大手メディア」はそれ自体独立したテーマで、「小泉自公への素朴な疑問」と統合する必要はないだろうと、私は考えます。

素朴におかしいことはおかしい、変なことは変だと言うことが一番大事なのだと思います。わたしたちがどう思い、どう感じているか。

そうしてみて、いまこの私たちの社会を動かしている、さながら「ええじゃないか」騒動の底流にあるものを連想させるような、そのモノはなんなのか。わたしたちが素朴に感じているものに言葉を与えることでその正体も掴まれていくのではないでしょうか。

どうやらそれは「改革」という「言葉の響き(内容は問わない)」と響き合うようです。素朴な感覚として。

得体が知れないモノの魔力は、その名を知ることで無力化することができる、ご存じのように童話、文学作品によくみることができます。

「改革」という無定義語にすぎない言葉の響きに動かされる得体の知れないモノの名を知ることが、非合理な社会の動きに覚醒を取り戻すことにつながる。
コイズミ的なモノは、極めて巧みに、この点に関しては極めて怜悧にその非合理的なモノを煽動的に揺り動かし、自らの動きと共振させているようです。

ならば、なおさら、現在の野党は緊急にその非合理なモノに名を与える必要があります。コイズミ的なものを無力化するためには。

飛躍するようですが、野党、民主党、すなわち小泉自民党と対峙、対決する側は、新党「日本」田中康夫の文学と政治の結びついた洞察力、発信力と手を結ぶ必要がある。田中康夫はおそらく誰よりも、メディアを通じて知る限り、この「得体の知れないモノ」に通じ得る人物のように思われます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):満開の「改革!」  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/27(土) 1:28  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん、こんにちは。


> 素朴におかしいことはおかしい、変なことは変だと言うことが
> 一番大事なのだと思います。わたしたちがどう思い、どう感じて
> いるか。

ありがとうございます。我が意を得たりという気持ちです。

愚直に語る。肌身の感覚で、とりあえず何か言ってみる。たとえ
自分ひとりでも、おかしいと思うことは、「おかしい」と言って
みる。それを、身近な人に、言ってみる。

それが、ここ二十年ほどで、日本人が、もともと持っていたのに、
いつの間にか失ってきた、「いちばん大切なもの」の、少なくとも
ひとつなのではないかと、このごろ思っています。たしかに、
変わり目なのかもしれないなあ、とも思います。

目先のことがどう転ぼうと、希望を持つ。無理やりにでも。
それが、こういったときに、いちばん大事なことなんじゃないかと、
「人間という生き物」のカンとして、そう思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):満開の「改革!」  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/8/27(土) 11:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

おはようございます。

>目先のことがどう転ぼうと、希望を持つ。無理やりにでも。
>それが、こういったときに、いちばん大事なことなんじゃないかと、

「資源」に思いが及べば、悲観することなどあるのだろうか、という、楽観的な思いを常に抱いています。あの敗戦、大震災から平然と立ち上がりました。深い傷を負ったとしても。

この頃大江健三郎の『人生の習慣』(岩波書店)をゆっくり読んでいます。その「ポストモダンの前、われわれはモダンだったのか?」での漱石の考え。『それから』をテキストにして。「漱石が八十年前に批評した貧困の再生産」はまさに現在の日本の批判そのものと、私も頷きます。

それと、『憲法を変えて戦争へ行こう』(岩波ブックレット No.657)、中村哲医師の言葉。「そんなことを言うのは、"平和ボケ"して、戦争を知らない人たちの意見なのではないでしょうか」。

このような問題へ視線を下ろしていくこと、そこから、ぽつりと言うこと、ぎみゆらさんのスレッドのご主旨、その立ち止まりと反省からの希望、出てくる楽観。

騒がしいときには、一度止まって、素朴な感覚まで降りる。

ある方が郵政民営化の問題で、本掲示板に書かれていた大阪のおばちゃんの感覚。自分たちの生活について儲けがあるのか、ないのか、というようなこと。
頭と胃袋を結んで、そうしてYesとかNoとか言う。

ここまで思いつくまで書いて、私も漱石を昔は頭で読んでいたようですから、頭=胃袋共同で読もうか、そうしたらもう少しましな読みになるかなと、気づきます。

>「人間という生き物」のカンとして、そう思っています。

深く同意します。カン。あっちの水は甘いよ、こっちの水は・・・、という誘う声を生き物として聞き分けるカン。

頭が火照っていると、カンも鈍ります。

胃袋でTVをみるのもいいかもしれません。

ところで漱石、胃弱の果てに亡くなりましたが、随分胃を酷使したんですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):満開の「改革!」  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/28(日) 11:26  -------------------------------------------------------------------------
   遍巳亭さん、こんにちは。


◇『人生の習慣』(大江健三郎著、岩波書店、1992年)

『それから』を題材にしているんですか。面白そうですね。

先日ある場所で聞いた話を思い出しました。『それから』の前作に
あたる『三四郎』のごく最初のほう、主人公の三四郎が熊本から
上京する列車で、一緒になったある男性のセリフ。

「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……、日本
より頭の中の方が広いでしょう。囚われちゃ駄目だ。いくら日本の
為を思ったって贔屓の引倒しになるばかりだ」

まるで漱石がいまそこにいて、このごろの日本を、ちょっと決まりの
悪そうな顔をしながら、論評しているようです。『人生の習慣』も、
あと『それから』も『三四郎』も、読んでみたくなってきました。

どうもありがとうございます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):満開の「改革!」  ■名前 : MNG  ■日付 : 05/8/29(月) 18:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼遍巳亭さん:こんにちは。

>「郵政民営化が改革の突破口」なのだとしたら、そのようは「改革」とは果たしてなんだろう? どのような「幸福な未来」に国民を誘う「改革」なのだろう。
>
>改革によって、国民にとってよい未来も、悲惨な未来もあるのは必定。
>
>「改革!」とはなんだろう?

昨日のTBS「サンデーモーニング」で、寺島実朗さんが「改革幻想から脱却しなければならない」とおっしゃってました。

現在の小泉改革以前に、まず「政治改革」がありました。
金のかからない選挙にするという名目で、現在の小選挙区比例代表並立制が導入され、政党には政党助成金が支給されるようになりました。
その次に行なわれたのが「行政改革」でしたが、その内容は省庁のいくつかがくっついて名前が変わっただけでした。

これらの「改革」で、何かよくなったことがあるのでしょうか。
変わらないか、悪くなっただけのように思います。

今回の選挙に向けて自民・公明は、相変わらず「改革・改革」と叫んでいますが、行き着く先は前例が示しているでしょう。

そろそろ「改革幻想」から、目覚める時が来たようです。

疑問形にならなくて、スイマセン。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):満開の「改革!」  ■名前 : 遍巳亭  ■日付 : 05/8/29(月) 23:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼MNGさん:こんばんは

>昨日のTBS「サンデーモーニング」で、寺島実朗さんが「改革幻想から脱却しなければならない」とおっしゃってました。
>

「小泉・竹中自民党の唱える改革への幻想からの脱却」ということなのかと思います。

改革するとして、現状についての認識、つまり、これまでの制度、組織の問題点を指摘し、それをどのように改革し、その改革によってどのような未来が形作られるのかについて、納得のいく説明を聞いた覚えがあまりありません。

言葉は繰り返し聞きました。

○改革!→とは、なにか?
○官から民へ!→とは、なにか?
○民間にできることは民間へ!→とは、なにか?
○大きな政府から、小さな政府へ!→とは、なにか?

ことごと然様で、「・・・とは、なにか?」についての説明がありません。

説明無くして、幻想を抱き、懐かされ、熱狂し、思考を停止していき、一億総茹でガエルのような様になり、・・・、今日、というのが、私の実感じです。

「・・・とは、なにか?」の説明がなされないままに、仕組みがどんどん変化していきました。

社会はすさんだ、慌ただしい、余裕のない、薄っぺらな、それまでの、落ち着き、豊かさ、厚みのある風情がどんどん削がれていく。

「・・・とは、なにか?」抜きの言葉。それからつくられる状況で進んでいく変容。

>これらの「改革」で、何かよくなったことがあるのでしょうか。
>変わらないか、悪くなっただけのように思います。

善し悪しは別にして動きました。「動いた」ということについては評価をしています。良い方向か悪い方向かということについては、決して良い方向に動いたとは思えないのですが、動いたこと自体は評価すべきと考えます。

露払いコイズミで勝つ民主党

選挙状況については、TVに出演する政治家、司会者、コメンテーターの表情、態度、言葉遣いからうかがい知れるように思います。数字などではなく。それらから変化が読み取れます。

改革劇、第一幕は小泉・竹中、そのお膳立てで第二幕主役民主党。このようになることを期待しています。

素朴な感覚として、上記の変容の過程を経た後、健全な保守とリベラルの対話が本質的に重要になるように、思われます。私の考える「健全な保守」とはいわば「森の鎮守」に連なる伝統的な感覚です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ごまめの翁  ■日付 : 05/8/26(金) 9:14  -------------------------------------------------------------------------
    ぎみゆらさん

 此のスレッドの表題にはそぐわないかもしれませんが。

 今(05/8/26)毎日放送の朝スバッに自民党政務調査会長の与謝野馨氏が出ていました。

 みのもんたの最後の質問で、社保庁の無駄使いについて質問していたのですが、
 与謝野氏は
 「無駄使いしていない、其の証拠が何処に有るのか」
 と言いましたので、みのもんたが
 「兆の付くお金が無駄使いされている」
と言いますと、顔が気色ばんで来ましたので、みのもんたさんは上手い事話を逸らせました。

 自民党は郵政一本で選挙に臨んでいますが、社保庁の兆の付く無駄使いについての認識が党の自民党政務調査会長が此れだから、今の自民党は現政権では無駄がないと思っているのでしょう。と言う事は改革する事は無いと思っているのでしょう。偉そうに改革、改革と自民党は云っていても、改革するのは弱い民衆を虐めるだけの改革になり、年金改革は200%駄目と言う事がハッキリしました。


>否決に衆議院解散で応じるという大愚行で議会制民主主義に平然と
>>ツバをはきかけ、正義感ヅラで居直って街頭演説している。
>>>それなのにマスコミは、もう誰もそれを批判しない。

>わからない。まったくわけが、わからない。

 戦時中のマスメディアとだんだん似て来ていると思いますよ。と云うのは、私は許認可権を政府が握っているのと、上層部は今の政権にすり寄っていると思いますので、書かれた事を丸のみに出来ないのが今日この頃です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 11:57  -------------------------------------------------------------------------
   ごまめの翁さん、こんにちは。


> 偉そうに改革、改革と自民党は云っていても、改革するのは弱い
> 民衆を虐めるだけの改革になり、年金改革は200%駄目と言う事が
> ハッキリしました。

そうですね。

「郵便局の公務員28万人!」とか叫んでますが、大半は現場労働者
でしょう。それよりも、先般しっかりk2さんが別のところで書いて
くださっていましたが、公共事業の名の下に、その大半は中央のごく
一部の大企業の儲けになっている。それを差配している官僚どもと
政治家がいる。そのことのほうが、大問題でしょう。

道路公団のことだって、猪瀬も大宅も重箱の隅をつつくばかり。小泉
でも岡田でも誰でも、「天下り全面禁止・官製談合根絶法案」を提案
して、説得力ある実施要項を示せば、多くの国民は支持すると思う。
官僚、政治家、大企業のタライ回しを本気で暴き、対決しようという
政治家は、どうやらいまの日本にはいないようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 流水  ■日付 : 05/8/26(金) 10:05  -------------------------------------------------------------------------
   きみゆらさん、
きみゆらさんの素朴な疑問ですが、わたしは、どんな高尚な理念も難しい理論も、常にこの素朴な疑問によって検証されなければならないと考えてきました。

毎度我田引水みたいで申し訳ないのですが、わたしが現役時代の管理教育全盛時代の逸話です。
体育会の練習で最も難しいのは、全校生徒の行進、整列、ラジオ体操など集団的演目です。当時の体育主任は、それこそ一挙手一投足まできちんと統制の取れた形になるまで決して満足できないタイプでした。
そのため、行進の際の手の振り方、整列の際の「休め」「気をつけ」も至るまで、徹底的な指導を行いました。当時の校長もそういう秩序ある姿が大好きで、それを率先して指導する体育主任を深く信頼していました。

そういう練習が毎日行われていた時、わたしのクラスの最も優秀な女生徒がぽつりとわたしにこういいました。「先生!わたしたちは兵隊さんになったんですか。毎日毎日、手の振り方や気をつけ、休めの仕方などを訓練して、どうするんでしょうか」
この女生徒は、成績は学年トップに何回もなるほど優秀なのですが、非常に優しくて、教師に批判的な言葉など吐いたことが一度もない子でした。
この生徒の発言は胸に答えました。
こういう整然とした秩序ある体育会が行われるようになったほんの数年前までは、それこそ「荒れる学校」の体育会で、行進は滅茶苦茶、徒競走種目では皆が横一列にゴールをする、応援態度は滅茶苦茶。保護者からは、こんな体育会は見たくないというクレームの続出でした。

この現状を変えるために懸命な努力をしてきて、何とか秩序ある体育会ができるところまで回復したのですが、わたしたちは気がつかないうちにやりすぎていたのです。

この生徒の発言は、きみゆらさんのいう「素朴な疑問」です。
如何に「荒れる学校」を立て直す、という大義名分があるにせよ、「わたしたちは兵隊さんになる練習をしているのですか」と子供たちが感じるまでやるのは、やりすぎといわざるを得ません。
この生徒の発言を体育会の反省会(職員の)で話題に出して、次年度から体育会のありようを少し変化させましたが、このようなことは多かれ少なかれ各職場などで見られることです。

要は、このような「素朴な疑問」をきちんと口に出していえる雰囲気があるかどうか、このような「素朴な疑問」を正面から受け止める陶冶性があるかどうかが問われているのです。
これができなくなったとき、学校にしろ、職場にしろ、国にしろ、どこかおかしくなっているのだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/26(金) 12:12  -------------------------------------------------------------------------
   流水さん、こんにちは。


意を汲んだレスをいただき、また貴重な体験談を披露してくださり、
ありがとうございます。

> 要は、このような「素朴な疑問」をきちんと口に出していえる
> 雰囲気があるかどうか、このような「素朴な疑問」を正面から
> 受け止める陶冶性があるかどうかが問われているのです。
> これができなくなったとき、学校にしろ、職場にしろ、国にしろ、
> どこかおかしくなっているのだと思います。

そうなんです。たとえばサービス業の人たちなんかが、よく言い
ますね。「客からのクレームこそ、宝の山だ」と。

私ら出版の仕事も、内実はかなり個人的な手作り作業といった面が
強く、また多くは人の内面にかかわる仕事でもありますし、自分が
やっていることに対して、企画製作中は周り同業者からの、出版後は
読者からの、「ここ、おかしい」「わからない」という声に、どれ
だけ素直に耳を傾けられるかというのが、ひとつの要点になります。

おっしゃるとおり、会社でも、団体でも、地域でも、一人のボスが
周りの「おかしい」「わからない」に耳をふさぎ、大声で怒鳴り
散らし始めるのは、そろそろかなりおかしくなってきた「合図」と
見て、まず間違いないと思います。

そこでちゃんと手を打てるかどうか、たとえば会社なら、その暴走し
始めたオロカモノ社長を、なんとか引きずり下ろすことができるか
どうかが、分かれ目になります。それができないと、その会社は
たいてい、二、三年の内につぶれます。ここ十年ほどで、そういう
例を何件も見てきました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/26(金) 15:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

>それでもどうしても、郵政民営化法案否決をよしとしないというの
>ならば、内閣総辞職が当然の筋です。小泉氏自身、かつてそんな
>ことを叫んでいたんだそうな。
>http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1350520/detail
>
>自分はかつて、重要法案否決なら内閣総辞職が当たり前だと大声で
>怒鳴り散らし、海部内閣倒しに奔走した。ところが自分は、参議院
>否決に衆議院解散で応じるという大愚行で議会制民主主義に平然と
>ツバをはきかけ、正義感ヅラで居直って街頭演説している。
>それなのにマスコミは、もう誰もそれを批判しない。

ここでイラク戦争参加に反対した元外交官天木直人さんの立候補が大変重要な意味があるそうです。 五十嵐仁法政大学教授は次のようにコメントしております。
---------------------------------------

(省略)

小泉首相も同じです。ブッシュ大統領の要請に応じて、イラクのサマワに自衛隊を派遣した「大義」とは何だったのでしょうか。
この問題は、今回の選挙でも問われるべき重要な争点のはずです。しかし、小泉さんは、郵政民営化問題を「煙幕」にしてその陰に隠れてしまいました。大変、ずるいやり方です。

郵政民営化問題は、小泉失政に対する追求を避けるための「弾よけ」に使われています。本来、争点として問われなければならないあらゆる問題を避け、小泉さんはひたすら郵政民営化問題の陰に逃げ込んでいるのですから……。

このような小泉さんを引きずり出し、イラク戦争など外交政策失敗の責任を追及するという点で、天木さんの立候補は大いに意味のあることです。天木さんのご奮闘を期待したいところです。

(省略)


http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm

----------------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : JS  ■日付 : 05/8/26(金) 16:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ozoneさん:
>ここでイラク戦争参加に反対した元外交官天木直人さんの立候補が大変重要な意味があるそうです。 五十嵐仁法政大学教授は次のようにコメントしております。
>---------------------------------------
>
>(省略)
>
>小泉首相も同じです。ブッシュ大統領の要請に応じて、イラクのサマワに自衛隊を派遣した「大義」とは何だったのでしょうか。
>この問題は、今回の選挙でも問われるべき重要な争点のはずです。しかし、小泉さんは、郵政民営化問題を「煙幕」にしてその陰に隠れてしまいました。大変、ずるいやり方です。
>
>郵政民営化問題は、小泉失政に対する追求を避けるための「弾よけ」に使われています。本来、争点として問われなければならないあらゆる問題を避け、小泉さんはひたすら郵政民営化問題の陰に逃げ込んでいるのですから……。
>
>このような小泉さんを引きずり出し、イラク戦争など外交政策失敗の責任を追及するという点で、天木さんの立候補は大いに意味のあることです。天木さんのご奮闘を期待したいところです。
>
>(省略)
>
>
>http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm
>
>----------------------------------------

五十嵐仁さんは、続けて次のように書いていますね。
「同じ選挙区に立つ民主党の斎藤勁(つよし)参院議員の足を引っ張ることになる可能性があります。支持者が重なるように思われますから……。」
民主党と天木直人さんの選挙協力は是非とも必要です。
出来れば斎藤勁さんが辞退して、天木さんをバックアップするのが理想的なんですが…。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/27(土) 0:03  -------------------------------------------------------------------------
   ozone さん、JS さん、こんにちは。


天木氏にはとにかく、この4年間で、いかに日本が外交上の失態と
損失を重ねてきたかということを、存分に明らかにしてほしいと
思います。日中、日韓、ガチャガチャ。日朝、一歩も進展なし。
他のアジア諸国も冷たい目。

小泉、町村は、日本はアジアの一国であるという、逃れようのない
基本的な事柄を、すっかり蔑ろにしてきました。私は別に、中国も
韓国もとくに好きではありませんし、それぞれにいろいろと厄介な
問題のある国だと思っていますが、上手につきあっていくほかない
「隣人」であることは、動かしようがないんです。

他の野党に、天木氏を意識した何らかの動きがあれば、それが理想
ですが、それがどうかにかかわらず、しっかりと、日本の外交が、
いまどれだけ滅茶苦茶になっているかを、明らかにしてほしい。

このままでは本当に、日本はアジアから、世界から、孤立するばかり
ですし、そんな日本を、アメリカはけっして助けないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/26(金) 23:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

>議会の審議と議決で明白な結果が出たのだから、まずはそれに従う
>のが道理。そうしたからといって、郵政改革が泡と消えてしまうわけ
>でもない。公社化によって改革はもう動き始めている。それを再点検
>する機会など、またいくらでも見つけられるはずです。

五十嵐仁さんは、あの解散・それに続く総選挙は郵政民営化法案の成立にとってほとんど意味が無いと断じております。

----------------------------------
『朝日新聞』8月22日付社説「参院のあり方 どうする衆院との関係」を一読して驚いた。今回の「混乱」の原因は「参院のあり方」にあり、「衆院との関係」を変えなければならないというのである。この主張には、大きな疑問がある。

第一に、社説は「第二院である参院は、内閣の命運を左右するような争点では、第一院である衆院に対して自己抑制をする」ことを提言している。しかし、郵政民営化問題が「内閣の命運を左右するような争点」であるかどうかは、誰が決めたのか。そのようなことは、「内閣の命運が左右」されてから、すなわち、事後的にしか分からない。
したがって、この主張は「第二院は第一院に対して自己抑制すべきだ」ということになる。朝日新聞社は、いつから「二院制否定論」になったのか。

第二に、「政治の行き詰まりを打開するには、衆院の解散も一つの選択肢だろう」としているが、参院で法案が採択されなかったことは直ちに「政治の行き詰まり」を意味せず、その「打開」も「衆院の解散」では図れない。
 政治改革関連法案や消費税導入に関連する法案など、参院での重要法案の否決は数多くある。だからといって、「衆院の解散」を「選択」した首相は誰もいない。そんなことをしなくても、法案の修正・再提出などによって成立を図ることが可能だからである。そうしなかったのは制度のせいではない。小泉首相の過った「選択」のためである。

第三に、社説も指摘するように、総選挙で与党が多数を占めても「肝心の参院の勢力は変わらない」。「参院では反対派が新たな勉強会をつくり、結束を固める動きすらあ」り、「もう一度法案が参院で否決され」る可能性は極めて高い。
つまり、郵政民営化法案の成立という点からすれば、今回の総選挙にはほとんど意味がない。意味があるのは、与党が三分の二以上の多数を占めたときだけだ。したがって、小泉首相は「三分の二を取れなかったら退陣する」と言うべきだったのである。

第四に、「参院で重要法案が否決されるたびに総選挙が国民投票のように使われるのは、時間と労力の賢い使い方ではない」と、社説が言うのは正しい。だから、両院協議会での協議と三分の二以上での再議決や継続審議などの仕組みがある。今回、小泉首相はこれらを完全に無視し、最初から解散・総選挙に向けて突進した。
総選挙のマニフェストでは、選挙後の特別国会で民営化法案を再提出して成立を図るとしている。それなら何故、継続審議にして臨時国会で再審議しなかったのか。どうして「特別国会」でなければならないのか。「肝心の参院の勢力は変わらない」というのに……。

郵政民営化法案の成立にとってほとんど意味のない解散・総選挙に、どうして小泉首相が打って出たのか、大きな「謎」である。そのような暴挙を弁護するのではなく、その背景と首相の意図の解明によってこの「謎」を解くことこそ、ジャーナリズムの本来的な責務なのではないだろうか。

http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm

----------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 昼寝もぐら  ■日付 : 05/8/26(金) 23:39  -------------------------------------------------------------------------
   以前から漠然と抱いている疑問は、何で公明党は郵政民営化に賛成しているんだろうか、ということです。
どちらかというと公明党は、地方の人や公務員を守るべき立場の政党だと思っていました。

公明党もついに公務員・地方切り捨てに走り出したのでしょうか。過疎地はきっと公明党員て少ないから、切り捨てても影響はないんですかね。

それとも小さな政府を作ると、相対的に公明党の影響力が大きくなるのか。

公明党にとって郵政民営化によるメリットってなんでしょう?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : taka  ■日付 : 05/8/27(土) 0:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼昼寝もぐらさん:
>以前から漠然と抱いている疑問は、何で公明党は郵政民営化に賛成しているんだろうか、ということです。
>どちらかというと公明党は、地方の人や公務員を守るべき立場の政党だと思っていました。
>
>公明党もついに公務員・地方切り捨てに走り出したのでしょうか。過疎地はきっと公明党員て少ないから、切り捨てても影響はないんですかね。
>
>それとも小さな政府を作ると、相対的に公明党の影響力が大きくなるのか。
>
>公明党にとって郵政民営化によるメリットってなんでしょう?

  昼寝もぐら さん、こんばんは。

 はい、お答えいたします。

   政権のキャスチィングボードを握り、ひたすら三権を握る為です。
   過去の公約「福祉と平和」って何の事、忘れました。以上です。ハイ。

     taka

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 老猿(モンキー改め)  ■日付 : 05/8/27(土) 9:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼takaさん:
>▼昼寝もぐらさん:

公明党にとって郵政民営化などはどうでもいいことであって、ただただ権力を握っていたいから国民をだます天才である小泉の一人よがりの郵政民営化に賛成しているだけと見ればすっきり理解できます。
平和と福祉の党などという看板はとっくになくなっています。
神崎代表はラジオ番組で将来は公明党の単独政権を目指すといったそうです。
これが創価学会・公明党の正に本音でしょう。

身の毛のよだつような恐ろしさですね。
独裁者小泉と全体主義政党公明党の合体した権力の継続は絶対許せません。

>>以前から漠然と抱いている疑問は、何で公明党は郵政民営化に賛成しているんだろうか、ということです。
>>どちらかというと公明党は、地方の人や公務員を守るべき立場の政党だと思っていました。
>>
>>公明党もついに公務員・地方切り捨てに走り出したのでしょうか。過疎地はきっと公明党員て少ないから、切り捨てても影響はないんですかね。
>>
>>それとも小さな政府を作ると、相対的に公明党の影響力が大きくなるのか。
>>
>>公明党にとって郵政民営化によるメリットってなんでしょう?
>
>  昼寝もぐら さん、こんばんは。
>
> はい、お答えいたします。
>
>   政権のキャスチィングボードを握り、ひたすら三権を握る為です。
>   過去の公約「福祉と平和」って何の事、忘れました。以上です。ハイ。
>
>     taka

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : taka  ■日付 : 05/8/27(土) 12:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老猿(モンキー改め)さん:
>▼takaさん:
>>▼昼寝もぐらさん:
>
>公明党にとって郵政民営化などはどうでもいいことであって、ただただ権力を握っていたいから国民をだます天才である小泉の一人よがりの郵政民営化に賛成しているだけと見ればすっきり理解できます。
>平和と福祉の党などという看板はとっくになくなっています。
>神崎代表はラジオ番組で将来は公明党の単独政権を目指すといったそうです。
>これが創価学会・公明党の正に本音でしょう。
>
>身の毛のよだつような恐ろしさですね。
>独裁者小泉と全体主義政党公明党の合体した権力の継続は絶対許せません。
>
>>>以前から漠然と抱いている疑問は、何で公明党は郵政民営化に賛成しているんだろうか、ということです。
>>>どちらかというと公明党は、地方の人や公務員を守るべき立場の政党だと思っていました。
>>>
>>>公明党もついに公務員・地方切り捨てに走り出したのでしょうか。過疎地はきっと公明党員て少ないから、切り捨てても影響はないんですかね。
>>>
>>>それとも小さな政府を作ると、相対的に公明党の影響力が大きくなるのか。
>>>
>>>公明党にとって郵政民営化によるメリットってなんでしょう?
>>
>>  昼寝もぐら さん、こんばんは。
>>
>> はい、お答えいたします。
>>
>>   政権のキャスチィングボードを握り、ひたすら三権を握る為です。
>>   過去の公約「福祉と平和」って何の事、忘れました。以上です。ハイ。
>>
>>     taka

   老猿 さん、こんにちは。初めまして。

   白髪だらけ艶の無い抜け羽だらけのタカです、宜しくお願い致します。

   先般の都議選の結果を見ても、出馬イコール100%当選
   取りこぼし無し、尚且つ複数立候補者はほとんどが一位、二位、当選。
   
   この統制された票の恐ろしさを一番知っている方々は自民党です。
   議員数に於いては自民が勝りますが、当落の決定権者は公明党です。

   従って、都市部の行政の裏決定権を既に握っております。
   この流れを国政に持ち込む野望が前回の衆院・参院・選挙に現れ始め
   今回の選挙でその野望の完結を目指しております。

   今からでも遅くは無い、懸命な有権者諸氏の冷静な判断、一票の行使
   を願う者です。自民支持者の皆さんも、自民総裁任期にまで口を挟み
   出した、いかんざき、ふゆしば、奥に隠れた大先生の狂気の野望を読み
   万が一にも比例は公明党などの甘い口に乗せられない事を祈ります。

     taka

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : Gokai  ■日付 : 05/8/28(日) 19:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:こんにちは

私の素朴な疑問はやはり経済です。

日本株式会社は世界との商取引(貿易)で毎年巨額を儲けています。

なのにどうしてその従業員である日本国民や企業は給料が安いままなのでしょう。
(注)この場合、企業も従業員に当てはまり、売り上げ減少にて 倒産合併に苦しんでいます。

>小泉首相、自公政権が、この頃やることなすことは、私にとっては
>もう、何もかも、わからないこと、素朴な疑問、「?」「?」「?」
>だらけです。それからまた、マスコミの報道も、ヘンテコリンなこと
>ばかり。そんなことを、少しずつでも、書いてみることにします。
>よろしければ、みなさんも続けてどうぞ。
>それなのにマスコミは、もう誰もそれを批判しない。
>わからない。まったくわけが、わからない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 武部が消費税UPって  ■名前 : ギアえもん  ■日付 : 05/8/28(日) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   選挙中に都合が悪いことはしないはずなのに何でこんな事言うんでしょうか?
郵政に反対した議員を公認するか?みたいな動きもあるし、(賛成するかで決まるみたいですが)
何かこのごろ変じゃないですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):武部が消費税UPって  ■名前 : ギアえもん  ■日付 : 05/8/28(日) 21:46  -------------------------------------------------------------------------
   八代って人は公認されないみたいですね。
当然だと思いますが、批判が無かったら公認するつもりだったんでしょうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050828-00000112-kyodo-pol

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):武部が消費税UPって  ■名前 : JS  ■日付 : 05/8/29(月) 13:14  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ギアえもんさん:
>八代って人は公認されないみたいですね。
>当然だと思いますが、批判が無かったら公認するつもりだったんでしょうか?

自民執行部と小泉の密約があったことをばらしましたね。
『「党執行部から18日朝、『必ずあなたには福祉枠との思いで(比例での擁立を)考えている』と言われた。
『心配するな、バッジを付けさせる』とも言われた。
「小泉(純一郎)総理からは『おれを信じてくれ』と4回言われた」と話した。』
と、記者会見で発言しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ふきのとう  ■日付 : 05/8/29(月) 9:11  -------------------------------------------------------------------------
   人々の願いを叶えることよりも、「一貫して」自分の願いを叶えるために全力をつくす。
それが「政治家」か。

人々が望んでいないことを望むように仕向けることに、「本気で」金と労力を使う。
これが「政治」か。

以上、幼児並の素朴な疑問でございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/29(月) 16:45  -------------------------------------------------------------------------
   ふきのとうさん、お久しぶりです。


> 以上、幼児並の素朴な疑問でございました。

「オーサマは裸だ!」と見破ったのは、村のオコチャマでした。

日本のいまのソーリサマは、ハグラカシ、キョーベン、シランプリ、
イナオリなどが得意技です。そんなソーリサマのウソ、ゴマカシを
見破るのは、「幼児並み」の目と皮膚感覚なのかもしれませんね。

素敵な書き込み、ありがとうございます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/8/29(月) 18:35  -------------------------------------------------------------------------
   「郵政民営化法案反対派」の一人、八代英太氏が、自民党を離党し、
東京12区から無所属で立候補することを正式に表明したそうです。
http://www.asahi.com/politics/update/0829/003.html

新聞報道などから察するところ、だいたいにおいて、以下のような
流れだったみたいです。

  八代氏は「反対派」だから、自民党として公認しない
    ↓
  八代氏、東京12区から無所属で立候補を示唆
    ↓
  東京12区は、関東圏で唯一、公明党が小選挙区に候補を
  立てる選挙区(太田昭宏氏、同党幹事長代行)
    ↓
  その東京12区で、公明党の足を引っ張るような格好になる
  のは、すごくまずい!
    ↓
  八代氏を「比例単独で公認」と懐柔、小泉首相も自ら激励
    ↓
  「反対派」綿貫氏や亀井氏に「刺客」を送り込んでおき
  ながら、同じく「反対派」の八代氏を公認するのでは、
  「ご都合主義」とのイメージが、世間で高まるかも
    ↓
  ここに来てなんだか、自民党の支持率も低下気味だし、
  それはかなりまずい!
    ↓
  さんざん揉めた末に、結局「八代氏比例単独公認」を却下
    ↓
  八代氏、逆ギレして、東京12区から無所属で立候補を決意

      *

率直にいって私には、「みっともない内輪もめ」にしか見えません。
ただ、この騒動から、なんとなく見えてくることが、一つあります。
それは、自民党はこれまで、「郵政民営化」の是非を問うために、
決然とした姿勢で今回の選挙に臨むといってきたけれど、それって
ほんとにホントなの? ということです。

自公選挙協力を最優先するか。八代氏をどう懐柔するのか。「郵政
民営化反対派」の八代氏を比例単独で公認してもいいものかどうか。
そんなあたりで、グルグルグルグル、スッタモンダして、結局「損得
勘定」で、いまは「郵政民営化反対派は公認しない」という姿勢を
優先してみせたほうが「トク」だろうと考えた。

小泉首相自身、遊説先で「八代氏の件は?」と記者に聞かれて、
「自民党東京都連の考えを聞いてから決める」と答えていました。
「郵政民営化反対派」に断固たる姿勢を取るんだったら、いまさら
都連の意見なんか聞く必要ないのに。それにどうも、八代氏が言う
には、小泉首相自身が、何度も八代氏を励ましていたといいます。

「郵政民営化に決然」としてるんだったら、「断固たる態度」なら、
小泉さんも、東京都連も、迷ったり揉めたり協議したりする必要
なんか、ヒトッカケラも、ないはずだと思うんですけど。

まるっきり、ワケがわかりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 老猿(モンキー改め)  ■日付 : 05/8/29(月) 19:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:

八代氏の立候補に関するドタバタ劇はまとめて頂いたとおりだと思います。
結局、小泉首相の郵政民営化に対する「不退転の決意」などこんな程度のもので、ただただ意固地になって反対派の抹殺を図っているに過ぎないことを見事に露呈しています。
以前にも別のスレッドで述べましたが、今回の郵政民営化法案否決の直接的要因となった22名の「造反」自民党参議院議員の懲罰もせず、党籍もそのままではダブルスタンダードどころか何の基準(スタンダード)も無いといわざるを得ません。

一方でこの経緯で明らかになったことはもはや自民党は公明党=創価学会の意向を汲まずには何事も自主的に決められない政党に成り下がった事実であります。
もはや自公連立政権ではなく限りなく公明党が主導権を握る政権に成りつつあります。公明党が他党である自民党候補を大量に推薦するなど狂気の沙汰でもはや両党とも独立した政党とは言い難い。 もし今回の総選挙で自公が勝利するようなことがあれば完全に自民党は名前だけの政党に堕落します。

>「郵政民営化法案反対派」の一人、八代英太氏が、自民党を離党し、
>東京12区から無所属で立候補することを正式に表明したそうです。
>http://www.asahi.com/politics/update/0829/003.html
>
>新聞報道などから察するところ、だいたいにおいて、以下のような
>流れだったみたいです。
>
>  八代氏は「反対派」だから、自民党として公認しない
>    ↓
>  八代氏、東京12区から無所属で立候補を示唆
>    ↓
>  東京12区は、関東圏で唯一、公明党が小選挙区に候補を
>  立てる選挙区(太田昭宏氏、同党幹事長代行)
>    ↓
>  その東京12区で、公明党の足を引っ張るような格好になる
>  のは、すごくまずい!
>    ↓
>  八代氏を「比例単独で公認」と懐柔、小泉首相も自ら激励
>    ↓
>  「反対派」綿貫氏や亀井氏に「刺客」を送り込んでおき
>  ながら、同じく「反対派」の八代氏を公認するのでは、
>  「ご都合主義」とのイメージが、世間で高まるかも
>    ↓
>  ここに来てなんだか、自民党の支持率も低下気味だし、
>  それはかなりまずい!
>    ↓
>  さんざん揉めた末に、結局「八代氏比例単独公認」を却下
>    ↓
>  八代氏、逆ギレして、東京12区から無所属で立候補を決意
>
>      *
>
>率直にいって私には、「みっともない内輪もめ」にしか見えません。
>ただ、この騒動から、なんとなく見えてくることが、一つあります。
>それは、自民党はこれまで、「郵政民営化」の是非を問うために、
>決然とした姿勢で今回の選挙に臨むといってきたけれど、それって
>ほんとにホントなの? ということです。
>
>自公選挙協力を最優先するか。八代氏をどう懐柔するのか。「郵政
>民営化反対派」の八代氏を比例単独で公認してもいいものかどうか。
>そんなあたりで、グルグルグルグル、スッタモンダして、結局「損得
>勘定」で、いまは「郵政民営化反対派は公認しない」という姿勢を
>優先してみせたほうが「トク」だろうと考えた。
>
>小泉首相自身、遊説先で「八代氏の件は?」と記者に聞かれて、
>「自民党東京都連の考えを聞いてから決める」と答えていました。
>「郵政民営化反対派」に断固たる姿勢を取るんだったら、いまさら
>都連の意見なんか聞く必要ないのに。それにどうも、八代氏が言う
>には、小泉首相自身が、何度も八代氏を励ましていたといいます。
>
>「郵政民営化に決然」としてるんだったら、「断固たる態度」なら、
>小泉さんも、東京都連も、迷ったり揉めたり協議したりする必要
>なんか、ヒトッカケラも、ないはずだと思うんですけど。
>
>まるっきり、ワケがわかりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/8/29(月) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>小泉首相、自公政権が、この頃やることなすことは、私にとっては
>もう、何もかも、わからないこと、素朴な疑問、「?」「?」「?」
>だらけです。それからまた、マスコミの報道も、ヘンテコリンなこと
>ばかり。そんなことを、少しずつでも、書いてみることにします。
>
>よろしければ、みなさんも続けてどうぞ。
>
>   *

理不尽極まりない今回の選挙に五十嵐仁さんが鋭くメスを入れております。謎解きの鍵は必然性のないこの解散・総選挙そのものにあるようです。

将来を展望し、小泉首相の意図する本質を掴むようにしたいと思っております。
----------------------------------

(省略)

そもそも今回の選挙は、小泉首相によって無理やり実行された理不尽きわまりないものです。やらなくても一向にかまわない選挙を、何故、小泉首相が強行したのかは、いまだに大きな“謎”です。

小泉さんは、「郵政民営化は待ったなしで、それを実現するための選挙だ」と言うでしょう。しかし、何度も書いてきたように、選挙で与党が勝っても民営化法案が成立するかどうかは分からず、選挙をやらなくても、継続審議にしていたら秋の臨時国会で成立したかもしれません。しかも、法案が成立しても民営化が始まるのは2年後の2007年からで、完全民営化は2017年になります。

それなのにどうして、こんなに焦って、力づくで遮二無二、総選挙に打って出たのでしょうか。そこが、私には理解できません。髪を振り乱し、声をからして、ただ郵政民営化だけを訴えている小泉首相の姿を見ると、何かに取り憑かれて正常な判断力を失っているんじゃないかとさえ思えるほどです。

(省略)

http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm

--------------------------------

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : 昼寝もぐら  ■日付 : 05/8/29(月) 23:29  -------------------------------------------------------------------------
   自民党HPの「郵政民営化なくして小さな政府なし」というところを見てみました。

 http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2005_seisaku/120yakusoku/zu.html

ここに『改革の本丸。郵政民営化で官のリストラを実現』とあります。

実際、官はどのくらいリストラされるんでしょうか?

郵政公社の職員(公務員)は28万人とか言われていて、この人たちは非公務員化されるのでしょう。ただ郵政公社は独立採算でやっていて、税金の投入はなされていないそうですから、ここの職員が非公務員化されても、あまり官のリストラというイメージは感じません。数は多いけど。
(公務員の削減は基本的には賛成)

官のリストラというと、私は省庁の官僚のリストラというイメージを抱きます。郵政は総務省の管轄ですが、総務省のリストラ・スリム化あるいは権限の縮小は進むのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/1(木) 20:03  -------------------------------------------------------------------------
   「改革を止めるな」

街角にベタベタ貼ってある、小泉さんの、でっかい顔のポスター。
「フン!」と思いながら、でもなんか、表情がミョーに爽やかな
感じがする。この頃の小泉さんって、もっと人相が悪くなってた
ような気がするんだけどなー。見るたび、そう思ってました。

一度だけ、小泉さんの実物を見たことがあります。

まだ首相になる数年前。東京・築地の歌舞伎座。歌舞伎座って、
劇場の中にいくつか食堂や売店があるんですけど、そのうち、
いちばん安くて庶民的な、三階の隅っこにある「そば食堂」に、
ふらりと入ってきた。SPが二人、ついてたような気がする。

けっこう、いい感じでしたね。テレビなんかで見るより、ずっと
すっきりシャープな感じがした。なんというか、「生身」の切れ味
みたいなものを感じました。

いま街中に貼ってあるポスターの小泉さんは、近頃の、一生懸命
頑張って、なんとかいつもニコヤカにしてても、やっぱりどうも、
ときどき、ついチラリと険悪な表情がのぞいちゃう小泉さんでは
なく、あのとき歌舞伎座三階そば食堂で見かけた、アンチャン風の
小泉さんに、雰囲気ちかいなーと、なんとなくそう思ってました。

そしたら、やっぱりそうだった。

昨日だか、一昨日だったか、山拓が、どっかのテレビで言ってた。
あれ、四年前の、首相に就任した頃の写真なんですって。

ズッルーい。

そんなの政策と関係ないジャン。政権選択と何の関係もないジャン。
そう思う人も、いるかもしれません。でも私は、そうは思わない。
そういうゴマカシ、そういうウソツキは、とっても、気になる。

今度の選挙は、「小泉改革の四年間」を振り返って、ここから先、
もう一度、小泉さんに託しても、いいものか、どうか。それを、
問う選挙なんじゃないんでしょうか。

その小泉さんが、街中に貼り出すポスターに、なんで四年前の
写真を使うんでしょ? ズルいと思う。

ズルい。ズルい。すっごくズルい。
と私は思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/9/1(木) 23:44  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ぎみゆらさん:
>小泉首相、自公政権が、この頃やることなすことは、私にとっては
>もう、何もかも、わからないこと、素朴な疑問、「?」「?」「?」
>だらけです。それからまた、マスコミの報道も、ヘンテコリンなこと
>ばかり。そんなことを、少しずつでも、書いてみることにします。
>
>よろしければ、みなさんも続けてどうぞ。
>
>   *
>
>今月はじめ、参議院本会議での郵政民営化法案をめぐる攻防が激化
>するなか、小泉首相が「否決なら衆議院解散」とにおわせ始めると、
>テレビも新聞も、「参議院での否決に衆議院の解散で応じるのは、
>筋が通らない暴挙」といっていた。正確にいえば、識者の諸氏に
>そういわせていた。
>
>ところが、実際に参議院否決、衆議院解散となってからは、誰も、
>ちっともそれをいわなくなった。それどころか、「解散再選挙で
>国民の意思を問うわけだから」などと、まるで当然の前提のように
>いっていたりもする。もうほんとにまったく、わけがわからないと
>いうか、厚顔無恥というか、何というのか。

やっぱり今回の解散は問題があるんですね。まともに国会を運営するためにと、論議されて来ております。 選挙が終わっても、またの参議院での審議との絡みで、重要な問題になるようです。

東京新聞が「内田満・早大名誉教授に聞く」という下記のような記事を載せております。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050901/mng_____tokuho__000.shtml
-----------------------------------
郵政民営化法案が参院で否決され始まった“郵政やけっぱち解散”。「民営化にイエスかノーか」の二者択一を国民に迫る小泉純一郎首相だが、参院でまた否決されれば、総選挙にどんな意味があったのか問われることになる。前回、反対姿勢を示した参院自民党の“造反議員”にあらためて法案への思いを聞いてみると。 

(省略)

-----------------------------------

関連して五十嵐仁さんが論究しております。 これからの二院制を展望して大変参考になりました。 
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ぎみゆら <gimiyura@fox.dti2.ne.jp>  ■日付 : 05/9/3(土) 11:37  -------------------------------------------------------------------------
   小泉純一郎というと、世間では、靖国派のウルトラ右翼と思っている
人も、少なくないようです。でも、ほんとにそうなんでしょうか?
ウルトラ右翼かどうかは、私にはわかりません。でも少なくとも、
小泉さんは「靖国派」ではないと、私は思います。

2001年に首相に就任したとき、あれほどキッパリ「必ず8月15日に
首相として靖国神社に参拝する」と言った。記者の質問に、何度も
「必ず行く!」と言い切った。なのに結局その後、小泉さんは一度も
「8月15日靖国参拝」を実行していない。最初の年は、8月13日。
その後は、4月とか、1月とか。今年はまだ、行ってもいない。

ちなみに、「靖国問題」に対する私自身の考えを、簡単に言っておき
ます。首相が誰でも、靖国神社への首相公式参拝に、私は反対です。
靖国神社への日本の首相の公式参拝は、本人の意図がどうであれ、
現状として、靖国神社に政治的な色合いを強く付与する結果となり、
靖国神社を「政争の場」にしてしまうことが避けられない。それは、
慰霊の場にふさわしくないと考えるからです。それでもぜひ行くと
いうのなら、個人として、目立たぬよう、ひっそり行けばいい。

靖国神社にねむる、かつての戦争で命を落とした200万余の兵たちの
霊に、安らかであってほしい。ご遺族の方々にお心を鎮めていただき
たい。そう思う気持ちは、私も持っています。今年の8月15日には、
そんな思いを抱きながら、靖国神社に行ってきました。かなりの人出
でしたし、高齢の父と同伴でしたので、本殿まで行くのはあきらめ、
私なりに心の中で手を合わせて、帰ってきましたが。

「8月15日に行く!」と首相として言ったのなら、小泉さんはそれを
誠実に実行すべきでした。何らかの考えで、やはりそうしないことに
したのであれば、「初詣は日本の習慣」などとハグラカシを言わず、
考えと行いを変えた理由を、国民に、とくにご遺族方に、きちんと
説明するべきだったと思います。

8/28付け朝日新聞朝刊で、特攻隊の生き残りである84歳の男性の、
こんな言葉が紹介されていました。「8月15日に参拝すると遺族会に
約束したはず。果たせない約束なら最初からするべきではなかった」
まったくその通りだと、私も思います。

そんな、口先でもてあそんでいいような事柄なんですか。靖国神社
とか、戦没者慰霊とか。それから、私の立場からいわせてもらえば、
長崎とか、広島とか。そういった話題を、目先の、自分の、政治的な
利益や、見え透いたハグラカシで、どうこうしていいんですか?

「8月15日に行く」と言ったなら、なぜ実行しない。簡単に時期を
ずらしたり、今回は、選挙の都合で行かないことにしたり。そんな
ふうに、軽々しくもてあそんでいいような、その程度のことだと、
思っているんでしょうか、小泉さんは?

あの戦争で命を落とした方々の、慰霊のことなんです。いったい、
なくなった方々や、ご遺族の方々の気持ちを、どう考えているのか。
「8月15日に行く」と、ただ言いっぱなしで、知らん顔。そのことを
質されても、薄笑いやハグラカシでかわすばかり。そんな態度が、
なぜ平気で取れるのでしょうか。

私には、まったく、理解できません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : MNG  ■日付 : 05/9/8(木) 12:47  -------------------------------------------------------------------------
   総理は言う。
「郵政改革で官から民へお金を流す」と。
だったら減税して下さいよ。
税金は、民から官へお金を吸い上げてますよ。
官から民へと言ってるくせに、増税を目論むのは大きな矛盾じゃないんですか?
超素朴な疑問です。

疑問その2。
「郵政民営化は改革の本丸だ。郵政民営化はあらゆる改革に繋がる。」
本丸というのは、外堀を埋め、内堀を埋め、最後に到達する最終目標です。
それなのに総理は、郵政改革が出来なければ、他の改革も出来ないなんて平気で言う。
改革の第1歩は本丸なんかじゃありません。
言葉の意味が分かって使ってるんでしょうかねえ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):小泉自公への素朴な疑問  ■名前 : ozone  ■日付 : 05/9/8(木) 13:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼MNGさん:
>総理は言う。
>「郵政改革で官から民へお金を流す」と。
>だったら減税して下さいよ。
>税金は、民から官へお金を吸い上げてますよ。
>官から民へと言ってるくせに、増税を目論むのは大きな矛盾じゃないんですか?
>超素朴な疑問です。
>
>疑問その2。
>「郵政民営化は改革の本丸だ。郵政民営化はあらゆる改革に繋がる。」
>本丸というのは、外堀を埋め、内堀を埋め、最後に到達する最終目標です。
>それなのに総理は、郵政改革が出来なければ、他の改革も出来ないなんて平気で言う。
>改革の第1歩は本丸なんかじゃありません。
>言葉の意味が分かって使ってるんでしょうかねえ。

全く支離滅裂です。 だから有権者の方々と小泉「改革」について話し合うと、皆様「改革=改悪、イタミ」だと怒っております。 そこから本質論議が深まります。

小泉首相は毎日「自民党をぶっ壊す」と絶叫していますが。 これも国民への無責任なメッセージです。 矛盾撞着もいいとこです。 事の重大さを気付いておるのでしょうか。
有権者の皆様は気付いて来たようです。 

恐らくご本人は財界がバックに居る。 金も人も応援して貰える。 マスコミは味方だ。 との確信をもっているから、あんな矛盾したことを言っているのではないでしょうか。

有権者の総力をあげて、あの思い上がりをそれこそ「ぶっ壊して」やりたいです。 まだそのための時間は充分あります。 これからがヤマですね。

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