Page 963 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼世界の目 HAL 05/9/26(月) 9:02 ┣Re(1):世界の目 老猿 05/9/26(月) 12:14 ┣Re(1):世界の目 風鈴カザン 05/9/26(月) 18:50 ┣Re(1):世界の目 ゆきりん 05/9/26(月) 19:29 ┃ ┗Re(2):世界の目 BadBloke 05/9/26(月) 20:41 ┃ ┗Re(3):世界の目 ゆきりん 05/9/26(月) 21:09 ┃ ┗Re(4):世界の目 BadBloke 05/9/26(月) 21:40 ┃ ┣Re(5):世界の目 YOTA 05/9/26(月) 22:13 ┃ ┗Re(5):世界の目 ひたすら松 05/9/27(火) 0:04 ┗Re(1):世界=NYタイムスじゃない コップ酒 05/9/27(火) 3:08 ┗Re(2):世界=NYタイムスじゃない 石頭の息子 05/9/27(火) 8:40 ┣Re(3):世界=NYタイムスじゃない 加茂井77 05/9/27(火) 11:50 ┗Re(3):世界=NYタイムスじゃない YOTA 05/9/27(火) 22:22 ┗Re(4):世界=NYタイムスじゃない コップ酒 05/9/28(水) 6:03 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 世界の目 ■名前 : HAL <furui3@yahoo.co.jp> ■日付 : 05/9/26(月) 9:02 -------------------------------------------------------------------------
23日付産経新聞に下記のようなニューヨーク・タイムズの記事 が掲載されておりました。 ここでは、「日本より韓国や台湾のほうが、市民社会や自由な マスコミが健在で、民主主義がより進んでいる。」と言い、「自民 党の長期政権保持は中国や北朝鮮並み」とまで酷評しています。 これは単なる米国の一新聞の報道に過ぎませんが、米国をはじめ 世界が日本をどのように見ているかを如実に知らしめる一例と認め ざるを得ません。 驚いたことに、この記事に対してわが国の外務省が猛然と抗議し たそうであります。 国家対国家間の外交交渉ではまったく態をなさないわが国が、一 民間報道機関に対してはかように異常な反応を示すのはどういうこ とでしょうか。 町村大臣率いる無能官僚集団が、小泉首相に対するおもねりから 発したポーズとしか思われませんが、その結果、世界の失笑を買う ことに対する無神経には驚かされます。 記 《【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズの日本の 政治や選挙に関する報道は不公正だとして、外務省が二十一日まで に同紙に投書の形で抗議の意向を伝えた。投書はニューヨークの日 本総領あり、事館経由で送られた。 外務省側が問題にしたのはニューヨーク・タイムズ九月七日付の 東京発の「なぜ日本は一党に統治されることに満足なのか」という 見出しの報道記事と小泉純一郎首相を批判した同十三日付の社説。 投書は「貴紙の日本に関する報道への懸念を深めている」として、 まず「七日の記事は自民党の統治の役割を不公正にも中国や北朝鮮 の一党支配にたとえている」と述べている。 同記事は日本国民が今回の選挙でも自民党を選ぼうとするのは民 主主義の基盤が弱いからだという趣旨で、自民党の長期政権保持を 中国や北朝鮮の共産主義政権の支配にたとえ、韓国や台湾の方が市 民社会や自由なマスコミが健在で民主主義がより進んでいる、と述 べている。 文中には「日本の民主主義は幻想、その基盤は希薄」「五十年の 一党支配が民主主義の成長を止めた」「マスコミはみな自民党路線」 というような記述が続出する。記事は民意の反映の結果としての自 民党の政権担当という民主主義の基本を無視しているわけだ。 外務省の投書は今回の総選挙が有権者の改革継続への支持の劇的 な結果だとして、「すべて日本の民主主義の社会と制度の枠組み内 での問題解決への道」だと評し、北朝鮮などはそうではないと強調 している。 十三日付社説は、総選挙が郵政民営化だけを争点としたとして、 その結果、「小泉首相の軍事的ナショナリズムという日本の伝統の 愚かな受け入れを容認することとなった」と述べ、さらに「軍国主 義者が祭られる神社への小泉首相の参拝と、より力強い軍事政策へ の同首相の支持はアジアの世論を警戒させた」と論評している。つ まり、小泉首相は軍国主義を推進していると非難するに等しいわけ だ。 この点、外務省の投書は、アジアでの日本の役割は日本の内外で の論議の的となっているとしたうえで「日本は平和憲法や国際協力、 そして隣国との相互に有益な関係の保持を続ける構えだ」と述べる とともに、「小泉首相は日本に過去六十年、平和と繁栄をもたらし た基本原則から逸脱はしていない」と説明している。 小泉首相を軍国主義者とみなすニューヨーク・タイムズの対日姿 勢は中国の公式主張にきわめて近く、日本外務省としても放置はで きないと判断したのだろう。》 |
▼HALさん: 私も同記事をwebで読みました。 一読して感じたことはアメリカにはまだニューヨーク・タイムズのような権力・体制に盲従しないマスメディアが健在であることに対する羨望の念です。 今回選挙戦における日本の大マスコミの自公政権・体制に関する追従振りには大いに怒りを覚えました。 選挙後も相変わらず、幼稚園児のような新人議員、聞いたことも無いような似非女性「株式評論家」、「カリスマ主婦」議員等を取り上げ、取材される方もタレント気取りで私生活を公開、今朝などは愛犬に食べさせる牛肉ステーキまで披露していました。 こうした議員連中が本当に国民のため身命をかけて政治に取り組むとは到底思えません。(この印象が間違いであることを祈るのみです) 最近、特にテレビ朝日の報道姿勢が大きく自公政権よりになっているのではと危惧しています。 先日も選挙の総括的なコメントであるコメンテーターが今回選挙で、自民党候補者が「比例代表は公明党へ」と連呼していたのは独立した政党の行動としてはおかしいと批判したところ、キャスターがすぐさま発言を引き取り話題を変えてしまいました。このことに関しては、番組宛すぐ抗議文を送りました。 どうやらマスコミに対しても我々は監視する目を厳しくしないといけない時代になったようです。 抗議文を送る、視聴しない、購読しないなど対抗策は色々考えられるので一人一人の力は弱くても大勢の方がこのような行動をとれば大きな牽制する力になりえると考えます。 >23日付産経新聞に下記のようなニューヨーク・タイムズの記事 >が掲載されておりました。 > ここでは、「日本より韓国や台湾のほうが、市民社会や自由な マスコミが健在で、民主主義がより進んでいる。」と言い、「自民 >党の長期政権保持は中国や北朝鮮並み」とまで酷評しています。 > これは単なる米国の一新聞の報道に過ぎませんが、米国をはじめ >世界が日本をどのように見ているかを如実に知らしめる一例と認め >ざるを得ません。 > 驚いたことに、この記事に対してわが国の外務省が猛然と抗議し >たそうであります。 > 国家対国家間の外交交渉ではまったく態をなさないわが国が、一 >民間報道機関に対してはかように異常な反応を示すのはどういうこ >とでしょうか。 > 町村大臣率いる無能官僚集団が、小泉首相に対するおもねりから >発したポーズとしか思われませんが、その結果、世界の失笑を買う >ことに対する無神経には驚かされます。 |
HALさん >驚いたことに、この記事に対してわが国の外務省が猛然と抗議し たそうであります。 私はむしろ、抗議したことにあなたが驚かれたと言うことに驚いております。 いくらマスコミでも、言っていいこと悪いことはある筈です。 |
日本が北朝鮮より民主的でないなんて書くのは 特定の思想に染まっている記者の個人的な思惑が強く出ているのでは無いでしょうかね。 それを世界の目っいうのはどうでしょう。 衆議院選挙でマスメディアの論調が自民党よりだと批判していた方が多数いましたね。 マスメディアの報道を、反自民の人は自民よりだと批判し、自民支持の人は反自民に偏していると批判していますね。 そのいずれが正しいのかはともかくとして、報道を受けてそれをどう解釈するかは個々のメディアリテラシーによるものだと思います。 ニューヨークタイムスの記事は東京特派員のNorimitu Oonisi氏が書いていますが、 反日記事を書くことで有名なのでまた大西かっていうのが率直な感想です。 ちなみにNYTの東京支社は東京の築地にあり、朝日新聞と同じビルです。 |
▼ゆきりんさん: 一体どういう文脈で<メディア・リテラシー>が出てきたのか、ぼくには不思議です。このスレッドの発言内容を批判するのに、メディア・リテラシーが必要なのでしょうか? |
▼BadBlokeさん: >▼ゆきりんさん: > >一体どういう文脈で<メディア・リテラシー>が出てきたのか、ぼくには不思議です。このスレッドの発言内容を批判するのに、メディア・リテラシーが必要なのでしょうか? ニューヨークタイムスに書かれている事を”世界の目”と捉える人もいるでしょうが 書かれている記事の内容そのものに疑問を感じる人もいる。 記事そのものを自らが判断して取捨選択をすればよいと思います。 そういう意味です。 |
▼ゆきりんさん: なるほど、そういうフェアなお考えで投稿されたわけですね。ぼくは、てっきり体制をラジカルに批判する発言を、一方的に<偏向>だと決めつけているかのような印象を受けたものでしてね。ま、誤解していたら許してください。 ところで、「また大西か」というご感想ですが、これもゆきりんさんの個人的な批判と解釈してよろしいわけですか? |
>Badblokeさん 『ノリミツ・オオニシ』でググってみれば宜しい。 この記者の『前科』についての資料が、山ほど出てくるはずです。 ちなみに私も、ネットのニュースでこの話を聞いた時に『また大西か』と思いましたよ。 |
ゆきりんさん はじめまして、 私がゆきりんさんの、ニューヨークタイムス紙の記事を読んで、 として投稿された文章を読ませて貰った限りでは、自民党の政権 保持の期間の長さが、北朝鮮や中国のそれに比すべきものだとし か読み取れませんでした。北朝鮮などが、日本より民主的との表 現は無かったと思いますがいかがでしょう。 いまひとつは、この記事が、基本的に日本政府に批判的な記者 によって書かれたものだとしても、社の然るべき責任ある部署で のチェックは当然あったはず、であれば、ここは矢張り、同社の 意見として、受け取るのが至当だと思います。 私自身、直接、間接に、見聞してきた国内外の人の意見からも、 日本の民主主義は未だ未成熟、との思いを強くしているものです。 その一端は、別スレッドにある、「民主主義と島国根性」にも 書かせて貰いましたが、その他、同根ながら、統治される事に慣 らされてきた、敗戦までの長い歴史的背景が、個人と国家の拘り 方に対する、認識に、欧米諸国のそれとは大きな違いを齎したと 考えております。 話はかわりますが、たまたま、他の国でも選挙の多い昨今で、 ドイツなどでも、本当に混沌とした情勢の様ですが、全く、大変 な時代になったものだとつくずく思います。 我ながら、ちと大袈裟な、と思いながら、日本が、何時の日か 世界から尊敬される民主主義国家になる日を夢見つつこの辺で。 失礼致しました。 |
▼HALさん:こんにちは。 > これは単なる米国の一新聞の報道に過ぎませんが、米国をはじめ >世界が日本をどのように見ているかを如実に知らしめる一例と認め >ざるを得ません。 この部分がすみませんがよくわかりませんでした。 単なる一報道に過ぎない、とおっしゃりつつ、 世界が日本をどう見ているかの証左、とおっしゃる。 どっちなんでしょうか? ゆきりんさんやYOTAさん、他のかたもご指摘ですけど 普段ちょっとチェックしていれば「あーまた大西記者か」と 思うのが自然だと思います。 わたし的には、朝日新聞のダブル本田氏同様、「目立つ」記者 のひとり、という認識です。 NYタイムスは確かに伝統ある新聞ですが、朝日新聞米国版 として認識されています。 わかりやすく言えばブッシュ政権が大嫌い、ヒラリー・ クリントンが大好きでヨイショしまくり。 米国の中に確実に存在する層の「日本が嫌い」オーラを いかんなく紙面に発揮してます。新聞だって商売ですもんね。 つまり、NYタイムスの今回の記事だけで、世界が日本を どう見ているかなんてことを判断、悲観するのは あまりにもナイーブだ、と。 週末、たまたまバーベキューパーティでこの話題が 出ましたが、アメリカ人にまで同情されて、情けない 思いをしました。 > 町村大臣率いる無能官僚集団が、小泉首相に対するおもねりから >発したポーズとしか思われませんが、その結果、世界の失笑を買う >ことに対する無神経には驚かされます。 町村大臣は常任理事国入りが果たせないなら、世界第二位の 国連拠出分担金を減らす方向も検討する、と発言しましたね。 確かに外務省や官僚には不満爆発ですけど、言うべきことは 言ってますよね。これまでの外務大臣はひと言も言って来なかった ことも。無能で斬っておしまいなのではなく、特にそこから先を 国民はチェックすべきだと思ってます。 若い人は別にして、今から国家公務員T種試験を受けて 彼らの代わりに働くことは現実的には不可能なんですから。 |
>ゆきりんさんやYOTAさん、他のかたもご指摘ですけど >普段ちょっとチェックしていれば「あーまた大西記者か」と >思うのが自然だと思います。 ごく、ごく普通の人は「あーまた大西記者か」とは言わない、なぜか。 |
▼石頭の息子さん: >>ゆきりんさんやYOTAさん、他のかたもご指摘ですけど >>普段ちょっとチェックしていれば「あーまた大西記者か」と >>思うのが自然だと思います。 > >ごく、ごく普通の人は「あーまた大西記者か」とは言わない、なぜか。 ごく、ごく普通の人は、自分の頭で考えて、自分で判断するから。 |
>ごく、ごく普通の人は「あーまた大西記者か」とは言わない、なぜか。 それこそ、メディア・リテラシーも何も無く『外国メディアがこう書いている!』と有難がって鵜呑みにするからでしょう。 ちなみに、それが無知と偏見から出来上がったシロモノであることを半ば知っているにも関わらず、自分の主張に都合がいいからと言って持ち出そうとする人間は『ごくごく普通の人』とは言わない。 |
▼YOTAさん:こんにちは。 >>ごく、ごく普通の人は「あーまた大西記者か」とは言わない、なぜか。 > >それこそ、メディア・リテラシーも何も無く『外国メディアがこう書いている!』と有難がって鵜呑みにするからでしょう。 鵜呑みにする人もいれば、それをカモにしちゃう人もいます。 森田実氏のように外国メディアの記事を恣意的に訳しちゃったり とか。もちろんあっちこっちで火の手があがってましたけど(苦笑)。 今は各国語を無料で即座に翻訳してくれるサイトもありますし、 「自分のアタマで考える」のなら、そこから当たってみたほうが 早い場合もあるんじゃないかとも思います。 わたしの母ですらフランクフルター・アルゲマイネとかを 無料翻訳サイトで四苦八苦しつつ理解に努めているようです。 本人はボケ防止のつもりですがマミィ、頑張って〜です。 |